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元スレ音無「やべ、煙草切らしちまったぜ」
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>>椎名「誰か!身体の大きい奴は音無を保健所まで運んでくれ!」
保健…所…?
保健…所…?
>>503
お前の時間のがかっけえよ
お前の時間のがかっけえよ
訂正とお詫び。
保健所→保健室でした。
――――
―保健室付近―
椎名「良かったのか?」スタスタ
奏「何が?」スタスタ
椎名「夜中に出歩いたことなど無いんだろう?」
奏「正直眠いけど…私のせいだから」
高松「…うゥン」ウトウト
奏「…」テクテク
高松「はっ!?」バッ
高松「来ましたね偽天使!」ザッ
椎名「コイツは本物だ」
高松「あ、椎名さん…そうでしたか、これは失礼を」
椎名「今日は私と天使が見張りをしておく。お前達は休め」
保健所→保健室でした。
――――
―保健室付近―
椎名「良かったのか?」スタスタ
奏「何が?」スタスタ
椎名「夜中に出歩いたことなど無いんだろう?」
奏「正直眠いけど…私のせいだから」
高松「…うゥン」ウトウト
奏「…」テクテク
高松「はっ!?」バッ
高松「来ましたね偽天使!」ザッ
椎名「コイツは本物だ」
高松「あ、椎名さん…そうでしたか、これは失礼を」
椎名「今日は私と天使が見張りをしておく。お前達は休め」
―保健室―
TK「…」ガーッガーッ
松下「…」スピー
高松「皆さん、起きてください」ポンポン
TK「…Oh」ハッ
松下「うぉう、高松どうした?」ハッ
高松「今日は椎名さんと天使が見張りをしてくれるそうです」
松下「そうか、すまんな。流石に眠くなってきてな」スッ
椎名「任せておけ」
高松「それでは、後は任せましたよ。私達は失礼いたします」ガララッ ピシャッ
奏「結弦…」スッ
音無「…」
奏「息、してない」
椎名「臆するな。この世界に死の概念は存在しない」
椎名「それにただでさえコイツだ。すぐに目覚める」
奏「…うん」
音無「…」
奏「結弦、髪の毛が目に入ってる」
椎名「ピンがあればいいんだが、私は髪留めは基本的使わないからな…」
――
―
奏「…」スゥ
椎名「(やはり眠ったか…しかし無理もない、夜更かしなぞしたことなかったろうからな)」
椎名「そろそろ空が明るくなるが…音無、お前はまだ起きないのか?」
音無「…」
椎名「まだお前には子犬達の借りがある早く目覚めろ…いや、目覚めてくれ」
――
ゆり「音無くんは依然眠ったままってわけね」
椎名「ああ。本来なら目覚めてもいい頃合なんだが…」
日向「何で音無は前髪オールバックになってんだ?その髪留めは誰のだよ」
奏「…」
ゆり「あなたのね」
奏「髪が目に入ってて痛そうだったから…」
直井「貴様、音無さんに何もしてないだろうなっ!」
奏「別に何も」
日向「お前は昨日からそればっかだな直井。ひょっとしてコレなのか?」スッ
直井「何だと?貴様死ぬか?」
ゆり「やめなさいって、病人の前よ」
藤巻「おめー何とかして分身戻せねーのかよ!」
奏「できるならもうしてる」
大山「何で自分の能力なのに戻せないの?」
奏「分からない」
直井「そもそも何故貴様は分身なぞ使った、これは答えられるだろ?」
奏「自分の身を守るためだけど…あの大きな魚から」
大山「血まみれだったのって…ひょっとして食べられてたの!?」
ゆり「その時に攻撃意志の強い分身ができちゃったのかもね」
直井「何にせよ早く貴様には早くアレをどうにかしてもらわなければ困ることに変わりはない」
日向「分身が分身して今にも増殖してるかもな」ハハッ
高松「笑えませんね」
ゆり「それ、冗談めいて言ってるつもりだろうけど多分当たってるわよ」
日向「え…マジ?」
椎名「…あさはかなり」
ユイ「アホですね☆先輩」
日向「お前分かってんのか?陽動ん時にテメーも死ぬ確率増すんだぞ?」
ユイ「いやいやいや!それ以前に絶対漏らしますから!」
日向「ったく何のための陽動だか…」
直井「全く貴様は無能の極みだな。あの戦闘力を見なかったのか?」
日向「見てたよっ!」
直井「ならば分かるだろう。奴の前では陽動など十秒と持たずに全滅だ」
大山「でも天使はもう生徒会長じゃないはずだよ?」
直井「そんな愚問わざわざ口に出すな」
椎名「問題はあの偽天使が『自分が生徒会長』だと勘違いしているのか、違うと分かっていて演技をしているか、だ」
直井「勘違いならばいいが、もしも気づいていて演技を続けているのならば…何か目的がある筈だ」
藤巻「お前らすげぇな…よくそこまで考えられるモンだ」
日向「くそっ、椎名っちに知的キャラは似合わねーっ!アホに戻ってくれっ!」
椎名「(いや、適当に言ったら的を得ていただけだが…)」
直井「貴様の脳が足りてない証拠だ」
ユイ「隊長!ユイにゃんには何が何だかさっぱり分かりません!」ビシッ
ゆり「とにかく…簡単に纏めると偽天使は何かを企んでいて私達が邪魔、ということね?」
直井「大体あっているが本当に僕達に授業を受けさせたいのか、邪魔だから受けさせたいのかは不明だな」
ゆり「…とりあえず、今日一日みんなは真面目に授業を受けるフリをしてみて」
直井「偽天使の反応を伺うのか?」
ゆり「いいえ、悪魔でフリだからあなた達に一時真面目に見せておく役目を買ってもらいたいのよ」
藤巻「ゆりっぺはどこ行くんだよ?」
ゆり「ちょっとこの子を連れて分身の攻略法を調べようと、ね」スッ
奏「…」
直井「ま、僕は僕で好きにさせてもらいますがね」
ゆり「それじゃあ…オペレーション、スタート!」
最近更新が遅くなってスイマセンペコリ
必ず完結だけはさせますのでご完璧を
必ず完結だけはさせますのでご完璧を
乙です!
夜遅くても更新はしてくれてるから文句は無いっす。
皆も 勘弁 してくれるはず
夜遅くても更新はしてくれてるから文句は無いっす。
皆も 勘弁 してくれるはず
―保健室―
音無「……ん」
音無「はっ!?」ガバッ
音無「…ああ、そういや俺、死んだんだったな」
音無「今は誰もいねぇ…のか」キョロキョロ
音無「そうだ、俺の短ランは」
椎名「お前の短ランは穴が空き血まみれだったから処理させてもらった」
音無「もう驚かねぇけどさ。お前、気配消すのやめろ」
椎名「ようやく目覚めたか?」
音無「おかげさまでな…直井達はどこに行った?」ムクッ
椎名「偽天使の目を欺くために授業を受けるフリをしている最中だ」
音無「あれ、じゃお前は?」
椎名「お前の警護だ」
音無「ああ、そりゃ悪かったな…よっこらしょ」
椎名「そのパジャマで行く気か?」
音無「他に服がねーだろ。短ランは処理されちまったし、っていつ俺にパジャマ着せたんだよ!」
椎名「一応変わりの服があるが、どうする?」
音無「着れりゃ何でもいい」
椎名「持ってくる…そこで待っていろ」
――
―
音無「確かに何でもいいって言ったけどよ…」
椎名「よく似合ってるじゃないか」
音無「何でSSSの奴らの制服なんだよ!しかもこのブレザー、ダセェェっ!」
椎名「私のように改造するか?」
音無「そういやお前の制服も何か露出度高めに改造してやがるな…お前アレなのか?」
椎名「変な勘違いをするな、ただ動きやすくしてあるだけだ」
音無「まぁいい、とっとと改造するぞ」
カンカンカン
チクチクチク
チョキチョキチョキ
ドドドドドド
音無「…できた」
椎名「そのズボン、やけに幅が広くないか?」
音無「ドカンってんだよ」
椎名「ほう…そのブレザーの裾を切り刻んでみてはどうだ?」
音無「それカッコよくね?」
椎名「だろ」
音無「ついでにワイシャツも黒に染めちゃおうぜ」チョキチョキチョキ
椎名「ネクタイは赤と黒のボーダーに染めてみろ」
―――
椎名「…もはや、原型を留めていないが、似合っているぞ」
音無「パンクだな」
ガララッ
ゆり「…」
音無「あ」
椎名「あっ……さはかなり」
ゆり「それってまさか…SSSの制服?」
音無「ちょっと拝借しただけだ」
ゆり「もう原型留めてないじゃない!…あなたSSSに入る気?」
音無「まさか…短ランが処分されちまったから、新しいの作らせるまでの変わりだ」
ゆり「そう、分かったわ。それより調子はどう?」
音無「すこぶる好調だが?」
ゆり「なら良かったわ、一時はどうなるかと」
音無「あれ?お前は授業に参加しねーのか?」
ゆり「私はちょっと天使とすることがあったから」
奏「…」テクテク
音無「奏?」
奏「結弦、ごめんなさい」ペコ
音無「俺が勝手に飛び出してっただげだしお前は関係ねーよ」
奏「でも」
椎名「ん?お前、それは新しい髪留めか?」
奏「あ、うん」
音無「髪留め?」
椎名「今、お前の前髪をあげているものだ」
音無「本当だ…いつの間に?」サッ
椎名「昨日の夜だ」
音無「悪いな、返しとくぜ」スッ
奏「いや…それはいいの。あなたが持っておいて」
音無「そうか?…ならいいが」
ゆり「そろそろ授業が終わる時間帯か…みんなのおかげね」
音無「じゃあ、あの偽天使は…」
ゆり「もうみんな消滅したわよ」
椎名「どうやったんだ?」
ゆり「この子がまた『harmonics』を使えば新しいプログラムが作動して分身が元に戻るようにしたの」
音無「ほう、じゃあもう解決したってことだな」
奏「うん」
直井「いや、ちょっと待ってもらおうか」ガララッ
音無「直井?」
直井「音無さん、目が覚めたんですね…よかった」
ゆり「待ってって、どういうこと?直井くん」
直井「解散したあとちょっと気になってお前達の後を付けていったんだ」
直井「そこで催眠術を使い女のNPCに天使の部屋での会話を盗聴させ僕も聞かせてもらった」
直井「話はもう一度『harmonics』を使うと分身が全て『消える』のではなく天使自身に『戻る』のだったな?」
ゆり「うん、そうだけど」
直井「じゃあharmonicsを使った時点で天使はどうなった?」
ゆり「いや、普通だったわよね?」
奏「…」コク
直井「天使は分身が分身をし増殖していた…この意味が分かるか?」
音無「…おい、まさか」スススッ
直井「さすがです。気づいたようですね、音無さん」
椎名「どういうことだ?」
直井「PCに一つのフォルダがあるとする。このオリジナルフォルダからどんどん別のフォルダをコピーしていく」
直井「最終的にコピーしたフォルダを全てオリジナルのフォルダに戻したらどうなる?」
ゆり「そんなもの、オリジナルフォルダの容量が増えてるに…」
ゆり「…え?それってまさか」
奏「…」チッ
椎名「コイツっ!」サッ
直井「やはりな…分身が分身をしていたならば、またその分身も分身をしている筈だ」
直井「それ程多い数の分身が『消える』のではなく一人に『戻る』というのに何の副作用もないとはおかしいですよ」
奏(赤)「正解者に拍手」パチパチ
音無「…いつから入れ替わった?本物の奏はどこにいる?」
奏(赤)「いつどこでしょうね?それはこれから死ぬあなたたちに答える必要はないわ」シャキンッ
音無「ちっ、病み上がりだってのに…」
ちょっと最後らへんがわかりにくいかもです。
簡単に言うと
天使ちゃんマジ有能
直井くんマジ有能ってことで。
簡単に言うと
天使ちゃんマジ有能
直井くんマジ有能ってことで。
乙です!
フォルダの説明は分かったから問題なしっす。
音無さんの恰好はイメージし辛いwwwwwwww
フォルダの説明は分かったから問題なしっす。
音無さんの恰好はイメージし辛いwwwwwwww
乙
音無と椎名って本編では殆ど絡みがなかったから
椎名好きとしては嬉しい
音無と椎名って本編では殆ど絡みがなかったから
椎名好きとしては嬉しい
椎名!椎名!椎名!
ひさ子!ひさ子!ひさ子!
岩沢!岩沢!岩沢!
届け俺の愛!
ひさ子!ひさ子!ひさ子!
岩沢!岩沢!岩沢!
届け俺の愛!
奏(赤)「ふふっ」ダッ
ゆり「来るわよ!」
奏(赤)「ふっ」ブォンッ
音無「うおっと(以外に遅いな)」ヒョイ
奏(赤)「…ちっ!」ブンッ
音無「あぶねっ」ブリッジ
奏(赤)「…いい加減に」ビュンッ
音無「おせぇっ…」スッ
音無「カポエイラッ!」ドカドカッ!
奏(赤)「うっ」ゴッ
ガシャァァンッ!
ゆり「…あなた前から思ってたんだけどムエタイか何かしてたの?」
音無「我流だ、我流」
ゆり「本当に我流であの偽天使を圧倒できるものなのかしら?」
椎名「やはり、強いな…音無」
ゆり「あなた、生前はターミネーターだったのかしら?」
音無「人間だったハズだ!」
ウワァァァッ!オトナシサァァァァン!
音無「しまった!直井忘れてたっ!」
直井「助けてください音無さぁん!」
奏(赤)「動かないで…動けば彼がどうなるか」スッ
ゆり「いや、てかこの世界じゃ死んでも蘇るんだし別にいいんじゃない?」
椎名「だな」
音無「ああ、そうだったな」
直井「それは酷すぎますよ!」
音無「まぁそうだよな。せっかく真実を推理してくれた直井を見捨てるわけにはいかねーよな…」
ゆり「仕方ないわね」
椎名「不覚」
音無「…もう抵抗しねーから、直井を離せよ」
奏(赤)「ふふ、みんないい人ね。それじゃあ…そこのあなたと交換」スッ
音無「オラ、頑張ってこいゆり」
ゆり「指差されてるのはどう見てもあなたでしょうがっ!」
音無「わーってるよ」ザッ
奏(赤)「ふふ」
直井「すいません、音無さん」
音無「お前は立派に務めを果たした…それでいい」
直井「ご迷惑を…おかけします」ギリッ
奏(赤)「あなたにはちょっと来てもらいたい場所があるの…ついてきて」
奏(赤)「それから私の前を歩いて」
音無「へいへい…」ザッ
椎名「音無」コソッ
音無「何だ?」
椎名「必ず後で助けに向かう」ボソボソ
音無「俺は平気だから心配すんなよ」
奏(赤)「何をしてるの?早く行くわよ?」ガラッ
音無「わかったわかった」スタスタ
奏(赤)「あ、ちょっと待って…『harmonics』」ヴンッ
奏(赤2)「…」
ゆり「更に分身した…?」
音無「おいおい、そいつひょっとして監視係かよ」
奏(赤)「あなた達にも動かれて困るから、ここでじっとしててね」ピシャッ
奏(赤2)「ふふ…」
ゆり「…一刻も早くも、戦線メンバーを集めて音無くんを追いかけたいけど」
椎名「この偽天使が邪魔だな」
直井「さて、どうするか」
奏(赤2)「…ここからは出させないからね」シャキンッ
直井「(どうしたものか…この二人は戦闘専門で頭の回転はよくなさそうだしな…)」
ゆり「やっぱり強行突破?」
椎名「隙を見て不意打ちとか…」
直井「(そもそも音無さんが連れて行かれたのは足手まといの僕のせいなんだから)」
直井「(ここは僕がやらなきゃならないんだ!)」
直井「お前達、ちょっといいか?」
ゆり「何?今強行突破の方法考えてたんだけど?」
直井「そんなことしても無駄に生傷を増やすだけだ、もっといい方法がある」
椎名「…見せてもらおうか」
直井「お前達は奴の隙を見たらすぐにトドメをさすんだ」
ゆり「オーケッ」
直井「(やるか…)」スッ
奏(赤2)「何?」
直井「ちょっとそこで顔を洗わせてくたさい」
奏(赤2)「…いいよ」
直井「(よし、当然洗面台には鏡がついているな)」キュッ ジャアアアア
ゆり「顔なんて洗ってどうするつもりかしら?」
奏(赤2)「…」
直井「(鏡越しで分かる…やはり天使は僕を見ている)」バシャバシャ
直井「(やるなら、今!)」キュッ
奏(赤2)「終わった?」
直井「…さぁ気づくんだ。君の脚には骨が無い、その事実に早く」キィィィン
奏(赤2)「!?」ガクッ
直井「……」ニヤ
ゆり「え?偽天使の脚がふにゃふにゃになっちゃった」
椎名「ゆり!」
ゆり「あ、うん!」バッ
ドスッ! バァァンッ!
奏(赤2)「がはっ…」ゴフッ
ドサッ
ゆり「これで見張りは消えたわね」
椎名「しかし…鏡越しにお前の顔みていた偽天使に催眠術をかけるとはな」
ゆり「なかなかやるじゃない」
直井「ただ僕は自分の失態を償っただけだ…それより」
キーンコーンカーンコーン
ゆり「授業が終わったようね」
直井「丁度いい。直ちに戦線メンバーを全員召集して音無さんと偽天使の行方を追う必要がある」
―――
日向「うーっす、音無起きたか?」ガラッ
ユイ「あ、先輩が最後ですよーもう」
日向「おう。あれ…今ここに音無居なくないか?」
ゆり「ん?音無くんなら連れ去れちゃったわよ」
日向「そうか…ってマジかよっ!?」
乙です!鏡を使うとかやっぱりギアスを思い出してしまう
直井くんマジ701!
直井くんマジ701!
日向「何でお前らそんな冷静でいられるんだよっ!」
ゆり「他の人ならともかく、だって音無くんだし…」
藤巻「あいつならそう簡単にくたばんねーだろ」
日向「あの偽天使は仮にも天使並の力を持ってるんだぞ!?」
ゆり「ギルドの時、実際オリジナルの天使にも音無くん勝ってるし」
日向「じゃあ何で連れ去れんだよ!」
ゆり「直井くんを人質に取られて代わりに音無くんと交換しろ、って」
日向「お前のせいか」
直井「フン、貴様がいたとしてもどうせ同じだろう…いや役にもたたないな」
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