私的良スレ書庫
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元スレ音無「やべ、煙草切らしちまったぜ」
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ゆり「(珍しいわね…椎名さんが自分から誰かを認めるって…)」
音無「チッ、後悔すんなよっ!」シュッ
バシャン!
…シーン…
音無「…ほれみろ、やっぱりなにm」
ザザザザ…
魚?「…」プカー
音無「何あれ?魚?魚なのか?」
ゆり「野田くん!?」
野田「……」ピクピク
音無「俺は悪くない。潜ってたソイツが悪い…だよな直井?」
直井「もちろんでございます」
椎名「ぷっ…あはははは!」
音・直・ゆ「(…え?笑った?)」
椎名「やっぱりおかしいなお前は…」
野田「フッ、流石…俺様」プカー
椎名「お前には言ってない」シュッ
野田「ぐはぁっ」ザクッ
ゆり「それにしても今日の椎名さんはよく喋るわね」
椎名「そうか?」
ゆり「うん。いつもなら『あさはかなり』の一言で済ませちゃうから」
椎名「…飽きないからな」
ゆり「うん?」
椎名「あいつ、音無を見ていたらな。どうしても面白くて表情が緩んでしまう」
ゆり「…やっぱり音無君は、ただの不良なんかじゃないわ」
音無「俺はお前らが思ってるほど、甘い人間じゃねぇ…」スタスタ
ゆり「…あれ一応照れてるのかしら?」
直井「愚民めが、あの硬派な音無が照れなどあるはずないだろ?ねぇ、音無さん…ってあれ?」
音無「…笑い話のネタにされたのは生まれて初めてだ」スタスタ
音無「でも不思議だ、意外と怒りは沸いてこなかった…」スタスタ
音無「何でだろうな?」
奏「…さぁ」ポツン
音無「いや、たまたまお前がそこにいただけで聞いたわけじゃないからよ」
奏「…」
音無「お前は釣りしねぇのかよ?」
奏「あなたは?」
音無「質問を質問で返すな」
奏「私は…どっちでもいい」
音無「面倒くせーなオイ…まぁいいや、連れてきたのは俺なんだし釣りの仕方教えてやるよ」スッ
――
―
奏「こう?」
音無「そのまま川に糸を投げ込め」
奏「…」ブンッ
チャポン
奏「それから?」
音無「気長に待て」
奏「うん」
音無「(この様子なら放っといても大丈夫だな)」ザッ
奏「ねぇ、結弦」ズルズル
音無「あ?」カチッ シュボッ
奏「何か川の方に引っ張られてるんだけど…」ズルズル
音無「そりゃお前の力が足りな…」クルッ
ズズズズズ…
音無「い…?」ポロッ
奏「これ、凄い力…」ズルズル
ザバーン!
音無「あいつ、落ちやがった!?」ザッ
斎藤「おい!今のは!」ダダッ
音無「え?…誰?」
斎藤「今女の子が釣り竿引っ張られて川に引きずりこまれただろ!?」
音無「ああ、ヤバいのか?」
斎藤「ヤバいも何も…川の主だったらえらいことになるぞ…!」
今日はここまでです。次くらいに次話に入れると思います。
椎名野田のやり取りは知る人ぞ知る。
椎名野田のやり取りは知る人ぞ知る。
>>464
誰だお前wwwwww
誰だお前wwwwww
>>1と思ったらまたお前らかよ。
てか無駄にレス消費するなよ。
てか無駄にレス消費するなよ。
斎藤「早くみんなに知らせ…」
音無「チッ」ダダッ
バシャーン!
斎藤「おい、お前死ぬ気かっ!」
――
ゴボゴボ…
音無「(暗いな…一体どこまで潜ってやがんだ?)」
音無「!?」ゴボッ
奏「…」ゴボゴボゴボゴボ
音無「ガボガボガボッ!(釣り竿から手を離せ!)」ゴボゴボ
奏「ゴボッ?ガボガボガボ?(結弦?何て言ってるの?)」ゴボゴボ
音無「ゴボゴボ!ゴボゴボゴボ!(ったく面倒くせー!もう力いっぱい持ち上げろ!)」ガシッ
奏「ゴボゴボ(力いっぱい?)」
音無「ゴボゴボ!(コイツを引き上げんだよ!)」コクリ
奏「ゴボ…(分かった…)」
―陸―
斎藤「遅いなあいつら…まさか主に食われたのか?」
ザッパァァァァァン!
斎藤「ぬおっ!こ、この水しぶきは…」
主「グォォォォォォォォッ!」ヒュルルルル
音無「馬鹿!自分まで引き上げんなよなっ!」ヒュルル
奏「力入れすぎた…」ヒュルル
主「グォォォォッ!」アーン
バクッ
斎藤「…あ、食われた」
バッシャアン!
斎藤「って、まずい!主の奴二人を食ったまま川に戻りやがった!」
―主の腹の中―
音無「食われまったな…」
奏「そうね…」
音無「分かってるなら脱出するぞ、手を貸せ…」シャキンッ!
奏「それ…」
音無「お前のhandsonicみてーな奴だよ。ギルドん時一回見てるだろ?」
奏「うん。でも前見たときと形がちょっと違う」
音無「改良を重ねたV2だからな」
奏「じゃあ…私も」
音無「私も?」
奏「GuardSkill『handsonic』」シャキンッ
音無「それが…何かなったのか?」
奏「『V2』…切れ味とか高速制に特化したフォルム」シュキンッ
音無「へぇ…お前も進化してんのか」
奏「まだ…GuardSkill『harmonics』」ヴヴンッ
音無「…たまげたな。流石に俺も分身まではできなかったよ」
奏(本)「それじゃあ…」
奏(赤)「溶かされる前にとっとと切り刻んでしまわなきゃね」ニコッ
音無「(何かコッチの方の奏は受け付けれないような気がする…)」
―陸―
斎藤「どうする、ゆり!」
ゆり「落ち着いて。別に消化されてしまってもまたしばらくすれば蘇るわ」
日向「胃の中で蘇ってもまた消化されるんじゃ…」
ゆり「今のは一般人の話よ…あの二人がそう簡単に消化されると思う?」
日向「ないな」
ブシャアアアアアッ!
バタバタバタバタ!
ユイ「うぎゃあっ!血しぶきが川から降ってきましたよぉっ!」
ヒュルルルル…ドォォォンッ!
日向「うおお、すげぇ地響きだな…」ビリビリ
ゆり「一体何が落ちて…」
斎藤「それは川の主だ!」
日向「えーっ!こんなデカい魚に食われてたのかよ音無達は!」
ゆり「でも、肝心の音無君たちがいないみたいだけど…」
椎名「いや、川を見ろ」
ザバザバ…
音無「うわ、ひっでぇ…魚の血まみれだぜ」バシャバシャ
奏「…」バシャバシャ
音無「お前白髪だから尚更目立ってんな…」
奏「大丈夫、後で修復しておくから」
音無「あれ?もう一人のお前は…?」
藤巻「おいおい何だありゃあ!」ダダッ
大山「ひょっとして川の主…ってうわっ!何で君たち血まみれなの!」
直井「貴様、音無さんに何をした!」
奏「何も…」
音無「落ち着けお前ら。ちょっとそこのデカい魚狩ってただけなんだからよ」
ゆり「…コレ、どうする?」
音無「いや、川に返すが?」
ゆり「死んでるのに?」
音無「あ…そうか。そいつのハラワタぶちまけて脱出してきたんだったな」
奏「ここで食べる?」
音無「決定」ポン
椎名「火と牧ならあるぞ?」
日向「ここに居る奴らじゃ食いきれないだろっ!」
音無「チッ、一々人の意見に茶々入れやがって」
日向「お前らの感性がおかしいからだろっ!」
直井「おい貴様…」
椎名「音無を侮辱しているのか?」
日向「何で椎名っちに怒られるの!?」
直井「…僕のセリフ取らないでください…」
―――
――
―
日向「で、結局全校生徒に配るわけになるのな」トントントン
ユイ「いいじゃないですかー料理面白いし」トントン
直井「貴様ら包丁の手さばきが遅いぞ、もっと早く動かせ」
日向「何もしてねーお前には言われたかねーよ!」
直井「僕は神だぞ?なず神g」ゴイン
音無「馬鹿言ってねーでテメェもやれ」
直井「痛たた…音無さぁん、こんな奴らを手伝うんですか?」
音無「こっちがあのデカい魚の処理を手伝ってもらってんだよ、けじめはつけなきゃなんねーだろ」
直井「はぁい…」スタスタ
音無「はぁ…やれやれ」クルッ
ゆり「音無くん」
音無「何だ?サツマイモならちゃんと揚げてあるから安心しろって」
ゆり「そんなんじゃないわよ!てか何でサツマイモなんてあるのよ!」
音無「裏の畑から取ってきた。魚と揚げた芋を一緒に食うとうまいんだぜ?」
ゆり「そう?じゃあいただこうかしら…っと危ない危ない、あなたのペースに巻き込まれそうだったわ」ブンブン
音無「はいはい、分かったから早く用件を言え」
ゆり「ちょっと校舎の影の所まで来てちょうだい」グイグイ
音無「おい、まだ調理終わってないn」
―校舎の影―
ゆり「おほんっ!…それじゃ言うわよ」
音無「ああ」
ゆり「あのね、音無くん…」
音無「何だ?」
ゆり「私、その…あなたと」
音無「俺と?」
ゆり「二人きりで…一度真面目に勝負s」
奏(赤)「あら、どうどうと不純異性行為?」
ゆり「なっ、天使?」バッ
音無「違う……お前、あいつか」
奏(赤)「…GuardSkill『handsonic』」ニヤ
不良の音無は女に興味は無い硬派と言っても>コレでもないです
一応ここで7話らへんが終了しました。
一応ここで7話らへんが終了しました。
乙です!
赤目天使来たか。
原作換算すると 第7話 「Alive」 が終了。
赤目天使来たか。
原作換算すると 第7話 「Alive」 が終了。
>>482
そんならこの音無は一体何をおかずにしてるんだ?
そんならこの音無は一体何をおかずにしてるんだ?
音無は漢なのでシ○ったりはしないとですよ。
―――
奏(赤)「おしおきね…」ザッザッ
ゆり「…音無くん、戦えるわね?」
音無「ああ」シャキンッ
奏(赤)「ふふっ」ダッ!
ゆり「来るわよっ!」
音無「分かってらぁ!」ブンッ
ガキィンッ!
キインッ!
キンッ!
ガァンッ!
音無「どうしたどうしたぁ?んなもんかよぉっ!?」キンッ
奏(赤)「チッ、しぶとい…」ガキィンッ
―――
奏(赤)「おしおきね…」ザッザッ
ゆり「…音無くん、戦えるわね?」
音無「ああ」シャキンッ
奏(赤)「ふふっ」ダッ!
ゆり「来るわよっ!」
音無「分かってらぁ!」ブンッ
ガキィンッ!
キインッ!
キンッ!
ガァンッ!
音無「どうしたどうしたぁ?んなもんかよぉっ!?」キンッ
奏(赤)「チッ、しぶとい…」ガキィンッ
ゆり「隙ありっ!」ドンッ!
奏(赤)「GuardSkill『Delay』」シュンッ
ゆり「…消えっ!?」
奏(赤)「ふふ!」ビシュッ
音無「ラリアットォォッ!」ドゴォッ!
奏(赤)「ゴフッ!」ドサッ ゴロゴロ
ゆり「音無くん!」
音無「戦線メンバーのリーダー様ともあろうアマがだらしねぇな!」
ゆり「ごめんなさい、私もしっかり反撃するわ」
奏(赤)「…生徒会長に対しての暴力行為…あなた達には更なるおしおきが必要なようね」ヨロッ
――
―
音無「…おい、生きてるか?」
ゆり「片足をちょっとやられたわね…いたた」
音無「チッ、しょうがねぇ。肩貸してやるよ」ザッ
ゆり「ごめんなさい…」
奏(赤)「…ゴフッ」ピクピク
サァァァァ…
ァァァ…
ゆり「消えた…」
音無「元々分身だ。いつまでも残ってるほうがおかしい」ザッザッ
―グラウンド隅・洗面場―
ザッザッ
日向「ん?」
直井「あの髪型…音無さんと…仲村?」
藤巻「おいおいゆりっぺ!それに音無、どこに行ってたんだよ!」
野田「貴様っ!ゆりっぺとなに肩なんぞ組んで…」
ゆり「ちょっと、色々あったのよ」
日向「うおっ、その傷どうしたんだよっ?」
音無「天使と戦ってたんだよ…」
奏「…私はここにいるわ」
音無「もう一人のお前だよ」
奏「私は二人いるの?」
音無「今日分身した方のお前だよ」
奏「まだ…消えてなかった?」
音無「あぁ、そうd」
ズバッ!
音無「…だ…が…」フラッ
奏(赤)「ふふ…」ニヤ
直井「なっ!?天使!」
ゆり「音無くん!」
音無「心配するんじゃねぇよ…背中を斬られただけだ」
ゆり「分身が分身を使ってたのね…」
奏「フフッ」ダダッ
奏「GuardSkill『handsonic』」シュキンッ
奏(赤)「フッ!」ブォンッ
奏「…」ブォンッ
ザシュアァッ!
奏(赤)「…がはっ」ドサッ
音無「…いてぇ」ドクドク
奏「!?」
ゆり「音無くん」ダッ
音無「これで、奏と分身の相打ちは避けれただ、ろ…」ドクドク
ゆり「喋らないで!」
椎名「くそっ、今持ち合わせは傷薬ぐらいしか…!」
奏「…あなた、どうして!」バッ
音無「今ここでお前が死んだら、あの分身を何とかできなくなるだろうが…」
奏「…結弦、ごめん…ごめんなさい!」
椎名「誰か!身体の大きい奴は音無を保健所まで運んでくれ!」
松下「任せろっ!」バッ
TK「O.K.!」バッ
高松「この筋肉、やっと本領が発揮できますね」スッ
ゆり「頼むわよ!松下くん、TK、高松くん」
日向「しっかしこの様子だとまだ天使の分身はいっぱいいんだろーな」
藤巻「そもそも何で分身なんて使ったんだよ?」
奏「…さぁ」
藤巻「さぁって!お前なぁ!?」バッ
奏「私にも分からないわ」
日向「音無の前じゃソコソコ話してたのに、やっぱあいつが居なくなったとたん、こうなんだなぁ…」
ゆり「ていうより、元々天使は口数少なかったでしょ?あんなに喋ってた方が不思議なくらいよ」
ゆり「(それにしてもおかしい…天使もこの世界の住人なら死なない筈なんだけど…どうして音無くんは…)」
日向「…んでほんとこれからどうするよ?」
ゆり「みんな、今日は各自寮に戻って休んでちょうだい。いつまでもフラフラしてたらまた分身の天使に…」
椎名「私は朝まで音無のそばに居てやるさ」
ゆり「見張りなら松下くん達が…」
椎名「本当にあのガタイの大きい奴らがあのスピードに対応できると思うか?」
ゆり「無理…ね。でも大丈夫なの?いくら椎名さんとは言えあの凶暴な天使を…」
椎名「案ずるな、自分の身くらい自分で守れる」
奏「じゃあ、私も…私も結弦の看病してあげたい」
直井「それじゃあ僕もおt」
ゆり「あんたは催眠術かける前に死んでるわよ」グイッ
日向「ほんじゃ…椎名っちと天使以外は解散ということで!」
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