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    元スレ八幡「最近川なんとかさんをよく見かける」

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    1 :

    コンビニにて


    八幡(左門くんおもしれー)ペラッ


    沙希「…」ペラッ


    八幡(なんだこのヤンキー女、ヤンマガ逆さまに読んでる…)


    沙希「…」チラッ


    八幡(なんかガンつけられた!怖いから逃げよう)

    SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1485526087

    2 :

    良い

    3 = 1 :

    スタバにて


    八幡「えっと、このやたら名前長いやつのホットのトールで」

    カシコマリマシタ


    八幡(口に出して読まなくてもメニューを指差しながらサイズとアイスかホットを言えばいいのが分かって気楽に通えるようになった)


    沙希「ん」トントン


    カシコマリマシタ


    沙希「あ、ホットのトールで」


    カシコマリマシタ


    八幡(マネすんじゃねえとか思ったけどヤンキーに絡んでも自殺行為だからやめとこう、命大事に命大事に)


    オマタセシマシタ


    八幡(砂糖なくてもうまいのが嬉しいスタバマジック、結局砂糖入れるけど)ズズー


    沙希「…」ズズー


    八幡(あのヤンキー女ちゃんとヤンマガ買ったのか)サラサラ


    沙希「…」ペラッ


    八幡(スタバ+ヤンキー+ヤンマガ=異様な光景だな)

    5 = 1 :

    八幡(やたら名前長いだけあってうまかった)


    沙希「ちょっと」


    八幡「はい?」


    沙希「あんた気付いてないの?」


    八幡「気付く?何に?身近な幸せにか?」


    沙希「そういう話じゃない」


    八幡「だったらなんなんだよ」


    沙希「あたしに気付かないのかって話」


    八幡「そりゃ最初はマジで気付かなかったけどな」


    沙希「なんで声掛けてくれないの?」


    八幡「声掛けても悪いかって遠慮してんだよ」


    沙希「…」

    6 :

    八幡の対応が冷たいと思ったけど本来はこんなもんだっけか
    サキサキの人に毒されてるわ(笑)

    サモン君に目を付けるとはこの八幡はわかってる

    7 :

    続き待ってます

    8 :

    サキサキの人に毒されてるわ(笑)

    サキサキの人に毒されてるわ(笑)

    サキサキの人に毒されてるわ(笑)

    サキサキの人に毒されてるわ(笑)

    サキサキの人に毒されてるわ(笑)

    9 :

    面白い、期待

    11 :

    八幡「お互い一人楽しく放課後ティータイムを楽しんでるんだから-


    沙希「あんたコンビニでマンガ読んでたけど何か面白いのあるの?」


    八幡「え?最近は左門くんだけど、あと火ノ丸相撲」


    沙希「ふうん…」


    八幡「そういやお前もスタバでやたら名前長いやつ頼んでたけどうまかったよなあれ」


    沙希「おいしかった、やたら名前長いだけあるよねあれ」


    八幡「そうそう、俺も思ったわそれ」


    沙希「砂糖入れすぎじゃないのあれ」


    八幡「プレーンもいいけどやっぱグラニュー糖が欲しくてな」


    沙希「ヨーグルトみたいに言わなくても」


    八幡「半分以上乳製品みたいなもんだから応用だ応用」


    沙希「ふふっ、なにそれ」

    12 = 1 :

    二人はサイゼへ



    沙希「え?あれってマンガ原作なの?」


    八幡「そうだぞ、山田孝之ぜんっぜんまばたきしないんだよ」


    沙希「言われてみればしてなかった」


    八幡「俳優ってすげえよな」


    沙希「俳優とかじゃなくて山田孝之がすごいでしょ」


    八幡「なんかめっちゃ天才らしいぞ」


    沙希「いかついのもオタクなのもできるもんね」

    八幡「個人的には龍が如くの劇場版の岸谷五朗みたいなハマり役を見つけると楽しいんだよ」


    沙希「藤原竜也みたいなのは?」


    八幡「あれは何をやっても藤原竜也なのが好きだ」


    沙希「好きなんだ…」

    13 = 1 :

    八幡「ん?もうこんな時間か」


    沙希「もう帰らないと」

    八幡「だな」


    沙希「…」


    八幡「二人分ドリアとドリンクバー頼んでも千円くらいなのが最高だよな」


    沙希「今回は奢ってあげる」


    八幡「いくら安くてもそれは…」


    沙希「お礼だから」


    八幡「お礼?なんの?」キョトン

    沙希「分からないならそれでもいい」


    八幡「?」


    沙希「いいから気にしないで」


    八幡「お、おうありがとうな川崎」


    沙希「ん」

    14 = 1 :

    アリガトゥース!


    八幡「やけに胸板の厚い店員だったな…」


    沙希「それじゃあまたね」


    八幡「おう、ごちそうさま川崎愛してるぜー」


    沙希「っ!!」プイッ…タタタ…


    八幡「足早いなあいつ」

    15 = 1 :

    ピコン♪

    八幡「ん?ライン(最近先生にムリヤリ始めさせられた)か」


    平塚静【第1出動】


    八幡「どこのタラレバ娘だよ…」【場所はどこですか?】


    平塚静【駅前集合】


    八幡【分かりました】「っと…今日金曜日だから普通に婚活しろよまったく」

    16 :

    さきさきかわいい

    17 = 1 :

    駅前


    八幡「えっと、先生は…」キョロキョロ


    「いきなり呼び出して悪かったな」


    八幡「ああ先生、いきなりどうしたんですか?第1出動だからヒマしてたってことみたいですけど」


    「ちょっとこの合図を使ってみたくなってな」

    八幡「せっかくの休み前にもったいない」


    「まあそういうな、一人では居酒屋も入りづらくてな」


    八幡「あーやっぱそういうことですか(私服に着替えてきた)」


    「そこの居酒屋にしよう」

    18 = 1 :

    コチラノセキヘドウゾ

    「ビールと…」


    八幡「ウーロン茶で」


    「あとお造り盛り合わせと山盛り唐揚げ、モツ煮込みと豚平焼きと焼き鳥のモモとぼんじりと砂肝とハツを塩とタレで二本ずつ」


    八幡「レバ刺しありますか?」


    「鳥のレバ刺しならあるな、あと白子ポン酢で」


    ハーイオマカセアレ!


    八幡「がっつりいきますね」


    「まあな」

    19 = 1 :

    八幡「それにしても、ヒマしてたからっていきなり過ぎませんか?」モッチャモッチャ


    「タラレバ娘を読んで思う事があってな」バクバク


    八幡「思う事ですか」モッチャモッチャ


    「君達を見てると若さが眩しい…とか思っていたら私もタラレバ族じゃないかって気が付いたんだよ」バクバク


    八幡「なんだタラレバ族って」モッチャモッチャ


    「現実問題というものに向き合うチャンスだと思ってな」


    八幡「KEY君が言ってましたけどチャンスがピンチみたいなこと言ってましたよね」


    「余裕ぶっこいてたツケの払いどころだから甘んじて受け入れているさ、あくまでもチャンスがピンチなのをもう一転チャンスにしたいということだ」


    八幡「今までになくしおらしいですね」

    21 = 1 :

    「悩み抜いたからな色々と」


    八幡「悩み抜いた結論は?」


    「瓶ビールと焼きうどんと…君は?」


    八幡「コーラとまかない丼で」


    オマカセアレー!


    「結論はシンプルだったよ、本当の私自身の身の丈に合った相手を探す事だったんだからな」


    八幡「いまいち今までとの差が分かりませんよ」

    「私がようやく身の程を知っただけだ」


    八幡「そういえばちょっと前に俺が結婚相手の年収一千万以上とか言ってたらギクリとしてましたね」


    「共働きで世帯収入が六百、少なくとも五百万あれば何とか出来るからな」

    22 = 1 :

    八幡「子供とかは考えないんですか?」


    「もちろん欲しい、だから私が育児のために働けない間の子供二人を育てるだけの貯えは準備してある」


    八幡「毎晩飲み歩いてるわけじゃないですもんね」


    「そういうことだ、正直マンガで目が覚めるのはどうなんだと思いはするが、シンデレラ気分から覚めたのはありがたい」


    八幡「ああ!だからタバコ吸ってないんですか」

    「酒も控えるつもりだ」


    八幡「なんか寂しくなりますね」


    「別にグレてないのに更生した気分だよ」

    23 = 1 :

    八幡「ハードルを下げたなら良さげな相手も見つかったんじゃないですか?」


    「ああ、今まで気付けなかっただけでいてくれたよ」


    八幡「俺は一安心ですよ」


    「泣かせることを言うな」


    八幡「今の先生なら絶対幸せになれます、頑張って下さい!」


    「わははは!こいつめ、〆のラーメンも奢ってやる!」


    八幡「ありがとうございます」

    24 = 1 :

    八幡「く、食い過ぎた…」

    小町「もはや平塚先生の姿した別人だよそれ」


    八幡「言い過ぎだ…」


    小町「だけど、あんな綺麗な人が結婚出来ないのはやっぱそこだったのかもね」


    八幡「後は単純に仕事熱心ってのもあるだろうな」


    小町「旦那さんの方が専業主婦して欲しいとか言いだしたらどうなるのかな」


    八幡「そこはお互い大人なんだから話し合って決めるだろ」


    小町「それもそっか」


    八幡「こりゃ第1出動だけで済みそうだな」


    小町「なんの話?」


    八幡「聖典の話」


    小町「よく分かんないや」

    25 = 1 :

    小町「あ、そうだお兄ちゃん」


    八幡「ん?」


    小町「大志君から連絡あって、お姉さんの様子がまたおかしいみたいなんだけど」


    八幡「あのアホンダラと連絡先交換してんのか!?今すぐブロックしろ!」


    小町「大志君のお姉さんの件で必要だったじゃん…お兄ちゃんクラス同じだから心当たりない?」

    八幡「は?…今日一緒にサイゼで話し込んだけどその時は特におかしいところはなかったけどな」


    小町「え?今日一緒だったの?」


    八幡「たまたまコンビニでジャンプ読んでたらあいつはヤンマガ逆さまに読んでて、その後にスタバでやたら名前長いやつ飲んでたらあいつも同じやつ頼んでて店出たら声掛けられてな」


    小町「なんでお兄ちゃんから声掛けないの?」


    八幡「ばっかお前、ヤンキーは怖いに決まってんだろうが」


    小町「お兄ちゃんも平塚先生並みに更生しなよ…」

    八幡「いや更生すんのはあいつだろ」


    小町「はあ…大体理解しちゃった」

    26 = 1 :

    八幡「納得いかねぇ」


    小町「もういいよ、小町だけでなんとかなる話だからさ」【お姉さんどんな感じで様子がおかしい?】


    大志【うつ伏せになりながらひたすら足をバタバタさせてる】


    小町【お兄ちゃんに聞いたら今日お姉さんと一緒にいたってさ】


    大志【なるほど!】


    小町【そういう事だから心配いらないよ、じゃ】

    大志「あ、ちょ…話切るの早い…」

    27 :

    八幡の対応が冷たいと思ったけど本来はこんなもんだっけか
    サキサキの人に毒されてるわ(笑)

    28 = 1 :

    小町「っていうかお兄ちゃんさ」


    八幡「ん?」


    小町「女の人に奢ってもらい過ぎじゃない?」


    八幡「たしかに今日はスタバ以外金使ってないな」


    小町「ヒモじゃん」


    八幡「失礼な事を言うなよ」


    小町「平塚先生のあれは仕方ないけど沙希さんにまで奢ってもらうのはねぇ」


    八幡「川崎のは普通に出すつもりだったぞ」


    小町「そうなの?」


    八幡「二人で千円ちょっとなんだから当たり前だろ、なんかあいつがお礼とか言ってな」


    小町「あ、それでか」


    八幡「お礼ってなんかしたっけなとは思ったけど引かなくてな」


    小町(そこ忘れてるんだこのバカ…)


    八幡「ありがたくごちそうになったってわけだ」

    小町「次はお兄ちゃんが奢ってあげなよ」


    八幡「機会があればな」

    小町「よろしい」

    29 :



    この雰囲気覚えがある気がするけど、昔サキサキ書いたことある?

    30 = 1 :

    書いてないよ

    31 = 1 :

    放課後


    結衣「ヒマだねー」


    雪乃「出番がないのはいいことよ」


    八幡「…」ボケー


    結衣「最近先生感じ変わったよね」


    雪乃「言われてみればそうね」


    結衣「そろそろ結婚できるかなー」


    雪乃「落ち着いてきたのだからじきに相手も見つかるわ」


    結衣「そっかー」


    八幡(そろそろ終わりの時間だな)


    雪乃「もう帰りましょう」

    32 = 1 :

    帰り道にて


    沙希「あ」


    八幡「なにしてんのお前」

    沙希「ちょっとね」


    八幡「?」


    沙希「ねえ」


    八幡「ん?」


    沙希「ちょっとマック行かない?」


    八幡「別に構わんけど」

    33 :

    ガハマは存在自体が不要でストーリーの阻害にしかならないから出さなくていい
    というか喋るだけで不愉快になる

    34 :

    また君か壊れるなあ

    35 :

    マックにて

    八幡「たまにはハッピーセットもいいもんだ」

    沙希「あんたまで買う必要ないのに…しかもあたしに奢ってまで」


    八幡「お、プリキュア」

    沙希「あたしは仮面ライダー」


    八幡「やるよ」


    沙希「受け取れないよ」


    八幡「どうせあの妹の為だろ?けーちゃんだっけか」


    沙希「そうだけどさ」


    八幡「妹さんの喜ぶ顔が見たいんじゃないんですかねぇ?」


    沙希「なんか汚いなあんた」


    八幡「プリキュア好きだけどこういうグッズは集める趣味ないからな、あるだけ困るからやるよ」

    沙希「ありがとう…プリキュア好きなんだあんた」


    八幡「見るのはな」


    沙希「じゃあ仮面ライダーあげる」


    八幡「仮面ライダーは興味ないからなぁ」


    沙希「大志も喜ばないしどうしようかな」


    八幡「どっちもあげたらいいんじゃねーの?ほら、仮面ライダーの俳優ってイケメンだし」


    沙希「玉山鉄二くらいしか知らない」


    八幡「俺も水嶋ヒロくらいしか知らん」


    沙希「偏ってる?」


    八幡「多分めちゃくちゃ偏ってる」

    36 = 1 :

    八幡「知ってたか川崎」

    沙希「何を?」


    八幡「銀だこってごま油でたこ焼きを焼くじゃん」


    沙希「うん」


    八幡「たこ焼きの本場の大阪ってサラダ油で焼くらしいぞ」


    沙希「え?そうなの?」

    八幡「銀だこもうまいけど本場の味も気になるよな」


    沙希「たしかに気になるね」


    八幡「551の豚まんとかもうまいらしいし、行ってみたいんだよ大阪」


    沙希「楽しそうだよね大阪」


    八幡「大阪のおばちゃんは本当に飴を持ち歩いてんのかね?」


    沙希「関東の人間には風当たり強いみたいだけど」


    八幡「そこが怖いんだよな」


    沙希「気取ってるように見えるんだって」


    八幡「どこをどう見てるんだ大阪人…」

    37 :

    下の弟ならライダー喜ぶんじゃないですかね

    38 :

    川崎の下の弟ってこのまま最後まで年齢すら出てこないのかな
    というか、四人姉弟だってこと知らない人も多そう

    39 :

    大阪は別に関東人嫌いな訳じゃないぞ
    本場のたこ焼きは安いうまいだから是非食いに来てくれ

    40 :

    ああこのどうでもいい特撮ネタぶち込んでくるのはあの人か
    一度それで名作になりかけてたやつ酷いことになって放棄したの見てたから覚えてる

    41 :

    >>38
    ゲームでも全く出てこない上に言及さえされなかったからな…

    42 :

    川越シェフだと思った

    43 :

    下の弟が出てくるだけで『あ、この作者は理解してるな』って思う
    家族ぐるみに近い付き合いをしながら影も形もないのはどうにも違和感があって

    45 = 1 :

    八幡「よし、そろそろ帰るか」

    沙希「うん」


    八幡「そういえばお前、あんなところで何してたんだ?」


    沙希「え?あ、いやあの…高校生が一人でマックのハッピーセット頼み辛くて」


    八幡「そこに俺が現れたと」


    沙希「そうそうそうそう」ブンブンブブブン!


    八幡「首振りすぎだろ、マキシマムザホルモンかよ」


    沙希「気にしないで」


    八幡「まあいいや、またな」


    沙希「うん、またね」


    八幡「おう」スタスタ


    沙希(今日は愛してるって言ってくれなかった…)

    46 = 1 :

    帰り道八幡の場合


    八幡(そういえばイケメンにチーズバーガーをぶつけると死ぬんだったな…葉山にブン投げる分もに買っとけばよかった)チッ

    テロリン♪


    静【第4出動】


    八幡「おおっ!マジか!?」【場所は?】


    静【駅前】


    八幡【了解】


    ※第1出動はヒマだから飲もうぜみたいな感じ


    第2出動は仕事の愚痴とかこぼしたいから飲もうぜみたいな感じ


    第3出動は誰かしらの悪口で盛り上がりたいから飲もうぜみたいな感じ


    第4出動は異性のイロイロで相談したいから飲もうぜみたいな感じです

    47 = 1 :

    八幡(ちょっと手間取っちまった、先生が見当たらんな)キョロキョロ

    ピコン♪

    静【一足先にこないだの店に入った】


    八幡【了解】


    八幡(そうか、先生もいよいよ幸せになるんだな…)シミジミ

    48 = 1 :

    イラッシャイマセ


    八幡「えっと、先に平塚という者で…」


    コチラデス


    八幡「あ、どうもです…ってあれ?」


    「食べ物はあらかた来ている、飲み物はウーロン茶か?」


    八幡「あ、はい」


    オマカセアレ


    陽乃「比企谷君も早く飲めるようになるといいね」


    八幡「雪ノ下さんも先生を祝いに来たんですか?」


    陽乃「祝う?静ちゃんを?なんで?」


    「…第4出動だけ伝えたから仕方ないな」


    八幡「んん?」

    49 :

    静かわいいよ静

    50 = 1 :

    八幡「要するに、雪ノ下さんにウホッってなるくらいのいい男が言い寄って来ていて困っていると」


    「かいつまんで説明するとそうなるな、ちなみに当然高学歴、身長185㎝のイケメンで、二十代にしてあの一流商社の営業部長だそうだ」


    八幡「本当にいるんですねそんな人間って」



    陽乃「いやあたしはウホッてなってないからね?」


    「少し前の私ならウホッてなる優良物件だ」グビッ


    八幡「ふーん」ムシャムシャ


    陽乃「なんでそんなに興味なさそうなの?」


    八幡「なんでもなにも、そんな相手から良い話が来て困る意味が分かりませんよ」ムシャムシャ


    陽乃「だってあたし好きな人いるし…あ」


    八幡「え静「えー!?そうだったのか!?」


    八幡「…」


    陽乃「あちゃー…これ言うつもりなかったんだけどなぁ」


    「お前、そこを伏せたら私達はやりにくいぞ」


    八幡「俺達に言わなくても、その人にだけ言えばよくないですか?」


    陽乃「言ったけど引き下がらないんだよ」


    八幡「雪ノ下さんが好きな人ってスペック的には営業部長さんに劣るんですか?」


    陽乃「いやそこに関しては勝てる人間の方が少なくない?」


    「たしかに…」


    八幡「肩書き見た目収入全部持ってますもんね」

    「逆に引かれるレベルだな」


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