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    元スレ八幡「なんだ、かわ……川越?」沙希「川崎なんだけど、ぶつよ?」

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    251 :

    あまぁい!
    でもマックスコーヒーというよりはカルピスぐらいの清涼感もあるあまさ
    おつ

    252 :

    こんな青春したかった

    253 :

    乙!
    甘さが限界突破した!

    254 :

    吐瀉物の殆どが水飴と氷砂糖だった

    255 :

    甘々乙!最高だな!

    いつも楽しみに待ってます!

    258 :

    ようやくあまり口調に違和感の無いさきさきssに出会えて猛烈に感動してる...
    小説は出番少ないからともかくゲームやれば男口調じゃ無いことくらい皆理解できるはずなのに...

    259 :

    きっと賛同してくれる人がいるはずのことを言うぞ


    >>247の『沙希「!! …………うん、撫でて」』に萌え死にそうになった

    260 :

    八幡(『嫌いな曜日は?』と聞かれたらトップクラスに輝くであろう月曜日がやってきた)

    八幡(目が覚めて明るかろうと暗かろうと二度寝をする、てのができないというだけで気分は駄々下がりだ)

    八幡(いや、昨日も出来なかったけどね)

    八幡(つっても勉強しにいくのと遊ぶのでは気分も全然違うからな)

    八幡(もはや戸塚に会えるという希望を胸に行くしかない)

    八幡(………………)

    八幡(今、川崎の顔が思い浮かんだのは弁当が楽しみだからだ)

    八幡(他意はない。川崎の弁当は美味いからな)

    八幡(他意はない、はずだ)

    八幡「…………起きるか」

    261 = 260 :

    八幡(さて、今日も小町を学校まで送る仕事が始まる)

    小町「よろしくお兄ちゃん」

    八幡「おう、ちゃんと捕まってろよ」

    小町「うん」ギュ

    八幡(…………やっぱり川崎と比べると……いやいや、何を考えてんだ俺は)

    小町「そういえば沙希さんてさ」

    八幡「お、おう、川崎がどうした?」

    小町「この前お兄ちゃんに送ってもらってたけど、自転車通学じゃなかったっけ?」

    八幡「ああ、話してなかったっけ? あいつ自転車壊れたんだってよ。バイトでもして新しいの買おうかって言ってたぞ」

    小町「な、なんだってー!?」

    八幡「いや、そんな驚くようなことじゃないだろ? 自転車が壊れたくらいで」

    小町「違いますですお兄ちゃん、小町はお兄ちゃんのゴミいちゃんっぷりに驚いているのですます」

    八幡「なんだその言葉遣いは……あと俺が何をしたっていうんだよ」

    小町「違うよ、何もしてないから駄目なの」

    八幡「あん?」

    小町「帰りはお兄ちゃんも部活あるし沙希さんも用事があることでしょう。しかしながら行きは同じような時間になるはずであるのです」

    八幡「わけわからん丁寧語を止めろ……ん、まあそうだな、それがどうした?」

    262 = 260 :

    小町「ここまで言ってわからないお兄ちゃんが本格的に心配になってきたよ……つまり登校時は小町じゃなくて沙希さんを後ろに乗せてあげてって言ってるの」

    八幡「いや、それはないだろ。なんで小町以外を優先しなきゃならんのだ。小町を送り迎えする権利は誰にも渡さんし放棄もしないぞ」

    小町「それ絶対他の人に言っちゃ駄目だからね。引かれるから」

    八幡「これ以上引かれることはないからそれは大丈夫だ。てか何度も言うけど川崎とは付き合ってるフリをしてるだけだからな?」

    小町「うん。でもさ、どうしてフリを続けるの?」

    八幡「それは……そういう依頼だから……」

    小町「フリってのは秘密でも、誰かに付き合ってるふうに見せ掛ける必要はあるんだよね?」

    八幡「そう……だな」

    小町「だったらそれぐらいはしないと。お兄ちゃんだって沙希さんが嫌いなわけじゃないんでしょ?」

    八幡「いや、でも川崎が何て言うか……」

    小町「そうだね、わからないね。だから聞いてみてよ、『朝だけでも送り迎えしようか?』って。もちろんお兄ちゃんは全然迷惑じゃないことを含めてね」

    八幡「ん……わかった、聞くだけ聞いてみる」

    小町「よろしい」

    小町(…………お兄ちゃん気付いてるのかな、結局小町が最優先じゃなくなってるのを)

    小町(ちょっと寂しいけど嬉しくもある。妹心は複雑なのです)

    263 = 260 :

    八幡(昼休みになった)

    八幡(川崎は弁当を持って先にいつもの俺のベストプレイスへ。俺は飲み物を買いに自販機へ)

    八幡(この辺はすでにメールでやり取りしてるので目すら合わさずに俺達は行動する)

    八幡(まだ興味有り気にこちらを窺うクラスメートがいるが、やはり会話のない俺達に首を捻っていた)

    八幡(残念ながら会話をし続けないと死んでしまうようなリア充とは違うのだよ)

    264 = 260 :

    沙希「はい、あんたの分」

    八幡「おうサンキュ、これお前の飲み物な」

    沙希「ん、ありがと」

    八幡(俺は川崎の隣に腰を下ろし、受け取った弁当箱の蓋を開ける)

    八幡(ちょっと玉子焼きが多めだった。これは期待だな)パク

    沙希「ふふ、あんたって本当に美味しそうに食べてくれるよね。作りがいがあるよ」

    八幡「実際めちゃくちゃ美味いからな。店に出るようなってわけじゃないが、味付けやバランスが実に俺好みだ」モグモグ

    沙希「作った相手にそう言ってもらえると嬉しいね」

    八幡(でもコスパとか考えてもやっぱり俺の方が得してるよなあ……何か川崎に俺ができること……あ、そうか)

    八幡「なあ、川崎」

    沙希「ん、なに?」

    八幡「先週予備校の帰りとかにさ、タクシー代は弁当って話をしたろ」

    沙希「したね」

    八幡「でも先週は色々あってほとんど送ったけど普段は無理だよな。俺は部活あるしお前は家のことがあるしで」

    沙希「そうだね。でもそんなの気にしなくていいよ。予備校の帰りにだけでも送ってくれればさ」

    八幡「いや、だから、その……」

    沙希「?」

    265 = 260 :

    八幡「自転車を買うまでのバス代も馬鹿にならないだろ? 朝だけでも送り迎えしようか?」

    沙希「え!? い、いや、そんなの比企谷に悪いよ!」

    八幡「そんなことはない、むしろさせてほしいと思ってるまである。一応朝の二人乗りは学校から注意されるかもしれんから学校の近くまでだが」

    沙希「で、でも、あんたは小町を……」

    八幡「その小町に言われたんだ。しばらくの間だけでも川崎を優先してやってくれって」

    沙希「そ、そう……」

    沙希(い、妹に言われたとはいえその妹よりあたしを優先!? あの比企谷が!)

    八幡「いや、その、川崎が余計なお世話だっていうなら無理にとは言わないが…………」

    沙希「……その前にさ、質問させてもらっていいかな?」

    八幡「なんだ?」

    沙希「本当に、迷惑じゃない? 負担にならない? あたしに構わず本音を言って欲しいんだけど……」

    八幡「…………じゃあ本音を言わせてもらうけどな」

    沙希「う、うん」

    八幡「川崎を後ろに乗せて走りたい」

    沙希「!!」

    八幡「正直理由なんかどうでもいいんだよ。川崎が後ろに乗ってると単純に嬉しいんだ」

    沙希「…………」

    八幡(ああ、勢いに任せて言っちまった…………川崎の顔が見れん)

    沙希「比企谷……」

    八幡「お、おう」

    沙希「雨が降ったり用事があったりで来れなかったら、早めにメールでも何でもちょうだい」

    八幡「え?」

    八幡(思わずそっちを向くと嬉しそうに微笑む川崎の顔があった)

    沙希「ウチの前で、待ってるから」

    266 = 260 :

    一旦ここまで
    サキサキには結構本音を言う八幡ですが、その辺は後ほど
    出張は通勤時間がないから書き溜めしにくいね

    >>259
    そこ書いてる自分がニヤニヤした。自分で自分がキモいと思ってしまったよ……

    267 :

    乙乙
    もっと甘くキモくなってください!

    268 :

    おえっ……


    ちょっと砂糖舐めてくる

    269 :

    甘いよー甘いよー
    糖尿になっちまいそうだ

    270 :

    まっかんをはやくよこせ!

    272 :

    乙なのです

    273 :

    エロゲであったな。最低の屑に脅されて行為を強要されるヒロインなんだけど。
    「これは演技よ、演技なんだからぁ」とか言ってるうちに快楽堕ち。
    やっぱ八幡がヒロインなんだな。

    274 :


    クセになる甘さ

    275 :

    まっかんとか砂糖とか言ってる人はまだ甘さが足りないんですかねえ・・・

    276 :

    八幡(はあ……)

    八幡(なんで俺は川崎にあんなことを……いや嘘をついているわけじゃないんだが)

    八幡(あいつに本音を言ってしまってあとから恥ずかしくなるパターン多くね?)

    八幡(俺はあいつを近しい存在だと思ってるんだろう。それがどんなふうにかはともかく)

    八幡(そして滅多なことでは俺から離れることはないと信じてるから遠慮なく言葉に出してしまう)

    八幡(…………信じてる、だって?)

    八幡(今まで裏切られ続けて誰も寄らず寄らせずだった俺が?)

    八幡(何だよ、何なんだよお前は、川崎沙希)

    八幡(考えても無駄なことがぐるぐる頭の中で回っている)

    結衣「ヒッキー、奉仕部行かないの?」

    八幡(由比ヶ浜が話し掛けてきた。どうやらいつの間にか放課後になっていたらしい)

    八幡(考えるのに没頭しすぎたか……しかしこの状態でもちゃんとノートを取っているとはさすがぼっちの習性だ。見せてもらう相手がいないからな)

    八幡「ああ、いや、行くぞ。一緒するか?」

    結衣「あ……うん!」

    八幡(手早く荷物を鞄に詰め、教室を出る)

    277 = 276 :

    いろは「あ、先輩方、どうも!」

    結衣「あ、いろはちゃん、やっはろー!」

    八幡「よう。じゃあな」

    いろは「ちょいちょいちょいちょい、ストップです先輩!」

    八幡「誰が止まるか。どう見ても面倒事を持ってきて俺達を待ち伏せてた感じじゃねえか」

    いろは「わかってるじゃないですか。でも大丈夫です。ちょっと生徒会室に籠もってわたしをサポートするだけの簡単なお仕事ですから」

    八幡「嘘をつけ嘘を。いつの間にか俺がサポートからメインに回されてるまである。行かんぞ」

    いろは「そんなこと言って最終的には来てくれる先輩は使え……頼りになりますー」

    八幡「おい今使えるって言いかけただろ?」

    いろは「まっさかー。それにもしこのままどっか行っちゃったら校内放送で呼び出しをするしかありませんね」

    八幡「ぐっ、またぼっちを目立たせるような真似を……」

    いろは「そ、れ、にー、先輩に断られたらショックのあまりあることないこと喋っちゃうかもしれないですよ」

    八幡「おい、俺の評価をさらにマイナスにしようというのか」

    いろは「あとはそうですねー、川崎先輩との秘密とかをうっかり口に出しちゃったりとか。そうなると川崎先輩も困るんじゃないですか?」

    278 = 276 :

    八幡(この時俺は自分がどんな表情をしたのかわからない)

    八幡(だけど視界の端で由比ヶ浜がひっと声を出さずに息だけで悲鳴をあげたのが見えたことから多少は想像できようというものだ)

    八幡(とぼけるようなポーズであらぬ方に目線をやりながら喋り続ける一色を俺は遮った)

    八幡「一色いろは」

    いろは「はい、なんですか? ……っ!?」ビクッ

    八幡(俺の顔を見た一色が驚愕したように一歩後ずさる。それに委細構わず俺は言う)

    八幡「お前がそんなやつだとは思わなかった」

    いろは「え…………」

    八幡(俺は一色から視線を外し、まだ怯えている由比ヶ浜に向く。由比ヶ浜にはまったく関係ないのに悪いことをしたな)

    八幡「わりぃ、今日は気分が優れないから帰らしてもらうわ。雪ノ下に伝えといてくれ」

    結衣「あ、う、うん……」

    いろは「せ、先輩! 違うんです、今のは」

    八幡「一色いろは」

    八幡(すがりつくように袖を掴んできた一色の手を振り払い、踵を返しながら告げる)

    八幡「俺に近寄るな」

    279 = 276 :

    今から残業で別部署に行ってくるので一旦ここまで

    続きを夜までに書き溜めて投下できたらいいな(願望

    280 :

    乙!
    八幡キレちゃった…

    281 :


    夜も待ってるよ

    282 :

    とりあえず乙~
    次の展開が楽しみ

    283 = 275 :

    乙!
    いろはすがここまで負けっぱなしのSSって珍しいな
    この後も期待

    284 = 274 :

    これは本物ですわ

    285 :

    まじもんだわ
    いろはすに悪いが面白い
    乙!

    286 :

    仕事もSSも体壊さない程度にね、乙かれさまです

    287 :

    いろはす完全敗北だな
    大事なものはいつもなくしてから気づく

    288 :

    たまにはガツンと言ってあげないとね!

    290 :

    おつ

    291 = 276 :

    八幡(まだ放課後になってから間もないため、今から部活に向かう連中も帰宅する連中も数多くいた)

    八幡(なのでぶつかる危険性を考えて、駐輪場から校門を出るまでは自転車に乗らずに押して歩いているわけだが)

    八幡(さながら十戒のごとく俺の顔を見たやつが左右に分かれて道をあける)

    八幡(原因は元々の俺の悪評だけじゃないな。今の俺は周りからどんなふうに見えているのだろうか)

    八幡(遠目に三浦達の姿が見えたが、三浦も少し怯んだように身体を逸らし、あの海老名さんですら俺が見たことないような表情をしていた)

    八幡(そんな周りの反応を感じても俺のざわついた心は全然落ち着いてくれない)

    八幡(憤っているが爆発先がなく、内部でくすぶっている感じだ)

    八幡(どうしたものか、と思ってると俺に近付いてくる人影があった)

    沙希「まったく…………またあんたの悪評が増えるよ。そんな怖い顔してどうしたのさ?」

    八幡「川崎…………」

    沙希「少し人のいないとこに行こうか。話、聞くよ」

    292 = 276 :

    なんとかサキサキ登場部分を投下。一日一沙希。甘味成分がないけど
    今日は、つか多分明日の夜まで来れない、すまん
    発注ミスったやつマジ許さん

    294 :

    何だこの安心感は
    仙道なの?

    295 = 281 :

    乙乙

    296 :

    一日一沙希、なんて良い言葉だ!

    298 :

    一日一沙希…名言だなこれは

    299 :

    キレ八幡怖い
    たぶんゆきのんやガハマさんでも止められないよなこの感じだと。下手すりゃ小町でも
    それでも、それでもサキサキならなんとかしてくれる・・・っ!

    300 :

    一日一沙希は甘え。一日一けーちゃんでお願いします


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