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元スレ女勇者「大丈夫!君は僕が守るよっ!」魔王「……はあ」

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永遠に続くかと思っていた一時間が過ぎた。
女勇者「ハァ…ハァ…」
魔王「クッ…!」
ゼウス「……ふむ。片腕は完全にやられた、か。思っていた以上に力をつけておるな、誉めてやるぞ。じゃが魔王は両腕と右足を、人間は両足が使いものにならなくなった。小さくはない代償だな」
魔王「化け物め…っ!」
ゼウス「それは違う。ワシは九百年待ち続けたのだ。お前は全ての戦いから逃げていた。その差じゃ」
女勇者「ッ! ゲホッ!」ドサッ
魔王「女勇者さん!」
ゼウス「力尽きたか…。トドメはあとでさしてやる。まずは魔王からだ」
女勇者「ハァ…ハァ…」
魔王「クッ…!」
ゼウス「……ふむ。片腕は完全にやられた、か。思っていた以上に力をつけておるな、誉めてやるぞ。じゃが魔王は両腕と右足を、人間は両足が使いものにならなくなった。小さくはない代償だな」
魔王「化け物め…っ!」
ゼウス「それは違う。ワシは九百年待ち続けたのだ。お前は全ての戦いから逃げていた。その差じゃ」
女勇者「ッ! ゲホッ!」ドサッ
魔王「女勇者さん!」
ゼウス「力尽きたか…。トドメはあとでさしてやる。まずは魔王からだ」
女勇者「(…魔法使いさん)」
魔王「(大丈夫ですか)」
女勇者「(私はもう立てそうにない。だから、私を盾にして)」
魔王「!(それはできません!)」
女勇者「(聞いて。このままじゃ私も魔法使いさんも殺される。だったら、まだ生き残れる可能性のある魔法使いさんが私を盾にして、隙をついて倒して)」
魔王「(それだけは…絶対にしたくないです)」
女勇者「(迷ってる暇はないの! あなた、また魔王の責務から逃げる気?魔物が殺されるのを、見捨てるの?)」
魔王「(……)」
女勇者「(―――お願い)」
魔王「(―――分かりました)」
魔王「(大丈夫ですか)」
女勇者「(私はもう立てそうにない。だから、私を盾にして)」
魔王「!(それはできません!)」
女勇者「(聞いて。このままじゃ私も魔法使いさんも殺される。だったら、まだ生き残れる可能性のある魔法使いさんが私を盾にして、隙をついて倒して)」
魔王「(それだけは…絶対にしたくないです)」
女勇者「(迷ってる暇はないの! あなた、また魔王の責務から逃げる気?魔物が殺されるのを、見捨てるの?)」
魔王「(……)」
女勇者「(―――お願い)」
魔王「(―――分かりました)」
ゼウス「…ふん。直接首を跳ねようかと思ったが気が変わったわ。二人ともこの地にて消し炭と化せ」
女勇者「(今だよ!)」
魔王「―――ァァァアアア!!」
魔王は残る腕で、女勇者を自分の前にズラし、直線上にいるゼウスへと投げる。
ゼウス「…ふん、盾と見せかけた揺動であろう。浅はかな考えが貴様ららしい」
女勇者「(……)」
しかし女勇者の目は、剣は、一つの所しか見ていない。
ゼウス「二人ともども、消えろ」
女勇者「ぜぁぁあああ!!」
渾身の力、自分の持てる最大の居合い斬りは技へと昇華する。
最大の剣技と言われるギガスラッシュへと。
女勇者「(今だよ!)」
魔王「―――ァァァアアア!!」
魔王は残る腕で、女勇者を自分の前にズラし、直線上にいるゼウスへと投げる。
ゼウス「…ふん、盾と見せかけた揺動であろう。浅はかな考えが貴様ららしい」
女勇者「(……)」
しかし女勇者の目は、剣は、一つの所しか見ていない。
ゼウス「二人ともども、消えろ」
女勇者「ぜぁぁあああ!!」
渾身の力、自分の持てる最大の居合い斬りは技へと昇華する。
最大の剣技と言われるギガスラッシュへと。
ゼウス「む!?」
しかしその斬撃は、ゼウスの額を掠めただけに終わる。
女勇者はそのまま横を通過し、地面へと叩きつけられるように落下した。
女勇者「(外した…!)」
魔王「いえ、外してませんよ」
女勇者「魔王! いつの間に」
魔王「少し――爆風を伴いますが我慢して下さい」
魔王の左手が淡い光に包まれる。赤い角が脈うち、その度に光が強く輝く
魔王「ゼウス――いや、我が弟。……さよなら」
凝縮された光の球は、三人を包み込んだ―――。
しかしその斬撃は、ゼウスの額を掠めただけに終わる。
女勇者はそのまま横を通過し、地面へと叩きつけられるように落下した。
女勇者「(外した…!)」
魔王「いえ、外してませんよ」
女勇者「魔王! いつの間に」
魔王「少し――爆風を伴いますが我慢して下さい」
魔王の左手が淡い光に包まれる。赤い角が脈うち、その度に光が強く輝く
魔王「ゼウス――いや、我が弟。……さよなら」
凝縮された光の球は、三人を包み込んだ―――。
~しばらく後~
子供A「ねぇねぇ、あれなに?」
子供B「満月だよ。綺麗な丸だね」
子供A「あれ、でもあれと同じの家にあるよー」
子供B「パパとママが昔買ったものらしいよ。というかそろそろ帰ろ。二人が心配しちゃうよ」
子供A「Bがタッグ技を練習しようなんて言うからだろ~!」
子供B「う、うるさいなぁ。とにかく帰るよ!」
子供A「は~い」
―fin―
子供A「ねぇねぇ、あれなに?」
子供B「満月だよ。綺麗な丸だね」
子供A「あれ、でもあれと同じの家にあるよー」
子供B「パパとママが昔買ったものらしいよ。というかそろそろ帰ろ。二人が心配しちゃうよ」
子供A「Bがタッグ技を練習しようなんて言うからだろ~!」
子供B「う、うるさいなぁ。とにかく帰るよ!」
子供A「は~い」
―fin―
いきなりクソになったと思った方、下手くそな文が加わったことにお嘆きの方、中二病MAXの展開を予測できた方
すいませんでした
書き手さん、どうぞ続きをお書き下さい
すいませんでした
書き手さん、どうぞ続きをお書き下さい
謝っても済まない問題もある
中二病がどうとか自覚あるなら最初からやるな
中二病がどうとか自覚あるなら最初からやるな
気にするなよー
お前はおまえの書きたいものを書けばいいんだ
それよりルートBは?
お前はおまえの書きたいものを書けばいいんだ
それよりルートBは?
女勇者「・・・」
魔王「さぁつきましたよ。魔王の城へ」
女勇者「・・・」
魔王「どうしました?」
女勇者「・・・いかない」
魔王「はは、怖気づいちゃったんですか?」
女勇者「魔法使いさん・・ううん、魔王さん」
魔王「はぃい!!?」
女勇者「僕・・知ってたんだ・・・」
魔王「え?・・・え?・・ちょ」
魔王「さぁつきましたよ。魔王の城へ」
女勇者「・・・」
魔王「どうしました?」
女勇者「・・・いかない」
魔王「はは、怖気づいちゃったんですか?」
女勇者「魔法使いさん・・ううん、魔王さん」
魔王「はぃい!!?」
女勇者「僕・・知ってたんだ・・・」
魔王「え?・・・え?・・ちょ」
女勇者「初めて会ったのは町の中心で井戸のとこに座ってたとき・・」
女勇者「あなたを見たときから・・こうなんだがすごい胸が苦しくなって・・・」
女勇者「ある日ね・・こっそりつけてたら・・誰かと会話してるの聞いちゃって・・・」
魔王「・・・・・」
女勇者「そこであなたが魔王なんだって知ったの・・・」
女勇者「ほら・・僕って先祖代々から勇者でしょ?・・」
女勇者「忘れようとしたんだけど・・・忘れられなくて;;・・・グズッ」
魔王「・・・・」
女勇者「どうにかして魔王さんに近づきたかったの・・・・」
女勇者「だから・・ズズッ・・・知らない振りして・・・酒場で・・・あんなこと言って・・」
魔王「じゃ、じゃあ・・・」
女勇者「魔王さんが・・・ずっと補助してくれてた事・・・知ってたの・・・・」
女勇者「そんな・・・魔王さんを見て・・・もっともっと好きになっちゃって・・・・」
女勇者「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん」
女勇者「あなたを見たときから・・こうなんだがすごい胸が苦しくなって・・・」
女勇者「ある日ね・・こっそりつけてたら・・誰かと会話してるの聞いちゃって・・・」
魔王「・・・・・」
女勇者「そこであなたが魔王なんだって知ったの・・・」
女勇者「ほら・・僕って先祖代々から勇者でしょ?・・」
女勇者「忘れようとしたんだけど・・・忘れられなくて;;・・・グズッ」
魔王「・・・・」
女勇者「どうにかして魔王さんに近づきたかったの・・・・」
女勇者「だから・・ズズッ・・・知らない振りして・・・酒場で・・・あんなこと言って・・」
魔王「じゃ、じゃあ・・・」
女勇者「魔王さんが・・・ずっと補助してくれてた事・・・知ってたの・・・・」
女勇者「そんな・・・魔王さんを見て・・・もっともっと好きになっちゃって・・・・」
女勇者「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん」
ルートB
魔王「さぁ、女勇者さん。言いたいこと言ってあげて下さい!」
女勇者「おじいちゃん、このお城ってどうやって空飛んでるの?」
魔王「そこなんですか!?」
ゼウス「いやぁ、ルーラで移動しようと思ったんじゃが容積が重すぎるために空中で止まってしまって、まっすぐ動かんのじゃ」
魔王「(ルーラって体重制限あったんだ…)」
女勇者「降ろすこともできないの?」
ゼウス「うん」
魔王「簡単に肯定しないで下さい…」
魔王「さぁ、女勇者さん。言いたいこと言ってあげて下さい!」
女勇者「おじいちゃん、このお城ってどうやって空飛んでるの?」
魔王「そこなんですか!?」
ゼウス「いやぁ、ルーラで移動しようと思ったんじゃが容積が重すぎるために空中で止まってしまって、まっすぐ動かんのじゃ」
魔王「(ルーラって体重制限あったんだ…)」
女勇者「降ろすこともできないの?」
ゼウス「うん」
魔王「簡単に肯定しないで下さい…」
>>720
ハァハァ
ハァハァ
>>718
いや、
>凝縮された光の球は、三人を包み込んだ
この球と
>子供B「満月だよ。綺麗な丸だね」
>子供A「あれ、でもあれと同じの家にあるよー」
この子供の家にある綺麗な丸ってのが同じものかと。
つか、結局女勇者と魔王どうなったんだよー?
いや、
>凝縮された光の球は、三人を包み込んだ
この球と
>子供B「満月だよ。綺麗な丸だね」
>子供A「あれ、でもあれと同じの家にあるよー」
この子供の家にある綺麗な丸ってのが同じものかと。
つか、結局女勇者と魔王どうなったんだよー?
女勇者「あれ、そういえば魔法使いさんとおじいちゃんって知り合いなんだよね。どういう関係なの?」
魔王「大叔父さんです」
女勇者「へ~。大叔父さん…っていうと祖父の祖父?」
魔王「それはひいひいお爺ちゃんです。祖父の兄ですよ」
ゼウス「こんなやつですが、よろしくやって下さい」
女勇者「おっけ~! 安心してお爺ちゃん、私はずっと魔法使いさんと友達だから!」
魔王「その言葉はありがたいんですけど…剣の切っ先をこっちに向けないでください」
魔王「大叔父さんです」
女勇者「へ~。大叔父さん…っていうと祖父の祖父?」
魔王「それはひいひいお爺ちゃんです。祖父の兄ですよ」
ゼウス「こんなやつですが、よろしくやって下さい」
女勇者「おっけ~! 安心してお爺ちゃん、私はずっと魔法使いさんと友達だから!」
魔王「その言葉はありがたいんですけど…剣の切っ先をこっちに向けないでください」
>>720
ハァハァ…?
ハァハァ…?
>>720
どこいったの?
どこいったの?
たしか八月くらいだったかなぁ
擬音 スライム「ココは〇〇の町だよ!ぶるぶるっ」ってスレがあって
魔王と女戦士がひっつく話があったんだが
擬音 スライム「ココは〇〇の町だよ!ぶるぶるっ」ってスレがあって
魔王と女戦士がひっつく話があったんだが
支援
女勇者と魔王の禁断の愛でバットエンドでも
心が洗われる展開が見たい
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心が洗われる展開が見たい



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