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    元スレ上条 「こんな時間にどうしたんだ?」 一方 「いいから入れろ」 ☆ 「2だ」 垣根 「」

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    301 :

    乙にゃんだよ!

    302 :

    黒子可愛いよ黒子

    303 :

    来ないかぁ

    304 :

    遅くなったが乙

    上琴はやっぱいいなぁ。お寝むの前の清涼剤だぜ
    あと、ひったくりごときにツートップのコンボはオーバーキル過ぎだろJK……美琴はおろか、妹達でも充分すぎるわww
    そして一方通行のセロリ疑惑を匂わせたいのか払拭したいのかどっちなんだww

    305 :

    ゼブラかわいいよゼブラ

    306 :

    どうもこんばんは、土日は用事があり更新出来ませんでした。

    感想をくれた方々、どうもありがとうございます。
    20時くらいには投下出来ると思います。

    307 = 1 :

    投下します。銀行強盗捕まえた続きからです。



    垣根 「お、財布発見」ヒョイットナ


    一方 「風紀委員にでも届けりゃいいだろ」


    垣根 「にっしっし、儲けたぜ」


    一方 「ボケが、常識考えろ」


    垣根 「俺に常識は通用しねえ」キリリッ!


    一方 「オマエは常識をググって調べろマジで」


    308 = 1 :

    垣根 「まあ、届ける前に持ち主特定出来る物があるか見てみようぜ」


    一方 「もう好きにしろ」


    垣根 「……だめだ。持ち主特定出来る物は入ってねーな」チッ


    一方 「ならさっさと…」


    垣根 「だか持ち主が女だって事は分かった」


    一方 「あァ?」


    垣根 「ゴ○が入ってねーもん」


    一方 「その理屈だと俺も女になっちまうンだが」


    垣根 「いやお前○ムは持っとけよ、いつ00001号とそうなるかわかんねえんだぞ?」


    一方 「うるせェ」


    垣根 「ま…まさかお前、初めてをゴ○しないでする気か???」


    一方 「黙れェェエェエ!!!!」



    309 = 1 :

    一方 「そろそろ病院に行くかァ」


    垣根 「そうだな、なんだかんだで時間くっちまったし」


    一方 「刺激的な1日で満足かァ?」


    垣根 「刺激あり過ぎだっつの」


    一方 「さて、アイツの調整は上手く行ってンのか……」


    垣根 「愛だねー♪ 愛なんだね~♪」


    一方 「……」テクテク


    垣根 「いや、シカトってお前。結構精神的にキツイんだぞ?」


    一方 「……」テクテクテクテクテクテク


    垣根 「ちょっと一方通行くん??」


    一方 「……」テクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテク


    垣根 「ごめんなさい! 謝るから無視せんといてお願いっ!!」


    垣根 「待ってよぉ~!!」


    310 :

    垣根 「ひどい…グスッ…ひどいよぉ……ヒック」トボトボ


    一方 「泣くンじゃねェボケ」


    垣根 「なら無視するなよぉ……ズズッ…悪いティッシュ無い?」



    一方 「チッ、面倒くせェ野郎だ……ン?」


    311 = 1 :

    垣根 「あれ? あそこに居るの00003号……か?」


    一方 「見てェだな、何してンだ?」


    垣根 「調整早く終わったのか? てかなんか猫に話し掛けてるぞ? あ、逃げられた」


    一方 「電撃使いの宿命だな」


    垣根 「あー、無意識に電磁波出てんだっけ?」


    一方 「人体にゃ影響ねェし機械使わなきゃ分からねェ程度だが」


    一方 「動物はそれを敏感に感じとっちまうからなァ」


    垣根 「けど何とか撫でようとしてるな。あ、また逃げられた」


    一方 「懲りねェ奴だ」


    312 = 1 :

    垣根 「げっ!? オイ00003号の奴道路のど真ん中に!!」


    一方 「バカ野郎がァ!! 猫追いかけてなンてところに行ってやがる!!」


    垣根 「しかも後ろからトラック来てるの気づいてねーぞ!?」


    一方 「クソッタレがァァァ!! 行くぞ垣根ェ!!」


    垣根 「言わずもがな!!」


    一方 (クソがァ!! 間に合えェェエェエ!!!)


    垣根 (未元物質でトラックを…駄目だ00003号に当たる!)


    >グワシャッッ!!!


    一方・垣根 「……ッ!?」



    313 = 1 :

    少し時間を戻しとある病院--



    冥土帰し 「じゃあ今日の調整はこれで終わりだね」


    00003号 「はい、しかし他のミサカと上位個体は?」


    冥土帰し 「00001号さんと00002号さん、それに打ち止めはもう少し時間がかかるみたいだね」


    00003号 「そうですか、つまりリア充と幼女は時間がかかると……フッ」



    314 = 1 :

    冥土帰し 「調整が終わるまで待ってるかね? それなら病室を用意するけどね」


    00003 「ふむ、今日はミサカはお先に失礼します、散歩がてらゆっくり帰るので」


    冥土帰し 「そうかい? じゃあお大事にね」


    00003 「失礼します。とミサカは一礼したのち退室します」



    315 = 1 :

    00003 「さて、今日はどこを散策するとしましょう……おやあれは?」


    「ニャウ?」


    00003 「これは…学習装置の情報と照らし合わせた結果99.98%の確率で………猫ですね」



    00003 「おいでおいで、とミサカは猫ににじり寄ります」


    「ニャ-」トテトテ


    00003 「……逃げられました、とミサカは肩を落とします」ガックリ


    316 = 1 :

    00003 「何故逃げるのですか? ミサカの何がいけないのですか?? とミサカは猫に文句を言います」


    「ニャ-ニャ-」プルプル…


    00003 「これは……どうやらミサカの発する電磁波に怯えているようです」


    「ニャ-」プルプル…


    00003 「はぅ…今だけはお姉様のクローンである事が悲しいです……」


    317 = 1 :

    00003 「しかし猫、この辺りは車が多く通るので危険ですよ? とミサカは猫に注意します」


    「ニャ?」


    00003 「ですからミサカと公園に行きましょう、とミサカはネバーギブアップの精神で猫に近づきます」


    「ニャ-」トテトテ


    00003 「あ、そっちはダメですよ……」


    00003 「猫め、捕まえました」


    「ニャ-ニャ」フルフル…


    318 = 1 :

    00003 「先ほども言った様にここは危険なんです、だから入ってはダメなんですよ? とミサカは猫に説教をします」 メッ!



    「ニャウ…」



    >プーップップーッ!!



    00003 「おやなに……が……!?」


    319 = 1 :

    00003 (トラック?? せ…せめて猫だけでも……)


    00003 (でも……無理……だれ……か)


    キキーーーッ!!!




    00003 「たす……け……」




    ?? 「根性ぉぉーーーー---------っ!!!!!」



    320 :

    削板さんキター!

    321 = 1 :

    グワシャッッ!!!


    一方・垣根 「……っ!?」


    00003 「………? ミサカは……生きているのですか?」


    ?? 「ふぅ。危ないところだった、全く女の子をはねようなんて根性の無いトラックだ!」


    ?? 「ところで、大丈夫か?」


    00003 「その台詞はトラックを生身で止めた貴方にこそ必要です、とミサカは……」


    ?? 「これくらい根性出せばへっちゃらだ」ハッハッハ!


    00003 (根性? とミサカは頭の中に?を乱立します)


    322 = 1 :

    一方・垣根 「………………」


    垣根 「なあ、一方通行」


    一方 「なンだ?」


    垣根 「俺の目が腐って無きゃアイツ生身でトラック止めたよな?」


    一方 「オマエの目が腐って落ちようが知ったこっちゃねェが確かに止めたな」


    垣根 「どこのZ戦士だアイツ?」


    一方 「さァな、とにかく行くぞ」


    垣根 「アイサー」


    323 = 1 :

    垣根 「オーイ00003号」


    00003 「あ、垣根さんに一方通行」


    一方 「ケガはねェ見てェだな」


    00003 「はい、この方が助けてくれました」


    垣根 「サンキューな兄ちゃん」


    ?? 「気にするな、当然の事をしたまでだからな!」ハッハッハ!


    一方 (こいつどっかで……)


    一方 「オイ、ハチマキ」


    ?? 「ん? 俺の事か?」


    一方 「オマエ、もしかして第七位か?」


    削板 「よく知ってるな、俺は削板軍覇。よろしくな!」


    垣根 「第七位……って俺達と同じレベル5かよ!?」


    324 = 1 :

    00003 「削板さんですか。助けていただいてありがとうございました、とミサカは改めて削板さんにお礼をいいます」ペコリ


    削板 「気にしなくていいぞ、何度も言うが当然の事をしただからな」


    一方 「俺からも礼言っとく、世話かけたなハチマキ」


    垣根 「まさかお前が噂のナンバーセブンだったとはな、俺は垣根帝督。第二位だ」


    垣根 「ちなみにこの無愛想でヒョロくて見た目殺し屋みたいな奴は第一位の一方通行だ、挨拶代わりに腐ったトマトを投げてやってくれ」


    一方 「喧嘩売ってるンですかァ?? 今なら問答無用で買ってやンぞコラァァアァァ!!!」


    325 = 1 :

    垣根 「にしてもマジで怪我してねーのかよナンバーセブン」


    削板 「削板でいいぞ、あれくらいで怪我する様なヤワな鍛え方はしてないからな」


    垣根 「お前マジでどこのZ戦士?」


    削板 「だがこの子の方が凄いぞ?」


    削板 「危険をかえりみず猫を助けようとしたんだ、俺なんかよりよっぽど根性がある」


    00003 (あの猫はミサカの電磁波を嫌って逃げただけなのですが……)


    00003 「あの…削板さん、何かお礼をさせてください」


    削板 「お礼なんていらないぞ? お礼目的で助けたなんて根性の無い奴に見られたく無いからな」


    00003 「そ…そうですか……」ションボリ


    垣根 「……」


    326 = 1 :

    垣根 「削板、この根性無しめ!」


    削板 「なに!? 今のは聞き捨てならないぞ! 俺のどこが根性無しなんだ!?」


    垣根 「何度だって言ってやるぜ根性無しめ、女の子がお礼したいって言ってんだぞ?」


    削板 「だから俺はお礼目的なんて根性の無い事は…」


    垣根 「そもそもそれが間違いだってんだ、人の好意を無下にする様な奴が根性だと? ハッ! ケツでお茶が沸かせるほど笑えるぜ!」


    一方 「それを言うならへそだクソバカタレが」


    削板 「ハッ!……そうか。そうだな、俺が間違っていた!」


    削板 「よし! じゃあ喜んでお礼されようじゃないか!」


    垣根 (よし、こいつの扱い方が分かった)


    一方 (今のやり取りで分かった、こいつはバカだ)


    327 = 1 :

    垣根 「てな訳で良かったな00003号、お礼できるぞ」


    00003 「しかし言ってみたは良いものの、どうお礼をしてよいのか……」


    垣根 「普通に飯奢るとかでいいんじゃね?」


    00003 「あいにくミサカは現在お金を持っていません」


    削板 「どんなお礼でも根性で受けとるぞ! ドンと来い!」


    一方 「根性の出しどころ間違ってンぞハチマキ」


    328 = 1 :

    垣根 「んじゃ俺が金だすから第三学区にある個室サロンに連れ込んでその後に……」


    00003 「フムフム、ではキスのタイミングはどうしましょう?」


    垣根 「雰囲気よくなったらだな、ただしこっちからは手をだすなよ」


    垣根 「あっちに手出さして既成事実作っちまえばこっちのもんだ、これはテストに出るからな」


    00003 「なるほど、とミサカはメモを取ります」メモメモ…


    一方 「バカな事教えてンじゃねェェエェエ!!!」


    削板 「?」

    329 = 1 :

    垣根 「ただのメルヘンジョークだっての」


    一方 「全く持って冗談に聞こえねェンだよ!!」


    垣根 「あ、そうだ。なあ削板、俺達のマンション来るか?」


    削板 「マンション?」


    垣根 「命の恩人に飯奢ってハイさよならってのも味気ねーし、みんなに紹介するついでに晩飯食ってけ」


    削板 「そうか、ならそうしよう」


    00003 「決まりですね」


    一方 「その前に病院寄ってくぞ、あいつら迎えに行くのが本来の目的だからな」


    330 = 1 :

    ~とある病院~


    00001 「一方通行、何故ここに?」


    一方 「散歩ついでに迎えに来ただけだ、調整は済ンだのか?」


    00001 「はい、特に問題はありませんでした」


    一方 「ならいい。……念のために聞いとくがあのジジイに変な事されてねェだろうな?」


    00001 「? いえ、特にされたりはしていません」


    一方 「本当か? 嘘じゃねェな?? まさか弱み握られて口止めとかされてねェだろうな???」


    00001 「落ち着いてください一方通行、本当の本当に大丈夫ですから」


    一方 「………ならいい」


    00001 「心配してくれてありがとうございます//」


    一方 「別にそンなンじゃ無ェよ」プイッ


    垣根 (はいはい、ツンデレツンデレ)


    331 = 1 :

    今回はここまで。

    またある程度書いたら更新します。

    332 :

    乙!なんだにゃー
    これは00003号と削板軍覇かな?

    333 :

    乙!
    >>1は絶対生徒会役員共読んでると思うんだ

    334 :

    乙!
    削板いいなあ

    335 :

    乙。
    >>333どこでそう判断した?
    俺も読んでるけど全く分からんかった……orz教えてプリーズ

    336 :

    >>335
    ゴムのくだりじゃね

    337 :

    どうもこんばんは、更新します。

    338 = 1 :

    00002 「垣根さんも迎えに来てくれたのですか?」


    垣根 「おう、これお土産のとろ生ドーナツ。美味いぞ」


    00002 「ありがとうございます///」


    打ち止め 「ミサカにもちょうだいってミサカはミサカはとろ生ドーナツに興味津々!」


    00002 「だが断る! これは垣根さんがミサカに買ってくれた物です」


    打ち止め 「ぶーっ!ぶーっ!ってミサカはミサカはブーたれてみたり!」


    垣根 「心配すんなって。ほれ、おちびの分」


    打ち止め 「ありがとう!ってミサカはミサカは垣根にお礼を言ってみたり」

    00002 (チッ)


    339 = 1 :

    打ち止め 「あれ? あなたは誰?ってミサカはミサカはとろ生ドーナツを食べながら聞いてみる」モグモグ


    削板 「俺は削板軍覇、よろしくな」


    00001 「あの、削板さんは何故ここに?」


    00003 「それはミサカが説明します」


    00003 「実はかくかくしかじか…」


    00002 「セロリはロリコンですか…なるほど」


    一方 「オイ、今オマエなにげに俺に喧嘩売ったか? 売ったよなァ?? 売ったンだろォ!!」


    00002 「自意識過剰も程々にしてください、これだからセロリは…」


    一方 「名人チョップ!!」


    00002 「なんの! とミサカは垣根さんの後ろに隠れます」


    垣根 「え!? ちょっと待て! 一秒間に16連打は流石にってギャァァーー!!」


    340 = 1 :

    00003 「つまり削板さんはミサカの命の恩人と言う訳です」


    00001 「そうだったのですか、削板さん」


    削板 「?」


    00001 「00003号を助けていただいて本当にありがとうございました」ペコリ


    削板 「いやいや、この子の根性に比べれば俺なんてまだまだ根性が足りない」


    削板 「しかし、四人とも良く似ているな、姉妹なのか?」


    垣根 「それについちゃマンション行ってから説明してやるよ」


    削板 「そうか、よろしく頼む」


    一方 「そろそろ行くぞ」


    341 = 1 :

    その頃上条の寮では……



    美琴 「………」スピスピ…


    上条 「……コト」


    美琴 「………」スヤスヤ…


    上条 「…ミコト」


    美琴 (……あれ? 誰か……呼んでる?)


    上条 「美琴さーん、そろそろ起きてくださいな」


    美琴 (あ……私寝ちゃってたんだ……)


    上条 「おーい美琴さーん?」


    美琴 (……もう少しこのままでも…いいよね……)



    342 = 1 :

    上条 「まいったな、膝の上で寝てるから俺身動き取れないし……」


    上条 「美琴ー、いい加減起きろー」


    美琴 (もう少し……もう少しだけ)


    上条 「起きないと……キスしちゃいますよ?」


    美琴 (!?)キタコレ!!


    美琴 「……ぐ…ぐーぐー」


    上条 「……起きてるだろ?」


    美琴 「……寝てるもん……むにゃむにゃ」


    上条 「いや完璧に会話成立してますよね!? えーい起きなさいっ!!」


    美琴 「お、起きてないもん…寝言だもん……」


    上条 「あくまで寝言だと!?」


    343 = 1 :

    上条 (やれやれ、こうなったら奥の手だな)



    上条 「あ、予定変更して今すぐ起きてくれたら、おはようのキスを……」



    シュバッ!!



    美琴 「お、おはよう///」



    上条 (……不覚にも動きが見えなかったぜ……)



    344 = 1 :

    上条 「やっと起きたか」


    美琴 「……ス」


    上条 「はい?」


    美琴 「キスは?」


    上条 「え……いや、じ…冗d」


    美琴 「あ、また眠くなっちゃった……ぐー」


    上条 (えぇ……)


    上条 「み、美琴さーん? そろそろ向こうに戻って夕飯の支度したいんですけど……」


    美琴 「嘘つきの言う事は聞きません……ぐー」


    上条 「……」


    345 = 1 :

    上条 「じゃあどうやっても起きないと?」


    美琴 「起きないもーん」ツーン


    上条 「ふっ、なら仕方ない……」


    美琴 「?」


    上条 「くすぐってやる!」コチョコチョ…


    美琴 「ひにゃっ!?」


    上条 「ふっふっふっ、美琴は脇腹が弱いって事はわかってるんだ」コチョコチョ


    美琴 「ちょっ……ヤメ……てってば……ひんっ!」


    上条 「さあ観念して起きる気になったかな?」ニヤニヤ


    美琴 「くっ! ま、まだ…まだ……」


    上条 「強情っ張りめ、じゃあ最終手段だ!」


    346 = 1 :

    上条 「美琴が脇腹より弱い部分、それは……耳!」


    美琴 「えっ!? ちょっ、ちょっと待って! み、耳はダメ!」


    上条 「問答無用! うりうりっ!」


    美琴 「ひゃうっ!? ホ、ホントに……みみ……ダメ……だか…ら……ン//」


    上条 「さあどうだ!」


    美琴 「もう……起きる、起きる…からぁ……みみ……ヤメ……てぇ……」


    上条 「はいやめた」


    美琴 「えぅ……終わり?」


    上条 「いや、だってやめてって……」


    美琴 「おわるの?」


    上条 「……ゴクリ」


    347 = 1 :

    美琴 「わ、私はその……当麻がしたいなら…いい……ょ?」


    上条 (ち、ちょっと待って! なんで? なんでこんな雰囲気になったんだ??)


    美琴 「まだ門限まで時間……あるし」


    上条 (ど…どうする? どうする?? 教えてくれアイフルー!!)


    美琴 「……だめ?」ウルッ


    上条 (上目遣いは反則だろ……)


    348 = 1 :

    上条 「美琴……」


    美琴 「なに?」


    上条 「お前、可愛いすぎ」


    美琴 「当麻……」



    二人の唇が触れるか触れないかと言うタイミングで上条の携帯が鳴った。



    Prrrrrr!!


    上条 「どわっ!?」


    美琴 「ぴっ!?」


    上条 「び、びっくりした……誰から……って垣根かよ」


    美琴 (垣根のバカーッ!! これからだったのにーっ!!)


    349 = 1 :

    垣根 『おぃっす上条。俺だ、オ~レ~オレオレオレ~』


    上条 「あいにくオレオレ詐欺に知り合いは居ないぞ」


    垣根 『誰がオレオレ詐欺だぶっ飛ばすぞ! 俺だよ、皆のアイドルていとくんだ』


    上条 「で? なんの用だよ」


    垣根 『なんだよ機嫌わりーな、どうかしたのか?』


    上条 「一つ言っとくぞ垣根、空気読め」


    垣根 『え? なに? もしかして邪魔したか?』


    上条 「まるで狙ってたかってくらい最悪のタイミングだったよ!」


    垣根 『上条、俺からも一言あるぞ』


    上条 「なんだよ」


    垣根 『ざまあみろ』


    上条 「この夏休み最大の不幸だよちくしょう……」


    相変わらず空気の読めないていとくんでした。


    350 :

    上条 「て言うか用件はなんだよ」


    垣根 『あーそうそう。今日な、客が一人来てんだよ』


    上条 「客って……知り合いか?」


    垣根 『知り合いっつーか今日知り合った』


    上条 「それで?」


    垣根 『詳しい事はこっちで話すとして、晩飯一緒に食う事になったからな、それで電話した』


    上条 「了解、じゃあ今からそっちに向かうから」


    垣根 『おう、それとちょっと御坂に代われ』


    上条 「? いいけど……美琴、垣根が代わってくれって」


    美琴 「嫌、代わりたくない」プイッ


    上条 (不機嫌……)



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