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    元スレ上条「答えろよ……GANTZ!!」御坂「私の前に立つのなら……アンタも潰すわよ?」

    SS+覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - とある魔術の禁書目録 ×2+ - GANTZ + - 上条 + - 御坂 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    知っていますか?こんな話……




    この学園都市……いや、今や世界中で生きている人達の中には、極ホンの一部、実は死んでいる人達が居るんです……



    そして、その死んでいる人間達で、構成された謎の軍団があってですね……



    この学園都市の中でも、夜な夜な都市内に住んでいる宇宙人を相手に、命懸けの戦争を行っていると言う噂があるんですよ……




    何でもその人達は、それぞれが死ぬ寸前に選ばれ、どこにでもありそうなマンションの一室に強制的に集められ、そこから宇宙人との戦いへと送り込まれるのだそうです……





    そして、そのマンションの一室には、集められた参加者を支配する、謎の黒い球体があるんだとか……





    誰が最初に名付けたのかはわからない。





    しかし、部屋に集められた参加者達は、その黒い球体への畏怖を込めてこう呼んでいるそうです……






    その名を






    『GANTZ』と……









    SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1370773824

    2 :

    建て乙

    3 = 1 :

    『めもりーろーどさゅう……めもりーろーどさゅう……』










    『めにゅーを選んでくだちい』





    1.上条「……GANTZ?」御坂「黒い球体の部屋?」
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1360904443/





    4 = 1 :

    『7がつ24にちのがんつメンバーでち』









    上条 当麻


    運悪過ぎ。
    頭切れ過ぎ。
    ステゴロ強過ぎ。
    右手便利過ぎ。
    1人で行動し過ぎ。




    インデックス守り過ぎ。


    『生存確定』







    御坂 美琴


    ビリビリし過ぎ。
    能力応用あり過ぎ。
    上条心配しすぎ。
    とーま連呼し過ぎ。
    回想し過ぎ。




    妹多過ぎ。


    『生存確定』








    浜面 仕上


    何だかんだでいいとこ取り過ぎ。
    GANTZ武器使いこなし過ぎ。
    フレメア守り過ぎ。
    田中自力で倒し過ぎ。




    関係ねぇよ!!カァンケイねェェんだよォォォ!!

    田中何匹殺ったところで、無能力者なんざ指一本動かさずに100回ブチ殺せんだよぉぉぉぉぉ!!!



    『生死不明』

    5 = 1 :

    天井 亜雄


    原作原型なさ過ぎ。
    強過ぎ。
    生存率高過ぎ。
    容赦なさ過ぎ。
    前回ラスト、全部持っていき過ぎ。



    西くん枠からはみ出過ぎ。


    『生存確定』





    偏光能力


    原作原型なさ過ぎ。
    根性あり過ぎ。
    脇役極め過ぎ。



    『生死不明』



    9900号


    御坂に似過ぎ。
    口調めんどくさ過ぎ。
    銃使いこなし過ぎ。
    途中から9980号に変わり過ぎ。
    >>1間違え過ぎ。


    『生死不明』




    珍走団グループ


    天井くん舐め過ぎ。


    『死亡確定』



    お婆さん


    原作カッコよ過ぎ。


    『死亡確定』




    フレメア・セイヴェルン



    口調めんどくさ過ぎ。
    田中と仲良くなり過ぎ。
    浜面に守られ過ぎ。



    『生死不明』

    6 = 1 :

    こんばんわ、1です。


    禁書GANTZシリーズ2スレ目です。



    ゆっくり更新になりますが、気長にお楽しみください。




    前スレ1000の方。


    上手い具合に出来るように頑張ります。ネタはあるので。大分先になると思いますけど。

    7 :

    待ってました!

    8 :

    スレ建て乙!

    9 :

    乙!
    この題名からすると...?

    10 :

    スレたて待ってたぜぇぇぇぇ
    乙乙

    11 :

    『前スレはこいつらを倒ちまちた』



    人間(高校生レベル3)


    攻撃力 G
    防御力 G
    素早さ F
    賢さ B

    能力 D





    ねぎ星人(子供)


    攻撃力 F
    防御力 F
    素早さ F
    賢さ E

    能力 G



    ねぎ星人(大人)


    攻撃力 D
    防御力 D
    素早さ E
    賢さ E

    能力 G




    田中星人(ロボ)


    攻撃力 E
    防御力 D
    素早さ C
    賢さ E

    能力 C



    田中星人(大鴉)


    攻撃力 C
    防御力 D
    素早さ A
    賢さ D

    能力 G




    田中星人(鳥人)


    攻撃力 B
    防御力 C
    素早さ S
    賢さ A

    能力 A


    12 :

    舞ってました!

    13 = 1 :

    …………





    7月27日 昼 ファミレス




    初春「」ポケー


    白井「」ポケー


    御坂「」ダラダラダラッ……



    佐天「あ……あれ?皆何か反応が薄いなー?てか御坂さん!?どうしたんですかその汗!?凄い勢いで流れていってますよ!?」



    御坂「へ!?い、いや、何でも無いわよ!?いやー、しっかし暑いわねこの店!!」パタパタ



    佐天「えー?そうですかー?ちょっと寒いくらい冷房効いてるんですけど」ブルブル



    御坂は、手でパタパタと自分を仰ぎながら。


    佐天は自分の身体を震わせながら、どこか噛み合わない会話を行う。

    14 = 1 :

    初春「ハァッ……佐天さん、その話はこの間もしたばかりじゃないですかー。
    何か死者の軍団と、宇宙人が闘ってて、その痕跡が学園都市にも世界中にもあるって話ですよね?」



    白井「流石に、この間と殆ど同じ話題の振り方ですと、リアクションに困りますの」



    佐天と同じクラスの初春と、学校は違えど同じ学年の白井は、またその話かと言わんばかりに、佐天に対して冷めたリアクションをとる。



    佐天「まぁまぁ、そんな事言わずに聞いてくださいよー。初春も白井さんも御坂さんも。
    今日はアレから色々と調べて、新情報を持ってきたんですからー」ガサゴソガサゴソ



    佐天はカバンの中から、パソコンから入手し、印刷してきた様々な写真や資料を取り出し、机の上に並べた。

    15 = 1 :

    佐天「ホラホラ、これがこの一週間の内に、この日本で行われたと思われる死者と宇宙人の戦いの痕跡です。

    西は九州の長崎グラバー邸半壊事件!!北は北海道、あの名作『北の国から』の資料館敷地内での破壊事件!!

    そして何より!!この学園都市でも新たに戦いの跡が見つかったんですよ!!」バンッ、バンッ!!





    佐天が、机の上の資料の一部を、見ろと言わんばかりに叩く。

    16 = 1 :

    佐天「24日から25日にかける深夜にあった、第19地区旧商店街での大規模な火災、爆発、及び建物の崩壊事故!!」ダンッ!!



    御坂「!?」ビクゥッ!!



    佐天「それと、その旧商店街から、1kmほど離れた場所にある橋の不自然な崩落事故!!更に、反対側に1.5kmほど離れたアパート周辺の建造物の破壊や、放置車両の不自然な破壊!!」ダンッ!!



    御坂「!?」ビクゥッ!!



    佐天「これらは、全て1時間ほどの短時間で起きた事件に関わらず、全く関連性の無い事件として、別々に処理されていますが、あたしの目は誤魔化せません!!

    このVS宇宙人戦争説を信じる様々な人達が、この現場に検証しに行った写真の中には、ところどころ、今の科学や能力では立証出来ないであろう破壊の痕跡が見られたのです!!

    特に、この橋の崩落写真と、旧商店街の崩壊現場の一部。何か、ゴッソリ円柱状にくり抜いたのか、または押し潰したような跡がありませんか!?
    少なくとも、この二つの事件は繋がっていると、私達噂検証部隊は断言します!!」ダンッ!!



    御坂「ヒィッ!?」ビクビクゥッ!!!



    自称、噂検証部隊である、佐天の熱く鋭い考察に、御坂の心臓が毎回飛び出しそうになるほど焦る。

    17 = 1 :

    御坂「(ヤッ……ヤバイ……全部バレとるやんけ!!)」ダラダラダラッ……



    佐天「ん?み、御坂さん!?ちょっと大丈夫ですか!?ハーフマラソン完走したと思うくらい、汗ダラッダラッに流れていってますけど!?」



    御坂「へ!?う、うん!!大丈夫大丈夫!!や、やっぱりこの店ちょっと熱いわね!!ちょっと脱いじゃおうかしら!!」ヌギッ……



    佐天「御坂さん!?何でブラウスのボタンに手をかけるんですか!?何でボタン外すんですか!?ちょっと御坂さん!?」

    18 = 1 :

    白井「佐天さん!!ちょっと話に熱が入り過ぎですわよ!?お姉様が混乱して、木山先生化したではありませんの!!」



    初春「佐天さん落ち着いてください!!大体、何でそんなに詳しいんですか!?
    『幻想籠手』事件が解決して、昨日病院から退院したばっかりじゃないですか!!」


    佐天「ふっふっふ……あたしを舐めてはいけないよ?初春……私の噂収集能力を持ってすれば、これくらいの資料一日で集められるのさ!!」


    初春「幻想籠手事件の事、全然反省してないじゃないですか!!また変な事に巻き込まれても知りませんよ!?」

    19 = 1 :

    佐天「アレはアレ。コレはコレなんだよ初春!!大丈夫だって、もうあんな事はしないし、十分反省してる。
    だけど、やっぱりこの噂は気になるんだよねー。未知の技術を持った軍団と宇宙人!!ク~ッ!!ワクワクするねー!!」



    白井「やっぱり懲りてませんの!!幻想籠手の時も、こんな感じでしたの!!」



    ギャーギャー

    ワーワー



    御坂「……ハァッ……疲れた……」クテー……



    3人の少女達が言い争う中、御坂は1人くたびれていた。

    20 = 1 :

    御坂「(まさか、あの夜の事がそこまで調べられてるなんてね……流石に誰がその軍団のメンバーとかまではわからないみたいだけど……こりゃあ、その辺も考えて行動しないといけないのかなぁ……)」ズズズッ……


    テーブルのジュースをストローで飲みながら、御坂はあの夜。






    7月24日に起きた、惨劇の夜を思い出し始めた。






    御坂「(……思い出したくもないんだけどね……大量のロボットに囲まれるは、ラスボスには焼き殺されかけるわ。それに……)」コトッ……





    御坂が、コップを机の上に置き、ソファーにもたれ掛かる。

    21 = 1 :
















    『……もう二度と会えないんだよね……。……に……』







    そして、ゆっくりと目を閉じ、あの夜を思い出す。


    炎に包まれ、凄惨な戦いを演じたあの地獄のような夜の続きを。



    22 = 1 :

    投下終了です。飛び飛びになってしまい申し訳ないです。



    次回からは、御坂の回想という形で前スレの続きを投下します。

    書ききれなかった部分……皆さんが前スレでご指摘してた、残り一体の大鴉はどうなったか等もその時出てきます。


    それではおやすみなさい。

    23 = 7 :

    乙 
    この言い方だと四人の内のだれかリタイアしちゃったのか.....

    24 :

    乙でした

    25 = 10 :

    おい気になるじゃねーか

    26 :


    どっちだろうな……

    27 :

    美琴にまつわる死といえばミサカでしょうか

    28 :


    え?
    ミサカをころすことは許されない

    29 :

    こんばんわ、1です。


    少しですが、ゆっくり投下しておきます。


    >>23
    >>25
    >>26
    さぁ、どうなるでしょうか。

    >>24
    ありがとうございます!!

    >>27
    >>28
    え?例え上条さんでも御坂さんでも殺す時は容赦無く殺りますよ?(ゲス顔)

    30 :

    上条の早急な退場を願う

    31 = 1 :

    7月24日 深夜





    …………





    『……か……坂……』




    御坂「…………ん……」




    意識を無くしていた御坂が、誰かの声に呼ばれるように、意識を取り戻していく。



    霞んだ目の前には、自分が今最も信頼している人間のシルエットが見える。



    『……坂……オイ、御坂……』




    御坂「あぁ……よかった当麻……私達、生きて帰ってこれたのね……」スッ……



    御坂が、思い人のシルエットへと手を伸ばし、触れようとする。

    32 = 1 :

    ボゥッ!!



    ゴォォォォォォォオオオオオッ!!!!




    御坂「!?や……嫌ァァァアッ!!!当麻!!当麻!!!」




    御坂がシルエットに触れた瞬間、そのシルエットの人物が突如発火し、全身を炎に焼き尽くされる。




    御坂「当麻!!当麻ァァァアッ!!!!……!?や……ヤダ……」ボゥッ……




    そして、その炎は御坂にも飛び火し、御坂をも焼き尽くそうと燃えていく。




    御坂「ヤダッ!!嫌だよ!!死にたくない!!ママ!!パパ!!助けて!!当麻!!黒子!!誰か!!誰か助けてよ!!」ゴォォォォォォォオオオオオッ!!!

    33 = 1 :

    御坂の全身が炎に包まれる。



    不思議と、熱いという感覚はない。



    しかし、恐怖だけはある。死への恐怖だけは。




    そして御坂の目の前に、暗くて顔はよく見えないが、1人の少女が現れる。




    御坂「誰か……お願い……助けて……」ゴォォォォォォォオオオオオッ!!!!



    炎に包まれながら、御坂がその少女へと救いを求める手を伸ばす。







    『助けて?』





    炎に包まれた手が灯りとなって、少女の顔が照らし出された。

    34 = 1 :

    御坂「!?あ、貴女は……私?」ゴォォォォォォォオオオオオッ……




    御坂の目の前にいる少女は、御坂と同じ顔・背格好をしていた。




    そして、少女はゆっくりと口を開く。









    『お姉様は、ミサカ達を助けてくれないのにですか?と、ミサカはお姉様へと問いかけます』グラァッ……





    ドサァッ!!!






    そう呟くと、御坂に似た少女から血が流れ出し、少女はゆっくりと地面に倒れこんだ。

    35 = 1 :

    御坂「!?……ヒッ……」ズズッ……



    御坂はその光景に思わず後ずさりする。



    いつの間にか、自身を燃やしていた炎は消えている。



    しかしその代わりに、辺り一面に現れたモノが。












    「お姉様」


    「お姉様」


    「お姉様」



    「お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様」








    それは、自分と同じ顔をした少女達。



    自分を姉と呼ぶ少女達によって、埋め尽くされた空間であった。





    全員血塗れの。







    御坂「ヒッ!?イ…イヤァァァァァァァァアアアッ!!!!!」





    少女達に囲まれた御坂の絶叫が、空間内をこだまする。

    36 = 1 :

    『御坂っ!!!』










    御坂「ハッ!?」パチッ!!



    不意に自分の名を叫ぶ声によって、御坂の目が開く。




    上条「御坂……よかった。気がついたみたいだな」ホッ……




    目の前には、先ほど燃え尽きたシルエットではなくハッキリと、自身が今最も信頼する人間の姿があった。



    そして、辺りを見回すと、今までいた第19学区では無く、何の変哲もないマンションの一室に居る事がわかった。

    37 = 1 :

    御坂「私……生きてる……」キョロキョロ





    第19学区で、ラスボスである鳥人に大火傷を負わされたハズの身体は、傷一つない元の身体へと戻っている。





    星人を全て倒し、戻ってこれたのだ。








    『ちいてんさゅう……ちいてんさゅう……』








    この不気味な黒い玉の置かれた、マンションの一室へと。

    38 = 1 :

    天井「流石レベル5と言ったところか。あれだけの炎に包まれながらもまだ生きていたとは。
    無意識に生体電気を調節して、身体の生命維持に尽くしたのかな?
    まぁGANTZに死んだと判断されない限りは、例え植物状態だろうが心臓が一時止まろうが元通りだからな」




    上条「大丈夫か?身体は元通りみたいだけど、天井が言うには精神的なモノは対象外らしいからな」




    御坂「う……うん……大丈夫と思う……。それで、誰が倒したの?あのラスボスは。やっぱりアンタが?」

    39 = 1 :

    上条「いや、俺も途中で意識が飛んでいたからな……偏光能力がアイツの背に飛びついていたのは覚えてるけど」




    上条が、ラスボスである鳥人との戦いを思い出そうとするが、瀕死だったせいか、ところどころ記憶が抜けているようだ。




    天井「君とあのスキルアウトの男が、あと一歩のところまで追い詰めていたよ。いや、アレは実に惜しかった。
    まぁ、君たちが力尽きたところで、私がトドメを刺させてもらったのだが。悪いな、上条君」ニィッ……




    天井が、事の結末を簡潔に説明する。

    40 = 1 :

    上条「そうか……。いや、アンタが居なかったら俺達は全滅だったんだ。素直に礼を言うよ。ありがとな」




    天井「礼には及ばないさ。君には不本意ながら命を助けられたからな。この借りは必ず返させてもらう。あぁ、君にも世話になったな。超電磁砲」




    御坂「いえ……大した事はしてませんから……それより……」キョロキョロ




    御坂は、部屋をキョロキョロと見回す。




    部屋には、上条と、五体復活している天井の姿が見られる。





    御坂「あれ?浜面さんは?フレメアちゃんは?偏光能力は?それに……」







    『お姉様……』






    御坂「……私の妹は?」






    御坂が、上条と天井へと問いかける。

    41 = 1 :

    上条「……まだ皆転送されて来てない……大丈夫さ、皆生きてるハズだ」



    天井「アレコレと考えても仕方ない。言っただろ?死んだと判断されない限りは、『採点結果が出る前』に戻ってくる。私達はただ待ってればいいんだよ」




    上条と天井は、それぞれの性質に合った答えを御坂に返す。





    ジジジジッ……




    天井「ん?……ホラッ、噂をすれば早速戻ってきたぞ?」



    御坂「!?」バッ!!



    天井が指差す方向には、GANTZによる転送が始まっているのが見える。

    42 = 1 :

    ジジジジジジジジッ…………







    転送されてくるのは


    浜面か?


    フレメアか?


    偏光能力か?


    9900号か?






    ジジジジジジジジジジジジッ…………






    上条「……戻ってきたか……」


    御坂「……よかった……」


    天井「ほう。君は確実に死んだと思ったんだがね。中々の強運の持ち主だ」










    偏光能力「……ンだよ……またこの部屋なのかよ……」ジジジジジジジジッ……






    生存者第一号は、ラスボスの鳥人撃退への重要な一手を、凄まじい精神力で無理矢理作り出した男、偏光能力(トリックアート)であった。

    43 = 1 :

    上条「ていうか……天井の言うとおり、お前よく生きてたな。俺の記憶じゃ、あの鳥人に炭クズ寸前まで燃やされてたハズなのに」




    天井「寸前どころでは無かったよ。私ですら目を背けたくなる程酷い状態だった。……まさに強運だな」ククッ……





    偏光能力「うっせぇ!!運も実力の内だろうが!!……あー……もう二度とあんな目には会いたくねーや。マジで死ぬかと思ったぜ……」ハァッ……




    偏光能力が溜息をつきながら座り込む。


    恐らく、今回のミッションで一番、苦痛と死の恐怖を味わったのは、この男だろう。

    44 = 1 :

    ジジジジッ…………




    御坂「ッ!?見て!!また転送されてくる!!」



    上条「ッ!?て事は、浜面達か!?よかった……アイツ等も無事だったんだな……」



    偏光能力「超電磁砲の妹が救援に行ったんだ。そりゃ生き残るだろうさ」








    ジジジジジジジジジジジジッ…………




    GANTZから転送されて来た、生存者第二号は……

    45 = 1 :











    フレメア「…………」ガタガタッ……ガタガタッ……













    心底怯え、顔面を泣きじゃくった顔でめちゃくちゃにした、フレメアであった。

    46 = 1 :

    上条「!?フレメア!!」



    御坂「フレメアちゃん!!よかった!!貴女も無事だったのね!!」ダッ!!



    御坂が、震えるフレメアへと歩み寄る。



    フレメア「お……姉……ちゃん?」ガタガタッ……ガタガタッ……



    御坂「うん、そうよ。もう大丈夫、怖い人やお化けは皆居なくなったからね?
    もうすぐ、浜面さんやお姉ちゃんの妹も帰ってくるわよ」ギュッ……




    御坂が震えるフレメアを抱きしめる。





    フレメア「!?……ウッ……ウゥッ……ウワァァァァアンッ!!!」


    御坂「!?ど、どうしたの?どこか痛いのフレメアちゃん」




    突如泣き出したフレメアに、御坂は慌てふためく。

    47 = 1 :

    『』ザザッ……ザザザザッ……






    フレメア「ウゥッ……お兄ちゃんと……浜面のお兄ちゃんともう1人のお姉ちゃんは……」グスッ……グスッ……


























    「……死んじゃった……」







    『それでは、ちいてんを始めます』

    48 :

    は、はまづらあああああああ!?!!!?!

    49 = 1 :

    投下終了です。



    次回は田中星人編、もう1つのラストをお届け予定です。




    50 :


    ミサカは覚悟してたが浜面まで…


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