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    元スレ八幡「俺ガイルのキャラをシャッフルする」

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    151 = 117 :

    妹サキサキいいゾ~これ
    じゃけん、妹のためにアレルゲンの元をクール宅急便で雪ノ下家に送っておきましょうね~

    152 :

    早く相模大志が見たいわ
    ホンマにマジで殴りたくなるんだろうなあ

    153 = 1 :

    八幡「」ズズーッ

    八幡(妹の作った味噌汁を啜る。嗚呼、至福の時)

    沙季「そういやアンタって総武高だったよね」

    八幡「ん?まぁそうだが。ていうかそろそろお兄ちゃんって呼んでくれても….」

    沙季「そっか………じゃあアイツの姉と同じなのか……」

    八幡「何かあったのか?」

    沙季「いや、今ちょっとつるんでる男子がいてさ」

    八幡「詳しく聞こう。そいつはどこの馬の骨だ」

    沙季「ちょっ、肩掴まないでよ……ち、近いし……」

    八幡「あ、あぁすまん!俺としたことが妹に暴力をふるうなど……」

    沙季「いや、いいけど……確か名前はおり、折本……?だったっけ」

    八幡「覚えてねぇのかよ……」

    八幡(なんとなく安心)

    沙季「でそいつのお姉さんがなんか、不良っぽい?らしくて。家にも帰ってこないし家にいても不機嫌だし……」

    八幡「へー。まぁ思春期の女の子だしいろいろあるんじゃね……?」

    沙季「『比企谷さん不良っぽいし、姉ちゃんの気持ちも分かるんじゃね?アドバイスオナシャス!』って言われたからぶん殴ってきた」

    八幡「そういうところが不良っぽいって思われてると兄さん思うよ」

    154 = 1 :

    沙季「アンタなんか心当たりない?」

    八幡(殴ったもののなんやかんやでその男子のことが心配になって俺に相談しようと思ったんだろうなー可愛いなこいつ)

    八幡「いや、知らん。折本どころか俺が覚えている生徒なんて1人だけだ」

    八幡(つまり戸塚)

    沙季「……だよね。アンタに期待したアタシが馬鹿だったわ」

    八幡「うっせぇな、もともと期待すんじゃねぇって話だ」

    沙季「はいはい、ご馳走様。遅刻したくないから先行くね。お弁当そこ置いてるから」

    八幡「えっ……?はっ!?もうこんな時間かよ!!急がねば……」

    155 :

    サキサキの漢字が違うのはワザとかな?

    156 = 1 :

    学校ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    八幡(遅刻した)

    由比ヶ浜「……堂々と入ってくるとはいい度胸してるねヒッキーくん」

    八幡「……重役出勤ですよ」

    由比ヶ浜「えっ………?うん、なら、仕方ない……かな?」

    八幡(本当に国語教師なのだろうかこの人は)

    折本「………………」ガラッ

    由比ヶ浜「あっ、かおりん!君も重役出勤?」

    折本「は?何それ……マジウケる」

    由比ヶ浜「……また騙したねヒッキーくん!?」

    八幡「騙される方も悪いと本気で思ったのは初めてですよ…」

    八幡(……ってか、折本だと?)

    折本「…………………」

    八幡(確かに不機嫌そうな顔をしてるな…)

    八幡(沙季の言ってた"不良のお姉さん"か?)

    折本「」スタスタスタ ストン

    折本「遅れてすいませーん、次からは気をつけまーす」

    由比ヶ浜「ううっ……、ならいいけど」

    八幡「………………」

    八幡「……ふーん」

    157 = 1 :

    あっごめんなさい

    沙希でしたね

    間違えました

    158 = 1 :

    奉仕部ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    戸塚「そういえばそろそろ職場見学の時期だねー」

    葉山「あぁ、三人一組でやるんだろ?八幡、玉縄と組まないか?」

    八幡「名前呼びは定着なんだな……別に構わねぇぞ。余ったところに入れてもらう予定だったしな」

    戸塚「材木座くんたちと一緒じゃなくてもいいの?」

    葉山「そもそも俺、材木座、大和、大岡で男子四人いるから一人あぶれるんだよ。だから俺が八幡たちと組めば万事解決なわけ」

    八幡「そっか。じゃあ揉め事も起こらねぇな」

    八幡(チェーンメールが出回るようなこともないな。平和だ)

    戸塚「職場希望の紙、もう出した?」

    八幡「俺は出したぞ」

    葉山「以外だな。俺はまだだよ」

    戸塚「へぇ……八幡はどこに行くことにしたの?」

    八幡「えっ、いや、それはだな……」


    八幡(言えない。"自宅"を希望したことなんて絶対言えない……)

    159 = 1 :

    八幡「まぁ適当に楽そうなところを」

    戸塚「あははっ、八幡らしいね」

    葉山「楽そうなところ、かぁ……俺も普通にそうしようかな」

    戸塚「ぼくは……どうしよう、やりたいことって特にないんだよね」

    八幡(戸塚なら何にでもなれそうだけどな)

    八幡「ま、こんなところで書いたものが本当に将来自分が就職するところになるわけがないんだし、そもそも職場見学くらいならこれから先いくらでも機会はあるだろ。そんな重く考えることじゃねぇよ」

    戸塚「それもそうだね」クスッ

    葉山「ははっ、なんか八幡らしいな」

    160 = 1 :

    『2年F組ヒッキ……比企谷八幡くん。至急職員室まで来なさい』

    八幡「………えぇ」

    戸塚「呼び出しかぁ、珍しいね由比ヶ浜先生」

    葉山「そっか、じゃあ行っておいで」

    八幡「おう」


    八幡(心当たりなんて一つしかねぇんだよなぁ…)

    161 = 120 :

    SSの八幡ってなんでこうも戸塚戸塚うるせえのかな。マジムカつく。原作だってここまで酷くないからな。八幡はネタで戸塚ラブしてんの、本気じゃないからな。たまには戸塚ラブじゃない八幡を見せろ!例えば葉山くんとかさ

    162 = 1 :

    由比ヶ浜「希望する職業は専業主夫、希望する職場は自宅……」

    由比ヶ浜「これはどういうことかなぁヒッキーくん」ニッコリ

    八幡「ど、どういうこともなにも、そのまんまの意味ですが……」

    由比ヶ浜「……はぁ、書き直し」

    八幡「ちょ、何でですか!専業主夫という職業自体は認められるべきものであるはずです!」

    由比ヶ浜「先生に相談したんだけど『希望できる職場はその職場の最高責任者から許可が貰える職場に限る』らしいから」

    由比ヶ浜「君の自宅の最高責任者……君の親にこのふざけた調査票を見られてもいいというのならそうするけど?」

    八幡「ぐっ…………!?」

    八幡(馬鹿な、先手を打たれた!?)

    八幡(総武高教師恐るべし……やばいな、このままだと……)

    由比ヶ浜「さっさと書き直して提出。平常点から引いとくからね」

    八幡「くそっ!そんな……」

    八幡(こうして俺の自宅見学の夢は儚くちった)

    164 = 142 :

    なんでクラスに戸塚いるの

    165 = 1 :

    八幡「書き直せって言われてもなぁ……」

    八幡(昼休み。昨日由比ヶ浜女史から突っ返された調査票を片手にぶーらぶーらしていた)

    八幡(……葉山に捕まらないために)

    八幡(俺は本当に孤独が好きな人間らしい)

    八幡(そして、四階の屋上へ続く階段へたどり着く)

    八幡(普段は鍵がかかって入れないはずのその階段は……なぜか南京錠が外れていた)

    八幡(これでwkwkしない人なんているのでしょうか、いやいません)

    八幡(屋上へ上がるのは学生の夢である。それは俺のような青春を憎む人間でも例外ではない)

    八幡(うきうきしながら屋上へ入る)

    八幡(瞬間、風が吹いた)

    八幡(持っていた調査票は風に煽られ、はるか上空へと舞い上がってしまった)

    八幡「うわ……」

    八幡(と、そこで)

    八幡(その舞い上がる調査票を掴む手首が見える)

    八幡(南京錠を開け最初にここに侵入した本人だろうか)

    166 = 124 :

    >>161
    海老名さんちょっと座ってて

    167 :

    クラスに戸塚はいません
    八幡たちが話していたのは奉仕部です


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    折本「これ、あんたの?……ぷっ、ウケる」

    八幡「折本………」

    八幡(えっ何。まさか中身見られたの、うわぁ恥ずかしい)

    折本「ちょっと待ってね……ぷくく」

    八幡(おいこいつまだ笑ってんぞ。何がそんなにおかしいんだよオイゴラ)

    折本「ほい」

    八幡「あ、あぁ……さんきゅ」

    折本「何キョドってんの?……マジキモイんだけど」

    八幡「……悪かったな」

    折本「あはは、何その表情、ウケる」

    八幡「いや別にウケねーから……」

    八幡(そうして)

    八幡(折本は笑顔の裏に一瞬)

    八幡(とてもつまらなさそうな顔を見せた)

    八幡「…………」

    折本「じゃあね」

    八幡「……あぁ」


    八幡「なんだ、あの顔……」

    168 = 1 :

    教室ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    担任「じゃ、職場見学の班決めるぞー」

    葉山「行こうか、八幡、玉縄」

    八幡「どこ行くか決めたのか」

    玉縄「やはり僕としてはみんなのシークレットなアビリティのスキルアップが、できるようなところがいいと…」クルックルッ

    葉山「雪ノ下さんたちとかと同じところでいいんじゃないか」

    八幡「…ま、確かにあいつらならまともなとこ選んできそうだ」

    八幡(そういうわけで俺らの職場見学先は大手出版社になった)

    169 = 1 :

    奉仕部ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    戸塚「もうすぐ中間だね」

    八幡「そうだなー」

    葉山「そうだね」

    戸塚「あれっ、みんな余裕な感じ?」

    葉山「余裕ってことはないけど……普段通りにしてれば大丈夫だと思うし」

    八幡「俺もそんな感じか。戸塚は大丈夫じゃないのか?」

    葉山「戸塚君は全教科学年一位だぞ。知らないのか?」

    八幡「うっそまじで!?」

    八幡(俺の順位、国語学年3位……一体誰に負けてるのかとは思ってたが……)

    戸塚「な、なんで知ってるの!?順位貼り出されてたりもしないのに……」

    葉山「……噂だったんだが、やっぱり本当みたいだね。すごいな。今まで誰に負けてるか、ずっと気になってたんだが…」

    八幡「ちょっと待て、お前のその謂ぶりだと、まるで……」

    葉山「う、……うん、俺は全教科学年2位だよ」

    八幡(ほえ^〜)

    戸塚「八幡は?何番くらいなの?」

    八幡(一位、二位のあとに俺に話をふってくるか!)

    八幡「こ、国語は学年三位……英理社はだいたい50番くらいかな……?」

    葉山「へぇ。すごいじゃないか。で、数学は?」

    八幡(二位のやつからすごいと言われても皮肉にしか聞こえねぇ)

    八幡「す、数学は……」





    留美「八幡は学年最下位だよ。数学」

    全員「「「!?」」」

    170 = 1 :

    葉山「鶴見さん!?なぜ君がここに…」

    留美「奉仕部には入らないけど。ここに来ちゃダメな理由はないはず」

    戸塚「び、びっくりしたけど。ぼくは歓迎するよ。久しぶり鶴見さん」

    八幡「百歩譲って来るのはいいとしよう。なぜ俺の数学の成績をあっさりバラした。そしてなぜお前が知っているんだ」

    留美「八幡のことは何でも知ってる……あなたたちよりも。それを教えてあげようとした」

    葉山「くっ……!」

    八幡「なんでお前はそんな悔しそうなのん……?」



    戸塚「……それにしても、数学最下位かぁ」

    葉山「よく進級できたな」

    八幡「追試は暗記勝負だからな。追試さえ真面目にやれば単位はくれる」

    戸塚「受験とかどうするの?」

    八幡「数学が必要の無い学部を受ければいいだけだ。私立文系ならそういうのもできるだろ」

    葉山「……八幡は文系なのか」

    戸塚「そ、それでも数学最下位はどうなの……」

    留美「うん。数学を理解していないと解けない問題、物理や化学で出てくることもある」

    八幡「必要に応じて覚える」

    葉山「それができるなら頑張れば数学もできるようになるだろ……」

    171 = 1 :

    戸塚「………よしっ!決めた」

    八幡「ん?」

    戸塚「八幡!勉強会を開こう!」

    八幡「えっ、はぁ!?」

    八幡(なに戸塚と勉強会なんて心躍るシチュエーションは)

    戸塚「学校が生徒に数学をやらせるのも、なにか意味があってのことなんだと思う。それを必要ないからっていってサボるのはよくない!」

    八幡「それは確かに正論だがな…」

    八幡(戸塚と勉強会……戸塚の家……戸塚とお泊まり……くそっ、心の準備が!)

    戸塚「これは決定だよ!部長命令!目標数学100位以内!」

    八幡「ちょっ、それは、無茶が…」

    戸塚「頑張ろうね、八幡!」

    八幡「うっ……」

    八幡(その笑顔は反則だろ……)

    戸塚「おっけー、じゃあ決まり。さっそく今日の放課後から始めよう」

    八幡「わ、わかった……」

    八幡(どどどどどどうすればいい!?戸塚と勉強会なんて……ナニが起こるかわかんねぇぞ!?こんなラブコメみたいな展開あっていいのか……)

    八幡(……………………っ!!??なんだ)

    八幡(殺気……?)

    172 = 124 :

    るみるみからストーキングの波動を感じる

    173 = 1 :

    葉山「……わかった、付き合うよ八幡」

    留美「数学には、自信ある」

    八幡「えっ?」

    八幡(あ、あの……戸塚だけでいいんだけど……)

    戸塚「そんな、悪いよ!八幡に教えるだけならぼく1人で十分だし……人数多くても邪魔になる―――――」

    葉山「いや付き合うよ」

    留美「八幡に教える」

    戸塚「いやだから」

    葉山「付き合うよ」

    留美「付き合うの」

    戸塚「……………う、うん」

    174 = 126 :

    明らかに元キャラより押しが強くて草が生える
    ここまで強くないと周りを出し抜いて八幡ゲットできないよね

    175 = 124 :

    っていうかなんで八幡はあんなかわいい子にここまで言い寄られて無下にできるの?ホモなの?

    176 :

    そらかわいいかわいい愛すべき妹がおるからよ

    177 = 119 :

    ぼっち属性美人が妹に腐れ縁って、相性いいよな

    178 = 152 :

    戸塚が学年1位?で2位が葉山…
    ゆきのんは?

    179 :

    >>178
    まあそこらへんも考えてるだろ~大丈夫だよきっと

    180 = 117 :

    奉仕部で一番成績悪いのが八幡とかウケル
    あと、ガハマ先生がエロすぎて男子生徒の股間に悪そう

    181 :

    三十路ガハラかぁ…

    182 :

    材木座「八幡のことは何でも知ってる……あなたたちよりも。それを教えてあげようとした」

    183 :

    ガハマ先生が結婚できない理由ってなんやろ

    184 :

    愛犬をすぐに放しちゃう注意力の無さと料理やろ
    付き合うまでは良いけど後から察するパターン

    185 = 117 :

    そらもう、ガハマ先生の手料理を食べさせたら男は一発やろなあ
    どんな男でもコロリといってしまいますわ

    186 = 120 :

    ルミルミがミカサみたくなってる

    187 = 124 :

    デジャヴだと思ったらそれか

    188 = 1 :

    サ〇ゼーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    戸塚「ほら、そこを微分してこうすると……」

    八幡「なるほど……こうやるのか。ありがとう」

    葉山「俺にも聞いてくれていいんだぞ?」

    留美「……こことかわからないんじゃない?ねぇ」


    八幡(…………………)

    八幡(別に期待するくらいいだろ。勉強会といえば友だちの家っていう固定観念があってもいいだろ)

    八幡(よく考えたら気にせずドリンク飲み放題なサイゼの方がいいまである)


    八幡「……んじゃ、ここ教えてくれ」

    留美「その答えは√41らしい」

    八幡「過程を聞いてるんだよ!」

    戸塚「あぁ、ほらそこはxの二次方程式とみて、判別式を……」


    八幡(……それに、まぁ、なんだ)

    八幡(場所がどこであれ、こうやって試験前に一緒に勉強を教えあえる人がいるってのも、なかなか楽しいものだ)

    189 = 1 :

    八幡「………って、あれ?」

    八幡(向こう側の席に、何やら気になるものを見つけた)

    戸塚「どうしたの?八幡」

    八幡「ちょっとごめんな」

    八幡(あの青みがかかったポニーテール……まさか……)

    八幡(席を立ち、その席へ向かう)

    八幡(そこには愛する妹咲希と)

    八幡(………なんか妙にチャラそうな男が向かい合って座っていた)

    190 = 1 :

    (※戸部)「ん?何か用っすかー?」

    咲希「あ?………何してんのあんた」

    八幡「いや、俺が聞きたいくらいなんだが…」

    「あっ、もしかして比企谷さんのお兄さんっすか!うぃーっす!」

    八幡「うぃーっすじゃねぇぞ何勝手に人の妹誑かしてんだチャラ男が」

    咲希「ちょ、誑かすってアンタね……」

    「っべー、マジっべーわー。ちょっと聞いてくださいよお兄さん〜」

    八幡「お前にお兄さんと呼ばれる筋合いはねぇ!!」

    咲希「何熱くなってんの……」

    「別にいいじゃないっすか〜。相談のってくださいよ〜」

    戸塚「……えっと、その子八幡の妹さん?」

    葉山「妹がいたのか八幡」

    留美「義妹がいるのは知ってたけど、実物を見るのは初めて………」

    咲希「な、何……アンタら、うちの兄の友達?」

    戸塚「初めまして、戸塚彩加です。八幡とは同じクラブで……友達、かな」

    葉山「葉山隼人です。八幡とは友達……………だよ、今のところは」ボソッ

    留美「鶴見留美……八幡とは、将来を」

    八幡「中学の頃の同級生だよ、鶴見とは」

    留美「あぁっ……」

    咲希「………ふーん、なんだ、アンタ普通に友達いるんじゃない」

    八幡(その安心した母親のような表情やめろ……惨めになるだろうが)

    191 :

    沙希じゃないっけ

    192 = 1 :

    咲希「初めまして、比企谷咲希です。いつも兄がお世話になってます」

    戸塚「しっかりした子だね」

    八幡「あぁ。自慢の妹だからな」

    留美「………確かに立派」ペタペタ

    咲希「ど、どこ見て……」

    「俺は折本翔っていいまーす!比企谷さんとは同じクラスです!」

    八幡「デスノートはどこかな」

    葉山「自己紹介を聞いてまっさきに思い浮かぶ感想がそれかい……」

    咲希「今日はなんかこいつのお姉さんのことで相談があるっていうから……話しやすくするためにここ来て今話聞いてたってわけ」

    八幡「あ、この前のことでか」

    八幡(そして折本という名字……繋がったな、やはり折本かおりが、こいつの不良化したお姉さんなんだろう)

    「いちおー、姉さんとも話し合ってみたんすけどー、なんかはぐらかされちゃって、みたいな?もう頼れるのは比企谷さんしかいないんすよー」

    咲希「つっても、私別に不良じゃないし……」

    八幡「まぁ事情はだいたいわかったわ。んじゃ、お前のお姉さんのことが解決したら、咲希にはもう関わらないんだな?」

    「えっ………それはどうっすかね」

    八幡「誓え」

    「……………えぇ」

    咲希「こら」

    八幡「いたっ」

    咲希「あんま脅さないの。ごめんね折本。こいつちょっと頭おかしいから」

    八幡「兄に向かってそれはないと思うんだ…」


    戸塚「もしかして……八幡って」

    葉山「……過度のシスコン、だね」

    留美「…………またライバルが増える」

    戸塚「え?またって……」

    193 = 1 :

    せや沙希や
    あかん川崎はサキサキのイメージしかない

    あと戸部が折本のことを姉さんって言ってましたが姉ちゃん呼びに変更します。

    ガバガバですまんな

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    八幡「……一つ確認するが、お前のお姉さん、かおりって名前なのか?」

    「お?そっすそっす!知ってるんすかお兄さん?」

    八幡「お兄さんやめろ……名前だけ知ってる程度だ。同じクラスだしな」

    沙希「……アンタ、この前聞いた時は知らないって言ってたのに」

    八幡「いろいろあったんだよ」

    葉山「もしかして、折本さんのことかい?」

    八幡「知ってるのか?」

    葉山「あぁ……別に不良ってわけでもなさそうだけどね。友達もいるようだし。サバサバしてる感じの女の子だよ」

    八幡(サバサバ、ねぇ。少なくとも俺が屋上で出会った折本かおりはそんなやつではなかった)

    「……あーそっかー、姉ちゃん学校では普通なのかー。ちょっと安心したかな」

    八幡「だから沙希にいろいろ聞いても無駄だと思うぞ。わかったらさっさとゴーホーム。もう一回姉と話し合ってみろ」

    戸塚「なんか必死だね、八幡……」

    194 :

    ええんやで

    195 = 120 :

    平塚先生のピーみたいにガバガバだね

    196 = 1 :

    「……んーでも、やっぱり話し合って解決するようなことじゃない気がするっつうか…」

    八幡(しつこいなこいつ)

    「姉ちゃん四月まではすっげぇ真面目だったんすよ。ほら、総武高に合格するくらいっすし。でも新学期入ってから家じゃまるで人が変わっちまって……」

    戸塚「……お姉さんのことが心配なんだね」

    「まぁー、弟だし?姉のことが心配にならない弟なんていないっつーか…」

    「夜遅くまで帰ってこねーし、帰ってきてもイライラしてるし……しまいには毎朝寝坊するし……正直見てられないんすよね……」

    戸塚「……そっか」

    戸塚「わかったよ。ぼくがお姉さんを元に戻してあげる」

    「へっ?」

    戸塚「ぼくらはね、奉仕部っていう部活をしてるんだ。ええと、なんていうか…お悩み相談所みたいなの」

    戸塚「翔君のお姉さんは総武高の生徒だし…依頼してくれたら、ぼくがなんとかしてお姉さんの不良化の原因を探ってみるよ」

    「マジっすか!?是非オナシャス!いや、マジで!ウェーイ!」

    八幡「お、おいいいのかよ戸塚……試験前だぞ!?」

    戸塚「うん……八幡や葉山くんには迷惑をかけないよ。この依頼はぼく一人でやる」

    八幡「そんなのが許せるわけないだろ!俺たちは3人で奉仕部だ!」

    葉山「……八幡!」

    戸塚「う……」

    八幡「俺たちも手伝うぞ。戸塚がやるっていうならな」

    戸塚「でも、それじゃあ八幡の数学が…」

    八幡「大丈夫だ。依頼をこなしながらでも、自力で100位以内に入ってやる」

    戸塚「………!」

    八幡「約束するよ。だから俺にもお前を手伝わせてくれ」

    戸塚「………卑怯だよ、八幡」



    留美「入り込めない舞台」

    「いやぁ青春してるっすねー!」

    沙希「なんで傍観者目線なの……」

    197 = 1 :

    由比ヶ浜「ほえ?かおりん?」

    戸塚「はい。彼女について知っていることがあれば、教えて欲しいと思いまして…」

    八幡(問題解決のためには、情報は必要不可欠だ)

    八幡(折本弟から入手出来た情報……折本家は五人兄弟であまり裕福ではない、ということから推測できるものはあるが、いかんせんそれを裏付けるものがまだ必要ではある)

    八幡(そこで先生の目線からの折本かおりという人間を知ることにした)

    由比ヶ浜「えーっと……遅刻の多い生徒?」

    八幡「はぁ……」

    由比ヶ浜「ちょ、何そのため息!」

    八幡「いえ、少しでも先生に期待した自分に呆れているだけです」

    由比ヶ浜「期待されてたんだっ!?」

    葉山「驚くのそこですか…」

    戸塚「………遅刻の原因とかわかりますか?」

    由比ヶ浜「んー?バイトでもしてるんじゃないかな」

    八幡「やっぱそれか……」

    由比ヶ浜「ていうか彼女から聞いたし。バイトで生活リズムが崩れてどうのこうのーって」

    葉山「それは本当ですか?」

    由比ヶ浜「うん、たぶん」

    八幡(本人から聞いたのにたぶんなんだな…)

    八幡(でもまぁこれで裏付けはとれた)

    八幡(あとはあいつと接触するだけだろう)

    198 = 116 :

    おいなんだこの間違っていない青春物語は!

    199 = 1 :

    葉山「折本さん」

    折本「……………なに?」

    八幡(存外折本はあっさり捕まった)

    八幡(まぁ下駄箱で待ち伏せしてたら普通に捕まるか……)

    葉山「バイト、大変なんだってね」

    折本「どこで聞いたのそれ。センセ?」

    葉山「ははっ、まぁいいじゃないか。それよりもさ、やっぱりバイトのしすぎで睡眠時間がとれないのはよくないよ」

    折本「何?心配してるの?ウケる」

    葉山「そりゃ心配にもなるさ、同じクラスの仲間じゃないか」

    折本「悪いけどアンタに心配される筋合いないから。じゃ、バイトあるから。じゃね♪」

    葉山「あぁ、折本さん!」




    葉山「全く相手にされなかった」

    八幡「それでいいさ。分かってたことだ」

    葉山「わかってて俺に行かせたのか…」

    八幡「お前顔はいいからな。万が一成功する確率はお前の方があったんだ」

    葉山「か、顔はいい……か、ふふ」

    八幡(え、なんで頬染めてんの……そんな要素あったか?未だにこいつのことはよくわからん……)

    戸塚「じゃあ、次のステップに進もう」

    200 = 1 :

    八幡(バイトで睡眠時間が取れなくなっている、というのに対して否定の色を見せなかったこと)

    八幡(そして折本弟の証言……自分たちがねるまでに帰ってくることは稀であるということ)

    八幡(これら二つの事象が示す意味は……)



    戸塚「もしもし、翔くん?……そう、やっぱりそうなんだ」

    八幡「……どうだった」

    戸塚「八幡の言ってたとおりだよ。これで動機も分かったね」



    葉山「……というわけなんだが」

    雪ノ下「なるほど……じゃ、やっぱりあれは折本さんなのね」

    葉山「え!?心当たりがあるのかい?」

    雪ノ下「前に家族と食事したときに、折本さんらしき人がいたから…」

    葉山「その店の名前を教えてくれないかな」

    雪ノ下「えっと、確か……」

    一色「探しましたよ、雪ノ下先輩!」

    雪ノ下「い、一色さん」

    一色「ごめんなさい、少し雪ノ下先輩借りますね……部活には来てくださいよー、先輩は大事なコーチなんですから」

    雪ノ下「あ、あの、私一応マネージャーなのだけれど……」

    一色「マネージャーは私ですよ?何言ってるんですか?さっ、行きますよ!」

    雪ノ下「ご、ごめんなさい葉山君。あとでLINEで詳細は伝えるわ」

    葉山「あぁ、わかったよ」


    葉山「雪ノ下さんも大変だな………」


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