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    元スレ京太郎「修羅場ラヴァーズ」小蒔「あなたしか見えなくなって」

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    みんなの評価 : ★★★×4
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    851 :

    ヒューッ

    852 = 1 :

    「……ッ!、ンッ!」


    堪らず、目を覚ました京太郎がもがいても御構い無し。

    マウントポジションを取られた上に両手でしっかりと押さえ付けられては抗う術はない。

    侵入してきた舌を押し返そうとすれば絡め取られ、逆に良子の口内に引きずり出されてしまう。


    「――ッ!」


    息苦しくなり、限界だとタップすれば、良子から息を送り込まれる。

    唾液と息と、甘い匂いで京太郎の中が満たされていく。


    「んー……ご馳走様」


    そうしてたっぷり、良子が満足するだけの時間が経った頃。

    解放された京太郎はすっかり頬を紅潮させて、肩で息をしながら良子を見詰める。


    「……じゃなかった。グッモーニン、京太郎」


    爽やかとは言い難いが、眠気など欠片も残さない目覚め。

    これが、この姉弟の毎朝の光景だった。

    854 :

    また凄まじいい起こし方
    朝立ちに気付かれたらどうなるやらww

    855 :

    気づかない訳がない

    856 :

    僕もこんなお姉ちゃんが欲しかったんじゃあぁぁ

    857 = 1 :

    「ほら、ちゃんとここも流して」


    しっかりと目が覚めたなら、次は着替え……の前に、シャワーで寝汗を流す。

    時間短縮の為、二人で一緒に浴室に入る。

    義姉曰く、こうすることで待ち時間を失くせる上に一人では手が届きにくいところも隅々まで手が届くので一石二鳥だという。


    「また、少し逞しくなったね」


    シャワーで気持ちをリフレッシュさせたら今度こそ着替え。

    当然、二人で一緒に着替えをする。

    互いに手伝いながら着替えをすることで、体におかしな部分があればすぐに気付くことが出来る。

    義姉曰く、呆れるほど有効な時間の使い方だとのこと。

    858 :

    個々の話のあとは、あの三人がセットで義姉な話をやってほしい(希望)

    859 = 851 :

    これ京太郎ももうだめなんじゃないですかねぇ

    860 :

    呆れる程有効な洗脳だぜ…

    862 = 856 :

    京太郎が世話しなくちゃダメなパターンしかプロ相手には想定してなかったけど
    逆もええなぁ

    863 :

    リフレッシュ(意味深)
    身体におかしな部分(♂)

    いや、風呂場で抜かれてるよねたぶん

    864 :

    ターゲットを中央(いつでも狙える位置)に固定
    そのまま速やかに火力を集中(性的な意味で)
    最後は中央を突破(♂ゴールイン♀)

    865 = 1 :

    着替えを済ませたら、二人並んで台所に立つ。

    朝食の準備と、昼飯のお弁当の準備である。


    「唇にご飯粒が……今、手が離せないからとってくれない?」


    残念ながら京太郎も両手が塞がっているので、口で取る。

    弁当も最初は良子が一人で用意していたのだが、それでは申し訳ないと京太郎も手伝うようになり。

    当番制になった時期もあったが、いつの間にかに有耶無耶になってしまった。


    「――いただきます」


    そして、朝食。

    言うまでもないが、互いに食べさせ合う。

    好き嫌いなく栄養のバランスが取れる非常に効率的な方法である。

    866 = 864 :

    あわわ…狂ってるんじゃ…

    867 = 851 :

    効率的なら仕方がない
    そう思いませんか、あなた?

    868 = 856 :

    久々の更新でこの人気凄すぎるんだよなぁ
    更新頑張って欲しい

    870 = 854 :

    シャワーも着替えも一緒ww
    そして1人では手が届きにくい所も隅々までww

    871 :

    これお互い社会復帰できるんだろうか

    872 = 864 :

    効率的だからやってるというだけでこのやり方じゃないと何もできない風に極端に依存してる訳じゃなさそうだし外に出る分には大丈夫じゃね
    京太郎は

    873 :

    >>864
    京太郎が100万Gの男で戒能さんがFB隊長か……

    875 = 863 :

    この京太郎なら「オ○ニー後の後処理はもったいないからお姉ちゃんの中で出す」とかしてそう

    876 :

    朝食の後、一緒に食器を片付けたら歯磨き。

    勿論、互いに互いを磨きあう。これで客観的に汚れが残っていないかを確認できる。

    これらの全てを終えたら、ここで初めて一旦別れる。

    京太郎は学校の準備で、良子は仕事の支度で。


    「怪しいものは……大丈夫かな」


    お互いの支度が終わったら、鞄の中身のチェックも怠らない。

    万が一、不審な物が入っていたら大変なことになる。

    物騒な世の中、用心するに越したことはない。


    「それじゃ」

    「いってきます」


    全てを終えたら手を繋いで一緒に家を出る。

    これで鍵の閉め忘れを防げる。

    ご近所さんへの挨拶も忘れずに行い、最後に抱き合ってから、京太郎は学校に向かい、良子は職場に出向く。

    目覚めた時から余裕が出来るように行動しているからこそ、こうして姉弟愛を確かめる時間が残るのである。

    877 :

    この京ちゃん目からハイライト消えてそうなんですが・・・

    878 :

    ご近所さん突っ込めよww

    879 :

    下手に関わったらソロモン王だから・・・

    880 = 864 :

    お外から見る限りはただのバカップルだから…リア充だから…

    881 = 1 :

    学校に着いたら、無事に着いたことをメール。

    休み時間が来たら、その度にメール。

    何か特別な事があれば放課後に電話することを義務付けられている。

    報告、連絡、相談は社会人になれば必須になるので、今の内に慣れておけという義姉の心遣いだ。


    「おかえりなさい」


    部活の後に何も無ければ、出来るだけ急いで帰宅。

    玄関の前で待つ良子と抱擁を交わし、お互いにボディチェック。

    不審な物が見付かれば即座に処分、決して家に入れないようにする。


    「これは……何?」


    ここでもし、良子のチェックに引っ掛かるような物が発見されれば、それは報告に漏れがあったということ。

    京太郎から見れば他愛ない物でも、保護者の観点から見れば見逃せない物かもしれない。


    「いい? 下駄箱に入っていた手紙なんてのは、他の人には見せられないような禄でもないような内容だからね。今度からは読まずに捨てるように」


    長い追求の後に、しっかりと念を押される。

    少し厳しいかもしれないが、これも義弟の将来を思ってである。

    それがわかっているだけに、京太郎も感謝することはあっても、煩わしく思うことはない。

    882 = 858 :

    非効率とはいったいなんぞや

    883 :

    こわE

    884 = 878 :

    洗脳や…これ洗脳や…

    886 = 869 :

    これはやばい
    やばい

    887 :

    怖い通り越して気持ち悪い

    888 = 864 :

    さっさと逆レキメて恋人気取りになった方がまだ健全だようゥ!

    889 = 1 :

    夕食の光景は朝と変わらない。


    「でさ、その時に咲が――」

    「ふむ……成る程」


    メールで連絡したことを、口頭で伝えながら食事をする。

    京太郎はトッププロである義姉の活躍に尊敬の眼差しを向け、良子は義弟の話を興味深く聞く。

    仲睦まじい姉弟の食卓だ。


    「しっかり洗うよ。汚れを残さないように」


    食事の後は、風呂。

    これも朝と大差は無いが、より念を入れて全身を洗われる。

    時折、痛いほどに背中を流されるが、それも愛があってのこと。


    「ふー……気持ちいいね。本当に」


    浴槽は二人で一緒に入るには少し狭く、肌が触れ合うがそれも仕方ないこと。

    しっかり身体の芯まで温まるように、義姉と抱き合って百を数える。

    890 = 1 :

    風呂から上がったら宿題や仕事を済ませ、寝るまでの間にお勉強会。

    部活で麻雀の練習が疎かになりがちな京太郎の為に、義姉が特別に指導してくれるのだ。

    義姉曰く、麻雀に関しては京太郎もそれなりに潜在能力があるらしい。


    「ふふ……そうそう、いい子だね」


    そうして指導が上手くいった時、義姉は嬉しそうに微笑んで、いつものように――











    「待った待った。ちょいタンマ」

    「はい?」

    892 = 856 :

    あそこ大きくなってもこのお姉ちゃんなら普通に処理してくれそう
    弟の性処理は姉の仕事ですみたいな

    893 :

    もうここまできたらふつうに恋仲になっちゃいなよ

    894 = 1 :

    ――戒能プロってイタコだとか傭兵だとか言われてるけど実際どうなの?


    「えっと、まだまだ続きますけど」

    「いや、もういいわ。お腹いっぱい」


    久は、単純な好奇心で質問したことを、後悔していた。

    最初だけはドン引きしながらも冗談だろうと笑い飛ばせたが、淡々と事実を語る京太郎に、これ以上は聞いてはいけないと悟った。

    咲やまこがこの場にいないのは、幸いと言えるだろうか。


    「まさか、あの戒能プロが……」

    「私が、何か?」

    「……へ?」


    思わずベッドから起き上がる。

    噂をすれば影、とでも言うのか。


    「あ、姉さん」


    たった今までの話題の中心人物、戒能良子が、部室の入口に立っていた。

    895 = 863 :

    >ベッドから起き上がる
    ……ん? あれ、これピロートークか

    896 = 878 :

    部室のベッドだろ

    897 :

    「どうして?」

    「いつもより、帰りが15分遅かったからね」


    そう言うなり、良子は京太郎の手首を掴む。

    有無を言わせぬその姿に、久も何と声をかけていいのかわからない。


    「……あなたが、ここの部長ですか」

    「は、はい」


    ジロリと、頭の天辺から爪先までを睨め付けられる。

    蛇に睨まれた蛙。今の久はまさしくその状態だった。


    「……今日は大目に見ますが。次に、このような事があれば」


    それだけを言い残すと、良子は京太郎を引っ張って、さっさと部室から出て行ってしまった。

    一人部室に残された久は、その言葉の続きを想像して、背筋を震わせた。

    898 :

    ヤンデレとかじゃなくて完全に病んでるな
    京太郎の人間性死んでそうだ

    899 :

    完全にお人形さんだなあ

    900 = 1 :

    「久しぶりだな、姉さんの運転する車に乗るの」

    「そうだね……今度の休み、ドライブに行こうか」


    助手席に京太郎を乗せ、鍵を差し込む。

    運転を始める前に、京太郎と口付けを交わすことも忘れない。

    教師や生徒に見られるかもしれないが、むしろ望むところである。


    「あ、そういえば春から電話あったよ」

    「へぇ……なんて?」

    「久しぶりにこっちの方に来るって」

    「……グッド。それは、楽しみだね」


    良子は、少しだけ乱暴に、アクセルを踏み込んだ。


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