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    元スレ上条 「こんな時間にどうしたんだ?」 一方 「いいから入れろ」 ☆ 「2だ」 垣根 「」

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    501 = 1 :

    美琴 「それより時間大丈夫なの?」


    00003 「伝票を見るに後10分少々と言ったところです」



    垣根 「なんだよ全然歌えなかったじゃん、誰のせいだ?」プンスカプンスカッ!



    削板 「垣根じゃないのか?」


    垣根 「真顔で言うなよ、哀しくなるだろ…」


    上条 「じゃあ今回はこれでお開きって事で」


    美琴 「仕方ないわね」


    打ち止め 「うぅ~ミサカはまったく歌えてない!ってミサカはミサカはブーたれてみたり!」ブーブー!!



    上条 「ごめんな打ち止め、帰ったら上条さん特製のホットケーキ焼いてあげるから勘弁な」


    打ち止め 「今すぐ帰ろう!ってミサカはミサカはホットケーキを求めてダーッシュ!!」


    垣根 「させるか! ホットケーキは俺の物じゃーっ!!」


    上条 「お前も食いたかったんかい!」


    502 = 1 :

    美琴 (当麻の焼いたホットケーキ…食べたいな)



    上条 「あ、なあ削板」


    削板 「なんだ?」


    上条 「今度このメンバーでキャンプ行くんだけど、削板も来るか?」


    00003 (!?)


    削板 「迷惑じゃないか?」


    00003 「ぁ…」


    一方 「今更一人増えようが問題ねェよ、予定入ってンなら別だがな」


    削板 「そうか、なら喜んで参加しよう」


    00003 (イエスッ! イエーッス!)プラトーン!!


    503 = 1 :

    上条 「じゃあ俺は美琴送ってから戻るから」


    一方 「早めに戻れよ、クソガキがホットケーキ待ってンだからな」


    上条 「了解」


    00001 「ではお姉様に削板さん、またお会いしましょう」



    美琴 「うん、またね」


    削板 「ああ、またな!」


    00003 「そ、削板さん…」


    削板 「ん?」


    00003 「その、今日は本当に…」


    削板 「ああ、俺も今日は楽しかった。 だからまた行こうな00003号」


    00003 「……はい//」


    504 = 1 :

    一方 「00001号、先に行ってろ、俺はコーヒー買ってから行く」


    00001 「わかりました」


    00003 「では削板さん、失礼します」


    削板 「また今度な」


    上条 「俺達も行きますか」


    美琴 「うん」


    505 = 1 :

    ~帰り道~


    上条 「今度はキャンプか、テントとか準備しないとな」


    美琴 「川があるなら水着も持って行かないといけないわね」


    上条 「そうだな」


    美琴 「……ねえ当麻」


    上条 「ん?」


    美琴 「帰ったら打ち止めにホットケーキ焼いてあげるのよね?」


    上条 「そうだけど?」


    美琴 「……いいなぁ」


    上条 「美琴もホットケーキ好きなのか?」


    506 = 1 :

    美琴 「そうじゃ無くて、その…当麻が焼いたホットケーキ私も食べたいなって」


    上条 「なんだそんな事か」

    美琴 「むっ! そんな事とはなによ?!」プクーッ!


    上条 「美琴が焼いて欲しいってんなら何時でも何処でもいくらでも作る」


    美琴 「ホント? ホントに!?」


    上条 「ああ、約束な」


    美琴 「うん、楽しみにしてる///」


    美琴 「あ、もうここでいいわよ」


    上条 「わかった、じゃあまたな美琴」


    507 = 1 :

    美琴 「…当麻」


    上条 「?」


    美琴 「ぁ…えっと…その」モジモジ…



    上条 「なんでせうか?」


    美琴 「もうっ! 察してくれたっていいじゃないの!」


    上条 「んな無茶な…」


    美琴 「うぅ~// んっ!」


    上条 「え…っと、それはキスしなさいって事でいいんでせうか?」


    美琴 「///」コクコク


    上条 「それじゃ…」


    美琴 「ん……」


    上条 「……満足?」


    美琴 「満足///」


    上条 「じゃあまたな美琴」

    美琴 「うん、またね//」


    508 = 1 :

    上条 「ただいまっと」


    垣根 「おせーぞ上条! さっさとホットケーキ焼きやがれ!!」


    打ち止め 「おっきいの作ってね!ってミサカはミサカは注文してみたり!」


    上条 「はいはい、えっと卵と牛乳と……」


    00002 「しかし00003号も隅におけませんね」ニヤニヤ


    00001 「そうですね、まさかのひざ枕とは」ニヤニヤ


    00003 「うぐっ…///ふ、ふんっ! うらやましいならそう言えばいいじゃないですか!」


    一方 「上条、コーヒー切れてた見てェだから買っといたぞ」


    上条 「サンキュな」


    509 = 1 :

    上条 「ほい出来上がり」


    垣根 「うおっ! でか!?」


    打ち止め 「ミサカの顔よりおっきい!ってミサカはミサカはホットケーキをみつめてみたり!」キラキラッ!!



    00002 「おいしそうです…」


    00001 「ミサカも食べたいです…」


    00003 「ホットケーキ…」


    上条 「そうだろうと思ってみんなの分も焼いといた上条さんにスキは無い」


    00001 「流石は上条さんです!」


    00002 「どこぞのモヤシとは大違いですっ!」


    一方 「殴り飛ばされたいンですかァ!?」


    00003 (モヤシに自覚有りっと…)メモメモ…


    510 = 1 :

    垣根 「美味っ! やっぱホットケーキ食いながらのシャンパンは最高だな」


    上条 「また酒飲んでるし」

    一方 「オイ、間違っても00001号に飲ますンじゃ……」


    00001 「……ヒック//」


    一方 「 」


    垣根 「ひと足遅かったみたいだぞ」


    00001 「セ~ロ~リ~た~んっ!」ギュピーンッ!!


    一方 「…チクショウがァァァ!!!」ピューッ!!!


    00001 「待ってください! 是非ともミサカと口移しを!! セロリた~~~~ん!!」ピューッ!!



    00002 「垣根さん、アーンしてください、さもないと…」ゴゴゴゴゴ…


    垣根 「アーンッ!!」


    00003 (いつか削板さんにアーンを……)


    打ち止め 「♪~♪♪」ウマウマ♪


    511 = 1 :

    00001 「さあ、追い詰めましたよセロリたん……ハァハァ」


    一方 「落ち着けっ! 落ち着きやがれ00001号!!」


    00001 「ハァハァ…セロリたんのちっぱいモミモミしたいお…」ジリジリ…


    一方 「待てっ! よせっ! 近寄るンじゃねェ!!」


    00001 「安心してくださいセロリたん、今回はクンカクンカでもペロペロでもましてやモミモミでもありませんから…ハァハァ」


    一方 「な、何する気だァ??」ガクブル…


    00001 「ほむほむです」キリッ!


    一方 「訳分かンねェ分めっちゃ恐いンですけどォォ!?」


    00001 「では……いただきま~す」ジュルリ…



    一方 「ヤ、ヤメッ…??!!!」



    00001 「ほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほ~むほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむっ!!!」



    一方 「ア゙ァァアァァアァァァァァァア゙ア゙ア゙ァァァア゙ッ!!!」



    上条 (一方通行、生きて帰ってこいよ……)



    512 = 1 :

    上条 「さて、洗い物済ませるかな…ゴホッ…??」


    レイ 「? 風邪かね?」


    上条 「いや、ただ噎せただけだから大丈…ゴホッ」

    レイ 「ならいいが…今日は早めに寝るといい、洗い物は私がやろう」


    上条 「悪いな、そうするよ…ゴホッ…ゴホッ」


    レイ (……疲れが溜まっているのかもしれないな…)


    垣根 「オラオラーッ! ゴムゴムの銃乱打(ガトリング)じゃーっ!!」カチカチッ!



    00002 「そこでギア2ですっ!」


    打ち止め 「次はチョッパー使ってねってミサカはミサカは垣根にお願いしてみる!」


    00003 「お風呂上がりました」



    00001 「また……やってしまいました……orz」


    一方 「」チーン


    513 = 1 :

    ~次の日~



    垣根 「おっはぃよ~~」


    00002 「おはようございます垣根さん」


    垣根 「うぁ~寝不足だわ、海賊無双やり過ぎた…」


    一方 「クソッ、昨日の記憶がねェ……」


    00001 「すみません……」


    00003 「おや? 上条さんはまだ起きていないようですね」


    打ち止め 「上条さんはお寝坊さん?ってミサカはミサカは朝食を待ち望んでみる」


    垣根 「よしっ! 俺のマッスルインフェルノで起こして来てやんぜ!」フンスッ!!

    レイ (……嫌な予感がするな)


    514 = 1 :

    ちょっと休憩、風呂入ってからまた更新します。

    515 :

    >バターンッ!!


    垣根 「オラーッ! 起きやがれ上条!!」


    上条 「……」


    垣根 「おーい、いつまで寝てやがんだ? 早く起きて朝メシ作れ」ペチペチ


    上条 「……」


    垣根 「ほぅ、どうあっても起きねえ気だな? だったら奥の手だ!」


    垣根 「食らえ! ていとくん特製、朝一番搾りの特濃メルヘンガスッ!!」


    >ぷすぅ~~


    上条 「……」


    垣根 「……」ピクピク…


    516 = 1 :

    垣根 「はっ!?」


    垣根 「危ねえ、危うく自分の屁で昇天するとこだったぜ」


    上条 「……」


    垣根 「つーか上条、いい加減起きろ~」ペチペチ


    打ち止め 「上条さん起きた?ってミサカはミサカは顔を覗かせてみたり」ヒョコッ


    垣根 「いや、さっぱり起きねえんだ」


    打ち止め 「…なんだか変な臭いがするってミサカはミサカははにゃをつまんでみる…」クチャイ…


    垣根 「そんな事より上条だ、起きろ~」


    打ち止め 「上条さん起きて~ってミサカはミサカは何気なくおでこに手を……」


    打ち止め 「熱い!?ってミサカはミサカは垣根に緊急報告!」



    517 = 1 :

    垣根 「おいおい大袈裟だろおちび……やべ、マジで熱い…」


    垣根 「おちび! みんなに知らせろっ! 緊急事態だ!!」


    打ち止め 「ラジャー!ってミサカはミサカはみんなのところにダーッシュ!!」タタタタッ!!!



    垣根 「上条! しっかりしろ!」


    上条 「く……」


    垣根 「?」


    上条 「くさい……」


    垣根 「……」


    518 = 1 :

    一方 「腹減ったァ…」グデーン


    00002 「上条さんの作ったベーコンエッグが待ち遠しいです」


    00003 「いやいや、スクランブルエッグも捨て難いですよ?」


    00001 「しかし遅いですね、何か有ったのでしょうか?」


    打ち止め 「大変大変!ってミサカはミサカはみんなに緊急報告!!」


    一方 「あァ? 何が大変だって?」


    打ち止め 「あのね! おでこの上条さんで大変が熱くて!ってミサカはミサカは…」アセアセッ!


    レイ 「最終信号、牛乳でも飲んで落ち着きたまえ」


    打ち止め 「ングング……ぷはーっ! この一杯の為に生きてる……って違ーう!!ってミサカはミサカはノリツッコミしてみたり!」ウガーッ!!


    519 = 1 :

    一方 「で? 何が大変なンだ?」


    打ち止め 「上条さんのおでこが熱くて大変なの!ってミサカはミサカはあなたに説明してみたり!」


    一方 「でこが熱いだァ? それのどこが大変だってンだ?」


    レイ 「もう少し真剣になりたまえ 一方通行、上条当麻が熱を出したんだぞ?」


    一方 「風邪ってやつかァ?」


    レイ 「まだ断定は出来ない。とりあえず体温計で熱を計った方がいい、体温計はどこにあるんだ?」



    一方 「そりゃオマエ………どこだ?」


    レイ 「えぇ……」


    520 = 1 :

    00002 「まったく、役に立たないモヤシです」


    一方 「うるせェ! じゃあオマエ分かンのかァ??」


    00002 「ふっ。ミサカはモヤシとは違います、体温計くらい……あれ?」


    一方 「分かって無ェじゃねェか」


    00002 「ち、ちょっとド忘れしただけです!」


    00001 「体温計、どこにありましたっけ?」


    00003 「さあ…」


    レイ 「事態は急を要する! 全員で体温計を探すんだ!」


    一同 「あらほらさっさ!」

    521 = 1 :

    一方 「クソッ、ねェぞ」ガサゴソ


    00001 「こっちにもありません…」ガサゴソ


    00003 「体温計め、どこに隠れているのですか!」ガサゴソ


    00002 「見つかりません…」ガサゴソ


    打ち止め 「見つからないよってミサカはミサカは…」ガサゴソ


    レイ 「念のために聞くが、そもそも体温計を買った覚えがあるのかい?」

    一方 「……そう言や買った覚え無ェな」


    レイ 「部屋を散らかしただけと言う結果になったか……」


    522 = 1 :

    レイ 「仕方ない、ちょっと上条当麻のところへ行ってくる、みんなは待っていたまえ」カサカサ


    一方 「00001号、コーヒーくれ」


    00001 「了解です」トテトテ


    00002 「暇ですね」


    00003 「では暇つぶしをしましょう」


    00003 「……」

    00002 「……」

    00003 「バキュンッ!」

    00002 「うっ…」パタッ


    00002 「な……なんじゃこりゃー!?」


    00003 「…」


    00002 「…」


    00003 「…暇ですね」

    00002 「暇です…」


    523 = 1 :

    レイ 「垣根、上条当麻の調子はどうだい?」


    垣根 「それがよ、なんかうなされてんだ」


    レイ 「ふむ、ちょっと熱を計って診るとするか」

    垣根 「そんな機能付けたっけか?」


    レイ 「最近暇なのでね、自分で自分を改造してるんだ」


    垣根 「あ、なるへそ」


    レイ 「………華氏157.8度!?」


    垣根 「いや摂氏で計れよ、何だよ華氏って」


    レイ 「すまん、設定を間違えた」


    524 = 1 :

    レイ 「先ほど計った結果が38度6分、多分風邪だ」


    一方 「この時期に風邪ねェ」


    垣根 「情けねえの、自己管理がなってねーぜ」


    レイ 「何を言う! 上条当麻が体調を崩したのはここにいる全員に責任があると言ってもいいんだぞ!!」


    00001 「あの、一体それはどう言う……?」


    レイ 「上条当麻はこの部屋の家事のほとんどを一人でこなしていたんだ」


    レイ 「そして上条当麻一人に負担をかけた結果がこれだ、全員反省したまえ!」


    一同 「……」


    525 = 1 :

    垣根 「ん? 家事全部って…洗濯も…って事は妹達の下着もか?」


    一方 「!!」


    00001 「そう言えば、毎日いつの間にか洗濯してあります」


    00002 「しかも型崩れしないよう手洗いされていますね」


    00003 「まさか上条さんだったとは」


    一方 「……ちょっと上条にトドメ刺してくる」


    垣根 「あ、俺も行くわ」


    レイ 「安心したまえ、妹達の下着類は最終信号も含めて全て私が洗濯している」


    垣根 「このっ! このっ!」ゲシゲシッ!!


    レイ 「踏まないでくれ壊れる」


    526 = 1 :

    レイ 「それにしても00001号、君の下着は仕分けしやすくて助かる」


    00001 「?」


    レイ 「君は最近ブラのサイズが少し変わっているね? 他の二人はサイズが同じなので分けるのが難しいんだ」


    00001 「///」


    一方 「潰れろオラァ!!」ガンガンガンガンッ!!!


    レイ 「壊れるからやめたまえ」


    00003 「この裏切りミサカめぇーっ!! 貧乳はミサカ達のステイタスではなかったのかぁーっ!!!」


    00002 「どうやってデカくした!? さあ吐けっ! さあさあさあっ!!!」


    00001 「べ、別にコレと言って何も……」オロオロ


    打ち止め 「マッサージしたの?ってミサカはミサカはネットで得た情報を口にしてみる」


    00003 「まさか……、一方通行に!?」



    00002 「モヤシか? モヤシに揉ませてデカくしたのかーっ!!」


    00001 「違いますっ!」



    垣根 「で? ホントのトコどうなん? 揉んでんの?」



    一方 「揉んでねェよ!!」

    527 = 1 :

    打ち止め 「結局上条さんはどうするの?ってミサカはミサカは話しを戻してみる」



    レイ 「とりあえず今日1日上条当麻は絶対安静だ」


    垣根 「え? じゃあ俺達の朝メシは?」


    レイ 「何とかするしかあるまい、誰か料理が出来る者は?」


    一方 「俺がそンな事すると思うかァ?」


    垣根 「台所に立つ男はモテる、だが俺はそんな事しなくてもモテる! 故に出来ん」フッ


    レイ 「期待した私が馬鹿だった…」


    垣根 「まあやってみるか、レッツメルヘンクッキング!」


    一方 「ベクトルクッキングの真髄を見せてやる」


    00001・00002 (カッコイイ……)


    レイ (不安だ……)


    528 = 1 :

    垣根 「垣根と!」


    一方 「一方通行の!」


    一方・垣根 「ベクトルメルヘンクッキング~!」


    垣根 「さあ始まりましたねセロリくん」


    一方 「そうですねェ、つかセロリ言わないでもらえますかァ? ぶっ殺しますよォ?」


    垣根 「掴みは完璧だな、早速始めるか」


    垣根 「とりあえず卵使ってなんか作るって方向で」


    一方 「無視すンじゃねェぞコラァ! ちょっと表出ろやクソメルヘン!!」


    529 :

    待ってた

    530 :

    寝落ちかな?

    531 :

    寝落ちっぽいね
    乙!

    532 = 1 :

    寝落ちしてました↓

    また夜に投下します。

    533 :

    一通さん隣りの部屋の人間の体温くらい計れるだろwwwwww

    534 = 1 :

    こんばんは、残り投下します。

    535 = 1 :

    垣根 「んで? なに作る?」


    一方 「朝メシで卵って言やァ、卵焼きか目玉焼きってトコだろ」


    一方 「え~っとォ、フライパンフライパン……」


    垣根 「待て 一方通行、ここは文明の利器を使おうぜ」


    一方 「あァ?」


    垣根 「スイッチ押すだけで何でも出来る電子レンジに卵をぶち込めば、何かしら料理が出来る筈だ!」



    一方 「!? 朝から冴えてンじゃねェかていとくン」


    垣根 「だろ? 今日の俺はひと味違う、早速調理開始だ!」


    536 = 1 :

    垣根 「レンジに卵を人数分入れて……スイッチオンッ!!」



    >ジーーー……



    垣根 「あとは待つだけだ」


    一方 「案外簡単だなァ」



    >ジーーー……


    一方・垣根 「……」ワクワク



    >ジーーー……ボガンッッッ!!!!



    一方・垣根 「 」



    537 = 1 :

    垣根 「軍曹っ! 卵が爆発したでありますっ!!」


    一方 「卵って爆発すンだなァ…」シミジミ…


    垣根 「ああ、生卵を電子レンジに入れると爆発する事が分かった、これは人類にとって大きな1歩だ」


    一方 「仕方ねェ、フライパンで焼くかァ」


    垣根 「フライパンどこだっけ?」


    一方 「……探すぞ」


    垣根 「まずそこからかよ……」


    538 = 1 :

    レイ 「すまないな上条当麻、冷えピタが無いので濡れタオルで我慢してくれ」


    上条 「ありがとう、ゴメンな迷惑かけて…ゴホッ」


    レイ 「なに、日頃君にはみんな世話になっているんだ、今日はゆっくり休むと良い」


    上条 「そうするよ、それよりさっき凄い音したけど……」


    レイ 「心配はいらないさ、ダスキンでも呼ぶから」


    上条 (一体なにが……)

    539 = 1 :

    垣根 「やっと見つかったなフライパン」


    一方 「苦労したぜェ」


    垣根 「んじゃまずフライパンを火にかけてっと」


    一方 「油も入れるンだよなァ?」


    垣根 「多分な、適当な量と書いて適量と読む、こんくらい入れときゃ間違いねえだろ」



    >ドプドプドプドプドプドプドプ………



    一方 「で? いつ卵入れるンだ?」


    垣根 「そろそろ入れてもいいんじゃね?」


    540 = 1 :

    垣根 「油のっ神よ~っ! この卵を~!」


    一方 「美味しくしたまえェ~!」


    垣根 「卵を~」


    一方 「油にィ~」


    垣根 「ポ~ンッ!!」


    >ジュバッッ!!


    垣根 「ぐわぁぁーーっ?!! 跳ねた油が目にぃぃーー!!!」ゴロゴロゴロゴロッ!!!


    一方 「油って跳ねるンだなァ…」フムフム



    垣根 「熱いよぉ~、目薬くれぇ~……」


    一方 「ロート子供ソフトなら有るぜェ?」


    垣根 「サンキュー」


    541 = 1 :

    垣根 「危うく眼ン玉焼きになるトコだった」


    一方 「とりあえず試作第1号が出来たな」


    垣根 「ちょっと黒焦げたが…まあ大丈夫だろ、この調子でどんどん作ろうぜ!」



    一方 「次は卵焼き作るかァ、卵を混ぜて……油へ流し込むゥ!!」


    …………。



    垣根 「よし。朝メシの完成だ、持って行こうぜ」


    一方 「初めてにしちゃ上出来だろ…多分」


    542 = 1 :

    垣根 「出来たぞー」


    00002 「おおっ! 待ってました!」


    00003 「と言うか待ちくたびれました」


    打ち止め 「もうお腹ペコペコってミサカはミサカはお腹をさすってみたり」


    一方 「俺と垣根の合作卵料理だ、心して味わえ」


    垣根 「舌がとろけて落ちちまうぜ!」


    00001 「それは楽しみです!」ワクワク!



    一方・垣根 「見よっ! これが究極の卵料理だ!」



    『卵だったであろう物体』



    00001・00002・00003・打ち止め 「………」



    543 = 1 :

    一方 「どうした? 食わねェのか?」


    00001 「え…いや、あの……」


    垣根 「遠慮しなくていいぞ?」


    00002 「あ……00003号! 一口いかがですか??」


    00003 「ミサカはダイエット中ですので遠慮しておきます」


    00002 「裏切り者っ!!」


    打ち止め 「じゃあミサカが食べる!ってミサカはミサカは勇気を出して口に入れてみたり!」パクッ!



    打ち止め 「………」


    一方 「美味ェか?」


    垣根 「口からビームでるか?」


    打ち止め 「に、苦いよぉ~ってミサカはミサカは……ふぇぇぇ…」ポロポロ


    544 = 1 :

    一方 「苦いだァ? ンな筈は……」パクッ


    垣根 「おちびにはこのアダルティーな味はちょっと早かったか、どれ…」パクッ



    一方 「……人間の食い物じゃねェな…」オエッ!


    垣根 「豚の餌にも劣るとはまさにこの事だな……」ペッペッ!!!


    00001 「上位個体、牛乳飲みますか?」


    打ち止め 「牛乳がとっても美味しく思えるってミサカはミサカは涙目で語ってみたり」ゴクゴク


    545 = 1 :

    垣根 「料理がこんなにも難しいとは……」


    一方 「上条って凄ェ奴なンだなァ…」


    レイ 「やあ、料理は上手くいっているかい?」


    00001 「それが……」


    レイ 「……みなまで言うな、テーブルにある消し炭がすべてを物語っている」


    レイ 「しかしまいったな、上条当麻にお粥でもと思ったのだが…」


    垣根 「しゃあねー、助っ人呼ぶか」


    00002 「助っ人ですか?」


    垣根 「上条が風邪引いたって言ったら音速で飛んで来る奴をな」テルテル


    垣根 「あ。00003号、一応削板も呼んどけ、人手が多いに越した事ねーからな」


    00003 「り、了解ですっ!(削板さんに初電話のチャンスキター!)」


    546 = 1 :

    ~とあるファミレス~



    佐天 「なんかこのメンバーでお茶するのって久しぶりですよねー」


    初春 「そうですねー」パフェモグモグ


    美琴 「? そうだっけ?」


    黒子 「佐天さんの言う通りですの、最近お姉様は類人猿にばかり……」


    美琴 「そ、そんな事無いでしょ!?」


    黒子 「有りまくりですの! わたくしの中のお姉様成分が不足しているのが良い証拠ですの」


    美琴 「どんな成分よソレ」

    547 = 1 :

    佐天 「じゃあそろそろ始めよっか初春」


    初春 「?」モグモグ


    佐天 「第一回! 御坂さんに質問コーナー!!」ドンドンパフパフッ!!


    美琴 「へ? え??」


    佐天 「御坂さん、彼氏出来たんですよね?」キラーンッ!

    美琴 「ブッ!?」


    黒子 「フンッ! フンッ!!」ゴンゴンゴンゴンッ!!


    佐天 「そ・こ・で、色々質問しちゃおうと思って」


    美琴 「お、お手柔らかにね…」


    548 = 1 :

    佐天 「まず最初の質問は、もうキスはしたんですか?」


    美琴 「はひっ!?」


    初春 「さ、佐天さん! イキナリ飛びすぎなんじゃ…」


    佐天 「いやー、もうキスくらいしてるかなって。で? どうなんですか御坂さん??」


    美琴 「えぅ… キ、キスはし…たけど///」


    佐天 「ちなみにファーストキスはどこで?」


    美琴 「え? い、言わないと……ダメ?」


    佐天・初春 「ぜひっ!!」


    549 = 1 :

    美琴 「は、初めては寮の前で/// アイツの方から」


    佐天 「うひゃー、甘いな~」ニヤニヤ


    初春 「甘いですね~」ニヤニヤ


    黒子 「おかしいですわね、この紅茶何だか血生臭いですの…」ズズー


    初春 「白井さん、血涙が紅茶に入ってますよ?」


    黒子 「ああ、どうりで…」ボタボタ


    佐天 「じゃあ次の質問!」

    美琴 「ま、まだやるの?」

    550 = 1 :

    佐天 「御坂さん、もう大人の階段登っちゃいました?」


    美琴 「ぴっ?!!」


    初春 「そ、そこまで聞いちゃうんですか!?」


    佐天 「もうこうなったら聞くっきゃないでしょ!」


    佐天 「さあ御坂さん! どうなんですか??」


    初春 「やっぱり最初は痛かったですか??」


    美琴 「え……っと、うん、ちょっとだけ痛かった…かな// で、でもアイツ優しくしてくれたし…」


    佐天・初春 「甘ーーいっ!!」


    黒子 「苦いですの! いつのまにか紅茶が真っ赤に染まりましたの!」


    初春 「白井さん、ソレもう紅茶じゃ無くて血涙100%になってますよ?」


    黒子 「ああ、どうりで」ボタボタボタボタ…




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