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    元スレ京太郎「修羅場ラヴァーズ」小蒔「あなたしか見えなくなって」

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    みんなの評価 : ★★★×4
    タグ : - ヤンデレ + - 京太郎 + - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    101 :

    待ってた

    102 = 1 :

    「淡、また先生に迷惑をかけたの?」

    「んー?」


    白糸台の宿泊先にて。

    雑誌を広げて寝っ転がる淡に、照が眉根を寄せて声をかける。

    当の淡は知らん顔で、雑誌を無造作に放った。


    「んー……」

    「淡」


    伸びをする淡に照は不快感を隠そうともせず、静かな怒気を含めた声音で再度呼びかける。

    照は会うことが出来なかったが、このインターハイの会場に京太郎が来ていることを、菫から聞いて。

    彼が白糸台の講師をやっていた時のように、淡が迷惑をかけていたとなれば――それは、照にとって見逃せることではなかった。


    「……ん、羨ましい?」

    「……」

    「そっかー。じゃ、しょーがないね。テルーのとこには、来てくれなかったもんね、せんせー」

    「……黙って」


    「テルーがずーっと、一人でやってる間にも。私は、せんせーに色々教えてもらってたし」

    「……うるさい」


    「私ね。頑張って、色々やったよ? せんせーに、認めてほしくて」

    「黙って」

    「お休みの日も、せんせーにネットで教えてもらってたし。繋がってたんだ、せんせーと……テルと違ってさ」

    「うるさいっ!!」



    「あはっ♪」

    103 = 100 :

    転校してからも京太郎とつながりあってたってこと淡アピールしまくりww
    しかし、あわあわが頑張ってたとなるとより手ごわくなってそうだ

    104 :

    ヒャッハー……

    106 = 1 :

    ネット麻雀のIDを知っているということは、学校にいる時に限らず、先生と対局が出来るということ。

    それは、時間的な繋がりで言えば、久よりも長いということ。

    そして、家に上げたことがあるというのは――


    「久……」

    「……あ」


    気が付いたら、隣にいたまこに、右手を握られていて。

    その手の親指の爪が、痛々しい赤色に染まっていた。


    「大丈夫……大丈夫、だから」

    「しかし……」


    次は、絶対に負けない。


    「ごめん。心配かけて」

    「……」

    「絶対……絶対に、清澄を優勝させるから」


    唾を飲み込むと、鉄の味がした。

    107 = 100 :

    まこいいやつだ
    ここの久はレジェンド京太郎に憧れてたからより清澄優勝への念は強そうだしなぁ……

    108 = 100 :

    けど、その裏で京太郎は宮守の調整に手を貸したりするのか

    109 = 80 :

    ヒッサはここで負けても別の世界線で大勝利できるから
    策士ヒッサみたいわ

    110 = 1 :

    暗いホテルの一室を、液晶の光が、仄かに照らす。


    「あー、待ちきれへん……」


    「ずっと、ずーっと、我慢しとったからなぁ……」


    「……けど」


    「もうすぐやね」


    「京ちゃん……♪」


    夜の、生徒たちが寝入る時間でも。

    暫く、明かりは消えなかった。

    112 = 1 :

    阿知賀、千里山、白糸台、そして宮守。

    以上の4校による準決勝。

    白糸台に僅差で敗れたとはいえ、宮守も決勝へと進めることになった。

    これまでは順調に進むことが出来たが、決勝戦となれば予想を何度も覆されることが起きるかもしれない。


    「さて……」


    トシは、宮守の部員たちの表情を見渡す。

    シロを除く全員が、決勝に向けて緊張した表情を浮かべている。


    「いよいよ次が決勝となるわけだけど」


    ゴクリ、と唾を飲み込む音が聞こえた。


    「やれることは、全てやっておきたい」


    「そこで」


    「あんたたちも良く知る、頼もしい人を連れて来たよ」


    トシの背後のドアが開き、スーツを着た男性が入ってくる。

    勿論、その男性は――




    「みんな、久しぶり」



    直下判定
    1~25 胡桃
    26~50 シロ
    51~75 エイスリン
    76~00 豊音

    114 :

    何という恐ろしいコンマ・・・

    115 :

    さすがにゾロ目は予想していなかったようだ

    116 :

    ここでそのコンマは(アカン)

    117 :

    塞ェ…

    118 = 94 :

    これは全員だね

    120 :

    どのSSでも基本、シロは強いな……ヤバイヨー

    121 = 1 :

    「あっ!」

    「センセイ!」

    「決勝に向けて、トシさんに頼まれたんだ」

    「……」


    宮守の部員たちが、一様に驚きの表情を浮かべる中で。

    シロはただ一人、無言で立ち上がった。


    「シロ?」


    京太郎が宮守を去る直前の出来事から、シロとは少し気まずい仲だった塞だが、今のシロの雰囲気にはいつもとは違うものを感じる。

    何となく嫌な予感がして声をかけるが、返事はない。


    「先生」

    「ん? 何だ、小瀬川――」


    そっと背伸びをして、京太郎の首に手を回し、京太郎の顔を引き寄せるようにして、耳元に唇を寄せ。


    「……全部、終わったら。言いたいことが、ある」


    それだけを告げると、シロはさっさと離れていった。



    「ナニヲ、オハナシ?」

    「……内緒」



    耳元に、生暖かい感覚が、残った。

    122 = 99 :

    もう全員でいいやん(期待)

    123 = 100 :

    大会終わった後が大変だなww

    124 = 1 :

    ゾロ目判定挟む気は無かったんですけどね、ここ
    とりあえず後のアレに考慮します


    宮守キャラ安価下3でー

    125 :

    豊音

    126 = 100 :

    エイスリン

    127 = 113 :

    とよね

    128 :

    シロ

    129 :

    豊音

    130 :

    大天使エイスリン

    131 :

    とよね

    132 = 1 :

    宮永咲、大星淡、末原恭子。

    豊音が決勝で戦う相手。

    決勝戦ともなれば、今までとは格が違う相手と戦うことになるだろう。


    「――でも」


    負けない。

    今の豊音は、一人ぼっちじゃない。

    みんながいるから、ここまでやって来れた。


    「ツモ!」


    楽しかったお祭りも、いよいよ最後。

    ここまで楽しかったのは、きっと――



    豊音判定直下
    1~30 絶対、勝つよー!
    31~60 ……他にも、いるんだよねー
    61~98 ずーっと、一緒だよー
    ゾロ目 ???

    133 = 125 :

    134 :

    よっしゃ、高コンマやんけ!(錯乱

    135 = 1 :

    きっと、先生がいてくれたから。


    「ロン!」


    お祭りが終わるまで――いや、お祭りが終わっても。

    先生と、一緒にいたい。

    ずっと一緒に、二人でいたい。


    「でもー……」


    シロも、エイスリンも、胡桃も、きっと塞も。

    豊音と同じように、思っている。


    そして、昨夜のトシと京太郎の会話から。

    この後も、京太郎はまたどこか他の高校のところに行くのだろう。


    「……やだなぁ」


    以前に、エイスリンと一緒に、京太郎に頭を撫でられた時と、似たような気持ち。

    違いがあるとすれば、あの時よりもずっと大きい、胸の底から込み上げてくる感情が。



    「ずーっと、一緒だよー」



    豊音の瞳を、大きく揺らした。

    136 = 92 :

    京太郎仕込みの豊音と京太郎仕込みの淡とどっちが強いでしょうねぇ...(遠い目)

    137 = 93 :

    大きい方が勝つ(どこがとは言ってない)

    138 = 131 :

    京太郎が種を仕込んだ?(難聴)

    139 = 1 :

    今日はここまでで

    次で決勝戦までいけたらいいなぁ、と

    それでは、お付き合いありがとうございました

    144 :

    オラ、ワクワクしてきたぞ


    おっつー

    145 :


    宮守潰しで他三校が団結しそう。

    146 :

    「なぁ、京太郎……お前、言ったやろ?」


    自分を見下すセーラの右の拳は、痛々しく赤く腫れている。

    そして、頬に感じる熱と痛みからも、彼女の拳が一切の手加減がなく振るわれたことが分かる。


    「可愛くなくてもいいって――竜華よりも、俺のが好きやって」


    胸倉を掴まれ、無理矢理に引き起こされる。

    胸元が圧迫されて、喉の奥から呼吸とも咳ともとれない、空気の塊が絞り出された。


    「せやのに……何でや! 何で、何で竜華の方ばっか見とんのや! お前の彼女は俺や! 竜華やない!!」


    悲痛な叫びと共に、彼女の腕から伝わる力が強くなっていく。

    それでも口を開くと、血と唾液の混ざったものが零れて、彼女の手の甲を濡らした。


    「……あ」


    すると、彼女の表情から、血の気が失せて。

    同時に、腕の力も抜けて、だらりと垂れ下がった。


    「いや、違……」


    「そんな、そんなつもり、は……」


    信じられないように、自分の手の平を見詰めて、小さく震えている。

    抱き締めてやると、縋り付くように、顔を胸元に埋めた。


    「ごめん、ごめんなぁ……!」

    「もう駄目なんや、俺……京太郎が、京太郎が、いないと……!」


    幼子をあやすように、何度も、何度も彼女の頭を撫でてやる。

    彼女が安心出来るまで。彼女の震えが、止まるまで。


    「京太郎……京太郎ぉ……」


    他には誰もいない、夕日が赤く染める教室の中に、彼女の啜り泣く声だけが響いた。

    147 :

    ここで宣伝!!

    芦花[今から風間さん争奪戦をやりたいと思います]

    すごくおもしろいSSです。
    こんなゴミみたいなSSよりずーーーーーーっとおもしろいので是非ともご覧ください。


    文句がある場合はここまで。

    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1408097029/

    148 = 1 :

    普段強気な子ほど徹底的に病ませたくなる法則
    更新はもう少し後で

    149 :

    了解
    病み乙女セーラ萌え


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