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元スレ京太郎「修羅場ラヴァーズ」小蒔「あなたしか見えなくなって」

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スレッド評価: スレッド評価について
みんなの評価 : ★★★×4
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201 = 190 :

タコスがなにをした

202 :

安価全部回避してたししかたないよね

203 :

赤い髪なら塞さんかもしれないし(震え声)

204 :

逆にこれからの修羅場に巻き込まれないと考えれば
全国放送の全国大会でボッコボコにされても許してあげよう

205 :

ネキやでぇ~

206 :

全国大会、決勝戦。

ついに団体戦の部での、真の強者が決まる。


王者白糸台が今年も制覇するのか。

姫松が強豪校としてのプライドを見せるのか。

宮守がダークホースとして優勝旗を奪って行くのか。

清澄が伝説の再来を見せてくれるのか。


果たして、頂点の座を奪い取る高校はどこになるのか。


あらゆる意味で注目が離せないインターハイ、決勝戦。

今、その火蓋が、切って落とされた――!!



「ふー……こんなんでいいかな?」

「最後まで真面目にやろうよ、こーこちゃん……」




ってなわけで始めますん

207 = 1 :


――白糸台。


「照、いけるな?」

「うん」


平然と頷く照の横顔に緊張は見られない。

先鋒を送り出すチームメイトたちの瞳にも、心配はない。

それは油断でも余裕でもなく、先鋒戦で宮永照が遅れを取る筈がないという、自信の表れである。


「……だが」


いくら考えても、拭い去れない違和感。

胸の底で何かがざわめく。


「照……」


気のせいであって欲しいと願いながら、菫は照の後ろ姿を見送った。

208 = 1 :


――姫松。


「おっしゃ、いってこいや!」

「はい!」


バシン、と強く背中を叩かれて気合を注入される。

まさか、自分がこんな晴れ舞台に立てるなんて、思ってもいなかったけれど。

自分を信じてくれた先輩たちの為にも頑張るしかないと、漫は気合を入れて拳を握った。


例え、無様な姿を晒してでも――



「上重ちゃん? わかっとるよな~?」

「は、はい……」


……訂正。

無様な姿を晒すわけには、いかない。


「い、いってきます!」


何としてでも、点数を稼いで、バトンを繋がなければならない。

気合と、緊張と、若干の怯えを胸に、漫は控え室を後にした。

209 :

気のせいならどれだけよかったか

210 = 202 :

姫松の病んだ人ってネキだけだっけ?

212 = 202 :

元カノな方忘れてた
どうなるやら怖い様な楽しみな様な

213 = 1 :


――清澄。


「ゆーき、わかっていますね? くれぐれも、決勝で浮足立つことのないよう……」

「大丈夫だって、和ちゃん……ね? 優希ちゃん?」

「う、うん……」


同期の二人に念を押されて、控え室を後にする。

負けるわけにはいかない。それは当然のこと。


「……何だか」


全国大会が近付くにつれて、練習でも鬼気迫るような打ち方を見せた咲。

常に上の空のような様子を見せながらも、鋭さを増していった和。

優勝に対して、並々ならない執念と、焦燥感すら感じさせる久。


「……怖い、じぇ」


胸の中を占める感情は、プレッシャーなどという生易しいものではない。

それでも何とか胸を張って、毅然とした足取りで、優希は卓へと向かった。

214 = 1 :


――宮守。


「今の心境は?」

「ダルい……」

「つまり、よゆーってことね」


言うまでもなく、団体戦での先鋒は非常に重要な役割を持つ。

特に決勝戦ともなれば、失敗は許されないが――当の本人は、どこ吹く風で。


「……」

「ん? もう行くの?」

「トイレを」

「あぁ……行ってらっしゃい」


ここが全国だろうと、部室だろうと、シロのやることは変わらない。

いつも通りに、練習通りに打って、点数を稼ぐ。


「行ってくる……」


ただそれだけだと、シロは控え室を後にして、決勝の舞台に上がる前に、化粧室へと向かった。

215 = 203 :

漫と優希は未強化だし、かなり悲惨なことになりそうだ、このメンツだと
特に優希は、南場弱いから飛んでも不思議は……

216 = 202 :

味方は怖いわ勝ち目の無い先鋒戦に放り出されるわ散々だな

217 = 1 :

「あれ」


御手洗いを済ませ、決勝の卓へと向かう途中の廊下で足が止まる。

つい先日に最終調整に付き合って貰った恩師と、どこかで見たことのある女性が会話をしているのを、遠目に見かけたからだ。


「戒能プロ……だっけ」


普段なら気にせず声をかけに行っただろうが、今は時間がないし面倒くさい。

今度こそ決勝の舞台に向かうために、踵を返し――




「――」



――京太郎が、その女に唇を奪われる瞬間を、見てしまった。

218 :

シロだけ更に嫉妬の力で超強化?
これはトンでもないことになりそうだなぁ……

219 :

日に油どころかガソリンスタンドに爆弾投げ入れたようなもんだなコレ

220 :

照でも油断できんな・・・

221 :

この危険性は爆発寸前の炭鉱で静電気を飛ばすような物だぞ。

222 = 209 :

タコスパワーじゃ無理だろこれww
ヤンデレパワーには勝てん

223 :

清澄終了のお知らせ

224 = 203 :

つか清澄は先鋒と次鋒が未強化だからやばいな
姫松もそうだけど、優希の分で先に飛ばされそうな感じがするww

225 :

>>221
ごめん>>219の方が分かりやすい

226 = 198 :

漫ちゃんは一応一回安価とってるで

227 = 202 :

ゆーきは接触判定すらしてないからなー、どうなるやら

228 = 221 :

炭鉱火災は十年単位で燃え続ける事も有り、消火が極めて厄介。ガソリンスタンドは火災は派手だがすぐ消火するイメージがある。

229 = 225 :

へー

230 = 1 :

「よろしく、お願いします」

「……あれ?」


気がついたら、卓に着いていた。


「……ああ、そっか」


――先鋒戦に、来てたんだっけ。

シロは、どこか上の空のような、霧の中を彷徨うような心地で、牌に触れた。





「なんやの、コレ……」


不気味だ。

決勝卓の面子と顔を合わせて、何よりも先に、そう思った。

清澄はまだいい。緊張しているようだが、それは自分も同じだ。

問題は白糸台と宮守。

チャンピオンの宮永照。彼女と目を合わせた瞬間に、自分の中の何もかもを見透かされたような気がした。

そして、小瀬川白望。彼女の周りの空気だけ、まるで、どこか別の世界に迷い込んだような――


「いやいや、ありえん……」


ブンブンと首を振り、嫌な予感を振り払う。

胸の奥で、何かに火が付いたような、そんな気がした。





「なんだか、やりにくいじぇ……」


東場は自分の独壇場、の筈だった。

だというのに、思ったように風が吹かない。


「このままじゃ……」


気持ちの上でも、風下に立たされては、本当に勝ちの目が潰れてしまう。

直前に食べたタコスの味を思い返し、勢いよく自らの頬を叩き、優希は気を取り直した。





誰だって、関係ない。

「ツモ」

ただ、潰すだけ。






対局判定
直下判定 シロ コンマ+140
判定下二 漫 コンマ+30
判定下三 優希
判定下四 照 コンマ+140

231 :

へい

232 :

補正がヤバい

235 :

いくよ

237 :

タコスは頑張った
だが相手が悪すぎた

238 = 233 :

大方の予想通りの結果だったわけか
白糸台と宮守の熾烈なトップ争い
清澄と姫松の熾烈なケツ争い

239 = 202 :

やはり照とシロがぶつかり合いになるか

240 = 190 :

2違いか
いい勝負だの

241 = 219 :

補正無しなら一応タコス勝ってたんだなー
補正無しなら…

242 :

タコスマジで頑張ったよこれは
漫ちゃんもなんか景気よくゾロ目だし

243 = 220 :

ヒロインレースに参加できなかったタコスに最初から勝ち目なんて無かったんだよ・・・

244 = 209 :

相手が悪い、つーか補正半端ねぇwww

245 = 1 :

「……やっぱり」


京太郎が一時的に彼女たち、宮守女子のコーチをしていたことは、照も知っている。

だが。

照は、この対局を通してそれ以上のことを、シロに写し見た。


「……宮守」

「ダルい、なぁ……」


照の敵意の込められた目線も意に介さず、シロの手が虚空を彷徨い、牌を掴む。

他家のことなど眼中にないように、自分の中だけを見ているように。



「……ツモ」




――こうして、先鋒戦は幕を閉じた。

大方の予想を覆し、宮守女子が白糸台を僅差で押さえ付けて1位に。

2位の白糸台に大きく差を付けられて、清澄が3位。

強豪校の姫松は4位。


事前の見立てでは白糸台が圧勝すると予想していたメディアからすれば、この結果は大きく予想を外された形になった。

246 = 209 :

いくのんの表情が怖いことになってそうw

247 = 1 :

「ただいま」

「おかえり!」


シロを迎える宮守の部員たちの表情は明るい。

事前のミーティングでは、先鋒戦でどれだけ白糸台に食い付けるかが勝負の分け目であると話していた。

しかし、結果は僅差であるとはいえ1位。

あの、宮永照を打ち破ったのだ。


「……ごめん。ちょっと、疲れた」

「あ、うん……お疲れ様」

「アトハ、マカセテ!」


しかし当の本人は、部員たちの浮かれた様子にも、表情を変えることなく。

ぐったりと、ソファに身を預けると、右手で目を覆った。


「……先生」


さっきのアレが、見間違えではないのなら。

先生は、あの女と――?



「……何、で?」


ポツリと漏れた呟きに、答えは返って来なかった。

248 = 1 :

「あ、あのぅ……」


姫松の控え室に戻ってきた漫の表情は暗い。

途中で何度か、自分の中で弾けるような感覚はあったが――奮戦虚しく、結果は最下位。

先輩たちに、合わせる顔がなかった。


「ま、しゃーない。トバなかっただけ上等や。宮永照が二人いたようなもんやし」

「末原先輩……!」

「あとはウチらの仕事や。ゆーこ、いけるか?」

「キーウィ対策はバッチリなのよー」


このような状況でも、先輩たちは勝ちを諦めていない。


漫の曇っていた表情が、少しだけ明るくなり、


「上重ちゃん、あっちでお話な~」

「……あ」


郁乃に連れ去られて行く姿に、部員の全員が合掌した。

249 :

辛いです…

250 = 203 :

ここの代行だと落書きどころじゃ済まなさそうでこわい
額に犬とか書く勢いww


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