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元スレ音無「やべ、煙草切らしちまったぜ」
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―大食堂内部―
ザワザワ…ザワザワ
音無「うっわ人多いな。あの群がってる中から食券を買わねーといけないから」
ゆり「ちょっといいかしら」
音無「あ?何だ芋っぺ」
ゆり「はぁ?誰が芋っぺよ!」
音無「分かった分かった…で、何だよ?お仲間は?」
ゆり「日向君達には先に行ってもらったわ。それよりあなたに幾つか質問があるの」
音無「何だ。勧誘ならお断りだそ?」
ゆり「違うわよ…あなたの能力?みたいなもんについてよ」
音無「能力?…ああ、腕から黒剣だしたり身体硬くしたりするやつのこと?」
ゆり「そう。あの力、天使に似てると思ってね。あなた自身は能力使ってなかったから今の今まで忘れてたけどね」
音無「そいつは結構」
ゆり「結局あの力って天使と同じくあなたが開発したものなの?」
音無「能力もクソも…俺はただ単に御河童の奴のPC借りて遊んでただけだ」
ゆり「遊んでた、だけ?(確か前に竹山君が見知らぬ不良にPC取られたって言ってたわね)」
音無「つーか自分でもマニュアル解析できてねぇから分かってねぇよ」
ゆり「ふーん…そう、ありがと。時間取らせて悪かったわね」
音無「いや、別に」
ゆり「じゃね」タタタ
音無「…さっきのテストと言い、今の発言といい何だったんだ?」
音無「早く食券買わねーと…ってラーメンもカレーもうどんも売り切れてるし」
音無「唯一残ってるのがライスかよ。あともう一個残ってるのが…【麻婆豆腐¥300】か」
音無「てっきりグリーンピースの詰め合わせ的なもんが売れ残りだと思ったが、麻婆豆腐ならマシだな」ピッ
音無「それじゃ、いただくか」パク
音無「………」
音無「辛い…が、この程度ならうまいに変えられる」パク
音無「イケるなコレ」パクパク
女子A「あれ音無君だよね?」
女子B「あの激辛麻婆豆腐普通に食べてるよー信じらんない」
ゆり「遊んでた、だけ?(確か前に竹山君が見知らぬ不良にPC取られたって言ってたわね)」
音無「つーか自分でもマニュアル解析できてねぇから分かってねぇよ」
ゆり「ふーん…そう、ありがと。時間取らせて悪かったわね」
音無「いや、別に」
ゆり「じゃね」タタタ
音無「…さっきのテストと言い、今の発言といい何だったんだ?」
音無「早く食券買わねーと…ってラーメンもカレーもうどんも売り切れてるし」
音無「唯一残ってるのがライスかよ。あともう一個残ってるのが…【麻婆豆腐¥300】か」
音無「てっきりグリーンピースの詰め合わせ的なもんが売れ残りだと思ったが、麻婆豆腐ならマシだな」ピッ
音無「それじゃ、いただくか」パク
音無「………」
音無「辛い…が、この程度ならうまいに変えられる」パク
音無「イケるなコレ」パクパク
女子A「あれ音無君だよね?」
女子B「あの激辛麻婆豆腐普通に食べてるよー信じらんない」
>>205
音無は自販機じゃなく
裏ルートから仕入れてます
テスト期間終了後――
―教室―
担任「おし、テスト返すぞーっ!」
エエーッ!
担任「静かに。まず相原からー…」
ザワザワ…
担任「次、音無!…ああ、そう言えば音無は居なかったな」
音無「いや…いるから」ガタッ
担任「何だ居たのか。いつもいないから今日も居ないかと思ったんだよ」
音無「いいからとっとよこせ」バッ
担任「良かったな音無。今回のテストベストテン入りだ。もちろん補習は無しだ」
ザワザワ…ザワザワ
男子A「聞いたか?あのロクに授業でない音無がベストテン入りってよ」ボソ
女子A「じゃあ、いつも真面目に授業受けてる私達って一体…」
音無「当然だ…って言いたいとこだが」
音無は自販機じゃなく
裏ルートから仕入れてます
テスト期間終了後――
―教室―
担任「おし、テスト返すぞーっ!」
エエーッ!
担任「静かに。まず相原からー…」
ザワザワ…
担任「次、音無!…ああ、そう言えば音無は居なかったな」
音無「いや…いるから」ガタッ
担任「何だ居たのか。いつもいないから今日も居ないかと思ったんだよ」
音無「いいからとっとよこせ」バッ
担任「良かったな音無。今回のテストベストテン入りだ。もちろん補習は無しだ」
ザワザワ…ザワザワ
男子A「聞いたか?あのロクに授業でない音無がベストテン入りってよ」ボソ
女子A「じゃあ、いつも真面目に授業受けてる私達って一体…」
音無「当然だ…って言いたいとこだが」
音無「褒めるなら別の奴を褒めろよ」
担任「別の奴?」
音無「ああ、それともうここに用はねーからさ。あばよ」ガララッ
ピシャン
担任「よく分からんが…次、折尾!」
――
担任「次、立華…」
奏「はい」ガタッ
担任「悪いが、今は立華のテストを返すことはできん。後で職員室に来てくれ」
奏「…?。分かりました」
―対天使用本部―
音無「はーははは!見ろやどうだ!」バッ
日向「な、に…?全て90点代…だと?」
野田「貴様、そんな物を見せるな!めまいがする!」
音無「これでようやく分かっただろ?俺とお前達の圧倒的な差って奴がさ」
ゆり「…で、あなたは何しにきたわけ?」
音無「いや、俺の素晴らしき解答をお前ら馬鹿とは違うことを…ってそうじゃねぇっ!」
藤巻「つか何でお前普通に居るんだよ?!」
大山「もう君もSSSに入っちゃえば?」
ゆり「歓迎するわ、音無君」スッ
ヒュー!パチパチパチパチ!
音無「あーウゼェウゼェ!俺はテメェらと手を組む気はねーってんだろ!」
ゆり「何でよ?この際だから入りなさいよ」
音無「最初俺はテメェらみたいなガキみてーな戦隊ごっこはしねーって言わなかったか?」
日向「またまたぁ、俺達と野球で共に戦った仲じゃねぇか?」
音無「思い出したくもねーわ」
ゆり「そもそも何で音無君は一人で戦おうとしてるの?一匹狼って奴?」
音無「そんなんじゃねーよ。ただ群れてワラワラすんのが嫌いなだけだ」
ゆり「ま、あなたならウチに入らなくても消えることはないでしょうけど…」
日向「やっば一人は寂しいぜ?」
音無「俺は寂しくねぇし、独りでも生きていけるんだよ」
ゆり「あなたがそこまでツッパってるのって何か理由があるの?」
音無「何が言いたいんだお前?」
ゆり「記憶があるのはともかく、あなた記憶が無いのに尖っちゃってるから」
音無「知るか。記憶もクソもねぇ元来の性格だろ」
日向「そういやお前この世界に来たときはそりゃ酷かったよなー」
ゆり「そうそう、初対面であれだけコケにされたのは初めてだわ」
日向「話しかけただけでいきなりブラジリアンキックされてたしな」ハハ
ゆり「あ、私はバックドロップされかけたわ。これでも一応女なのに」
音無「んなこと覚えてねーなぁ、芋っぺさんよ」
ゆり「…口が悪いのは相変わらずだけどね」
音無「話がだいぶそれちまったが戻すぞ。テメェらこのテスト期間中に何企んでやがった」
日向「あー…それか。言っていいのかゆりっぺ?」
ゆり「ダメよ」
音無「何だ言えないことか?」
ゆり「仲間になるんだったら、教えてあげてもいいわよ?」
音無「じゃあな」ガチャッ
バタン
ゆり「…そんなにSSSに入るのがイヤなのかしら?」
日向「ヘッ、男にしか分からないことがあんだよ」
ゆり「今ひょっとして、この「台詞かっこええ」って思った?」
―教室棟 職員室前―
音無「もうすぐ日が暮れるな…今日も月見しながら煙草吸うか」
ガミガミガミ
音無「…先公の怒声?職員室からか?」
音無「誰が説教受けてんだ?」ソーッ
ガミガミ…ワカッテルノカ、タチバナ
音無「たちばな?たちばなってどっかで聞いた苗字だな……あぁ、奏か」
音無「え?何でアイツ?」ガチャッ
ギィィ…
校長「うん?」
音無「(やべっ!つい開いちまった)」
奏「…結弦?」
教頭「何だね君は?今取り込み中なんだ。出ていたまえ」
音無「あの…何でそいつ叱ってんのか教えてくんない?」
教師A「君には関係のない話だ。出ていきたまえ」
音無「いや、俺今回のテストでそいつに借り作ってるからさ。何か力になれねーかなと」
教師B「そのテストのことですよ」
音無「は?」
教師A「B先生、関係者以外に話す必要はないかと」
教師B「彼は関係者です。彼女と一緒に勉強してたそうなので」
教師A「…今回のテスト、立華は全教科0点で学年最下位だったことについてだ」
音無「は?全教科0点?奏が?」
校長「そうだ。全くウチの生徒会長がこんな失態をしでかすとはな」
教頭「やはり生徒会長を辞任させるしか…」
バン!
校長「な、なんだねいきなり」
音無「いやさ、勉強教えてもらった俺がベストテン入りで教えたコイツが学年最下位ってありえなくね?!」
教師A「これが事実だ」ピラッ
音無「……」スッ
ピラピラ…ピラッ
音無「……何だ、このふざけた解答?」
教頭「分かっただろう?こんなことは只ではすm」
音無「俺の言ってるのはそういうことじゃねぇ!こんなありえねー解答を本当に奏が書いたって信じてるのか?」
校長「我々にそんなこと言われても、この解答がそのまま提出されたのだから仕方が無いだろう?」
音無「(なわけねぇ…何か裏が…誰かが仕組んだんだ)」
校長「立華君、君は生徒会長を辞任してもらう」
音無「(誰が仕組んだ?……そりゃあアイツら以外に居ねーよな)」
奏「分かりました…」
教頭「生徒会長辞任のことは明日全校集会で皆に発表する」
校長「話は以上だ。君も早く帰りなさい」
音無「…チッ」
奏「失礼しました」ガララッ
ピシャッ
音無「納得いかねぇ…行くぞ」ザッ
奏「どこに?」
音無「決まってんだろ?SSSの奴ら問い詰めにだよ」
奏「大丈夫」ギュッ
音無「…おい離せよ。行けねーだろ」
奏「私は…私は大丈夫だから」
音無「…………」
奏「じゃあ、また」スタスタ
音無「何が大丈夫だ……あれで表情変えてないつもりか?」
音無「そりゃまぁ、今まで勉強してきたモンが水の泡~じゃ…流石に表情おさえろってのが無理か」
芋っぺさん達はテストの答案に書くであろう天使ちゃんの名前どこで知ったんだ?
本家ではゆりが知ってたけどド忘れしてただけだから
こっちではゆりが覚えてただけって事でも一応話は通るな
こっちではゆりが覚えてただけって事でも一応話は通るな
数日後――
―体育館―
校長「と、言うわけでして…本日をもって立華奏さんは生徒会長を辞任」
音無「……」
校長「つきましては、副会長の直井君が生徒会長代理として…」
ゆり「辞任じゃなく、解任ね」
藤巻「ゆりっぺ…」
ゆり「果たして一般生徒に成り下がり、大義名分を失った彼女に私たちが止められるかしら?」
音無「一言言わせてくれ…お前ら、最悪だな。特にそこの直線上前髪女は」
ゆり「あら、あなたも来てたの?どうせてっきり屋上で煙草でも吸ってるかと思ったわ」
音無「テメェらは奏を生徒会長の座から引きずり下ろして何がしたいんだよ?」
ゆり「名誉の失墜…そして天使に精神的なダメージを与えることよ」
音無「…頭沸いてんのか?」
ゆり「前も言ったけど天使は神の創造物なんかじゃなく、人間だってことが分かった」
音無「だから?」
ゆり「どんなアクションを起こすのか見てみるってわけよ」
音無「だから陥れた…ってワケか」
ゆり「そういうこと。後の問題は今夜、オペレーショントルネードを決行して天使がどう動くか…」
音無「…気に入らねー」
ゆり「ん?」
音無「お前の大勢で一人を陥れるってやり方…気に入らねぇんだよ」
ゆり「別に、そう思ってくれても構わないわ」
音無「そうかよ…やっぱお前らの仲間入りしなくて正解だったな」ザッ
―夕方・教室―
奏「……」カキカキ
女子A「立華さん、生徒会長辞任させられちゃったんだね」ボソッ
女子B「そりゃあ全教科0点じゃ仕方よね…」ボソ
ガララッ
女子A「あれ…音無君?」
音無「よう」
奏「…?」
音無「今夜あいつらまた大食堂でやらかすつもりらしいぞ…テメェはどうすんだ?」
奏「私はもう生徒会長じゃないから…あの人達を止める権利は無いわ」
音無「あいつらにやり返さないのか?」
奏「…」ケシケシ
音無「信用はもう一度、あいつらをしぼって取り返せばいいだろ?」
奏「…」
音無「当のお前はやり返す気無しか…でも俺は俺で好きにやらせてもらうからな」
奏「…そう」
音無「じゃ、あばよ」ガララッ
ピシャッ
奏「信用…」
―夜・学園大食堂―
ジャン~♪ジャン~♪
ワーワーキャーキャー
日向「にしても、天使が来ないってことは誰が来るんだろうな?」
大山「やっぱ生徒会長代理が来るんじゃない?」
日向「生徒会長代理って…NPCじゃねぇか」
大山「そこが問題なんだよね」
音無「だよね」
日向「ですよねー…ん?」
大山「のわぁっ!」
日向「お前、いつの間に来てたんだよ!」
音無「今日の夕方からずっと居た」
日向「俺達が来る前からかよ…んで、どうしたんだ?」
音無「単刀直入に言うが自白する気は?」
大山「自白?天使の解答をすり替えた件?」
音無「お前らの内一人が工作してたんならまだ目を瞑ってたけどよ、大勢で一人を陥れるやり方は見過ごせねぇな」
日向「いや…俺達に言われてもな」
大山「オペレーションを仕切ってるのはゆりっぺだから…僕達は勝手なことはできないんだ」
音無「とりあえず、あの女を説得すりゃいいわけだな?」ザッ
日向「あいつはそう簡単に説得に乗るような奴じゃないと思うぞ?」
音無「物は試しだ。行くだけ行ってダメだったさ別の方法を試すだけだ」スタスタ
日向「あ、おい音無!」
大山「日向くん!それより前、前!」
日向「前?…のわっ、天使か!」
―学園大食堂内部―
ユイ「いつまでももってたいよ~鋼のような」ダンダン♪
ワーワーキャーキャー
音無「あいつ…正ボーカルに選ばれたんだな。とりあえず、ゆりはどこだ?」キョロキョロ
音無「こんな人混みに紛れ込んでまともに連絡が取れるとは思えない…なるほど、上か」ザッザッ
SSS男>1「すみませんが、ここから先はSSSメンバー以外は立ち入り禁止となっています」
SSS男>2「見るなら下で見てくれよ」
音無「どけ雑魚共。テメェらに用はねーんだ、ゆりに会わせろよ」
SSS男>1「何の用で?」
音無「お前らに言う必要はねぇな」
SSS男>2「おい、こいつを外へ連れ出せ!」
SSS男>3「話はこちらで聴こうか」ザッ
SSS男>4「まずは外に出て」
SSS男>5「さぁ、早く」
音無「触るなタコが!」バキッ
SSS男>5「ぐわあっ!」ドサッ
SSS男>4「貴様っ何をs」
音無「テメェらに」バキッ
音無「用事は」ドカッ
音無「ねぇんだよ!」ドスッ
音無「どけや!」ボスッ
高松「…これは大変ですね」クイッ
――
高松(インカム)「階段で張っていた仲間が、何者かによってやられました」
ゆり「やられたって…まさか天使?!」
遊佐「天使は現在大食堂の外で日向さん達と交戦中なのでそれはありません」
高松「あの短ランを着ている男は、間違いなく音無さんと見て間違いないでしょう」
音無「俺がどうしたって?」
遊佐「っ?!」バッ
ゆり「音無君…私達に何かご用かしら?」
音無「用があるのはお前だけだ」
ゆり「私に?」
音無「奏の全教科0点の件、自白してもらえねーか?」
ゆり「はぁ?何言ってるのよ?無理に決まってるじゃない!」
音無「(言うと思った…力づくで従わせるのも悪くねーけどそれじゃ後が面倒だな)」
音無「じゃあ…取引しねぇか?」
ゆり「取引?」
音無「お前がもし自白しなければ…俺が今ここでライブを無茶苦茶にしてこの作戦をに台無しにしてやるが?」
ゆり「…っ、それ取引じゃなくて脅迫じゃない!」
音無「俺はお願いしてんじゃねーよ、これは命令だ」
ゆり「(どうする…自白するにしてもまだ天使は生徒会長を解任されたばかり)」
音無「さぁ」
ゆり「(でも今ここでライブを無茶苦茶にされては食券が…)」
音無「どうするんだよ?ゆりっぺさん」
ゆり「…悪いけど、まだ自白はできないわ」
音無「なら仕方ないな。俺を恨むなよ」ザッ
ゆり「作戦も無茶苦茶にはさせないわ」
音無「は?」
ゆり「みんな、出てきて」パチン
ザザザザ…
…ザザザザ
SSS達「…」ザザッ
音無「…へぇ(ざっと30人か…どこに隠れてやがったんだよ)」
ゆり「もしも天使が大食堂内部に侵入してきた時の為の遊撃部隊よ。みんな、彼を外へ連れ出して」
SSS達「了解」ザザッ
音無「さわんなゴラァ!」バキッ
SSS男>6「ふぐぅ!」ドサッ
ゆり「取り押さえてっ!」
音無「チッ(数が多すぎる…一旦外に出るか)」ダダッ
SSS男>7「逃げたぞ、追え!」
ゆり「ちょっ、逃げたんなら追う必要はない…って訊いてないか」
―学園大食堂外―
ドンドンドン!
奏「…」キンキンキン!
日向「くそっ、やっぱライフルじゃダメか!」
野田「一気に攻めるぞっ!」
ドドドドドド…
大山「なに…この音?」
松下「大量の足音…のようだな」
音無「どけどけぇ!ひかれたくなければなぁっ!」
SSS男>8「待てぇぇぇっ!」
奏「…結弦?」
日向「何だ何だっ、音無お前何しやがった!」
音無「奏…?何でお前ここに居るんだよ!?」
奏「麻婆豆腐…」
音無「はぁ?」
奏「麻婆豆腐食べようと思って…そしたら」
音無「…はは。麻婆豆腐食べようと思ってきたら、勘違いされて蜂の巣にされてたってワケね…」
奏「…」コク
SSS男>9「もう諦めろ音無、大人しく捕まれ」
音無「ヘッ、誰が捕まるかってんだ」
SSS男>8「馬鹿かお前…この人数相手にやり合うって言うのか?」
奏「…」シャキンッ
音無「お前はこれ以上騒ぎを起こすとマズいだろ。とっとと食堂に行け」
奏「でも」
音無「いいから行けっ!それとも本当に信用を失いたいのか?」
奏「…わかった」タタッ
SSS男>10「天使を行かせr」バキッ
SSS男>10「ぐはっ!」ドサッ
音無「お前らの相手は俺だろ?」
日向「音無。お前、本当に何したんだよ…?」
音無「テメェらも巻き込まれたくなけりゃとっとと逃げろよ」
野田「フンッ、丁度いい。ここで決着をつけてやる」
松下「仕方ない、か」
椎名「あさはかなり」
大山「ぼ、僕は…」
音無「チッ、馬鹿共が。テメェら後悔すんなよ」バキボキッ
―学園大食堂内部―
奏「…」テクテク
ゆり「あれは…天使?!外は何をしてるの!」バッ
奏「…」テクテク
高松(インカム)「どうですか?」
ゆり「ちょっと待って!(何だか、様子がおかしい…)」
奏「」ピタ
ゆり「(食券販売機の前で止まった…?あいつ何を…)」
奏「…」ピッ
ゆり「(あれは誰も頼まないことで有名な激辛麻婆豆腐?!どういうこと?あんなものを…)」
ゆり「(私達に食わせて一矢報いようっての?)」
遊佐「ゆりっぺさん、盛り上がりは最高潮を迎えていると見受けられますが」
ゆり「えっ?」
イェイ!イェイ!イェイ!イェイ!
ゆり「……」
遊佐「指示を」
ゆり「(どこへ行った?)」キョロキョロ
奏「…」 テクテク
ゆり「…回せ!」
遊佐「回してください」
カチッ
ヴォォォォォォン!
奏「…」テクテク
スルッ
奏「!(…食券が)」
―学園大食堂外―
SSS男>30「ぐは…っ」ヨロッ
ドサッ
野田「はーっ、はーっ!コイツ化物かっ!」
大山「ひぃぃぃ」ガタガタ
椎名「あさはか、なり…」ゼェゼェ
音無「ほんなら、そろそろシメといきまひょか」バキボキッ
ヒラ…ヒラ
日向「くそっ…ん?」
大山「これ、食券だよね?」
松下「そ、そのようだな…」ゼーッゼーッ
日向「ようし、みんな退散だ!」ダッ
ダダダダッ!
音無「逃がすかテメェら!その首置いてけや!」
椎名「(まずい…追いつかれる)」ブンッ!
音無「おっと!」ヒョイ
ホヴンッ!…モクモク
音無「これは…煙玉か?」
椎名「今の内だ、急げ!」
音無「チッ、今の内だけでも逃げてな。後からブッ殺してやるからよ…」
音無「(…あいつは結局麻婆てやらを買えたのか?)」
すみません、夏休みに入って忙しくなったので少し投下量と速さが落ちてしまうことがあります。
―学園大食堂内部―
日向「いやー、また音無のとっつあんがやってくれましたね」イテテ
松下「俺は全身打撲が数カ所だ」
椎名「私は左腕が逆方向に折られた…」グキッ
野田「貴様らはまだいい方だ。俺を見ろ」
藤巻「見事に全身血だらけだな」
日向「てか早く拭いてこいよ!」
ゆり「あれ?あなた達だけ?他のメンバーはどうしたのよ?」
日向「おう、ゆりっぺ」
―学園大食堂内部―
日向「いやー、また音無のとっつあんがやってくれましたね」イテテ
松下「俺は全身打撲が数カ所だ」
椎名「私は左腕が逆方向に折られた…」グキッ
野田「貴様らはまだいい方だ。俺を見ろ」
藤巻「見事に全身血だらけだな」
日向「てか早く拭いてこいよ!」
ゆり「あれ?あなた達だけ?他のメンバーはどうしたのよ?」
日向「おう、ゆりっぺ」
藤巻「他の奴らなら全員外で死んでるぜ?」
ゆり「なるほど、音無君の仕業ね…あなた達はまだ食券使ってご飯食べないの?」
日向「食べようにもこんだけ怪我してりゃ、ろくに箸も持てねーよ」
ゆり「あらあら、可哀相に」
日向「本当にそう思ってんのかぁ?」
ユイ「せんぱーい」ダダッ
日向「ん?何だユイか」
ユイ「私の歌と、新生ガルデモはどうでしたかー?」
日向「んなもん見てるヒマねーよ」
ユイ「えぇ?それって酷くないですか?!」
日向「こっちはそれどころじゃ無かったんだよっ!」
バタン!
ザザザザザザッ!
ゆり「!」
野田「生徒会の奴らか!」バッ
ゆり「野田くん、手を出しては駄目よ…。彼ら一は般生徒だから」
直井「そこまでだ」ザッ
日向「コイツは…直井!?」
直井「用件はあr」ゴイーン!
ドサッ
ゆり「…何がどうなったの?」
藤巻「何か、あの直井って奴の後ろから生徒会員が飛んできてそいつの後頭部に直撃したぞ」
直井「くっ、誰だっ!」ヨロッ
ザッザッ
音無「なーんかわんさか群れてやがると思ったら、お前かよガキ」
直井「貴様は…あの愚民か」
音無「だったら何だ?またエアスプレーンかけられてぇのか?」
直井「コイツ共々、ここにいる奴ら全員連れていけ」
生徒会員達「はっ!」ザッ
音無「返り討ちだよボケが」バキボキッ
ゆり「駄目、音無君!」グッ
音無「あぁ?俺はSSSじゃねーし、テメェの引いたルールには従わねぇぞ?」
音無「オラァッ!」バキドカ
トリオサエロー!
アバレルナーッ!
日向「ゆりっぺ、この混乱に乗じて逃げるぞ!」グイッ
ゆり「え?」
日向「音無が生徒会員ぶっ飛ばして道をあけてくれてるから急ぐぞ!」
音無「死ねやゴラァ!」バリーン!
直井「…相変わらず猛獣のような奴だな(催眠術はコイツの意志に負かされ効かない…僕は退散しておくか)」バッ
音無「逃げんな直井ィ!」ダッ
直井「そいつを足止めしておけ!」
―学園大食堂外―
ゆり「はぁ、はぁ…。ここまで来れば大丈夫でしょ」
日向「しっかし危なかったなー。音無が来てくれなかったら全員反省室送りだったぜ」
ユイ「あの人って結局敵と味方のどっちなんですか?」
野田「敵だっ!」クワッ
ユイ「でも野球の時はお世話になりましたよね?」
ゆり「ギルド降下作戦の時も助けられたしね」
大山「でもその後は天使を助けたんだよね?」
ゆり「つまり気まぐれなのよ…不良って生き物は」
夏休みに入ったらからって時間的余裕ができるわけじゃないのか……
でも、他の所と比べたら結構な投下ペースだから出来る範囲で頑張ってくれ
続きにwwktk
でも、他の所と比べたら結構な投下ペースだから出来る範囲で頑張ってくれ
続きにwwktk
ごめんなさい。かなり空いてしまいましたが、これから数日は時間が取れそうです。
―学園大食堂内部――
ウウウ…イテェ…
ナオイ…サン…
音無「さ、流石に連戦はきついな。さっきのSSSの連中と合わせて100人はいたか?」ゼェゼェ…
直井「き…さま…。神にこんなことしてただで済むと思うな…よ」
音無「何だ、まだ喋れんのかテメェ。見た目に反してタフだな」
直井「僕は神だ…こんな所で貴様などに負けるわけにはいかないんだっ!」ボタッ
音無「おー可哀想に。口から血がこぼれ落ちてんぜ」ナデナデ
直井「触るなっ」バッ
音無「でもな…そろそろおねむの時間だぜ」グッ
直井「か…は…!(くそっ、ヘッドロックで落とす気か!?)」
音無「と見せかけバックドロップ!」ガシャァーン!
直井「~~ハ!!」ゴロゴロ
直井「…!」ビクッ!
直井「…」ピクンピクン
直井「」ピタ
音無「さて、これで生徒会メンバーは全滅したし…。次はSSSの連中だな」
―学園大食堂外―
ゆり「じゃあ、今日はもう解散ね」
日向「おう。みんな気をつけて帰れよ」
音無「帰らせねーよ」ザッ
SSS「「「!?」」」
音無「テメェらにはまだ礼が残ってたからな…クックック」バキボキ
ユイ「何ですかアレ!音無先輩恐すぎでしょ!しかも顔が血で染まってますよ」ボソッ
ゆり「生徒会は全滅…か」
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