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    元スレ紳士「お暇でしたら保健室の先生になってみませんか?」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - いいストーリー + - ミステリー + - 神スレ + - 紳士 + - 萌あるちめっと! + - 謎解き + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    701 = 609 :

    お前ら終了までに埋めるんじゃねえぞ

    702 = 318 :

    紳士「貴方のお考えは、ここまでですか?」

    「……」

    紳士「……そうですか」

    紳士は目を瞑る


    紳士「残念です」

    紳士「チェックメイトには――まだ足りないじゃないですか」


    なんということだろう
    俺はパラレルワールドを見抜いた時点で、勝ったと思っていたのに――

    紳士「く、くくく……」

    紳士「あんなにもドヤ顔で詰めてやるなんて言ってくださったから、私期待していたんですよ」

    紳士「なのに、ここで弾切れとは……」

    紳士「拍子抜けだ、と思わずにはいられません」

    ――それなのに彼は、まるでなんでもないというように、微笑んだ

    言葉が、でなかった

    704 = 354 :

    707 = 524 :

    レス残数足りるのか
    紫煙

    708 = 700 :

    >>1
    もしこのスレで収まらなかったら次スレは立てるのか?

    709 = 569 :

    終わりかと思って調子のって書いてしまった

    710 = 318 :

    紳士「さてっと、それで終りならば、私は夕食の片づけをしますね」

    紳士な立ち上がる

    「ち、ちょっとまってくれ……っ」

    紳士「はい?」

    「……」

    何も、なかった
    まるで弄ばれるような感覚がいやで、引き止めただけだった

    紳士「ははは、そう落ち込まないでください。すくなくとも進んではいるじゃないですか」

    「……まだ、続けるというのか……」

    紳士「……? 貴方が降りるなら、それでも構いませんが」

    いい加減、頭がいかれそうだった
    こんな底の見えないやつを目の前に、そしてその状況に

    「……く、そ……」

    でも、降りるわけにはいかなかった

    (……知りたい)

    ――純粋に俺は、ヤツの隠す答えを、知りたくなっていたのだった

    712 :

    怖いな

    713 = 318 :

    翌日

    黒髪「やだ……かわいいっ」

    眼鏡「わ、わっ」

    黒髪「ぎゅうしてもいい? いいよね?」

    眼鏡「ち、ちょ、もうしてるじゃないですかっ、ああっ」

    すりすりすり

    眼鏡「ぅ、ぁあ……」

    黒髪「ネコミミをつけただけでこんなに可愛くなるなんて、やっぱり貴方は可愛いわ」

    眼鏡「な、なんか日本語おかしくないですか……」

    黒髪「いいの。ね、ポーズとってみてポーズ」

    (女)「保健室で、なにやっとるんだ……」

    黒髪「スキンシップです」

    (女)「……そ、そうですか」

    714 :

    紳助に見えたのは俺だけじゃないはず

    716 = 494 :

    俺も最初は紳助だと思ってスレを開いたさ

    717 = 318 :

    (女)「なんでネコミミなんて代物があるんだ」

    ツインテ「私がお姉様につけようと思ってもってきたんです!」

    ツインテ「なのにお姉様嫌がって、しかたなく眼鏡行きです」

    眼鏡「わ、私もいやだよ……」

    黒髪「いいの、可愛いから」

    (女)「なるほど……」

    (女)「それはいいが、そろそろ一時間目の時間だぞ」

    眼鏡「ほ、ほら、いこういこう」

    黒髪「むー」

    ツインテ「あとでお姉さまもつけてくださいね!」

    黒髪「私はいいの、似合わないから」

    ツインテ「似合いますから!」

    眼鏡「う、うん、私もそう思うな」

    (女)「私もみたいな」

    黒髪「えっ、いや、……うう……っ」

    718 = 392 :

    721 = 318 :

    彼女達が保健室からでていく
    あんな事があっても、月曜日の朝はいつもどおりであった

    (女)「さて、仕事だな……」

    まだ降りたわけでも終わったわけでもないのだから当然ではあるが
    ここがパラレルワールドと思うと、なんとも、不思議である

    (女)「うーんむ」

    とはいえ今はどうしたって、保健室の先生だ

    (女)「こっちの方が、しっくりくるようになって来ちまったな……」

    仕事を休もう、とは思えない
    というより、行きたいと思うのだ

    (女)「でも、そろそろ終わらせないとな」

    余り長引かせるのも良くないとは思っていた

    (女)「もう少しだけ、な」

    722 = 392 :

    惰性。。。圧倒的怠惰の予感。。。!

    723 :

    紳士をぼこれよ

    724 = 406 :

    栗毛と金髪のエッチなやつはもうないの?

    726 = 342 :

    俺の部屋にも毎晩飯作って迎えてくれる紳士くれ

    727 = 493 :

    まだ明日残ってるかな

    728 = 318 :

    放課後

    金髪「先生」

    (女)「はい」

    金髪「女として、篭絡の仕方を教えてはいただけませんか」

    栗毛「えっ」

    黒髪「えっ」

    眼鏡「えっ」

    ネコミミをつけるつけないとじゃれあっていた二人も、停止した

    (女)「……何を言っているのでしょうか」

    金髪「堕としたいと、思いまして。彼女を」

    栗毛「えっ」

    そういえば、彼が男だと知っているのは、俺とブロンドの少女だけだったな、と思う

    729 = 679 :

    ほす

    730 = 318 :

    黒髪「先生、私も知りたいんですけど」

    (女)「そんな真剣な目で見ないでください」

    金髪「大人の女性なら、その辺り詳しいのではありませんの?」

    中身男です

    (女)「ば、ばっかやろ、そんな、そんなことはなあ……」

    つーかそれ以前に、童貞です

    (女)「じ、自分で、学ぶもんだ、ぞ。と、年が違うと、色々違うかもしれないしな」

    金髪「ふむ……」

    栗毛「ひっ」

    黒髪「むう……」

    眼鏡「うっ……」

    黒髪「ねえ、ちょっと」

    金髪「そうですわね」


    二人「ベッドかしてください」

    (女)「だめです」

    731 = 392 :

    ねむほしゅ

    735 = 318 :

    ツインテ「お姉様、部活おわりましたよー!」

    黒髪「あら、お疲れ」

    ツインテ「はい! ってあれ、これはまたおそろいですか」

    金髪「ええ、ちょっと女の色気の出し方を教えてもらいたくて」

    ツインテ「それ私も気になるんですけどちょっとどいうことですか」

    (女)「そういうのは家でやれ家で……」

    保健室は、騒がしい

    ツインテ「あ、先生顔色よくなってますね」

    (女)「え?」

    黒髪「ね。今日は元気」

    金髪「お悩み事が、解決なされたのでしょうか」

    (女)「あーいや……」

    736 :

    うみねこみたいだな

    737 = 712 :

    投下速度あげてくだしあ

    738 = 318 :

    (女)「一週回って、もう何も分からなくなって清清しいっていうか……」

    金髪「……逆でしたのね」

    (女)「うむ・……」

    金髪「私達には相談、まだできませんの?」

    (女)「……うーむ」

    確かにもう、一人でどうしようもない気はしていた
    彼女達の手を借りるというのも手だが……

    (女)「信じてもらえないだろうし――」

    ちょっとまて

    眼鏡の彼女を家に招いた日を思い出す

    (女)(家に招いて姿を晒せば……、信じてはもらえるのか)

    そういう手もあるにはあったようだ

    (女)(とはいえ、裏切るのとは変わらないからなあ……)

    739 = 354 :

    743 = 318 :

    (女)「――信じては、もらえるかもしれない」

    黒髪「あれ、そうなの」

    眼鏡「そ、それなら、ぜひ」

    (女)「う、ううむ……しかし」

    金髪「……となるとそれは、ただの隠し事、ということでしょうか」

    ストレートにいわれると、つらい

    (女)「そう、だな……。すまない」

    白状するべきか、悩んだ
    嘘をつくことくらい、ある程度はできる

    でも、彼女達には嘘をつきたくないと思ってしまう

    金髪「いえ、隠し事の一つや二つ、人ならいくらでもあるでしょうし」

    眼鏡「そ、そうですよねっ」

    その優しさが、辛い

    744 = 334 :

    昨日から残ってるねー
    楽しみだわ

    747 = 318 :

    ツインテ「それあれですか、言ったら嫌われちゃうー! 見たいな類ですか」

    (女)「……っ」

    答えに窮する
    それで、悟られてしまった

    金髪「なるほど」

    黒髪「別に嫌いにならないと思うけど」

    眼鏡「も、もしそういうことなら……」

    眼鏡「内容よりも、悩んでいる事を打ち明けてくれた方が、嬉しい、です」

    迷った
    すでに知られている以上、隠し続けるのはあまり釈然としない
    それに、彼女達に嘘をつくのも、好ましくない

    それにそもそも、問題の状況は手詰まり
    人の手を借りるべきだとも、思った

    眼鏡「たとえ……」

    眼鏡「先生が実は男でした、なんてことがあっても」

    (女)「――!?」

    748 = 587 :

    眼鏡ちゃんはできる子

    749 = 318 :

    眼鏡「あ、あれ……」

    (女)「い、いや……」

    眼鏡の奥の瞳から、彼女は「ほ、本当ですか……?」なんて、聞いてくる
    あのときに、感付かれていたのか……?

    ツインテ「いやさすがにそれは無いんじゃないですかー」

    黒髪「でも確かにたまに一人称が「俺」になってることもあるんだよね」

    黒髪「うーん、そうなると少しなやむけど……、内容次第かな」

    金髪「私は別にそれでも全然いいですけど」

    栗毛「う、うん、それは私も大丈夫」

    黒髪「許容範囲広いな」

    金髪「ふふふ」



    (女)「……」

    (女)「みんな今日これから……」

    (女)「時間、空いているか?」

    750 = 610 :

    眼鏡ちゃんカワユスなあ


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