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    元スレ音無「やべ、煙草切らしちまったぜ」

    SS+覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - 音無 + - ぁE + - いじめ + - ペルソナ + - ヤンキー + - ヴァンガード + - 不良 + - 岩沢 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    音無「(……ここはどこだ?確か俺は……?)」

    「気がついた?」

    音無「…あぁ?」

    「ようこそ、死んでたまるか戦線へ」

    音無「……誰だよ、テメェ。つかいきなりワケのわかんねーことほざいてんじゃねぇよタコ」

    「なっ…誰がタコですって!?」

    音無「あ~うるせぇうるせぇ…」

    ゆり「こいつ…。まぁいいわ、私の名前はゆりって言うの。突然だけどあなた、うちの部隊に入りなさい」

    2 = 1 :


    音無「は?部隊?」

    ゆり「そう、私達は神に抗うために日夜戦いを続けるの」

    音無「…漫画とゲームのし過ぎだよ、このボケ」

    ゆり「…っ!…ゲフン、いい?私達はあんたが思ってるほど子供みたいなことをしてるんじゃないの」

    音無「神に抗うため~♪わたしたちたたかいまちゅ♪…ってか?ブフッwwww!」

    ゆり「あんたね…さっきから下でに出てりゃ図に乗ってんじゃないわよ!」

    日向「おいゆりっぺ!どうしたんだよそんな怒声張り上げて!」

    3 = 1 :


    ゆり「日向くん…?」

    音無「コイツも部隊とやらのお仲間か」

    日向「ん?お前見たことない顔だな。ひょっとしたら新入りとか?」

    音無「俺をテメェらみてぇなガキ連中な混ぜんじゃねぇよ。お断りだ」

    ゆり「日向くん、コイツはもういいから早く天使をやっちゃいましょ。今グラウンドで一人突っ立ってるわ」

    音無「(やる…?)」

    日向「あ、ああ…。にしてもお前はこれからどうするんだよ?まだこの世界のこと何にもわかんねぇんだろ?」

    音無「テメェらみてぇなイカれた連中に頼まなくても他の奴から縛り聞く」

    日向「そうか…(あぶねぇ奴だなぁ)」

    4 = 1 :



    ―翌日―

    NPC1「ひぃっ!だから知りませんってばぁ~!」

    NPC2「勘弁してください!」

    音無「テメェらここの住人なんだろうが!ならこの世界のことぐらい分かるだろうが、あぁ?」

    NPC1「本当に知りませんって!僕達はただ普通に暮らしてるだけで…」

    音無「ウラァっ!」バキッ

    NPC1「うわぁっ、ゲホッ!」

    NPC2「ひぃぃっ!」

    音無「逃げんなコラァ!」

    5 :

    ほう?

    6 = 1 :


    「あんたさ…いい加減止めたらどうだい?」

    音無「あぁ?関係ねー奴がしゃしゃり出てくんじゃねーぞ」

    「私がこの世界のことを詳しく説明すればいいんだろう?」

    音無「……チッ」ペッ!

    岩沢「私は岩沢。あんたは?」

    音無「…音無」

    岩沢「それで、何からききたい?」

    音無「まず…ここはどこだ?」

    岩沢「死後の世界、だよ」

    音無「………」

    7 = 1 :


    音無「テメェも俺をおちょくってんのか…?お前も制服があのゆりとかいうやつと同じで別の奴と違うしなぁ」

    岩沢「私も最初は戸惑ったさ。だけど受け入れるしかないんだ…それと、ゆりと会ったのか?」

    音無「……ああ。で、あのアマが言ってたしんでたまるか戦線って何なんだよ」

    岩沢「簡潔に言えば、天使を倒してこの世界を手に入れようとしてる部隊ってことだよ」

    音無「ふーん…。で?」

    岩沢「私はそこの陽動部隊のリーダーをしている」

    音無「帰れ」

    8 = 1 :


    音無「アホ過ぎて付き合ってられん。百歩譲って俺が死んだことは認めてやるよ、でもな…」

    岩沢「でも?」

    音無「天使と戦ってェ~とか、世界を手に入れる~とか、俺はそんなガキくせぇのが一番嫌いなんだよ」

    岩沢「…まぁ無理に納得しなくてもいい。聞くより見た方がいいだろうしさ」

    音無「お前はまぁまぁ話せる奴かもと思ったが、買いかぶり過ぎたな。あばよ」

    岩沢「(…ん?確かそっちは校長室だったような)」

    9 = 1 :


    ―校長室―

    音無「ははっ、初めからこうすりゃよかったぜ」カチャ

    ビュン!

    音無「うぉっとぉ!」ヒョイ

    音無「誰だよトラップなんか設置しやがったカスは…俺じゃなきゃ死んでたぜ。んじゃ改めて」ガチャ


    SSS「「「!!!」」」

    音無「…あぁん?」

    ゆり「ちょっと、あんた昨日の!どうしてここに?」

    野田「コイツか…さっきの話の野郎は」

    10 = 1 :


    音無「なんでテメェがいるんだよ…」

    ゆり「それはこっちの台詞よ!」

    野田「おいテメェ…」

    音無「あ?テメェにテメェ呼ばわりされる筋合いねーぞ」

    野田「ゆりっぺの勧誘を断った上に、散々俺達を侮辱するとはいい度胸だな」

    音無「馬鹿を馬鹿にして何が悪い?」

    野田「貴様、[ピーーー]!」

    音無「殺してみろよ?今すぐここでやってみろやコラァ!」

    11 = 1 :


    日向「落ち着けって二人共!」

    大山「そ、そうだよ喧嘩はダメだよ!」

    日向「お前は俺達の仲間になるつもりでここに来てくれたんだよな?!」

    音無「あぁ?すっとぼけたこと抜かしてんじゃねぇぞ」

    ゆり「昨日はまともに話せなかったけど、あんたはこの世界がどんな世界が分かってるの?」

    音無「死後の世界とかいうやつだろ?んで、お前らはこの世界を手に入れる云々ほざいてるんだって?」

    ゆり「そこまで知ってるなら話は早いわね」

    12 = 1 :


    ゆり「あなた、この戦線に加わりなさい!」

    音無「…お前日本語分かんねぇの?さっきから入らねーって言ってるだろ?Do you understand?」

    TK「Oh!Yeah!」

    藤巻「この坊主、なかなか肝がすわってんじゃねーか。でもちょっとお痛が過ぎるな」

    日向「だから喧嘩腰になるなって!…えーと…名前なんだっけ」

    音無「…音無だ」

    日向「音無、気が向いたらでいいからさ、いつでも来てくれよ。歓迎するぜ」

    音無「多分一生こねーけどな」


    ―――
    TK「Good night」

    13 :

    これは新しいな

    14 = 1 :



    ―夕方・校庭―

    音無「にしても…このダセェ服なんとかなんねーのか」

    音無「福屋らしき店もこの辺りにはねーし、手芸部の奴らにでも作らせるか」

    音無「…えーと、どこに手芸部はあんだ?そこの女に聞いてみっか」

    音無「おい、そこの白髪女!」

    「…」ピクッ

    音無「手芸部ってどこにあるか知らねぇか?」

    「手芸部なら…あそこの校舎の三階にあるけど」

    音無「そうか、ありがとよ~白髪女!」タッタッタ

    「……白髪女」

    15 = 1 :


    音無「ここが手芸部室か…とうっ!」ガシャン

    部員女>1「え…なになにっ!」

    部員男>1「だ、誰だよあんた」

    音無「喜べ。今からテメェ等に俺の服を作らせてやる」

    部員男>1「はぁ…?何ワケの分からないことを言って…」

    音無「シッ!」バキッ

    部員男>1「うわぁぁっ、鼻がぁっ!」

    部員男>2「ひでぇ…」

    部員女>2「何なの?一体?」

    音無「オラァ!」ガァァン!

    部員女>1「やめて!それはせっかく作った作品なのに!」

    音無「シャァッ!」バリーン!

    部員男>1「うぅ…わかった…わかったから勘弁してください…」

    16 = 1 :


    ―夜―

    音無「へへ…やっぱ短ランだよな。かっけぇしよぉ」

    音無「……昨日は一晩中起きてたからいいが、今日はどこで寝るかな」

    「あなた」

    音無「あぁん?…さっきの白髪女か、何のようだ?」

    「もう下校時間は過ぎてるから…早く帰えらなきゃ」

    音無「うるせえ、俺に指図すんなよ。つか、帰る場所なんてねーよ」

    「寮には戻らないの?」

    音無「寮なんかあんのかよ」

    「…」コクリ

    「ついてきて…」

    17 = 1 :


    ―夜―

    音無「へへ…やっぱ短ランだよな。かっけぇしよぉ」

    音無「……昨日は一晩中起きてたからいいが、今日はどこで寝るかな」

    「あなた」

    音無「あぁん?…さっきの白髪女か、何のようだ?」

    「もう下校時間は過ぎてるから…早く帰えらなきゃ」

    音無「うるせえ、俺に指図すんなよ。つか、帰る場所なんてねーよ」

    「寮には戻らないの?」

    音無「寮なんかあんのかよ」

    「…」コクリ

    「ついてきて…」

    18 :

    不良か、新しい

    19 :


    ―男子寮―

    音無「ここが俺の寝床か…」

    「空いてる部屋があったら好きに使っていいから…それじゃ」

    音無「ちょっと待ちな」

    「…何?」

    音無「あんたよ、見ず知らずの俺に優しくしても何もでねぇぞ?」

    「私は生徒会長だから…困ってる生徒のことは見捨てれないだけだから」

    音無「ふーん、まぁどうでもいいけどさ。俺は借りを作るのは嫌いなんだよ」

    「?」

    音無「あばよ、俺は空き部屋探してとっとと寝るわ」

    20 :

    どうやってタバコ手に入れるんだ?ww

    21 = 19 :

    ―音無の部屋―

    音無「ふぅ…ここに来てから何か色々とありすぎて疲れたな」

    音無「ちょっとベッドで一休み…」ガッ

    音無「痛って!ケツになんか当たったぞ!」ヒョイッ

    音無「ん?何だこれ、DVD?題名は…『Demon Player』?」

    音無「Demonっつーことは、PC関係なのか?まぁいいや…どうせDVDだろうPCソフトだろうと本体なきゃ意味ねーし」

    音無「……そう言えば、さっきの廊下ですれ違ったキノコ頭」

    音無「ノートPC持ってたような気がしたんだが…ちょっくら借りパクしてくるか」

    22 = 19 :


    ―とある男子寮の部屋―

    ギャーギャー!

    ウルセー、シンデロ!

    ガタン!バリーン!

    …………シーン

    音無「ふぅ…ったく手ぇ焼かせやがって!」ガチャ

    音無「勢い余って窓ガラスから放り投げちまったぜ、まぁノートPCを『借りれた』からいいけどな」

    ―音無の部屋―

    音無「さて、今から起動させますか…Demon Playerを」カチッ

    PC「ジジ…」ウィーン

    音無「ここにディスクを入れればいいんだな」カショッ!

    PC「ジジ…ジ」ウィィィィン!

    23 = 19 :


    音無「あ、イッケネェ。説明書読んでなかったぜ」パラ…

    音無「……」パラ…パラ…

    音無「…ふー」パタン

    音無「全く持って訳わからんかった…ま、まぁなんくるないさ」

    PC「ジジジジ」パッ

    音無「お、出た出た。…この図は人体図か?」

    音無「上から順に頭、腕、腹、脚に矢印がある空白は何だろう…上にAttack Skillとか書いてるし」

    音無「物は試しだ、入力してみっか!えーと…頭には『Genius』と」

    音無「んで腕には…『Dark Blade』。ちょっとガキくせぇけど誰にも迷惑かけねーしいいだろ」

    24 = 19 :


    音無「じゃあ、腹には『Metal Steel』で…脚には『Instant』でいいか」

    音無「やべぇwwww俺めっちゃTUEEEじゃん!天才頭脳に暗黒剣、鋼の鎧に俊足ってチートじゃねぇか!」

    音無「……」プチッ

    音無「……さて、寝るか。まぁいい暇つぶしにはなったよ」ドサッ!

    音無「……ZZZ」

    PC「ジジジ…」パッ


    ―翌日、連絡橋―


    音無「さて、これからどうすっかなー。死んだ奴らなんたらには入りたくねーし授業なんかかったりぃし」

    音無「煙草買いに行こうっと」

    25 = 19 :


    音無「ハァッ…ハァッ、くそっ!何でどこにも煙草売ってねーんだよっ!」ガァァン!

    ユイ「ひいっ!」ビクッ

    音無「…あぁ?何だ?」

    ユイ「い、いえいえ!何でもないですよー!あはは…」

    音無「…オイテメェ、その制服は着てるってことはの死んだなんちゃらの仲間か?」

    ユイ「はい、一応…。ガルデモのたんなるおっかけみたいなものですが」

    音無「ガル…何だって?いや、今はんなこたぁどうでもいい!今その制服見たらイラつくから消えろや!」

    ユイ「はっはいいっ!!」タタタタ…

    音無「…くっ、やべぇ。ここんとこ忙しくてニコチン摂取のことすっかり忘れてたぜか」

    26 :

    おもしろい

    27 = 19 :


    音無「やべっ、舌がうはくまわらねへ。…したくは無かったがやひかないか!」

    ―職員室―

    音無「……」ソロッ

    音無「よし、先公全員授業に行ってやがるな」

    音無「んじゃ…お宝探しの開始だ」

    数分後…

    音無「うひゃひゃひゃ!いいねいいね、宝がいっぱいだよ」ゴソゴソ

    音無「さてと、屋上にでも行くか」ガラッガラッ!

    音無「へへ…チョレぇよ、マジ」シュボッ

    ~♪~♪

    音無「(なんだこの騒音…誰だよ授業中にバンドやってる馬鹿共は)」スバー

    28 :

    窓から投げたって、クラなんとかさん

    29 :

    生意気な芋っぺを音無さんの力で蹂躙していくんですね

    30 :


    ―空き教室―

    ダダダダン♪ダンダン♪

    岩沢「…よし、一旦休憩!」

    関根「あ~、疲れたなぁ」コキコキ

    ひさ子「オペレーションは今日の夜なのに、今から疲れてたら身がもたないよ」

    関根「そうは言ってもぉ…」

    入江「しおりん、私達は陽動舞台だから仕方ないよ」

    岩沢「ま、それが終われば後は楽だからね。もうちょっと」

    ガララッ!

    入江「へっ?」

    関根「ん?」

    ひさ子「?」クルッ

    岩沢「うん?」

    音無「テメェらかぁ?さっきからジャンガジャンガジャンガジャンガやってる奴らは?」

    31 = 30 :


    ひさ子「…誰だよ、アンタ?」

    岩沢「音無…だったよね。どうしたんだ?」

    関根「い、岩沢さんあのヤンキーと知り合いなんですか?」

    岩沢「まぁちょっとだけね」

    入江「怖いですね…」ボソッ

    音無「あぁ?」ギロッ

    入江「ううっ!」ビクッ

    岩沢「学園内は全禁煙だよ?」

    音無「お前らこそ授業中にバンドなんかやって規則破ってんじゃねーか。お互い様だろ?」

    ひさ子「分かったから、煙草吸うならよそで吸ってもらおうか。煙たいったらないよ」

    32 :

    キター!待ってました
    音無さんマジ最高っす

    33 = 30 :


    音無「お前らの騒音がうるせーから、こうしてわざわざ来たんだよ」

    ひさ子「何っ!?」ガタッ

    音無「しかもよく見りゃお前ら、揃いも揃って死んだなんちゃらの制服着てやがるな」

    音無「ったくやっぱお前らは馬鹿共の集まりってこったなぁ、ハハハッ!」

    岩沢「ちょっと…流石にそれは言い過ぎじゃないか?」

    ひさ子「そうだよ。私達を馬鹿って言うアンタもそんな格好してるじゃん」

    音無「あぁ?俺のファッションにケチつける気かコラ…女でも容赦しねーぞ!おお?」ギン!

    ひさ子「く…(コイツ、まるで悪魔みたいな眼力してるな…)」

    入江・関根「……」ガクブル

    34 = 30 :


    岩沢「音無……こっち向いてよ」

    音無「あぁ?今取り込み中なんだry」バチィン!

    ひさ子「!」

    入江「あぅ…」

    関根「おぉ…」

    音無「え?…っ!テメェコラ何しやがんだぁ!」

    岩沢「あんたは自分のことしか考えてない大馬鹿だ…そんな奴が、口出ししないでほしいね」

    音無「……何だと?」

    岩沢「そんだけ度量があるんだったら、もっと他のことに役立てればいい。そうだろう?」

    音無「…チッ、興ざめだ」ガララッ

    ピシャッ!

    関根「…おお、岩沢さんかっこいい!」

    ひさ子「やっぱ、流石リーダーだね」

    35 :

    アニメの音無さんばりに小さい男だなこの音無さん

    36 = 30 :


    岩沢「う…」ヘナヘナ

    入江「岩沢さん?!」

    ひさ子「おいおい大丈夫かよ!」

    岩沢「どうやら腰が抜けたみたいだ…すまないが手をかしてくれ」

    関根「はい。それにしてもあの人一体何だったんでしょうか?」

    ひさ子「単なるヤンキーだろ?ほっといてもいいって」

    関根「まぁ、ちょっと尖ったナイフみたいで好みだったかな…」

    入江「ちょっと、しおりん!」

    関根「冗談だよー。みゆきちは心配し過ぎだっての!」

    岩沢「…すまない、先に練習始めててくれ。私はあいつの後を追う」

    ひさ子「ちょ、何言ってんだ岩沢!」

    37 :

    岩沢ルートか、実に興味深い

    38 = 30 :


    岩沢「流石にあのままじゃ、ゆり達に八つ当たりしかねないからな」


    ―校長室付近―

    音無「(殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺…殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺)」

    音無「(あー…ちょうどいい奴らが居たなー…確か近くだったかぁ?)」

    岩沢「ちょっと、待ってくれ音無!」

    音無「殺殺殺殺……ん?」

    岩沢「さっきはぶったりして悪かったな」ゼェゼェ

    音無「…忘れたな。あんなヘナチョコビンタなんか」

    岩沢「ふっ、随分都合のいい頭をしてるな。まぁお前の追っかけてきたのは口喧嘩のためじゃないんだ」

    39 = 30 :


    音無「あぁ…?」

    岩沢「今夜、大食堂にて私達のライブがあるんだ」

    音無「だから?」

    岩沢「あんたも見にきてくれないか」

    音無「(コイツ、さっきあれほど貶されたの忘れてんのか?)…嫌だと言ったら?」

    岩沢「とりあえず理由を訊かせてくれ」

    音無「はっ…ただ単に人の多いとこが嫌いなだけだよ。話はそんだけか?」

    岩沢「ん?ああ、一応」

    音無「じゃあもう行く…(チッ、殺戮感情が失せちまったぜ)」スタスタ

    岩沢「できたらでいいから、来てくれれば嬉しいぞ」

    音無「……気ィ向いたら、な」ボソ

    40 = 30 :


    ―夜・大食堂前―

    ダンダン~~♪ダンダン~~♪

    ワーーワーーキャーキャー


    音無「……あーあ、来ちまったよ。情けなぇな、俺」

    音無「まぁ一人で部屋でPCの画面と向かいあってるよかマシか。あいつらの仲間のメガネキノコから奪ったもんだが…」

    音無「ん?橋の入口にいんのは…白髪女?あいつもライブ見に来たのか?」

    音無「いや、それは無いな。生徒会長ってんなら粗方注意にでもしに来たんだろうしよ」

    バァン!

    音無「銃声!?チッ、また鉄砲玉かよ!」ガサッ!

    シーン……

    音無「あ、そう言えば俺死んだんだったわ。にして久々に銃声聞いたなぁ…」

    41 = 30 :


    音無「いやいや、つか何で銃声なんぞ聞こえたんだよ!」スクッ

    「……」

    音無「白髪女が…撃たれてやがる!」

    日向「もう一発、くらえ!」バン

    「……」ドシュッ

    松下「どくんだ日向!」ガショッ!

    日向「おう!」

    音無「バズーガ?!あんなモンで撃たれちまえば木っ端微塵だぞ?正気かあいつら?」

    松下「いくぞ!」バシュゥッ!

    「…Guard Skill…」

    音無「チッ、俺は最悪な奴だが多勢に無勢は一番嫌いなんだよ!」ダダッ!

    「!」

    松下「なっ!」

    日向「あいつ…音無か!?」

    42 = 30 :


    音無「(いや…待てよ)」

    音無「(俺がコイツを庇ったとこでどうなる?相手はバズーガだぞ?銃じゃないんだぞ…?)」

    音無「…あ、そういえばさっき」

    ――――
    ―――

    音無「ん?PCの電源がついてらぁ。あ、昨日遊んだDemon Playerか」

    音無「文字が書かれてあるな…えーと、『Perfect』?完璧?」

    音無「おっと、そういや岩沢達がライブする時間もうすぐだったな」

    音無「…はぁ、行くか」

    ―――
    ――――

    音無「くそっ、ままよ!」ガシッ!

    「えっ?」

    音無「しっかり捕まってろよ」

    43 :

    アンガールズですねわかります

    44 = 30 :


    音無「飛ぶぞっ!」バッ

    「…!」

    ドガァァン!!

    日向「やっべ!音無も巻き添えくっちまったんじゃないのか?」

    松下「な、なぜ彼は急に飛び出して来たんだ!」

    椎名「…いや、上だ!」

    音無「ふぅ…何とか間に合ったな」

    「あなた…その身体能力」

    音無「話は後だ、コイツらは俺が何とかすっからお前は逃げて早く傷の治療をしろよ」スタッ

    「大丈夫…私は自分で戦えるし、この世界での傷は勝手に癒えるの」

    音無「そうか、傷はいいとして戦うのは流石に無理だろ」

    45 = 30 :


    「…Guard Skill…『Hand Sonic』ジャキン!

    音無「こりゃたまげたな…。何モンだテメェは?」

    「私は立華奏…。あなたは…」

    音無「あ、まだ名前言ってなかったか。音無ってんだ。よく覚えとけ」ジャキン!

    椎名「おい…何やらあいつも腕から剣を出したぞ?」

    日向「音無…お前は」

    「その黒剣…」

    音無「ああ、アレがまさかほんもんだったとはよ」

    「アレ?」

    音無「そんなことよりチャッチャと終わらせっぞ。俺は早く大食堂まで行かんとにゃらんのだ」

    46 :

    5時おきで出勤なのにねれないじゃないか

    47 = 30 :


    椎名「はっ!」ビシュッ!

    音無「遅せぇっ!」ガキィン!

    椎名「くっ、早過ぎる…」

    野田「おおおおっ!」ブオン

    バキン!

    音無「あぁ?」クルッ

    藤巻「おいおい、攻撃した方の野田のハルバードが折れたぞ?」

    野田「チッ、化物めが!」

    TK「This is horror!」

    音無「あーもう面倒くせぇっ!全員吹き飛びやがれ!」ブンブンッ!

    ゆり(インカム)「ジジ…ちょっと、みんなどうしたの?!」

    高松「それが…天使の他、もう一人の襲撃を受けまして」

    ゆり(インカム)「ソイツば誰なの?」

    高松「あれは…まさに悪魔です」

    48 :

    平日はやらないのか?

    49 :

    >>48
    No!
    ただし夜中になってしまう

    ―大食堂内―

    ダンダン~♪ダンダン~♪

    遊佐「…そろそろあちらは限界のようですが?」

    ゆり「仕方ないわ、回して」

    SSS1「了解しました」カチッ

    ブワァァァッ!

    ―大食堂外―

    音無「…あ?何だありゃ?紙吹雪?」

    日向「みんな、食券取ったら早く撤退だっ!」ダダッ

    音無「あ!逃げんなっ、チャラ僧共!」ダダッ!

    「待って」ガシ

    音無「おい、あいつら行っちまうぞ?いいのかよ!」

    「もう彼らは戦う意志を見せていないから…放っておいても大丈夫」

    50 = 49 :


    ~♪~ジャーン!

    ワーワーワーーキャーキャー!

    パチパチパチ!

    「ライブも終わったみたいだし」

    音無「嘘だろ…アイツに何て顔すりゃいいんだよ」

    「ごめんなさい」

    音無「お前が謝ってもさぁ…俺が勝手にやったことだし」

    「それでもごめんなさい」

    音無「だからいいんだよ!…あーあ、ついてねぇな。これも全部あいつらのせいだ」

    「…とりあえず、私は先に帰るね」

    音無「ああ、じゃあな」

    音無「(俺はどうするか…決まってんだろ、そんなこと)」

    音無「(いや、しかし今から襲撃するんじゃ岩沢にばれる危険性が…)」


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