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元スレ提督「安価でさらにみんなと遊ぶ」
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―提督私室・前―
青葉(あれ、司令官の部屋が少し開いてますね)
青葉「……」
青葉(これは見てくださいってことですね。わかってますよ、フリには答えますよ)
提督「……こう、腕を組む感じで……」
青葉(鏡に向かってポーズをつけてますね。これは、ナルシスト特有のかっこいいポーズの練習でしょうか)
提督「体を傾けて……」
青葉(あ、あれ、重力を無視しているような感じに……しかも、手の向きとかちょっと折れているような……)
青葉(あれ、司令官の部屋が少し開いてますね)
青葉「……」
青葉(これは見てくださいってことですね。わかってますよ、フリには答えますよ)
提督「……こう、腕を組む感じで……」
青葉(鏡に向かってポーズをつけてますね。これは、ナルシスト特有のかっこいいポーズの練習でしょうか)
提督「体を傾けて……」
青葉(あ、あれ、重力を無視しているような感じに……しかも、手の向きとかちょっと折れているような……)
提督「じゃあ、ゴホン……スター――」
青葉()
提督「……なんて、あれ……青葉ぁ!」
青葉「は、はいっ!? 青葉はいったい何を!?」
提督「なんでドアの隙間からこっそりのぞきこんできてるんだ。何か用か?」
青葉「な、なんでもないです! それではっ!」
青葉(突然司令官が目の前に現れたような……き、気のせいですね!)
ダッ
提督「……なんか見られたっぽいな。やれやれだな、としか言えないけど」
提督「いや、そんな格好つけてる場合じゃないんだけどさ。どうしようもないから放っておくだけだけどさ」
提督「ちょっと真似しただけなのに……あれ晒されたら結構恥ずかしいんだぞ……」
↓2
提督「いや、そんな格好つけてる場合じゃないんだけどさ。どうしようもないから放っておくだけだけどさ」
提督「ちょっと真似しただけなのに……あれ晒されたら結構恥ずかしいんだぞ……」
↓2
提督「山城が珍しく俺に相談してきたんだが」
山城「提督、冗談で相談しに来たんじゃないんですよ。聞く気ないなら帰ります」
提督「聞く聞く、聞くから帰らないでくれ」
山城「……最近姉さまが大破続きで戻ってくるのは知っていますよね」
提督「つまり、俺の作戦と指揮がカスなのを直せと」
山城「提督に求めても無駄なことは分かっているつもりです」
提督(いつも通りなんだけど、辛辣……)
山城「かわりに何とかして元気づけてください」
提督「そういうのって、俺に相談する前に山城がすると思ってたんだが」
山城「最近は私の方が無傷で戻ってくることが多いせいで、多分嫌味にしかなりませんから……」
提督「ふうん……よし、任せろ」
―母港―
扶桑「はぁ……今日も空が青いわね……」
扶桑(最近戦果が芳しくないわ……私は、ここにいていいのかしら)
山城「いいんです、姉さま」
扶桑「山城?」
山城「姉さまは、ここにいていいんです」
扶桑「でも、私は山城と違って、この艦隊でもドックに入ってばかりだし……」
山城「まずは、自分を好きになってください」
扶桑「自分を?」
扶桑「はぁ……今日も空が青いわね……」
扶桑(最近戦果が芳しくないわ……私は、ここにいていいのかしら)
山城「いいんです、姉さま」
扶桑「山城?」
山城「姉さまは、ここにいていいんです」
扶桑「でも、私は山城と違って、この艦隊でもドックに入ってばかりだし……」
山城「まずは、自分を好きになってください」
扶桑「自分を?」
山城「そうです。扶桑姉さまはこの世に一人でしかいない。そして、その扶桑姉さまを大切に思っている人がいるんです」
扶桑「私を……」
山城「自分に自信を持って、周りの声を聴いてみてください」
扶桑「私は私が嫌い……でも、好きになれるかもしれない」
扶桑「私は、ここにいていいの?」
提督「そうだ、扶桑は扶桑でしかない」
山城「姉さまは姉さまです。ありのままの姉さまが好きなんです」
提督「扶桑は、ここにいたくないのか?」
扶桑「私は……私はここに居たい。私はここにいてもいいのね」
扶桑「私を……」
山城「自分に自信を持って、周りの声を聴いてみてください」
扶桑「私は私が嫌い……でも、好きになれるかもしれない」
扶桑「私は、ここにいていいの?」
提督「そうだ、扶桑は扶桑でしかない」
山城「姉さまは姉さまです。ありのままの姉さまが好きなんです」
提督「扶桑は、ここにいたくないのか?」
扶桑「私は……私はここに居たい。私はここにいてもいいのね」
ワーワー パチパチ
山城「おめでとう」
伊勢「おめでとう」
日向「おめでとう」
最上「おめでとう」
満潮「おめでとう」
時雨「おめでとう」
長門「めでたいな」
陸奥「おめでとさんね」
球磨「クマー」
大和「おめでとう」
武蔵「おめでとう」
明石「おめでとう」
ビスマルク「おめでとう」
霞「おめでとう」
提督「おめでとう」
扶桑「……ありがとう」
妖精さんにありがとう 深海棲艦にさようなら そして、全ての艦娘達に おめでとう
山城「おめでとう」
伊勢「おめでとう」
日向「おめでとう」
最上「おめでとう」
満潮「おめでとう」
時雨「おめでとう」
長門「めでたいな」
陸奥「おめでとさんね」
球磨「クマー」
大和「おめでとう」
武蔵「おめでとう」
明石「おめでとう」
ビスマルク「おめでとう」
霞「おめでとう」
提督「おめでとう」
扶桑「……ありがとう」
妖精さんにありがとう 深海棲艦にさようなら そして、全ての艦娘達に おめでとう
~~~~~~~~
提督「というネタでどうだろうか」
山城「上司がこれとか……不幸だわ……」
扶桑(山城に提督……私のために……私は、ここにいていいのね)
―執務室―
提督「という作戦だったとさ。扶桑は何故か知らないけど元気を取り戻していたらしい」
提督「とりあえずおめでとうとは言っておいた」
下2
提督「というネタでどうだろうか」
山城「上司がこれとか……不幸だわ……」
扶桑(山城に提督……私のために……私は、ここにいていいのね)
―執務室―
提督「という作戦だったとさ。扶桑は何故か知らないけど元気を取り戻していたらしい」
提督「とりあえずおめでとうとは言っておいた」
下2
翔鶴「提督、第一艦隊が帰投いたしました」
提督「……」
翔鶴「提督?」
提督「ん? あ、ああ、すまんな。明日取っている休暇の事を考えていた」
翔鶴「どこか行くつもりなんですか?」
提督「実家に帰る予定なんだが……そうだ、翔鶴も来るか?」
翔鶴「……はい?」
提督「瑞鶴も連れてきてもいいぞ。ああ、いやなら構わないんだが」
翔鶴「それでは――」
提督「……」
翔鶴「提督?」
提督「ん? あ、ああ、すまんな。明日取っている休暇の事を考えていた」
翔鶴「どこか行くつもりなんですか?」
提督「実家に帰る予定なんだが……そうだ、翔鶴も来るか?」
翔鶴「……はい?」
提督「瑞鶴も連れてきてもいいぞ。ああ、いやなら構わないんだが」
翔鶴「それでは――」
―提督の実家―
提督「鎮守府は秘書官に任せておけば無問題。さーて、久々の休暇だ」
瑞鶴「へぇ、ここが提督さんの出身地……すごい田舎ね」
翔鶴「こら、瑞鶴」
提督「田舎なのは変わりない。そして、ここが俺の家だ」
瑞鶴「結構立派ね」
翔鶴「古き良きといった佇まいですね」
提督「……」
翔鶴(提督の実家に……どうしましょう、どきどきしてきたわ……)
瑞鶴(ここまで来たは良いけど、私たちの事をどうやって紹介するつもりなんだろ)
提督「鎮守府は秘書官に任せておけば無問題。さーて、久々の休暇だ」
瑞鶴「へぇ、ここが提督さんの出身地……すごい田舎ね」
翔鶴「こら、瑞鶴」
提督「田舎なのは変わりない。そして、ここが俺の家だ」
瑞鶴「結構立派ね」
翔鶴「古き良きといった佇まいですね」
提督「……」
翔鶴(提督の実家に……どうしましょう、どきどきしてきたわ……)
瑞鶴(ここまで来たは良いけど、私たちの事をどうやって紹介するつもりなんだろ)
ガラッ
提督「……それで、ここが家の中」
翔鶴「お、お邪魔します!」
瑞鶴「失礼しま……ちょっと、提督さん」
提督「なんだね」
瑞鶴「瑞鶴の目がおかしくなければ、すごく散らかっているような気がするんだけど」
提督「よく分かったな。そして、お前たちはよくぞここまで来てくれた」
瑞鶴「提督さん、もしかして……」
提督「俺の親は今旅行で出かけている。掃除のできない親でな、旅行に行っている間に片づけろときたもんだ。見ての通り、家がそこそこでかい。最悪休暇が全部潰れるかもしれないからな」
翔鶴「その、それって、人手が欲しくて誘ったというわけですか?」
提督「正解」
瑞鶴「……」イラッ
<ダイイチコウゲキブタイ、ハッカン!
<ギャー!
提督「……それで、ここが家の中」
翔鶴「お、お邪魔します!」
瑞鶴「失礼しま……ちょっと、提督さん」
提督「なんだね」
瑞鶴「瑞鶴の目がおかしくなければ、すごく散らかっているような気がするんだけど」
提督「よく分かったな。そして、お前たちはよくぞここまで来てくれた」
瑞鶴「提督さん、もしかして……」
提督「俺の親は今旅行で出かけている。掃除のできない親でな、旅行に行っている間に片づけろときたもんだ。見ての通り、家がそこそこでかい。最悪休暇が全部潰れるかもしれないからな」
翔鶴「その、それって、人手が欲しくて誘ったというわけですか?」
提督「正解」
瑞鶴「……」イラッ
<ダイイチコウゲキブタイ、ハッカン!
<ギャー!
~次の日~
提督「爆撃したから余計な仕事が増えたじゃないか」
瑞鶴「ふん」
翔鶴「それでも、殆ど綺麗になりましたね」
提督「主に翔鶴のおかげだ。瑞鶴は爆撃分で微妙だけど」
瑞鶴「人を連れてきておいてその態度?」
提督「さて、休暇は明日までだから、今日は存分に休むとするぞー」
翔鶴「スイカを買って来たので、切りますね」
提督「気が利くな」
瑞鶴「翔鶴姉、私も手伝う」
翔鶴「じゃあ、お皿出しておいてね」
提督「あー……平和だ」
提督「爆撃したから余計な仕事が増えたじゃないか」
瑞鶴「ふん」
翔鶴「それでも、殆ど綺麗になりましたね」
提督「主に翔鶴のおかげだ。瑞鶴は爆撃分で微妙だけど」
瑞鶴「人を連れてきておいてその態度?」
提督「さて、休暇は明日までだから、今日は存分に休むとするぞー」
翔鶴「スイカを買って来たので、切りますね」
提督「気が利くな」
瑞鶴「翔鶴姉、私も手伝う」
翔鶴「じゃあ、お皿出しておいてね」
提督「あー……平和だ」
―執務室―
霞「というわけで、これが三日分の仕事よ」
提督「……」
霞「これでも少ない方なんだから、ちゃんと今日中に終わらせなさいよ」
バタン
提督「……はぁ、まだ実家に居たい……」
提督「とりあえず程よく遊ぶことにして、仕事のモチベーションを上げるか」
下2
霞「というわけで、これが三日分の仕事よ」
提督「……」
霞「これでも少ない方なんだから、ちゃんと今日中に終わらせなさいよ」
バタン
提督「……はぁ、まだ実家に居たい……」
提督「とりあえず程よく遊ぶことにして、仕事のモチベーションを上げるか」
下2
時津風「しれー、呼んだって……」
提督「夕立は可愛いなぁ。もちろん時雨もな」
夕立「えへへ~、ていとくさ~ん」
時雨「う、うーん……」
時津風「……憲兵……いや、秘書官の方を呼ぼっか」
提督「ちょっと待ってくれ時津風」
時津風「なに、ロリコンしれー」
提督「ロリコンじゃない、ちょっと猫可愛がりをしていただけだ」
夕立「夕立、ペットっぽい?」
時雨「僕はそういわれても、あんまり嬉しくないかな……」
提督「夕立は可愛いなぁ。もちろん時雨もな」
夕立「えへへ~、ていとくさ~ん」
時雨「う、うーん……」
時津風「……憲兵……いや、秘書官の方を呼ぼっか」
提督「ちょっと待ってくれ時津風」
時津風「なに、ロリコンしれー」
提督「ロリコンじゃない、ちょっと猫可愛がりをしていただけだ」
夕立「夕立、ペットっぽい?」
時雨「僕はそういわれても、あんまり嬉しくないかな……」
提督「ペットとして扱ってるんじゃなくて、ペットのように可愛がっているんだ」
時津風「つまり変態だってみとめるんだね」
提督「む、そんな事言うなら可愛がってあげないぞ」
時津風「ふーん、しれーはそれでいいんだ?」
提督「……夕立ー、時津風が虐めるからもっと撫でさせてくれー」ナデナデ
夕立「提督さんの為なら、夕立いくらでも撫でられるっぽい!」
提督「夕立は可愛い事言ってくれるなぁ! 時雨ももっと寄ってきてもいいんだぞ」
時雨「時津風、霞の所に行くんだよね、付き合おうか」
時津風「うん」
提督「ちょっ」
時津風「つまり変態だってみとめるんだね」
提督「む、そんな事言うなら可愛がってあげないぞ」
時津風「ふーん、しれーはそれでいいんだ?」
提督「……夕立ー、時津風が虐めるからもっと撫でさせてくれー」ナデナデ
夕立「提督さんの為なら、夕立いくらでも撫でられるっぽい!」
提督「夕立は可愛い事言ってくれるなぁ! 時雨ももっと寄ってきてもいいんだぞ」
時雨「時津風、霞の所に行くんだよね、付き合おうか」
時津風「うん」
提督「ちょっ」
~数分後~
霞「提督、あんたの……あら」
提督「時津風もなんだかんだでツンデレだなぁ」
時津風「しれー、ちょっとべたべたしすぎー」
時雨「なんだかんだで、こう収まるんだよね」
夕立「みんなが仲良いなら、夕立はそれでいいっぽい!」
霞「……ま、いいか」
霞(今日中に終える必要のない書類が混ざっていたけど、あの様子なら放っておいてもいいわね)
霞「提督、あんたの……あら」
提督「時津風もなんだかんだでツンデレだなぁ」
時津風「しれー、ちょっとべたべたしすぎー」
時雨「なんだかんだで、こう収まるんだよね」
夕立「みんなが仲良いなら、夕立はそれでいいっぽい!」
霞「……ま、いいか」
霞(今日中に終える必要のない書類が混ざっていたけど、あの様子なら放っておいてもいいわね)
~~~~~~~~
提督「癒され心地のまま仕事を終わらせた。しかし、どう考えても三日分以上あった気がする……」
提督「途中でサボってたからそう思うだけかもしれんが」
提督「しかし、夕立に猫とはこれいかに。いや、どうでもいいけどさ」
下2
提督「癒され心地のまま仕事を終わらせた。しかし、どう考えても三日分以上あった気がする……」
提督「途中でサボってたからそう思うだけかもしれんが」
提督「しかし、夕立に猫とはこれいかに。いや、どうでもいいけどさ」
下2
― 一航戦の部屋 ―
提督「実家から土産だ」
赤城「今川焼きですか。ですけど、何故私たちに?」
提督「翔鶴と瑞鶴を連れて行ったんだが、一航戦の先輩方に何かお土産を送りたいといっていたのでな」
赤城「そうですか、二人には感謝しないといけませんね。ね、加賀さん」
加賀「そうね。提督、伝えておいてくれますか」
提督「おう」
赤城「……」ガサガサ パク
加賀「……」モグモグ
提督「……」ズズ
提督「実家から土産だ」
赤城「今川焼きですか。ですけど、何故私たちに?」
提督「翔鶴と瑞鶴を連れて行ったんだが、一航戦の先輩方に何かお土産を送りたいといっていたのでな」
赤城「そうですか、二人には感謝しないといけませんね。ね、加賀さん」
加賀「そうね。提督、伝えておいてくれますか」
提督「おう」
赤城「……」ガサガサ パク
加賀「……」モグモグ
提督「……」ズズ
赤城「ちょっと待ってください、実家に行ったんですか?」
提督「おい、一個食べてツッコミは遅すぎる」
加賀「提督もゆっくりお茶を啜っていたじゃありませんか」
赤城「提督、それをこの場で言うのはまずかったのでは……」
提督「ん?」
加賀「……なんですか、こっちをみて」
提督「……しまった、加賀に聞かせるのはまずかったか」
赤城「もう、提督……」
提督「おい、一個食べてツッコミは遅すぎる」
加賀「提督もゆっくりお茶を啜っていたじゃありませんか」
赤城「提督、それをこの場で言うのはまずかったのでは……」
提督「ん?」
加賀「……なんですか、こっちをみて」
提督「……しまった、加賀に聞かせるのはまずかったか」
赤城「もう、提督……」
提督「加賀、ええと……気にするな、な?」
加賀「何を考えてるのかは知りませんけど、あの二人に対しては態度を少し改めることにしましたから」
赤城「改める、ですか」
提督「おお、言われてみれば、実家に行ったことを何も気にしていない風になってる」
加賀「思うだけなら、提督には関係ありませんからね」
提督「……ん? それってどういうことだ」
加賀「さて、それくらい自分で考えてください」
提督「……とりあえず、問題ないという事でいいな」
赤城(地雷踏んでます……起爆したことが分からないだけです、提督……)
加賀「何を考えてるのかは知りませんけど、あの二人に対しては態度を少し改めることにしましたから」
赤城「改める、ですか」
提督「おお、言われてみれば、実家に行ったことを何も気にしていない風になってる」
加賀「思うだけなら、提督には関係ありませんからね」
提督「……ん? それってどういうことだ」
加賀「さて、それくらい自分で考えてください」
提督「……とりあえず、問題ないという事でいいな」
赤城(地雷踏んでます……起爆したことが分からないだけです、提督……)
―執務室―
提督「表面上いつも通りだし、加賀は問題ないという事でいいか」
提督「よし、悩みの種が一つ減ったぞ」
下2
提督「表面上いつも通りだし、加賀は問題ないという事でいいか」
提督「よし、悩みの種が一つ減ったぞ」
下2
―庭―
提督「~~♪」ジャー
朝潮「司令官、おはようございます」
提督「おはよう朝潮」
朝潮「何か育てているんですか?」
提督「ミニトマトとピーマンだ。比較的育てやすいし、ちょっと育ててみてるんだ」
朝潮「……」
提督「……好き嫌いするなよ?」
朝潮「だ、大丈夫です!」
提督「~~♪」ジャー
朝潮「司令官、おはようございます」
提督「おはよう朝潮」
朝潮「何か育てているんですか?」
提督「ミニトマトとピーマンだ。比較的育てやすいし、ちょっと育ててみてるんだ」
朝潮「……」
提督「……好き嫌いするなよ?」
朝潮「だ、大丈夫です!」
霞「ふぅん、家庭菜園ねぇ」
提督「ひ、秘書官、なぜここに……」
霞「おかしくはないでしょ。こっちとしては、なんでこんなところで育てているかってことなんだけど」
提督「ここなら日当たりがいいのが一番の理由だけど……怒るだろ?」
霞「どれだけ私は怒りっぽいのよ! 家庭菜園くらい、怒りはしないわ」
提督「まじか」
朝潮「そうなの?」
霞「クズ提督は今日の仕事量、覚悟してなさい。朝潮、今日の朝ごはんは、ヘルシーで体にいいものにしましょう」
提督「」
朝潮「」
提督「ひ、秘書官、なぜここに……」
霞「おかしくはないでしょ。こっちとしては、なんでこんなところで育てているかってことなんだけど」
提督「ここなら日当たりがいいのが一番の理由だけど……怒るだろ?」
霞「どれだけ私は怒りっぽいのよ! 家庭菜園くらい、怒りはしないわ」
提督「まじか」
朝潮「そうなの?」
霞「クズ提督は今日の仕事量、覚悟してなさい。朝潮、今日の朝ごはんは、ヘルシーで体にいいものにしましょう」
提督「」
朝潮「」
―執務室―
提督「どこにこんなに仕事が残ってたんだよ……危うく一日がつぶれるところだった……」
提督「しかし反撃が怖くて何もできないのだった」
↓2
提督「どこにこんなに仕事が残ってたんだよ……危うく一日がつぶれるところだった……」
提督「しかし反撃が怖くて何もできないのだった」
↓2
提督「加賀、デートしよう」
加賀「帰らせていただきます」
提督「待て、冗談だから許せ」
加賀「……はぁ、そういう冗談は別の人にしてください」
提督「加賀は本当に冗談が通じないな」
加賀「性格ですから」
提督「じゃあ、一緒にお出かけには行ってくれるのか?」
加賀「別にいいですよ」
加賀「帰らせていただきます」
提督「待て、冗談だから許せ」
加賀「……はぁ、そういう冗談は別の人にしてください」
提督「加賀は本当に冗談が通じないな」
加賀「性格ですから」
提督「じゃあ、一緒にお出かけには行ってくれるのか?」
加賀「別にいいですよ」
―公園―
提督「たまにこういう場所に行くと、まるで争いが起きてるとは思えなくなってくる」
加賀「そうですね……」
提督「……」
加賀「……こんなところに連れ出して、何か聞きたいことがあるのでは?」
提督「デートにそんな野暮なことは言いっこ無しだろ」
加賀「帰ります」
提督「ジョーク、ジョークだから、ごめん」
加賀「……はぁ、いいですけど」
提督(穏やかな顔をしている。とりあえず、加賀の心労を回復させる作戦は成功といったところか)
提督「たまにこういう場所に行くと、まるで争いが起きてるとは思えなくなってくる」
加賀「そうですね……」
提督「……」
加賀「……こんなところに連れ出して、何か聞きたいことがあるのでは?」
提督「デートにそんな野暮なことは言いっこ無しだろ」
加賀「帰ります」
提督「ジョーク、ジョークだから、ごめん」
加賀「……はぁ、いいですけど」
提督(穏やかな顔をしている。とりあえず、加賀の心労を回復させる作戦は成功といったところか)
―執務室―
加賀「では提督、何のためにつれだしたのか、いまいちわかりませんでしたが」
提督「ちょっと気分転換だ。一人より二人の方がいいだろ」
加賀「提督が気分転換なんてする必要あるんですか」
提督「ひどいな、一日中机にかじりついていたというのに。加賀だって、悪くなかっただろ」
加賀「そうですか。それなら……ありがとうございます」
バタン
提督「言葉を返す時にちょっと悩んだ気になるが……」
提督「まあ、礼を言ってきたということは、加賀自身も気分転換できたということだろう」
↓2
加賀「では提督、何のためにつれだしたのか、いまいちわかりませんでしたが」
提督「ちょっと気分転換だ。一人より二人の方がいいだろ」
加賀「提督が気分転換なんてする必要あるんですか」
提督「ひどいな、一日中机にかじりついていたというのに。加賀だって、悪くなかっただろ」
加賀「そうですか。それなら……ありがとうございます」
バタン
提督「言葉を返す時にちょっと悩んだ気になるが……」
提督「まあ、礼を言ってきたということは、加賀自身も気分転換できたということだろう」
↓2
―青葉型の部屋―
提督「青葉ぁ!」バタァン
衣笠「て、提督? どうしたの?」
提督「青葉は知らないか」
衣笠「青葉? 青葉なら、さっき面白い記事が書けたって、どこか出かけちゃったけど……」
提督「チィッ! 衣笠、青葉を見つけたら縛り付けてでも逃がすな」
衣笠「青葉が何かした?」
提督「……翔鶴と瑞鶴で帰省する写真、加賀と出かけている写真を撮られていたんだ」
衣笠「青葉がそれを撮ったら……ああ、余計な事を書きそう……」
提督「だろ、何とかして止めなくては」
衣笠「そうですね……あ、ではちょっとだけ待ってくれますか――」
提督「青葉ぁ!」バタァン
衣笠「て、提督? どうしたの?」
提督「青葉は知らないか」
衣笠「青葉? 青葉なら、さっき面白い記事が書けたって、どこか出かけちゃったけど……」
提督「チィッ! 衣笠、青葉を見つけたら縛り付けてでも逃がすな」
衣笠「青葉が何かした?」
提督「……翔鶴と瑞鶴で帰省する写真、加賀と出かけている写真を撮られていたんだ」
衣笠「青葉がそれを撮ったら……ああ、余計な事を書きそう……」
提督「だろ、何とかして止めなくては」
衣笠「そうですね……あ、ではちょっとだけ待ってくれますか――」
―廊下―
青葉「ふっふっふ、三人の間で揺れ動く想い、これは話題になりますよ」
提督「見つけたぞ青葉ぁ!」
青葉「見つかりましたか、ですけど、絶対につかまりませんからね!」
提督「俺以外にかかわるゴシップ記事は禁止だと言っとるだろうが!」
青葉「司令官だって関わってるじゃないですか!」
提督「主役は三人だろうが!」
青葉「ふふーん、こんな面白い内容、逃せませんよ」
提督「加賀がせっかく落ち着いてきたというのに、これ以上余計なことをされてたまるか!」
青葉「ふっふっふ、三人の間で揺れ動く想い、これは話題になりますよ」
提督「見つけたぞ青葉ぁ!」
青葉「見つかりましたか、ですけど、絶対につかまりませんからね!」
提督「俺以外にかかわるゴシップ記事は禁止だと言っとるだろうが!」
青葉「司令官だって関わってるじゃないですか!」
提督「主役は三人だろうが!」
青葉「ふふーん、こんな面白い内容、逃せませんよ」
提督「加賀がせっかく落ち着いてきたというのに、これ以上余計なことをされてたまるか!」
青葉(なんだか、司令官の声質がマジな感じですね。残念ですけど、この記事はやめて、今回はここまでに――ひっ!?)
提督「青葉ぁ!」
青葉(司令官の顔が今までにないほど怖いんですけど!? え、も、もしかして予想以上に怒っているんですか!?)
提督「とまれ青葉ぁ!」
青葉(止まったら何されるかわからないじゃないですかぁ!)
提督(む、青葉の逃げるスピードが上がったな……作戦は失敗か?)
青葉(し、司令官から全然距離を離せません……!)
衣笠「あちゃあ……予想以上に効いちゃったみたい、提督に施したメイク」
提督「青葉ぁ!」
青葉(司令官の顔が今までにないほど怖いんですけど!? え、も、もしかして予想以上に怒っているんですか!?)
提督「とまれ青葉ぁ!」
青葉(止まったら何されるかわからないじゃないですかぁ!)
提督(む、青葉の逃げるスピードが上がったな……作戦は失敗か?)
青葉(し、司令官から全然距離を離せません……!)
衣笠「あちゃあ……予想以上に効いちゃったみたい、提督に施したメイク」
―執務室―
提督「衣笠に任せたら、青葉が半泣きになりながら逃げるくらい怖い顔になっていた」
提督「最後に糸が切れるように倒れたのは、恐怖が振り切ったのか、疲れから来たものなのか……」
↓2
提督「衣笠に任せたら、青葉が半泣きになりながら逃げるくらい怖い顔になっていた」
提督「最後に糸が切れるように倒れたのは、恐怖が振り切ったのか、疲れから来たものなのか……」
↓2
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