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    元スレ八幡「なんだ、かわ……川越?」沙希「川崎なんだけど、ぶつよ?」

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    みんなの評価 : ★★
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    502 = 495 :

    まあ本当に猫アレルギーだと、猫本体が外出中でも室内に猫っ毛が残ってるだけでくしゃみ鼻水涙が出てきたりするんだけどな。

    503 :

    なにこのサキサキ尊い

    504 :

    おつ
    続きが楽しみ

    505 = 489 :

    八幡「つ…………疲れた」

    八幡(もういっぱいいっぱいだ。川崎をおんぶしてウチまで帰ってきて)

    八幡(色々後始末をしてようやくベッドに寝かせられた)

    八幡(肉体的にも精神的にも限界だ)

    八幡(リビングに下りてきて崩れるようにソファーに座り込む)

    八幡「でも、あとひとつやんなきゃな」

    八幡(俺はスマホを取り出して発信履歴から再び川崎の携帯にコールする)

    大志『もしもし! お兄さんすか!?』

    八幡「ああ、俺だ」

    大志『姉ちゃんは! 姉ちゃんは見つかったんすか!?』

    八幡「落ち着け、大丈夫だ。今ウチにいるから」

    大志『そ、そうっすか、良かった……』

    八幡「あーそれでだな……ちょっと親御さんと話がしたいんだが」

    大志『え? あ、わかりました、すぐ変わります』

    川崎母『もしもし、お電話変わりました。沙希の母です』

    八幡「先日はどうも。比企谷です」

    川崎母『あの、沙希が見つかったと聞いたのですが』

    八幡「はい、今ウチにいます。それでちょっとその事でお話が……」

    川崎母『何でしょうか?』

    八幡「その、本当はそちらの家に送り届けようとしたのですが、沙希さんはどうしても嫌だと言い張りまして」

    506 = 489 :

    川崎母『え…………』

    八幡「やむなくウチに連れてきたのですが、年頃の娘がこうなのはあまり親御さんにとっていい気がしないかと思いまして」

    川崎母『…………その、沙希は今近くにいるのかしら?』

    八幡「いえ、疲れたのか妹のベッドで寝ています。少し濡れてましたのであったかくさせてますが」

    八幡(本当は俺のベッドだが、こう言っておいた方がいいだろう)

    川崎母『そうですか…………あの、比企谷君』

    八幡「はい?」

    川崎母『大変申し訳ないのですが少しだけ沙希を預かっておいてもらえないでしょうか?』

    八幡「え?」

    川崎母『お恥ずかしながら私どもと沙希が少し言い争いをしてしまいまして。あの子にはちょっと考えてほしいんです』

    八幡「…………」

    川崎母『多分今のあの子にはあなたがそばにいてくれるほうがいいと思います。大変身勝手なお願いとは承知しているのですが……』

    八幡「その……いいんですか? 年頃の娘さんが男のいる家に」

    川崎母『あなたなら平気です。こう見えても人を見る目はあるつもりですし、何より沙希が選んだ男の子なら』

    八幡「…………」

    川崎母『その、どうでしょうか?』

    507 = 489 :

    八幡「…………まあこの雨だと送り迎えもままなりませんし、わかりました。責任持ってお預かりします」

    川崎母『本当にすみません、御礼は後日必ず致しますので』

    八幡「いえ、それより弟さん達には安心するようにお伝えください。きっと皆不安がってると思いますので」

    川崎母『はい、どうか沙希をよろしくお願いします』

    八幡(最後に家の電話番号を聞き、こちらの連絡先を教えて通話を終えた)

    八幡(なんだろう、川崎家からの俺に対する信頼がハンパない気がする。俺そこまでのことしてないよな?)

    八幡(…………とりあえずなんか軽いもん作っとくか。川崎は夕飯食べてないみたいだし)

    八幡(さっきまでの様子だと風邪とかは引いてないようだからな。油断は禁物だが一応は良かった)

    508 = 489 :

    八幡(さて、まだ起きてないかな)ガチャ

    沙希「…………」スースー

    八幡(まだ寝てるか……ん、手が布団からはみ出てんな)ヒョイ

    沙希「…………」スースー、ギュツ

    八幡(…………)

    八幡(布団の中に手を入れてあげようとしたら握られて離してくれなくなったでござる)

    八幡(まあいいか)

    509 = 489 :

    一旦ここまで
    おかしい、残業多過ぎだろ今月

    >>502
    そのために>>246でわざわざ八幡の部屋なら大丈夫って伏線張っといたんや。あとは普段から掃除をちゃんとしてるとかアレルギーは軽度だとかで脳内補完してくれ!頼む!何でもするから!

    512 :

    何でも

    513 :

    するって

    514 :

    言ったよね?

    515 :

    何で

    516 = 515 :

    してくれないの?

    518 :

    八幡がオトナの階段越えちゃうよぅ…

    519 :

    そしたら続きを早くお願いします!

    520 :

    残業代出るなら未来への労働の先行投資って思っておくといい
    度がすぎるのとサビ残ならあの場所へ駆け込め
    アレルギーの件は八幡の部屋ならそんなにカマクラさん入ってこないから平気だろってここの八幡さんが仰ってた気がするから勝手に保管してるよ

    521 :

    今日は遅いな・・・・・・

    522 :

    いつまでも期待して待っています、頑張ってくれ!

    523 :

    >>1は社会人か

    524 :

    1日1沙希しないと体の震えがとまんなくなるわ…

    525 :

    なんか笑う

    526 :

    沙希(…………ん)

    沙希(あれ、あたし……どうしたんだっけ?)

    沙希(…………そうだ)

    沙希(父さん母さんとケンカして、雨の中家を飛び出して)

    沙希(いつの間にかあの公園にいてベンチでうずくまってたんだっけ)

    沙希(そんで疲れて寒くて寝ちゃいそうになった時に比企谷が来てくれて……そうだ、比企谷は!?)

    沙希(あ、ベッドに上半身預けて寝てる…………あたしと手を繋いだまんま)

    沙希(ずっと、そばにいてくれてたのかな)

    沙希(見覚えないけどここ多分比企谷の部屋だよね。置いてある本とか服とかあいつのっぽいし)

    沙希(こんな形で比企谷の部屋にお邪魔することになるなんて)

    沙希(…………結局比企谷に迷惑かけちゃったな)

    沙希(でも)

    沙希(ありがとう、比企谷)

    沙希(………………)

    沙希(………………)

    沙希(あたし今比企谷の部屋で、比企谷のベッドに寝てるんだよね…………)

    沙希(やば…………)

    527 = 526 :

    八幡「う…………」

    八幡(あ、やべ。いつの間にか眠ってた)

    八幡(そうだ川崎は?)

    沙希「…………」

    八幡「…………」

    八幡(ばっちり目が合いました。起き抜けだったから一瞬言葉が出てこなかった)

    八幡「…………よう、目が覚めてたか。体調はどうだ?」

    沙希「うん、何ともないかな…………比企谷、その」

    八幡「ああ、言いたいことも聞きたいこともあるだろうけどその前にちょっといいか?」

    沙希「え、何?」

    八幡(俺は繋いでいた手を離し、その場で手をついて頭を下げる。いわゆる土下座の体勢だ)

    沙希「ちょ、ちょっと、何してんの!?」

    八幡「その、お前に謝らなければいけないことがある」

    沙希「え?」

    八幡「実は、ここ俺んちで、今ウチには俺しかいなくて」

    沙希「うん」

    八幡「で、その、お前ずぶ濡れだったから、つまり……」

    八幡(そこまで言うと川崎はかけられていた布団を持ち上げて自分の格好を確認した。今川崎は素肌に俺のジャージ上下を着ている状態だ)

    沙希「あたしの服をあんたが脱がしたってこと?」

    八幡「それだけじゃなくて…………タオルで拭いたりもしたから……その」

    沙希「うん」

    528 = 526 :

    八幡「なるべく見ないようにはしたが…………やっぱり、拭く時はどうしてもタオル越しとはいえお前の身体に触っちまったんだ! すまん!」

    沙希「ええー……」

    八幡「怒るのも気持ち悪いってのもわかる。でもな」

    沙希「違うよ、あたしは呆れてんの」

    八幡「え?」

    沙希「比企谷はさ、あたしの体調とかを心配してそうしてくれたんでしょ? だったら感謝はしても怒ることなんてないよ」

    八幡「で、でも、寝てる間に何かしたかもしんねーぞ?」

    沙希「してないよ、だってほら」バサ

    八幡「え?」

    沙希「ジャージ、後ろ前に履かせてるじゃない。わざわざ見ないようにしてくれて間違えたようなやつがそんなことしないでしょ」

    八幡「あ…………」

    沙希「ま、別に触られるくらい全然構わないけどね。比企谷なら」

    八幡「な、何言ってんだよ」

    沙希「ふふ」

    八幡「あんまからかうなよ……それより腹は減ってるか? 簡単なもの作ってるけど」

    沙希「今はいらないかな…………ねえ比企谷、本当にごめんね。あたし、あんたに迷惑ばかりかけてる」

    529 = 526 :

    八幡「そうだな」

    沙希「うん……」

    八幡「だからもう気を使うな」

    沙希「えっ」

    八幡「俺はな、頼ってもらえないことの方が嫌だし迷惑なんだよ。今回の事だって家族間の事だから俺に出来ることなんてたかが知れてる。でもそばにいてやるくらいのことはするからさ」

    八幡(今ならわかる。以前の雪ノ下や由比ヶ浜の気持ちが)

    八幡(近くにいるのに頼ってもらえない辛さが。何もしてやれない歯がゆさが)

    八幡(いずれこの事はきちんと謝りにいこう)

    沙希「うん……家を飛び出した時あんたの事もちらっと思い浮かべたんだけど…………やっぱり悪いなって思っちゃって」

    八幡「遠慮なんてするなよ。偽物とはいえ恋人なんだから、さ」

    沙希「……………………うん」

    八幡「よし。今服は洗濯して乾かしてる最中だ。この雨だし親御さんには連絡してあるから今夜は泊まっていけ」

    沙希「え?」

    八幡「何か必要な物あったら適当に用意するから遠慮なく言ってくれ。ただしあまり俺の部屋から出るなよ? 猫アレルギー出たら大変だからな」

    沙希「あ、うん……じゃなくて、ウチの親に連絡したの!?」

    八幡「そりゃそうだろ、年頃の娘なんだぞお前は」

    530 = 526 :

    沙希「その……親は何て言ってた?」

    八幡「内容は知らんけど、一回冷静になって考えてみてくれってさ。んでウチに泊まるのを了承してた」

    沙希「そう……内容は聞かないの? 聞いてこないけど」

    八幡「あんま立ち入っていいものかどうかわかんねえからな。川崎が話したきゃ聞くが」

    沙希「…………ううん、いい。やっぱりあたしが自分で考えなきゃいけないことだから」

    八幡「そっか、まあ俺に出来ることがあったら遠慮なく言えよな」

    沙希「じゃあ…………一つお願いしていいかな?」

    八幡「何だ?」

    沙希「なんか疲れちゃってさ、もう少し寝たいんだけど」

    八幡「ん、おう、わかった。俺はリビングにいるからゆっくりしとけ」

    沙希「ううん、そうじゃなくて」

    八幡「ん?」

    沙希「一緒に、寝てくれない?」

    531 = 526 :

    とりあえずここまで
    次回は多分少しエロいので名前欄の「エロ注意」をNGによろ
    まったく無くしてもいいけど男女二人でいて何もないのは不自然だと思ったので、すまんが書かせていただく

    532 :

    乙です
    楽しみにしてます

    533 = 524 :

    ありがとうございます、震えがとまりました

    534 :

    確かに男女二人きりのお泊りで何もないのは逆に不健全だな

    535 :

    乙!
    なんとか禁断症状でる前で良かった

    536 :

    おつ
    もう震えてます

    537 :

    乙乙
    これはまごうことなき本物の関係。

    538 :


    個人的には正式に付き合う前の性交渉はない方がいいなぁ
    責任感とかそういう強迫観念に囚われそうで
    本番なしのちょいエロとか付き合ってからのイチャラブHならウェルカムなんだけど

    539 :

    これは完全に脱法沙希ですわ

    540 :

    少しエロいってどこまでなんだろうな………

    541 :

    そらもう… なぁ…?

    542 :

    八幡「なんぼや?」

    543 :

    一日一沙希はよ

    544 :

    八幡「………………」

    沙希「一緒に、寝てくれない?」

    八幡「聞き間違いじゃなかったのか…………いやいや何を考えてんだお前は」

    沙希「あたしだって寂しくなることはあるよ。出来ることがあったら遠慮なく言えって言ったのはあんたでしょ。そばにいてやるくらいのことはする、とも」

    八幡「いや、それは出来ないほうだろ」

    沙希「何で? あたしの隣で寝るだけでしょ」

    八幡「物理的な話じゃねえよ心理的な問題だ。あのな、俺は男でお前は女、OK?」

    沙希「当たり前じゃないそんなの。あたしが男で誰が得をするのさ。海老名以外」

    八幡「一応真面目な話だから茶化すな。男女二人が同衾していいわけないだろうが」

    沙希「何で?」

    八幡「何でって……間違いがあったらどうすんだよ」

    沙希「寝てて無防備だったあたしにすら手を出さなかった男が何言ってんのさ。それともあたしの事がそんなに嫌い?」

    八幡「んなわけねーだろ…………もう恥を忍んで言うけどな、見てしまおう触ってしまおうって誘惑と何度戦ったか自分でもわかんねえんだぞ。俺じゃなかったらお前はとっくに襲われてる」

    沙希「でもあんたは我慢したんでしょ?」

    545 = 544 :

    八幡「ギリギリいっぱいいっぱいのとこでな。お前の親御さんにも信用されて預けられてるんだ。あとお前を傷付けたくないし」

    沙希「こっそり見たり触ったりなんて黙ってりゃわかんないのに」

    八幡「俺自身が嫌なんだよそういうの。でも俺の理性なんてちょっとしたことで決壊しかねんぞ。男子高校生の尋常じゃない性欲を舐めんなよ」

    沙希「そんなのどうとでもなるでしょ。それよりちょっと手を貸してよ」

    八幡「ん? ああ」

    八幡(上半身を起こした川崎に俺は右手を差し伸べる。川崎はその手を掴み、思い切り自分の方に引っ張った)

    八幡「うおっ!」

    八幡(勢い良く川崎ともつれるように倒れ込み、端から見ると俺が川崎を押し倒したかのように見えるだろう)

    八幡「何すんだよ…………大丈夫か?」

    沙希「ねえ、あんたさ、この状況でも何にも思わないの?」

    八幡「…………」

    沙希「あたしってそんなに魅力ない?」

    八幡「そんなわけあるか、川崎は良い女だ。それだけは俺が断言する」

    沙希「じゃあ」

    八幡「でもな、今のこれは違うだろ。家を飛び出すくらいなんだ、多少なりとも自棄になってないとは言えないだろ」

    沙希「それは…………」

    546 = 544 :

    八幡「とりあえず今は休んどけ。寝るまで手くらいは繋いどいてやるから」

    沙希「じゃあ比企谷の手、借りてもいい?」

    八幡「おう、好きなだけ使え」

    八幡(俺がそう言うと川崎は俺の手の甲側を握り、スススと自分の腹を這わせさせる)

    八幡(何を、と思う間もなく川崎はその手をジャージの中に突っ込ませた)

    八幡「!! お、おい何を!?」

    沙希「んっ…………さっき男子高校生うんぬん言ってたけどさ、女子高校生にだって性欲はあるんだよ」

    八幡「!!」

    沙希「ん、はぁ……比企谷がしてくれないなら自分でするしかないじゃない…………んっ」

    八幡(川崎の手に導かれた右手の指に感じる濡れた感触と柔らかさと熱さ。これが、女の、川崎の女性器)

    沙希「う、んっ……これは比企谷が手を出してるんじゃなくて、あたしが自分で慰めてるだけだから…………ちょっと比企谷の手を借りてるだけ……んっ」

    八幡(あまりの眼下の光景に言葉が出てこない。目の前で、川崎が自慰行為をしているなんて)

    沙希「いいっ……比企谷の指、気持ちいいよぉ…………んんっ」

    八幡「か、川崎……」

    沙希「ごめん、ごめんね比企谷、こんな女でごめん」

    八幡(謝りながらも川崎の指の動きは激しさを増していく。少し固い豆のようなものを俺の指の腹に当てて擦り付ける。これがクリトリスというやつだろうか?)

    547 = 544 :

    沙希「あ……あ……ごめん比企谷…………もうダメ、あたし、イってもいい?」

    八幡(川崎は切なそうな表情で、懇願するような目で問い掛けてくる)

    八幡(俺は川崎の耳元まで顔を寄せて囁いた)

    八幡「いいぞ、思いっきりイってしまえ。お前がイくとこ、しっかり見ててやるから」

    沙希「うんっ……うんっ……見て、見てて…………比企谷っ、比企谷ぁっ」

    八幡(頭を起こして川崎の顔を覗き込むと、呼吸を荒くして泣きながら笑っているような表情になる)

    沙希「あ、あ、あ、あ…………ああああっ!」

    八幡(川崎はびくんっと身体を大きく震わせて一際甲高い声を上げた。どうやらイったらしい)

    沙希「あ……あ……あん」

    八幡(びくんびくんと身体を痙攣させ、余韻に浸る川崎。俺の指先はぐしょぐしょに濡れているのがわかる)

    548 = 544 :

    沙希「ごめん……指、汚しちゃったね」

    八幡(ジャージから引き抜くと滴りそうなほどになっていた。早いとこ洗面所に、と思ったところで川崎はその俺の指を自分の口に含んだ)

    八幡「お、おい、何を」

    沙希「あたしが、んちゅ、汚したんだから、ちゅ、綺麗に、れろ、してるんじゃない」

    八幡「それヤバい、もうヤバいから。ちょっと一回離してくれ!」

    沙希「んっ……ちゅ……比企谷さ、どうせこの部屋出てどっかで一人でする気でしょ?」

    八幡「え、あ、いや…………」

    沙希「だったら比企谷もここでしてよ、あたしの手を使っていいから」

    八幡(川崎はそう言うとズボンの上から堅くなった俺の肉棒に触れてきた)

    八幡「や、やめ……」

    沙希「比企谷だってオナニーくらいするでしょ? ただそれをあたしの手でするだけ。あたしに何かしてるわけじゃないんだから、ね?」

    八幡(そう言ってズボンの上から撫で回す動きに、とうとう俺の理性は決壊した)

    八幡(チャックを下ろして肉棒を取り出し、川崎の右手に握らせる)

    沙希「ん、あ、熱っ……すごい……」

    八幡「さっきからずっと我慢に我慢を重ねてたんだ。もう遠慮しねえしすぐ限界だからな!」

    549 = 544 :

    沙希「ん、いいよ。あたしの手で気持ち良くなって」

    八幡(握らせた手に自分の手を添え、激しく上下に擦らせる。していることは自分でするのと変わらないのに快感の度合いが段違いだ。川崎の手が柔らかくてすべすべですごく気持ち良い)

    八幡(あっという間に限界を迎えた俺は傍らにあったティッシュを取って肉棒の先っぽを包み込ませる)

    沙希「イきそうなんだね比企谷? イって。イって。あたしの手で出しちゃって」

    八幡(俺の顔を見つめながら囁く言葉にとうとう俺は限界を越えた)

    八幡「あうっ! うっ! うっ! ううっ!」

    八幡(すごい勢いで精液が尿道を通り抜け、大量に射精する。当然一度で出し切らず幾度も繰り返し、そのたびに俺は呻き声をあげた)

    八幡「はあっ……はあっ…………はあ」

    八幡(すべて出し切ったあと、身体から力が抜けてドサッと川崎の横に倒れ込む)

    沙希「ふふ、お疲れさま。気持ち良さそうな比企谷の顔、可愛かったよ」

    八幡「…………勘弁してくれ」

    八幡(俺はのろのろと後始末をし始める。自分で出したのを零さないようにさらにティッシュで包み、ゴミ箱に放った)

    八幡(川崎も局部を拭き、後処理をしている)

    550 = 544 :

    沙希「ね、比企谷。スッキリした?」

    八幡「そんなこと聞くなよ……今賢者モードで落ち込んでんだから」

    沙希「賢者モード? 何それ」

    八幡「あー……簡単に言うと、したあとに妙に冷静になって落ち着いてるってことだ」

    沙希「ふうん……大志も妙に落ち着いてる時とかあったけどそれなのね」

    八幡「え、何? 大志?」

    沙希「うん、時々こそこそ一人でしてるけど隠せてないんだよね。トイレでしてるのもバレバレだし」

    八幡「それ絶対本人に言うなよ? オナニーしてんのバレてるなんてマジで自殺もんだからな」

    沙希「わかってるよ……比企谷は?」

    八幡「あん?」

    沙希「比企谷はバレたりしてない? 小町とかに」

    八幡「それは大丈夫……と思いたいが…………」

    沙希「女性向け雑誌とかには『わかってもそっとしておいてあげましょう』ってあるよ。もしかしたらバレてるかもね」

    八幡「マジかよ……家ですんの止めとこうかな……」

    沙希「ところでさ」

    八幡「ん?」

    沙希「その……あたしに幻滅とか、した?」

    八幡「あ? しねえしねえ。むしろ可愛いとこ見せてもらったって感じだ」

    沙希「う……そ、そう?」

    八幡「お前は? 俺に幻滅したりしたか?」

    沙希「するわけないよ」

    八幡「ならいいだろ」

    沙希「うん、じゃあさ」


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