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    元スレレッド「オリジナルガイドマップでも作るかな」

    SS+覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - シロ奈 + - ポケモン + - レッド + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    551 = 1 :

    カミツレ「……エモンガ」

    エモンガLv:25「ちょろきゅー」

    レッド「火炎放射」

    エモンガは倒れた

    カミツレ「……私の手持ちはもうないわ」

    フウロ「早くゼブライカをだしな」

    カミツレ「……ゼブライカ」

    レッド「火炎放射」

    カミツレに勝った

    カミツレ「…………これ」

    レッド「どうも。ライモンポケモン強いもん」

    カミツレ「…………」ツーン

    552 = 1 :

    フウロ「あっ!カミツレちゃん、ほら始まった!!」

    ジングル『ドゥワー発見!ジム!リーダー!』

    ページ『はーい!街で見かけたジムリーダーの噂を集めるコーナーだよ!今日のおたよりはこちら!ペンネーム…赤帽子さん。探せばすぐに見つかりそうですね。……えーっと今日は赤帽子さんの出来事みたい。【ジムリーダーのカミツレさんと戦ったんですけど……すごく弱くて…前回の放送でライモンポケモン強いもんと言ってたので期待したんですが拍子抜けしました。まさに、[カミツレ ポケモン ザコいもん]って感じでした。頑張って鍛えて欲しいです!ざーこ☆】……なんか失礼だけど、まあいいや。発見!ジムリーダー!みんなのおたより待ってるぜ!』

    カミツレ「」

    レッド「」

    フウロ「ツーショットの写真撮っとくね」

    パシャリ

    フウロ「それにしても赤帽子さんって嫌な人だよね」

    カミツレ「……あなた?」

    レッド「ちげーよ」

    カミツレ「……とりあえず、これは傷ついた。慰謝料を請求する」

    レッド「だから俺じゃねーし!!」

    カミツレ「まずはフウロ50万円」

    フウロ「は?」

    カミツレ「赤帽子の貴方25万円」

    レッド「ちょまっ!!」

    カミツレ「これは悪質じゃない!」

    レッド「だから俺じゃねーって」

    カミツレ「でも明らかにフウロは見計らって発見ジムリーダーを流した。これは悪質」

    フウロ「カミツレちゃんの悪口は言わないよ」

    カミツレ「悪質だろ。だって誰も笑わなかったのが悪い!!」

    レッド「あっ、ペンネーム:びりびりスーパーモデルさん」

    フウロ「びりびりスーパーモデルさん」

    カミツレ「…………貴方達嫌い」

    553 = 1 :

    5番道路

    レッド「次はホドモエシティか」

    フウロ「いや~自転車って速いね」パシャ

    レッド「何故荷台に?」

    フウロ「座るところないから」

    チェレン「やあレッド……にフウロさん」

    「おお!フウロではないか!」

    レッド「チェレンか。この人は?」

    フウロ「チャンピオン……この人は?」

    チェレン「……チャンピオンのアデクさんだよ」

    アデク「チェレン君だ」

    フウロ「知ってましたよ」

    レッド「で、チャンピオンが何故こんなところに?」

    アデク「旅」

    レッド「なんだ。じゃあ行きましょう」

    フウロ「それじゃあね」

    554 = 1 :

    チェレン「まあまあ、もうちょっと話していきなよ」

    レッド「特に話すことはないな……チャンピオン…いや、ポケモンリーグの人は嫌いなんでね」

    アデク「お主のバッジ……カントーのだな?」

    レッド「だから?」

    アデク「お主はなぜここに?」

    レッド「観光だよ」

    フウロ「じゃねー」

    チェレン「レッドって最初の頃の旅の目的ってなんだった?やっぱりチャンピオン倒すことだよね?」

    レッド「……」

    アデク「チャンピオンになってどうするつもりだね?」

    チェレン「?……強さを求める以外に何があるのですか?」

    アデク「それ以外にもいろいろある」

    レッド「チャンピオン頼みがある」

    アデク「どうした?てか、話聞かずチャリ漕いでたろ?」

    レッド「橋を通りたいから降ろしてくれ」

    アデク「ふむ。任せろ」

    555 = 1 :

    フウロ「いや、まさかカミツレちゃん達が橋の制御をしているなんて思ってなかったよ。あとさっき脅しみたいな連絡が来てね」

    レッド「何?」

    フウロ「カミツレちゃんってモデルの仕事してるから、そのファン達が大激怒。赤帽子を片っ端から潰してるって」

    レッド「」

    チェレン「どうしたんだいレッド?顔真っ青だよ?」

    レッド「何でもねぇ……」

    アデク「……すまん。無理だった」

    レッド「」

    チェレン「……どうすればいいのですか!?」

    アデク「どれ、チェレン君はわしのポケモンに乗って送ろう。2人は話を聞いてなかったから自力頑張りなさい。まぁ、フウロいるしなんとかなるだろ。またの」

    ベル「待ってー」

    アデク「ん?」

    ベル「私も乗っけってって!カミツレさんがそう言ってたの」

    アデク「よかろう」

    レッド「俺もー」

    フウロ「私もー」

    ばっさばっさひゅーん

    レッド「」

    フウロ「」

    アデク「頑張れよ!若い者達よぉおおお!!!!」

    556 = 1 :

    フウロ「私ジムリーダー」

    レッド「いや、どうするよ」

    フウロ「カミツレちゃん、本当に怒ってるみたい」

    レッド「俺は冤罪」

    フウロ「まあ、貨物機で共犯」

    レッド「てか、あれの真実は何なんですか?」

    フウロ「雷」

    レッド「……」

    フウロ「……」

    レッド「……とりあえず、どうにかしないと…」

    フウロ「カミツレちゃんには頭を下げたくない」

    レッド「下げたら楽なんだろうな」

    557 = 1 :

    フウロ「……いや、こうなったら奥の手だね。レッド君、私が自転車漕ぐよ」

    レッド「はい?」

    フウロ「私をただの巨乳女とバカにしないで!!」

    レッド「え?」

    フウロ「え?」

    レッド「……」

    フウロ「レッド君は私をどういう目で見てたの?」

    レッド「ライモンシティまではジムリーダー。ライモンシティから露出お姉さん」

    フウロ「……うわっ恥ずかしい!!」

    レッド「どうでも良いからどうするの?」

    フウロ「え?……ああ、荷台に乗って私にしっかり捕まって」

    フウロ(まさか、全然いやらしい目で見てなかったなんて……見直したよレッド君……ただね…私は………)

    558 = 1 :

    フウロ「私は露出狂お姉さんじゃない!!」キコキコ

    レッド「うん?戻ってどうするんです?」

    フウロ「…………口閉じてないとした噛むよ」キコキコ

    レッド「?」

    フウロ「……行くよ!」キコキコ

    レッド「え?ちょっ!!まさか!!」

    フウロ「大丈夫!私は慣れてる!!」

    レッド「俺の心配は!?ねえ!?」

    フウロ「大体斜面40度くらい余裕余裕!!」キコキコ

    レッド「いやこれどう考えても80度はあるだろ!!こえーよ!!!」ギュゥ

    フウロ「私は!!大空のぶっとびガールだぁあああああああ!!!!」

    ばっ

    レッド「うそぉおおおおおお!!」

    フウロ「自転車だって乗り物だもんっ!!!」

    レッド「カッコいい!……けど、まずい!飛距離が!!」

    フウロ「……いつから私の結っているのを髪留めだと錯覚していた?」

    レッド「なん……だと…?」

    フウロ「回れ!髪留めプロペラ!!!」

    くるくる

    レッド「それはプロペラにならねーよ!!」ビシッ

    フウロ「あ」

    レッド「あ」

    フウロ「……後で助けに行くから生きててね。スワンナ!荷台から私を支えて!!」ニコッ

    スワンナ「ぴぷぇえええ」

    レッド「ちょまああああああああああああああああ!!!!!!!!」ヒュー

    フウロ「とりあえず、エモンガみたいに抵抗受けレバイイカモ……」

    レッド「エモンガ……そうか!」バッ

    レッド「これでどうだって全然ダメじゃーん!!うわあああああああああああああああ!!!」ヒュー

    559 = 1 :

    冷蔵コンテナ・コンテナ内部

    ヴィオ「お前達寒いぞ!もっとワタシをくるめ」

    チェレン「やれやれ。寒いのはメンドーだけど外まで案内するよ」

    ベル「したっぱさん達が可哀想だよお」

    ヴィオ「今預かっているのは王の友達のポケモン。こんなところで傷つけられるわけにはいかぬ」

    あああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

    ヴィオ「こいつらを蹴散らせ」

    チェレン「ベル!大丈夫?いけそう?」

    ベル「うっ、うん」

    あああああああああああああああああああああああああああああああ

    プラズマ団したっぱ「七賢人様のために戦う」

    ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

    チェレン「それにしてもどこからかレッドの叫び声が聞こえる」

    ああああああああああああああぐええええええっ

    ベキャ!ガンッ!!

    ヴィオ「ぐわっ……うう~ん」バタリ

    プラズマ団したっぱ「七賢人様あああああああ!!!」

    チェレン「なんだ!?コンテナが急に凄い凹んでそれが偉い奴に直撃したぞ!!」

    ヤーコン「おお!こんなところにいたのか!?お前達、お手柄だったな。お前等こいつらを連れて行け」

    作業員「ラジャー」

    ヤーコン「それにしても……コンテナが凹んでいる…天井にも穴空いてるし……謎だな…修理せねば……」

    560 = 1 :

    冷蔵コンテナ・屋根上

    フウロ「レッド君大丈夫?」ビシバシ

    レッド「骨折れたと思う。多分」

    フウロ「でも、助けるのに凄い苦労したよ。まさかすぐにヤーコンさんが来るとは思ってなかったし……共犯とばれたら私までコンテナ弁償しなくちゃならないし」

    レッド「……でも助けてくれてありがとうございます」

    フウロ「あーうん……でもね」

    レッド「……ん?」

    フウロ「自転車が犠牲になった」

    レッド「Oh」


    ホドモエシティ

    レッド「…………よう」ボロッ

    チェレン「あっ、レッドにフウロさん……レッド大丈夫なの?」

    ベル「さっきレッドの声聞こえたけどやっぱりプラズマ団に襲われたの?」

    フウロ「まあね、レッド君は私を守るためにこんなん傷だらけになっちゃったけどね」

    レッド「……ジム空いてる?」

    チェレン「あっ、良いよ。僕とベルはここで一回バトルしてから行くから」

    レッド「じゃ、お先に」

    561 = 1 :

    ホドモエジム

    ヤーコン「……強すぎ…だがそれでいい」

    フウロ「写真に写ってあげてください」

    ヤーコン「観光の記念か。良いだろう」

    パシャリ

    ヤーコン「次はフウロが相手なのか。なら6番道路の洞穴から行くのか。なら先に行って待ってくれ。これをやる」

    レッド「どうも」

    フウロ「…………」


    ホドモエシティ

    レッド「で、ここってどういうところ?」パシャ

    フウロ「簡単に言うとイッシュの玄関かな。たくさんの品物が流通してる港町」

    レッド「へー……それにしてもこれマジ邪魔だ」ズルズル

    フウロ「フキヨセシティに行ったら直してあげるから」

    レッド「でも、あの大ジャンプのお蔭でもあるし、感謝してるよ。ありがとう」

    フウロ「!」ズキューン

    フウロ「……あ、いいよ」テレッ

    562 = 1 :

    6番道路

    レッド「いや、都会に来たと思ったらまた田舎道か」パシャ

    フウロ「全てが都会って訳じゃあないね。カントーだってそうでしょ?」

    レッド「まあ、そうだね」

    フウロ「はぁ……」

    レッド「?どうかしたの?」

    フウロ「なんでもなーい」


    でんきいしのほらあな

    レッド「なにこれ?」

    フウロ「えっと何かの巣」

    レッド「カメックス、うずしお」

    フウロ「ちょっと待ってこの中でうずしおしたら……」

    レッド「ん?」

    フウロ「私、ちょっと外にいる!!」ダッ

    カメックス「ぐぅわぐわ」

    ゴゴゴビリビリ

    レッド「ぎにゃあああああああ!!!」

    ヤーコン「おう、早かったなってデンチュラの巣を除去したのか」

    レッド「電気系っすか」

    ヤーコン「そうだ。フウロは外で待ってたみたいだがな」

    フウロ「だって、痺れたくないもん」

    563 = 1 :

    ヤーコン「まあ頑張れ!好きなようにやってけ!限界を決めるのは自分って事だからな!!」

    レッド「話飛んだなー」

    フウロ「さて、ここは苦手だから早めに出よう」パシャ

    レッド「……俺も電気対策は不完全だしな」

    フウロ「……へー」

    レッド「…………まあ、そんなことよりも出てきたらどうだ」

    フウロ「……ざっと3人だね」

    バッ

    ダークトリニティ1「……………………こい」

    レッド「断る」

    ダークトリニティ「……」チャキ

    レッド「おいおい、反則だろ」

    フウロ「素直に行くしかないんだね」

    レッド「わかった。だが、そこのお前これを持て」

    ダークトリニティ3「…………おもっ」

    ダークトリニティ2「N様、連れてきました」

    ダークトリニティ3「……ほら」

    レッド「ご苦労」

    564 = 1 :

    N「ありがとう。久しぶりだねレッド。今の連中はダークトリニティ。プラズマ団のメンバーだよ」

    レッド「またお前か。デートはしたくないんだけど……」

    N「電気石の洞穴……ここ良いよね」

    レッド「出口どこ?」スタスタ

    フウロ「こっち」スタスタ

    シュン

    ダークトリニティ「…………」チャキ

    レッド「」

    フウロ「」

    N「さて、キミは選ばれた……そう思うと驚くかい?」

    レッド「悪い話を聞いてなかった」

    フウロ「3行で」

    N「…………」

    N「ここは素晴らしい場所
      キミは選ばれた
      驚くかい?」

    レッド「ごめん。やっぱり話がわかんない」

    N「……まあいい。ダークトリニティのお蔭でゲーチスは逃げれた。そしてキミ達の事を調べたらしいよ」

    フウロ「わかったわかった。あんまりうるさいとポイントの景品あげないよ」

    ダークトリニティ2「それは困る!!あの特大貨物機型ぬいぐるみは長年の夢だった」

    フウロ「なら、ここでの話は終了」

    ダークトリニティ2「N様、終わりです」

    N「何てことだ……」スタスタ

    565 = 1 :

    レッド「……何がしたいんだ?」

    フウロ「さあ?」

    ベル「おーい!」

    レッド「ベルじゃないか」

    ベル「知ってる?動いてる石は押せば動くんだよ」

    フウロ「知ってる」

    ベル「」

    レッド「」

    アララギ「フウロさん、ベルに冷たく当たっちゃだめよ。ハーイレッド!元気?」

    レッド「波瀾万丈です」

    フウロ「アララギさんはどうしてここに?」

    アララギ「私はパパに頼まれてギアルを調べに来てるの。人使い荒いよね。でも私が好きで調べてるから楽しいんだけどね」

    レッド「へ~」

    ベル「フウロさんって次のジムリーダーなんですよね?」

    フウロ「まあね」

    ベル「絶対に負けませんよ!!」

    フウロ「ふふふ。楽しみにしてるよ」

    ベル「む~……ここでちょっと鍛えていこ」

    レッド「頑張れよ」

    フウロ「……」

    バキッ

    レッド「……何故だ」

    フウロ「いや、私にも応援して欲しかった」

    レッド「ジムリーダーだから十分でしょ」

    バキッ

    レッド「……頑張れよベルなんかに負けるなよ!!」

    フウロ「任せてよ!!」キリッ

    566 = 1 :

    レッド「ところで、出口は?」

    フウロ「……迷った」

    レッド「なんてこった」

    フウロ「こっち?」

    レッド「いや、俺に言われても……」

    フウロ「まあこっちじゃあない?多分」

    レッド「……まあ石動かせばいいか」グイ

    フウロ「あっ!こっちこっち……多分」

    レッド「多分って」

    2時間後

    アララギ「あら?まだいたの?私はもう帰るし、ベルもフキヨセシティに行っちゃったわよ」

    レッド「……」

    フウロ「……ごめんなさい」

    567 = 1 :

    レッド「いや、別に謝らなくて良いんだけど。こっちもこれが重いし」ズルズル

    アララギ「ちなみにフキヨセシティはこっから正反対の場所だけど……ここはホドモエシティに行っちゃうわよ」

    フウロ「」

    レッド「」

    アララギ「じゃあ私はこれで……頑張ってね!」

    レッド「」

    フウロ「」

    レッド「…………って事でやっと出口近くまで来ました」

    フウロ「疲れたねー」

    レッド「…………まあね、そして頼む!次は何の用だ?」

    ダークトリニティ1「…………こい」

    レッド「これ!」

    ダークトリニティ3「…………捨てろよ」

    レッド「お前しゃべるんだな」

    568 = 1 :

    ダークトリニティ2「…………この先に降りる階段がある」

    レッド「本当?」

    フウロ「…………あ、そういやあった」

    レッド「マジか☆マギカ」

    ダークトリニティ2「そこでプラズマ団がお前達を待ち構えている」

    レッド「」

    フウロ「」

    プラズマ団したっぱ「勝負だコラッ!!」

    レッド「」

    フウロ「……頑張ってくれない?そんな顔しないでよ」

    レッド「そんな事言ったって……」

    フウロ「……フキヨセシティ着いたら私の家で寝ていいから」

    レッド「寝たいから頑張る」

    プラズマ団したっぱ「早く出せよ!ポケモン!!」

    レッド「今思ったけど……自由を作りたいならポケモン逃がせや!ゴラァア!!!」

    フウロ「……今思えばそうじゃん」

    レッド「ほら逃がせ」

    プラズマ団したっぱ「はい。バイバイ、レパルダス」

    フウロ「あ……でも、ここって電気タイプの巣だからレパルダスのような悪タイプはお断りだよね」

    レッド「そうじゃん。お前何ここで逃がしてるんだよ」

    プラズマ団したっぱ「テメェエエエエ!!!」

    569 = 1 :

    出口付近

    N「遅かったね」

    レッド「迷ってな」

    N「多くの考えが交じり合い世界は灰色に染まっていく……ボクはそれが許せない」

    レッド「わかったから退いてくれ」

    N「ポケモンと人間を切り離し、白・黒ハッキリ分ける」

    フウロ「わかったから退いてくれない?」

    N「そうしてこそポケモンは完全な存在になれるんだ!これこそがボクの夢!叶える夢なんだ!!」

    レッド「早くどけ」バシッ

    N「レッド!君には夢がないか……残念だ…やっぱり人間に理解は出来ない……キミの心を折るしかないのか」

    フウロ「やだ、レッド君コイツ怖い」ギュッ

    レッド「俺も怖いよ……仕方がない…エーフィ」

    エーフィ「きゅろぴぅうん」

    レッド「サイコキネシスでNをあっちに吹っ飛ばしてくれ」

    エーフィのサイコキネシス
    Nの身体が浮いてどこかに飛んでいく

    N「クッ!理想を追い求めてられるか!やっぱり伝説のポケモントトモダチニ……」

    フウロ「……疲れた」

    レッド「そりゃ本当にね」

    570 = 1 :

    フキヨセシティ

    レッド「…………」パシャ

    フウロ「帰ってきました!!」

    レッド「スゲー滑走路がある」

    フウロ「とりあえず、ちょっと報告してくるから待っててよ」

    レッド「わかった。すげー」

    レッド「……へー。あんなとこ塔がある」

    レッド「登ってみたいけどもう足が動かないな」

    レッド「てか周りは真っ暗なのによく塔なんて見えたな。視力良くなってきたな」

    レッド「まあ、元から良いんだけどね」

    フウロ「……ただいま」

    レッド「おかえ……生気がない。ただの抜け殻みたいだ」

    フウロ「……レッド君…お願いがあるの」

    レッド「何ですか?」

    フウロ「私と契約して借金返済しない?」

    レッド「は?」

    フウロ「実は……」

    571 = 1 :

    回想・カーゴサービス

    フウロ「え?……借金?………私の?」

    上司「うん」

    フウロ「え、えええ!!ちょっと待ってくださいよ!!貨物機なんて私の生涯のお金じゃ弁償し切れませんよ!」

    上司「ああ、貨物機は事故だから仕方がないからこっちで何とかするけど……荷物の方は…頼むよ」

    フウロ「……いくらですか?」

    上司「あの中って結構豪華なものが多かったらしくて……1700万円」

    フウロ「……170万円?」

    上司「それ×10」

    フウロ「」

    上司「……しばらく、休んで良いからさ……バイトして……借金返済出来たらまた頼むよ。ここで返済は飯代抜きでも20年かかるし……」

    フウロ「ならジムで……」

    上司「ジムも借金してるリーダーには任せられないってポケモンリーグから知らせが届いたから……」

    フウロ(あいつかぁ……)

    上司「……てことで、ジムは明日までやってもらって………明後日からは借金返済目指して頑張ってよ。ちなみに期限は5年以内でね。はい、お疲れ様」スタスタ

    フウロ「」

    回想終了

    572 = 1 :

    レッド「」

    フウロ「ああ、カミツレちゃんが怒ったんだ……」

    レッド「ていうか、仮に俺がバッジ8個で800万ですよ。あと900万は……」

    フウロ「……そう…レッド君は私に汚らわしい仕事をしろと……どうせ私の事だから…風俗かAV女優」グチグチ

    レッド「いや、まあ800万は出しますよ。シッポウシティで約束した通り……まあ1000万円は払いますよ」

    フウロ「お願いします!もう1700万円もぉおおお」ギュゥウ

    レッド「くっぐるぢい…しっ、死ぬ……」

    フウロ「……そうか!レッド君殺せば生命保険で………」ギュゥ

    レッド「わがっだ…わがっだがらはなぢて……」

    フウロ「本当!?ありがとう!!」

    レッド「でも、フウロさんも払ってくださいよ」

    フウロ「…………あはは」

    レッド「おい」

    フウロ「まあウチ来て今日は寝ようよ」


    フウロの家

    大家「明日からフウロちゃん出てくって言う事聞いたからもうないよ」

    レッド「」

    フウロ「」

    レッド「荷物は?」

    大家「元々ここの物が大半で小物は捨てたかな」

    フウロ「」クラッ

    レッド「フウロさーん!!」

    573 = 1 :

    フキヨセシティ・ホテル

    レッド「………えっと…借金が約1000万円か」

    フウロ「…大空のぶっとびガールからまさかの借金のぶっとびガールになってしまった……」ズーン

    レッド「連帯保証人を殺そうとして何言ってんの?」

    フウロ「階段上って逝く?」

    レッド「…………とりあえず、さっさと、バッジ取ってこことオサラバしないとな」

    フウロ「何で?」

    レッド「バッジが一番お金になる」

    フウロ「そうか!」

    レッド「ジョウト地方に行って制覇すれば借金が一気に200万円くらいになるな」

    フウロ「おおお!!」

    レッド「てことで、寝ましょう」

    フウロ「夜這いは止めてよね」

    レッド「してないでしょ」

    フウロ「え?私……魅力ないの?」

    レッド「ZZZ」

    フウロ「……」

    バキッ

    レッド「ぐえっ」

    フウロ「もういい!お休み」バフ

    レッド「あ、うん。お休み」


    現在の2人の借金
    約2000万円

    574 = 1 :

    書き溜め終了
    失礼しました。
    次回も出来るだけ早く載せたいです。

    575 :

    フウロさん可愛いすぎワロタ

    576 :

    ダークトリニティの長年の夢が特大貨物機型ぬいぐるみって可愛いと思うwwwwww

    577 :

    ダークトリニティ2がつぼったww

    578 :

    このフウロは後にレッドとシロナさんのことを知ることになるのだろうか?気になる

    579 :

    森鴎外みたいになってんな

    580 :

    仲の悪いフウロ・カミツレは斬新w
    続きも待ってるよ

    581 :

    身寄りがなくなったところを付け入るって最高ですよね

    582 :

    何かだいぶ面白くなくなったな

    583 :

    それならばスレを閉じるとよろしいと思いますよ

    584 :

    関係ないけど>>1の地元負けたね

    585 :

    今か今かと更新待ち

    586 :

    すみません。
    とりあえず、葬式と熱中症でしばらくダウンしてました。
    とりあえず、お城まで書きました。
    全部書けたら載せるか、お城まででも載せてたほうが良いか意見を貰いに来ました。

    とはいっても載せるのは夜ですけど……
    意見ください。
    失礼しました。

    勉強してきます。

    587 :

    おっけー
    夜まで待つよー

    588 :

    無理するなよ

    589 :

    無理せずゆっくりと

    590 :

    いつまでも待機してる

    591 :

    すんません
    昨日寝落ちしたんで6時から載せます

    592 = 1 :

    次の日・フキヨセシティ

    レッド「いや~朝っぱらからお出掛けですか」

    フウロ「タワーオブヘブンにポケモンが見えたの。多分弱ってるはず。だから放っておけないでしょ。ということでタワーオブヘブンに行くから良かったら……」

    レッド「おう。行って来い」

    フウロ「……」

    レッド「良かったら来いって事でしょ?俺はもうちょっと寛いでるからさ」

    フウロ「……別にいいけどね。ここのジムリーダーアタシだし、自転車も直してあげないし」

    レッド「もう一日待てばいいさ。観光なんだしさ」パシャ

    フウロ「」

    バキッ

    レッド「……行けば良いんだろ。そのな、八つ当たりは良くないぞ」

    フウロ「逃げたら困るからなんです!!」

    593 = 1 :

    タワーオブヘブン

    レッド「ポケモンタワーみたいだ」

    フウロ「まあそんなようなところだね」

    レッド「何故カントーの名所を知っている?」

    フウロ「貨物機は全国を飛ぶ。アタシも前は飛んで……いた」

    レッド「……そうか」パシャ

    フウロ「うん」

    レッド「…………」

    フウロ「……」

    レッド「なんで空気がこんなに重いんだよ!!」

    594 = 1 :

    タワーオブヘブン・屋上

    フウロ「ほらやっぱりポケモンだ」

    レッド「……死んでんじゃん」

    フウロ「可哀想に……レッド君がもう少し早く来る決断を下していたら……」

    レッド「ねえ俺のせい?」

    フウロ「あっ、げんきのかたまりで復活した」

    レッド「かけらで十分じゃん」

    フウロ「あなたの世界におかえり」

    レッド「おー!絵になるな」パシャ

    フウロ「とりあえず、そこの鐘を鳴らしましょう。普通の人が鳴らすと」クイ

    ゴーン

    フウロ「……」

    レッド「それが普通の人の音か?」

    フウロ「……ちょっと待って」クイ

    ゴーン

    フウロ「」

    レッド「……除夜の鐘ってやつですかい?」

    フウロ「レッド君鳴らしてみて……多分レッド君は良い音鳴らないから」

    レッド「何その嫌味みたいな言い方」

    フウロ「早く!」

    レッド「ほい」クイ

    カラァ~ン

    フウロ「」

    レッド「ん~良い音だ」パシャ

    フウロ「レッド君良いよ。無理に声出さなくても」

    レッド「いやいや、出してないって」クイ

    カラァ~ン

    フウロ「」

    バキッ

    レッド「いや、ほらこういう態度が心優しい人から変えちゃったのでしょ」

    フウロ「……殴りたい顔面」

    レッド「ちょっとマジでやめて」

    595 = 1 :

    フキヨセシティ

    レッド「ジム行きたいんですけど、ジムリーダーさん」

    フウロ「え?もう?」

    レッド「借金してるのに余裕ですね」

    フウロ「仕方がないなぁ。フキヨセジムリーダーのフウロが相手してあげましょう」

    レッド「おけ!」


    フキヨセジム

    ドカン

    フウロ「ほっ!」スタッ

    レッド「大砲だと?」

    フウロ「来れるかな?」

    ベル「こんにちはー!ってレッド!?まだだったの?」

    フウロ「ベルちゃんいらっしゃい」

    ベル「レッドここってどうやって進むの?」

    レッド「あれに入って飛ぶ」

    フウロ「待ってるわよ」ニコッ

    ベル「よーし!行くよお!!」スッ

    ドカン

    ベル「わわ……うぎゃ!」ベチ

    ベル「う~ん」バタリ

    レッド「なに?壁にぶつかるほどの威力だと!?」

    フウロ「あはは。大丈夫大丈夫」

    596 = 1 :

    レッド「ならばカビゴン」

    カビゴン「ぶわぁ」

    レッド「ちょっと我慢してくれよ」ダッ

    フウロ「……まさか!?」

    ぼよん

    レッド「飛べぇええ!!」

    フウロ「そんなショートカットはなし!!」ブン

    バキッ

    レッド「マジかよぉおおおおお」ヒュー

    フウロ「ちゃんと飛んで来い」キリッ

    レッド「やろう……」

    ベル「よいしょ」スタ

    ベル「わわわ!!」アワアワ

    ベル「ふう」ピタ

    フウロ「待ってたよ。じゃあやる?」

    レッド「!!」

    ベル「はい!お願いします!!」

    レッド「……リベンジ!」ダッ

    ぼよん

    レッド「いよっしゃあああああ!!」

    ベル「わあレッド!!」

    フウロ「だから反則だっての」ブン

    バキッ

    レッド「何でバトルしてないんだよぉおおおお!!!」ヒューン

    ベル「フウロさん!?」

    フウロ「あははは。気にしないで……じゃあジェットバッジ賭けて勝負しようか」

    ベル「よーし!ムンちゃんことムシャーナ頑張って!!」

    597 = 1 :

    レッド「さて、どうするか」

    レッド「今度はおそらくポケモンの攻撃だな。ただ、それだと俺の身体が持たない」

    レッド「しょうがない。大砲使うか」

    フウロ「ケンホロウ!!………くっ!」

    ベル「危なかったぁ~」

    フウロ「スワンナ!頑張って」

    レッド「ここが激突する大砲か」

    レッド「よし!逆さに入ろう」スッ

    ドカン

    レッド「……今思ったけどこれダメだわ」

    ドカッ

    レッド「」

    フウロ「負けたわ。強いね」

    ベル「わあ!ありがとうございます」

    レッド「いよっと」スタッ

    598 = 1 :

    フウロ「やっと来たの?」

    ベル「あっ!レッド見てみて!!フウロさんに勝ったよぉ!」

    レッド「良かったな」ナデナデ

    ベル「へへ~ん♪でも恥ずかしいよレッド」

    フウロ「……」

    バキッ

    レッド「何故だ?」

    フウロ「し~らない」フイ

    ベル「!」

    レッド「じゃあフウロさんは俺と勝負」

    フウロ「はい、ジェットバッジ」

    レッド「……勝負は?」

    フウロ「無理無理」

    レッド「でも」

    フウロ「早く受け取りなさい」

    レッド「はい」

    ベル「レッド羨ましい~でもレッド強いから当たり前だよね。先降りてるよお」

    ドカン

    フウロ「……」

    レッド「どうかした?」

    フウロ「………またね」コト

    レッド「ああ、そうか」

    フウロ「さて、アタシ達も次に行こう」

    599 = 1 :

    フキヨセシティ

    N「分かり合う為と言いトレーナーは勝負で争う」ブツブツ

    レッド「……」

    フウロ「……」

    レッド「ベルちょっと」

    ベル「え?何々?」


    フキヨセジム

    レッド「大砲に入ってくれ」

    ベル「え?何か取れないものとかでもあるの?」

    フウロ「強行突破に協力してほしいの」

    ベル「う~ん。良くわからないけどがんばるよお」スッ

    ガチャガチャ

    レッド「オッケー?」

    フウロ「オッケー」

    N「ゲーチスはプラズマ団を使い特別な石を探している。ライトストーンとダークストーン……」

    レッド「発射!」

    ドカン

    ベル「うわあああれ、レッド人が人がぁああああ!!」

    N「トモダチになり……ん?……Oh」

    ごちん

    ベル「うう~ん」

    N「」

    レッド「自転車良いですか?」

    フウロ「オーケー」

    レッド「ベルはポケモンセンターに連れてって……」

    フウロ「Nって人はそのままでいっか」

    600 = 1 :

    7番道路

    フウロ「とりあえず、ここはアタシの力で顔パスにしてあげる」

    レッド「いや、戦ってお金貰わないと」

    フウロ「お金お金ってレッド君はあの捕まった元社長とそっくりだね」

    レッド「じゃあ借金頑張ってね、また会おう」

    フウロ「嘘です!嘘です!大きなお友達にちやほやされたくないよぉ!!」ダキッ

    レッド「……え?誰?大きなお友達って?」

    フウロ「……これだから最強は…」

    レッド「とりあえず、パパッとお金稼ぐんで……」

    フウロ「はいはい。早くしてよね」

    レッド「ていうか、フウロさんでも十分倒せるでしょ?ここらの相手」

    フウロ「……いや、あれだよ…ね?」

    レッド「は?」

    フウロ「……みんなアタシの服装ばっか見るからまともに相手してくれないの」

    レッド「そりゃ、カミツレさんが言ってたじゃないか。露出狂って」

    フウロ「……あのね。これは好きでこんな恰好してるんじゃないの」

    レッド「まあ確かに、ビキニで勝負してきたジムリーダーもいたし」

    フウロ「でも、アタシがビキニ着たらヤバいでしょ?」


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