元スレ雪乃「LINE?」結衣「そう!みんなでやろうよ!」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
301 :
逃亡は勘弁
302 :
待ってるから頑張ってくれ
308 :
もしもしウゼェ
309 :
まあまあ
311 :
末尾Oは
家でwifiを使わない奴
外でこんなスレに書き込んじゃう奴
どっちにしろアウトやん
312 :
ラノベの二次創作を楽しんで読んでいる時点で同じ穴の狢だから無問題
313 :
何時間も文字打つ過程で通話に切り替えるという発想はないのだろうか
315 :
>>313
チャットはできても通話はできないのがコミュ障の特徴
316 :
やっはろー!1です
かなりの間、更新出来ませんでしたがモンハンに夢中になって書き溜めとか全然ないです。ごめんなさい。
ですが更新しなさすぎるのもアレなんで今日投下します!
317 :
待っていたぞ
318 = 177 :
八幡【で?】
雪乃【で?とはどういう意味かしら】
雪乃【主語どころか述語すらないなんてさすがは万年国語三位ね】
八幡【お前俺より国語の成績下の奴全員敵に回したぞ】
雪乃【特に問題はないわ】
雪乃【勝とうとするならともかく、私のことを引きずりおろすことでしか勝負しようと思えない人間なんて恐れるに足らないもの】
八幡【言い切ったな】
八幡【別に相手を引きずりおろすなんて普通だろ】
八幡【世の中の大半のやつは足を引っ張りあいながら生きてんだから】
雪乃【その点あなたはいいわね】
雪乃【大半の中から当たり前のように省かれているもの】
八幡【ああ全くだ】
八幡【つまり誰にも足を引っ張られることなく我が道を行けるぼっちこそもっとも優れているということだ】
319 = 177 :
雪乃【なぜ間違いだらけの理論をそこまで堂々と展開できるのかしら……】
八幡【俺はこの理論を正しいと思ってるからな】
八幡【っていうかお前だって似たようなもんだろ】
雪乃【私は普通にしているだけで周りが敵になっていくのよ】
八幡【だろうな】
八幡【俺達最初は何の話してたっけ?】
本当は最初に何の話をしてたかなんてすぐに分かる。会話を遡ればいいだけだ。
だが脱線しながら進み続ける暴走列車のような会話を終わらせるために、わざと雪ノ下に問いかける。
俺の意図を汲み取ったのか、雪ノ下はもう脱線するようなことはなく、ちゃんと話を最初に戻した。
320 = 177 :
雪乃【あなたが私に主語述語の抜けた質問をしてきたのでしょう?】
八幡【そっから脱線させたのお前だろ】
八幡【まあいいや、また脱線しちまう】
八幡【で?の意味はお前が俺の生活を心配したのは分かったけどそれで何話すんだ?を略してで?ってことだ】
雪乃【それはもう略したとは言わないでしょう】
雪乃【何を話すかについてだけれど】
雪乃【その】
雪乃【最近由比ヶ浜さんとはどうなのかしら】
八幡【は?】
雪乃【やっぱり今の質問はなかったことにしてもらえるかしら】
雪乃【違う会話をしましょう】
321 = 177 :
八幡【別にいいけどよ……】
雪乃【けどなにかしら】
八幡【なんでもない】
八幡【それで、他に何の話するんだ?】
当たり前のように会話の続きを求める自分に少し驚く。まあリングが怖くて寝たくないだけなんだけど……お、俺じゃなくて雪ノ下がな!
それでも、映画が怖かったからなんて理由で人と会話を続けようだなんて俺も随分変わった気がする。
まあいい。俺が今頭を使うべきは俺の変化についてじゃない。
雪乃【あなたのトイザらスへのこだわりはどうでもいいのよ】
雪乃【ところで小町さんの勉強はどんな具合なのかしら?】
……また会話が分裂し始めたLINEをどう終わらせるかが、俺が悩まなければならない最優先事項だ。
これ絶対また終わらねえよ……。
323 :
『へいジョニー、今何時だい?』
『おいおいマイケル、そこに時計があるじゃないか。どうしてわざわざ僕に聞くんだい?』
『本当の時間を知りたくないからに決まってるじゃないか』
『なるほどな』
『ハッハッハ!!』
……俺の頭の中で第四の人格マイケルと第五の人格ジョニーが現実から目を背けるためにアメリカンジョークもどきを繰り広げている。二人ともセンスねえな。
え?第二、第三の人格?あいつらなら中学校卒業と一緒に心の檻に閉じ込めた。
八幡「今は……四時か」
今、『え、まだ四時?』って思った自分がいるのが怖い。
今までと比べればそんなに突出して遅いわけでもないが、実は今日が一番やばかったりする。
俺の場合、明日由比ヶ浜と約束があるからという意味でやばいのもある。だがもっとやばいのは眠気だ。
俺も雪ノ下もここ最近ずっと夜遅く……というかほぼ朝まで起きている。そんな生活が数日続けば眠気はひどくなっていく一方だ。そのせいで俺も雪ノ下も誤字が多くなってきているし。
仕方ない。人との繋がりを切ることにおいては他の追随を許さない俺が、いつもの通りスパッとLINEを終わらせてやろう。超眠いし。
八幡【雪ノ下、時間見てみろ】
華麗な話術で会話をぶった斬る。トイザらスの話を終えてしまうのは惜しいが、どうせこいつとトイザらスのことで盛り上がるとは思えない。
もうここで終わると思うと途端に今まで以上に眠気が襲ってくる。
まぶたが重い……気を抜いたら寝そう……。
324 = 177 :
雪乃【前にも言ったけれど】
雪乃【あなたと話していると本当に時間が早く過ぎるわね】
八幡【確かに前にも言ってたな】
雪乃【なぜなのかしら】
八幡【知らん】
雪ノ下への返事も若干適当になってきている。それほどまでに眠い。
雪乃【推測だけれど】
なんか……また返事来てる……。眠いけど返すか……。
雪乃【あなたが今まで話してきた男子とは違って自然体で話してくれるからでしょうね】
既読スルー……してもいいよな……いや……一応返しとくか……。
雪乃【私に話しかけてくる男の人は、私のことを好きだったり特別視していたから】
雪乃【普通に接してくれるあなたとの会話は新鮮で楽しく感じるのよ】
雪乃【眠気で変なことを言ってしまったわ】
雪乃【今のは忘れてもらえるかしら】
雪乃【おやすみなさい】
雪ノ下からの連続投稿に対して、俺はスルーをして寝てしまえば良かったと思う。
だが眠気が限界を越えると体どころか頭まで思った通りに動いてくれなくなるらしい。
俺は返さなくてもいいLINEにほぼ無意識のまま返事をしてしまった。
残念なことにどんな文面を送ったかは……覚えていない。
325 = 177 :
今日はここまでです。
モンハンはまだ上位だしそろそろポケモンも発売される上、これから仕事も忙しくなりそうなので年内の完結は難しいと思います……。
それでもストーリーはちゃんと完結させます。
おやすみなさい!
326 :
乙
ときどきでいいから生存報告してくれるとうれしい
327 :
乙
ゆきのん可愛い
そしてガハマさんとの約束はどうなる事やらww
328 :
やっはろー
ほんのちょっぴり投下します
329 = 177 :
小町「お兄ちゃん起きて」
小町が俺を呼ぶ声がする。俺の意識がまだ夢の中にあるせいかその声はとても遠く感じる。
小町「お兄ちゃん!起きて!」
小町の声が大きくなった。いつもならこの段階で渋々起きるところだが、今日はまだ布団から出たくない。もう少しこの微睡みの天国を……。
小町「起きなさいお兄ちゃん!!」
八幡「がはっ!?」
腹部に突然の衝撃!いてぇ!
八幡「げほっ……こ、小町……?」
どうやら今の衝撃は小町の拳が俺の腹にジャストミートしたのが原因のようだ。鳩尾に入らなくてよかった。
しかし珍しい。小町はどんなにキレても直接暴力に訴えかけたりはしないのに……そこまでして俺を起こさなきゃいけなかったのか?
小町「……お兄ちゃん、小町昨日言ったよね?遅れたらダメだよって」
小町からまた不機嫌オーラが見える。だがそれはもう昨日の比ではなく、小町ポイントがどんどん下がっていくのが手に取るように分かってしまう。
……いや待て。小町のことも大切だが今は……というか今日はそれよりも大切な事があったはずだ。
八幡「……今何時だ?」
小町は顎をくいっとして、ベッド脇に置いてある時計を俺自身で見るよう促した。
時計を見ると時間は遅刻するかしないかの瀬戸際。まだ遅刻と決まったわけではないが……それでもかなり危うい。
330 = 177 :
八幡「小町、謝罪とか土下座は帰ってきてからお前の気の済むまでするから、とりあえず今は俺の着替えを用意してくれ」
小町が服の用意、その間に俺が歯を磨いたり顔を洗ったりする。そうすれば俺が一人でやるよりは数分か時間を短縮できるだろう。
小町もそれは分かったらしく、俺の服を引っ張り出しながら組み合わせを色々と考えてくれ始めた。
返事すらなく、終始無言でだがな。
……口すら聞きたくないってことか、マジでキレてるな。生徒会選挙の時よりもかなりひどいキレ方な気がする。
だが、言い方は悪くなるが『由比ヶ浜との待ち合わせに寝坊した』程度でキレるか?
もちろんこの件に関しては怒って当然なのは分かる。俺が全面的に悪いのだから、さっき殴られたことだってどうこう言うつもりはない。
それでも小町がここまでキレるには理由が少し小さい気もする。
つまり、今回の由比ヶ浜との買い物には何か他にあるのか……?
いや今はそんなことを考えている場合じゃなかった。とっとと身なりを整えないと。
331 = 177 :
小町の助けもあり、驚くべき速さで身支度を終えた俺は当然朝飯など食べさせてもらえる訳もなくせっせと靴を履いていた。
小町「ねえお兄ちゃん」
小町がやっと口を開いてくれた。嬉しさのあまり靴を放り投げそうになったが、声からして機嫌が良くなったわけでもなさそうなので自重しておく。
小町「昨日、雪乃さんに何かした?」
八幡「雪ノ下に?別に何も……あっ」
一つだけ心当たりがあった。昨日……まあほとんど今日みたいなもんだが、その時にしたLINEで俺は最後何かを返したはずだ。
さっきケータイを確認したが、画面を付けっぱなしで寝落ちしたため電池は0になっていて内容を確認することは出来なかった。
八幡「昨日LINEで寝ぼけて訳の分からない返信をした可能性がなくもない」
小町「訳の分からない……?まあ酷いこと言ったとかじゃないなら別にどうでもいいけど」
言葉の節々からトゲを感じる……。やっぱりまだまだ機嫌は良くなりそうにない。
八幡「酷いこととかねぇ……寝ぼけて思ったままのことを返したと思うし、もしかしたら……」
小町「…………」
八幡「い、いや冗談だ。どうしても気になるなら雪ノ下に聞いといてくれ」
小町「うん」
小町のぶっきらぼうな返事は、俺のHPゲージをどんどん削っていくぜ……。こりゃ、絶対に由比ヶ浜との約束に遅れるわけにはいかないな。
八幡「行ってきます」
小町「……行ってらっしゃい。間に合わなかったら本当に口利かないからね」
八幡「安心しろ。死んでも間に合わせる」
かっこよく決めながら扉を開ける。顔に吹き付ける風がかなり辛いが今はそんなこと言っていられない。
マフラーを口元まで引き上げ足を一歩踏み出す。
そのまま駅に向かって全力で走る。いつもより体が軽く感じるのは、由比ヶ浜との買い物を楽しみにしている自分がいるからかもしれない。
──たまにはこういうラブコメみたいなことがあってもいいかもしれない。
そんな想いが心のどこかで生まれていた。
俺にラブコメなど似合わないというのに。
俺の青春ラブコメが間違っていないなど……有り得ないというのに。
332 = 177 :
今日はここまでです。
このあと本当どういう展開にしようかしら……。
それはさておきおやすみなさい。
333 :
乙です
まだ決まってないんですかwwww
334 = 327 :
乙乙
まあlineでのやり取りがメインの話だし、その中でのデート編は悩むわな
しかし、ゆきのんへの返信内容が気になる
何にして楽しみにしてます
335 :
モンハンは俺がG級にしてその先もやっておくし、ポケモンもこっちでやっておくから>>1は書き続けてて良いのよ
336 :
>>190で言ってたドロドロ展開来るか?
337 :
お疲れ様です。 ドロドロ期待してます。
338 :
追いついた
面白すぎ期待
339 :
解
340 :
小町ってバカだけどこうゆう事には感が鋭いから逆にニマニマしそうなイメージなんだが
つーかなんで小町がゆきのんの様子がおかしい事を知っているのか?
341 :
乙乙
今一番楽しみ!
342 :
いやぁー、おもしれーおもしれー(笑)
続きはよーwwwwwww
343 :
上げんなカス
344 = 342 :
>>343
新参は引っ込んでろ、タヒね
345 :
荒らしは気にせずはよはよ
347 :
>>346
何様だお前
348 :
書く気ないみたいなんでHTML化だしときます
349 :
>>348
下げろゴミ
350 = 348 :
>>349
あげろカス
みんなの評価 : ★★
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