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    元スレ京太郎「修羅場ラヴァーズ」久「もうちょっと、近づいて」

    SS+覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - ヤンデレ + - 京太郎 + - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    ・京太郎スレ
    ・短編集的、オムニバス的な感じです
    ・安価もあるかもしれない
    ・ヤンデレとかあるかもしれない
    ・話によって京太郎が宮守にいたり臨界にいたりするのは仕様です
    ・ライブ感は大事
    ・ネリー可愛い

    まとめ
    http://www62.atwiki.jp/kyoshura/


    前スレ
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1400743823/
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1401090438/
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1402195940/
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1403418602/
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1404137728/
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1405089598/
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1407668440/
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1410718540/
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1415203531/
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1416300917/
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1420958217/
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1422431613/

    SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1423892840

    5 :

    修羅場レンタインネタSSを書いてもいいのよ?

    8 = 2 :

    そりゃ(酸化した赤黒い血より)そう(新鮮な血の方が愛情の度合いが高い)よ

    9 :

    酸素に触れた赤が悪い

    10 :

    京太郎の白いシャツが赤黒くなるって?

    12 :

    キッチンが修羅場のバレンタインだって?

    14 = 4 :

    京太郎のそういった現実で乗り越えなくてはならない修羅場の場合は
    過去の話だけど先生篇のいくのんとか
    支えたり助けたりしたヒロインのヒロイン力が爆上げされるな

    16 :

    もっとこう......京太郎の胃が痛くならないよう、表面上は仲良く仲良くとても仲良く、水面下はギッスギスな修羅場が見たいな。

    17 :

    ネリーかわいい立て乙

    18 :

    ここの住人による、いともたやすく行われるえげつない行為(高コンマ)よ

    19 = 1 :

    2月14日――の、前日。

    真冬の北海道であるにも関わらず、彼女たちのキッチンは非常に白熱していた。

    バレンタインという、乙女にとっての一大イベントを前にしているのだから、それは当然のこと。

    だが――


    「なるか、血は調味料にはならないから。そのナイフ置いて」


    「ユキ、ヘラを胸に当てて何してるの? まさか部室で『私を食べて――』なんて、しないでしょうね」


    「揺杏、砂糖と塩間違えてるわよ」


    「爽、あなたが摘み食いしてるの――それ、私のじゃない?」


    ああもう!とキッチンに誓子の悲鳴に近い叫びが響く。

    あまりにフリーダム過ぎる部員たちを前に、彼女の気苦労は募るばかり。


    「……ここまでさせるんだから、お返しは期待していいわよね?」


    ――とにかく甘いモノで、癒されたい。

    渡す側だというのに、誓子は強くそう思うのだった。

    20 = 16 :

    成香の血がさりげない感じで逆に恐ろしい

    21 :

    だなー(修羅場ボケ)

    22 :

    チョコのお返しは体で払ってもらおうみたいな

    23 :

    そういえばチョコは食べたら少し興奮するんだっけか

    24 :

    この中に1人ドジッ子がいる!

    25 :

    間違えて手を切っちゃう成香ちゃんのことだな!

    26 :

    ブラックジョークみたいにごく自然にツッコむ誓子もけっこう凄いなww

    27 :

    こっそり小ネタ
    下3まで

    28 :

    清澄バレンタイン

    29 :

    血染めのバレンタイン@有珠山

    30 :

    清澄先生

    31 :

    メゲルマン末原恭子は改造人間である
    彼女を改造したいくのんは京太郎制覇を企む悪の女王である
    メゲルマンは京太郎の自由のためにいくのんと戦うのだ

    32 :

    >>31
    不覚にも吹いた

    33 :

    ガンダムSEEDみたいなお題してんなお前な

    34 :

    >>31
    取れたら取るわ

    35 :

    バレンタインデーといえば、女の子が友達や好きな人にチョコを渡す日である――が。

    一人の男の子に恋する乙女たちにとっては――それは、戦争である。

    36 :

    戦争だけど、ライバルを倒すことにあまりかまけていると勝利を得られないという

    37 :

    血のバレンタインてヤツですね

    38 = 1 :

    「――」

    「……」


    いつもと違って静かな部室。

    一年女子しかいないこの場にて、咲と和が無言で睨み合う。

    その手に持つ小包の中身は、最早言うまでもない。


    「うぅ……」


    二人の敵意に挟まれた優希は、ただ気まずく視線を泳がせる。

    ただ菓子を渡すだけなのに――何故、そこまでして張り合うのか。


    「先輩、まだかー……?」


    耐え切れずに時計をチラ見。部活が始まるまであと少し。

    そんな彼女は、既に京太郎にタコスチョコを渡している。

    お返しを三倍返しで貰う約束も当然のように取り付けた。


    「はぁ……」


    改めて、事前に渡して良かったと思う。

    仮にこの場でチョコを渡していたら――きっと、ひどいことになっていた。

    39 :

    相変わらず優希は安牌

    40 = 36 :

    優希優秀

    41 = 28 :

    しかし出番は

    42 = 1 :

    優希の胃痛と祈りが天に届いたのか、すぐに部室の戸は開かれた。


    「お、揃っとるの」


    その人物に、咲と和は落胆の声を。

    優希は、安堵の溜息を零した。


    「遅れてすまん。始めるとするかの」

    「え? 京ちゃんは?」

    「なんだ、聞いとらんのか?」


    嫌な予感がする。

    優希はこの先の展開を、本能的に察知した。


    「京太郎は、用事で休むらしい。さっきメールがきての」

    「へぇ……」

    「……そう、なんですか」


    火に油。

    一見落ち着いているように見える二人だが、その内面は知りたくなくても伝わってくる。

    そしてこういう時に貧乏クジを引くのは、勿論――


    「すまんがわしも今日は店が忙しくてな。練習を見てやれん……」


    優希は、養豚場の豚の気持ちを理解した。

    44 :

    和=咲さんがあの男にーーーーふぅ、何でしょうこの嫉妬のようなそれだけではない感覚は・・・(それはNTRっす。私も清澄のロッカーさんとゆみ先輩でご飯5杯はいけるっすbyステルス)
    咲=くっ、京ちゃんはお、おっぱいなんかに負けないんだから(内心、和に圧倒されている)

    胃が全然痛くならない。

    45 = 1 :

    「本命相手のチョコには血を混ぜるのが女の子の常識なんだってね――ハイ、コレ」


    なんとも反応に困る言葉と一緒に差し出されるチョコレートケーキ。

    こんな日でも、彼女――竹井久は平常運転であった。


    「あ、ありがとうございます」


    とりあえずは、お礼と一緒に口にする。

    程良く甘い、京太郎好みの味だ。


    「お、美味い」

    「良かった。だって本命だもの」

    「……え゛?」


    思わずフォークを進める手が止まってしまうのは仕方のないことだろう。

    たった今聞いた話の内容から、ケーキの中に赤色を探してしまう。


    「あは、大丈夫よ。変なのは入れてないから」

    「ほっ……」

    「でさ、それより」


    「もっと、聞きたいことがあるんだけど」

    46 = 39 :

    しかし、知らない娘から手作り貰うとちょっと怖いのは事実

    47 :

    流石久

    48 :

    この策略ぶり。流石ヒッサ汚い。

    49 :

    この程度ならかわいい修羅場だと思えてきた

    50 = 1 :

    久が身を寄せてくる。

    気付けば、吐息がかかり睫毛が数えられる距離。


    「本命ってのいうのは……嘘じゃないのよ?」

    「は、はい……」

    「あなたの答えは……どうなのかしら」


    「そ、それは……」

    「それは?」

    「……」


    「ほ、ホワイトデーに……じゃ、駄目ですか?」


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