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元スレ音無「やべ、煙草切らしちまったぜ」
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公式でもそうだし日向×ユイは超安定だからな
だからこそ音×ユイがみたいのであった
この音無さんは女には興味ありません
もっと不良っ気がある男らしい音無さんがみたいです
もっと不良っ気がある男らしい音無さんがみたいです
>>805これただのミスじゃない?
たぶん口調からしてひさ子の発言だろ
たぶん口調からしてひさ子の発言だろ
日向「(はぁ?お前何言って…)」
音無「野田、帰るぞ」
野田「何だもう終いか?だらしない奴だな」
音無「とりあえず、修行の続きをするならこの場から離れてやれ」
野田「ふん…なぜお前から命令されねばならん」
音無「お前とはそろそろ決着をつけたいんでな。もう少し過酷な場所で力をつけてもらわねーと困るんだよ」
野田「ほう…いいだろう。力を付け、貴様を八つ裂きにしてくれるわ」ザッザッ
音無「(これで邪魔者は消えた、と)」
音無「んじゃしっかりやれよーユイ!」
ユイ「……」
日向「何考えてんだ…音無の奴?」
―グラウンド外―
ゆり「本当に良かったの?」
音無「代わってくれと頼んだのはお前だろうが」
ゆり「本当に代わってくれるとは思わなかったけどね」
音無「やっぱり気になってたのかよ日向の奴」
ゆり「うん。何か、ユイが居ないと日向くんが凄い弱々しく見えたから」
音無「ひょっとして、俺にユイを取られたとでも思ってたのか?」
ゆり「流石にそれは無いと思うけど…ユイがあなたに惚れるかもとは思ってたのかもね」
音無「いや、惚れられても困るし」
ゆり「あなたって本当に女に興味無いみたいね。実はコレなの?」
音無「お前こそ男に興味は無さそうだが…?」
ゆり「あら、全く無いってワケじゃないわよ」
音無「…」サッ
ゆり「何で避けるのよ」
ゆり「まぁ、ほとぼりが冷めたらユイに事情を説明した方がいいわよ」
音無「もうユイと関わる気はねーよ」
ゆり「そう…じゃ後は日向くんがどれだけあの子の傷を癒せてあげれるかね」
音無「別に傷ついてはねーだろよ」
ゆり「…そこまでくると鈍感と言うより神経なのかしら?」
音無「喧嘩売ってんのかコラ」
ゆり「だって実際そうでしょ」
音無「そうもクソもこうなるように日向を誘導したのはお前だろ?」
ゆり「あら、代わるって言ったのはあなたよ」
音無「だからお前が頼んだからだろうが!芋だから耳付いてねーのか!」
ゆり「断れば良かったじゃない」
音無「kill」ピキッ
ゆり「…?」
イタイイタイ!ヘンタイセクハラバカヤンキー!
ウルセー!イイムクイダ!
ダレカァァァ!タスケテェェェ!
日向「何やってんだ…あいつら」
ユイ「…」
日向「ユイ?」
ユイ「…あ、どうもすみません日向先輩!ちょっとしめっぽくなっちゃいましたね」
日向「無理すんな」
ユイ「音無さんなんてヤンキー放っておいて早く練習再開しまし…」ガッ
ドタッ
ユイ「うう…」
日向「何で何も無いとこでこけるんだよ…やっぱ集中できてねーからだな」
ユイ「だ、大丈夫ですって!」
日向「…なぁ、ユイ。正直に答えろよ」
ユイ「?」
日向「お前音無と居て楽しかったか?」
ユイ「…はい。ちょっぴり怖い人ですけど、とても素晴らしい人です」
日向「だろうな。単なる手助けで1000回もノックに付き合ってんだからな」
ユイ「見てたんですか?」
日向「観客席からな。音無は気づいてたみたいだが」
ユイ「日向先輩は、その後どうしたんですか?」
日向「門限忘れてて速攻で寮に戻ったさ。直井の出迎え付きで」
ユイ「それじゃ私が音無先輩の部屋に行くちょっと前だったんですね」
日向「ああ…あ?お前、あの後音無の部屋に行ったのか?!」
ユイ「だって、門限過ぎて女子寮が閉まってましたから…」
日向「だからって普通、女が男の部屋に行って泊まるもんか?」
ユイ「音無さんなら絶対に大丈夫って信頼できたんですよ。日向先輩のとこも考えましたけど…」
日向「けど…?」
ユイ「おそわれそうで」
日向「襲うかっ!」
ユイ「その点、流石の音無は何もしてこないどころか私より先に寝てましたからね」
日向「そりゃ音無だし」
ユイ「まぁ、正直言うとちょっぴり拍子抜けでしたけど」
日向「何だお前、ひょっとして音無に惚れてんのか?」
ユイ「惚れてる…と言うより、私は音無さんに憧れてるんですよ」
日向「スケバンになる気か」
ユイ「そっちの方面じゃなくて…音無さんに褒めてもらいたいって気持ちです」
日向「俺がお前を褒めてやろうか?」
ユイ「日向先輩に褒められても…」
日向「生意気な奴」
日向「そもそも音無に褒めてもらうって、ちっとやそっとは無理だろ」
ユイ「でも岩沢さんは認めてもらえていました」
日向「そりゃあアレだ、あいつの音楽はNPCさえ突き動かすrock'n'roll魂があったからだろ」
ユイ「…私にはないものですね」
日向「…」
ユイ「私、今日は帰りますね」ザッ
日向「(「待て」って言いたいけど、止めれねぇよな…そんな顔じゃ)」
日向「(励ましてるつもりなんだが、いつもの元気な姿は見れなかったか)」
日向「ここはやっぱアイツに一肌脱いでもらうしかねーな」
―グラウンド外―
ゆり「バカバカバカ!もうお嫁にいけないかもしれないじゃない!」
音無「俺が貰ってやるよ」
ゆり「えっ?」ドキッ
音無「冗談だバカ。何赤くなってやがんだテメェ」ゲラゲラ
ゆり「…」ワナワナ
音無「まさか本当に俺が…」
ゆり「最っっ低!」
音無「最低最悪上等」
ゆり「もう顔も見たくないわ!じゃあね!」ズンズン
音無「いやー、人をからかうのっておもしれーな」
音無「ここいらで煙草、煙草と」スッ
音無「…」カチッ カチッ
音無「クソ、Zippo切れやがった!」
シュボッ
音無「お?サンキュー…」スパー
日向「どう致しましてだ」
音無「…あら?お前ユイとのホームランの練習はどうした?」
日向「ユイがお前の言動にショックを受けてそれどころじゃねーよ」
音無「そこをお前がフォローせんとダメだろうが」スパー
日向「俺とアイツは対等な関係だしよ。俺にフォローされたとこで何の効果もねーよ」
音無「はぁ?」
日向「アイツはお前に褒めてもらいたいんだとさ…憧れてるお前に」
音無「ユイが俺に?そんな場面は、今までこれっぽっちも無かったぞオイ」
日向「多分、自由気ままに不良やってるお前に憧れたんだろ。あいつそういう系好みみたいだし」
音無「惚れられるのはマジ勘弁」
日向「惚れてはねーみたいだから、何とかして頼んだぞ」
音無「俺はもうユイと関わる気はねーんだか?」
日向「これは俺を助けると思って『手助け』をしてくれ」
音無「断る、めんどくせー」
日向「そこを何とか頼まれてくれ!この通りだ」バッ
音無「おいおい、男が簡単に頭下げんなよ情けねーな」
日向「今回はそれほど価値があるってことなんだよ!」
音無「(そんなにユイのことが気になるならテメェで行け)」
音無「(…と言いたいとこだが)」
音無「いいぜ」
日向「ほんとか!?」
音無「ああ、ただし!」
日向「な…何だ?」ゴクリ
音無「ちょっとお前にやってもらいたいことがある」
日向「俺にできることなら何でもしてやんよ」
音無「小学生でもできることだ」
―三十分後・山中―
ゆり「待てゴルァァァ!」ダダッ
椎名「殺す」シュタタ
ひさ子「あんの野郎!首根っこから絞めあげてやる!」
遊佐(インカム)「目標、山の北東へ曲がりました」
日向「(はぁ、はぁ…クソ、音無の奴ぅ!女子のスカート捲りなんか俺にさせて楽しいのかよっ!)」ダッダッ
日向「ユイ!ぜってぇお前は憧れる相手を間違っってんぞ!」ダダッ
―学習練・屋上―
音無「『ビックリするようなことを起こせ』と言っただけで誰もスカートを巻くれなんぞ言ってねーよ」
音無「まぁ…結果的にSSSの女子の全員の脅迫用の写真が出来上がっちまった」
音無「…だいたい、何に使うんだコレ?こんなん持ってたら変態じゃねーか」
音無「馬鹿らし、全部捨てよ」バラッ
―校舎裏―
音無「(校舎の中にも、寮にも居なかった…ならここらにいるハズ…)」ガッ
音無「ん?」
ユイ「…」
音無「うおわっ?!(座敷童かよ)」
ユイ「先輩…?」グスッ
音無「だらしねぇ、泣いてんのかよ」
ユイ「な、泣いてなんかないです!」ズビッ
音無「こんな薄暗いとこで泣いてんじゃねーよ。来い」グイッ
ユイ「うわっ!」
―グラウンド付近―
ユイ「ちょっと、どこまで連れて行くんですか?」ズルズル
音無「ホームラン練習の続きだ。そんでホームラン打ってお前が満足したら次こそ本当に終わりだ」グイグイ
ユイ「もういいですよ…どうせ打てないんですから」
音無「たわけもんが」デコピン
ユイ「痛ったーっ!」
音無「おれは最初から何もしねー奴が大嫌いだ」
ユイ「…」ショボン
音無「が、下手でも努力くる奴は見ていて嫌いじゃねー…かもな」
ユイ「!」
音無「バッドとボールは置きっぱなしだよな?」
ユイ「…勿論です!」
―グラウンド―
音無「じゃ、始めっぞオラァ!」
ユイ「押忍!」
音無「オラァ!」ビシュッ
ユイ「せいっ!」スカッ
音無「ウルァ!」ビシュッ
ユイ「はあっ!」スカッ
ビシュッ スカッ
ビシュッ スカッ
ビシュッ スカッ…
――
―
カァーカァー
音無「そろそろ打てっ!」ビシュッ
ユイ「ていっ!」カキン
音無「おっ!…ヒットだ!」
ユイ「や、やったぁ…!」
音無「あと一押しだ、まだイケるな?」
ユイ「先輩こそ」
ユイ「(やっぱり先輩と居ると、楽しい…けど)」
音無「…どうした?」
ユイ「もし私がホームラン打っちゃったら、先輩はもうユイとは関わらないんですよね?」
音無「そういうのはホームランを打てるポテンシャルを兼ね備えてから言え」
ユイ「はい」
音無「そろそろ視界が悪くなって来た。これでダメだったら次に持ち越しだ」
ユイ「(これ以上、先輩に迷惑をかけるわけには…)」グッ
音無「ほらよっ!」シュッ
ユイ「(いかないんだ!)」カキーン!
音無「おっ?こいつは来たか!」
ユイ「お願い!スタンド枠に入れっ!」
ヒュルルルル
スコーン!
ユイ「…あれは入ったんですかね?」
音無「(惜しかったな…スタンドに入ってはいるがあの位置じゃファールだ)」
ユイ「ねぇ先輩!入りましたよ!ついにやりました!」ピョンピョン
音無「ああ…ホームランだ(でも言えねーよなぁ)」
ユイ「ついに叶ったんだ…私のやりたかったことが、全部」
音無「…フッ、まぁあんだけやってりゃな。どんなヘタクソでも一回は入る」
ユイ「え?」
音無「でも、よくやったなユイ。おめでとさん」ワシワシ
ユイ「(やった…やっと先輩に褒めてもらえたんだ)」
ユイ「先輩…ありがとうございました」ペコリ
音無「今どんな気分だ?」
ユイ「そりゃ、とっても満足です。今にも天に昇る気持ちです」
音無「成仏はしねー…って約束だったよな?」
ユイ「はい、大丈夫ですよ。約束はちゃんと守りますから!」
音無「お前は目的が達成されても成仏はしないと言った…じゃこれから何に捕らわれてこの世界で生きていくんだ?」
ユイ「…それは」
音無「やりそこねたプロレスか?」
ユイ「いえ、それはもう諦めがつきましたから」
音無「なるほど…なら事実の完成だな」
ユイ「事実?」
音無「お前との特訓期間の時、偶然この世界じゃ未練の無くなった奴はすぐに消えてしまう…ってのを知ったんだよ」
ユイ「…」
音無「じゃあ、お前が最初言った『やりたいこと全部やって満足しても絶対に消えない』と言う発言に矛盾が生じる」
ユイ「矛盾?」
音無「口では絶対に消えないとか言っておいても、未練が消え幸せな気分になればお前の意志に関係なくお前は消える」
>>805
次の台詞がユイなのでひさ子の間違いです。ご指摘ありがとうございました
次の台詞がユイなのでひさ子の間違いです。ご指摘ありがとうございました
乙です。
NPC達も写真が落ちていたら拾って持ちかえるのだろうか?
NPC達も写真が落ちていたら拾って持ちかえるのだろうか?
いたって平凡な高校生活を送れた or 送れてる我々がNPCだとすれば・・拾う奴は絶対にいる。俺なら拾う。
泣いてるユイに音無がムラっときて無理やりやっちゃうところを妄想した
ユイもいやそうじゃなかた
抜いた
ユイもいやそうじゃなかた
抜いた
音無「要するにテメェには、まだ何か未練があるってことだよ」
ユイ「流石に先輩を誤魔化すことはできませんでしたね」
音無「たりめーだ」
ユイ「確かに、まだ一つだけありますよ…未練が」
音無「あえて聞いておくが何だ?」
ユイ「こればっかりは、もうどうしようもないんですが…」
音無「どうしようもないならないでいいだろ。その未練をやったら今度こそお前消えちまうだろうし」
ユイ「…教えてますね」
音無「おい、まさかとは思うが…」
音無・ユイ「「結婚」」
音無「とか言うなよ…」
ユイ「あ」
音無「やっぱしなぁ…」
ユイ「分かっちゃいましたか」
音無「だいたい最終的に行き着く女の夢ってのは『綺麗なお嫁さん』だしよ」
ユイ「うん。女の究極の幸せだよね…綺麗なお嫁さん」
音無「結局何だかんだ言っておきながらテメェも普通の女の子だったわけか」
ユイ「そうだよ…ユイだって普通の女の子だったんだよ。神様に幸せを全部奪われるまでは」
音無「シアワセねぇ」
ユイ「先輩が前に言ったとおり、こんなお荷物…誰が貰ってくれるかな」
音無「(こういうシリアスなシチュエーションって苦手なんだよなぁ…)」
ユイ「ねぇ、先輩」
音無「(漫画だとここらで日向が『してやんよ!』って颯爽と登場してくれるものだが…)」
―その頃の日向―
日向「だ…だれか…音無を…音無を…俺じゃない…音無だ」ズルズル
ゆり「はぁ?確かに音無くんは無神経な最低大バカクソヤンキーだけどスカート最低な真似は絶対にしないわ!」
ひさ子「同感だ。イラつく奴だが最低限の礼儀はわきまえてる奴だ」
椎名「音無をナメるなよ貴様…観念するんだな」バキボキ
遊佐「ご愁傷様です日向さん」チーン
日向「だぁぁれかぁぁっ!助ぁぁすけてくれぇぇぇっ!!」
――
音無「(何やってんだ日向は…今が一番来なきゃいけねー時じゃねーのか?)」
ユイ「先輩は私を貰ってくれますか?」
音無「あくまでもお前にとって俺は憧れの対象であってソッチの対象じゃなかったハズだ」
ユイ「…」
音無「おい」
ユイ「いえ、憧れだけじゃないです」
音無「?」
ユイ「先輩は私にとって特別な人です」
音無「特別?」
ユイ「…はい」
音無「特別って何だ?」
ユイ「あ、あの…」スッ
音無「なぜ急に目線を下げる?」
ユイ「その…」
音無「(いきなりモジモジしやがりやがった…おもしれぇ奴)」
音無「日向はどうしたんだよ?」
ユイ「日向先輩は私から見たらお兄ちゃんみたいな存在で…死ぬ前に出逢えたら良かったなと思う人です」
音無「ああ、そうか。俺もそう言う意味で言う特別ってことか」
ユイ「…」
音無「…」
ユイ「……」
音無「(何か言えよ)」
ユイ「もし仮に…」
音無「あ?」
ユイ「家事も洗濯も一人じゃ何にもできない女から好きだと言われたら、どうしますか?」
音無「そりゃ、振r…」
音無「(…その条件って全部お前に当てはまってるな。試してんのか?)」
音無「(ここは慎重にセリフを選ぶべきか?それとも…)」
音無「…(あー、考えんの面倒くせぇからもうまんまでいい)」ザッ
ユイ「先輩?」
音無「てかよー、ぶっちゃけそれお前のことじゃん?」
ユイ「あ…。うん」
音無「そもそも何でお前来世も身体動かせねーって決めつけてんの?」
ユイ「それは…」
音無「生まれかわった来世も身体が不自由なんて考えじゃねーよ。もっと前向きに考えろ」
ユイ「前向きだなんて無理だよ。また身体が動かせなくなったら怖いし」
音無「不安になりそうな時は俺を呼べ。ぶっ飛ばして一喝してやっから」
ユイ「呼べって…無理だよ。絶対に会えませんよ」
音無「だったら俺を探してみな。そん時、もしまた会えたら力になってやる(…覚えてたらの話だがな)」
ユイ「…家から出られない状態だったらどうするんですか?」
音無「さぁな」
ユイ「?」
音無「俺は来世でお前が動ける身体になってるってこと以外は眼中にねーから」
ユイ「ぷっ…何ですかそれ、極端ですね先輩は」クスッ
音無「まぁ、もしどうしても動けない身体だった時はお前の母ちゃんに散歩でも連れてってもらえ」
音無「そこでバッタリ、なんてのも有り得なくはねーかもよ?」
ユイ「そうですね…でも、またお母さんに頑張らせちゃうかも」
?「なーに言ってんだよ」
音無「ん?」クルッ
ユイ「日向先輩…」
日向「俺もいるだろ?」ボロッ
ユイ「なんでそんなにボロボロなんですか?」
日向「ちょっとしたゴタゴタに巻き込まれてな」
音無「テメェ遅ぇぞコラ」
日向「音無には後で話があるとして、まずはユイだ」
ユイ「どうしたんですか?」
日向「お前がしっかり音無に自分の気持ち言えてんのかどうか心配になってきたんだよ」
ユイ「ちょっ!」
音無「…話が見えんな。心配?ユイの気持ちって何だ?そりゃ俺に憧れてたってことか?」
日向「そっちは違ぇーよ、何だ知らなかったのか?」
音無「?」
日向「全く音無くんは鈍感だなぁ」ハハ
音無「嵌めるぞテメェ」
日向「だってさぁ、ユイってばお前のこと好きなんd」
ユイ「…」ガシッ
日向「ん?何だユイ?」
ユイ「どおりゃぁぁーっ!」ブンッ
日向「ふごおっ!!」ドシンッ
音無「ジャーマンスープレックス…お前いつの間に?」
ユイ「バットを何回も振ってる内に結構力がついてたみたいです」
音無「へぇ…」
ユイ「…ひょっとして、さっき日向先輩が言おうとしたこと聞こえましたか?」
音無「大体は」
ユイ「そっか、ならもう隠す必要もないですよね」
音無「お前…俺がそういう色恋沙汰に興味はねーって知ってんだろ」
ユイ「確かにユイにゃんは魅力的ですが、今の先輩を落とそうなんて考えてませんよ」
音無「あ?誰が魅力的?」
ユイ「来世で元気な身体で先輩に会って、その時こそまた」
日向「イテテ…んだよ、ちゃんと言えてんじゃねーか」スクッ
ユイ「日向先輩にも、いろいろと相談に乗ってくれてありがとうございました」
日向「気にすんな。それより…お前来世って」
ユイ「今度こそもう未練は無い、かな」
音無「…消えんのか?」
ユイ「消えるんじゃないよ。次こそ報われた人生を送りに行くんです」
音無「良いこと言うなテメェ」グリグリ
ユイ「痛い痛い!」
音無「ま、未練がなくなったってのにいつまでもこの世界に縛りつけておくってのもねーわな」
日向「次、来世で俺達に会ったら真っ先に声かけてこいよ」
ユイ「どっちかと言うと日向先輩は私のお兄さんとして来世で会いたいです」
日向「…お兄さんか、お前の母さんの負担も減らせるし悪くねーかもな」
ユイ「音無さんもできれば、また飾らないあなたのままで会いたいです」
音無「分からんな。悪さしまくってたから生まれ変わったら善人にされてるかもだぜ」
ユイ「大丈夫ですよ、先輩はそんなに悪人じゃないですから」
日向「いや結構な悪人だぞ」
音無「テメェは一言多いんだよ」
ユイ「ふふっ」
音無「何笑ってやがる」
ユイ「また次も二人の絡む姿を見たいなと思って」
日向「あんまり俺に迷惑かけんじゃねーぞ音無」
音無「弾き飛ばすぞ」
ユイ「…それでは、ユイにゃんは一足先に行ってくるであります」
日向「ああ。元気でな」
音無「またな」
ユイ「音無さん」
音無「ん?」
ユイ「先輩も早く、この世界で自分の未練を見つけてみてください…きっと楽しい嬉しい気持ちになりますから」
――
―
日向「いったな…」
音無「まさか最後にアイツに説教されるとは思わなんだ」
日向「やかましかったが、いざいなくなってみると寂しくなるな」
音無「やっぱりお前がユイのこと一番心配してたんじゃねーか」
日向「ち、違ぇよっ!」
音無「分かってたことだし今更否定すんなよな」
日向「別にそんなんじゃねーよ!」
音無「その顔、実に滑稽だな。ボロボロ感が更に滑稽さを引き立ててるぞ」
日向「あ!お前、よくもスカート捲りなんてさせてくれやがったな!」
音無「誰もスカート捲りをやれなんて言ってねーよ」
日向「その他にもあれやこれやでおかげでコッチは死にかけたんだからな!」
音無「お前、それユイが居る前で言わなくて良かったな…聞かれてたら軽く失望されたんじゃね?」
日向「ったく、もういい。今日はゆりっぺ達に見つからないように帰るが先だ」
音無「精々見つかんなよ」
日向「おう、あばよ」スタスタ
音無「」
乙なんです
原作で言う 第10話 「Goodbye Days」 が終了か。
原作で言う 第10話 「Goodbye Days」 が終了か。
これ読んで決めた
俺も来世に行くことにするわ
次はまともな人間になれるといいな
それじゃみんなバイバイ
俺も来世に行くことにするわ
次はまともな人間になれるといいな
それじゃみんなバイバイ
「また来世でお会いしましょう」ってのは、絶望先生で飽きるほど言われたし聞いたりもした。
だからか、なんか真新しさを感じないんだよな。えんじぇるびーつ。
だからか、なんか真新しさを感じないんだよな。えんじぇるびーつ。
来世なんてないから
もしあったとしても人間じゃなくて虫かなにかになってる可能性が大きいから。
と、マジレス
もしあったとしても人間じゃなくて虫かなにかになってる可能性が大きいから。
と、マジレス
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