元スレパパス「おう 俺!目がさめたようだな」俺「・・・あ?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
551 = 27 :
ヘンリー「ん!?なんだか 明らかに怪しい小部屋だ」
俺「ここだけ人為的に作られたものだな。どうやらようやく着いたみたいだ」
ヘンリー「おい あれ見ろよ!!」
俺「ん?」
俺は 足もとを 調べた!
なんと!てんくうのつるぎを 見つけた!
俺は てんくうのつるぎを
手に入れた。
553 = 27 :
ヘンリー「こ、これは・・・・・!!!伝説の 勇者だけが装備できるという 天空のつるぎ・・・!」
俺「ふん・・・必要なのは己の肉体のみ。武器に頼るのは弱さの証だ」
ヘンリー「そりゃお前が バカみたいに強いからだろー・・・
ん?まだなにかあるぞ」
俺は 足もとを 調べた!
なんと!パパスのてがみを 見つけた!
俺「うわっ・・・・・・」
ヘンリー「うわ・・・・・・」
俺「嫌な予感しかしねえが・・・・ 読まなきゃだめか?」
ヘンリー「一応 な?頼むよ」
554 = 167 :
うわって言うなよワロタ
555 = 37 :
今の落ちぶれたパパスを見ればそんな反応にもなるわな
556 = 477 :
そら(今のパパスを見たら)そう(言う)よ。
557 = 27 :
俺は 嫌々パパスの手紙を 読みはじめた。
(哀愁のBGM)
“俺よ。お前が これを読んでいるということは なんらかの理由で 私はすでに お前のそばに いないのだろう。
すでに知っているかもしれんが 私は 妻のマーサを探しだすため 旅をしている。
私の妻 お前の母は ある日を境に 突如姿を消した。
それは あろうことかお前が生まれた日なのだ。
あの日のことを思い出しても 原因はまったくわからない。
558 = 477 :
ヌワスェ……
559 = 27 :
お前も知っての通り 私の名はパパス。そして母はマーサという。
偶然か必然か、これは父親という意味の《パパ》と母という意味の《マザー》に酷似しているではないか。
そう考えた私はお前の名を、息子と私の名にちなんで《ペニス》と名づけよう と提案したのだが やけに反対されてな・・・
どうしても首を縦に振らないので 出生届に無理やり《ペニス》と記入しておいたのだ。
次の日 マーサは消えていた・・・・・
いったい なぜこうなったのか・・・私には よくわからぬ。
たぶん妻は 魔界に連れ去られたのであろう。
こうなったのは きっとお前に付けようとした名前が姓名判断的に良くなかったのだ。
これ以上不幸になりたくないので やむなく《俺》という名に変更しておいた。
俺よ!妻を魔界から連れ戻すのだ!
561 = 188 :
おいwwwwwwwwwクッソワロタwwwwwwwww
564 = 27 :
ちなみに 魔界への行き方は 攻略本を読破したので完璧だ!伝説の勇者なんて探さなくても 大丈夫だぞ!
魔界の入り口は エルヘブンという町の近くにある。なおマーサはエビルマウンテンにいるらしので 必ずしもエルヘブンに寄る必要はないぞ
その前に カボチ村というところでフラグを、かつて訪れた妖精の村で伏線をそれぞれ回収しておけ!それからエビルマウンテンへ向かうのだ!
私は 世界中を旅して 天空のつるぎを見つけたが、こんな鉄くずなどなくとも マーサは救えるのだ。
元の世界をなぞるだけじゃあ つまらないからな!決して手抜きじゃないぞ……。
俺よ! 数々のフラグを集め わが妻マーサを 助け出すのだ。
たのんだぞ 俺!
PS 私がいつも片乳を出しているのは ‘父’にちなんで だぞ!!”
俺は パパスのてがみを破り捨てた。
565 = 477 :
元からクズじゃねーかwwwwwww
566 = 167 :
これなんてソードマスターヤマト?
567 = 188 :
カボチ村がガチホモ村に見えた
568 = 162 :
今日一番ワロタ
569 = 27 :
ヘンリー「こいつはひでぇ。ぐうの音もでねえや」
俺「万死に値する」
ヘンリー「お前ほど周りに恵まれない人間は そうそういないだろうな
ま、あんまり落ち込むなよ」
俺「安心しろ もうあきらめている
さあ もうここに用はない。とっとと出ようぜ」
<サンタローズ>
老人「なんと 洞くつで 天空のつるぎというのを 見つけなされたか!
して そのつるぎは 特に必要ないと。なるほどのう……。
かつて パパスどのが 時間を無駄にした 最初から攻略本を買っておけばと なげいておったのは その つるぎじゃったのか。
パパスどのの あんなに くやしそうな姿を見たのは 息子に希望の名をつけられなかったと言っていたとき以来じゃのう」
ヘンリー「頭の悪い女並の執着心だな。名前に関しては」
パパス「おーい サンチョはどうやら 別の大きな国へ移り住んでいるらしい!!
ここから近くて大きい国といえば ラインハットだ!!きっとそこにいるぞ!
ん?何の話だ?私も仲間に入れてくれ」
570 = 37 :
駄目だこいつ・・・早くなんとかしないと・・・
571 = 27 :
俺「Shut the fuck up!!黙ってろ!!」
俺は メダパニを となえた!
パパスは こんらんした!
パパス「フハハックックックッヒヒヒヒヒケケケケケ、ノォホホノォホ、ヘラヘラヘラヘラ、アヘアヘアヘ」
俺「ふん・・・しばらくはそうしててもらうぜ ボケナス」
ヘンリー「黙ってはないけど・・・まぁいいか」
ヘンリー「さて隊長、これからの予定は?」
俺「・・・・・・・
ラインハットへ向かう」
ヘンリー「!! パパスのためにか?」
俺「ちげーよ! ま、利害の一致ってやつだ
お前はラインハットの様子が気になる。パパスはサンチョを探したい
そして俺は お前らの願いを聞き入れてやりたい。ただそれだけだ」ニマア
ヘンリー「・・・粋なまねしやがって へへっ」
俺「ふっ」
パパス「フハハックックックッヒヒヒヒヒケケケケケ、ノォホホノォホ、ヘラヘラヘラヘラ、アヘアヘアヘ」
572 = 477 :
このパパスは尊敬できない
573 = 167 :
混乱ってレベルじゃねえ!
574 = 422 :
パパス・・・
575 :
トリップしてやがるw
576 = 27 :
ヘンリー「サンチョサンチョうるさいのも鬱陶しいけど これはこれで・・・」
俺「癇に障るな。だが俺の命令には忠実だぜ?
おらパパス 行くぞ」
パパス「フハハックックックッヒヒヒヒヒケケケケケ、ノォホホノォホ、ヘラヘラヘラヘラ、アヘアヘアヘ」テクテク
ヘンリー「おお ちゃんとついてくる・・・」
俺「ハウス!!」
パパス「フハハックックックッヒヒヒヒヒケケケケケ、ノォホホノォホ、ヘラヘラヘラヘラ、アヘアヘアヘ」ササッ
ヘンリー「おお 馬車の中に入った!!
すげーよ 俺!」
俺「まぁな(ニヤリ)
さて 行くか・・・お前のふるさと、ラインハットへ!」
577 = 188 :
もとに戻せよwwwww
578 = 27 :
シスター「待って 俺!」
俺「ん?なんだ?何か用か?」
シスター「もしかして 伝説の勇者さまを さがしだす旅に出るの!? 本気なの?」
俺「いや、俺は伝説の勇者など興味――――」
シスター「そうなの……。そういえば昔 アルカパの町で 勇者さまの話を聞いたことがあるわ。
アルカパといえば 俺のおささなじみのビアンカさんもいたわね。元気かしら」
俺「ちっ この世界のやつらは 相変わらず人の話をきかねーな
ん?・・・ビアンカ・・・・・?ビア・・・・ンカ・・・」
579 = 477 :
いいことおもいついた。馬車の中にずっと入れといて餓死させればいいんじゃね?
580 = 27 :
ヘンリー「知ってるのか?」
俺「いや、記憶にないな。そんなことよりさっさと行くぞ もうすぐ日が暮れる」
ヘンリー「そうだな。 お城は夜になると 閉まるから 日暮れまでに行こう!」
俺「行くぞ、馬王」
馬「ヒヒーン」パカラッパカラッ
ヘンリー「結局 真っ暗になっちまったな・・・・・」
俺「仕方ない、あそこの田舎町に泊まるとするか
明日は朝イチで出発するぞ」
<アルカパ>
ヘンリー「へー こんなところにも 町があったなんて ぜんぜん知らなかったよ」
俺「なぜか 懐かしい感じがする・・・・・」
581 = 42 :
さすが賢さ1
582 :
追いついた、おもしろい
583 = 477 :
フローラも普通に忘れられてそう
584 = 27 :
ヘンリー「俺 お前、ここに来たことがあるのか?」
俺「わからない。
だがここで 大事なやつと 出合った気がするんだ」
ヘンリー「ふーん? 町の人間に聞いてみたら何かわかるかもしれないな
ちょうどあそこに人がいるぞ おーい!ここは なんて町だい?」
青年「ん?旅の人かい?ここはアルカパの町だよ
ところで聞いてくれよ。こいつ ラインハットから逃げだしてきたんだぜ。」
ヘンリー「え?ラインハットだって!?」
青年「うわさには聞いていたけど ラインハットのお城が それほどひどくなってるとは 知らなかったな。」
兵士「まいっちゃったよなあ。 わがまま王子がいなくなって 弟が王位をついだと聞いたから あの城の兵士になったのに……。
実権をにぎってるのは 王さまの母親の 太后さまで これが とんでもないんだもん。 あの城も もう おしまいだな。」
ヘンリー「…………。」
585 = 27 :
俺「覇ァ!!」ボゴッ
青年「ゲロロォォ!!!!!!!」ビチャビチャ
兵士「な、何をす―――」
俺「むん!!!」メメコォ
兵士「モロロロロロ」ビチチチッ
俺「てめえの忍耐力が足りなかっただけだろーが。それを上のせいにするな
ヘンリー、こんなザコの言うこと気にする必要はない。きっと何かの間違いだ」
ヘンリー「ああ・・・ありがとう」
俺「さ、宿に行こう。こんな胸クソわりぃ町さっさと出たいぜ」スタスタ
586 = 167 :
まさか俺くんて・・・Tさん・・・?
587 = 110 :
こっとこの世界最強はラスボスとかではなく
馬車馬パトリシアちゃん
588 = 27 :
ヘンリー「あれ、宿の前に じいさんが突っ立ってるぞ どうしたんだろう」
俺「Hey、じーさん、どうかしたか?」
老人「わしは 昔この宿をやってた ダンカンさんの知り合いでの。ひさしぶりに会いに来たのじゃ。
けど ダンカンさんは 身体をわるくして宿屋をやめ はるか海のむこうの山奥の村に引っこしていったらしい。
あの かわいい娘さんにも 会いたかったのう。ざんねんじゃわい……。」
パパス「ダンカン!!!!!ダンカン!!!!!!!!」バッ
俺「!?」
ヘンリー「うわあ! ど どうしたんだよ!?」
パパス「ダンカン!!オレ シッテル ダンカン トモダチ!トモダチ!!」
俺「バカな、俺のメダパニがもう解けたのか・・・?」
ヘンリー「ダンカン って名前に 反応してるみたいだぜ・・・・・?
パパスさん、ダンカンって人を知ってるのかい?」
パパス「フハハックックックッヒヒヒヒヒケケケケケ、ノォホホノォホ、ヘラヘラヘラヘラ、アヘアヘアヘ」
俺「・・・ただのウワゴトだったみたいだな
さあ おとなしくしているうちに チェックインしちまうぞ」スタスタ
ヘンリー「そうは思えなかったけどなぁ・・・」テクテク
589 = 413 :
寺生まれの
590 :
ガチャ
婦人「いらっしゃい!!」
俺「夜分遅くにすまないな ・・・ほう。田舎町にしちゃ 立派な宿だな奥さん」
婦人「そのほめ言葉は 前の持ち主に言ってやりなよ
あたしら夫婦は 7年ほど前ダンカンていう人から ここを買いとって 宿をはじめたのさ。」
ヘンリー「またダンカンか・・・」チラッ
パパス「ダンカン・・・ダンカン!ダンカンヘラヘラヘラ、ダンダダダダダンカカカカカカカカモモンジャダンカンダンカンダンカンンカ」
俺「すまない、ちょっと魔物の毒にやられちまったんだ
他の客の迷惑にならないようにはする」
婦人「お気の毒に・・・ 教会で牧師さまに 治療してもらったほうがいいかもしれないね
どうぞ 泊まっておゆきよ。周りに客のいない部屋を用意してあげるからさっ
それに うちに泊まれば なにかいいことがあるかも知れないよっ!」
俺「恩にきる」
591 :
ラインハットとアルカパって方向真逆だよな
全く素直じゃない奴だな
593 :
サンタローズから西でアルカパ更に西でラインハットじゃないっけか
594 = 590 :
ヘンリー「ふぃー。今日はもう くたくただよ
それにしてもいいことがあるかもしれないって いったいなにがあるってんだろうな?」
俺「客引きの口実だろう、期待しても仕方がない
それよりもいい寝床にありつけたことに感謝して 今日はもう寝るんだな」
ヘンリー「それもそうだな・・・
じゃ おやすみ俺、パパスさん。また明日」
俺「Good night.」
パパス「ダンカンダンカンサンチョチョチチチサンチョダンカントモダチサンチョドレイサンチョサササンコン」
テーレーレーレーレッテッテー
595 :
>>593
だよな
596 = 582 :
パパスは寝たら治るのだろうか
598 :
>>593,595
ラインハットは東の川渡った先だぞ
599 :
ラインハットは東
西から順に
レヌール城→アルカパ→サンタローズ→川→行く末の老人→階段→ラインハット
600 = 590 :
俺「ん・・・・相も変わらずよく眠れたぜ。やはり旅をすると疲労がたまり、それが睡眠を促すのか
ずいぶん健康的になっちまったなァ」クックック
ヘンリー「ふわあ おはよう 俺」
俺「おはよう よく眠れたか?」
ヘンリー「ああ、寝る前はパパスさんがうるさくって心配だったけど、寝付いてからは静かにしててくれたみたいだし。
ところでパパスさんは?」
パパス「ん?呼んだか?」
なんと パパスが われにかえった!
俺「ちっ」
みんなの評価 : ☆
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