元スレ紳士「お暇でしたら保健室の先生になってみませんか?」

みんなの評価 : ★★
301 :
もうこれセクハラだろ
302 = 123 :
こういうエロゲないかな
303 :
エッチな保健の先生とか最高ですな
304 = 1 :
男(女)「その後にトイレへ入った女子がいうんだな」
男(女)「なんだろうこのトイレ……、変なにおいがする」
男(女)「かいだ事のない……、でも、不思議なかほり……」
男(女)「じゅんっ」
栗毛「ち、ちょっと先生……っ!」
男(女)「ははは」
栗毛「ひ、ひどいですよ……」
男(女)「なに、男として話すなら、下ネタのほうがそれらしいと思ってな」
栗毛「ふ、普通の男の人って、こんな話ばっかりするんですか……?」
男(女)「ばっかりってわけでもないが、話せば大体は盛り上がるぞ」
栗毛「な、なるほど……」
305 = 109 :
いいな、こういうの
306 = 1 :
栗毛「じ、じゃあ、やっぱり僕もそういう話をするように……」
男(女)「ああいや無理はするな無理は」
男(女)「体は男とはいえ、女として育てられたんだもんな」
男(女)「こういうのは苦手だったか」
栗毛「確かに苦手、ではあるのですが……」
栗毛「……じ、じつは」
男(女)「ん?」
栗毛「ちょっと雰囲気は違うのですけど……」
栗毛「女の子の中でも、そういう話は結構……でてたりして」
307 = 258 :
先生可愛すぎる
308 = 1 :
男(女)「む、それは詳しく聞きたいところだな、あくまで保健室の先生として」
栗毛「え!? い、いやその……」
男(女)「話しちまえっ。女ってのはどうなんだっ」
栗毛「あ、あの、えっと……」
男(女)「ええい、なんだ男のくせに女々しいなちょっとこっちこい」
栗毛「わああち、ちょっとなにするんですかっ!」
男(女)「なんだか俺も楽しくなってきた。ベッドでゆっくり話をきいてやる」
栗毛「な、なんでベッド!?」
男(女)「押し倒したくなった」
栗毛「ち、ちょ、先生、だめ、あ、ぁ」
男(女)「抵抗がよわいぞお。女の先生に押し倒されて本当はちょっといい気分なんだろう」
栗毛「ち、ちが……」
男(女)「さあ大丈夫、今は保健室には二人以外に誰もいない」
男(女)「洗いざらい話をしてごらんなさい。男から見る女の園は、どんななんだあ……?」
栗毛「せ、先生、ち、ちょ、や、ぁ、ぁああぁああああっっ!!!」
309 = 233 :
ついに
311 = 1 :
三時間目終了のチャイムがなった
金髪「体調を崩したというから様子を見に来てみれば……」
金髪「……何がありましたの?」
美しいブロンドの髪の持ち主は、さげすむような目で俺を見た
栗毛「ぁ……ぅ」
男(女)「……なんでも、ありません……」
男(女)(やってしもうた……)
栗毛の少年を見ていたら、つい女としてノってしまった
どうも彼は、受け身が良すぎるというか嗜虐心を刺激するというか
金髪「何もないにしては、服の乱れがすごいですけど」
男(女)「さ、さああ、なんでですかねぇ……」
315 = 1 :
放課後
男(女)「うーん、早退者おおいなあ……」
午後から、数名の早退者が現れた
男(女)「インフルエンザはまだ流行ってないみたいだし……」
眼鏡「風邪、ですかね……こほんっ」
男(女)「ああお前もじゃないか」
黒髪「だ、大丈夫……?」
眼鏡「はい、なんとか……」
そういえば、昨日の今日である
彼女が風邪をひくのは、仕方ない
男(女)「今日はもう帰れ」
眼鏡「……はい」
明日からは、忙しくなりそうだった
316 = 277 :
しえん
318 :
思ったとおり、翌日からは体調を崩す子が徐々に増えだした
ベッドで少し休憩をして体力がもどる程度の子が多くて、
大事というではないのだが……
昼休み
黒髪「あの子、今日はお休みだって」
男(女)「みたいだね……、早く良くなるといいけど」
黒髪「お泊り会、なしになっちゃったなあ……」
黒髪「残念」
ツインテ「なら私とッ!」
黒髪「んー、今日はお見舞いに行ってあげようと思うから、また今度ね」
ツインテ「ならそれに私もついていきますっ」
黒髪「うん」
黒髪「……邪魔にならないように、今日は引き上げますね」
男(女)「ああ、すまないな」
黒髪「いえ。では」
319 = 317 :
ひ
321 :
ほ
322 = 318 :
男(女)「ふうー……」
放課後、生徒が帰ってようやく、いつもの仕事に手をつける
結構残ってしまった
金髪「お疲れのようですわね、先生」
男(女)「お? どうした」
金髪「いえ、生徒会の雑務がありまして、帰りに少し顔をだしてみただけです」
男(女)「へえ、生徒会なんだ」
金髪「そうですよ。特に目立たないですけれど」
金髪「何か、手伝いましょうか?」
男(女)「あー……」
一瞬断ろうと思ったが――まだ仕事が残っている思うと、その前に少し話し相手がほしいなとも思った
男(女)「お茶でも入れてくれるとうれしいな」
金髪「分かりましたわ」
323 :
ほのぼのしてるな
324 :
む、それは詳しく聞きたいところだな、あくまで保健室の先生として
325 = 318 :
男(女)「もう五時だけど、時間はいいのか?」
既に辺りは暗い
金髪「いえ、むしろ少し、遅く帰りたい気分ですから」
金髪「それに私は車で送ってもらっていますから、電話すればすぐに車がきますわ」
男(女)「お嬢様なのね」
金髪「大したものでもありませんわ」
入れてくれたお茶をすすりながら、書類に向かう
金髪「お仕事のお手伝いは、出来なさそうですわね」
男(女)「そこで話し相手になってくれるだけで助かるさ」
金髪「そうですか。なら、お言葉に甘えまして」
326 = 317 :
今日はいつ迄いられる?
327 = 318 :
男(女)「んー、休みが増えてるなあ」
出席簿を、ぱらぱらと捲る
金髪「もう冬ですからね」
男(女)「そうだなあ……、この前まで暑かったのに」
季節が過ぎるのは早いなあ、と思う
男(女)「……あ」
そこで久しぶりに、気づく事があった
男(女)「なあ、この人達、しってるか?」
金髪「はい?」
それは前に、謹慎といわれた一年線の子と――そして全く同時期から欠席をしている、二年や三年の数名
たぶん同じ理由での謹慎なんだろうな、とは前から当たりはつけていたが、
あまり話題に上がることはなかったのだ
329 = 318 :
金髪「……ああ」
前に眼鏡の少女に聞いたときは、良くわからないといわれたんだっけ
金髪「たしか、喫煙と暴行、いじめ……、噂には援助交際もあったとかいう不良のグループですわね」
男(女)「えっ……?」
金髪「初めて聞いた、という表情ですか」
金髪「教師なら、むしろ詳しく聞いていませんの?」
男(女)「いや、初耳だ」
金髪「……? ですがこの子たちは、丁度この謹慎がおこる寸前まで」
金髪「この保健室でたむろしていた連中ですが……」
男(女)「…………え……?」
330 = 318 :
金髪「皆怖がっていたのを、知っているでしょう?」
金髪「ですから、緊急の時以外はほとんど保健室は利用されなかったではありませんか」
金髪「相談事など、もっていけるような空気ではなかったですし」
男(女)「……ち、ちょっとまってくれ」
男(女)「いや、え……?」
金髪「全く記憶にございませんの?」
男(女)「い、いや……」
記憶にない――当然だ
俺がこの学校へ保健室の先生としてやってきたのは、この子たちが謹慎処分された後
その前にどうなっていたかなど、いないのだから知るわけが無い
男(女)(どういう、ことだ……?)
331 :
くらいまっくすやね
332 = 318 :
男(女)「一つ聞きたい」
金髪「はあ」
男(女)「俺はいつから、この保健室で先生をやっているんだっけ」
金髪「……不思議な事を、聞かれますね」
男(女)「深く考えず、とりあえず教えてくれないか」
金髪「かまいませんが……」
金髪「そうですね、さすがによく覚えておりますわ」
金髪「なにせ貴方がこの保健室の先生になられたのは」
金髪「今年の春から、ですもの」
ぞくり
背筋に嫌な悪寒が、走った
333 :
いい感じに話が差し迫ってきたー
334 :
>>1がいつ頃までいるのか気になる
336 = 318 :
男(女)(忘れていた……!)
俺は何のために保健室で先生をやっていたのか
目的は保健室の先生になる事じゃない
紳士を自称するあいつが、何を隠しているのか
それを探ることだったんじゃないのか
紳士「おかえりなさいませ」
男(女)「おい」
紳士「おい、とはまた――」
男(女)「夕食は後だ、話を一つ進めるぞ」
紳士「……ほう」
338 = 318 :
男「“俺”があの学校へ行き始めたのは、いつだ」
紳士「“貴方”が行き始めたのは、二週間ほど前ですね」
男「そうだな」
男(女)「なら――“私”があの学校へ行き始めたのは、いつだ」
紳士「……」
男(女)「今年の、四月か」
紳士「……然様」
男(女)「……、……なるほど、な」
今でこそ、“俺”は“私”
しかし“俺”が“私”になる前は――
男(女)「“俺”は、誰を演じている」
339 = 317 :
ほ
340 = 318 :
紳士「はて、どういうことか」
男(女)「この“私”は、過去のある人物」
紳士「……ほう」
男(女)「しかし今の“私”の中身は、“俺”だ」
男(女)「だから、それまで中に入っていたはずの“本来の私”の記憶を、“俺”は“私”なのに知らない」
男(女)「では――過去にいた“本来の私”とは、誰だ」
紳士「……く、くくくく」
男(女)「もっと言ってやろう」
男(女)「俺は俺で、そして、彼女は彼女なんだ――つまりどちらも、別の人間。特定の、誰か」
男(女)「そして俺は、お前の力でそのどちらもになることが可能で、そして何故かどちらも演じる事ができる」
男(女)「……あたっているな?」
341 :
あたってるよぅ...
342 :
こんなに奥まで…
343 = 318 :
紳士「……く、くく」
男(女)「……」
紳士「……その、通り。大正解ですよ、お客様」
男(女)「やっぱりな」
男(女)「俺が女体化しているのではなく、既存の女性の体を借りている」
男(女)「そういうことだな」
紳士「それもまた、その通り」
男(女)「……ここまで来たんだ、答えろ」
男(女)「お前は誰で、“私”は誰だ」
347 :
急げ
348 = 318 :
紳士「……言ったでしょう」
紳士「私は、職業斡旋家の紳士です」
男(女)「……」
紳士「提供するのは貴方の言ったとおり、仕事そのものではなく」
紳士「誰かが歩むべきだった道、つまり人間そのもの」
男(女)「……そういうことか」
紳士「いやよく気づきました。貴方と彼女が別の人間であると」
紳士「ですがあ……」
紳士「チェックメイトには、程遠い」
男(女)「――ッ!?」
349 :
最初のクライマックスだな
350 :
盛り上がり
みんなの評価 : ★★
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