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    元スレ結衣「おかえり、ヒッキー」八幡「……いつまでヒッキーって呼ぶんだ」

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    みんなの評価 : ★★★
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    1 :

    ※注意点

    ・台本です
    ・擬音もモノローグも一切ないので会話で想像してください
    ・書き溜めなしなので亀進行
    ・ほんのりエロっぽいのもあります、たぶん

    SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1441067212

    2 :

    前のいろはss の人?
    期待します

    3 = 1 :

    結衣「ん?嫌なの?」

    八幡「……別に、嫌じゃねぇけどよ」

    結衣「けど……なに?」

    八幡「あ、いや……。ずっとそうだと、そのうち困るんじゃねぇかな」

    結衣「困る?なんで?」

    八幡「…………区別できなくなんだろ」

    結衣「んー?ヒッキーはヒッキーだけだけど……。ごめん、よくわかんない」

    八幡「……じゃあもういいよ。好きにしろ」

    結衣「えー!?なんで怒ってんの?」

    八幡「怒ってねぇよ」

    4 = 1 :

    結衣「じゃあなんで拗ねてんの?」

    八幡「拗ね…………」

    結衣「てるよね?」

    八幡「…………うるせぇ」

    結衣「ほらやっぱ拗ねてる!気にさわったなら謝るよー。けどほんとにわかんないから、教えてよ」

    八幡「絶対、やだ。俺だけ馬鹿みてぇじゃねぇか。もういいよ、俺も忘れるから忘れてくれ」

    結衣「……わかった、超気になるけど。コーヒーでも飲む?」

    八幡「おお、頼む。今日はブラックでいいぞ」

    5 = 1 :

    結衣「りょっかーい。待ってて」

    八幡「あー、疲れたー………………」

    結衣「ほい。バイトお疲れさま、ヒッキー。ね、話変わるけど聞いていい?」

    八幡「おう。なんだ?」

    結衣「ヒッキーじゃなかったらなんて呼べばいいの?」

    八幡「……話変わってねぇんだけど」

    結衣「そう?まぁいいじゃん。あたしヒッキー以外の呼び方って全然しっくりこないんだよねー。慣れちゃったからもあるのかもだけど」

    八幡「……確かに俺もなんて呼ばれたいのかよくわからんな。でもまぁ、あれだよ。下の名前で呼ぶのが一般的じゃねぇの?」

    6 = 1 :

    結衣「ヒッキーがそれ言う?あたしのこと全然名前で呼んでくれないのにー」

    八幡「た、たまには言ってるだろ……。たまにだけど」

    結衣「……酔ってるときか、えっちのときだけじゃん」

    八幡「……そうですね」

    結衣「お酒の力とか勢いがないとできないってことだよね」

    八幡「……ですかね」

    結衣「敬語止めろし!もー……意気地無し」

    八幡「面目ない……って、いつの間になんで俺が怒られてんだ」

    7 = 1 :

    結衣「ヒッキーがヘタレなのがいけないんだよ。で?下の名前で呼んだらいいの?」

    八幡「……ちょ、ちょっとやってみて」

    結衣「な、なんでそんな緊張してんの……。こっちまで緊張するじゃん」

    八幡「小町以外の女子に名前で呼ばれたことねぇんだよ……。お前にはわかんねぇだろうけどよぉ!憧れてるんだよぉ!」

    結衣「わ、わかったよ……そんな血の涙を流さなくても……。あ、ってことはさ、あたしが初めてになるの?」

    八幡「おお。そうなるな」

    結衣「えへへ……。じゃあ、いくよ。はち……まん?」

    8 = 1 :

    八幡「…………もっかい」

    結衣「八幡」

    八幡「ワンモア」

    結衣「……はーちまん?」

    八幡「……アゲイン」

    結衣「はち……っていつまでやるの。恥ずかしくなってきたんだけど……」

    八幡「俺もなんかすげぇむず痒いわ……」

    結衣「あたし的にはやっぱり、なんかしっくりこない……かなぁ」

    八幡「俺も違和感あるな……。や、嬉しいんだけどな、なんか普段からそう言われるのは違うかな」

    結衣「んー。やっぱヒッキーでよくない?」

    9 = 1 :

    八幡「……まだそうしとくか。でもたまには八幡って呼んでいいよ?」

    結衣「あははっ、照れてる照れてる。可愛いなぁもう。呼んでほしかったら言ってよ。呼んだげるから」

    八幡「……さんきゅ」

    結衣「いいんだよ。でもー、あたしのことも結衣って呼んで欲しいなぁ。だってさ、このままいったらあたし由比ヶ浜じゃなくなるかもなんだし……」

    八幡「……え?なんで?」

    結衣「なんでって、それ言わせるの?そりゃまだ学生だからさ、ヒッキーはそんなこと考えてないのかもだけど……」

    八幡「あ、いや。そうじゃなくて、それはわかる。でもお前さっき、俺の言ってることわかってなかったじゃん」

    10 = 1 :

    結衣「さっき?どれのこと?」

    八幡「ずっとヒッキーじゃそのうち困る、区別できなくなるだろって」

    結衣「え、あれそういうことだったの?」

    八幡「それ以外に何があんだよ……」

    結衣「あーいや、ヒッキーって呼ばれてるのヒッキーだけだし、区別できてるじゃんって思って。あたしがヒッキーって呼ばれるようになるわけじゃないし」

    八幡「……そうかー、ちょっと結衣には難しかったかー」

    結衣「また馬鹿にす……え?今……」

    八幡「今のはあれだ。由比ヶ浜の省略形だから別に……んむっ!?」

    結衣「…………はー。コーヒーの味がするー」

    11 = 1 :

    八幡「はぁ……。心臓に悪いことすんなよ……」

    結衣「いいじゃん。まだドキドキしてくれてるってことだし、あたしは嬉しいよ。ねぇ……あたしにもコーヒー飲ませて?」

    八幡「………………」

    結衣「…………んくっ…………んぐっ…………にがぁ」

    八幡「っはぁ。甘いのにしときゃよかったな」

    結衣「……いいよ?これから苦いのまた飲むし……」

    八幡「……このビッチめ」

    結衣「別に言われても平気だよー、あたしはヒッキー専用だから」

    八幡「……お前、エロゲーとかやってる?」

    12 = 1 :

    結衣「やってるわけないし。ヒッキーはスマホでなんかこそこそやってるみたいだけど?」

    八幡「……バレてんのかよ。いやそうじゃなくて、んじゃ素であんな台詞出てくんのか……」

    結衣「もー、またよくわかんないこと言ってる」

    八幡「すまん、なんでもない」

    結衣「ヒッキーも期待してるみたいだし……いい、よね?」

    八幡「……嫌とか言えるわけねぇだろ」

    結衣「ね、さっき憧れてることがあるって言ってたけどさ、憧れてること、ヒッキーのやりたいこと、全部あたしにやっていいんだよ。なんでも叶えてあげる。あたしはそのためにここのいるの」

    八幡「……いいのか?俺、自分で言うのもなんだけど結構変態だぞ……」

    13 = 1 :

    結衣「……大丈夫、だと思う。あんまり痛いのじゃなければ……」

    八幡「ああ、そういう趣味はないかな……」

    結衣「じゃあ平気かな……。あ、んー……あたしに、あたしと、したいってことだよね?誰でもいいんじゃないよね?」

    八幡「……当たり前だろ。俺の憧れてるしたいことは……想像でも全部お前だったよ、昔から」

    結衣「ど、どうしよ。超嬉しい恥ずかしい。ヒッキーにそんな想像されてたなんて。でも、一緒だね、あたしと」

    八幡「お前もそんな想像してたの?どんな?」

    結衣「……言えるわけないし!ヒッキーこそどんなの?」

    14 = 1 :

    八幡「……言えるわけねぇ。けどこれからやってもらう……かもな」

    結衣「だ、だね。どんなに変態的でも頑張る」

    八幡「そんな変な気合いの入れ方されてもな……。まぁ今日は普通にしとくか……普通ってのもよくわからんが」

    結衣「あはっ、そうだね。普通に……愛しあお?」

    八幡「そうだな……。結衣」

    結衣「えへへ、ヒッキー…………」


    一一一

    15 = 1 :

    まあこんな感じでぼちぼちやってきます
    またそのうち

    17 = 2 :

    最高だな

    18 = 1 :

    >>12
    修正。誤字、なくならんなぁ……

    あたしはそのためにここのいるの
    →あたしはそのためにここにいるの

    19 :

    由比ヶ浜メインが増えて嬉しい
    期待

    20 :

    実際ガハマは何でもしてくれそう

    21 :

    すばらしい

    22 :

    ゆきのんだと物理的にできないプレイが多いからね

    23 :

    >>22
    ギャルのコスプレとかかな?(すっとぼけ

    25 :



    結衣「…………はぁっ、はぁっ……ヒッキー……」

    八幡「……はぁっ……膝が……力入らん……」

    結衣「あははっ。何それ、生まれたての小鹿?」

    八幡「いや、もうな、ほんと疲れるんだよ……」

    結衣「んー……ヒッキー……」

    八幡「おお…………」

    結衣「…………えへー。いつもありがとね」

    八幡「いや、これでお礼言われるのはおかしいだろ」

    26 = 25 :

    結衣「えー。でもさ、あたし……あの、スゴい気持ち、いい、から……」

    八幡「あー、それな……俺にはわかんねぇから不安なんだけど、演技じゃないよな……。いや聞くのもよくねぇんだけど」

    結衣「うん……それが演技じゃないんだよねー……。最初は痛かったんだけどさ、だんだん……で、最近は特に……」

    八幡「そうか……」

    結衣「え、なに。なんでそんな嬉しそうなの?」

    八幡「嬉しいに決まってんだろ。好きな子に喜んでもらえて嬉しくないわけがねぇよ」

    結衣「…………ヒッキー、もっかい……」

    八幡「ん…………」

    27 = 25 :

    結衣「はぁー……。あたしこれだけでもぅ……」

    八幡「いや、もう無理なんで……体力的にもアレ的にも。だからあんまり盛られてもな」

    結衣「盛るとか言うなし!……あたしをこんなにしたのはヒッキーじゃん、もう……」

    八幡「……嬉しいような、そうでもないような……。お前にも才能があったんだろ」

    結衣「えぇー、そんな才能……。いや、ヒッキーが喜んでくれてるなら、いっか……」

    八幡「なんなのお前、俺を悶え殺したいの?」

    結衣「ヒッキー……顔、見えないー」

    八幡「見せたくねぇんだよ」

    28 = 25 :

    結衣「じゃあ、もっと強く……して?」

    八幡「おお……」

    結衣「もう、離れないからね」

    八幡「……ああ。柔らかいな、由比ヶ浜は」

    結衣「あれ、また名字に戻っちゃった」

    八幡「た、たまに言う方が有り難みがあるだろ。あるよ、あるある」

    結衣「なに一人で完結してんの……。でも、また言ってくれるなら、許したげる」

    八幡「……助かります」

    29 = 25 :

    結衣「よいよい。わらわは寛大じゃからの」

    八幡「…………ウザッ」

    結衣「ウザくないっ!キスマークつけちゃうぞー」

    八幡「ばっ、首はマジやめてっ」

    結衣「えー。いいじゃんいいじゃん。虫刺されって言っとけばわかんないよ」

    八幡「いや、今日バイト先で客のおっさんに言われたっつの……」

    結衣「え、マジ?なんて?」

    八幡「兄ちゃん、首筋にキスマークついてんぞって言われたから、いやただの虫刺されっすって言ったら、嘘つけこのスケベって言われた」

    30 = 25 :

    結衣「あ、あはは……。バレちゃうもんなんだね……」

    八幡「大学でも何人かに虫刺されっつったんだぞ、俺……」

    結衣「……みんな、わかってるのかな?」

    八幡「やめろ、考えたくない……」

    結衣「や、あたしも恥ずかしくなってきたんだけど……」

    八幡「だからな、首は勘弁してくれ」

    結衣「んー、じゃあ見えないとこにしよー」

    八幡「……えぇー」

    結衣「ここかっ?ここならいいのかっ?」

    八幡「や、やめっ、こしょばいっ」

    31 = 25 :

    結衣「あっはは、うりうりー。…………っ!そこはっ……」

    八幡「やられっぱなしは性に合わんからな……」

    結衣「やだぁーっ、そこ、やめてぇ……汚いから……」

    八幡「お前に汚い場所なんかねぇよ」

    結衣「む、無理ー!恥ずかしい!無理!…………まだ」

    八幡「…………割と前向きなんだな……」

    結衣「だ、だって、ヒッキーの望みなら……頑張んなきゃと……」

    八幡「……ま、とりあえず風呂行くか」

    結衣「だねー、一緒に入ろー」

    32 = 25 :

    八幡「湯船、狭いんだよなぁ」

    結衣「あ、今度さ、ラブホ行こーよ。すっごいキレイなとこネットで見つけたの」

    八幡「……抗える気がしないな」

    結衣「抗う必要あるの?」

    八幡「いや、別にねぇかな……」

    結衣「んじゃいこー。お風呂も行こー」

    八幡「……なぁ、由比ヶ浜」

    結衣「んー?」

    八幡「俺、幸せだわ。今。たぶん」

    結衣「そっか。あたしはたぶん、その100倍幸せだよ、ヒッキー」

    33 = 25 :

    八幡「……そっか」

    結衣「そうなのだ」

    八幡「よし、んじゃ風呂入って実験台になるかー」

    結衣「実験台って、失礼すぎ!」

    八幡「確かにな、最近は割と食えるもんな。お前が変なアレンジしてないやつは。目を離すとすぐわけわからんことするから、今日は見てるからな」

    結衣「……はい。監視と指導お願いします。あ、タオル忘れちゃった」

    八幡「あ、持ってくわ。つーかいらんことしようとしなきゃ済む話だろ」

    結衣「それがね?なんかね?愛の力なのかな?勝手にね?」

    34 = 25 :

    八幡「そういうのは基本がちゃんとできるようになってから、つってんの。一歩一歩だ。一足飛びにやってもうまくいかねぇよ」

    結衣「……そだね、一歩一歩、だよね。すぐには、難しいよね」

    八幡「そうそう。俺とお前はそういう風になってんだよ。そんな器用にはいかねーの」

    結衣「……うん。わかった。お湯まだ溜まってないしー、溜まるまでくっついとこーか」

    八幡「…………なんだかなぁ。晩飯何つくんの?」

    結衣「今日は和風ハンバーグにデミソース」

    八幡「…………ぜんっぜんわかってねぇ。それどこが和風になんの?」

    35 = 25 :

    結衣「あー。和風ハンバーグには合わないかなー」

    八幡「いや……んん?由比ヶ浜……和風ハンバーグ……。うっ、頭がっ」

    結衣「むー……。じゃあ出たらちゃんとレシピ見るよ……」

    八幡「最初から見るようにしてね?」

    結衣「み、見ても忘れるし……」

    八幡「見ながらやれよ……」

    結衣「ですよねー」

    八幡「ですよねー、じゃねぇよ。目を逸らすな」

    結衣「……うん。ヒッキーにおいしいもの食べてもらいたいから、頑張る。ちゃんと、見ててね」

    36 = 25 :

    八幡「おう、見てる。湯船もう入るか」

    結衣「ひゃー。いいお湯ー。ヒッキーってさ、高校のときもこっちチラチラいつも見てたよね」

    八幡「い、いつもではないぞ。たぶん……」

    結衣「えー。胸ばっかり見てなかった?」

    八幡「た、たまにしか見てない……はず」

    結衣「……い、今はこうしてその……今も揉んでるけど……。どう、なの?」

    八幡「見てたときの俺に、今の俺を見られたら刺されるな」

    結衣「そ、そんなになの……」

    37 = 25 :

    八幡「いや、こんなの憧れるに決まってんだろ……なぁ?」

    結衣「なぁ?って言われても困るよ……」

    八幡「今もわさわさしといて聞くのもあれなんたけど……由比ヶ浜はどんな感じなんだ?」

    結衣「んー……胸が気持ちいいってゆーか……ヒッキーの手が気持ちいい」

    八幡「……ふーん」

    結衣「やぁっ、そこ、やめてよ……。あんまり気持ちよくても、困るし……」

    八幡「……じゃ、これで」

    結衣「……うん、それ好き、かも。安心する」

    八幡「…………もうちょいゆっくりするか」

    結衣「うん…………」


    一一一

    38 = 25 :

    結衣ー!俺だー!

    またそのうち

    44 :

    いい雰囲気のイチャコラ発見。すばらし乙です

    45 :



    結衣「ヒッキー、ドライヤー使っていいー?」

    八幡「おお、今はそんな電気使ってないから大丈夫ー」

    結衣「んー、髪結構伸びたなぁ」

    八幡「だな、顔が近いとたまに髪が顔に当たってくすぐったい」

    結衣「むー。切るかなー。ヒッキーどっちが好き?」

    八幡「怒られそうだけど……どっちも好きだぞ、俺は」

    結衣「えへへぇ……いやー、怒れないよそんなこと言われると……」

    八幡「そうなの?どっちでも、ってのが一番怒られるって聞くけどな」

    46 = 45 :

    結衣「どっちでもいいだとあたしもちょっとやだけどさ。さっきヒッキーはどっちも好きって言ったじゃん。それならオッケーというか超嬉しいよ」

    八幡「そ、そうか。それならよかった」

    結衣「うん、ありがと。ヒッキーも格好いい、よ?」

    八幡「お世辞でもそう言ってくれんのはお前だけだよ……」

    結衣「お世辞じゃないし!ほんとに……その顔も、髪も、雰囲気も、声も……全部、好きだよ」

    八幡「お、おう。…………ありがとな」

    結衣「ど、どういたしまして……。あー、ついでにまた染めよっかなー。ヒッキーはこれはどう思ってるの?」

    47 = 45 :

    八幡「前も言っただろ、俺は黒髪も好きだって。まぁ茶髪も懐かしいな、ギャルヶ浜さんもまた見たいかも」

    結衣「んんー……悩む。染めると髪がちょっときしきしになるんだけどー、黒だとちょっと重いし地味なんだよねー」

    八幡「いやいや、十分目立つから。……知ってるんだぞ俺、お前がどんだけモテてるのか」

    結衣「えー。そんな、言うほどでもないと思うけど。片っ端から、彼氏いるんで!って言ってたから最近は全然ないよ」

    八幡「あらそう……。いやでも、やっぱモテててんじゃねぇか」

    結衣「そ、そうかなー。告白されたりとか、ヒッキーのあとは全然ないけど……」

    48 = 45 :

    八幡「そりゃ告白まではな、でも…………やっぱいいや。悪かったな。嫉妬してるだけだよ、わりぃかよ、うるせぇよ」

    結衣「ちょっ!?何も言ってないし!」

    八幡「言わなくてもわかる、器ちっちゃーい、ついでにアレもちっちゃーいとか思ってんだろ。あ、今の凄い傷ついた」

    結衣「何言ってんの、もー……。全然わかってない。ち、ちっちゃくないとおも、思うし……あ、いやそんなのよくて。あたし、嫉妬してくれて嬉しいんだよ?」

    八幡「そうなのか……」

    結衣「でも嫉妬するのは辛いって知ってるからさ、させたいわけじゃないけど……。独占しようとしてくれてるみたいで嬉しい、かな」

    49 = 45 :

    八幡「……面倒じゃねぇのか、こんな束縛しそうな男」

    結衣「そんなわけない……というか、面倒なのは知ってるし。それにあたしも結構面倒じゃん。だって、ヒッキーよりもっと嫉妬してるもん」

    八幡「俺のどこに嫉妬される要素があんだよ」

    結衣「えー、まずいろはちゃんがヒッキー追いかけてあたしらの大学来たでしょー」

    八幡「えぇ?違うだろあれは……」

    結衣「違わないよ。で、バイト先には沙希が来てるし」

    八幡「あれもたまたまじゃねぇの……」

    結衣「もー、ほんと全然わかってない。あたしはもう心がもやもやして大変なんだよ」

    50 = 45 :

    八幡「いや、そんな気にせんでも……。別にあいつらとなんかあるわけじゃねぇし」

    結衣「ヒッキーはそれでも、向こうはあんまりそうじゃなさそうだからもやっとすんの。わかった?」

    八幡「わ、わかった。…………なんか、あれだな。すげぇ申し訳ないんだけど、その……ちゃんと好かれてるんだなって気がして、ちょっと嬉しいな」

    結衣「えへへ、だよね?あたしも同じだよ。だから適度にならいいのかなぁ」

    八幡「そんなんしたくないんだけど……まぁ、俺は醜いからまたするんだろうな」

    結衣「あたしも……ずっとしてるかも。こんな我儘な彼女だけど、許してくれる?」


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