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    元スレ雪乃「LINE?」結衣「そう!みんなでやろうよ!」

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    みんなの評価 : ★★
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    151 :

    やっちまったな

    152 :

    まあ、一番ヤバいのは平塚先生だけどね

    153 :

    陽乃さんは二次創作での扱いが酷い事が多いなww

    154 :

    実際酷い事しかしてない印象が強いからな陽乃は
    雪乃の孤独や葉山の闇墜ちに多大な影響与えてそうだし

    155 = 1 :

    投下予定のところに行く前に寝落ちしてました。ごめんなさい。

    なので予定のところまで投下します!

    157 = 1 :

    八幡「あー……晩飯作らねえと……」

    引きこもるとは言ったものの、俺は自分と小町の晩飯を作るために部屋から出なければならない。

    やっぱり働くとか俺の肌に合わないな。養ってもらおう。

    パパっと着替えてから冷蔵庫にある食材で作れる料理を作り、小町と一緒に食べる。

    すっかり慣れてしまった二人だけの食事風景。いつもならマイラブリーシスター小町とのきゃっきゃうふふなディナータイムなのだが……。

    小町「それでそれで?雪乃さんと結衣さんとのLINEは楽しい?」

    ふぇぇ……妹がうざいよぉ……。

    158 = 1 :

    八幡「そんなに会話してるわけじゃねえよ。由比ヶ浜とは適当なとこで会話終わらせるし、雪ノ下とは昨日の一回だけだ。もしかするとあれが最初で最後かもな」

    小町「いやいやそんなこと言ってー……あ、でもお兄ちゃんならあり得る……」

    八幡「だろ?現実ですらそこまで話すわけでもないのに、画面越しとか余計話さねえよ」

    実際あいつとは業務連絡以外でLINEすることはないだろうし、その業務連絡だって由比ヶ浜としたところで問題はない。

    だから本当にあれが最後かもしれない。まあマントヒヒの話しかしないLINEなんて別にしなくてもいい気がするが。

    マントヒヒ愛好家のみんな、ごめんね。

    159 = 1 :

    小町「もったいないなー。今がお兄ちゃんのピークなのに」

    八幡「これから俺の人生下がるだけかよ」

    小町「……本当にそうかもよ?」

    笑っているはずの小町はしかし全く笑ってなどいなかった。急な雰囲気の変化で戸惑う俺を小町の視線は逃さない。

    小町「決めるのはお兄ちゃんだけど、捻くれすぎて女の子泣かしたりしたらダメだからね」

    八幡「分かってるよ」

    本当は分かってなどいない。けれど今の小町にそれを言えるはずもない。

    だからせめて、お返しに俺らしく皮肉と嫌みで返してやる。

    八幡「人の心配してる暇があったら自分の心配しとけよ受験生」

    小町「あー!小町に言っちゃいけない言葉ランキングトップ10の言葉言った!」

    八幡「意外と低いんだな」

    てっきりトップ3くらいには入ってると思ってた。これでトップ10なら一位はなんなのか気になる。

    小町「ふん!明日の朝ご飯お兄ちゃんの嫌いなトマトだけで料理作っちゃうもん!」

    八幡「おいおい俺を殺す気かよ。冬休みなのに朝ご飯の時間に起こすとか酷すぎるだろ」

    小町「そっちなんだ……」

    小町が俺を残念な子でも見るような目で見てくる。辛いです。

    160 = 1 :

    八幡「まあそういうわけだから、お姉ちゃんとか期待すんのはやめろ」

    小町「うん……お姉ちゃんが無理ならいっそお兄ちゃんができることに賭けるよ」

    八幡「もっとやめろ」

    最近海老名さんの視線が妙に気になるのだ。俺と葉山の一挙手一投足を見逃さないようにしているそれは、まさに野獣の目。超怖い。

    晩飯の最後の一口を、鼻血を出して倒れる海老名さんのことを思い出しながら食べる。なぜか食事を汚された気分になったが、お茶を一気飲みして気を紛らわせた。

    八幡「じゃ、今度こそ引きこもるかから。……なんか分からないとこあったら聞きに来い。ただし」

    小町「数学以外でしょ?頼りにしてるからね、お兄ちゃん」

    八幡「ん」

    理由の分からない気恥ずかしさを感じながら自室へ向かう。

    今は無性にベッドが恋しかった。

    162 :

    彩加お兄ちゃんなんてどうかな

    163 = 1 :

    八幡「むむっ……」

    ベッドに寝転んで、某楽天カードマンの真似をしてみる。だがそんなことをしたところでID検索をする勇気は出てこない。

    何で俺、検索するだけでこんなに緊張してるんだ……?

    あ、そうか。さっきから検索したら友だち申請しなきゃいけない、とか思っていたから検索できなかったんだ。

    検索したって嫌なら申請しなけりゃいい。それだけの話じゃないか。

    よし、オーケーオーケー。それなら大丈夫。

    さあ、検索を始めよう。

    八幡「えーと……K……A」

    ローマ字のみの入力は、パソコンでもiPhoneでも慣れない。しかもこいつの妙に長ったらしいから余計面倒だ。

    イライラしながらもなんとか入力を終える。そして震える指で検索ボタンを押した。

    友だち申請をするかどうかは別にするとして、考えてみたら俺が自分から友だち探しをしに行くって初めてじゃないか?

    うわ、そう思ったら緊張してきた。そうか、俺の初めては川崎か……。

    ともかく長かった苦悩もこれでようやく終わりに──

    【川崎大志】

    八幡「お前かよっ!!!」

    164 = 1 :

    俺の苦悩なんだったんだよ!確かにこれなら連絡簡単だけれども!!

    八幡「ふぅ……ふぅ……!」

    溢れ出る怒りの矛先が見つからずムシャクシャする。大志に八つ当たりしようにもこいつ悪くねえしな……。

    つうか悪いの早とちりした俺だし……。自分が加害者であり被害者ってのが辛い。誰を責めればいいのか分からなくなる。

    後が怖いので大志を友だちに登録しておいたが、だからといって気が晴れるわけでもない。

    こういう時は本でも読んで落ち着こう。

    そう思い、手近なところにあった本に手を伸ばそうとした瞬間だった。

    ピコン、とケータイから音が鳴る。この音はLINEの通知音だ。一体誰から?

    自動で明るくなったケータイ画面を見る。もちろん表示されている通知はLINEのものだ。しっかりとアカウント名もある。

    その名前は、もう二度とLINEをすることはないだろうと考えていた彼女の名前だった。

    165 = 1 :

    4思っていたより川崎沙希は合理的である 終



    166 :

    初めては大志(意味深)

    167 :

    >>166
    おいやめろ

    168 :

    大志ワロタ

    169 = 1 :

    「二人で一人の」

    to:川崎大志

    大志【お久しぶりっす!お兄さん!】

    八幡【誰】

    大志【川崎大志っす!フルネームで書いてあるっすよね!?】

    八幡【テンション高すぎ。夜なんだからテンション下げろ。で、誰?】

    大志【比企谷さんの同級生の川崎大志っす】

    八幡【よし、それくらいのテンションならちょうどいい。それで誰だっけ?】

    大志【川崎大志っす!!!あ、話変わるんすけど姉ちゃんのIDいります?】

    八幡【いらん、めんどい】

    大志【あたしと話すの嫌なの?】

    八幡【お前らなんでメールもLINEも二人で一つなんだよ】

    大志【すいませんっす!姉ちゃんがこのLINE見た瞬間急にケータイ奪い取ったんす】

    大志【別に奪い取ったわけじゃないから。ちょっと気になっただけ。そんなに気にしてるわけじゃない】

    大志【こうは言ってるんすけど、いつもよりテンション低いんで友だち申請してあげてもらえないっすか】

    八幡【するから、申請するから。だから二人で一つのLINE使うな】

    大志【ありがとうございますっす!姉ちゃんの機嫌もよくなりました!】

    八幡【そういうこと一々言わんでいい】

    八幡【じゃあな】

    大志【はい!おやすみなさいっすお兄さん!】

    八幡【お兄さんって言うな殺すぞ】

    八幡【おやすみ】

    大志【おやすみ】

    八幡【お、おう】

    八幡(だから二人で使うなよ!この姉弟めんどくせえよ!)

    170 = 1 :

    今日はここまでっす!もう書きためがないっす!

    本編は溜まり次第投下する予定です。
    ネタを出していただいた短編については、もうちょっと話が進んでから使わせて頂きたいと思っています。

    それじゃ!おやすみなさいっす!

    172 :


    サキサキは何気にポジション的に友達スタートが自然でほっこりする

    173 :

    面白い

    174 :

    やっはろー!

    だいぶ放置しちゃったから少しだけ投下します。

    次の更新はまただいぶ先になるかも……

    177 :

    【雪ノ下雪乃】

    そう表示された画面を何度も見てしまう。

    あいつから俺に何の用だ……?今日の部活で何かあったのだろうか。

    そんな自信のない予想をしてからLINEのアプリを開く。

    八幡「ああ……」

    そこにあったのは俺に対する不満。主に小町にLINEのことを言ってしまったことについてだ。

    確かにこれならあいつからLINEを送ってきたことも納得できる。

    小町ェ……。

    八幡「ふむ……返さなくてもいいか?いやそれは怖いな……」

    独り言は頭を整理するのにぴったりだ。話しているわけではないから気を使う必要もない。会話するよりずっと楽である。

    独り言ホント万能。文科省は会話の大切さより独り言の利便さをもっと広めていくべきだ。

    そして、そんな独り言が出した結論は。

    八幡「適当なとこで切り上げて寝よう」

    しっかりと昨日の反省を生かす。ちゃんと時間を見ながらやれば問題はないはずだ。

    じゃあ既読もつけちまったし、とっとと返すか。

    178 = 177 :

    >>>177
    これ酉間違えました、ちゃんと自分です

    179 = 1 :

    to:雪ノ下雪乃

    八幡【悪いな】

    八幡【小町ってこういうことには異常に敏感だから】

    雪乃【あなたが鈍感なだけでしょう】

    八幡【何を言う、俺は肌が荒れるレベルで敏感だ】

    雪乃【あなたの肌なんてどうでもいわよ】

    雪乃【それより、今後は小町さんに気づかれないようにしなさい】

    八幡【俺の肌どうでもよくないから】

    八幡【男だって少しは気にしてるんだぞ】

    八幡【なんで小町に隠すんだ?】

    雪乃【あなたの肌を見てくれる人なんていないでしょう?】

    雪乃【男だって、とは言うけれど女の私は大して気にしたことはないのだけれど?】

    雪乃【小町さんに隠すのは今日みたいな事がないようにするためよ】

    八幡【いるから、戸塚とか超見てくれてるはずだから】

    八幡【そうなの?女子って全員肌のことばっかり考えてると思ってたんだけど】

    八幡【小町そんなにしつこく聞いてきたのか?】

    と、ここまで打って気付く。

    話題がすでに三つに分かれてる……!

    前回の反省どこに活きてるんだよ。むしろ悪化してるじゃねえか。これ終わるの?俺はちゃんと寝れるの?

    180 = 1 :

    そんなことを考えている間にも雪ノ下からのLINEは来てしまう。

    雪乃【本当に手遅れね。そろそろ戸塚君にも愛想を尽かされるんじゃないかしら】

    雪乃【何も考えていないわけではないけれど、あなたが思うほど真剣に考えたことはあまりないわ】

    雪乃【私の場合、特になにもしなくても問題ないもの】

    雪乃【小町さんの質問はそれほどしつこくなかったのだけれど……】

    雪乃【明日部活に来れば分かるわ】

    八幡【戸塚に愛想尽かされるとかもう生きてる理由ないんだけど】

    八幡【お前、それ由比ヶ浜に言ったら多分キレられるぞ】

    八幡【部活で思い出したけど、年末年始も部活やんの?】

    俺たちはクリスマスパーティーの翌日から毎日部活をしている。

    そのせいで『明日も部活があって当たり前』という考えが生まれ始めていた。

    俺は年末年始だろうといつだろうと、暇を持て余すという予定しか入っていないから問題はない。本を家で読むか学校で読むかの違いだ。

    だが、家族でいろいろとしてそうな雪ノ下や友達と遊んでそうな由比ヶ浜は年末年始まで部活に出ているわけにはいかないだろう。

    181 :

    雪乃【明後日から五日まで部活は休みよ】

    俺の疑問に雪ノ下は妥当な答えを出してくる。どうやら明日が今年最後の奉仕部らしい。

    できればもうちょっと早く教えて欲しかったなーとか思わなくもないが、そんなことは言葉にしないし文字にもしない。

    八幡【思ってたより休みあるんだな】

    八幡【お前のことだし毎日やるとか言い出すかと思ってた】

    雪乃【そんなわけないでしょう】

    雪乃【そんなことより】

    八幡【なんだ?】

    雪乃【由比ヶ浜さんがキレるという件についてだけれど】

    雪乃【もしかして私は知らないうちに酷いことをしてしまったのかしら?】

    ……由比ヶ浜のこと好きすぎるだろ。こんな不安げに他人の好感度気にするとか、いつものお前のキャラどこ行ったんだよ。

    182 = 1 :

    >>179>>180>>181
    てへ、全部間違えちゃった

    183 :

    八幡【そういうわけじゃねえよ】

    八幡【あいつも化粧やらなんやら気を使ってそうだし、何もしてないのにそんなに可愛いって知ったら怒るんじゃねえの?って意味だ】

    あ、やば。会話の流れで可愛いとか言っちゃった。

    死すら覚悟した俺だったが、あいつはそのことについてなにか反応するわけでもなく普通に返してきた。

    雪乃【そういうことね】

    雪乃【彼女がそんなことで怒るわけないじゃない】

    八幡【ま、そうかもな】

    もちろん俺だって本気であいつがキレるとは思っていない。ただの冗談……ん?

    気づいたら会話が一つだけに戻ってるぞ?

    そうか、雪ノ下が由比ヶ浜を好き過ぎて他の話題を全てぶったぎったからか。

    ならあとはこの会話さえ終わらせてしまえば、前回のようなことにはならずに済むはず!

    今日は早く寝れる!

    184 :

    >>1はまだ寝れない!

    185 = 175 :

    寝かせない

    186 :

    寝たか

    187 :

    キリのいいとこまで頼むよ・

    188 :

    そして時は経ち。

    【別にホラー映画は苦手ではないわ、好かないだけよ】5:37

    ……あれれー、おかしいなー?これ時計壊れてるんじゃないの?

    いやいやそうじゃない。現実逃避してる場合じゃねえよ。

    どうしてこうなった……。まあ原因は、また時間を忘れて没頭してしまったからなのだが。

    いやうん、正直さっきからまぶたが重いとは感じてたよ?けどほら、会話を一つに出来たこととか、マントヒヒみたいな訳の分からん会話をしなかったことで油断してしまった……!

    一回でも時間を見ていればこんな事態には陥らなかったというのに、なぜこうも会話に集中してしまったのか。自分を小一時間ほど問いつめたい衝動に駆られるが、それよりもまずしなければならないことがある。

    八幡【おい雪ノ下】

    八幡【時間見てみろ】

    前回と同じように雪ノ下にそれとなく終わりを促す。これでまた雪ノ下が会話をぶったぎってくれれば何の問題もない。

    だが、雪ノ下の反応は予想と違っていた。

    189 = 1 :

    雪乃【あなたと話していると時間が早く過ぎてしまうわ】

    雪乃【どうしてかしら】

    八幡【俺に聞かれても困る】

    八幡【俺も同じ事で悩んでるからな】

    雪乃【どういう意味かしら?】

    もやのかかった頭でそれに答えを返そうとして……すんでのところで思いとどまった。

    眠気とはかくも恐ろしいものだ。いつもの俺なら絶対に言わないことを簡単に言おうとしてしまう。

    顔を合わせず文字だけでやりとりするせいで、言おうと思ってなかったことまで言ってしまいそうになるLINEとは最高の相性だ。

    俺の目線から見れば最悪の組み合わせだがな。

    この組み合わせは隠している本心をあっさりと見せようとしてしまう。本心などたとえ相手が小町であっても絶対に見せるわけにはいかないというのに。

    八幡【なんでもねえよ】

    八幡【さすがに寝るぞ】

    八幡【おやすみ】

    雪ノ下が会話を切ってくれないのなら俺が切るだけのこと。

    電池がだいぶ減ったケータイの電源を切ってベッドの上の方に置いておく。

    ピコン、と一度だけ音がする。その音になぜか苦笑しながら、俺はベッドに倒れ込んだ。

    190 = 1 :

    これっぽっちだけど書きためはここで終わりですー

    これから先の話、普通に爽やかな感じで終わらせようとしてたんだけどなんかどんどんドロドロになってきてます。

    それでも大丈夫?

    191 = 186 :


    原作からして爽やかじゃないし、むしろ大好物だ

    192 :

    どんどんよろしく

    193 :

    ドロドロ期待しちゃう

    195 :

    川なんとかさんに出番を…

    196 :

    八幡とのLINEに没頭するゆきのんが可愛すぎて寝れない

    197 :

    そのうち葉山君とも…
    ぐ腐腐腐…

    198 :

    下げろよ

    199 :

    やっはろー!1です

    ドロドロにしようとしたら全然プロット作れない……爽やかに路線戻すかも。
    ドロドロでも爽やかでも、完結はさせるから安心してください。

    あと、あんまり更新しないと申し訳ないんで短編一個投下します。LINE関係ない短編ですけどよろしく。


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