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    元スレ鳴上「月光館学園か」有里「八十稲羽?」

    SS+覧 / PC版 /
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    151 :

    俺得スレだな
    P3メンバーは依存してる感じがヒシヒシするなぁ
    本人たちはそうでもない、と思っていても番長には居心地悪いだろうな。
    逆にキタローどんはのびのびしてるなww

    152 :

    いかにペルソナ4のメンバーがオアシスか分かるなw

    153 :

    乙。
    両陣営の出会いが楽しみ。

    154 :

    依存とまでは感じないけど番長自身を見てないとは思った
    番長の築く絆はキタローの影を乗り越えれるか

    155 = 154 :

    依存とまでは感じないけど番長自身を見てないとは思った
    番長の築く絆はキタローの影を乗り越えれるか

    156 :

    辛うじてジュンペーがキタローの影を追ってないな
    反発してたからかなww
    まだ、裸マント先輩の依存度不明だけど

    157 :

    武器について触れてたけど、そういえばキタローは殆どの武器を器用に扱えてたな
    P3Pで容量という名のシャドウによって弱体化したけど

    158 = 150 :

    キタローは天才でカリスマで漢だからな

    159 :

    遅くなってしまいました。
    P3P要素が無いと言ったな。

    あれは嘘だ。

    本日分。

    160 = 159 :

    有里「りせ、聞こえる?」

    りせ『あ、有里さん!さっき一瞬有里さんの反応が無くなって……どうしちゃったのかと思ったよ』

    有里「どうもそういうフロアだったみたいだね……。今からそっちに戻るから、道中ナビお願い」

    りせ『りょーかい!しっかりナビゲートします!』

    >タルタロスを抜け、りせの所へ帰った……。

    りせ「お帰りなさいっ!……っ大変!有里さん!お顔お顔!」

    有里「え?」

    >りせが指差す辺りを触ってみると、想像と違う感触と痛みがやってきた。

    >下顎から首筋にかけて、一本裂傷が出来ている……。

    有里「受け損なったのかな。まぁ、深くないし大丈夫だと思うよ」

    りせ「本当に、大丈夫なんですか?」

    有里「うん。とりあえず、帰ろうか。手当てもしたいし」

    りせ「わ、はい!ええっと……」

    >やはり、早めに対処して正解だった。

    >彼は、強い……。

    >りせの力でテレビから出る事が出来た。

    りせ「お疲れ様!傷は大丈夫?」

    有里「血はもう止まってるし、大丈夫だよ。心配させてごめんね」

    りせ「ううん、いいの。大丈夫なら良かった……」

    有里「それじゃ、帰ろうか。送るよ」

    りせ「えっ、ほんとに?じゃあ、お願いしちゃおっかな!」

    >りせを家まで送った……。

    りせ「ここまでで!わざわざありがとうございました!」

    有里「こちらこそ。付き合わせちゃって悪かったね」

    りせ「いいですよぉ、そんな……私ね、嬉しかったよ」

    有里「ん?何が?」

    りせ「有里さんが、仲間だって認めてくれて。なんか、有里さんって私達と距離ある気がしてたから」

    有里「そう、かな」

    りせ「そうですよー。昔の仲間と比べられてるのかなって思ってた」

    有里「……そういうわけではないんだけどね」

    りせ「でも、仲間だって言ってくれたよね?うそじゃないよね?」

    有里「うん。りせも、皆も、今の僕にはとても大事な仲間だ」

    りせ「……えへへ。それじゃ、有里さん!また明日ね!」

    有里「うん。またね」

    >りせと別れた……。

    『No.17 星 久慈川りせ』のランクが2になった。

    161 = 159 :



    【堂島宅】


    有里「タルタロスがある以上、攻略しない訳にはいかない……なぁ」

    >そうなると、やはり仲間達の力が必要になるだろう。

    有里「……なるべく、危険な事はさせたくないんだけど、なぁ」

    >最終的には自分が決着を付けるとしても、その過程で彼等を危険に晒すのは……

    有里「意地でも協力しようとするだろうなぁ」

    >りせの笑顔が頭を過ぎった。

    有里「仲間、ね」

    >なんというか、微笑ましい皆だ。

    >さて、今日はもう寝よう……。

    「こんばんわ」

    有里「……また、君か」

    「前は挨拶も出来なかったからね」

    有里「名前は……ファルロス、だったかな?」

    「私は、あなた。だけど、ファルロスって名前はちょっとね」

    有里「ああ、女の子だから」

    「そういうこと。私は……美奈子。よろしく」

    有里「よろしく。とりあえず、今日は挨拶まで?」

    美奈子「うん、また、会いにくるね。……そうそう、あなたが今日出会った彼」

    有里「彼がどうかしたの?」

    美奈子「あなたの因子を少し受け入れたみたい。元々似た部分のある二人だから……」

    有里「すると、どうなるのかな」

    美奈子「彼の所にも私が行けるようになったってこと」

    有里「じゃあ、アフターケアは君に任せるよ」

    美奈子「どうでもいい、から?」

    有里「いいや。僕は女性以外の扱いはあんまり得意じゃないから」

    美奈子「……呆れた」

    有里「まぁそう言わず」

    美奈子「保障はしないけどね。……そろそろ時間みたい。また、近いうちに」

    有里「またね」

    >……。

    >寝よう。

    162 = 159 :



    【2012/4/14(土) 曇り 巌戸台分寮内ラウンジ】


    美鶴「おい!おい鳴上!鳴上!」

    >体を揺さぶられている……。

    アイギス「美鶴さん、落ち着いて……」

    鳴上「う、ぐ……」

    順平「あ!気がついたみたいっすよ」

    鳴上「……ここは」

    >寮のラウンジだ……。

    鳴上「っ……」

    >体が痛い。

    >確か、あの後何とかクマの所へ戻って……

    鳴上「なぜ、ここに……」

    美鶴「なぜ、はこちらの台詞だ……!」

    >改めて周囲を見ると、特別課外活動部の面々に囲まれている。

    鳴上「あ……」

    美鶴「君は……私があれほど……!」

    >美鶴はあまりの怒りに言葉を詰まらせているようだ。

    順平「ま、まぁまぁまぁ!いいじゃないっすか、無事帰ってこれたんだし!」

    アイギス「順平さん。今は任せましょう」

    美鶴「君はリーダーであり、皆に示しを付けなければならない立場だと伝えたはずだ」

    鳴上「……すみません、でした」

    美鶴「すみませんで済む話か!」

    「美鶴、その辺にしておけ。相手は怪我人だ」

    美鶴「しかし……!」

    「見てみろ。これが自分の仕出かした事をわかってない人間の顔か?」

    美鶴「……もう、休みなさい。また今度話をする」

    鳴上「本当に、すみませんでした……」

    >やれやれというように順平と真田が部屋に戻った。

    アイギス「大丈夫ですか?」

    鳴上「はい……」

    コロマル「クゥ~ン……」

    鳴上「あれ、傷に包帯が……」

    アイギス「風花さんが手当てしていたようです。ゆかりさんと交替であなたの様子を見ていたので、お二人はまだ眠っています」

    鳴上「そうですか……皆さんには本当に迷惑を……」

    アイギス「……とにかく、今は傷の養生を。お話はそれから」

    鳴上「部屋に、行きます」

    >アイギスを置いて部屋に帰った。

    163 = 159 :

    鳴上「痛っ……くそっ……」

    >あの男は何者だろう。

    >恐ろしい強さのペルソナだった……。

    鳴上「……怒らせてしまった」

    >さっきの美鶴の表情が浮かぶ。

    >どう謝ればいいだろう……。

    順平「おい、鳴上?ちょっといいか?」

    鳴上「……すみません、少し傷が痛むので一人にしてください」

    順平「まぁそう言わずにちょっと出てこいよ。真田先輩が呼んでんだよ」

    >一体なんだと言うのだろう。

    >部屋を出ると、順平と真田の他にもコロマルと天田もいた。

    順平「寮内男子全員集合だぜ」

    「よし、とりあえず歩けるみたいだな。神社に行くぞ、ついてこい」

    >ぞろぞろと神社へ向かった……。

    164 = 159 :



    【長鳴神社】


    「よし、ここならいいだろう。さぁ、鳴上。構えろ」

    鳴上「え?」

    順平「ちょ、ちょっと待ってくださいよ先輩。マジっすか?」

    「なぜ冗談を言う必要がある」

    順平「マジだわこの人……」

    天田「鳴上先輩、がんばってください!」

    鳴上「ちょ、ちょっと……」

    「来ないならこっちから行くぞ」

    >真田がステップを踏む!

    鳴上「くっ、何でっ……!」

    >勝手をした制裁だろうか。

    鳴上「くそっ!」

    >慣れない構えで拳を握る。

    順平「なー天田、これ、どっちだと思う?」

    天田「まぁ、いくら鳴上先輩でも無理でしょう。特に素手では」

    コロマル「ふぁ~……」

    >周りも見学に入ったようだ。

    >……ああ、わかったよ。

    鳴上「やってやる……!」

    「その意気だ、いくぞ!」

    >高速で迫る拳の壁を、時に逸らし時にかわして何とか対処する。

    >しかし、こちらから反撃に転ずる事が出来ない!

    >じりじりと追い詰められ……

    鳴上「ぅ、ぐぅ……!」

    >見計らったように渾身のストレート。

    >これは、避けられない……!

    >衝撃は来なかった。

    >代わりに拍手が辺りに響く。

    順平「いんやーすげえすげえ。あの真田先輩相手によくもったもんだ」

    天田「流石って感じですねぇ。真田さんも、前よりずっと速くなってますね。すごいです」

    鳴上「……?」

    165 = 159 :

    「どうした、そんな顔して」

    鳴上「い、いや……」

    「好き勝手したお前に鉄拳制裁を加えるとでも思ってたか?」

    鳴上「……」

    「お前は、俺より弱いな」

    鳴上「……っ、得意な武器なら!」

    「だが素手では俺が上だ。そうだろ?」

    鳴上「それは……そうですけど」

    「なのに、お前は俺に頼らなかった。何故だ?」

    鳴上「……」

    「俺達は仲間だ。仲間は助け合うもんだ。辛かったら手を貸してやる。立てなかったら肩を貸してやる。お前はもっと、俺達を頼っていい」

    鳴上「真田さん……」

    「が、やはり勝手をしたのは許せんな。一発いっとくか?」

    順平「いや、先輩がいったらマズいっしょ」

    鳴上「ありがとうございます」

    「ふん、ただの気紛れだ。お前みたいな奴を見ると、幼馴染を思い出す……不器用な奴だったが、お前はそうじゃないだろ?」

    鳴上「……はい」

    「言いたい事はそれだけだ。俺は帰る。後は他の連中に任せる」

    >真田は背を向けると去っていった……。

    順平「アレ、照れてんな」

    天田「ですねぇ」

    鳴上「順平さん、天田。俺は……」

    順平「あーみなまで言うな!とりあえず飯食いに行こうぜ!腹減っちまってよぉ」

    天田「あ、いいですね。どこにします?」

    順平「鳴上ってまだはがくれ行った事無いんじゃね?」

    鳴上「はがくれ……?」

    順平「っしゃ決まり!昼ははがくれラーメンだ!」

    166 = 159 :



    【駅前商店街「はがくれ」】


    順平「知ってるか?友達と一緒にここの特製ラーメン食べると、ずっと友達でいられるんだってよ」

    鳴上「ジンクスってヤツですか」

    順平「まぁな。たまにはそういうのもいいじゃねえか。そこで、天田君からお話があります!」

    鳴上「天田から?」

    天田「あ、はい。……その、鳴上さん。今まですみませんでした」

    鳴上「ど、どうしたんだ?」

    天田「いえ、悩んでた事にも気付かなかったし……まず悩む原因になっていたのも僕達だと思いますし」

    順平「お前、前のリーダーと色々重ねられてたんだって?それ気にして、今回先走ったんだろ」

    鳴上「いや、その……確かに、そうですが」

    天田「最初にあの人に似ているって言ったのは僕です。確かに似てるんですけど……やっぱり、鳴上先輩は鳴上先輩だと思います」

    鳴上「天田……」

    天田「ごめんなさい!許してください!」

    鳴上「ちょ、やめろ天田!わかった、わかったから!」

    天田「本当に許してもらえますか?」

    鳴上「ああ。俺もちょっと、気にしすぎてたのかもしれないし……な」

    順平「これで仲直りってわけだ。よし!ここは先輩の俺が奢ってやろう!」

    天田「ほんとですか!?」

    鳴上「ありがとうございます」

    順平「いーってことよ!さ、食え食え!」

    >三人でラーメンを食べた。

    天田「じゃあ、僕はこれで……いくよ、コロマル」

    コロマル「ワフ」

    >コロマルは励ますような目でこちらを見ている。

    鳴上「心配かけたなコロマル。もう大丈夫だ」

    コロマル「ワン!」

    >コロマルは天田の方へ走っていった……。

    167 = 159 :

    順平「最後は、俺だ。まあちょっと話そうぜ」

    鳴上「はい」

    順平「……悔しいんだけどよ、俺、あいつに勝ってるとこって一個も無かったんだわ」

    鳴上「前のリーダーですか」

    順平「そ。頭も良くて、勇気もあって、その上顔が良いと来た。どんな完璧超人だよってな」

    順平「ま、そういう意味じゃお前も似たようなもんか。モテるだろ、お前」

    鳴上「別に、そんなわけじゃ……」

    順平「隠すな隠すな。あいつはさ、ふらふらしてるようでしっかりしてるっつーか、やっぱりふらふらしてるっつーか……不思議なヤツでさ」

    鳴上「……」

    順平「ペルソナの付け替えなんて反則みたいな能力あるし、その上女にモテやがる。同い年で同じ部で同じクラスで……とにかく意識したぜ」

    鳴上「それで、どうしたんですか?」

    順平「どうもしねーよ。俺が嫉妬して、ぶつけて、受け止められて。ああ、勝てねえなって思って、終わり」

    鳴上「勝てない、ですか」

    順平「俺の小さい嫉妬なんかすーぐ受け止めちまうんだぜ。そりゃ勝てねえって。……でも、俺にとっちゃそれだけだよ」

    鳴上「俺にとっては?」

    順平「これもなー、言うの悔しいんだけどよ。うちの部の女性部員、多分全員アイツに惚れてたぜ」

    鳴上「全員ですか」

    順平「おー、全員。惚れてたっつーか、惚れてるんだろうな。まだ。俺ら男と違ってさ、男女の仲って考えちまうとどうしてもな」

    鳴上「……」

    順平「その分、俺らよりアイツの事追っかけちまうんだよ。いなくなったのはわかってるのにな」

    順平「だから、お前の中にあるアイツの面影を見た時……好きだった分、止められなかったんだと思うぜ」

    鳴上「そうですか……」

    順平「だからさ、あんまり気にしすぎんなって。俺が言うのも変だけど、お前、すげえいい男だと思うぜ。顔とかじゃなくて、もっとこう……なぁ?」

    鳴上「そんなこと……」

    順平「いーや、やっぱりモテるだろお前。うらやましいぜ畜生。ま、そういうわけだから、その内皆気付くって」

    鳴上「俺は俺ですからね」

    順平「言うじゃん。そういうこと。何ならアイツの思い出忘れさせてやれば?得意だろそういうの」

    鳴上「得意じゃないですよ」

    順平「うーん、俺が思うに、桐条先輩なんかはだな……」

    >順平と他愛も無い話をしながら寮に帰った。

    >……そうか。

    >自分は、自分だ。

    『No.01 魔術師 伊織順平』のランクが2になった。

    『No.04 皇帝 真田明彦』のランクが2になった。

    『No.05 法王 天田乾』のランクが2になった。

    『No.08 正義 コロマル』のランクが2になった。

    168 = 159 :

    能動的に相手に関わる有里。
    受動的にしか関われなかった鳴上。
    事態を一変させるのは男の友情か。
    誤解があるとアレなので言っておきますと僕は3メンバーの方が好きです。美鶴いるし。

    では、また後日。

    170 :

    乙!

    美奈子はポータブルの女主人公って認識でおk?

    171 :

    まぁ自分が好きなキャラに偏った書き方になるのは
    仕方がないかもな。

    3のほうが前の作品だし、浸っている時間が長い。
    そもそも主人公に優劣つけるのはおかしいきもするがww

    172 :

    3の時点でキタローみたいなの出すと続編が出しづらいよな。なにかと比較されるからね

    173 :

    番長とキタローが一緒に出るSSはだいたいキタローのほうが優遇されてる気がするな

    174 :

    ミックスレイドあったり、オルフェウス、タナトス、メサイアって3体キタローをイメージする専用ペルソナがいるしね。
    PS2版では武器何でも装備できるし。

    個人的には番長の方が好きだけど。

    175 = 172 :

    受胎できることとオルフェウス改を忘れてるぞ

    176 :

    PS2の3しかやってないけど、p3pのキタローこんな感じになってんの?
    ハム子追加くらいは知ってたけど、ここまで明るく改変されてるとは思わなかったな。面影ないしww

    番長の方が好きなんで頑張って欲しいな。神をも殺す勢いで。

    177 :

    >>173
    まあ本編では番長の方が優遇されてるしSSぐらいだったらいいんでね?

    178 = 176 :

    >>168
    >>受動的にしか関われなかった鳴上
    まて、番長好きなので言っておきたい。
    小西 尚紀、長瀬 大輔、一条 康、海老原 あい、巽 完二、堂島 遼太郎、久慈川 りせ、中島 秀、小沢 結実または松永 綾音
    それと話しかけると依頼をしてくる人たち。

    俺の独断だけどゲーム内で主人公が能動的に関わった人たちだ。
    これだけやって受動的にしかって何だおい。
    さらに言えば弁当を作って学年などクラスに関係なく一緒にご飯を食べにいったり、家庭菜園まで作ろうとしてるんだぞ。

    そもそも、番長は力は貰ったけど結局は自分というか仲間から突っ込んだわけで、キタローは呼ばれてきただけじゃねーか

    179 :

    >>178
    このSS内でのことじゃねぇの?

    180 :

    個人的に単純な戦闘力としてはキタローの方が上だと思う。
    P4のメンバーの方が好きだけどね。

    181 = 159 :

    ちらっと覗いたら誤解が生まれているようなのでちょろっと。

    >>178 >>179の通り、SS内で現在自由に動けていないという意味です。
    自分は原作の男前度で言うと番長が上だとは思ってます。

    あと有里優遇の件ですが、優遇というわけではないですが、有里は常に鳴上の先にいるものとして書いてます。
    二人とも主人公ですが、有里君は今回の件に少々造詣が深く、さらに知らない場所だろうと何だろうと気にせず進むタイプだと思ってますので
    鳴上より手際よく、鳴上よりはっきりとした目的をもって、鳴上に背中で教えるキャラとして扱っているので優遇っぽい面が多く出ちゃってますね。
    有里は先輩キャラ、みたいな感じで見てくれると有難いです。
    性格に関しても、この二人、原作準拠にするとほっとくと何も喋らないのでかなりいじくってあるだけの事で、原作でこんな軽い面は出てません。
    鳴上もかなりはっちゃけますし、有里は綾時要素がプラスされたようなもんだと思ってください。

    美奈子ちゃんは誰とは言いませんがくせっ毛をポニテにまとめてる月光館学園の女生徒であると……
    まあ、お察しの通りです。

    本編投下はまた後ほど行います。
    何か悪いイメージを抱かれたようで申し訳ありませんでした。

    182 = 176 :

    >>181
    申し訳ありませんでした。
    言い訳としては、>>168のみSSを読み終わってからだったので、カッとして書いてしまいました。
    ごめんなさい。

    ただ、アニメを見る限り鳴上はさらにはっちゃけてないでしょうか。
    完二が女性陣テントに突っ込むのを行って来いと笑顔で送り出してたので。

    私も全体的に、とくに女性陣のP3のキャラが好きです。でも、一番はスパッツの千枝ちゃんです。

    183 :

    まぁ主人公キャラ二人を共演させることでこういう議論が起きるのは想像がついたけど
    それでも比べられる事すらない異聞録や罪罰の面々に比べれば恵まれているよね
    異聞録のピアスが好きな自分としては羨ましい事この上ないですww

    184 :

    >>182 謝るような話ではないですよ、こちらの伝達力不足です。
    まぁ、飽くまで二次創作、下敷きとして原作があっても別物として見てください。
    あと自分もスパッツは好きです。

    歴代ペルソナのキャラが出てくるSSは別にありますね。
    あっちは非常に面白いので肩身が狭いですが。

    さて、とにかく本日分。

    185 = 184 :



    【同日 夕方 巌戸台分寮】


    >自室に帰った……。

    >皆に励ましてもらった。

    >だが、これから上手くやっていけるのだろうか……。

    風花「鳴上くん、ちょっといい?」

    >風花が扉の向こうから声をかけている。

    鳴上「はい、どうかしましたか?」

    風花「ちょっとお話いい?」

    鳴上「あ、じゃあどうぞ入ってください」

    風花「うん。お邪魔します……」

    鳴上「えっと、勉強机の椅子でよければどうぞ」

    風花「ありがとう。……傷は大丈夫?」

    鳴上「ええ、深くは無かったようで……あ、手当てしてくれたの、山岸さんでしたよね。ありがとうございます」

    風花「ううん、いいの。昨日ね、鳴上くんをテレビから出した時に……」

    鳴上「山岸さんが出してくれたんですか?」

    風花「えっと、正確には私だけじゃなくて……クマくん、君のお友達でしょ?」

    鳴上「クマに会ったんですか?」

    風花「テレビの中からこっちに声をかけてたの。彼の協力が無かったら鳴上くんを助けられなかった」

    鳴上「それで、クマはどうなったんですか?」

    風花「私の力でも、彼はテレビから出て来れなかった……なんだか、取り込まれてるみたいに」

    鳴上「そう……ですか」

    風花「鳴上くんの事、ずっと心配してたよ。影時間が終わったらテレビが映らなくなっちゃって、話は出来なくなったけど……」

    鳴上「クマ……」

    風花「鳴上くん、もうあんな危ない事はしないでね?」

    鳴上「はい……気をつけます」

    186 = 184 :


    風花「鳴上くん、私達と上手くやっていけるかなって思ってるんでしょ」

    鳴上「い、いや、そんなことは……」

    風花「ふふ、隠さなくて良いよ。……ちょっと、ついてきて」

    >風花について寮の三階へ上がった。

    鳴上「あの、この階って女子の……」

    風花「しー、静かに……ほら、あそこ」

    >廊下の端ではゆかりと美鶴がなにやら話している……。

    岳羽「先輩もさぁ、もうちょっと言い方とかあるでしょ?」

    美鶴「し、しかしだな……」

    岳羽「そりゃ、鳴上君ってたまに彼にダブって見える時あるよ。だけど別人!わかってるでしょ?」

    美鶴「それはわかっている。わかっているんだが」

    岳羽「だが、じゃないでしょ。鳴上君は鳴上君。……私だって、もし彼が帰ってきたらとか考える事はあるよ。いろいろ、言いたい事も、一緒にしたい事もあるよ……」

    美鶴「ゆかり……」

    岳羽「だけど、それを鳴上君に求めちゃ駄目。忘れなきゃ、ってわけじゃないけど、お門違いってヤツだよ」

    美鶴「う、うん。そうだな……」

    岳羽「わかったらどうするんですか?」

    美鶴「か、彼に謝罪を……」

    岳羽「それから?」

    美鶴「……心掛けを、改めよう」

    岳羽「全く、心配かけないでくださいよ。あー、眠い……私、またちょっと寝ますね」

    美鶴「ああ、すまない。手間をかけたな」

    >どうやら自分の事らしい……。

    風花「ね、わかる?」

    鳴上「……はい」

    風花「鳴上くんは失敗していいの。誰かが失敗しても、他の誰かが叱ってくれるし、助けてくれる。それが仲間でしょ?」

    鳴上「山岸さん……真田さんにも同じことを言われましたよ」

    風花「うそっ!?……なんか恥ずかしいな。先に言われちゃってるなんて……」

    鳴上「いえ、ありがとうございます。なんか、吹っ切れました」

    鳴上「俺は俺です。皆が求めるような、誰かの代わりにはなれない……でも、それでいいんですよね?」

    風花「そういうことだね。じゃあ、これからもよろしくね!」

    >仲間達から思いやりを感じる……。

    >今なら皆を、胸を張って仲間だと言える。

    『No.00 愚者 特別課外活動部』のランクが2になった。

    『No.02 女教皇 山岸風花』のランクが2になった。

    『No.06 恋愛 岳羽ゆかり』のランクが2になった。

    187 = 184 :


    コンコン

    鳴上「はい」

    美鶴「私だ……少し、いいか」

    鳴上「あ、今開けま……」

    美鶴「いや、いい。そのまま聞いてくれ。……まず、昼間はすまなかった」

    鳴上「そんな、落ち度があったのは俺です」

    美鶴「確かにそうだが、私が君に言った言葉には、それ以外の感情が含まれていた。それを謝罪しておきたくて」

    鳴上「別に、気にしてませんから。心配してくれたんでしょう?」

    美鶴「そう、か。いや、それでもやはり謝らせてくれ。これまでの態度に君を不愉快にさせる部分があった事も含めて。本当に、すまなかった」

    鳴上「……俺、そんなにその人に似てますかね」

    美鶴「……時折、彼にダブって見える事がある。しかし、君は君だ」

    鳴上「本当にそう思ってます?」

    美鶴「……」

    鳴上「俺、思ったんです。その人の思い出を忘れさせちゃえばいいんじゃないかって」

    美鶴「忘れさせる……?」

    鳴上「好きです」

    美鶴「ッ……な、何を突然……!」

    鳴上「桐条さん。いや、美鶴。俺じゃ駄目ですか」

    美鶴「や……やめてくれっ……」

    鳴上「ドア、開けますね」

    美鶴「ちょ、ちょっと待て!まだ心の準備が……」

    >ドアを開けた。

    >美鶴は顔を真っ赤にしてうろたえている。

    >……順平の部屋から、順平が顔を出している。

    >順平に向かって親指を立てた。

    美鶴「き、君の気持ちは嬉しい。だが、今私が見ているのは君の中の彼で、だから、その、とにかく今は……?」

    鳴上「すみません桐条さん。少し、からかいました」

    >順平がどこから持ってきたのか、ドッキリ大成功!と書いた紙を持ってこちらを見ている。

    鳴上「あれを」

    美鶴「……」

    美鶴「……けいだ」

    順平「いやー俺の作戦通りっつーの?見事に引っかかってくれて……」

    美鶴「処刑だ!貴様らそこに直れ!」

    順平「やべっ!鳴上、後任せた!」

    鳴上「え、ちょっ!待ってくださいよ!」

    美鶴「待て!」

    >順平と二人で美鶴から逃げ回った……。

    188 = 184 :


    アイギス「……励まそうと思っていたんですけど、ね」

    コロマル「ワン」

    アイギス「楽しそうでなによりです。……良かった」

    『No.03 女帝 桐条美鶴』のランクが3になった。

    『No.07 戦車 アイギス』のランクが2になった。



    【深夜】


    「やぁ、こんばんわ」

    鳴上「ん……?」

    >見知らぬ女性が部屋にいる。

    鳴上「あれ、えっと……」

    >女性は月光館の制服を着ている……新しく入寮する生徒だろうか?

    鳴上「なんで、ここに?」

    「あなたが彼に会ったから」

    鳴上「彼……あいつか?」

    >タルタロスで出会ったペルソナ使い……

    「多分、そのあいつ。君の中に彼の一部が入ってる……って言えばいいのかな」

    鳴上「俺の中にあいつが?」

    「ケガしたでしょ。それが通路。君と彼とはコインの裏表みたいなものだから、そこを通して両側が繋がってる……って感じ」

    鳴上「確かに、あいつには俺と似た何かを感じた。……じゃあ、君はあいつの何なんだ?」

    「私は彼。鏡写しの君の、もっと奥の部分。名前は、有里美奈子」

    鳴上「俺に何の用なんだ」

    美奈子「強いて言えば様子見。君が落ち込んでやしないかと思って。けど、心配無かったみたいね」

    鳴上「落ち込んでたさ。数時間前まで」

    美奈子「仲間のおかげ、かな?順平やゆかりは元気?真田先輩は相変わらず?桐条先輩は無茶してない?」

    鳴上「なんで知ってるんだ?」

    美奈子「今は、まだ内緒。また会いにくるね。今日は、これでお別れ」

    鳴上「お、おい。待って……」

    >……いつもの、自分の部屋だ。

    鳴上「なんだったんだ、一体」

    >左胸の傷が少し痛んだ。

    『No.13 死神 有里美奈子』のコミュを手に入れた。

    『No.13 死神 有里美奈子』のランクが1になった。

    189 = 184 :



    【2012/4/14(土) 曇り ジュネス内フードコート】


    陽介「俺から言えることはねーな!実際、前のテレビと違いすぎて何もわっかんねぇ」

    完二「同感っス。違いを探そうにも共通点が少なすぎて何も言えねぇ」

    千枝「私もよく……あれってほんとにマヨナカテレビなのかな?」

    直斗「条件的には合致していますが……もしかすると、完全に別種の何かなのかもしれませんね」

    りせ「中も全然違ったよ。もしかしたら出られないかもって焦っちゃった」

    雪子「感じからして全然違ったよね……どうなんだろう……」

    >特捜隊のメンバーは難しい顔をして相談している……。

    >この空気の中言い出すのは非常に気が引ける発表を控えているのだが……。

    有里「ところで、昨日入った時はいつもと違ったって言ってたよね」

    りせ「うん、いつもだったら同じテレビから入ると決まった場所に出るんだけどね。昨日は、見たままの場所に出たし……」

    有里「今から、テレビの中に入る事って可能かな」

    陽介「でぇ、お前、そんなケガしといてまだやる気マンマン?」

    有里「軽症軽症。それに、今度こそ入るだけ」

    直斗「入ってどうするんですか?」

    有里「テレビが映っている間だけ別の所に繋がるのか、それとももう常にあの場所に繋がってるのかが気になってね」

    りせ「あ、確かにそうかも……ちょっと入ってみます?」

    有里「うん。じゃありせ、また悪いんだけど……」

    陽介「だぁーもう、お前は休んどけって!見てくるだけだったら俺が行ってくるよ!」

    有里「陽介が?大丈夫?」

    陽介「う、実はちっと不安……完二!ついて来てくれぇ……」

    完二「お、俺っスか!いや、まぁ、いいっスけど。ほんじゃ、ちっと行ってきますわ」

    有里「待ってるよ。りせ、気をつけてね」

    りせ「わかってますって!じゃ、ちょっと見てきますね」

    陽介「俺らにゃ一言も無しかよ!」

    千枝「いーからさっさと行きなさいって」

    >陽介と完二とりせはテレビの中へ入って行った……。

    190 = 184 :


    >と、すぐに出てきた!

    有里「早かったね。首尾は?」

    陽介「いや、どうもこうもねーわ。いつも通り」

    りせ「いつもの部屋に出ちゃったよ……一応、周囲を探ってみたけど、昨日の場所へ繋がる道は無いみたい」

    直斗「と、なるとやはり例の映像が映っている時のみ探索が可能となるわけでしょうか」

    有里「みたいだね……それで、今日は僕から皆に伝えなきゃいけないことがあるんだ」

    雪子「急にどうしたの?」

    有里「この事件の捜査……やめよう。手を引こうと思う」

    >……。

    >全員が沈黙した。

    陽介「はぁあ~!?おま、何言っちゃってんの!?」

    有里「ふざけても無いし冗談でも無いよ。あの塔……タルタロスっていうんだけど、あの中はシャドウの巣になっている。危険すぎるんだ」

    千枝「で、でも!私達だって一応シャドウとの戦いは越えてきたわけだし!」

    有里「心配なんだ。わかって欲しい」

    完二「俺ぁ納得いかねっス!じゃあ誰が解決するって言うんスか!」

    有里「……昨日、タルタロスで知らないペルソナ使いに出会った。恐らく、彼もこの事件を調査している」

    直斗「その人に任せるっていうんですか?」

    有里「影時間絡みとなれば、僕の昔の仲間も手を打っていると思う。だから、皆は手を引いて……」

    陽介「待てよ。昔の仲間って言ったな。それって、月光館のか?」

    有里「そうだけど……あ」

    陽介「昨日会ったペルソナ使いって男か?女か?」

    有里「おと……女の人だったよ」

    陽介「バレッバレの嘘つくんじゃねーよ!正直に言ってくれ。そいつってさぁ……」

    >陽介が言った特徴は、全て昨日見た男と一致していた。

    191 = 184 :


    陽介「間違いねー……」

    雪子「だったら、尚更調査続けないとね」

    直斗「そうですね。あの人が関わっているなら協力し合わないと」

    りせ「有里さんひどーい、内緒にしてたでしょ」

    千枝「ま、やめる訳にはいかなくなっちゃったね」

    完二「つーか有里さん、先輩とやりあったんスか。どっち勝ちました?」

    有里「あのー……」

    陽介「そいつ、間違いなく俺らの仲間だわ。アイツが戦ってんなら余計見てるだけなんて出来ねーよ」

    有里「……どうしても?」

    全員「どうしても!っス
             です」

    有里「ああ、そう。それならそれで仕方ないね……昨日、結構痛めつけちゃったけど大丈夫かな彼」

    完二「え!有里さん勝ったんスか!すげ、マジっスか!」

    有里「強かったよ。勝ったと言ってもほら、僕もこんな傷付けられちゃったわけだから、分けってとこ」

    陽介「さぁて、アイツに連絡しとかねーとなー。いろいろわかった事もあるし。お前の事も言っとくぜ」

    有里「いや、僕の事は控えておいて。彼から他の人に伝わらないとも限らないし」

    陽介「……しゃーねーな」

    有里「君たちが仲間の事を大事にしてるのは良くわかった。だけど、どうやらまた雨が降るまで探索は出来ないみたいだ。だから、とりあえず……」

    有里「それまでは、一切気にせず学生生活を営む事。例の彼との連絡くらいはとっても構わないけど、あまり掛かりきりになってもね」

    陽介「だな!じゃーとりあえず今日は解散って事で!相棒には俺からメールしとくわ。有里もケガさっさと治せよ!」

    >彼らの間に揺ぎ無い信頼関係を感じる……。

    『No.20 審判 自称特別捜査隊』のランクが2になった。

    有里「……これは、急ぐ必要があるかな?」

    >とりあえず、今日は帰ろう。

    192 = 184 :

    今回から天城雪子の台詞の前を「天城」から「雪子」に変更しました。
    苗字で書かれているキャラと名前で書かれているキャラの差は収まりの良さだけなので深い意味はないです。
    今日はまた後でもう少し投下するかも。

    とりあえず、一旦終わり。

    193 :

    来てた!
    >>1乙!

    まだ始まったばかりだけど、面白いよ!
    形見が狭いとか言わず自信持て!

    196 :

    ちょっとだけ追加。

    197 = 196 :



    【2012/4/15(日) 晴れ 巌戸台分寮】


    >そういえば、昨日いろいろありすぎて忘れていたが、陽介から連絡があったかもしれない。

    鳴上「……来てるな」

    >メールを読んだ……。

    鳴上「あの場所は雨の夜しか入る事は出来ない……か。ん?何で陽介が俺がタルタロスにいた事を知ってるんだ?」

    >陽介に返信しておこう……。

    >今日は日曜だ、時間があればまた連絡があるかもしれない。

    鳴上「さて、今日はどうしようか……」

    >メンバーの誰かと出かけるてみようか。

    鳴上「とりあえず、寮内に誰がいるか確かめよう」


    【ラウンジ】


    天田「あ、鳴上先輩。おはようございます」

    鳴上「天田か、おはよう」

    >そういえば……

    鳴上「天田、ポロニアンモールに行く約束、覚えてるか」

    天田「あ、覚えてますけど……先輩、怪我もしてますし、また今度で」

    鳴上「大丈夫だよ。暇なら今日案内してくれないか」

    天田「そうですか?それじゃ、一緒に行きますか」

    >天田とポロニアンモールに出かける事になった……。

    198 = 196 :


    【ポロニアンモール】

    天田「案内って言っても、先輩も何度か来てるみたいだしあんまりいらないですかね」

    鳴上「まだ全部回ったわけじゃないし、出来たら簡単に案内してくれると有難いな」

    天田「じゃあ、適当に回りましょうか」

    >天田とゲームセンターで遊んだ……。

    天田「あ、アレ……」

    >天田はクレーンゲームの景品を見つめている。

    鳴上「……なんか、前も見たなこの人形」

    天田「僕クレーンゲームって苦手なんですよねぇ」

    鳴上「よし、やってみよう」

    天田「わ、頑張ってください!」

    鳴上「む……あまりよくない位置だな」

    ガタン

    天田「あー……ドンマイです」

    鳴上「いや、これは布石だ。ここに置くことで……」

    ガタン

    天田「……先輩、別にそこまで欲しくないんでいいですよ」

    鳴上「もう少しで取れると思うんだ……」

    >……。

    天田「3000円ですか。高くつきましたね……」

    鳴上「今日は、調子が悪かったな……」

    天田「普段はどうなんですか?」

    鳴上「普段なら二回か三回で取れるんだけどな」

    天田「へぇー、上手いんですね!今度教えてくださいよ!」

    鳴上「ああ、また来よう」

    >天田にジャックフロスト人形を取ってあげた。

    >……流行っているのだろうか。

    天田「案内しようって思ってたのに、思い切り楽しんじゃいましたね。すみません」

    鳴上「いいさ。楽しかったならなによりだ」

    天田「先輩と遊ぶの、楽しいです。また誘ってくださいね!」

    >天田とまた遊ぶ約束をした。

    >天田と少し仲良くなった気がする……。

    『No.05 法王 天田乾』のランクが3になった。

    【同日 夜 巌戸台分寮】

    >……陽介から連絡があった。

    >影時間の話を聞いた例のスゴイヤツの詳細は、今は明かせないらしい。

    鳴上「……GWにこっちに来たときに全部話す、か」

    >そういえば、GWに八十稲羽に帰る予定にしてあるが、それをまだ伝えていない。

    鳴上「ちゃんと言っておかないとな」

    >今日は、もう寝よう……。

    199 = 196 :



    【2012/4/15(日) 晴れ 堂島宅】


    >陽介からメールだ……。

    有里「クマは無事でいる……?ああ、あの着ぐるみの……無事だったのか」

    >彼の為にも、皆が捜査をやめる事は無いだろう。

    有里「天気予報じゃ、一週間は雨は無いってことだし……僕に出来ることは、皆と仲良くなる事くらいか」

    >今日はどうしよう……。

    有里「過去の経験からして、複数人の女性と同時に仲良くなる事は非常に危険」

    >タルタロスに潜ったはいいが、誰一人として一言も喋らなかった時を思い出した。

    有里「……ただし、男性は同時進行でも比較的安全、というか皆で遊ぶ事を好む人も多い、と」

    有里「とりあえず、女性かな……」

    >まずは、彼女の事を良く知ろう。

    >千枝にメールした……。


    【同日 昼 晴れ 堂島宅】


    菜々子「湊お兄ちゃん、お客さんだよー」

    >どうやら来たようだ。

    千枝「よっす、有里くん……」

    有里「わざわざ来てもらってごめんね、里中さん」

    千枝「いやいや、全然いいんだけど、えと、何か、用かな?」

    有里「用が無いと会いたいって言っちゃ駄目?」

    千枝「や、そういう訳じゃ……」

    有里「とりあえず、上がる?」

    千枝「ふぇ?お、お部屋は早いんじゃないかなー?えっと、お話する?だったら商店街かどっかでいい?」

    有里「ああ、そう?じゃあ、行こうか」

    200 = 196 :



    【商店街】


    千枝「でさ、その時雪子が……」

    有里「へぇ」

    千枝「……あの、有里くん、もしかしてつまんない?」

    有里「ん?どうして?」

    千枝「いや、なんていうか、リアクションがさ。薄いなって思って」

    有里「そうかな。普通に話してたつもりなんだけど……」

    千枝「あはは、私の話なんか別に面白くもないから、当たり前かなー、なんて」

    有里「ごめんね」

    千枝「謝ることじゃないよ、こっちこそごめんね?」

    有里「……もし、彼だったら、里中さんももっと話しやすかった?」

    千枝「彼……って、ああ、あの人はね、私がどんな話をしても……」

    有里「どうかしたの?」

    千枝「いやぁ、良く考えたら有里くんと似たようなリアクションだったなーって」

    有里「けど、彼と話す時はそんな風に気遣ったりしなかったんじゃない?」

    千枝「あれ、確かにそうだね……なんでだろう」

    有里「結局、僕はまだ里中さんにとって部外者って事かな?」

    千枝「そ、そんなこと無いよ!ただ、彼の方が少し……包んでくれるっていうのかな。安心感みたいなのがあってね」

    有里「そっか……僕じゃ駄目なわけだね……」

    千枝「だ、だから!そういうんじゃないってば!……まぁ、まだ有里くんの事よくわかんないってのはあるのかも知れない」

    有里「僕の事?」

    千枝「うん。どのくらいまで身を任せて良い人なのかな、っていうか」

    有里「彼ならどーんと行っても大丈夫だと思えたんだね」

    千枝「うん、積極的に話しにノってくれたりするわけじゃないんだけど、不思議とね……って、何か変な事言わされてない?」

    有里「変な事じゃないよ。里中さんが彼の事が大好きなんだなぁって確認しただけ」

    千枝「大好きって……!だから、あんまりからかわないでよ、もう……」


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