私的良スレ書庫
不明な単語は2ch用語を / 要望・削除依頼は掲示板へ。不適切な画像報告もこちらへどうぞ。 / 管理情報はtwitterでログインするとレス評価できます。 登録ユーザには一部の画像が表示されますので、問題のある画像や記述を含むレスに「禁」ボタンを押してください。
元スレ八幡「お前の21歳の誕生日、祝ってやるよ」雪乃「……ありがとう」
SS+ スレッド一覧へ / SS+ とは? / 携帯版 / dat(gz)で取得 / トップメニューみんなの評価 : ★
レスフィルター : (試験中)
「俺のたいせつな存在」が「俺のわいせつな存在」に見えた俺は汚れている……
>>404
だいたいあってる
だいたいあってる
スレ立ってから三ヶ月経つんか
次スレまで行きそうとなると、このペースじゃ完結まで丸一年かかりそうだな
楽しめそうや
次スレまで行きそうとなると、このペースじゃ完結まで丸一年かかりそうだな
楽しめそうや
>>406
さげなさい
さげなさい
八幡誕生日やね
2011年3月当時で16歳と考えると、今日で20歳か?
2011年3月当時で16歳と考えると、今日で20歳か?
>>409
公式で生年まで出してることって総じてほとんどないんじゃない?
公式で生年まで出してることって総じてほとんどないんじゃない?
中身のない写真たてとか
元彼臭ぷんぷんじゃないっすかーヤダー
元彼臭ぷんぷんじゃないっすかーヤダー
「だから……、その……」
スッ―――
「!?」
俺の透いている左手にハンカチを被せるかのように、彼女は右手を重ねてきた。
瞬間に伝わってきた体温。
……それは明らかに、冷めていた。
「私は……」
俺の左手が、冷えた右手に包まれる。
なぜだろう、感じた温度のことが頭から離れない。
冷たい、冷たい冷たい冷たい冷た――
「――私は、あなたに、癒されたい……」
そう言い放って五本の指に絡めてくる、もう一方の華奢な五本の指。
雪ノ下から告げられたそんなコトバに、俺はなにも返せずにいる。
気づけば俺は、あぐらをかく自分の足元に視線が向いていた。
そんなことより、今さっき聴いた彼女からの想いよりも前から、真っ先に抱いた感想がある。
左手に継続して伝わる、哀しげな冷たさ。
“温もり”とは決して表現のできない、零度に満たない雪が覆っているかのような。
だからか、俺はこんなことを思っていた。
いや違う、想っていた、の方が正しい変換か。
彼女の両手を、俺の力で温かくさせたい。
血が通っているということを、しっかりと感じ取れるようにしたい。
スッ――
「!」
自分の操作なのか、それとも勝手な行動か。
重ねてきている右手に、箸を持っていたはずの右手を乗せた。
両手で彼女の指先を包み込んだとき、ここまでしたらもう言うしかないなと、そこで腹を括った。
「……俺のキャラにまったく合わないこと言うぞ」
「え?」
この段階ですでに恥ずかしい……。
「その、あれだわ。お前が過去になにがあったのか分かんないけどさ……」
一呼吸置いて、雪ノ下に顔を向ける。
そうする前から彼女は俺を見つめていたようだ。
「ぁ……」
そんなことでいとも簡単に動揺し、言葉に詰まる俺氏。
念願のゆきのん手に入れたぞ!状態なのにゆきのん捨てる葉山とか
ホモに目覚めたんですね、わかります
ホモに目覚めたんですね、わかります
>>420
戸塚ルートか戸部ルートかな?
戸塚ルートか戸部ルートかな?
雪乃を抱いてる時に思わず「八幡っ!」と呼んだんだろうな、隼人は
同じイニシャルYYでもガハマさんなら胸の厚さで気づけたのに
同じイニシャルYYでもガハマさんなら胸の厚さで気づけたのに
>>1ってけっこう前に口臭SS書いた人だよね?
>>427
なにそれ
なにそれ
>>426
さげてね
さげてね
「っぐ…………あ、あのな」
右手に力が入りかけたが、雪ノ下の手を上から握っているため、焦ってこらえる。
笑ってこらえられる状況ではない。
目が合ったことでつまずいてしまい、言い出すタイミングを見失ってしまった。
「パク……パクパク…………」
口は動くのに、肝心な声が出せない……。
いや、出てこないのだ。
おい、こんな時にコミュ症まがいなもん発動してんじゃねぇよ!!
俺の(暫定的に)一世一代の大勝負という場面だっつーのに!!
……まあ、だからこそ荷が重く感じて言い出せないんだろうけど。
「…………ふふ」
目が泳ぎっぱなしの焦心状態でいると聞こえた、微笑みの声。
可愛らしい苦笑、といった感じか。
短い吹き出し声を漏らした正体に目を向けてみると、俺を見てこう言う。
「ふふっ……あなた、まるで阿呆な顔した鯉みたいね」
発言内容は可愛げゼロだった。
「んだよそれ……はぁ」
どうせあれだろ、この流れで俺のこと「にしき谷くん」とか呼ぶんだろ?
鯉だけにさ。
こちとら、大学入試以上に緊張を感じまくって、真剣に臨んだというのにね。
空回りだな。
……ただ、彼女の笑った顔が見られたから、これはこれで良かったかもしれない。
高校時代の雪ノ下雪乃といえば、スマイルをまったく見せない女子であった。
少し笑ったと思っても、無愛想さが残っていたりと、完全に破顔するなんてことは無かったはず。
しかし、高校卒業から二年以上が過ぎ、かつての部員同士という関係から大きく前進し、親密な間柄……。
……そうなれたのは、厳密に言えば今日からかもしれない。
でもどうなんだ?
いまそう言い切ってしまうと、もしかすると俺の思い込みだったりする可能性も微レ存だよな……。
でも、彼女がくすくす笑っているこの瞬間も
……俺たちの手は、指が絡まり重なったままだ。
昨日から色々とおかしいんだよな、コイツ……。
いまこうして笑顔を見せるわ、
いまも継続して手をほどかないわ、
そもそも二人っきりの空間を受け入れるわ、
俺のために素直におでんを温めてくれたわ、
俺といれて嬉しいって言うわ…………
これ、さ。
『雪ノ下は、本当に俺のことを好きでいてくれている』ってことで確定していいよね?
とっとと、確定させたいんだ。
俺も、心から愛しているから。
カバッ――
「ひゃっ!」
床に箸が二本落ちたのと、俺が彼女を押し倒したのはほぼ同時だ。
互いの顔は、わずかに10センチも満たない近さにある。
突然の出来事に驚き、目を丸くする雪ノ下。
突然の出来事を起こし、ジッと見つめる俺。
少し、大胆すぎたかもしれない。
後悔? そんなこと微塵も感じていない。
これでも足りないくらい、雪乃のことを求めている。
この性欲どうにかなんねえかな。
ま、相手が相手だししょうがないか。
押し倒すためにほどいた彼女の手を、あらためて握りなおす。
……あれ、最初に触れたときより温かいな。
そうか、さっきまで重ねていたんだし、俺の手の熱が残ってたんだろうな。
たださすがに、それだけが理由じゃないはず。
彼女の整った顔も、ピンク色に変わって熱を帯びていた。
「……こんな荒業、レイプと同等じゃないの」
雪ノ下が唇を尖らせて非難する。
しかし視線はまったく関係ない方面に向いていた。
恥ずかしがってる……。
「いや、和姦だろ?」
「なに言ってるのよ……エッチ」
チワワのような潤んだ瞳で、軽くキッと俺を睨んだが……
恥ずかしさですぐに眉が下がり、表情が照れたものに変わっていった。
襲いたくなるに決まってるよね、こんなに可愛い恋人。
キスをしたのはその刹那だった。
一夜ぶりに感じる、彼女の小さく柔らかな唇。
俺が必死に貪っていると、競うかのように雪ノ下も顔をうずめてくる。
互いの唇をクッションに、目を閉じて顔を寄せ合う俺たち。
まさに若気の至りのようだ。
先に舌を入れたのは、雪ノ下だった。
俺の口内に構いもなく侵入してくる雪ノ舌は絶品だった。
こんなときに思い付く寒いギャグといい、比喩にもならない表現といい、最低だ……俺って。
「ん、んむっ…………はぁっ……」
彼女から漏れ出る声に正気を失いかける。
キスだけで1時間余裕で過ごせそう、だとかアホな考えが沸く。
しかしディープキスを長く続けていると、呼吸が難しくなってきてしまった。
いったん小休憩をと思い、唇から顔を離そうしたそのとき。
「んんっ……!」
「んむ゙っ!?」
彼女に頭を抑えられ、唇から離れなくなった。
雪ノ下さん、盛るのは良いんですけど、その……大胆すぎませんかね?
てか最悪死ぬし。酸素くれし。
贅沢な悩みだ、とか思いながらも彼女の舌の相手をつづける。
昨夜は暗闇の中で口づけを交わしたが、いまは彼女の顔がくっきりと明かりに照らされているので、実感がよく湧く。
ごめん、俺いますっげぇ幸せだわ。
こんな朝っぱらからゆきのんとのベロチュー描写とな…
今日は朝立ちが激しいわ
今日は朝立ちが激しいわ
さすがに彼女もキス疲れしたのか、俺の頭を抱えている両腕を離した。
ようやく雪ノ下の唇から距離を取るも、感情を繋いだ透明な糸が、互いの舌先から編まれていた。
「はあっ……はぁ…………」
息が切れぎみながらも、恍惚な表情で俺から目を離さない。
高校時代からこんな顔を見せてくれるようだったら、部室で二人っきりのときに迷わず食ったのに。
女って、ハタチを超えたら変わるもんなんかな。
「……激しい、のよ」
「ばっか、それお前だからな!」
今度は、やれやれといった顔してきやがる。
ウザ可愛ぇ……くそぅ……
そんなことを考えてると突然、テーブルに置いてあった俺のスマホが鳴り出す。
「んぁ!?」
そら、いきなり鳴ったら驚くわ。心臓止まりかけた…………いやなぜだ八幡。
すみません寝ます……
最近、更新頻度低くて申し訳ない
更新しても投下数少ないわ、遅筆だわでどーしょーもない
気長にお待ちください……
最近、更新頻度低くて申し訳ない
更新しても投下数少ないわ、遅筆だわでどーしょーもない
気長にお待ちください……
前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 次へ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS+ スレッド一覧へ
みんなの評価 : ★類似してるかもしれないスレッド
- 八幡「やはり俺の先輩たちは間違っている」雪乃「駄目な子ほどかわいい」 (765) - [43%] - 2014/11/12 15:30 ★★
- 八幡「キスだけでどこまでいけるか・・・」雪乃「最低ね・・・」 (319) - [42%] - 2014/10/1 15:45 ★
- 八幡「やはり俺の妹達は間違っている」優美子「あーしが?」 (169) - [42%] - 2014/2/6 3:30 ☆
- 八幡「建てたフラグから全力で逃げる」雪乃「させないのだけれど」 (137) - [40%] - 2013/12/21 3:30 ★
- 八幡「やはり俺の嗜虐心は間違っている」結衣「しがくしん?」 (632) - [39%] - 2014/1/30 9:00 ★★
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について