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    元スレ紳士「お暇でしたら保健室の先生になってみませんか?」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - いいストーリー + - ミステリー + - 神スレ + - 紳士 + - 萌あるちめっと! + - 謎解き + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    601 :

    まだかな

    602 = 324 :

    残ってて良かった

    603 = 363 :

    お暇でしたら保守をしてみませんか?

    606 = 363 :

    19時からは5分なのか、怖いな

    608 = 466 :

    お前ら頼む
    まだ仕事が終わらない…

    609 :

    おいおい頼むぜブラザー
    このままじゃ保守だけで埋まっちまう

    611 = 587 :

    7時から五分以内とか埋まっちまうぞ

    612 = 492 :

    空いてる時間に稼いで欲しかったなあ
    19時以降は支援で埋まって話が端折られる

    620 = 615 :

    5分て辛いなほ

    621 = 392 :

    623 = 318 :

    (女)「……今日あったのは、こんなところだ。ごちそうさま」

    紳士「なるほど。お粗末様でした」

    俺は箸を置く

    (女)「……俺は、死んでいる」

    紳士「……そうですね」

    (女)「やっぱり、自分の墓を自分で見るというのは……どうにも、胸糞悪いもんだな」

    (女)「お前と向かい合って、俺の考えもいっぱいあるのに、全然気分が乗らないや」

    紳士「……はい。胸倉を掴むようないつもの勢いが少し、懐かしい」

    (女)「そうだな」

    (女)「自殺に関してだが……、これは俺のことだ、よく分かる」

    (女)「きっと自殺に、大きな理由はなかった」

    (女)「そのきっかけももちろん、本当にたいしたものでもない」

    (女)「これはもう、確信している」

    紳士「……その通り」

    (女)「……。そのきっかけというは――」

    624 = 587 :

        ┃   ┃━┓     ハ_ハ               ハ_ハ          ┃┃┃
      ┗┓━ ┃━┓ ┗━('(゚∀゚∩∧,,∧ ∧..∧ ∧..∧∩゚∀゚)'). ━━━━ ┃┃┃
      ┗┓━ ┗  ┃    O,_  〈(´∀`)(´∀`)(´∀`) 〉  ,_O       ┗┗┗
        ┗       ┃      `ヽ_)゚○-J゚ ゚○-J゚ ゚○-J゚ (_/´ .        ┗┗┗

    626 = 559 :

    5分以内てか5分ぴったしでちょうどいい感じ
    5~6分の間なら落ちることは無いと思うキター

    627 = 347 :

    やっとか

    628 = 409 :

    来た来た

    629 = 354 :

    だから無駄レスで埋めんな

    630 :

    自治厨うるさい

    631 = 318 :

    紳士「――その通り」

    (女)「……」

    (女)「今思えば、そのときの俺はとても、馬鹿だった」

    (女)「でもそれは“今”だから思えるだけだ」

    きっと、今の俺でなければ、自分の墓を見たところでなく事はなかっただろう
    なぜなら自殺したいという気持ちは、ずっとずっと持ち合わせていたものだから
    むしろよくやったとほめていた、だろう

    ただきっかけがなくて死ねなかった、俺だったから

    (女)「……人とのつながりを持てた、今だから、馬鹿だなと思える」

    (女)「その思えるようになった、という意味では、感謝をしなければならない」

    紳士「……感謝など」

    (女)「まあそう言うな」

    632 = 392 :

    圧倒的。。。保守!!
    ざわ。。。ざわ。。。

    633 :

    なんて…………神ss

    635 = 318 :

    (女)「……」

    おそらく、俺の持ち札は、ほとんど揃っている
    これ以上、考えられるものが無い

    俺はゆっくりと、深呼吸をする

    (女)「よし」

    紳士「気合十分、ですか」

    そう、俺は自身の死を見て絶望はしたが――

    (女)「ああ。これで、面倒くさい問答も、最後だ」

    ――俺の予想があたっているのならそれは、大したことではない

    紳士「……ほう」

    にやり、と紳士が笑う


    (女)「詰みにしてやる」

    紳士「やれるものなら」

    636 = 392 :

    ラストスパートか

    639 :

    解決編の始まりか
    期待期待

    640 = 569 :

    いやーーん支援

    642 = 318 :

    (女)「まずは……、お前からだ」

    紳士「私ですか」

    (女)「お前は、結局今でも、何なのか、分からない」

    (女)「だが――お前の領域を狭める事は、できる」

    紳士「……」

    (女)「俺は勘違いをしていた。だから最初、だまされた」

    (女)「お前が一体何者か分からなかったから、何でも出来るモノだと思い込んでいた」

    (女)「例えば……、人の意識を操作する事も」

    紳士「……」

    (女)「俺ははじめ、俺以外の人間の記憶を操作し、学校の人間に保健室の先生として認識させたものだと思った」

    (女)「何でもできるのだろうと思っていたから。あんな不思議なやつは何でもするだろうと思ったから」

    (女)「だが実際にお前の力にかかっていたのは、俺だけだ」

    (女)「前に確認したように、俺は、ただ“本来の私”を引き継いだだけだったのだから」

    紳士「……」

    646 :

    追い付いた、支援。

    647 = 318 :

    (女)「いや正確には、考えてはいなかった」

    (女)「確かに俺の目は節穴だったな。その時、そこまで考える頭を持ち合わせていなかったのだから」

    (女)「でも今、はっきりと二人の人間だと認識している今なら、それは違うと分かる」

    紳士「ええ。……しかしそれは、ただの確認ですね」

    (女)「そうだ。これは前の確認。今の俺が言いたいのは、その先」

    (女)「薄々感じ始めたのは、あの子を俺の部屋に連れてきた日からだったか」

    (女)「お前はあの時いったな」

    >紳士「はい。貴方を男から女に変えたように」
    >紳士「この部屋も、変えることができます」

    (女)「ただし」

    >紳士「ただし、内部だけですが」

    紳士「……」

    (女)「内部だけ、と」

    650 = 318 :

    (女)「お前、いつもこの部屋にいるよな」

    紳士「……」

    (女)「……来てくれ」

    俺は立ち上がる
    彼は立ち上がらない

    (女)「……」

    俺はそのまま、玄関へと向かう

    紳士「……」

    そうして、外に出た
    外は日が暮れて、もう寒い

    (女)「男に戻せ」

    そうつぶやく


    ――だが、何も変わらない


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