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    元スレ京太郎「修羅場ラヴァーズ」明華「夢でも、あなたの横顔を」

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    みんなの評価 : ★★
    タグ : - 京太郎 + - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    ・京太郎スレ
    ・短編集的な感じです
    ・安価もあるかもしれない
    ・ヤンデレとかあるかもしれない
    ・話によって京太郎が宮守にいたり臨界にいたりするのは仕様です
    ・基本的にライブ感


    前スレ
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1400743823/
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1401090438/
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1402195940/
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1403418602/

    SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1404137728

    2 :

    たて乙
    ポンコツ期待

    3 :

    たておつ。
    明華さんでも何か書くのかな期待

    5 = 2 :

    最近清澄が恋しくなってきた

    7 :

    誘導失敗

    9 :

    立て乙
    前スレ照小ネタ、相手が菫だと仮定して菫は照の気持ちに気づいてて暗い優越感抱いてたらとか考えると色々捗るな

    10 :

    あー、前スレURL貼り間違えてしまった

    次のレスから永水短編始めていきますー

    11 :

    立て乙

    前スレ>>1000ありがとう

    12 :

    ――朝、目が覚めると、自分の胸板を枕代わりにして眠る小蒔の顔が目の前にあった。


    「んん……」


    まただ。

    見慣れた光景ではあるが、いつまで経っても愛おしい。

    初めこそ飛び起きる勢いで驚き、恥じらいを覚えたシチュエーションだったが。

    今では落ち着いて、彼女のさらさらとした髪に指を通して、その感触を楽しめる。

    ……けれど、いつまでもこの感触を楽しんでいるわけにはいかない。

    障子の間から零れる朝の日差しは、今が起床時間であることを告げている。

    名残惜しいが、起こさなければならない。


    「ほら、起きて下さいよ」

    「んぁ……ん、あと五分……」

    「起きる時間に五分もなにもありませんってば」


    肩に手をかけて少し強めに揺さぶる。

    遠慮はしない。生半可なことでは彼女は起きないし、早く彼女を起こさないと――



    「あらあら、まったくもう。二人とも」



    ――どうやら、間に合わなかったらしい。

    13 :

    石戸霞。

    普段はおっとりした雰囲気の女性で、ある特定部位の大きさから母性すら感じさせる。

    いつもは冗談混じりで「母さん」なんて呼んだりして、彼女も乗って返してくれるのだけれど。

    こういう時に、彼女が来ると。


    「昨夜は……いえ、さっきまでもお楽しみでしたね?」

    「えっと……」

    「ん?……むぅ……京太郎さま、もっと……」

    「あら」


    そして、タイミングの悪い小蒔の寝言。

    霞は障子を閉じると、一歩足を踏み出した。


    「ふふふ……姫様の望みとあらば、私もお手伝いしなきゃね?」

    「い、いや――」


    するりと、衣擦れの音がする。


    「それじゃあ、いただいちゃおうかしら」


    舌舐めずりをして迫る霞の顔に今後の展開を予想して、京太郎は身を震わせた。

    14 :

    ひぇっ

    15 :

    「ぐ……」


    途中から『目覚めた』小蒔の相手もどうにか済ませ、散々に搾り取られながらもヨロヨロと朝の食卓へ向かう途中。

    京太郎の経験から、この次に会う相手が何となく予想できた。


    「おはよう、はっちゃん」

    「はい、おはようですよー」


    背後に感じた気配に振り向くと、京太郎の予想した通りに彼女が立っていた。

    彼女の名前は薄墨初美。京太郎がこの屋敷に来た時から、色々と面倒を見てくれた先輩である。

    そして――


    「大分、大きくなりましたね」


    ――京太郎の、始めての相手でもある。


    「ふふ……きっと、京太郎に似て元気に育ちますよー」

    「いやー、はっちゃんにそっくりな可愛らしい子になると思うな」


    初美のお腹に手を当てる。

    何となく、命の鼓動のようなものが感じ取れた気がした。


    「にしても、発覚した時はただただビックリしたけど……こうしてみると、本当に愛おしいですね」

    「ふふ……お母さんの気持ちが、分かってきましたよー」


    和やかな朝の光景。

    この屋敷に住む者なら、見慣れた光景。

    であるならば、この後に起こることも勿論、


    「ぺろっ」

    「ひゃっ!?」


    誰もが、想像できる。

    16 :

    種馬京太郎でもあるなww

    17 :

    ほのぼのしていた京太郎の首筋を文字通り「舐めた」彼女の名前は、滝見春。

    ここでは唯一の京太郎と同じ年で、同じクラスだったということもあって一番一緒にいる時間が長い。

    無愛想で無口だが意外と優しいところがあり、しかし考えが読み取りにくい。

    そんな少女なのだが。


    「はっちゃん、借りてくから」

    「どうぞですよー」


    元々体力を消耗していた京太郎は、今の春の一撃で腰が抜けてしまい。

    べたりと座り込んだところを、ズルズルと春の部屋へと引きずられていった。


    「お、お手柔らかには……」

    「じゅるり」

    「……無理、か」


    この後の展開は、京太郎にも容易に想像できた。

    18 :

    春との行為を終えて、風呂場で身を清める行為を手伝う彼女の名前は狩宿巴。

    汗や様々なもので汚れた京太郎の体を、後ろから丁寧に洗い流す。


    「……ごめんなさい。私のせいで」


    彼女の指が、そっと背中のある箇所に触れる。

    大きな傷跡。

    彼女が京太郎に刻み付けた、消えない跡。


    「私が……」


    震える巴の体を、そっと抱き寄せる。

    安心させる為に背中をぽんぽんと、軽く叩いてやる。

    きっと彼女には、言葉で言うよりも、こうして抱き寄せた方が分かってもらえるから。

    19 :

    修羅場をおさめた代償か…

    20 :

    腎虚待ったなし

    21 :

    残された傷は、薄くなっても、きっといつまでも消えることはない。

    女が流した涙を見た。

    男が流した血を見た。

    今でも夜に、傷跡が痛むこともある。

    それでも。


    「俺も、あなたも。ここにいる」


    小蒔がいて、霞がいて、初美がいて、春がいて、巴がいて。

    そして来年には、もっと笑顔が増えて。


    「やったことは消せないけど、これから作っていくことは出来るから」


    体も心も痛んでも。

    こうして、前を向いて生きていける。

    これから辛いことがあるかもしれない。

    些細なことに傷付くかもしれない。

    それでも。


    「あなたが、あなたたちが、いてくれるから」


    きっと、いつまでも。

    歩いて、進んで行ける。


    「――あなたが、側にいてくれるのならば」





    【IFEND 傷んだ過去と、今と、あなたと】

    22 :

    あらあら~♪ 今日も豚がぶひぶひと~♪
    今日豚京豚 蔓延る世界~♪ 砕けろ壊れろ京豚~♪
    失せろ消えろよ京豚は~♪

    調子に乗ってる京豚は~♪ 焼かれろ砕けろ朽ち果てろ~♪
    ぶひぶひ言うその鼻を~♪ 弾き飛ばしてあげるから~♪

    23 :

    おっつおっつ

    24 = 1 :

    本編でこのEDに行けるかは自由安価での頑張り次第

    小ネタ安価下3で

    25 :

    長野3年組とからみたい

    26 :

    咲が知らないうちに照と付き合ってて修羅場る京太郎

    27 :

    愛宕京太郎でお願いします

    28 :

    「お母さんも、自分に正直に生きて良いと思う」


    自分の娘に、思わぬ言葉を掛けられて。

    愛宕雅枝は、言葉を失った。


    「……気付いとったんか」

    「何年オカンの娘やっとると思ってんねん」

    「お父さんが亡くなってから大分経つけど……うちも、お姉ちゃんも。もう、大丈夫だから。お母さんも、頑張って?」

    「アンタたち……」


    雅枝は眼鏡を取ると、滲んだ視界を拭い。

    二人の娘を、強く抱き締めた。


    「……ごめんなぁ、駄目なお母ちゃんで」

    「そんなことない!」

    「せや! オカンは宇宙一のオカンやで!」


    母の温もりを感じながら。

    洋榎と絹恵は、雅枝の体が意外と小さいことに、少しだけ驚いた。





    そして後日。



    「……で。この人が――あんたらの、新しいお父ちゃんの」


    二人は、あんぐりと開いた口が閉じなかった。

    無理もない。

    なんせ――


    「京太郎です。よろしくお願いしますね」


    「オカンの連れて来た新しいオトンが……年下やった……」

    「……イケメンさんやん……」

    「そっちか!?」


    ……それぞれ抱いた感想はあれど、驚きの感情が胸を締めていたことに、違いはなかった。

    29 :

    ヒュー

    30 = 20 :

    ここからが修羅場の本番・・・!

    31 :

    須賀京太郎改め、愛宕京太郎。

    二人の出会いは麻雀を通してのものだったそうだが、京太郎の実力は全然大したことがないようで。

    京太郎は雅枝の、人としての強いところに惹かれて。

    雅恵は、京太郎の人としての優しさに惹かれて。

    互いに互いを意識していたけれど、二人の娘の存在から、更なる一歩を踏み出すことはなかったけれど。

    しかし、娘に背中を押された雅枝からアプローチを仕掛けたことにより――こうして、結ばれることになったのだと言う。


    「むー……」


    だけどやっぱり、娘の洋榎としては心配になるもので。


    「オカン、騙されてたりせんかな……?」

    「んー、お母さんのことだから心配はいらんと思うけど……」

    「せやかてなぁ」


    ……もし、ロクな男じゃなかったらウチが叩き出したる!

    最初はそんな気持ちで、洋榎は京太郎を愛宕家に迎え入れた。





    結論から言えば、洋榎の不安は杞憂に終わった。

    二人で出掛けた時は道の車道側を歩いたり、エスカレーターに乗った時は自然と下に乗ったり。

    そういった気遣いだけではなく、母の言う京太郎の『人としての優しさ』も、一緒に暮らしていく中で感じ取れた。


    「はぁ……」


    だが、洋榎の口から零れる溜息は止まらない。

    京太郎への不安が取り除かれた今、何が悩みの種となっているのかと言うと――

    32 :

    親子丼かよぉ!

    33 :

    「お義父さん、うちの眼鏡知らんー?」

    「ああ、それならテーブルに――ぶっ!?」


    下着姿で家の中を徘徊する絹恵に、京太郎が吹き出す。

    目が悪い絹恵には分かっているのかいないのか、フラフラと覚束ない足取りで、際どいところが見えそうになっている。


    「ほ、ほら……コレだよ」


    しかしこのまま放って置く訳にもいかず、京太郎は極力絹恵から視線を逸らしながら、テーブルの上の眼鏡を取って絹恵に握らせた。


    「あー、これでよう見える! ありがとなお義父さん!」

    「んなっ!?」


    視界が戻った瞬間にピョンと京太郎に飛び付いて抱き着く絹恵。

    勿論、下着姿の彼女が力一杯抱きつけばその感触がダイレクトに伝わるわけで――非常に、京太郎の理性に悪い。


    「えへへ、お礼に――好きにしてええよ? 私のこと」

    「な、何言って……」

    「最近、ご無沙汰なんやろ? お母さん、忙しいみたいやし」


    耳にそっと、囁くように。


    「だから、ええよ? 私の体を、好きにしても」


    その声音は、娘が義父に向けるものとは、到底思えなかった。

    34 = 16 :

    京太郎と雅枝がエッチしていることは把握してるんだな

    35 :

    これあかんやつや

    36 = 20 :

    分かりやすく言えば、パンツ脱いだ

    37 = 16 :

    しかし、京太郎と年はお似合いな絹恵のアプローチに気付いた年増の雅枝はどうやって京太郎を引き留めようとするのか
    とか下衆いことを考えてしまうww

    38 = 35 :

    >>37
    雅枝さんが年増なわけないだろ
    年増はどっかのネコ耳スク水が似合うグランドマスt……アッー!

    39 :

    肩を押さえ付けるように、雅枝が京太郎を布団に押し倒す。

    大きな音を立てて、二人の体が沈む。


    「ま、雅枝さん? 明日も早いんじゃ――」


    口を口で塞がれて、台詞が遮られる。

    たっぷりと、京太郎を味わい尽くすように時間をかけて、やがて雅枝の方から離れていく。


    「……だからこそ、や」

    「え?」

    「だからこそ。京太郎を感じてから、行きたいんや」

    「雅枝さん……」


    部屋の灯りが消えて、二人の肌が重なる。

    やがて室内の様子を探ることが出来るのは、暗闇の中に響く声だけになるが――


    「……」


    部屋のドアに僅かな隙間が出来ていたことに、京太郎は気が付かなかった。

    40 = 20 :

    京太郎はってことは雅枝さんは気づいてたんですかねえ・・・

    41 = 16 :

    人間的に強いらしい雅枝の方はドアの隙間に気が付いてるのかな? ww
    しかし、京太郎、ヤリたい盛りで適度に溜められつつ女の方から大義名分与えられているわけか
    まぁ優しい京太郎だからこそ、雅枝が気を使っている面もありそうだけど
    勿論、熟れた体が若い京太郎を短い時間を惜しまず感じたがっているのも事実なんだろうがww
    そいや、あちらが上なら騎乗位? ww

    42 :

    「お母さん、今日から出張なんやて?」

    「ああ、ちと一週間ほど家を開けるわ」

    「そっか――まぁ、『安心して』行ってきてな? 私らにはお義父さんがいるし」

    「ああ、私もちゃーんと京太郎に毎朝のモーニングコール頼んどるからな。『心配ご無用』やで?」


    そう言って腕を絡ませてくる雅枝に、照れ臭そうに頬をかく京太郎。

    二人を微笑ましく見つめる絹恵。

    どこからどう見ても順風満帆な新しい家族の光景。


    「頼むでホンマ……」


    だというのに――洋榎は、口から零れる溜息を、止めることが出来なかった。





    【新・愛宕家の日常】

    43 = 23 :

    ヒエッ……

    44 = 16 :


    洋榎大変だww
    こりゃ雅枝『家族計画』考えてそうww
    そして京太郎にぶちんww そこが彼女らにとっていいんだろうけど

    45 :

    修羅場って近いところで見てる人が一番辛いよねっていうアレ
    徐々に構成されていく修羅場に胃と心を痛めながらも何も出来なくて最終的に自分も病んでいく洋榎が見たい


    さて、次は

    1 白糸台日常編
    2 臨海出会い編
    3 プロ勢編、コンティニューする? その場合はどこから?
    4 永水日常編
    5 宮守全国大会後
    6 松実京太郎、遠征するの巻
    7 モンブチーズ出会い編
    8 京ちゃん先生宮守編
    9 千里山
    10 その他 何か希望があれば


    のいずれかになるかと

    それでは、長らくお付き合いありがとうございました!

    46 = 32 :

    おつ

    正直いろいろ話があって忘れかけてる

    47 = 16 :


    病んだ方が楽というわけですねww
    しかし絹恵は母と娘で男の趣味が似ているわけか

    49 = 20 :


    千里山は前に怜と竜華で書いたきりだっけ?


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