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    元スレ新ジャンル「仲間に魔王」

    新ジャンル覧 / PC版 /
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    751 :

     皆様、御久し振りです。
     『魔王のマオたん』を書かせていただいていた者です。

     まず、私事の為に2ヶ月以上も止めていたことを、心より謝罪致します。
     本当に済みません。

     社会人になって、初めて沢山の責任を負って。
     加えて仕事の性質上、休みも週に1度有るか無いかの生活で、日々の多忙さに流されて文章を書くことに時間が割けなくなってしまいました。

     自分が止めてしまった事でスレの雰囲気を壊し、他の作者様に迷惑をかけてしまっていたら、本当に申し訳無いです。

     今後どれくらいの頻度で書けるか、一度にどれくらいの量が書けるかもわかりません。
     そんな先行きの知れない自分ですが……もし、もし宜しければ、これからも休みを見付けては、続きを書けるように努めさせていただいても良いでしょうか。


     皆様からの御返事をいただく前に、本日分だけでも投下して行きます。
     御待たせして本当に済みませんでした。
     久しぶりな為、以前にも増して文章が稚拙になっていると思います。
     見苦しければ御指摘の程、御願い致します。

    752 = 751 :

     >>610の続き。

    盗賊頭「…ンだよ、やっぱオレ様が居なくちゃダメなんじゃねぇか。」
    僧侶「ハァ、ハァ……思いの他、鱗が硬くてな。…甘く見てた。」
    「どんくらい硬いんだよ。」
    「そうだな…本気で叩き込んだら、俺の拳なんて砕けるかもな。」
    「……おいおい、勘弁してくれよ。」
    「冗談じゃなく、アイツを倒すのは骨が折れるぞ。」

    竜系魔族「ギャギャッギャ──!」
    「こっの…ヤロォがあぁぁ──!!」
     ガキンッ! …グググググ…
    「ぅ、お、おぉ…!(…マジでクソ硬ぇ!)」
    「グギャギャァ!!」
     グパァ…
    「──離れろローバー!」
    「あぁ!?」
    「火炎放射が…クソッ!!」
     ダダダッ


    「ギャギャギャギャギャァー!!」
     ゴォオオオオオォォ…!!

    754 = 751 :

     >>753の続き。

     シュウゥゥゥ…
    盗賊頭「痛てて……。」
    僧侶「バカが、相手の動きには常に注意しとけっての…!」
    「あんな至近距離で躊躇いもせず撃って来るとは思わな……ってオイ!? 御前ぇその背中…!!」
     ヒリヒリヒリヒリ
    「気にすんな、ちょっとカスっただけだ。」
    「バカヤロゥ! オレ様のせいで負った傷を、気にせずになんかいられるかよっ!!」
    「ンな事言ってる場合じゃ無いだろ──来たぞッ!」
    竜系魔族「ギャハーッ!!」
     ガガガガガガガッ

    騎士長「もう我慢の限界だ。私は二人を迎えに行く。」
    混血「えぇっ!?」
    獣耳「大きい小さいに関わらず、モンクが怪我をした今、これ以上戦いが長引いても勝てる見込みは少ないから。」
    「で、でも、いま乱入したりしたらお二人が何て言うか…。」
    「名誉よりも命が優先だ。死んでしまっては誇れる物も誇れないよ。」
    「ぅ……そ、そうッスよね…。」
    「…それじゃあ、安全の為に全員で行きましょうか。さぁマオ様、わたしの手を……マオ様?」
     キョロキョロキョロキョロ


    「…マオ様が……居ない!!?」

    756 :

    うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお帰りいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい

    758 :

    >>751
    おかえり~~~
    忙しいんだ。うん。書かないときにもたまには覗いて生存報告してくれ。うん。


    >>744
    の作者さんにも期待してるんだぜ。

    759 :

    ひゃっほ~い
    待ってるから自分のペースでやってくれ

    760 :

    お帰り~~~~~!!!!!

    761 :

    懐かしい方が降臨していると聞いて

    762 :

    おかえりー
    忙しいのは分かるけど
    今度からは続きを書かなくても、とりあえず生存報告ぐらいはしてもらえると有難い

    763 :

    他人の生活を監視しようとするでない。

    764 :

    無事で良かった
    体調気を付けてくださいな

    765 :

    お帰りだ、まちくたびれたぜ?

    766 :

    誰でも良いから続きマダー?

    768 :

    書けばいいと思うよ

    769 :

    お帰り

    773 :

    魔王「嗚呼……お菓子が食べたいのう……具体的に言うと、すぐそこにあるクレープが食べたいのぅ……」

    勇者「………晩飯は美味しいのを食わせてやるから我慢しろ」

    魔王「そっちも楽しみじゃが、たかがクレープ一枚程度たいした額にはならんじゃろう? よいではないか」

    勇者「さて、問題です」

    魔王「唐突じゃな」

    勇者「気にするな、さて、あそこのクレープ屋でチョコとバナナと
       アイスを入れたクレープを注文するといくらになるとでしょう」

    魔王「……そんなの問題にもならんじゃろう、価格表が大きく張ってあるではないか」

    勇者「あれは税別だ」

    魔王「…………税込みだといくらになるのじゃ?」

    勇者「この国は普通の食事だとかは格別に安いんだが
       砂糖や高級食材等々の嗜好品に対しては凄まじい税を課していてな……」


    魔王「わらわが世界を征服した暁には甘いものの税はなしにしてやるのじゃ………っっ!!」
       
    勇者「晩飯よりもクレープを優先するとはお前アホだな」

    774 :

    >>773
    おかえり!

    ちまちまとでも職人が帰って来てくれてうれしいな

    775 :

     >>755の続き。

    竜系魔族「ギャギャー…ゴェッ!?」
    僧侶「オラッ、オラ、オラ、オラ、オラッ!!」
     ガンガンガンガンガンガンッ!

    騎士長「…いけない、止めるんだモンクくん…!!」
    混血「えっ? 師匠がどうかしたッスか!?」
    獣耳「…モンクは死ぬつもりです。多分、みんなを信じて。」
    「え……えぇっ!!?」

     ガンガンガンッ…ガガンガンッ!
    「…もう少し…耐えやがれよ…!!」

    「正確には“戦うこと”を捨てようとしている…! 我々が助けに入るのを見越して、それまであの魔族の注意を自分独りで牽くつもりだ!!」
    「ででででも、いまは師匠の方が圧倒してるッスよ!? あの魔族さん喰らってばっかりッス!!」
    「あの『竜』に炎を吹く暇を与えない為に、無理矢理殴り続けてるだけよ。アレを出されたら、折角端に寄せたアホにまで当たってしまうから。」
    「背中の火傷のせいか足許が覚束ない、急いで助けに行かなければ…!!」
    「けどマオ様が…! その“モンクから託されたマオ様”が見当たらないんですっ!!」


    魔王『……モンくん…、モンくん……モンくん……。』

    776 = 775 :

     >>775の続き。

     …そろそろ駄目そうだな。
     ガンガンガンガンガッ…グチュッグチャックグチュッ

     特注の手甲がイカれやがった……まぁ魔術師(コイツ)、半端な硬さじゃないしなぁ。
     グチャッ、グチャッ、グチュッ

    竜系魔族「…ギャギャッ? ギャギャギャギャッ?」

     …コイツも流石に気付いたか。……幾らなんでも、素手で圧し続けるのは無理が有るもんな。
     グチュッ、グチャッ、グチュッ、グチュッ…

     …はやく“ローバーの事”助けに来てくれよ。連れて逃げるまでの間なら、全員守ることくらい出来るから。
     グチュグチュグチュ、グチャグチャグチャ

     弩畜生、痛みで意識がトびそ…

    「ギャハッ!」
     スパ──ン!

     ……あ、ヤベ……顎…モロに…。


     「モンく──ん!!!」

    777 = 775 :

     >>776の続き。

    獣耳「…!」
    騎士長「マオくんの声…何処だっ!?」
    混血「下ッス! もう下に降りてるッスよ!!」
    「…なる程、下は檻になっているから声が届くのか。」
    「それにしても上の階(ココ)まで聴こえるって…凄い声量ッス。」
    「冷静に考えていないで、わたし達も早く行きますよ!!」


    僧侶「…マ、オ…?」
    魔王「モンくん、モンくんっ、モンくんっ!!」
    「な…にやって……バーヤから離れ…たら、ダメだろ…?」
    竜系魔族「ギャギャッギャッギャッ!!」
    「待っててね、すぐ手当してあげるから…!」
    「バ、カ……早く…逃げ…!」
    「ギャハーッ!!」
     グパァ…!
    「(──このヤロウ…! ここで火ぃ吹いたら、マオまで巻き込まれるだろうが…!!)」


    「……モンくん? …ダメだよ、血がいっぱい出てるんだから、立ち上がったりしちゃダメぇ!!」

    778 = 775 :

     >>777の続き。

    竜系魔族「ギャギャギャギャギャ…!」
     スウゥゥゥゥゥゥゥゥウ…!
    僧侶「(…ハッ…俺が何の算段も無しに立ち上がったと思うなよ……バレてるんだからな…オマエの体で、唯一の弱所…!!)」

     マオが後ろで叫んでる。
     そんな大事なヒトの声ですら、霞がかかる。

     長時間に渡る連戦、そこから来る疲労。
     切り傷、打ち身、背中の火傷。
     そして何よりも、自分にとって絶対の自信で在った、拳の限界。
     ただ弱所と言っても、硬い皮膚が幾らか薄いだけ。
     倒すつもりで打ち込むのだったら、確実に拳は“持って行かれる”。

    「(例えこの一撃は俺が盾になって防げたとしても、生きている限りコイツはまたマオに攻撃をしかねない。)」

     既に立つ事もままならない。
     だがこの脚は、この体は、倒れる事を許さない。

    「(だからコイツは、ココで“確実に殺さなければ”いけない。)」

     倒れては、対峙する相手の放つ炎を、“後ろ”に通してしまう。
     それは許されない。
     この身を賭して、大切なヒトを護ると決めたじゃないか。
     この命を懸けて、愛するヒトを救うと誓ったじゃないか。
     故に、倒れる事など、許されない。


     汚れ過ぎた拳の一つくらい、くれてやるよ。

    780 :

    かえってキテルーーーーー!!!!

    781 :

    モンくん死んじゃ駄目ーーー!!!!!

    783 :

    意味の無い
    保守

    784 :

    >>783
    気持ちはわかる

    785 :

    まぁ中の人も忙しいらしいからね
    お姉さんの人も行方不明な今、俺らが無い文才絞ってがんばるしかあるまい

    それでこそ新ジャンルじゃね?

    786 :

    >>785
    良いこと言うな………
    勿論書くのは発案者からだよな?

    787 :

    帰ってきてる…
    お気に入りから消さないでよかった

    788 = 787 :

    アンケート
    誰か書きたい人居るのか?

    789 :

     >>778の続き。

    魔王「──モンくんっ、モンくんっ!!」

     傷付いている。
     大好きな、愛するヒトが。
     鎧は砕け、拳の傷は骨にまで達し。
     全身を駆け巡るであろう痛みを殺して、なおも立ち上がっている。

    「…このっ、このっこのぉっ!!」
     ガシャンガシャン、ガシャンガシャンガシャン

     理由は一つ。

     あたしが、居るから。
     邪魔になるのは解っていたはずなのに、心配になって…“モンくんを信じ切れなくて”、結果──

    「このっ、このこのこのこのこのぉっ!!」

     モンくんはあたしを守るために立ち上がって、あたしは揺らぐことのない檻を必死に叩いて、

     ──無力を、痛感する。

     なんであたしはこんなに弱いの? なんでこんなのが“魔王”なの?
     …なんであたしなんかが、“モンくん”に守られてるの?

    ??『──少しでも弱味をみせたら、乗っ取っちゃうって忠告したはずなんだけどなぁ。』

    「(…?)」

    ??『…安心しなさい。アナタは、無力なんかじゃないから。』

    「(あ…あぁ……マオ、さん…!)」


    魔王『フフフ…さぁマオたん、あたしの声にアナタの“気持ち”を乗せなさい。一緒に生きると決めた以上、あたし達は二人でモンくんを守るのよ。』

    790 = 789 :

     >>789の続き。

    僧侶「(後は一瞬でも隙が有れば叩き込めるんだが……一か八か、アイツが炎を吐く時を狙うしかないか。それなら失敗しても、最悪マオの盾にはなれるしな。)」

    竜系魔族「カアァァァア──!!」
    「さぁ…来やがれっ!」


    魔王「…それ以上…」

    「…?」

    「──それ以上モンくんをイヂめるな、バカぁ──!!!」


     ビリビリビリビリビリ…!

    客A「な、なんだこの馬鹿デカい声は!」
    客B「し、下だ! 下から聴こえてくる!!」
    客C「馬鹿言うな、このガラスには防音加工がされてあるはずだぞ!?」
    「ンなこと知るか! …それより、誰かはやくとめろぉ!! 頭がおかしくなりそうだ!!」


     ビリビリビリビリビリ…!

    騎士長「こ、この声は……なんて、大きさだ…!!」
    混血「あ、あ……ああぁ…!!」
    「ミックスくん? どうした、大丈夫かい!?」
    獣耳「心配有りません、体が“本能的”に怯えているだけです!」
    「怯える!? 誰にだい!!」


    「この……大変怒ってらっしゃる『魔王様』にです!!」

    791 = 789 :

     >>790の続き。

     ビリビリビリビリビリ…!

    僧侶「(…いったい何が……マオの声で空気が震えてるのか…?)」
    竜系魔族「ギャ…ギャギャギャギャギャ……ギャガァ…!!」
     ガクガクブルブル

    「(…コイツ、この声に怯えてるのか…。)」
    魔王「モンくんっ!」
    「ん──そう言えば隙だらけだな。…悪く思わないでくれよ。」
     シュッ…ドゴォオッ!
    「ギャガッ…!?」
     メキメキメキ…ゴキュゴキュ
    「腕一本、手向け代わりにくれてやるから。」


    受付嬢『…う、うぅん……居眠りしてたら凄い目覚ましが鳴りましたよー。…それにいつの間にか、十回戦の決着もついたようですねー。』
     ザワザワ…ザワザワ…
    『えー、それでは“モンク&プータロー”ペア、見事プロフェッショナル十連戦を勝ち抜きましたので、皆様盛大な拍手をお願いしまーっす!』
     ザワザワ…パチパチ、パチパチパチパチパチパチパチパチ!!


    『以上を持ちまして、本日のショーは終了と致しまーっす! モンク&プータローペアは、賞品を受け取ったらさっさとリングから出て下さいねーっ。』

    792 = 789 :

     >>791の続き。

     ガコン…ギギギィ…

    僧侶「ふぅ……やれやれ、やっと出られるか。」
     ズリズリズリ
    盗賊頭「ぅおい…、引きずるんじゃ…ねぇ…。」
    「? なんだ、起きてたのか。」
    「さっきの声でな……面目ねぇ。」
    「なにがだ?」
    「オメェの…足手纏いになっちまってよ。」
    「お互い様だ。気にするな。」
     ズリズリズリ
    「……そろそろ襟放してくれねぇか。」
    「あ、悪い。」
     ドスン!
    「むぎゃっ!」


    魔王「モーンくぅ~~ん!!」
     ギュウゥゥゥ…!
    「すぐ戻るつもりだったんだけどな。…時間かけ過ぎて遅くなった、ごめんな。」
    「ひっぐ、ひっぐ…ほんとだよぉ、心配したんだからぁ…!!」
    「よしよし、一緒に風呂入ってやるから。」
    「…モンくん、そろそろあたし怒っても良い?」


    獣耳「マオ様っ!」
    騎士長「モンクくんっ!」
    「あ、バーヤにウォリあん。」
    「マオ様! あれほど一人で動かないように言ったでしょう!!」
    「あ、あぅ…ごめんなさい…。」
    「…別にモンクの所に行くのがダメとは言いません。ですがせめて一言伝えていただかないと、仲間全員に心配をかける事になりますから、気をつけて下さいね?」
    「…ごめんなさい…。」
    「わかってもらえれば良いんです。わかってもらえれば。」
    「──あ、あの今日あたし、モンくんと同じ部屋で寝るから、心配しないようお願いしますっ!」


    「心配しかできません!!」

    793 :

    久しぶり~待ってたよ
    短気な奴が無神経な発言したりするけど
    それも期待しての事だから気にしないでね

    794 :

    来てくれたかぁ><

    また続きが読めるこの幸せ><。

    796 :

    待ってました

    797 :

    徹夜はつらい

    798 :

    >獣「心配しかできません!!」

    あなたにだけは言われたく・・・


    おや、誰か来たようだ

    799 :

    徒書きつきで書けよ 読みづれーよ
    新ジャンルとかいいから

    800 :

    >>799
    おまいは何故新ジャンルスレを見ているのだ?


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