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    元スレ新ジャンル「アメーバ」

    新ジャンル覧 / PC版 /
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    251 :

    このドジっ子め!

    252 = 1 :

    ブオーン

    「だけどMI☆KA☆TAwwwwww」

    「侍はどちらでwwww会えwwwwますかwwww…っと、で姉さん」

    「な、何かしら?」

    「今日は一体どうしたんですか?急に改まっちゃって、らしくないですよ」

    「…なんでもないわよ、ちょっと気分転換でもしようと思って」

    「あれ?話したい事があったって…」

    「まああるっちゃあるけど…
      それよりも酔い止め薬ない?ちょっと酔っちゃった」

    「あ、はいあります」スッ

    「水は?」

    「俺の飲みかけジュースで良いなら」スッ

    「はい」

    サー… キュッ ゴク、ゴク、ゴク、… キュッ

    (やべぇwwwww間接キスktkrwwwwww)

    「ありがと、優しいわね」スッ

    「いえ、これくらい別に」(やっべwwww優しいとか言われた件wwwwどうしよwww)

    253 = 1 :

    ブオーン

    「で、今から何を食べに行くの?」

    「あー、そうですねー何処に行きましょう」

    「まだ決めてないの!?」

    「色々考えてますけどね、何処がいいか悩みます」

    「…じゃあ朝だしさっぱりしたものが食べたいわ…」

    「豚カツでも食いに行きます?」

    「人の話聞いてた?」

    「すいません、ちょっと馬鹿なもんで」

    「…じゃあうどんでも食べに行きましょう…釜揚げで良いわよ」

    「あーこの辺にうどん屋ってありましたっけ?」

    「さっき良い店知ってるって言ってたじゃない!?」

    「すいません、うどん屋は知らないです」

    「…じゃあ何処の店を知ってるの?」

    「豚カツ屋っスね」

    (…ああ…コイツは駄目だ…)

    「もういいわ…そこへ連れて行って」

    「合点承知」

    254 = 1 :

    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

    チビ「…豚カツ屋に入ったね」

    タクシー「自分も食いたいっス」

    チビ「…私もお腹すいてきちゃった」

    タクシー「中に入って食べやせん?カウンター止めときやすんで」

    チビ「そうだね…食べようか」

    タクシー「御意」

    チビ「…その御意って言うのなんとかならないの?」

    タクシー「これが自分の持ち味なんで」

    チビ「…業界の人も大変なのね…」

    タクシー「…真に…」

    255 = 1 :

    ~友サイド~

    豚カツ屋「ご注文お決まりですか?」

    「あ、じゃあA豚カツ定職で」

    「…私は味噌汁とライスだけでいいわ…」

    「豚カツ食べないんですか?美味しいですよここの豚カツ」

    「…良いわよ…」

    豚カツ屋「かしこまりました、少々お待ちください」

    「分かりました」






    チビ「じゃあ私は豚カツB定職」

    タクシー「自分はスペシャル豚カツ丼で」

    豚カツ屋「は、はい…」(小さな女の子と…ヤクザ?)

    チビ「おっきいの食べるねー」

    タクシー「自分、腹が減っていやしたんで」

    豚カツ屋(ヤクザが女の子に敬語を使ってる…)

    256 = 1 :

    少し休憩しますね。

    257 :

    >>256
    お疲れ~

    258 :

    何度見てもVIPでスレが落ちまくって諦めてたけどこっちに移住してたんですね
    こっちなら落ちるとか心配ないしゆっくり楽しませてもらいますね

    259 :

    今後タクシーがどう展開していくか
    レギュラーっぽくなりそう

    261 = 259 :

    >>258
    普通俺なら諦めるけどね、ああ何度も落ちてると
    大したもんだ

    262 :

    豚カツ屋「お待たせ致しました、A豚カツ定食と味噌汁とライスです」

    「あ、A豚カツ定食は俺の方で味噌汁とライスはこちらの方へ」

    豚カツ屋「かしこまりました」



    「…」ガツガツガツガツ

    「…」パクパク

    「美味しいでしょ?」ガツガツ

    「そうね…」パクパク(味噌汁とご飯だけだから評価のしようがないけど…)

    「ちょっとそっちの醤油とってくれません?」

    「はいはい」スッ

    ガッチャーン

    「…ッ!」ズキッ

    「大丈夫ですか姉さん!?」

    「ご、ごめんなさい…少し手が滑ってしまって」

    「良いですけど…すいません、フキン貸してもらえますかー?」

    豚カツ屋「お持ちします!」

    263 = 1 :

    チビ「あ、姉お姉ちゃんが醤油落とした」ガツガツ

    タクシー「どうでもいいですけど姉お姉ちゃんって紛らわしいですね」ガツガツ

    チビ「仕方がないじゃない?タクシー君」ガツガツ

    タクシー「いい加減タクシー君って呼ぶのやめてもらえやせんかねぇ」ガツガツ

    チビ「ああ、ごめんごめん。名前のところにタクシーって書いてあるからついそう呼んじゃうんだよ。『相模君』」ガツガツ

    相模「チビ女さんには敵いやせんねぇ…名前欄変えときやした」ガツガツ

    チビ「タクシー君って呼ぶの気に入ってたんだけどな」ガツガツ

    相模「パシリ君みたいでそれはちょっと…あ、すいません豚カツ丼もう一つおかわりお願いします!」ガツガツ

    豚カツ屋「あ、はい只今!」

    264 = 1 :

    豚カツ屋「フキンお持ちしました~」

    「はいはいありがと」

    「自分で拭くわ…落としたの私だし」

    「いえいえお気になさらず。それより、どうかしたんですか?」フキフキ

    「な、なんでもないわよ…」

    「ふーん…?」フキフキ

    「ちょいと腕失礼」ガバッ

    「な、何すんのよ!!」

    「…!」ジー

    「これは…?」

    「…この前、階段から落ちて骨折したのよ」

    「へぇ…?その割にはアザが色々あるみたいですけど」

    「転げ落ちたから色々ぶつけちゃって…」

    「ふーん」

    265 = 1 :

    チビ「…なんか友お兄ちゃんが姉お姉ちゃんの手を掴んで見つめてるんだけど」ガツガツ

    相模「なんかあったんでやすかねぇ…しかしここの豚カツ丼旨いですね」ガツガツ

    チビ「相模君、食べてばっかりじゃない」ガツガツ

    相模「チビ女さんこそ、ほっぺたにご飯粒ついてやすよ」ガツガツ

    チビ「…!つ、つけてるのよ!これは」

    相模「お洒落ですね」ガツガツ

    チビ「あれ、相模君のほっぺたにもついてるよ?」ガツガツ

    相模「えっ!!?!??本当でやすか!!!???」

    チビ「嘘だよ嘘。本当に馬鹿なんだから」ガツガツ

    相模「…チビ女さんには恐れおののきます」ガツガツ

    266 = 1 :

    昼ご飯を食べてきます。

    267 :

    >>266
    お疲れ~
    偶然見に来てみたら1が来てたw
    しかし、この時間に昼ご飯……だと……

    268 = 1 :

    ご馳走様

    >>267
    用意してあったんですけど食べるのを忘れてて…
    続きを書き上げます

    269 = 1 :

    「…」

    「…」ガツガツ

    「…」

    「…ねぇ、姉さん」

    「…な、何よ」

    「言いにくい事かもわかんないですけど、言うだけで案外楽になることもあるっスよ?
      大体今日は俺に話をしたくて呼んだんじゃないんスか?」

    「…」(今更間違えたなんて言えないわね…)

    「そうね…急に呼び出して何も話さないのも失礼だし」

    「俺もこう見えて案外人の話を聞くのは好きなんスよ。
      口も堅いですし、どうぞ話して下さい」

    「…分かったわ」

    270 = 1 :

    非常に今更だけど
    このスレ新ジャンルでは無いよね

    271 = 1 :

    ちゃりんちゃりーん

    豚カツ屋「いらっしゃいませー」

    「…ここは豚カツ屋か?」

    豚カツ屋「は、はい。豚カツ関係の料理を出させて貰ってます」

    「…そうか。久しぶりに外に出て疲れた、適当に豚カツ定食でも貰おうか」

    豚カツ屋「かしこまりました。直ぐにお持ちしますので、3番テーブルにてお掛けください」

    義時「…さあてどうしてくれようか」

    272 :

    やばいじゃないか

    273 = 1 :

    ~1時間前~

    「行ってきます!」

    義時「行って来い、また夜にな」

    「分かった!」

    ガチャ バタン



    義時「…俺の記憶が正しければ姉は今日仕事が無かった筈だ」

    義時「口裏を合わせている可能性もあるが、see&sawに電話して確認しようか」

    トゥルルルル…トゥルルルル…

    店長『はいこちらsee&saw』

    義時『すいません、姉の亭主のもんですが…内の嫁、今日そちらで働く予定になっていますかねぇ?』

    店長『ああ、姉の夫さんですか。
       …?姉は今日オフですが』

    義時『…そうですか。分かりました』

    店長『いえいえ』

    ガチャ

    義時「…あのアマ、また『お友達』と遊びに行きやがったな…!」

    274 = 1 :

    トゥルルルル…トゥルルルル…ガチャ

    『どうしました?』

    義時『今すぐ若い衆全員に姉の所在を調べさせろ』

    『は?』

    義時『俺に同じ事を2回は言わせるなよ…?』

    『…!は、申し訳ございません!』

    義時『まだ姉はこの家を出て少ししか経っていない、家の近くに居る筈だ。探せ!』

    『分かりました!直ぐに組総力を挙げて探し出します!』

    ガチャ

    義時「見つけたら『おしおき』だなぁ…?姉…」

    275 :

    やばいじゃないか

    276 = 1 :

    義時「…さて、俺も久しぶりの外出だ。準備をするか」

    シュッ サー ピシッ

    義時「ったく姉の奴、どこほっつき歩いてんだ…」



    トゥルルルル…トゥルルルル… ガチャ

    『姉さんの所在を掴みました!』

    義時『早いな…何処だ?』

    『そ、それが…まだ組長のマンションの前に居るみたいです』

    義時『何…?分かった、裏口から出てお前の車に乗せろ』

    『それは良いですけど…組長、病気の方はよろしいので…?』

    義時『俺は大丈夫だ。無駄な気遣いは必要ない』

    『…わかりました。裏口付近でお待ちしております』

    ガチャ

    義時「まだマンションの前に居るだと…?姉、何を考えている…?」

    277 = 1 :

    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

    ガチャ バタン

    義時「今姉はどうしてる…?」

    「それが…携帯片手に、未だに動きません」

    義時「ふうん…?姉はこの寒い中マンションの前で座っているのがそんなに面白いか」

    「…」

    ブオーン…キキィーーーッ!

    義時「…?何だ?」

    「分かりません…赤のアルファロメオ、あれは'90製ですね」

    義時「そんなことはどうでもいい…」

    ガチャ

    「あっ!今中から若い男が出てきました!」

    義時「男…だと!?」

    「今二人で話し込んでいます、何を話しているかは聞き取れません」

    義時「あのアマ…!最近帰ってくるのが遅いと思ったら若い男と一緒に居やがったのか!」

    「…何を話しているんでしょうかねぇ。車にも乗らずこんな寒い中」

    義時「糞が…殺してやる…」

    278 = 1 :

    ガチャ バタン ブオーン

    「あ、動きました!」

    義時「追え、絶対に見失うなよ!」

    「分かりました」

    ブオーン

    義時「あの車のナンバーを教えろ」

    「○○…き…1○-○3…ですね」

    義時「よし」

    トゥルルルルル……トゥルルルル…ガチャ

    『はい、どうされました?』

    義時「至急今から言う車のナンバーを調べ、所有者を確認しろ」

    『分かりました、何番ですか?』

    義時「○○…き…1○-○3 だ」

    『分かりました。直ぐに調べます』

    義時「所有者を確認したらそいつの経歴や情報を全て炙り出せ。残さずだ」

    『仰せのままに』

    プッ ツー…ツー…ツー…

    279 = 1 :

    ブオーン…

    義時「アイツら…何処へ行く気だ…?」

    「こっち方面は特に何もないと思うんですがねぇ…
     あと、組長」

    義時「なんだ?」

    「…自分達以外にも、何か姉さん達を追っているような車両があるのですが」

    義時「若い衆じゃないのか?」

    「いえ、そうではなく…タクシーですかねアレは」

    義時「はぁ?タクシー?」

    「偶然かもしれませんが…行く方向がいちいち自分達と同じなので邪魔になります」

    義時「ふぅん…気になるが、無視しろ。今は前の車の動向だけに集中するんだ」

    「…分かりました」




    チビ「ねぇタクシー君、あの二人何処へ行くんだと思う?」

    タクシー「そうですねぇ…見当もつきやせん」

    チビ「そんなに急いで追ってる訳でもないし暇だね」

    タクシー「自分は追うだけで手一杯ですがね」

    チビ「何か音楽かけてくれない?なんかある?」

    タクシー「八代亜紀なら」

    チビ「…やっぱりいいや…」

    280 = 1 :

    ブオーン

    義時「…」

    「…」

    義時「まだ奴らは止まらないのか?」

    「…同じところをグルグル回ってる辺り、道に迷ったのかと」

    義時「糞…!イライラする」

    「何がしたいんでしょうかねぇ…あっ!」

    キキィーッ!

    義時「どうした!?」

    「…すいません組長、タクシーに行き先を妨害されて曲がれませんでした」

    義時「見失ったのか!?」

    「はい、すいません…」

    義時「ッ…!直ぐに若い衆に探させろ!見失うなと言っただろうが!!」バシン

    「…ッ…!すいません!すいませんでした!」

    義時「この能無し!ボンクラ!役立たずが!」

    「すいません!すいません!」





    チビ「なんか今、他の車を妨害したような気がしたけど」

    タクシー「気のせいじゃないですか?」

    チビ「そうだよね、気のせいだよね気のせい」

    281 = 1 :

    休憩します

    282 :

    オゥオゥ

    284 :

    トゥルルルルルルルル…トゥルルルルルル…ガチャ

    「先程のナンバーの情報を洗いました」

    義時「ご苦労。結果を報告しろ」

    「運転手は『平賀 友』、本人はいたって普通のサラリーマンですが実家が結構な金持ちのようですね」

    義時「ボンボンか」

    「尚、平賀は姉さんの弟と小学生の頃から交流があるそうで」

    義時「…成る程」

    「調べによると、最近小さな女の子と同居したみたいですよ。
     噂では溶けるんだとか」

    義時「溶ける?」

    「この辺は良くわかりませんが、なんでも分裂や融解、挙句の果てに変化までするらしいです」

    義時「からかってんのか?」

    「残念ながら事実です」

    義時「…ふぅん…」

    「しかし何故こんな男の情報を?何かあったんですか?」

    義時「実はウチの姉がその男と浮気をしているやもしれんでのお、
       どうしようかと思ってたところだ」

    「姉さんが!?」

    義時「最近帰ってくるのが遅いと思ってたらアイツ男なんか作りやがって…」

    「そ、そうですか…平賀の事についてですが、どうしましょうか?」

    義時「実家は何処にある?」

    「関西の…京都です」

    義時「実家の情報も洗いざらい調べ上げろ」

    「はっ」

    ガチャ ツー…ツー…ツー…

    285 = 1 :

    あ、↑の会話は電話での会話なので「」ではなく『』でした。
    脳内補完お願いします

    286 = 1 :

    義時「おい」

    「は、はい!」

    義時「姉の所在はまだ掴めねぇのか?」

    「只今全力を以って調べております!」

    義時「早くしてくれよ…俺は一刻も早くその友とやらに会いたいんだ、わかるだろ?」

    「申し訳ございません!只今!」

    トゥルルルルルル…トゥルルルルル…ガチャ

    『やっと掴めたか!何処だ!』

    『…何ぃ!?豚カツ屋!?』

    『…こんな朝っぱらから豚カツ食いに行くのか…分かった、直ぐ行く』

    ガチャ ツー…ツー…ツー…

    「近所の豚カツ屋に入ったそうです」

    義時「そうか。行け」

    「かしこまりました!全速で行きます!」

    プオーーーーーン…

    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

    287 = 1 :

    豚カツ屋「只今お持ちしました、豚カツ定食です」

    義時「ありがとう。なかなか旨そうじゃないか」

    豚カツ屋「あ、ありがとうございます!ごゆっくりお召し上がり下さい」

    義時「ああ」

    豚カツ屋(またヤクザ…今日はどうしたんだろう…)

    スタスタ

    義時(…姉、一体何を話している?ここからじゃよく聞こえねぇな)

    義時(まぁ…何を話していようと、ウチの姉を盗ってくれた平賀には良い思いをさせてやらないとな…
       覚悟しとけや、平賀…へっへっへ…)



    相模「…チビ女さん」

    チビ「んー?どうしたの?」ガツガツ

    相模「どうやら自分たち以外にも姉さんを追っている人が居るみたいです」

    チビ「うん…なんとなくそんな気配を感じた。あそこの極道面の人じゃない?」ガツガツ

    相模「知っているんですか?」

    チビ「知らない。どんな人?」ガツガツ

    相模「うろ覚えですが、見覚えがありやす」

    相模「…この界隈を仕切っている暴力団『広中組』の頭、じゃないでしょうか」

    チビ「広中…?姉お姉ちゃんと同じ苗字じゃないの」ガツガツ

    相模「それは知りやせんが…あまり良い噂は聞きやせんよ」

    チビ「詳しく教えてくれない?」ガツガツ

    288 = 1 :

    相模「『広中組』は、規模はそこそこある見たいですがやっている事がゴロツキと変わりやせん」

    相模「美人局、詐欺、強姦、恐喝、窃盗、薬…ゴミみたいな事でシノギをしているみたいですね」

    チビ「最近の極道には仁義ってものがないからね…んで、あの男がそこの組長さんなの?」

    相模「恐らく。ただ、最近では病気にかかってしまい家で嫁さんと一緒に休養をしている筈ですが…」

    チビ「ふぅん、『嫁』ねぇ…」

    相模「噂では奴はDVの限りを尽くしているみたいですよ」

    チビ(…姉お姉ちゃん…?)

    相模「心当たりがあるんですか?」

    チビ「…実はね、そのゴミみたいな組の組長さんがあそこに座ってる姉お姉ちゃんの亭主かもしれないの」

    相模「なんですって!?」

    チビ「ちょっと見ちゃったんだけど、腕とかいろいろなところにアザが出来てるのを見たわ」

    相模「…!で、さっき言ってた広中って名前は…」

    チビ「嫌な予感が当たっちゃったね…」

    相模「…このまま放っておけば姉さんは確実に死にます」

    チビ「そこまで酷いものなの?」

    290 = 1 :

    相模「広中は相当狂ってやすからね…殺してもおかしくはありやせん」

    チビ「そんな…」

    相模「殺しても部下が沢山居るので、部下に罪を受けさせて逃げるでしょう」

    チビ「…」

    相模「今すぐ姉さんを保護しないと…!」

    チビ「待って!」

    相模「?」

    チビ「今いきなり動いても姉お姉ちゃんに迷惑をかけるだけ、友お兄ちゃんも横に居るんだし」

    相模「…」

    チビ「多分私の勘が当たっていれば広中は動く筈。広中がなんらかのアクションを起こしてから私たちも動こう」

    相模「…チビ女さんがそういうのなら」

    チビ「…とりあえず相模君は広中の動きを見ておいて。私はこの豚カツを食べるから」ガツガツ

    相模(飯を食いたいだけなんじゃないですか…?)

    291 = 1 :

    >>289

    ~男宅~

    「…」Zzz…Zzz…

    店員「…」Zzz…Zzz…

    (糞…こいつら早く起きろよ…マジで…もう朝の10時だぞ…)

    292 = 289 :

    >>291
    店員の存在を忘れてたwwwww

    293 = 1 :

    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

    「…と、こういうことがあった訳」

    「…じゃあ姉さんの夫の義時って野郎が姉さんに暴力を加えている、と!?」

    「まあ、そういうことね」

    「な、なんだって…!そんな男、俺がぶっ飛ばしてやりますよ!今何処に居るんですか!?教えて下さい!」

    「ちょ、ちょっと待って!」

    「なんですか!?俺ぁそーゆー野郎がいっちばん嫌いなんス!女子供相手に暴力ふるって
      快楽を得るっつーその発想が!叩きのめしてやりますよ、俺こうみえても小学校の頃に少林寺拳法を…」

    「…」ガシッ

    「?」

    「落ち着いて聞いて頂戴」

    「は、はい」

    294 = 1 :

    「私だって、私だって別れたいわ。そんな人に愛情なんてないんだし、別れて終われるならさっさと終わるわよ」

    「…なんで別れないんスか」

    「…あの人が許してくれないからよ」

    「そ、そんなの関係ないじゃないですか!実際姉さんは暴力を受けているんだし、別れて当然でしょ!?」

    「法律ではそうよ…別れれて当然だわ」

    「じゃあ何故…」

    「義時さんはヤクザなのよ」

    「ヤクザ…?」

    「もし私が義時さんと別れるとして。離婚するだけなら出来るわ」

    「…」

    「でも、その後の事を考えて」

    295 = 1 :

    「…あ」

    「分かった?
      離婚するだけなら出来るわ、法律でそう決まってるんだもの。慰謝料も取れる。
      でも、別れてからが大変よ」

    「義時さんはこの辺りの町を仕切っているヤクザよ。
      部下が何をしてくるか分からない」

    「そんな…」

    「多分義時さんにされたのより酷い事をされるでしょうね」

    「…」

    「だから…だから、別れたくても別れられない…耐えていくしかないのよ」

    「…姉さん」

    「?」

    「俺が姉さんの事を守ります」

    「な、何言ってんの…?」

    「…今なら言えます、姉さん。
      俺は中学校の頃から姉さんが好きでした。中学在学中は姉さんは先輩でしたよね。
      同じ部活に入っていて、姉さんは良くしてくれました。
      高校に入ってから、俺と姉さんは別々になりました。それでも、それでもまだ姉さんの事を忘れられないでいました。
      そして高校を卒業してから2年が経った今。また姉さんとこうやって会話が出来て嬉しく思っています。
      …姉さん、そんな男と別れて俺と結婚してください」


    「…と、友君…」

    義時「はーいストップ、泣ける愛の告白はそこまでだよー」

    、友「!!!!!!?????」

    296 = 1 :

    お風呂に入ってきます

    297 :

    >>296
    乙カレー


    作者パワーで姉さんに救いを……(´・人・`)

    298 :

    「新ジャンル・アメーバ」の中だと義時が唯一普通な名前だよな

    299 = 282 :

    足利義時

    300 :

    >>298
    姉夫 でも良かったんですけど、姉が可哀想なので普通の名前にしました。
    相模については、苗字で呼ぶキャラクターにしたかったので普通の苗字です
    一応キャラクター全てに苗字を付けていますがそれはまた別の機会に…

    続きを書きますね


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