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    元スレ武内P「便秘、ですか」

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    252 : 以下、名無しにか - 2017/12/18(月) 21:23:32.53 ID:O0KD8HKMo (+35,+30,-124)
    智絵里「フォーメーション・クローバー!」

    武内P「!? 囲まれた!?」

    かな子「ワッフル美味しい~♪」

    武内P「! 三村さんがワッフルに夢中……四葉ではない!」

    「捕まえたら、後で杏にも触らせて~」

    武内P「参加者がそもそも一人!? フォーメーションとは一体!?」

    アイドル達「逃がすな―!」

    武内P「くっ……早く逃げなくては……!」
    253 : 以下、名無しにか - 2017/12/18(月) 21:29:19.45 ID:O0KD8HKMo (+35,+30,-113)
    みく「おっと、Pチャン!」

    李衣菜「ここは通しませんよ!」

    武内P「あんな所で、100万回生きた猫とロックの神様が戯れている!?」

    みく・李衣菜「えっ、どこどこ!?」

    武内P「お二人を見ていると、たまにとても不安になります」

    武内P「しかし、これで逃げ道は確保出来――」


    ガチャッ


    武内P「!?」


    ちひろ「おはようござ――」


    キンッ!


    ちひろ「? 何かに当たった……?」


    武内P「」
    254 : 以下、名無しにか - 2017/12/18(月) 21:32:01.87 ID:O0KD8HKMo (+30,+30,-64)
    ちひろ「ぷ、プロデューサーさん!?」

    武内P「」

    ちひろ「わ、私がドアを開けた拍子にぶつかって……!?」

    武内P「」

    ちひろ「これは、おちんちんでかいでかい病!?」

    武内P「」

    ちひろ「大変……それなのに、思いっきりぶつかっちゃうなんて!」

    武内P「」

    アイドル達「……」
    255 : 以下、名無しにか - 2017/12/18(月) 21:34:49.27 ID:O0KD8HKMo (+35,+30,-70)
    ちひろ「しっかり! しっかりしてください、プロデューサーさん!」

    さすさすさすさすっ

    武内P「……ん、んんん……!」ビクビクッ

    アイドル達「……蘇生した!」

    ちひろ「目を覚ましてください、プロデューサーさん!」

    さすさすさすさすっ

    武内P「……うっ! うっ! うっ! うっ! うっ! うっ!」ビクビクビクビクッ!

    アイドル達「!?」
    256 : 以下、名無しにか - 2017/12/18(月) 21:38:48.94 ID:O0KD8HKMo (+35,+30,-107)
    ちひろ「頑張ってください、プロデューサーさん!」

    さすさすさすさすっ

    武内P「うっ! うっ! うっ! うっ! うっ! うっ!」ビクビクビクビクッ!

    アイドル達「死んじゃう! 死んじゃう!」

    ちひろ「起きてください! 目を開けてください!」

    武内P「うっ! うっ! うっ! うっ! うっ! うっ!」ビクビクビクビクッ!

    武内P「――うっ!……ふぅ」

    武内P「」

    ちひろ「プロデューサーさん!? ぷ、プロデューサーさあああん!」

    アイドル達「……」
    257 : 以下、名無しにか - 2017/12/18(月) 21:43:01.81 ID:O0KD8HKMo (+35,+30,-59)
      ・  ・  ・

    武内P「……昨日は、おかげで助かりました」

    ちひろ「もう、しっかりしてくださいね!」

    武内P「いつもありがとうございます、千川さん」

    ちひろ「私があんな事するの、貴方だけなんですから///」

    武内P「……」


    ガチャッ!


    まゆ「助けてくださいっ!」


    武内P「……佐久間さん?」
    258 : 以下、名無しにか - 2017/12/18(月) 21:49:55.68 ID:O0KD8HKMo (+23,+30,-100)
    まゆ「あの……」

    武内P「どうしましたか、佐久間さん」

    まゆ「……まゆのプロデューサーさんの股間が、その」

    武内P「……彼も、ですか」

    まゆ「彼も……?」

    武内P「佐久間さん、彼は今、どこにいますか?」

    ちひろ「……行くんですか?」

    武内P「同期が困っているのは、見過ごせませんから」

    まゆ「教えてください。何が起こってるんですか? 病気なんですか?」


    武内P「はい。おちんちんでかいでかい病です」



    おわり
    259 : 以下、名無しにか - 2017/12/18(月) 21:50:46.45 ID:O0KD8HKMo (+16,+26,-1)
    休憩
    260 : 以下、名無しにか - 2017/12/18(月) 22:32:37.78 ID:8UM53OSEo (+19,+29,-3)
    お金玉でか男思い出した
    261 : 以下、名無しにか - 2017/12/18(月) 23:11:21.05 ID:O0KD8HKMo (+16,+26,-14)
    甘いの書きます
    262 : 以下、名無しにか - 2017/12/18(月) 23:20:36.42 ID:O0KD8HKMo (+35,+30,-198)

    「~♪」


     吹き付ける風がとっても気持ちよくて、思わず歌ってしまう。
     伴奏は、風と、揺れる木々が奏でる音。
     それに合わせてランランと歌うだけで、特に曲は意識していない。
     ふふっ、これじゃあアイドル失格かしら?


    「高垣さん」
    「はい、何ですか?」


     観客は一人だけ。
     背の高い、無表情で、とっても可愛らしい彼だけ。


    「あまり遠くに行くと、戻るのに時間がかかってしまいます」
    「は~い♪」


     私達は、田舎の温泉街に来ている。
     ……と言っても、彼の担当する子達も一緒のロケ。
     此処には、お仕事で来ているのだ。


    「あの……」
    「うふふっ、だって、こんなに綺麗な空気の中をお散歩しないなんて、勿体ないと思いません?」
    「……」


     彼は、右手を首筋にやりながら、困った顔をした。
    263 : 以下、名無しにか - 2017/12/18(月) 23:32:07.08 ID:O0KD8HKMo (+35,+30,-203)

     けれど、あんまり困らせちゃ可哀想よね。
     だって、彼には無理を言って付き合ってもらってるんですもの。

     ……それにしても失礼しちゃうわ!
     高垣さんを一人で散歩に行かせるのは不安だ、って皆口を揃えて言うのよ。
     私だってね、子供じゃないんですから。


    「私も、そう思います」
    「ですよね!」


     あっ、話してた事と話してた事の答えが一緒で、大げさに答えちゃった。
     でも、この人も散歩するのは悪くないと思ってるのは、嬉しい。
     私の我儘に付き合わされてると思われるより、断然良い。


    「ですが……残念ですが、もう戻りませんと」
    「……はーい」


     渋々といった体で返事をしたけど、私だってわかってたのよ。
     だけどしょうがないじゃない。
     こんな機会、滅多に無いんだもの。


    「撮影が終わったら……良い日本酒を用意していますので」
    「まあ! 本当ですか?」
    「はい」


     それを早く言ってくれれば良いのに!
    264 : 以下、名無しにか - 2017/12/18(月) 23:45:00.75 ID:O0KD8HKMo (+35,+30,-234)

    「おっさけ~♪ おっさけ~♪」


     行きも帰りも楽しいというのは、とても素晴らしい散歩だと思う。
     見慣れない光景を映して進むのはワクワクするし、
    戻ってからの楽しみがあると思うと、同じ光景なのに帰り道もまた違って見える。
     楽しみすぎて、歌に歌詞がついちゃったわ。


    「戻ったら~♪ 温泉~♪ おっさけ~♪」
    「……」


     少し後ろを歩く彼から、呆れるような気配が漂ってくるが気にしない。
     だって、今私がこんなにご機嫌なのは彼のせいなんですもの。
     呆れる資格なんて、ありませんからね。


    「前半の撮りとテンションが違いすぎてしまうと思ったので……黙っていたのですが」
    「私にお酒があると伝えて、失敗だと思いました?」
    「半分成功で、半分失敗ですね」
    「……?」


     どういう意味かしら?


    「今の高垣さんは、とても良い笑顔をしていますから」
    「あら、だったら次の機会があれば、今度は最初からお酒を――」
    「――飲んでいて良い……と、言うと思いますか?」


     思いません。
     思いませんけど、


    「ただ、言ってみただけです。うふふっ、タダ酒は美味しいって言うでしょう?」
    「……」
    265 : 以下、名無しにか - 2017/12/18(月) 23:59:15.37 ID:O0KD8HKMo (+35,+30,-234)

     そんな、旅館への帰り道の途中で、ベンチに腰掛ける二人を見かけた。
     とても可愛らしいおじいちゃんとおばあちゃんで、穏やかに、とてもゆっくりとした時間を過ごしている。
     二人共浴衣姿なので、ご旅行にでも来てるのかしら。


    「――こんにちは」


     おじいちゃんの方が、こちらの姿を見ると挨拶してきた。
     左手に杖を持ち、右手で帽子をひょいと持ち上げるのがとても様になっている。
     でも、挨拶されるとは思わなくて、ビックリしてすぐには返せない。


    「――こんにちは」


     少し後ろから、彼の低い声が聞こえた。
     とっさの挨拶にもすぐ返せるのは、職業的なもの?
     私だってアイドルだけど……ちょっと、人見知りなのだ。


    「こんにちは。ご夫婦で、ご旅行ですか?」


     だけど、ここで何も言えないでは負けた気がする。
     だから、挨拶に続く言葉は私が先に言ってやるんだから。


    「こんにちは。ええ、ごめんなさいね。この人ったら、美人を見るといつもこうなの」
    「まあ、私もそういう人に心当たりがあります」


     私達の視線に、おじいちゃんは帽子で顔を隠し、彼は右手を首筋にやって返した。
    266 : 以下、名無しにか - 2017/12/19(火) 00:13:37.99 ID:cpQj0swpo (+35,+30,-187)

    「あら、とっても真面目そうに見えるのに!」
    「……」


     おばあちゃんが驚いているが、事実だから彼は何も言い返せずにいる。
     可愛い子が居たら、すぐ笑顔が見たいって声をかけますものね。


    「あいや! そいつはイカンよキミ!」


     おじいちゃんも、自分への追求を恐れてか彼へと口撃。
     ……した途端、隣に居たおばあちゃんに腕をつねられている。
     それがとても仲睦まじく、様式美のような流れに見えるのは、いつもの事だからだろう。
     うふふっ、とっても簡単に想像出来るのが不思議ね。


    「おぉ、痛い痛い!」
    「貴方が調子に乗るからですよ。人のことが言えますか」
    「言えるともさ」


     おじいちゃんは、自信満々に言い切った。


    「お前とこんな歳まで一緒に居るんだ。そりゃ言えるよ」


     呵呵と笑うおじいちゃんを、おばあちゃんは呆れ顔で見ている。
     私には、そんな二人がとても輝いて見えた。
    267 : 以下、名無しにか - 2017/12/19(火) 00:26:08.83 ID:cpQj0swpo (+35,+30,-217)

    「だからキミ。こんな美人の奥さんが居たら、目を離しちゃイカンよ!」


     美人の奥さん。
     それは……もしかして、私の事を言ってるのかしら?


    「待ってください。私達は、夫婦では――」
    「何? まだ結婚してないのかい?」
    「まだ、という話でなく――」
    「あいや! そりゃあ尚更目を離せんな!」
    「……」


     彼が頑張って口を挟もうとしているが、おじいちゃんの勢いに押されっぱなし。
     その様子が可笑しくて、私は笑う事しか出来ない。
     本当は何か言わなきゃいけないんだろうけど、駄目、笑っちゃう!


    「うふふっ!」


     まさか、お散歩の帰り道で、こんなに面白いものが見られるだなんて!


    「あの……笑っていないで、助けてください」
    「ご、ごめんなさい……ふふっ! でも……あぁ、おかしい、ふふっ!」
    「……」


     彼は何も言わず、笑う私をただ見ていた。
    268 : 以下、名無しにか - 2017/12/19(火) 00:41:20.66 ID:cpQj0swpo (+35,+30,-215)

    「――ほら、あんまり引き止めちゃ悪いですよ」
    「おおう、それもそうだな」


     おばあちゃんがおじいちゃんを窘めて、話はおしまい。
     あれだけ勢いがあったのに、ピタリとそれが止まるのは夫婦ならでは?


    「いいえ、とても楽しいものが……うふふっ、見られましたから」
    「そう言って頂けると助かります。主人も、余計な事を言っちゃったようですから」
    「確かにその通り。キミ、すまなかったね」
    「いえ……お気になさらず」


     心なしか、二人が彼に向ける視線が優しげになっている。
     さっきのやり取りで、そうなる理由があったかしら?
     けれど、優しげな視線を向けられて駄目な理由は無いわよね。


    「それでは……失礼します」
    「失礼します」


     私と彼は、二人揃って、おじいちゃんとおばあちゃんに軽く会釈。


    「「良い旅を」」


     それに対して、綺麗に揃った二つの声が返された。
     私達は旅行で此処に来ているのでは無いし、この人達が思うような関係ではない。
     でも、それを今言うのは野暮というもの。
     だから、今はこう返すのが正解。


    「「良い旅を」」


     二つの声が、綺麗に揃った。
    269 : 以下、名無しにか - 2017/12/19(火) 00:55:48.82 ID:cpQj0swpo (+35,+30,-213)
      ・  ・  ・

    「とっても可愛らしい方達でしたね」
    「……はい。私も、そう思います」


     もうすぐ旅館に到着する。
     お散歩は、帰り着くまでがお散歩だ。


    「夫婦と間違われちゃいましたね」
    「……」
    「そんなに熱々に見えたのなら、ふぅふぅしないといけませんね」
    「そうですね……とても、困りました」


     ええ、それは見ていてわかりましたよ。
     だけど……うふふっ、思い出しても笑えちゃう。


    「だけど、これから温泉です。ふぅふぅしても、また温まっちゃうわ」
    「……確か、水風呂があったと思います」
    「まあ! 冷たいことをおっしゃるのね!」


     あのおばあちゃんなら、こんな時どうするかしら?
     ……あっ、そうだわ!


    「えいっ」
    「痛っ!? た、高垣さん!?」


     こうやって腕をつねれば良いのよね。



    おわり
    270 : 以下、名無しにか - 2017/12/19(火) 00:57:17.24 ID:cpQj0swpo (+29,+29,-4)
    これでどっこいだと思うので、次はテキトーに書きます
    おやすみなさい
    271 : 以下、名無しにか - 2017/12/19(火) 07:33:40.72 ID:RqUZc67To (+22,+29,-5)
    おつ
    中和……されてる?
    272 : 以下、名無しにか - 2017/12/19(火) 18:42:48.55 ID:cpQj0swpo (+29,+29,-25)
    長くなりそうですが書きます



    美波「乳首が感じるみたいなの」
    273 : 以下、名無しにか - 2017/12/19(火) 18:44:42.13 ID:cpQj0swpo (+35,+30,-164)
    アーニャ「知ってます」

    美波「えっ? 知ってたの、アーニャちゃん?」

    アーニャ「ダー。美波は、全身が感じます」

    美波「も、もう! アーニャちゃんったら!///」

    アーニャ「さあ、ロシア語の勉強を初めましょう」

    美波「今の、プロデューサーさんの話なんだけどね」

    アーニャ「詳しく」
    274 : 以下、名無しにか - 2017/12/19(火) 18:46:52.87 ID:cpQj0swpo (+35,+30,-184)
    美波「えーっと、この前はどこまで進んだっけ」

    アーニャ「美波、詳しく」

    美波「ん?」

    アーニャ「ンー、美波? 美波、美波、ミィーナミ?」

    美波「どうしたの、アーニャちゃん?」

    アーニャ「ンンンミナミィ!」

    美波「あははっ、ごめんごめん」
    275 : 以下、名無しにか - 2017/12/19(火) 18:49:27.80 ID:cpQj0swpo (+35,+30,-89)
    美波「それで、どこまで進んだっけ?」

    アーニャ「パジャールスタ」

    美波「どうか、お願いします……よね、意味は」

    アーニャ「パジャールスタ」

    美波「ん?」

    アーニャ「プラジューセル、乳首、感じる、詳しく」
    276 : 以下、名無しにか - 2017/12/19(火) 18:51:41.96 ID:cpQj0swpo (+30,+30,-106)
    美波「ロシア語の勉強は良いの?」

    アーニャ「ダー。構いません」

    美波「えー、でもなぁ」

    アーニャ「……美波、これを」

    美波「これは……唐揚げ?」

    アーニャ「ニェート。これは、ザンギです」
    277 : 以下、名無しにか - 2017/12/19(火) 18:53:25.00 ID:cpQj0swpo (+35,+30,-104)
    美波「ザンギ? へー、北海道の料理よね」

    アーニャ「そして、ロシアの英雄でもあります」

    美波「そうなの?」

    アーニャ「ダー。これで、教えてください」

    美波「日本語を?」

    アーニャ「ラブライカを解散します」
    278 : 以下、名無しにか - 2017/12/19(火) 18:54:56.73 ID:cpQj0swpo (+28,+30,-152)
    美波「待って待って! ごめん、からかいすぎちゃった?」

    アーニャ「美波は、ひどいです」

    美波「ごめんね、アーニャちゃん」

    アーニャ「美波は、歩くセックスです」

    美波「もう! そんな事言うと、教えてあげないよ?」

    アーニャ「美波は、とっても可愛いです!」
    279 : 以下、名無しにか - 2017/12/19(火) 18:57:47.84 ID:cpQj0swpo (+35,+30,-110)
    美波「調子が良いんだから、もう」

    アーニャ「でも、どうしてプロデューサーの乳首が感じる、と?」

    美波「それはね、実際に触って反応を見たからよ」

    アーニャ「!?」

    美波「こう、クリクリっと、ね」

    アーニャ「イズヴィニーチェ、よく、わかりません」
    280 : 以下、名無しにか - 2017/12/19(火) 19:00:06.19 ID:cpQj0swpo (+35,+30,-115)
    美波「あれは……三日前の事だったの」

    アーニャ「三日前? 確か、私達は休み、ですね?」

    美波「うんうん」

    アーニャ「まさか、美波。プロデューサーと、デートしましたか?」

    美波「そっ、そんな事してないわよ!///」

    アーニャ「イズヴィニーチェ……もっと、わからなくなりました」
    281 : 以下、名無しにか - 2017/12/19(火) 19:02:54.32 ID:cpQj0swpo (+35,+30,-117)
    美波「休みだったけど、約束があって事務所に行ったの」

    アーニャ「約束……プロデューサーと?」

    美波「いいえ、お友達と」

    アーニャ「? それが、何故プロデューサーの乳首に?」

    美波「事務所内の、エステに行ってみようって話になって」

    アーニャ「美波! どうして呼んでくれなかったんですか!?」
    282 : 以下、名無しにか - 2017/12/19(火) 19:05:26.47 ID:cpQj0swpo (+35,+30,-130)
    美波「え、ええっ!?」

    アーニャ「私も、エステ! 私も、プロデューサーの乳首!」

    美波「だ、だってアーニャちゃん、北海道からお父さんが来るって……」

    アーニャ「そんなのどうだって良いっしょや!?」

    美波「アーニャちゃん、駄目よ」

    アーニャ「……イズヴィニーチェ、取り乱しました」
    283 : 以下、名無しにか - 2017/12/19(火) 19:07:44.11 ID:cpQj0swpo (+35,+30,-134)
    美波「アーニャちゃん、気をつけようね」

    アーニャ「美波……はい、パーパは大事にしないといけませんよね」

    美波「あっ、そっちじゃなく」

    アーニャ「?」

    美波「北海道弁ならスラスラ話せるのは、誰にも知られちゃ駄目よ」

    アーニャ「……ダー!」
    284 : 以下、名無しにか - 2017/12/19(火) 19:10:48.88 ID:cpQj0swpo (+35,+30,-113)
    美波「それじゃ、ロシア語の勉強しよっか♪」

    アーニャ「美波の首は、綺麗で、とても細くて簡単に折れてしまいそう、です」

    美波「それじゃ、続きを話そうか♪」

    アーニャ「はい♪」

    美波「事務所の前で集合した私達は、エステルームに向かったの」

    アーニャ「……」
    285 : 以下、名無しにか - 2017/12/19(火) 19:14:42.94 ID:cpQj0swpo (+35,+30,-146)
    美波「エステルームは予約制で、人数分の予約を入れてたわ」

    アーニャ「エステルーム……瑞樹の別荘、ですね?」

    美波「常に予約が入ってるから、住んでるようなものよね」

    アーニャ「脱線、させてしまいました」

    美波「良いのよアーニャちゃん。今のが、話の鍵になってるから」

    アーニャ「シトー?」
    286 : 以下、名無しにか - 2017/12/19(火) 19:17:00.03 ID:cpQj0swpo (+35,+30,-137)
    美波「その日はね、川島さんはロケで予約を入れてなかったの」

    アーニャ「それで、美波達が予約を出来た?」

    美波「いいえ。私達は、普通に予約出来たわ」

    アーニャ「アー、だったら、何が鍵に?」

    美波「普段居るべき人が居ない……つまり、一人分の空きが出来た」

    アーニャ「! そこに、プロデューサーが!?」

    美波「正解♪」
    287 : 以下、名無しにか - 2017/12/19(火) 19:20:14.90 ID:cpQj0swpo (+35,+30,-183)
    美波「受付に行ったらね、珍しい人が来てる、って言われて」

    アーニャ「ダー。プロデューサーが、エステルームに行くとは思えません」

    美波「なんでも、ちひろさんが無理矢理行かせたらしいの」

    アーニャ「成る程。それなら、納得です」

    美波「プロデューサーさんって、ちひろさんに弱いから」

    アーニャ「乳首と、どっちが弱いですか?」

    美波「乳首よ」
    288 : 以下、名無しにか - 2017/12/19(火) 19:20:58.50 ID:cpQj0swpo (+24,+29,-17)
    連投規制避けでゴハン行ってきます
    289 : 以下、名無しにか - 2017/12/19(火) 19:38:41.00 ID:2nBKlssho (+19,+29,-4)
    これは乳首だから上品ですね!
    290 : 以下、名無しにか - 2017/12/19(火) 21:09:49.92 ID:cpQj0swpo (+35,+30,-116)
    美波「そんな事聞いたら、挨拶しないと、って」

    アーニャ「ダー。挨拶、とても大事です」

    美波「プロデューサーさんが居る部屋番号を聞いて」

    アーニャ「皆で向かった、ですね?」

    美波「そうしたらね、なんと……」

    アーニャ「……ゴクリ」

    美波「プロデューサーさん、寝てたのよ」

    アーニャ「――ハラショー!」
    291 : 以下、名無しにか - 2017/12/19(火) 21:12:55.36 ID:cpQj0swpo (+35,+30,-205)
    美波「エステの最中だから、服なんて当然着てなくて」

    アーニャ「ハラショー! 美波、ハラショー!」

    美波「うふふ、ちょっと落ち着いてアーニャちゃん」

    アーニャ「……イズヴィニーチェ、取り乱しました」

    美波「だから、私達の姿を見たらプロデューサーさん、ビックリしちゃって」

    アーニャ「……ん? 寝てた? ん?」

    美波「咄嗟に、光の速さでカバンから睡眠薬を取り出して飲ませたの」

    アーニャ「……ハラショー……!」
    292 : 以下、名無しにか - 2017/12/19(火) 21:15:45.34 ID:cpQj0swpo (+35,+30,-179)
    美波「せっかくリラックスしてるのに、悪いものね」

    アーニャ「――美波!」

    美波「――アーニャちゃん!」

    パンッ!

    美波・アーニャ「ハ~ア~ア~♪」

    美波「……だから、プロデューサーさんは何も覚えてないの」

    アーニャ「ハラショー、美波。これが、『Memories』の力、ですね!」

    美波「う~ん、ちょっと違うかな♪」

    アーニャ「アー、違いましたか♪」
    293 : 以下、名無しにか - 2017/12/19(火) 21:18:40.32 ID:cpQj0swpo (+35,+30,-258)
    美波「それに、嗚呼、なんてことでしょう」

    アーニャ「美波、焦らさないでください」

    美波「うふふ、アーニャちゃん、餌を待つワンコみたいで可愛いわ」

    アーニャ「ガフガフ!」

    美波「へー、ロシア語だとそういう風に言うのね」

    アーニャ「ガフガフ!」

    美波「やっぱり、ロシア語の勉強も大事よね」

    アーニャ「美波。ロシアの猟犬は、凶暴、ですよ?」
    294 : 以下、名無しにか - 2017/12/19(火) 21:21:35.53 ID:cpQj0swpo (+35,+30,-183)
    美波「う~ん、なんだか喉渇いて来ちゃった!」

    アーニャ「待っててください。キッチンに、ボルシシが」

    美波「えっ!? ボルシチで喉を潤せと!?」

    アーニャ「――どうぞ。口に、合うと嬉しいです」

    美波「!? いつの間に……!?」

    アーニャ「これが、アー、シンデレラの力です」

    美波「へえ! やっぱり凄いわ、アーニャちゃん!」

    アーニャ「美波、早く、続きを」
    295 : 以下、名無しにか - 2017/12/19(火) 21:24:26.04 ID:cpQj0swpo (+35,+30,-256)
    美波「えーっと、どこまで話したっけ?」

    アーニャ「美波が、プロデューサーに盛った所まで、です」

    美波「う~ん、やっぱり人聞きが悪いわよね、それ」

    アーニャ「美波が、プロデューサーに穏やかな時間を与えた所まで、です」

    美波「あっ、それ素敵ね!」

    アーニャ「ダー。美波は、とても、良い事をしました」

    美波「私達も……こうやって穏やかな時間を過ごせるようになったのよね」

    アーニャ「美波。美波、美波? ミィ~ナミ?」

    美波「あははっ、ごめんごめん」
    296 : 以下、名無しにか - 2017/12/19(火) 21:26:36.14 ID:cpQj0swpo (+35,+30,-138)
    美波「グッスリ眠ってるプロデューサーさんは、なんと」

    アーニャ「……ゴクリ」

    美波「なな、なんと!」

    アーニャ「……ゴクリ」

    美波「ななななな、なんとなんと!」

    アーニャ「ウラー! ンー! ンー!」

    ぐりぐりっ

    美波「あいたたた! アーニャちゃん、頭でグリグリしないで~、あはは!」

    アーニャ「ンー! ンー!」
    297 : 以下、名無しにか - 2017/12/19(火) 21:29:20.64 ID:cpQj0swpo (+35,+30,-165)
    美波「なんと!」

    アーニャ「ンー! ンー!」

    美波「……――仰向けに、寝ていたのです」

    アーニャ「!」

    ダダダダダッ!

    美波「アーニャちゃん? 急に走って……窓の方に、何かあるの?」

    ガラッ!

    アーニャ「ハアアアアアラッショオオオオオオオイ!」

    美波「近所迷惑だから、アーニャちゃん! 近所迷惑だから!」

    アーニャ「……イズヴィニーチェ、取り乱しました」

    …ガラッ
    298 : 以下、名無しにか - 2017/12/19(火) 21:31:51.22 ID:cpQj0swpo (+35,+30,-206)
    美波「うふふっ! でも、気持ちはわかるわ」

    アーニャ「美波なら、きっとそう言ってくれると思いました」

    美波「仰向けって事は……わかるでしょ?」

    アーニャ「ほとんど裸……下半身には?」

    美波「……――バスタオル、のみ」

    アーニャ「……」

    美波「アーニャちゃん?」

    アーニャ「……美波……どうして、呼んでくれなかったのですか?」ポロッ
    299 : 以下、名無しにか - 2017/12/19(火) 21:35:43.26 ID:cpQj0swpo (+35,+30,-191)
    美波「な、泣かないでアーニャちゃん!?」

    アーニャ「美波……私、ワガママ、言ってますね」

    美波「ううん、そんなコト無い」

    アーニャ「……そう、でしょうか?」

    美波「でも、もしもアーニャちゃんが私の立場だったら?」

    アーニャ「……アー、呼んでる間に目を覚ますかもしれませんね」

    美波「だから?」

    アーニャ「その場の人間だけで、楽しみます」
    300 : 以下、名無しにか - 2017/12/19(火) 21:38:45.07 ID:cpQj0swpo (+35,+30,-153)
    美波「……と、言うわけで、私はその場の三人で楽しむコトにしたの」

    アーニャ「残念ですが、わかりました」

    美波「でも、二人共真面目だから誘導には苦労したわ」

    アーニャ「友達……私の、知っている人?」

    美波「うん。文香さんと」

    アーニャ「フミカ」

    美波「ありすちゃん」

    アーニャ「それはヤバいっしょ!?」
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