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    元スレ八幡「俺ガイルのキャラをシャッフルする」

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    401 = 388 :

    随分とかわいらしい大魔王だな

    402 :

    死にゆく者こそ 美しいんだし!

    403 :

    かしこさが たりなそうな だいまおう

    404 :

    ハニトーこそわがよろこびな大魔王

    405 :

    その大魔王、なんか口で言いくるめられそうなんだけど

    406 = 1 :

    後日・比企谷家ーーーーーーーーーーーーーー
    原稿用紙「」ドン!

    八幡「」ゲンナリ

    沙希「………ファイト」

    八幡「お兄ちゃんを助けてくれ沙希……」

    沙希「むしろ反省文程度で済んで良かったんじゃない?小学生の女の子よってたかって泣かせて…」

    八幡「……あの先生がいろいろ庇ってくれたからな。俺たちがしようとしたことを理解してくれたのかどうかは分かんねぇが」

    沙希「由比ヶ浜先生の剣幕も凄かったけどね……普段は馬鹿っぽいのに」

    八幡「あぁ……怒るとあんなに怖いのか。じゃあ奉仕部入る前にいわれた『もう怒った!』はなんだったんだ….」

    沙希「事情を説明したら先生も理解してくれたみたいだし、よかったんじゃない?」

    八幡「それでも『こんな方法をとったことの落とし前は付けなさい』ニッコリってこのペナルティを課されたわけだが…」

    沙希「……ま、あんた止めなかったアタシにも責任の一端はあるし、手伝ってあげるよ」

    八幡「さきぃ……」

    沙希「まったく、どっちが兄なんだか…」


    戸塚家ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    戸塚「…………」

    戸塚「八幡は鶴見さんのことが嫌いではない……たぶん、むしろ好き。恋愛的な意味じゃないとしても」

    戸塚「なのに、鶴見さんの気持ちには答えようとしない。むしろ距離を置きたがっている」

    戸塚「……どんな状況でも臨機応変に対応して最善を導く八幡らしくない行動」

    戸塚「なにかトラウマがあるんだと思う。恐らく女性関係の……親友として、放っておくわけにはいかないよ」


    葉山家ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    葉山(……………結局、勝負には出れなかった)

    葉山(なぜ?……そんなのはわかっている)

    葉山(由比ヶ浜先生の説教でそれどころじゃなかったからさ………)

    葉山(待ってろ、八幡)

    葉山(文化祭が終われば、修学旅行だ)

    葉山(……だいぶ後になるが、それまでできる限りのことはやろう)

    葉山(11月に、決着をつける!)


    鶴見家ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    留美「………救済、か」

    留美「私は今でも十分救われていると思う……あの頃と比べれば」

    留美「でも、最高に幸せか?と言われれば」

    留美「……そうじゃない」

    留美「幸せになるには、どうすればいいんだろう」

    留美「八幡にくっつくだけじゃ駄目なのかな…」

    留美「………私、は」

    留美「私は……どうしたいんだろ」


    八幡(キャンプを経て、各々が各々の課題を再確認した、夏)

    八幡(思惑と思惑が交錯し、物語はいったいどこへと進むのか)

    八幡(その答えは、神のみぞ知る)


    第8章
    そして、彼ら彼女らの夏が始まる

    407 = 1 :

    9月1日ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    八幡(今日から新学期だ)

    八幡(1年で最も憂鬱な日の一つ、それが二学期のはじめ)

    八幡(休みの少ない春休みや冬休みならともかく一ヶ月半近くもの休みを経ての新学期というのはテンションダダさがりである)

    八幡(心なしか道行く人道行く人、皆げんなりした顔を出している)


    八幡(そのとき、㌧㌧と何者かが俺の肩を叩いてくる)

    八幡「…あ?」

    八幡(ただでさえ新学期の朝で機嫌悪いのに馴れ馴れしく肩叩いて来てんじゃねぇよ、うざってぇな……略して「あ?」と返事をしその㌧㌧の主を睨みつけながら振り返る)

    八幡(ぷすっと、頬に何かが刺さる感触)

    戸塚「えへへ、引っかかった?」

    八幡「」

    八幡(……はっ!あまりの可愛さに成仏しかけたぜ………)

    八幡「…や、やめろ!恥ずかしい…」

    戸塚「あはは、八幡顔赤ーい」

    八幡「うっせぇな!仕方ないだろ….」

    八幡(やっぱ新学期って神だわ)

    408 = 1 :

    八幡(戸塚は俺の横に並んで歩き出す)

    戸塚「八幡、自転車通学だったよね?どうしたの?」

    八幡「ちょっと筋肉痛でな……」

    戸塚「あー……ぼく連れ回しすぎちゃったかな?」

    八幡「いや、楽しかったから別にいいぞ。普段の俺の運動不足が原因なわけだし……」


    八幡(あのキャンプの後、1週間に1回は戸塚からの招集がかかった)

    八幡(思い出作りと称して、奉仕部+αでいろんなところを回った)

    八幡(泳いだり、テニスしたり、歌ったり、ボウリングしたり、サイクリングしたり)

    八幡(正直めちゃくちゃ楽しかった)

    八幡(友だちと夏休みに遊びに行くなんて人生初の経験だったかもしれない)

    八幡(戸塚も同じらしく、本当に子供のようにはしゃぎまくった)

    八幡(だがおかげでこの有様である)

    八幡(太ももはパンパンに腫れ肩は垂直に上がらず立つたびに腰が痛む)

    八幡(……ちょっとこれは情けない)


    戸塚「そっか……あんまり無理しないでね?」

    八幡「…おう、わかってる」


    八幡(二人で談笑しながら、学校へ向かう)

    八幡(学校についたら、まずは二人で職員室に行かねばならない)

    八幡(反省文の提出である)

    八幡「戸塚は反省文書いたか?」

    戸塚「一応、ね……20枚もあったからさすがに内容はお察しだけど」

    八幡「だよなぁ……俺は沙希に手伝ってもらってなんとか仕上げた」

    戸塚「あっ!ずるい!」

    八幡「それが大人だ」

    戸塚「むー……」

    409 = 1 :

    職員室ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    由比ヶ浜「……はい、確かに受取りました」

    八幡「申し訳ありませんでした」

    戸塚「すいませんでした…」

    由比ヶ浜「ヒッキーくん、私は君が間違っているだなんてことは言わないけど」

    由比ヶ浜「たとえ正しいことでも、我慢する術を覚えて」

    由比ヶ浜「私が言いたいのはそれだけ」

    八幡「………はい」

    八幡(我慢、か……あのまま相模は見捨てた方が良かった、ということか?)

    八幡(生憎だがその強さは俺にはない)

    八幡(間違っているものは、正さねばならない……なーんて信念があるわけではないが)

    八幡(ほっとけないものは、ほっとけないのだ)



    戸塚「よかった……由比ヶ浜先生、もう怒ってないみたい」

    八幡「まぁ、完全に許したってわけでもないんだろうが…」

    戸塚「そういうこと言わない!じゃ、ぼくこっちだから……」

    戸塚「また、部室で」

    八幡「……おう、部室でな」

    410 = 1 :

    疲れたので今日はこれまで
    明日から更新頻度落ちます

    411 :

    乙、なんだこの正しく甘酸っぱそうな青春は

    412 :



    原作のドロドロ成分が減った分、凄く爽やかな読後感だ

    413 :

    題材は同じなのになんだろうこの差は

    414 :

    原作の八幡は世の中を俯瞰して見てるけど
    ここの八幡は現実と向き合おうとし始めてるっぽい

    415 = 389 :

    乙!
    いったい葉山は11月に何の決着をつけようというのであろうか?

    416 :

    >>415
    ケツ着をつける

    420 :

    奉仕部がホモ空間でなければ普通の青春ラブコメなのに・・・
    由比ヶ浜先生は男子生徒人気凄そう

    422 :

    乙!楽しみにしてる

    423 :

    ここの由比ヶ浜は縁の下の力持ちみたいなポジになってていいな…

    424 :

    由比ヶ浜先生すごく先生してていいな八幡も原作より前向きになってるし
    あととつかわいい

    425 :

    教室ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    委員長「それでは今から文化祭実行委員を決めたいと思います」

    八幡(ある日のHR、委員長が急にそんなことを言い始めた)

    八幡(「えー」だの「やだー」だのといった不満の声があちこちから上がる。まぁそうだろうな、こんな面倒臭い役やりたがる奴なんているはずもない)

    八幡(総武高の文化祭は派手だ)

    八幡(1日という短さからか、この日ばかりはリア充もオタクもホモもレズも大盛り上がりを見せる)

    八幡(……え?俺?去年はずっと図書室にこもってましたがなにか?)

    八幡(いやだって1人で出店回るのなんて寂しすぎやしませんかね…鶴見と回るのはなんかやだ)

    八幡(今年は奉仕部があるが……まぁ葉山は材木座たちと回るだろう。戸塚は……戸塚か……戸塚と一緒に文化祭か……やっべ、なんか楽しみになってきたぞ)

    八幡(……まぁ戸塚にだって俺以外にも友達はいるだろうしなぁ)


    委員長「……えーと、ホントに誰かいませんか………やりたい人」

    八幡(委員長の憔悴しきった声が聞こえて、思考が呼び戻される)

    八幡(うちの文化祭は派手ゆえに、その準備も非常に忙しい)

    八幡(特に全ての出し物を管理し、回し、統率していかねばならない文化祭実行委員……文実の負担は半端ないだろう)

    八幡(そんな役を進んでやる奴がいるとすればそいつはどうしようもないドMだろう)

    大志「やります!」

    八幡()

    八幡(……いたなぁ)

    426 = 1 :

    子A「おい、いいのかよ川崎」

    大志「誰もやりたがらないなら仕方ないだろ。実際少しは興味あったしさ」

    子B「おうおう、じゃあきりきり働いてくれよ大志様」

    大志「おいお前らそりゃねぇだろ〜」



    八幡(……えーっと、そのマゾ御用達ブラック役職に立候補しなさったのは)

    八幡(誰だろ、知らね)

    八幡(仮に川上とおくか。パッと見たところクラスでも中堅に属するグループのメンバーだ)

    八幡(それくらいのレベルの奴が目立ったことをしようとする動機はただ一つだろう)

    八幡(トップカーストへの憧れ)

    八幡(文化祭は高校生活最大のイベントと言ってもいい。ここで一つ盛り上げて、女子に……あるいは同カーストの男子たちに一目置かせよう、といった魂胆が生まれても不思議ではない)

    八幡(あいつがそこまで計算して立候補したのかはわからんがな。こういった思考は基本無意識に起こるものではある)

    八幡(何にせよ貧乏くじを引いてくれたのはありがたい。文実は男子1名女子1名。じゃんけんに負けて押し付けられる未来は回避したぞ)

    427 = 1 :

    委員長「川崎くん、ありがとう。じゃあ次は女子を決めようか!」

    八幡(男子からは歓声が上がり女子からは微妙な空気が流れる。『葉山くんだったら立候補したのに……』という声が聞こえてくるのはまぁきっと幻聴だろう)


    シーーーーン………


    八幡(……膠着状態が続く)

    八幡(もはや会話すらない。あるのは『お前が行け!』『じゃあお前がいけ!』『じゃあ俺が行くよ!』『どーぞどーぞどーぞ』といったような意味ありげな視線だけだ)

    八幡(それを破ったのは、意外な人物だった)

    めぐり「じゃあ私、やります〜」

    八幡(ふわふわぽわっと言ってのけたその名は城廻めぐり。材木座たちとよくつるんでいるトップカーストの女の子だ)

    『め、めぐりんだとぉ!?』
    『くそっ、川崎め…!読んでやがったな!?』
    『川崎変われっ!俺がやる!』

    八幡(……男性人気も随分と高いようで)



    雪ノ下「ほ、本気……?城廻さん」

    めぐり「なんか楽しそうじゃない?」

    雪ノ下「そうかしらねぇ……」

    平塚「文実とはいったってほぼ裏方仕事だろう?そんな面白いものではないと思うが…」

    めぐり「うーん、そういうのじゃなくてね…」



    八幡(しかしすでにトップカーストである彼女が立候補する理由は全く思いつかないな……)

    八幡(まぁいいんですけど。やってくれるならありがたく任させていただきます)



    委員長「では文化祭実行委員は川崎大志くん、城廻めぐりさんに決定しました。拍手」

    パチパチパチパチ……

    八幡(ヒューヒュー、といった口笛やドンドン、といった壁ドンなどの雑音も交じるが文化祭実行委員の2人は暖かな拍手で労われた)

    八幡(……さて、面倒臭いのは回避できたしとりあえず俺は戸塚ダメもとで誘ってみるか。承諾してくれたら何しよう、出店でなんか買ってお化け屋敷にでも入って………)

    ーーーーー
    戸塚『きゃっ!?…び、びっくりしたぁ……ぼく、こういうのダメなんだ…』ギュウウ

    八幡『安心しろ戸塚!俺がお前を守ってやるからな!!(そ、袖を握ってくる戸塚…………辛抱たまらん)』

    戸塚『八幡……』ウルウル

    戸塚『実は、ぼく八幡のこと……』

    八幡『と、戸塚………』
    ーーーーー

    八幡(なんてな………)フヒヒ

    八幡(やば、くそ頭悪いこと考えてしまったせいでニヤケが止まらん)

    八幡(楽しみだな……文化祭)

    428 = 1 :

    奉仕部ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    由比ヶ浜「というわけで文実を手伝ってあげて。これが依頼だよ」

    戸塚「引き受けました」

    八幡「」




    海老名「ごめんね?こうなると当日も交通整理とかで忙しくなるかもしれないから……」

    葉山「気にする必要は無いですよ海老名先輩。こういう部活ですから」

    海老名「そう?悪いね……」


    八幡(……楽しみになんかしてねぇし)

    八幡(そもそも戸塚が了承してくれなかった可能性だってあるんだ。ふられる可能性がなくなった分海老名先輩GJとも言える)

    八幡(ちなみに海老名先輩とはこの学校の支配者……生徒会長である)

    八幡(3年生だがまだ生徒会長である)

    八幡(彼女の人望の厚さが伺える)

    八幡(3年生でもう秋だが生徒会長なので文化祭もサポートするようだ)

    八幡(本当に大丈夫なのだろうか….)

    429 :

    「海老名の人望が篤い」というところで首を傾げてしまった

    430 :

    葉山君ホモなのはバレてないのか

    431 = 1 :

    八幡「……っつーか、そんなに人手たりないんすか。なら文実の人数増やせばいいのに」

    海老名「そういうわけにもいかないんだよねー、ただでさえ人気ない役職なのにさ…」

    葉山「やる気のない人間が増えても足でまといになるだけだろうしね」

    八幡「俺だってやる気ないっすよ」

    戸塚「な、なんでそんな拗ねてるのさ…」

    由比ヶ浜「……サボらないでね?」ニッコリ

    八幡「ッ!?は、はいッ!」

    八幡(あの日から由比ヶ浜先生の笑顔はトラウマになりつつある……)

    由比ヶ浜「うむ、よろしい」


    海老名「ところで……奉仕部って3人で部活やってるの?」

    戸塚「えぇ、基本は……部員ではないですがたまにもう一人来ますけど」

    海老名「戸塚……くん、なんだよね?」

    戸塚「えぇ……まぁ、男子です」

    海老名「ふむ………」

    八幡(そこまで聞くと海老名先輩は顎に手をやり何かを考えるポーズとなった)


    海老名「ぐ腐っ」


    八幡(なんだ今の)


    海老名「そっかそっか♪青春してるねいいことだ〜♪じゃ、私は生徒会室戻るね、よろしく」

    戸塚「は、はい……どうもでした」

    由比ヶ浜「じゃ、私もかーえろ」

    葉山「ていうかもう時間だね」

    八幡「俺達も帰るか……」




    八幡(海老名姫菜……謎の多い人ではあるが悪い人ではなさそうだ)

    八幡(一瞬見せたあの弛緩した顔がなんだったのか……知りたいような知りたくないような)

    八幡(そんな出会いとともに、俺たちの文化祭が幕を上げた)

    432 = 1 :

    また明日

    435 :

    人望が厚い…なるほど、薄い本(葉山×材木座)で裏から権力を得たか…

    436 :


    奉仕部とか男三人で、しかも三角関係やってるから完全にいい餌ですね

    437 :

    めくりんポジの海老名さんってことは闇の深く無い純粋な腐なのか…

    438 :

    海老名「というわけでさっそく文化祭を大いに盛り上げるための会議を始めます!」

    八幡(あの後俺たち+文実は会議室に集められ、役員決めの会議をすることとなった)

    海老名「まずは自己紹介から……生徒会長の海老名姫菜です。例年大盛り上がりを見せる我が校の文化祭ですが……今年はそれを遥かに超える、素晴らしい文化祭になるよう頑張ろう!」

    八幡(ぱちぱちと拍手が起こる。なんというか士気を上げるという目的に沿った、なかなかよい挨拶だったのではと思いましたコナミ)

    海老名「うんうん、ありがと〜!じゃ、さっそく役員決めに移ろうかな」

    海老名「まずは、文化祭実行委員長から」

    八幡(出た!一番しんどいやつ!)

    海老名「実行委員長は二年生の文実がやってくれると嬉しいかな、生徒会はこれ以外でも仕事はあるから……」

    海老名「確かにしんどい役職だけど、推薦にも繋がってくるし、委員長だからといって委員長1人で全部やるわけでもないから……やっといた方がお得だよ?」

    八幡(なかなかうまい手を使うなこの人)

    八幡(リスクに対するリターンを提示し、その上でそのリスクの少なさをアピールする)

    八幡(プロデュース能力は長けているようだ。その証拠か、初めは難色を示していた役員たちも少し悩む素振りを見せている)


    大志「…………………」


    大志「俺、やります!」



    八幡(……そしてそういう言葉は、自己顕示欲の強い奴ほどよく効く)

    439 :

    あー、そか相模ポジだけど変に媚びを売るような感じじゃなくて純粋に目立ちたいだけの大志か
    なんか何事もなく物事が進んでいきそう

    440 = 1 :

    海老名「そう?ありがとう!では文化祭実行委員長は川崎大志に決定しました〜」

    大志「川崎大志っす!あんまこういうのは慣れてないですけど……頑張ります!」

    八幡(少し苦い顔をする奴らもいたが、まぁ普通に川崎の実行委員長就任は祝われた)

    八幡(次の副委員長もあっさり決まり、あとは宣伝広報や有志統制などの役割を決めるだけとなった)

    八幡(俺は迷いなく記録雑務)



    八幡(ちらり、と横の葉山や戸塚を観る)

    八幡(特になんてことは無い。ふとあいつらはどの役割を選ぶのかな、と疑問に思っただけだ)

    八幡(だが、その開きかけた口からは言葉が出てこなかった)

    八幡(戸塚が……嬉しいとも悲しいとも表現できないような微妙な表情で)

    八幡(右手を少し上げかけた状態で握りしめていたからである)

    441 = 1 :

    葉山「八幡は何にするんだい?」

    八幡「えっ?……あぁ」

    戸塚「………」

    八幡(びっくりした、急に話しかけてくるなよなあいつ)

    八幡「俺は記録雑務だ」

    葉山「うわ、それっぽい」

    八幡(どういう意味だ……)

    八幡「そういうお前はなんだよ。宣伝広報か?有志統制か?」

    葉山「いや……八幡が記録雑務なら俺も記録雑務にしようかな」

    八幡「ストーカーかよ……引くぞ」

    葉山「知り合いがいた方がやりやすいだろ」

    八幡「まぁそこは否定しないけどな……」

    葉山「戸塚くんは?」

    戸塚「えっ?……ぼ、ぼくは………」

    戸塚「ぼくも……記録雑務にしようかな。やっぱりみんな一緒がいいし」

    八幡「……?そうだな……」

    八幡(なんだ、戸塚からいつもの無邪気さが感じられない………)

    葉山「じゃ、みんな一緒だ」

    戸塚「……うん、そうだね!」

    八幡(なんだこの違和感……)

    442 :

    海老名「よし、決まったね。じゃあこれからは各自今決めた役割に分かれて作業してもらうからよろしくぅ!今日は解散だよ」

    八幡(そう告げると海老名先輩は生徒会役員を引き連れ去っていった。……あれ?よく見ると生徒会役員女子ばっかだな)

    戸塚「3人とも記録雑務になれたね!」

    葉山「さすがに溢れはしなかったな」

    八幡「宣伝とか有志の方に人はいくからな」

    八幡(いつもの戸塚だ)

    八幡(やはりあれは気のせいだったのだろうか)



    役員A「よっ、委員長!うまくまとめてたじゃねぇか!」

    大志「だっ、おいおいからかうなよ〜、だいたい海老名先輩がやってたしな」

    役員B「いやぁ、お前がこういうのやるとか意外だわ。もっと日陰に生きるのかと」

    大志「何気にひどくね!?確かにモブみたいな扱いされること多かったけどさ…」

    大志「………だからこそ、こうやって…」

    役員A「え?なんだって?」

    大志「……何でもねぇよ、帰ろうぜ」




    八幡(……実行委員長は案外うまくやっているようだ。まぁ俺が偉そうにいう立場でもないが)

    八幡(仕方ないだろう、元来ああいう人間に最高責任者を任せるのは割と博打であったりする)

    八幡(一つでも狂えば全部壊れるぞ)

    八幡(だからこそ慎重にならなくては)

    443 = 1 :

    教室ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    委員長「……と、いうわけでうちのクラスの出し物は"メイド喫茶"になりました」

    雪ノ下「」

    平塚「よっしゃ!よくやったみんな!」

    めぐり「雪乃ちゃんのメイド姿……楽しみだなぁ〜。私は文実だけど」

    「ふっ、いいってことよ……」
    「文化祭にメイド喫茶は王道だからなっ!」
    「これぞ男のマロン……」

    八幡(盛り上がってますなぁ)

    雪ノ下「クッ……!男子が全員敵だなんて勝ち目がないじゃない……」

    材木座「ふ、諦めるのだ雪ノ下よ……案ずるでない。衣装は我が手配してやる」

    雪ノ下「あなたが衣装を決めるという時点で安心なんてできないのだけれど…」


    由比ヶ浜「文化祭にメイド喫茶かぁ……いいなぁ、なんだか青春って感じ!」

    八幡(ところでなぜアンタがいるんだ……別のクラスの担任だろ)


    葉山「面白いことになってるね」

    八幡「なんか嬉しそうだな……どうせ文実の俺らには関係ないことなんだが」

    玉縄「そうでもないだろう?当日も見回りが大半とはいえ、出し物の一つや二つ覗くくらいの時間はあるはずさ」

    葉山「まぁね、それもそうだけど……あの子があんな風にいじられてるのを見るとしみじみした気持ちになるんだよ」

    八幡「あの子?」

    葉山「雪乃のことさ」

    八幡「……ん?まぁ確かにアイツがいじられてるのは珍しいかもしれないが」

    葉山「こればっかりは初期の雪乃を知らないと分からないかもね」クス

    八幡「…………ほーぅ」

    八幡(何気に材木座グループの奴らは付き合いが長いんだな……)

    八幡(だからこそ、そういった変化を楽しむことも出来るのか)

    八幡(そんな関係は、正直羨ましいな)

    444 = 1 :

    また明日、という一昨日の約束は破っていない

    今日は終わる

    448 :

    お疲れ様です

    449 :

    おつ

    450 :

    大志「では次、有志統制お願いします」

    「えーっと……現在有志参加団体は10団体」

    大志「わかりました。去年よりは増えてるのかな?」

    めぐり「分からないね。それは校内だけの数?それとも地域の人たちも含む?」

    「あー、えっとですねぇ……」


    八幡(定例ミーティングはつつがなく進む)

    八幡(委員長の川崎が大雑把な流れに沿って進行し、副委員長の城廻が細かなところを指摘しそれをサポートする)

    八幡(バランスのとれた、理想的な会議の進め方である。あの川崎という奴も、口だけの男ではないようだ。委員長としての責任を持って行動しているように見える)

    八幡(だがこの会議の順調さは川崎の進行によるものではない。全て城廻の辣腕にある)

    八幡(川崎が見落とした、聞きそびれたような質問はもれなく拾い上げ、指摘する。それでいて進行役を奪わず、あえて自分はサポートに徹している。ここまでの動きができる"副委員長"様はなかなかいないだろう)

    八幡(……こいつが委員長やればいいんじゃね、と思うくらいには、彼女は優秀だ)

    八幡(彼女がなぜ副委員長なるポストに入ったのかはよく分からない。平常点に固執するタイプにも見えないし……)

    八幡(……夏休みのキャンプから思っていたことだが、なかなかに謎の多い女である)


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