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    元スレ上条「答えろよ……GANTZ!!」御坂「私の前に立つのなら……アンタも潰すわよ?」

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    みんなの評価 : ★★
    タグ : - とある魔術の禁書目録 ×2+ - GANTZ + - 上条 + - 御坂 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    801 = 1 :









    御坂「……くた……ばれ……」ググググッ!!!









    目の前には、落下しながらも。


    腹部に穴を開けられながらも、必死で弓の弦を引き絞る、御坂の姿があった。






    バシュンッ!!!!




    そして、御坂から勢いよく、青い矢が放たれる。



    矢は、音速の速さで、獅子へと真っ直ぐ向かっていった。

    802 = 1 :

    翼が無いので、空中で避ける事もできない。



    黒い矢の時のように、液化で逃げようにも、今の今まで超攻撃体勢だった為、硬化を解く事も間に合わない。




    獅子は、なす術も無く、その身に青い矢を受ける。








    ビュォォォォォォォォオオオオオオッ!!!!!!



    その瞬間、獅子を中心に、絶対零度の暴風が吹き荒れる。




    天使(獅子)『カッ……ガッ……』ピキピキピキッ!!!!




    元の身体が液体である獅子は、凄まじい勢いでその身体を凍らせていく。




    青い矢の効果である、着弾地点の氷結化。



    弓の威力と比例して、その最大威力は学園都市レベル5並か、それ以上の凄まじいモノになる。



    当然、標的の至近距離で撃てば、射手も巻き込まれてしまう。

    803 = 1 :

    ビュォォォォォォォォオオオオオオッ!!!!




    御坂「クッ……ァァアアアアッ!!!!」バチバチバチバチッ!!!!



    暴風によって、身体の熱が急激に奪われていく中、御坂は能力を使って、自身の周りに磁力を発生させる。




    そして、御坂は磁力に反応するモノ。




    すなわち、鉄などの金属へと、高速で吸い寄せられていった。





    落下する御坂を、高速で吸い寄せたモノは……










    ダンッ!!!!

    804 = 1 :

    御坂「ッ!!痛ゥッ……スーツ着てるから出来る芸当よね……。
    高速で走ってる列車に、磁力で引っ付くなんて……」ガタンゴトンッ!!!ガタンゴトンッ!!!!




    それは、高速道路の下で走っていた、上条達を追いかける列車だった。


    御坂は、自分のいる場所を列車が通過するタイミングを見計らって、自爆覚悟で青い矢を放ち、磁力によって素早くその場を離脱。




    それにより自身が生み出した、あの絶対零度の暴風から逃げ切ったのだ。

    805 = 1 :

    ガッシャァァァァァアアアアッ!!!!!!




    御坂が列車に磁力で引っ付いて数秒後。



    陶器が割れるような音と共に、列車に何か大きなモノが落ちてきた。



    恐らく、分子レベルで完全に凍りついた天使だろう。



    獅子の氷像と化した天使は、落下によって粉々に砕け散り、そこら中に飛び散った。






    御坂「……」ピッ



    御坂は、デバイスのレーダーで、天使の生死を確認する。




    御坂「ハァッ……終わった……」ドサッ……



    レーダーには、獅子の反応は無かった。


    その代わり、この列車には、サニー達ロボット軍団の反応が300程があったが。


    能力的に相性のいい御坂ならば、まともに動けずとも、苦もなく倒せるだろう。




    御坂はようやく心から安堵する。

    806 = 1 :

    ヒュンッ!!







    御坂「……ん?」



    安堵する御坂の目に、不思議な光景が映る。



    この列車から、青い液体が次々に溢れ出し、高速で列車の後部へと飛んで行くのが見えたのだ。



    青い液体は、先ほどの天使の身体と同じ色をしている。
    恐らく、天使の一部なのだろう。



    御坂は再度、レーダーを見る。




    御坂「……反応が一箇所に集まってる……やっぱり、あのロボット一つ一つに、アイツの一部が入ってたのね。

    ……でも、残りは少ないハズだし、さっきみたいな事には……」グググッ……

    807 = 1 :

    デバイスの広域レーダーで見てみると、もうすぐ追いつくであろう上条達の列車に乗っていた天使の一部達も、先ほど天使の氷像が落ちた場所に集まっているようだ。




    これが最後だろうと、御坂はボロボロの身体を起こし、残りカスの天使の襲撃に備える。







    そして、敵の反応が、一つだけになった瞬間






    御坂「ッ!?何これ……速過ぎる!!もう列車のすぐ後ろまで」



    ドォォォォオオオンッ!!!!!






    御坂がレーダーを見ていると、氷像落下地点から十数秒で列車に追いつき、列車の最後尾のコンテナに乗った天使が確認出来た。

    809 = 1 :

    投下終了です。




    それではまた次回もよろしくお願いします。


    おやすみなさい。

    810 = 782 :

    うわあああああああああああ

    811 :

    お…乙?

    812 :

    おいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ
    これは…あかん
    勝機がみえん

    813 :

    あああ

    814 = 778 :

    みことおおおおおおおおおおお…!!

    815 = 811 :

    ではスレタイの台詞を言うのは…

    816 :

    乙です
    あれ?おかしいな、目から汗が……(´;ω;`)

    御坂の東郷さんへの『お願い』は、 死なないことと、できればツンツン頭の男の子、他の皆を守ってあげてほしい。
    言い換えれば、 自分の命を第一に考え、余裕があれば『御坂以外』の人を守ってあげて ってこと。なんですよね……。
    この時東郷さんに一緒に戦ってもらっていたら御坂は生き残れたかもしれないけれど、御坂が一人で残ったから上条は助けられた。
    超電磁砲の妹達編でも思ったけれど御坂は自分を大事にしなさすぎ!中学二年生の女の子なのにカッコよすぎです!

    817 :

    さすがにきもい

    818 :


    なんだこのムリゲー
    やっぱり天使系の敵みたいだしロボットとかに入らないで生身で戦闘したら幻想殺しに弱いのかな
    何にせよここから出たら上条さんが2人になっちゃったとか有り得るのかな?

    819 :

    マモレナカッタ…
    美琴かなり善戦してたけど一人じゃきつすぎだわ

    820 :

    御坂は岸下役と加藤役を同時でやってるみたいで嫌な予感してたが…
    マジかよ…

    821 :

    御坂の霊圧が……消えたッ……


    てか死亡確定なの?そうなの?

    822 :

    超電磁砲Sで銃弾撃ち落としてなかった?

    823 :

    当麻当麻うるさいから御坂は岸本ポジだろ

    825 :

    ま、待て、まだ慌てる時間じゃ…

    826 :

    いやああああああああああああああ

    827 :

    うわああああああ

    下位天使一体だけでも蒼の軌跡ラスボスレベルじゃねーか!

    828 :

    磁力で液体金属も吸いつける気がするのだが

    829 :

    ターミネーターは液体金属だけど相手天使だし

    830 :

    まあ大天使であれだから下位天使でもこれくらいは妥当か

    831 :

    こんばんわ、1です。



    いやー、いい具合に阿鼻叫喚のレスがたくさんですね(ゲス顔)ホントありがたいことです。



    それでは、今日もゆっくり投下いたします。大体20時までには投下すると思います。

    832 :

    >>1の人でなし!(褒め言葉)

    833 :

    ようやく追いついた

    834 = 1 :

    7月28日 02:10




    第23学区 列車移動中




    ガッシャァァァァァアアアアッ!!!!!!




    偏光能力「おわぁっ!?な、何だ今の!!」グラァッ!!



    突如、列車を襲った衝撃に、偏光能力が驚く。




    天井「どうやら、後続の列車がこの列車に追突したようだな。脱線の心配は無いみたいだが……」ゴソゴソ



    天井は、周りを見渡しながら、デバイスを取り出す。





    サニーs『』シーン……





    突如、動かなくなったサニー達が、天井達の足元やコンテナの中に転がっている。


    いきなりロボットの中から青い液体が出てきたと思えば、全ての液体が、列車後方へと飛んでいったのだ。

    835 = 1 :

    天井「列車後方に、デカイ反応が一つ。あの青い液体……分かれていた身体を一つに戻したと言うわけか……」




    レーダーを見ると、そこには敵を表す青い点が一つ。



    その青い点に向かっている赤い点が二つあった。これは上条と東郷の反応だろう。




    天井「二つだけ……後方にはあの第3位がいたハズだが……」




    偏光能力「ハァッ!?オイオイ、まさか死んじまったのか!?レベル5が!?」




    天井「いや……まだそうだと断定するには早いが……後方で何が起こっているというんだ?」ジッ……








    ガタンゴトンッ!!


    ガタンゴトンッ!!



    走る列車の上で、天井は青い点が記された方角を見つめる。

    836 = 1 :

    後続列車 後部




    ブォォォォォォオオオッ……




    上条「ッ!?東郷さん!!あそこだ!!」ブォォォォォォオオオッ!!!



    東郷「……わかっている」キキィィイイッ!!!



    列車の上を、列車後方へと走る上条と東郷達は、御坂が天使と最後に遭遇した地点へと到着した。



    15m程の前方には、まだ暗くてよく見えないが、全長4m近くはある大きな影が見える。



    恐らく、コイツが今回の敵の本命。完全体の天使だろう。





    上条「東郷さん、もしもの時の援護は任せたぜ?」ザッ


    東郷「……了解した」チャキッ……



    上条が、バイクを降りて、ゆっくり大きな影の元へと近づいていく。



    向こうはまだ気づいていないのか、特に動きは無い。

    837 = 1 :

    上条「そっと……そっと……」



    上条は、忍び足で影に近づいていく。



    その瞬間







    カッ!!





    上条「わっ!?」





    列車が動いている中、学園都市の光に照らされた大きな影が、上条の目の前にその姿を現した。





    上条「…………紛れもない化け物じゃねーか……コイツは……」ガタガタッ……





    天使(聖獣)『…………』

    838 = 1 :

    ダークソウルより『霊廟の聖獣』

    839 = 1 :

    上条の目の前に現れたモノ。





    それは、御坂と戦っていた時のような青い身体では無く、純白の真っ白な、獅子のような獣の身体。




    その背からは4枚の大きな純白の翼が生え、蛇のような尾には茨のような棘が生えている。




    そして頭には、獅子に大きな山羊の角が生えており、それが一層神々しさと圧倒的な威圧感を出しており、正に聖なる獣。『聖獣』と呼ぶに相応しいだろう。









    天使(聖獣)『…………ッ?』スッ……





    上条「クッ!?気づかれた……か……?」ピクッ……




    聖獣がこちらを振り向いた瞬間、上条の思考が止まった。

    840 = 1 :

    ポタッ……ポタッ……






    聖獣の口から、何かが滴り落ちている。




    上条はふと、自分の足元を見た。




    足元には、血だまりが。




    再び、上条は聖獣の口元を見る。




    あの滴り落ちているモノ。




    恐らくアレも血だろう。




    では一体誰の血か。









    上条「う……あ……あ……」プルプルッ……



    東郷「ッ!?……クソッ……」チャキッ!!



    上条の声にならない声と共に、東郷が聖獣へとXショットガンを向ける。

    841 = 1 :

    聖獣の口から滴り落ちる血は誰のモノなのか。





    先ほどまで、コレと対峙していたのは誰か。






    更に、聖獣の口元をよく見る。

















    そこには、か細い少女のモノであろう右足が














    上条「ウァァァァァァァア"ア"ア"ア"ア"ア"ッ!!!!!」


    ダンッ!!!




    聖獣『ッ!?』ペッ!!


    ベチャァッ!!!





    842 :

    ああ……

    843 = 1 :

    その右足の持ち主が『誰か』を認識した瞬間。





    上条は、ありったけの憎悪と悲哀と殺意を込めた叫び声と共に、聖獣へと飛びかかる。






    聖獣は、咥えていた御坂の右足を吐き出し、向かってくる上条へと牙を剥き出しに立ち向かう。








    上条「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ッ!!!!!」ブンッ!!!


    聖獣『グルァァァァァァアアアアッ!!!!!!」ガパァッ!!!







    上条のグローブを着けた右拳と聖獣の牙が互いに交差した瞬間

    844 = 1 :










    上条「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ッ!!!!!」




    ドゴォォォォォォォォォオオオオオオッ!!!!!





    聖獣『グガァァァァァァァアアアッ!!!!!』メキメキメキィッ!!!!









    上条の強烈な拳が聖獣の顔面を捉え、聖獣はそのまま列車のコンテナに、その大きな身体を埋めた。

    845 = 832 :

    こんな悲しいそげぶは見たくなかったよ……

    846 :

    ……まあスレタイも回収してないし、東郷さんから話を聞いて100点パターンだろ?

    847 = 1 :

    東郷「…………」ゴクリッ……




    東郷は、バイクに乗ったままXショットガンのスコープに目を向け、上条と聖獣の戦いに息を呑んでいる。




    この1時間程の間に、ロボットの大群と言う充分に現実離れした光景に身を置いていたが、今目にしている光景は、今までとは次元が違う。




    文字通り、化け物がいるのだ。目の前に。



    そして、その化け物をねじ伏せた少年。






    東郷「一体この街は……この学園都市という場所はどうなっている……」



    848 = 1 :

    天使(聖獣)『グッ……グルァッ……』ググググッ……



    殴りつけられ、コンテナに叩きつけられ、立ち上がる聖獣は、目を見開いて上条を見つめる。







    上条「返せよ……」ォォォォォオオオオッ……




    そこには、禍々しい程の殺気に包まれ、目を血走らせた上条の姿があった。






    天使(聖獣)『ガァァァァァァァアアアッ!!!!』ヒュンッ!!!



    聖獣は、御坂を散々苦しめた尾を素早く振り、そのまま上条へと突き刺す。

    849 = 1 :

    上条「返せ……」ガシィッ!!!




    天使(聖獣)『ッ!?』ググググッ!!!




    しかし、その尾は難なく上条の右手に掴まれてしまう。
    鞭のようにしなやかなその尾は、音速に近い速度で動いているにも関わらず。






    上条「返せよ……」ブチブチブチブチィッ!!!!




    天使(聖獣)『グァッ!?』





    尾を右手に取った上条は、そのままその尾を素早く引きちぎる。

    850 = 1 :

    天使(聖獣)『ガァァァァァァァアアアッ!!!!』バサァァァァアアッ!!!!





    ドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!!!!





    尾を引きちぎられた聖獣は、大きな4枚の翼を羽ばたかせ、抜け落ちたその白い羽根を幾つもの青い槍に形成し、それらを全て上条へと発射する。



    その速度は音速に届かずとも、人の反射神経を超えるスピードで、上条へと向かっていく。それも、何本も。





    パキィィィィィイイイインッ!!!!



    ベチャァァァァアアアアッ!!!!


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