元スレ小鳥「今日は皆さんに」 ちひろ「殺し合いをしてもらいます」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
401 :
真美はゲームに勝ったとしても精神病みそうだな
402 :
乙
日曜日の投稿に期待
403 :
地面に置かれた探知機・・・
いおりん捨てちゃった?
404 = 371 :
きらりとかな子は気づかない程度には隠れられていた2人をあっさり看破し戸惑いなく引き金を引き片方射殺した上小鳥のようなその後の撃ったこと対する後悔が微塵もない
本気も本気だな こっちも会った相手が悪かった
405 :
いおりは今何を考えているのか…
自分は美波を騙した
探知機を持っているから346の誰かが先に殺されたことも知っているかもしれない…
406 :
乙です
杏から漂うラスボス臭
407 :
だいぶ精神にクるけど怖いもの見たさなのかなんなのか、読むのをやめれない
408 :
無害な参加者を1人減らしたことと346最高戦力候補を本気にさせたことじゃ釣り合わん ピヨが卯月を射殺したのは戦略的には大失敗だったな
409 :
合流される前にショットガン回収は大きい
探知機と合わせたら無敵
410 :
乙
更新版
協調路線
灯台組…春香 千早 美波 アナスタシア
律子組…律子 莉嘉
脱出優先
杏組…杏 きらり かな子 (サブマシンガン所有)
李衣菜組…李衣菜 みく 蘭子
小鳥組…小鳥 貴音 響 やよい(ショットガン及び日本刀所有)
伊織組…伊織 真美(探知機所有)
美希
中立
凛組…凛 智絵里(拳銃所有)
雪歩(探知機所有)
あずさ
不明
みりあ
未央
真
死亡
卯月(小鳥により射殺)
亜美(杏により射殺)
小鳥の最善手は卯月が逃げた時に杏のほうを撃つことかねえ まあ後の祭りだな
411 :
仮に勝ったとしても途中で死んじゃったものは事故死などとか思い込むように記憶操作されんだろ?
真美の場合いくらそうなっても違和感を覚えて本当のこと思い出しそう
もし、真美が記憶取り戻し復讐するってなったら、こんなゲームをやりだした運営にするのか、亜美を殺したアイドルがいた346に何かしらやるのか…
412 :
>>403
伊織のは346と765メンバーを探知できる(美波から奪ったもの)
雪歩のは346メンバーのみ探知できる
真美のは765メンバーのみ探知できる
なのでは?
413 = 411 :
>>412
真美は鎌なんだが…
探知機は雪歩と伊織(美波)のだけだが
414 = 408 :
探知機は双方のチームの現在地がわかる
探知機は双方に一つずつ配布されている
346は美波が765は雪歩に配布された
伊織は美波の探知機を奪った
伊織は亜美の死に際に遭遇し亜美の手を握るため探知機を地面に置いた→捨てたわけではない
探知機には生命反応が2つ→亜美が間違いなく死亡したことを表している
全部普通に書いてあることだけどなんで理解出来ないんだ
415 :
みんなそれぐらい分かってるから相手にしなくていいぞ
416 :
Pは文盲、はっきりわかるね
417 = 410 :
モバPは字が読めない
418 :
字が読めないのはきくうしさまだけで十分だろ
419 :
亜美真美pのワイ、死ぬ
頼むから真美には生き残って欲しい
420 = 411 :
>>419
sageれないんだしそのまま逝けばいいじゃん
421 :
瀬戸物と瀬戸物と
ぶつかりっこするとすぐ壊れちゃう
柔らかくなるのです馬鹿共
422 :
漫画板のバトロワしか見たことないけど、あれは運営をヤって最終的に生き残ったの二人だったよな
423 :
>>422
つまりちひろを犯れば二人ほど助かるかも……?
424 = 411 :
>>423
なんでや!(今回は)ちひろ関係ないやろ!
425 :
>>422
映画も漫画と同じだった様な気がする
生き残ったの藤原竜也と前田亜季だけじゃなかったっけ?
426 = 423 :
>>424
765PとモバPの心が救われるかもしれないだろ?
427 = 411 :
>>426
モバPはわかるが765Pの心は救われるのだろうか
428 :
お前ら雑談好きだな
429 :
期待してるぜ
430 :
武器補足
灯台組 モーニングスター、モップ
小鳥組 ショットガン、ボウガン、改造スタンガン、バール、日本刀
杏組 サブマシンガン、催涙スプレー
李衣菜組
フライパン、不明2(蘭子、李衣菜)
伊織組 探知機、鎌?、ゴルフクラブ?、スタングレネード?
雪歩 探知機
あずささん フッ酸
美希 金属バット
凛組 サバイバルナイフ、拳銃
431 :
これチーム戦だから本家と比べると生存者増えやすいわけだし少しでも多く生きて欲しいなぁ 杏小鳥李衣菜貴音はデスゲーム系ではほぼ確実に死ぬ立ち位置だから尚更
432 :
伊織も死ぬやろね
433 :
杏みたいに覚悟決めたら強いのはやよいや真美ぽいよな、やよいはともかく真美はこれからどうするのか
434 :
このゲームの真相はなかったことにされるんだろうけど、小梅あたりは「あの子」を通して真実知ってしまいそう
435 :
17:20 菊地真
真「……ふー……」
ようやく目的の場所に辿り着き、真は深く息を吐いた。
体力的には問題ないが、やはり精神的な辛さがある。
森の中を神経を張り巡らせて歩くのは本当に疲れた。
周囲にはそれなりに民家があるようだが、やはり住人の気配はない。
しかし屋根のある場所で寝られそうなのは助かった。
真はそう気を緩めかけたが、次の瞬間それを反省した。
「動くな!!」
少し離れた位置から聞こえたその声に、真は反射的に目を向ける。
するとそこには、片手に手のひらサイズの何かを握ったアイドルが立っていた。
436 = 435 :
未央「これ何か分かるよね!?
何か変な動きをしたら、このピンを抜いてそっちに投げる……!
それが嫌なら言う通りにして!」
そう言って未央が顔の高さに掲げているものに真は見覚えがあった。
『手榴弾』
映画などでよく見る物の、恐らく実物が、今目の前にある。
そしてその脅威が自分に向けられようとしている。
未央が立っているのは建物の陰を一歩横に出たところ。
投げた直後すぐに隠れることのできる位置だ。
対して真の周りには、遮蔽物になるものは何も無かった。
未央との距離も決して近いとは言えない。
未央はこのタイミングを狙っていた。
相手が自分の指示に従わざるを得なくなる、この状況を。
437 = 435 :
真「っ……その前に聞かせて。君は、ボク達と戦うつもりなの?」
未央「戦うよ……! それしか方法はないんでしょ!?」
戦う意思を問われ未央は即答する。
仲間のため、あるいは自分のために戦う覚悟は既に出来ている。
真はそう思うと同時に、鉈を握る右手に力が入るのを感じた。
そしてそれを知ってか知らずか、未央は再び叫ぶ。
未央「まずはその武器を地面に置いて!」
その指示に、真はゆっくりと鉈の位置を下ろしていく。
未央は相手が指示に従い動き始めたのを確認し、
未央「武器を置いたら、次は……」
と「次」を指示しようとした未央だが、その続きが口から出ることはなかった。
鉈を地面に置こうと屈んだはずの真は次の瞬間、
曲げた膝を思い切り伸ばして未央に向かって全力で走り出した。
438 = 435 :
未央は、真が指示に従わない可能性も当然考えていた。
だがこれは完全に想定外だった。
背を向けて逃げるなら分かる。
それならまだ良かった。
しかし真の取った行動は真逆。
この真の行動に未央は一瞬ぎょっとする。
が、判断は早かった。
あるいはほぼ反射のようなものだったのかも知れない。
ピンを引き抜くと同時に右手を振りかぶる。
そして躊躇することなく、未央は迫る真に向けて手榴弾を投げた。
だがその直後の真の行動は再び未央を硬直させた。
真は一瞬深く息を吸ったと思えば、
自分に向かって飛んできた手榴弾を、思い切り上空へ向けて蹴り飛ばした。
439 = 435 :
未央は思わず手榴弾を追って目線を上げる。
しかし真は違った。
視線は真っ直ぐ固定され、
蹴り上げた足をそのまま未央へ更に接近するために踏み込む。
そして遥か上空で手榴弾が爆発した時、真は既に未央の目と鼻の先に居た。
未央「ッ!?」
真「はあああああッ!!」
次の瞬間、未央の即頭部を強い衝撃が襲う。
真の強烈な上段蹴りを食らった未央は勢いよく倒れ、そのまま数メートル地面を転がった。
だが、今度は真の目が驚きに見開かれた。
440 = 433 :
実際手榴弾はすぐには爆発しないらしいね
大体6秒くらいかかるしピンを戻せば爆発しないとか
441 = 435 :
未央「っ、ぐ……!」
成人男性すら一撃で昏倒させる真の蹴り。
それを食らった未央はしかし、ふらつきながらもすぐに立ち上がる。
直撃であれば当然、今頃未央の意識はないだろう。
だが真には見えていた。
完全に不意打ちだったにも関わらず、
未央は驚くべき反応速度で腕を上げて衝撃から頭を守ったのだ。
これは一筋縄ではいかないかも知れない。
頭部に少しでもダメージが残っているうちに無力化した方が良い。
そう思い、真は鉈を地面に置く。
そして自分が最も慣れた空手の構えを取った。
しかしその時、真は未央の背後から一つの影が現れたことに気付いた。
未央は真に一瞬遅れて気配に気付き後ろを振り向く。
そこに立っていたのは、バットを振り上げた美希だった。
442 :
なんかこう…765応援してしまう
443 = 435 :
未央「ぅあッ!?」
咄嗟に未央は横へ飛び、受身を取る余裕もなく地面に倒れこむ。
それと同時に、一瞬前まで未央が立っていた位置にバットが振り下ろされた。
真「み、美希……!?」
美希「真くん! 話はあと!」
自分の名を呼んだ真を美希は制した。
その目は未央に固定されている。
未央は敵が一人増えたことを確認し、必死に次の行動を選択した。
相手はあの菊地真と星井美希。
しかも自分は丸腰で、ここで立ち向かっても返り討ちに遭うだけだ。
逃げるしかない。
そう判断し、未央は二人から距離を取るためすぐに立ち上がる。
しかし二人に背を向けた直後
未央の目に飛び込んできたのは、民家の壁だった。
444 = 435 :
咄嗟のことだったとは言え避けた方向が悪かった。
未央は今、完全に退路を絶たれてしまっている。
そしてそんな未央に二人は、特に美希は、
圧倒的な威圧感を持ってジリジリと攻め寄っていく。
未央「っ……はあっ、はあっ、はあっ……!」
壁を背にし、未央の呼吸と心臓は急激に加速する。
目にはいつの間にか涙が浮かび始めている。
そして美希のバットを持つ手が動いたその時。
未央はぎゅっと目を瞑って、叫んだ。
未央「ま、待って!! お願い、待って!!」
それを聞き、美希はぴくりと眉を動かし手を止める。
未央はこの機を逃すわけにはいかないと、
美希と真の間に視線を忙しく左右させ、そして必死な形相で、
未央「こ、殺さないで、お願い! なんでも、なんでもするから!!」
445 = 435 :
命乞い。
少し前までとは打って変わって、完全に怯え切った表情を浮かべての必死な懇願。
これを見て真は、少し前まで自分が抱いていた敵意が薄れていくのを感じた。
微かな困惑の色を浮かべ、空手の構えを解く。
そして美希にチラリと視線を向ける。
だが美希はただ黙って、未央をじっと見続けていた。
未央「お、お願い、本当、なんでも……そ、そうだ! 私、人質になる!
私のこと、利用していいから! そしたらホラ、他の子を脅したりとかできるでしょ!?
そしたらもっと戦いやすくなると思う! ね!?」
美希「……それ、何か意味あるの? 人質になってミキたちが有利になって、
それで346プロが負けたら結局死んじゃうのに?」
未央「い、いい! 今死なないで済むならそれで良い! だから、お願い!」
美希「……」
446 = 435 :
仲間を裏切るような真似をしてまで延命を乞う未央を、美希は無感情な目で見続ける。
美希が何を考えているのか、未央にはもちろん、真にも分からなかった。
そして真はそんな美希の沈黙に耐えられなかったのか、
美希の反応を窺うように声をかけた。
真「ね、ねぇ美希。ボクとしては、この子を人質にするのはアリだと思うんだけど」
美希「……そうなの?」
返事はしたが、美希はやはり未央から目を離さない。
真は美希の横顔に向けて、続けた。
真「うん……。人質が居た方が今後やりやすくなるっていうのはその通りだと思うし……」
そこまで言って、真は美希の反応を待つ。
美希はやはり黙って未央を見続け、そして、呟くように言った。
美希「いいよ。じゃあこの子、人質にしよう」
447 = 435 :
未央「……!」
真「じゃ、じゃあ」
美希「でもこのままじゃ駄目なの。せめて両手くらいは動かせないようにしなきゃ」
未央と真が何か言う前に美希はそう続けた。
確かに人質を自由に動ける状態にしておくのは賢明ではない。
それは真も納得した。
しかし、
真「動かせないようにって……でも、どうやって? 何か縛るものが無いと……」
美希「ミキ的には、骨を折っちゃえばいいって思うな」
まるで日常の中でなんでもない提案をするかのように、美希はさらりとそう言った。
真はぎょっとしたが、美希の顔は真剣そのものだった。
448 = 435 :
両手の骨を折る。
それなら確かに縛る必要もなく行動は制限される。
表情をまるで変えることなく発されたその言葉に、未央は息を呑む。
しかし異を唱えれば、殺されてしまうかも知れない。
そう思うと未央は黙っていることしかできなかった。
だがそんな未央に代わり、
直接的ではないにせよ異論を唱え始めたのが真だった。
真「ボク、紐か何か探してくるよ。これだけ家があればそのくらいは……」
美希「無いって思うな。ミキ、さっきまでもう一つの似たような所に居たんだけど、
そういうのって何もなかったの」
真「……でも、こっちにはあるかも知れない。だから探してくるよ」
449 = 435 :
そう言って、真は美希に背を向けようとする。
しかし一際大きな美希の声がそれを止めた。
美希「待って!!」
その声に真は再び美希へ向き直る。
が、次に美希が話しかけたのは真ではなかった。
美希「ねぇ、ここって紐みたいなのあった?」
未央「……え」
美希「ミキや真くんが来る前からここに居たんだよね?
色々探してみたでしょ? 紐みたいなの、あった?」
未央「え、えっと……」
美希「嘘は駄目だよ? あったって言って、もし無かったら……」
未央「っ……な、無かった! 多分、無かったと思う……!」
450 = 435 :
未央の返事を聞き、ミキは微かに口角を上げる。
そして相変わらず未央に視線を固定したまま、真に向けて言った。
美希「ほらね、真くん。ミキの言った通りだったでしょ?」
真「……美希が脅して言わせただけじゃないか」
美希「そんなことないの。ね、違うよね? ……違うよね?」
未央「っ……!」
一瞬遅れてそれが自分に向けられた言葉だと気付き、
未央は美希を肯定するべく慌てて首を縦にふった。
しかしその様子を見て、真は数秒黙り、そして、静かに言った。
真「やっぱり見落としてるかも知れないから一応探してくるよ」
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