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    元スレ上条 「こんな時間にどうしたんだ?」 一方 「いいから入れろ」 ☆ 「2だ」 垣根 「」

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    101 = 1 :

    美琴 「アンタは私と言う恋人がいながらっ!!」バチバチバチッ!



    上条 「待てっ! 落ち着け美琴! ここ海! ビリビリNG!! 周りに被害が!!」



    美琴 「知ったこっちゃ無いわよ!!」


    上条 「だから誤解だって!」


    美琴 「何が誤解よ! デレデレしてたくせにっ!!」


    上条 「しない! してない! してません!!」


    美琴 「証拠あるの?」


    上条 「んな無茶な……てか、それ言うなら俺がデレデレしてたって証拠も無いだろ?」


    美琴 「鼻の下伸びてた」


    上条 「いや、あのスタイルで水着がビキニだと仕方ないと言いますか……」


    美琴 「へーそう…」バチバチバチッ


    上条 「でも美琴の水着の方があの人の100倍可愛いぞ?」


    美琴 「ふにゃっ!?」


    上条 「まあその…ゴメンな……許して、くれるか?」



    美琴 「……………ぃぃょ」


    上条 「ありがとな、みこにゃん」


    美琴 「みっ! みこにゃん言うなっ!!」


    上条 「よしよし」ナデナデ


    美琴 「ふっふにゃ~///」


    上条 (かわいい……)

    102 = 1 :

    一方 「アイツ、イキナリ走り去りやがって、どこまで行ったンだァ?」キョロキョロ


    一方 「迷子になったらどォすンだよ…ったく」キョロキョロ


    「ねえ良いじゃん、ちょっとだけ、ね?」


    00001 「あ、あのミs…私はその……」オロオロ…


    「一人なんでしょ? だったらいいじゃん」


    00001 「いえ、ですから……」


    一方 「………」 イラッ!


    「とにかくついて来なって、楽しいからさ」


    00001 「あ…ぅ…」


    一方 「オイ……そこの三下ァ」


    「あ?」


    一方 「五体満足で家に帰りたかったら今すぐ消えろゴミクズ野郎」ギロリッ!!


    「……」


    一方 「聞こえなかったかァ? ブチ殺されたくなかったら消えろって言ってンだろォが三下ァァ!!!」


    「失礼しましたー!」ピューッ!!


    一方 「クズが」


    00001 「え? ア、一方通行?」


    一方 「……」 プイッ!


    00001 「……怒ってますか?」


    一方 「怒ってねェよ」


    00001 「……」


    一方 「……水着」


    00001 「?」


    一方 「水着、似合ってンぞ」


    00001 「!? ありがとうございます!」パァァァ!


    一方 「行くぞ」


    00001 「はい♪」

    103 = 1 :

    00003 「おや、皆さん帰って来たみたいですね」


    打ち止め 「お帰りなさいってミサカはミサカは手を振ってみたり」


    上条 「ただいま打ち止め」

    00003 「お姉様、顔が赤いですよ?」


    美琴 「な、なんでもにゃい///」


    00003 「?」 ハテ?


    一方 「よォ」


    00001 「お騒がせしました」


    レイ 「後は00002号と垣根だけな訳だが……」


    00002 「ミサカを呼びましたか?」


    上条 「あれ? いつの間に??」


    一方 「垣根はどォした?」


    00002 「垣根さんでしたらあちらに」


    垣根 「……」 チ-ン


    上条 「……大丈夫か? 生きてるよな??」


    垣根 「この…海は……地獄だ……グフッ」ガクッ


    一方 「自業自得だ、このスカポンタンのアカポンタンめ」

    104 = 1 :

    垣根 「00002号は怒ったら恐いって事がよ~~~く解った」


    上条 「復活早いな」


    垣根 「ていとくんはベホマを唱えたズラよ」


    一方 「チッ、棺桶に突っ込ンで埋めてやろうかと思ったのによォ」


    美琴 「当麻、怒ってゴメンね……」


    上条 「気にして無いって」

    00001 「一方通行、はやとちりしてすみませんでした…」


    一方 「俺にも非が無かった訳じゃねェからな、気にすンな」


    垣根 「ねえ、何でお前等だけ微妙に距離縮まってんの?」


    00002 「垣根さん」


    垣根 「はいっ!!」ビクッ!!


    00002 「恐がらなくてもいいですよ? ミサカは気にしていませんから」ニッコリ



    垣根 (恐い…その笑顔が……何よりも恐い……)ガクガクガクガク…

    105 = 1 :

    垣根 「気を取り直して遊ぶぜー!!」ヒャッホーイ!!


    00002 「ミサカも行きます!」


    美琴 「ちょっと! ズルいわよ!!」


    打ち止め 「ミサカが一番!ってミサカはミサカは駆け出してみたり!」


    00003 「ウラーラララーッ! とミサカはジェロニモの声真似をします!」


    上条 「みんな元気だな~」

    一方 「00001号、日焼け止め塗っとけよォ」


    00001 「はい。あ、先ほど垣根さんからサンオイルなる物を貰いました」


    上条 「へ~どれどれって……げっ!!」


    一方 「……オイ、こりゃどう見てもサンオイルじゃねェよなァ?」


    上条 「ロー○ョン……だよな? コレ」


    00001 「? 一方通行に全身くまなく塗って貰えと垣根さんに言われたのですが」


    一方 「てェェェエェェいとくゥゥウゥンッ!!!!」ダダダダッ!!!


    上条 「垣根の奴何でこんな物を…」


    00001 「あの、ロー○ョンとは一体…」


    レイ 「00001号、ロー○ョンと言う物はだな…」


    上条 「何丁寧に教えてんだ変態理事長!!」


    レイ 「しかしこう言う事は早めに知っておいた方があとあと役に…」


    上条 「だまれっ!!」


    00001 「あの…」


    上条 「まだ知らなくていいぞ00001号、ほら! 泳ごうぜ!」


    00001 「??」 ハテ?

    107 = 1 :

    一方 「暑ィ…反射反射っと……」


    打ち止め 「アナタ~っ」


    一方 「あァ?」


    打ち止め 「オイル塗って☆」


    一方 「断る」


    垣根 「一方通行~~~ん」

    一方 「……」


    垣根 「オイル塗って~~~ん☆」


    一方 「埋めてやンよォ!!」


    垣根 「うわっ!? ちょっ! 砂が顔にっ!?」


    一方 「ったくよォ…」


    00001 「ア、一方通行……」


    一方 「ン?」


    00001 「その…オイルを……塗ってもらえませんか?」モジモジ…


    一方 「……」


    00002 「モヤシは何故海に入って体育座りを?」


    00003 「さあ?」


    上条 (分かる、分かるぞ一方通行……)


    一方 (ベクトル変換!ベクトル変換!ベクトル変換!ベクトル変換!ベクトル変換!ベクトル変換!ベクトル変換!ベクトル変換ッッ!!)


    一方 (鎮まれェェェエッッ!!!)

    108 = 1 :

    垣根 「ビーチフラッグやろうぜ!」


    上条 「無能力者の上条さんが圧倒的に不利だと思うんだけど……」


    垣根 「じゃあ能力禁止な」

    一方 「一転して俺が不利になったぜェ?」


    垣根 「知るか、さてフラッグを立ててっと、おーい。誰かスタートの合図くれ」


    00003 「ではミサカがやりましょう、とミサカはピストルを手にします」


    美琴 「あ、それ運動会とかで使うやつよね? 私にやらせてくれない?」


    00003 「いいですよ、とミサカはピストルを念入りに磨きます」キュッキュッ


    美琴 「? そんなに汚れて無いわよ?」


    00003 「お気になさらず」


    109 = 1 :

    美琴 「じゃあ始めるわよ、三人共うつぶせになって両手は顎の下ね」


    上条 「ほいっと」


    垣根 「カマァーンッッ!!」


    一方 「そりゃ仰向けだろがアホめ」


    00001 「頑張ってください一方通行!」


    00002 「垣根さんしっかり!」


    打ち止め 「アーちゃんは誰が勝つと思う?ってミサカはミサカは予想を聞いてみたり」


    レイ 「うむ、能力が使えたなら一方通行だが、能力禁止だった場合は垣根と上条当麻の一騎打ちと言っていいだろう」


    美琴 「じゃあいくわよ、ヨーイ……」


    >バキュンッッ!!


    上条 「うおぉぉ!!!」ダダダダッ!!


    垣根 「キャオラァアァァァァ!!!」ダダダダッ!!


    一方 「クソッ、起き上がれねェ……」ググッ


    00001 「一方通行??」


    00002 「まあ、起き上がる時は腕立て伏せの様なものですからね」


    00003 「貧弱にもほどがあります」


    美琴 「あ……アンタこのピストル本物じゃないの!!」


    00003 「これでお姉様の指紋がピストルついた訳ですね」ニヤッ


    美琴 「何に使うつもりよ!?」


    00003 「それは秘密です」

    110 = 1 :

    垣根 「中々速いじゃねーか上条!」タタタタッ!!


    上条 「日頃の不幸で鍛えられた逃げ足の速さを舐めるな! あれ? 涙が出てきた…」タタタタッ!!


    一方 「ゼーッゼーッ……砂に足とられて走り辛ェ」トテトテ…


    美琴 「当麻ーっガンバレーッ!!」


    00002 「負けないで下さい垣根さん!! 負けたらお仕置きです!」


    00001 「一方通行も最後まで頑張ってください!」


    上条 「美琴の応援に答えるぜっ!! 加速装置オンッ!!」ズダダダダッ!!


    垣根 「お仕置き恐いっ!! 今こそ我が足に宿れ! ラディカルグッドスピード!!!」ギュ-ンッ!!!!


    一方 「燃えた…燃え尽きたァ……真っ白になァ……」←途中リタイア


    00001 「一方通行ーっ!?」


    垣根 「フラッグもらったァァァ!!」ダーイブッ!!


    上条 「その幻想をぶち殺す! とうっ!!」ダーイブッ!!



    >ズシャァァァ!!



    00003 「さあ結果は!?」


    レイ 「CMの後!」


    打ち止め 「チャンネルはそのまま!ってミサカはミサカはウインクしてみたり♪」バチコ~ン☆

    111 = 1 :

    上条 「とったどーー!!」ダーッ!!


    垣根 「クソッ、あそこでヤドカリの交尾に気を取られなければ……」ガッデム!


    美琴 「やったね当麻!」


    上条 「美琴の応援のおかげだな」


    垣根 (あれ? 何か重要な事を忘れてる様な気が……)


    00002 「垣根さん」


    垣根 「ギクッッ!?」


    00002 「ちょっとこちらへ……」ズルズル


    垣根 「いっ、嫌だっ!! 『アレ』はもう嫌だぁぁーーー!!!」ジタバタッ!


    00001 「大丈夫ですか? 一方通行」←ひざ枕中


    一方 「ヘっ、笑えよ。能力使わなけりゃフラッグに辿り着けもしねェブザマな俺をよォ…」


    00001 「そんな事はありません、カッコよかったです」


    一方 「00001号……」


    00001 「一方通行……」


    00003 「ストロベリーフィールド展開を確認! とミサカはすかさず二人を●RECします」ジー


    打ち止め 「ミサカも撮る!ってミサカはミサカはカメラマン!」カシャカシャカシャッ!


    レイ 「ならば私は一眼レフで撮影だ、ブログにのせるとしよう」パシャパシャパシャ!

    112 = 1 :

    今日はここまで。

    次回は多分旅館に泊まります。

     やはり温泉は混浴にすべきか……

    113 :

    おつ

    一方さんナニをベクトル変換してたんだろうね

    114 :


    続き楽しみにしてるよ

    115 :


    妹達指紋すら一緒だろうが

    116 :

    DNAの同じ一卵性双生児でも指紋は違うらしいし
    クローンも違うんじゃね?

    117 :

    >>113
    モヤシのモヤシを(ry

    ていうか燃え尽きるまでもなく真っ白だろ一方通行はww

    118 :

    >>116
    まぁ一応種が違うから、指紋が違うってのはわかるが
    クローンだしな、学園都市製の

    119 :

    モヤシにすごまれて逃げ出す男の人って……

    120 :

    一方さんの顔面凶器はたとえ体つきがモヤシでも恐怖だろうと思う

    121 :

    >>119
    髪の毛白くて目が赤い顔面狂気がもやしなのに
    マフィアばりのオーラで凄んできたら拳よりもピストルを疑うわ

    122 :

    ふと思ったんだが、一方さんってもやし、もやし言われてるけど、ピストルを片手で撃つあたり、かなり筋肉あるよな
    それに、上条さんに結構殴られたけど倒れなかったし……
    むしろ一発殴られただけでリタイアのフィアンマのほうが……

    123 :

    てか駒場戦で大ダメージ食らって普通に戦闘してたよな

    124 :

    退院したばかりの体で打ち止め(多分20~30kgくらい)の乗っかったカバンを
    左肩だけで持ち上げてる奴がモヤシだと・・・

    125 :

    俺ベンチプレス100キロいけるけど
    >>124のやつ10分も無理だった

    126 :

    でもモヤシキャラの方がssでは面白かったり、扱いやすかったりする不思議

    127 :

    遅いですが投下します。

    128 = 1 :

    一方 「ふゥ…」


    上条 「休憩か? 一方通行」


    一方 「あァ、アイツ等は?」


    上条 「あっちでビーチバレーしてる、ポカリ飲むか?」


    一方 「悪ィな」ゴクゴク


    一方 「垣根はどこ行った?」


    上条 「あっちで倒れてる」

    垣根 「……」 チ-ン


    一方 「なら良ィ」


    上条 (いいんだ…)



    129 = 1 :

    上条 「垣根、大丈夫か?」

    垣根 「恐い……お仕置き恐いよ……心理定規……ゴーグル……恐い…よ……」ガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクガク……………


    上条 「……しばらくそっとしておこう」


    一方 「アイツ等ンとこ行ってみるか」


    上条 「だな」


    垣根 「ロープ恐い……目隠し恐い……ニガウリ恐い……ライフル恐い……」ガクガクガクガクガクガクガクガク………


    上条 (……ニガウリ?)

    一方 (バカとは言え第二位をここまで……なにされたンだァ??)

    130 = 1 :

    上条 「お、やってるな」


    一方 「クソ暑ィのに元気なこった」


    上条 「能力使って無いのか?」


    一方 「クソガキがイキナリ飛びついて来る時があるからなァ、むやみに反射出来ねェんだ」


    上条 「ホントにそれだけ?」ニヤニヤ


    一方 「最近調子こいてねェか上条ォくゥゥン!!」ガァァァッ!!


    上条 「どわっ!? 本気で怒るなって!!」ヒーッ!!


    垣根 「絶対にいつ00001号に抱き着かれても良い様にだよな」プークスクスッ


    一方 「沖ノ鳥島までぶっ飛べやァァァアァ!!!」

    >ドバッキャァアァ!!



    垣根 「あ~~~~れ~~~~~~バイバイキ~ンっ!」ピュ~~~~~☆キランッ!



    上条 「せっかく復活したのに……」 バイバイキンッテ……

    131 = 1 :

    美琴 「うりゃっ!」バシッ!


    00003 「なんのっ!」ビシッ!


    00002 「00003号、トスです!」ポーンッ!


    00003 「ミサカアタック!」バシッ!!


    00001 「……ッ!?」


    レイ 「00002号、00003号ペアの勝ちだ」


    00002 「やりました」ヘーイ!


    00003 「二人ともまだまだですね」ヘーイ!


    上条 「ありゃ、美琴負けちゃったか」


    一方 「00001号を集中的に狙ってやがったからなァ、オリジナルとの連携の悪さを突かれたか」



    美琴 「うぅ、負けちゃった……」


    00001 「くやしいです…」


    一方 「本気になってンじゃねェよ、所詮は遊びだろうが」


    上条 「そうそう、ゲームなんだし」


    美琴 「当麻っ!! 私とは遊びだったの!?」ガーンッ!!


    上条 「ちょっ、美琴ボリューム下げて……」


    00001 「一方通行もミサカとの事は遊びだったのですか!!??」ガガーンッ!!


    一方 「メガトン級の勘違いしてンじゃねェよ」ハァ…

    132 = 1 :

    垣根 「ただいま」


    00002 「おや垣根さん、今までどちらに?」


    垣根 「00002号、地球は蒼かった。だが神は居なかった……」


    00002 「?」


    打ち止め 「ねーねーお腹すいたってミサカはミサカはアナタの海パンを引っ張ってみる」グイグイッ


    一方 「ヤメロクソガキ、何か買ってくるかァ」


    上条 「じゃあ俺も行くよ、適当に買って来るけどみんなそれでいいか?」


    美琴 「うん、大丈夫」


    00001 「ミサカもかまいません」


    00002 「右に同じく」


    00003 「同上」


    垣根 「早くしやがれ、こちとら腹減ってんだよ」


    一方 「オマエも来いボケ」ズルズル


    垣根 「ちょっ! 足引っ張らないで! 後頭部がハゲる!!」ギャ-!!

    133 = 1 :

    上条 「お待たせ~」


    美琴 「ありがとう当麻」


    一方 「ホレ、とっとと取れクソガキ」


    打ち止め 「焼きそばにタコ焼き!ってミサカはミサカはwktkしてみたり♪」

    一方 「こぼすなよォ」


    打ち止め 「じゃあ食べさせてくれる?ってミサカはミサカは期待の眼差しを向けてみたり」


    00001 「!?」


    一方 「クソガキが、ホレよ」


    打ち止め 「あ~ん♪」


    00001 「……」ワナワナワナワナワナ……


    垣根 「お、修羅場の予感?」モグモグ


    00002 「面白くなってきました」モグモグ


    00003 「●REC●REC」モグモグ

    134 = 1 :

    一方 「ン? オイ00001号、食ってるかァ?」


    00001 「放っといてください」プイッ


    一方 「ハァ…、こっち向け」


    00001 「?」クルッ


    一方 「ホレ」


    00001 「ムグッ!?」パクット

    一方 「ちゃンと食っとけ、後で腹減ンぞ」


    00001 「は、はい…///」ムグムグ


    垣根 (ちっ、つまんねーの)


    00002 (修羅場になりませんでしたか…)


    00003 (●REC●REC)


    美琴 「はい当麻、あ~ん♪」


    上条 「ちょっと恥ずかしいな…」アーン


    00002 「垣根さんあーんしてください」


    垣根 「あえてあーんしないのがていとk」


    00002 「垣根さん?」ゴゴゴゴ…


    垣根 「アゴがー外れるくらーい♪ のごとく全力を挙げてあーーーん!!!」


    00002 「はいどうぞ♪」

    135 = 1 :

    垣根 「食後の運動だ、沖まで競争しようぜ」


    一方 「能力使っていいンだよなァ?」


    上条 「そうなると俺が不利に…」


    レイ 「では往復の行きと帰りどちらか片道だけ能力使用出来ると言うのはどうだ?」


    垣根 「最初で大差をつけるか、最後の追い上げに賭けるかって事か、いいじゃん」


    美琴 「あ、じゃあ私も!」

    上条 「美琴、ここは我慢してくれ」


    美琴 「え? なんで!?」


    垣根 「御坂が能力つかったらここら一帯全滅するから」


    美琴 「う……」


    一方 「極端な話し、10億ボルト流されたら洒落にもならねェ、地獄絵図の出来上がりだ」


    美琴 「じゃあ能力使わなきゃいいんでしょ?」


    垣根 「上条の泳いでる姿間近で見て漏電しない自信があるならな」


    美琴 「それは…自信無い……」


    上条 「美琴、俺美琴の分まで頑張るから応援してくれ」


    美琴 「うん…わかった」

    136 = 1 :

    00003 「それではルールの確認です」


    00003 「沖に都合よく旗があるのでそこまで往復して来る事」


    00002 「能力の使用は行きと帰りのどちらか片道のみ」


    00001 「最後に能力を使っての妨害は無しです」


    打ち止め 「それじゃあ位置について!ってミサカはミサカはスタンバイを要求してみる!」


    垣根 「ビーチフラッグじゃ遅れをとったが次こそ勝つ!」


    上条 「美琴の分まで頑張るぜ!」


    一方 「勝つ! 死に物狂いで勝ァァつ!!」


    美琴 「ヨーイ……」


    >パァンッ!



    垣根 「ふんぬらばぁぁーっ!!」


    上条 「おりゃぁぁー!!」


    一方 「ドララララァァァアァ!!!」


    137 = 1 :

    00003 「一方通行は最初に能力を使って先行逃げ切りのようです! とミサカは実況中継します」


    レイ 「垣根は逆にラストスパートに能力を使うようだな」


    美琴 「当麻ガンバレーッ!!」


    00001 「その調子です一方通行!」


    00002 「垣根さん、負けたら『アレ』です!」


    垣根 「死んでも勝ぁーつ!!」スイーッ!


    上条 「とりあえずビリ回避だっ!」バチャバチャ


    一方 「ウォォォッ!!!」ズババババッ!!



    00003 「さあそろそろ折り返し地点です、現在の順位は一位 一方通行 二位垣根さん 三位上条さんとなっています」


    一方 「ここまで差ァつけりゃ何とかなンだろォ、後は……」スイー


    垣根 「甘いぜ 一方通行! こっから俺の本領発揮じゃーっ!!」


    垣根 「秘技! トビウオ泳法!!」ピョン!バッチャン!ピョン!バッチャン!


    138 = 1 :

    00003 「おーっとここで垣根さんがラストスパート! しかしアレはルール上問題無いのでしょうか?」


    レイ 「飛んではいけないと言うルールは無いし、まあセーフだ」


    00003 「続行です!」


    一方 「汚ェぞ垣根ェェ!!」バチャバチャ!


    垣根 「何とでも言え! トビウオならぬトビていとくんじゃーっ!!」ピョン!バッチャン!ピョン!バッチャン


    上条 「あらー、こりゃビリかも……ん?」スイーッ


    デッデッデッデッデッデッデッデッデデデ-ン♪←ジョーズのテーマって事で…


    上条 「な…なんか聞いた事ある音楽が……」


    上条 「振り返ったらサメがっ! なーんて訳…」クルッ

    サメ 『……』ジュルリ…


    上条 「oh......ナンテコッタイ」


    サメ 『……』タベテイイ??


    上条 「うわぎゃぁぁーーっっ!!!」ズババババッッ!!!!!!


    サメ 『……!!』マテ-!!


    上条 「不幸だ----っ!!!」ズババババッ!!

    139 = 1 :

    美琴 「当麻凄い追い上げ!」


    00002 「しかしあれは何かに追いかけられているような感じです」


    打ち止め 「何かってなに?ってミサカはミサカは情報を求めてみる」


    00003 「分かりますか? アレイスター」


    レイ 「望遠モード! ……うむ、どうやらサメに追いかけられている様だ」


    美琴 「ちょっと嘘でしょ!? 当麻ーーーーっ!!!」イヤーーッ!!


    00003 「さー、大変な事になりました! 上条さんはこのままサメの餌食になってしまうのか!?」


    00001 「逃げてください! 一方通行! 上条さんの後ろにっ!!」



    一方 「あァ? 上条がなンだって?」クルッ


    上条 「ヒーーッ!!」バチャバチャバチャバチャ!!


    サメ 『……!!』ゴハン!マテーッ!


    一方 「……チィッッ!!」


    上条 「ガボッ…ダメだ……逃げ……切れない……」


    サメ 『ガァーッッ!』イタダキマース!


    上条 (ああ……ゴメン、美琴……俺……)








    一方 「オォォォラァァッ!!!」

    140 = 1 :

    >ガシィッッ!!



    サメ 『……ッ!?』アレ?


    一方 「なァに諦めてンだァ上条!」ググッ!!


    上条 「一方通行!?」


    一方 「俺のダチ喰おうなンざァ……舐めてンじゃねェぞフカヒレごときがァァァアァ!!」ウォォォッ!!!


    サメ 『……??』エッ?エッ?

    一方 「オラァァーッ!!」


    >ズボッッ!!


    レイ 「ほう、サメの目を潰しそこから手を突っ込むとはな……」


    00003 「さすがは一方通行! 地味にエグイですっ!」



    一方 「脳みそはっけェェェン!! 小せェ! 小せェなァァァアァオイッッ!!」クカカカッ!!


    一方 「小せェ……潰れろォォォ!!」


    >ブグチャッ


    サメ 『』チ-ン


    上条 (助けてもらっといて何だけど……恐い)

    141 = 1 :

    垣根 「だらぁっしゃーーっ! 1ばーーんっ!!」ザッパーッ!


    垣根 「さあっ! みんな俺を褒めたたえろ!!」カマーンッ!!



    美琴 「当麻ぁ……よかった……よかったよぉ……」グスッ…エグッ…


    上条 「心配かけてゴメン、ゴメンな…美琴」ヨシヨシ


    00001 「一方通行、もうあんな無茶は……」


    一方 「あんなフカヒレごときどおって事ァねェよ」


    00001 「でも…ヒック…し…心配しま…じだ……エグッ…」



    一方 「オ…オイ泣くなよォ…」オロオロ…


    00001 「だ…だっでぇ…」ポロポロ


    00003 「●REC●REC」ムフフッ


    一方 「オイッ! 何撮ってやがンだァ!!」


    打ち止め 「女の子泣かせちゃダメだよ?ってミサカはミサカはアナタにメッ!ってしてみたり」 メッ!

    一方 「仕方ねェだろォ? 上条が危なかったンだからよォ……」



    垣根 「……あれ? なにこれどうなってんの?」ポツ-ン…


    00002 「垣根さん…」


    垣根 「00002号?」


    00002 「空気読んでください」フゥ…


    垣根 「えぇ………なんで?? なんで???」

    142 = 1 :

    美琴 「危ないところだったわね、ホントに」


    上条 「まさかサメが出るなんて…」ガタガタ


    レイ 「しかし解せないな、この海水浴場は過去十数年サメが出たと言う記録は無かったのだが…」


    上条 「俺の不幸に常識は通用しないんだよ……」


    一方 「垣根かオマエ。まァ、良い感じに発散出来たからいいけどなァ」ケラケラッ


    00001 「もうっ! 一方通行も少しは自分の身体を大切にしてくださいっ!」プンスカッ!


    一方 「……はァい」


    垣根 「俺、1番だったのに……」グスン…


    00002 「垣根さん、とってもカッコよかったですよ?」ニコッ


    垣根 「ありがとう…」ホロリ


    00003 「何気に人が少なくなっていますね」


    レイ 「今日はここまでだな、みんな着替えて来るといい。私は車を持って来よう」カサカサカサッ


    垣根 「なんか納得いかねーが着替えるか」


    上条 「そうだな、疲れたよ…色んな意味で」


    143 = 1 :

    ~バス~


    レイ 「さて、これから宿に向かう訳だが。忘れ物はないかな?」


    一方 「チェック完了だァ、出せ」


    レイ 「了解した」ブロロロロ……



    >………オーイ!! マッテヨ-!!


    レイ 「? 何か聞こえたかな?」


    一方 「空耳だ、行け」


    >……ダカラマテッテバー!!


    00002 「……ハッ!! 垣根さん? 垣根さんは??」キョロキョロッ!!


    美琴 「そう言えば当麻は!?」


    垣根 「おいてかないでーっ!!」タタタタッ!!


    上条 「なんで俺までーっ!! 待ってくれーっ!」タタタタッ!



    一方 「エアロモード&ブーストで振り切れ」


    美琴 「ちょっと停めなさいよ!!」


    00002 「アレイスター! ストップです!!」


    キキッ!


    垣根 「ハーッ、ハーッ……しんどい……」


    上条 「トイレ行ってたらバスが出てた、不幸だ…」

    レイ 「やれやれ、これで全員揃ったな?」


    一方 「チェック完了ォ」


    垣根 「3000文字くらい文句言ってやりてーがやめだ、死ぬ…」


    上条 「軽く倒れそう……」

    レイ 「では今度こそ宿に向かうが、全員に注意しておく。部屋をあまり荒らさない様に」


    美琴 「子供じゃ無いんだし大丈夫よ」


    レイ 「いや、お札とか」

    一同 「…………え?」

    144 = 1 :

    一応ここまで。

    寝落ちしてましたすみません。

    145 :

    ふ…札?

    146 :

    れ…札?

    147 :

    さ…札

    148 = 1 :

    垣根 「おい、『おふだ』なのか?」


    一方 「それとも『おさつ』かァ?」


    上条 「まさかの『れい』じゃないよな?」


    レイ 「お札(ふだ)です…ハイ」


    垣根 「最初からそう書いとけボケ」


    一方 「このポンコッツが」

    レイ 「反省します…」

    149 :

    日本語って不思議

    150 :

    あの場合おふだしかあり得んだろ
    ゆとりは甘えを通り越して害悪


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