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    元スレ士郎「人の為に頑張ったヤツが絶望しなきゃいけないなんて間違ってる」ほむら「……」

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    タグ : - Fate + - クロスオーバー + - 衛宮士郎 + - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 = 31 :

    これでは降参だ。
    そもそも戦うつもりではない以上、素直に両手を挙げ、平和的解決を試みる。

    「俺は衛宮士郎。……魔術師だ」

    「何をしにこの街に?」

    「仕事だ。人を1人暗殺しただけだけどな」

    正直に答える。
    その代わりに、こちらの質問に答えてもらってもいいだろう。

    52 = 31 :

    「今度はこっちの番だ。
    何故、あんな化け物と戦っていた?」

    見たところ中学生だ。
    戦う必要なんてない筈だ。

    「それが、―――使命だからよ」

    「そん、な」

    馬鹿な話が在るか。
    在ったとしても、認める訳にいくものか。

    思わず、振り返る。

    「女の子がそんな物を振り回して、戦うなんて間違ってる!」

    「だったら、貴方が代わりに戦ってくれるのかしら?」

    冗談よ、と続ける少女を見据えて、本能が叫んだ言葉を言い切る。

    53 = 31 :

    「いいぜ。戦ってやる。
    そんな巫山戯た使命なんて認めない。
    誰かが戦わなくちゃいけないんだったら、俺が戦う」

    「……正義の味方か何かのつもりかしら?」

    「悪いか?」

    「――――」

    絶句された。
    しかし、衛宮士郎という人間に、それ以外の答えは許されない。

    数秒の沈黙が流れた後、少女が口を開く。

    「なら、うちに来てくれるかしら?
    私を襲っても無駄だし、せいぜい役に立ってもらうとするわ」

    54 = 31 :

    まるで奴隷になれと言ってるような発言。
    そんな物でも、俺には断る理由も必要もない。
    故に、それに頷いた。

    その様子に満足し、歩き始める少女に最後に1つだけ問うた。

    「失礼したわ。私は見滝原中学2年、暁美ほむらよ。
    知っての通り、魔法少女をしているわ」

    魔法少女を名乗った、暁美ほむらを追う。
    これから一体、どうなるというのだろうか。
    ―――結局、魔法少女ってなんなんだ?


    ~ステータス・武器情報が更新されました~

    55 = 31 :

    Status

    衛宮士郎
    属性:中立・善
    スキル
    弓術:弓を用いた戦闘技術。人間として身に付け得る極限の実力。
    剣術:剣を用いた戦闘技術。非常に高い実力で、特に双剣に関しては極限の実力。

    暁美ほむら
    属性:混沌・善
    スキル
    兵器運用:近代兵器を運用する技術。ほぼ全ての兵器を高い精度で使いこなす事が可能。
    破壊工作:爆発物やトラップを扱う技術。熟練の工作員に迫る実力。

    56 = 31 :

    Weapon

    無銘・弓
    衛宮士郎が使用する黒い長弓。
    射撃の際には、矢、或いはその代用となる物を用意、投影する必要がある。
    随所に魔術的に強化が施された複合弓であり、
    速度と射程は注いだ魔力量に比例し、最速マッハ10、最大5kmに及ぶ。
    が、射出する物の強度に適した魔力量を考慮しなければならない為、
    あくまでも参考値である。
    衛宮士郎の逃亡生活中に作成した物だが、非常に大きな武器である為、
    普段から使用されている物は投影魔術で作った贋作である。
    本物は何処かに保管されているようではあるが、
    その在処を知るの者は衛宮士郎ただ1人である。
    余談だが、衛宮士郎の弓術は標的を狙うものではなく、
    標的を射抜くイメージを完成させてから構える為、
    その矢が外れた事は、わざと外した1回のみである。
    よって、回避するには衛宮士郎の想像を凌駕する行動をとればよい。

    干将・莫耶
    衛宮士郎が好んで使う双剣。
    黒い陽剣・干将と白い陰剣・莫耶の夫婦剣であり、
    2本の間には互いを引き寄せ合う、という強い絆が存在する。
    剣としての性能も高いが、至術、式典用の魔術兵装としての側面も持つ。
    揃えて装備すると、対魔術と対物理が向上する。
    宝具としてのランクはC-だが、真名開放により対怪異の概念武装として使う事が可能。
    衛宮士郎の趣向で、刀身には魔除けを兼ねて、
    理想の輝きを詠った言葉が刻まれている。
    鶴翼欠落不。
    心技泰山至、
    心技黄河渡。
    唯名別天納。
    ―――両雄、共命別。

    57 = 31 :

    さて、今回はこれで終了です。

    最初に言い忘れてましたが、このSSの主人公は士郎だけでなく、ヒロインと兼任でほむらもです
    2人の視点が行ったり来たりする構成となります
    2人が同時に居る場合は、日常パートをほむら、戦闘パートを士郎の視点とする事が多いです
    また、次回から登場人物も増えるので、Interludeが入ることがあります。
    ですが、きのこの三人称視点の書き方にイマイチ慣れないので、少し難産になりそうです

    あと、今回途中で指摘がありましたが、こんな感じに意見していただけると助かります
    1レスの長さはこれでいいか
    改行はこんな感じでいいのか
    是非ご意見お願いします

    58 :

    >>1
    固有結界と魔女の結界て同じ設定?

    59 :

    名前欄のあれはどうにかして欲しい、空気ぶち壊しだから

    60 = 31 :

    話が変わりますが、今日はロッテ戦専用チャンネルのイメージなBS11でZeroが放送ですね
    なんだか話題になってる、おっさん2人がぐるぐるってのが楽しみです


    最後に、キャラアンチな発言をした方は、もれなくタイガー道場へ連行しますので
    間違ってもPザとか、ぼCHとか言わないように

    61 = 31 :

    >>58
    士郎の目には固有結界のように見えたんでしょうね
    似てはいますが、他者が侵入できたりと異なる所もありますので、厳密には別物ということで

    >>59
    了解しました
    次回から廃止します

    62 = 58 :

    >>61把握あとレスの長さはこれ位でいいと思うよ

    63 :

    ほむほむ魔術師どころか魔法使いレベルか

    64 = 58 :

    >>61把握
    あとレスの長さはこれ位でいいと思うよ

    65 = 63 :

    ほむほむ魔術師どころか魔法使いレベルか

    66 = 58 :

    >>61把握
    あとレスの長さはこれ位でいいと思うよ

    67 = 58 :

    うわ連投スマソROM利増す…

    68 :

    乙。
    文頭を一マス開けるのってここでできたっけ?
    あと今の2~3レスをひとつにするくらいがいいかも。今の感じだとぶつ切りになってしまってる。
    ともかく期待してますね。

    69 :


    いいね、wktkしてきたぜ

    個人的には、1レスの長さは今回の2レスぶんくらいがいいんじゃないかな

    70 :

    これは期待できそうだな
    無限の剣製がないのは残念だけど。別に使えるようにしろとは言ってないからね。
    あの無限の剣製の詠唱が自分的にはかっこよくて好きだったから残念だと思っただけだから

    71 :

    期待しよう

    72 :

    フルンディング、エクスカリバーあたりならワルプル倒せそうだな
    この士郎が使えるかどうかは分からないけど

    73 :

    ほむほむが士郎に惚れるなんていう安易な展開は無いよね?

    74 :

    士郎にほれるのはありっしょ
    ただ安易にそうなるのが嫌なのには同意だけど
    とにかく乙でした
    名前欄のあれとか俺は好きだ

    76 :

    メガネほむらがほれるなら容易に想像しやすいけどなー
    あの子すぐになついて「士郎さん」とかすぐに言いそうだ

    77 = 74 :

    メガほむとほむらは別人みたいだよな

    78 :

    普通まどかと魔法少女まどかもまるで別人だよな

    79 = 76 :

    普通まどかと魔法少女まどかは覚悟の違い
    メガほむとほむらは、英霊エミヤと士郎みたいに人は時間が経てば変わるんだよ・・・
    昔、お前らも今みたいじゃなかっただろ?

    80 = 74 :

    >>79
    的確すぎるからやめて

    81 :

    そういう意味じゃ士郎とほむほむって相性いいかもな
    お互いにお互いのことを理解できるだろうし

    82 :

    士郎って、「やり直し」は否定してなかったか?

    83 :

    そもそも人間なのに善っておかしくね?
    中立中庸がデフォだろ

    84 :

    少なくともほむほむは善ではないな。まどか至上主義で、そのためなら悪とか厭わない
    同じ理由で、士郎はやり直しを否定してるけど現時点でのほむほむにはだから何?だろう

    85 :

    第5次アーチャーというか、士郎は中立中庸のはずだけど…
    それと、ほむらは目的を果たすためには手段を選ばないし(ヤクザや自衛隊から銃火器を窃盗してる)
    少なくとも善じゃないと思う(中立中庸あたりか?)。

    86 :

    アーチャーの属性が士郎のデフォかは分からないけどな
    世界側の存在になってないし、生前アーチャーみたいにテロリストみたいなこともしてないだろうし

    87 = 85 :

    >>86
    すでに、この話じゃあ証拠の挙がっていない犯罪者を暗殺というテロリスト紛いの事してるけどな。

    88 :

    属性は行為で変化するものじゃないだろ、メガテンじゃないんだから
    生前の行い反映したらアーチャーさんが混沌・悪になっちまうよ

    89 :

    型月作品とのクロスは荒れるか議論厨が沸くかのどちらかだ!
    頑張ってください。

    90 :

    >>89煽るなよ…

    91 :

    目の前の事を片付けず先の事を考えたり、自分の事を放ったらかして他の人を参考にしようとする
    そんな事をやってたら一週間経ってしまいました
    とりあえず二日目の分は出来ましたので、寝て起きて見直したら再開します。
    お待たせしてしまい、すみませんでした
    おやすみなさい

    92 = 91 :

    面白いネタを思いついたけど、メモしておかなかったら忘れてしまった
    まあ忘れるくらいなら、元々たいしたネタでもなかったのだろう

    >>72
    投影は出来ませんが約束された勝利の剣なら余裕でしょうね
    赤原猟犬はhollowでは凄かったですけど、べオウルフの伝説を考えると全く役に立たないかと

    >>属性云々
    コンマテ3によると属性は、秩序・中立・混沌という3つの方針と、善・中庸・悪という3つの性格から構成されます
    1つずつ解決すると、

    >>83はその通りですが、周囲の環境による影響で人は色々な属性に変化すると思います

    >>84の特定人物の為に犠牲を厭わないという姿勢は混沌・善に分類されます
    メデューサは実際に桜の為になら何でもやる、という姿勢でしたしね

    >>85については、中庸か善かが、英霊エミヤと衛宮士郎の決定的な違いと考えています

    >>88に関して、英霊エミヤの行動の基本は秩序維持なので、破壊活動も行うとは言え方針が混沌となる事はありません
    むしろ、HFの士郎の方がずっと混沌かと


    という訳で始めます
    あと、暗殺はテロリスト紛いの事じゃなく、テロリズムそのものだと思います

    93 = 91 :

    ワルプルギスの夜まであと16日



    朝7時。
    美味しそうな匂いに釣られて目を覚ます。
    キッチンには男の人が居た。
    彼は私が起きたのを見ると、にこりと微笑みかけ、

    「おはよう、暁美。
    朝飯、もうすぐ出来るから顔を洗ってこい」

    なんて、お母さんみたいな事を言った。
    ぼーっとした頭のまま、洗面所へ向かう。
    冷たい水は私の思考をクリアにしてくれる。

    ―――思い出した。
    昨晩の魔女退治の際、私は魔術師を名乗る男と出会ったのだ。
    俄かには信じられない話ではあるけど、
    確かに魔女の元に行くまでに、使い魔が倒されて出来た道があった。
    彼、衛宮さんは魔法少女が魔女と戦う事に異を唱え、
    代わりに戦うと言ったので、協力してもらう事にした。
    私はワルプルギスの夜を倒さなければならない。
    その為の戦力は多いに越したことはないのだから。

    94 = 91 :


    それにしても、

    「正義の味方、ね」

    自然と笑みがこぼれた。
    いい年をして、彼はそうである事を否定しなかったのだ。
    随分と変わった人だ。
    部屋に入った途端、

    “話は後にしよう”

    と言って、出しっ放しだった資料や銃のパーツを片付け始め、
    挙句の果てには碌に使われてなかったキッチンや使ったきりのお皿まで洗ってしまった。
    その分、全て終わる頃には時間もかなり遅く、結局話は今日に持ち越されたのだ。
    そうそう、いざ寝ようという時も、

    “女の子と同じ部屋で寝る訳にはいかない”

    なんて言って、彼は何もなかった押入れの上段に潜り込んだのだった。
    その様子はずっと前にテレビで見た、青いロボットのようで面白かった。

    「よし」

    いつもの制服に着替えて、六畳ばかりの部屋へと戻る。

    「待たせたわ」

    理想の自分を演ずる為の仮面をして、衛宮さんの待つテーブルに着いた。

    95 = 91 :

    「いただきます」
    「いただきます」

    手を併せ、声を合わせて挨拶をする。
    テーブルの上には白いご飯と塩鮭に、じゃが芋と大根のお味噌汁。
    こんなに食事らしい食事は久しぶり。
    だと言うのに。

    「悪いな。急な話だったから、大した物が作れなかった」

    なんて。
    ―――美味しい。
    なんでもない筈の食事が、こんなにも幸福を感じさせてくれる。

    「しかし、女の子があんな物ばかり食べてちゃ駄目だぞ。
    成長期なんだからさ」

    このご飯は衛宮さんが朝一で買ってきてくれたそうだ。
    うちには冷凍食品と、何処でも食べられるような
    軍用糧食しかなかったのだから、全く当然であるのだけど。

    「反省はしてるわ」

    もぐもぐ。
    むぐむぐ。
    ほむほむ。
    ごくん。

    「ごちそうさまでした」
    「ごちそうさまでした」

    96 = 91 :

    「はい、お粗末さま」

    食器をシンクまで持っていった後、お茶を出してくれた。
    ずず、と一口飲み、頭を切り替える。

    「それで、魔術師というは何かしら?」

    ごたごたしていたうちに訊けなくなっていた質問。
    衛宮さんも真剣な表情へと変わる。

    「魔術師ってのは、簡単に言えば、魔力を使って神秘を為す者の事だ。
    正確にはある目的を持った学者みたいな連中だけど、
    俺は違うからその辺りは割愛させてくれ」

    なるほど、夢物語の中の理想的な魔法使いみたいなものね。
    魔法少女と違って、綺麗な存在だ。

    さて、私も彼の疑問に答えるのが筋でしょう。

    「貴方が昨晩遭遇したのは魔女と呼ばれる者よ。
    原因不明の事故、動機不明の事件や自殺の中には、魔女が引き起こした物が多くあるわ。
    そして、それを狩る者が私たち、魔法少女。
    1つの願いの代償に、戦う事を運命付けられた少女たちよ」

    嘘は言ってない。
    しかし真実も話していない。
    正義の味方なんて言うような人に全ての事を話せば、何を言い出すか判らない。

    ―――そう、彼は利用するだけ。
    あの子を、鹿目まどかを救う為ならば、私は誰に恨まれようと構わないのだから……。

    97 = 91 :


    きんこんかんこん。

    校舎全域に響き渡る鐘の音。
    これで午前の授業が終わる。
    もはや何度目かも考えたくない授業内容が続く毎日。
    今日のそれは漸く半分が片付き、約1時間の昼休みが始まった。
    ある人は友人と1つの机を囲みながらお弁当を広げる。
    またある人は、談笑しながら教室の外へ出て行き、恐らく学食へと向かう。
    食事が終われば、食後の運動に励む人、午後の予習を行う人と、
    様々な昼休みの過ごし方があるのでしょうね。
    しかし、私の場合は他の人とは異なる。
    放課後に向けての対策を練る事が私の昼休みだ。

    98 = 91 :

    ―――今日はお菓子の魔女が出現する日。
    病院という場所の関係上、その魔女は他とは比べ物にならない強さを持つ。
    現在この街には巴マミしか魔法少女が居ないので、必然的に戦う事となる。
    本来彼女は強い魔法少女なのだから、
    あまり気にする必要もないのでしょうけど、今回はそういう訳にもいかない。
    鹿目まどかと美樹さやかを連れて、魔法少女体験コースなんて巫山戯た事をしているのだ。
    1対1なら勝てる相手でも、非戦闘員を庇う為に敗れる可能性は否定出来ない。
    そうなれば、結局まどか達にも危害が及ぶ。
    もしそれを切り抜けたとしても、その出来事はまどかのトラウマとなる。
    まどかが悲しむ……。
    本音を言えば、私だってそれは悲しい。

    机の上に出したお弁当をちらりと見る。
    巴さんの信用を得られなかった今回、私の代わりに動ける切り札(カード)が在る。
    衛宮さんは午前のうちにホテルを引き払って、今頃家で待機している筈だ。
    彼があの魔女に勝てるとは思わないけれど、囮にぐらいはなると思う。

    99 = 91 :

    「ほむらちゃん、今日お弁当なんだね。
    あの、ね。よかったら一緒にお昼食べ、ない……?」

    だめかな、と消え入りそうな声。
    まどかが昼食の同伴を誘ってくれた。
    あんな態度をとったのに、こうして接してくれるなんて……。

    「えー。まどか、こんなヤツと話すのやめときなよ」

    まどかの親友、美樹さやかは敵と決めた相手にはとことん厳しい。
    多少棘が鋭いものの、こっちの方が普通の反応ね。

    「そんな事言っちゃダメだよ、さやかちゃん。
    ほ、ほら。行こ、ほむらちゃん?」

    私の腕を強引に引っ張るまどか。
    ああ……、貴女は優しすぎる。
    そんな貴女の為だからこそ、私は戦っていけるのだけれど。

    「悪いけど、今は一人で居たいの」

    まどかの手を払い、教室の外へと歩く。
    私はまだ、甘い誘惑に乗ってしまってはいけないのよ……。

    「ほむらちゃん……」

    「ほら。ああいうヤツなのよ」

    …………ごめんなさい。

    100 = 91 :

    ―――午後の授業も終わり、放課後となった。
    鹿目まどかを救う為の関門の1つ。
    それが、あと1時間程度で始まる。

    鹿目まどかたちをストーキングして、いつも通り病院へと着いた。
    中を少し覗けば、美樹さやかの愚痴る声が聞こえる。
    私は統計に従い、駐輪場の方へ回った。

    「見つけた……!」

    魔女の卵、グリーフシード。
    間違いなく、今日が運命の分岐点(ターニングポイント)だ。
    最悪の運命だけは捻じ曲げる為、彼をここに呼び出す―――!


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