元スレ武内P「便秘、ですか」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ○
1 :
未央「そうなんだよねー」
凛「もうすぐ一週間だよ」
武内P「それは……困りましたね」
未央「うんうん、どうしたら良いと思う?」
凛「このままじゃ、仕事に支障が出るかも」
武内P「? 島村さん、俯いて……どうかされましたか?」
卯月「なんで私の便秘で平然と話し合ってるんですかー!?///」
SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1513243315
2 = 1 :
未央「しまむー、私達、友達じゃん!」
凛「卯月が困ってるなら、力になってあげたいんだよ」
武内P「はい。私も、同じ気持ちです」
卯月「気持ちだけ受け取っておきますから!」
未央「水臭いことは言いっこなし、だよ!」
凛「私達、三人でニュージェネレーションズなんだから」
武内P「……お二人とも、良い、笑顔です」
卯月「私が笑顔じゃないんですけど!?」
3 = 1 :
未央「でもさ、何が原因だと思う?」
凛「食生活、は問題なさそうだよね」
武内P「はい。島村さんのお母様も、気を遣っておられる様です」
卯月「そ、そうなんですか?」
未央「それじゃあ他に原因……」
凛「……仕事でストレスが溜まってるとか」
武内P「ストレス……ですか」
卯月「今、まさにストレスがたまっていってます!」
4 = 1 :
未央「確かに、最近のしまむー忙しそうだもんねぇ」
凛「でも、私達も同じようなスケジュールだよね」
武内P「はい。皆さん、とても活躍されています」
卯月「は、はい……頑張ってます♪」
未央「……その頑張り、トイレでも活かせないかな?」
凛「そっか……卯月なら、便秘なんかに負けない頑張りが!」
武内P「なるほど。それは、単純ですが名案だと思います」
卯月『島村卯月』、うんばります♪ とでも言うと思いますか!?
5 = 1 :
誤)卯月『島村卯月』、うんばります♪ とでも言うと思いますか!?
正)卯月「島村卯月、ふんばります♪ とでも言うと思いますか!?」
7 = 1 :
未央「しまむー、私達も応援するからさ!」
凛「大丈夫、ちゃんと見てるから」
武内P「私も、陰ながら応援させて頂きます」
卯月「全然集中出来ませんよ!」
未央「そうだ! しまむーの個室を、私としぶりんで挟むっていうのは!?」
凛「卯月がセンター? ふーん、悪くないかな」
武内P「それは、今後のLIVEにも活かせそうですね」
卯月「今後、素直にセンターで歌えなくなっちゃいますよ!」
8 = 1 :
未央「あっ、皆にも協力してもらおうよ!」
凛「皆って……シンデレラプロジェクトの皆に?」
武内P「大々的に、大を出すという事でしょうか?」
卯月「やめてください!」
未央「クローネの皆にもだよ!」
凛「ふふっ……未央はすごいね、私じゃ考えつかなかった」
武内P「それは……専務に許可を取る必要がありますね」
卯月「本当にやめてください!」
9 = 1 :
未央「やろうよ! 皆で、しまむーを応援しよう!」
凛「クローネのメンバーには、私が話しておくよ」
武内P「専務の許可は……はい、私が必ず」
卯月「協力的すぎませんか!? しかも、嫌な方向で!」
未央「ふっふっふ! 私達の……346プロの力をあわせる時がきた!」
凛「ふふっ、悪くないかな」
武内P「早速、専務に連絡をしてみました」
卯月「こういう所で仕事が出来る所を見せないでくださいよ!」
10 = 1 :
未央「さっすがプロデューサー!」
凛「それで、何だって?」
武内P「……『キミは何を言っている』と」
卯月「良かった! 信じて良かったです!」
未央「え……? 嘘……?」
凛「待って。このLINE、続きがある」
武内P「『トイレは私が用意する。快適さは保証しよう』とありますね」
卯月「なんでそんなに物分りが良いんですかー!?」
11 = 1 :
未央「やったねしまむー! 皆がついてるよ!」
凛「卯月、一緒に頑張ろう」
武内P「……皆さん」
卯月「あっ……」
未央「? しまむー、どうしたの?」
凛「大丈夫? なんだか、顔色が悪いけど」
武内P「どこか……体調が悪いのでしょうか」
卯月「お、お腹が……あいたたた」
未央・凛・武内P「!?」
12 = 1 :
未央「や、やばい! やばいやばいやばいよ!」
凛「しっかりして卯月! 我慢出来る!?」
武内P「島村さん、頑張ってください!」
卯月「あれ!? 良い事なのに!?」
未央「歌も踊りも合わせてないし……衣装だって!」
凛「これは……ぶっつけ本番でやるしかないね」
武内P「落ち着いて! まず、今動けるメンバーに連絡を取ります!」
卯月「連絡って……ひいい!? グループLINEに通知がきてるうう!?」
13 = 1 :
・ ・ ・
みく「――Pチャン! 間に合った!?」
李衣菜「様子はどうです!?」
武内P「お二人とも、レッスンは!?」
みく「卯月チャンがピンチなんでしょ?」
李衣菜「仲間のピンチに駆けつけないのは――」
みく・李衣菜「ロックじゃない! にゃー!」
武内P「……前川さん、多田さん……良い、笑顔です」
みく・李衣菜「えへへ!」ニコッ
14 = 1 :
・ ・ ・
きらり「にゃっほーい☆」
莉嘉「仕事終わらせて、チョーダッシュで駆けつけたよ☆」
みりあ「ねぇねぇ、もう出た?」
武内P「いえ……それが、まだ」
きらり「それじゃあ、いーっぱい応援して、いーっぱい出してハピハピするにぃ☆」
莉嘉「個室の扉にシール貼ってデコっちゃお!」
みりあ「えへへ、すっごく、すーっごくいっぱい出るといいね!」
武内P「……諸星さん、城ヶ崎さん、赤城さん……良い、笑顔です」
きらり・莉嘉・みりあ「イエーイ☆」
15 = 1 :
・ ・ ・
智絵里「……間に……合いましたか?」
かな子「マシュマロ美味しいー♪」
杏「もー、出るなら出るってあらかじめ言ってよねー」
武内P「それが……突然の事でしたので」
智絵里「卯月ちゃん……大丈夫かな」
かな子「私達も、急いで応援しに行こう!」
杏「杏は面倒だから、ここから応援するよ―」
智絵里・かな子「なんでやねん!」
武内P「……緒方さん、三村さん、双葉さん……良い、笑顔です」
智絵里・かな子・杏「はいっ!(はーい)」
16 = 1 :
・ ・ ・
美波「――私達で最後ですか!?」
アーニャ「プロデューサー、卯月、大丈夫ですか?」
蘭子「闇に飲まれよ! 我が友よ、宴はどうなっているのかしら?」
武内P「はい、もう時間がありません。急いでください」
美波「アーニャちゃん、蘭子ちゃん……私達も頑張ろう!」
アーニャ「ダー! もちろん、です!」
蘭子「咲き誇る笑顔の乙女の開放……しかと見届けようではないか!」
武内P「……新田さん、アナスタシアさん、神崎さん……良い、笑顔です」
美波・アーニャ・蘭子「!」コクリ
17 = 1 :
・ ・ ・
未央「しまむー、聞こえる!? 皆の声が!」
凛「皆、卯月のために集まったんだよ!」
<がんばれー! 卯月ちゃん、がんばれー!
卯月「いやあああ! 本当に聞こえるううう!」
未央「へへっ! 私、アイドルやってて良かった!」
凛「……奇遇だね、私も同じ事考えてた」
未央「って事はきっと……」
凛「うん。卯月も……」
卯月「ううっ! 言い返したいけど、もう、もう……!」ゴロゴロ
18 = 1 :
・ ・ ・
武内P「――皆さん、突然の事にも関わらず、お集まり頂きありがとうございます」
アイドル達「……」
今西部長「何か、一言あっても良いんじゃないかい?」
武内P「……島村さんは今も頑張っています。皆さんも笑顔で頑張ってください」
アイドル達「……」
今西部長「それだけかね?」
武内P「……」
アイドル達「あはははっ!」
アイドル達「――はいっ!」
19 = 1 :
お~願い! シ~ンデレラ♪
専務「――どうやら、始まったようだな」
武内P「専務……?」
夢はゆ~めで終~われない♪
専務「これが……パワーオブスマイルか」
武内P「……はい」
動き始~めてる~♪
専務「我が346プロのイメージにそぐわないな」
武内P「はい、私もそう思います」
輝く日のために~♪
20 = 1 :
・ ・ ・
未央「――あれから一週間かぁ」
凛「早いね。もうそんなに経ったんだ」
卯月「その話はやめましょう、ねっ!?」
武内P「皆さん……良い、笑顔でした」
未央「しまむーなんか、最後ボロボロ泣いてたもんね!」
凛「私も釣られて泣いちゃったよ」
卯月「本当にやめましょう! もう、本当に!」
21 = 1 :
未央「でも、すごかったよね!」
凛「うん、私までしてる気になっちゃった」
未央「わかる! わかるよしぶりん!」
凛「そのせいか……ほら、お腹が張っちゃって」
未央「あー、そうだよね。えへへ、実は私も」
卯月「……」
未央「ん?」
凛「グループLINEに通知が……」
卯月「……」
22 :
下品メーター振り切れすぎじゃないですかねぇ…
23 = 1 :
武内P「本田さん、渋谷さん」
未央・凛「ん?」
卯月「二人共……最後にお通じが来たのって、いつですか?」
未央・凛「……一週間前」
武内P「便秘、ですか」
未央・凛「!?」
卯月「はいっ♪ 島村卯月、頑張ります♪」
未央・凛「待って!」
卯月「体に良くないですし、待てませんよ♪」
卯月「私も、便意も」
おわり
24 = 1 :
HTML化依頼は出さず、このスレで飽きるまで書こうと思います
25 :
アイドルだってウンコするんだよな…
ウンコするんだよな!
26 :
かなこのマシュマロが違う意味に見える
27 = 1 :
書きます
武内P「『みんなのきもち』に注意してください」
28 = 1 :
武内P「あの曲は、一般の方が聞く分には問題ありません」
武内P「しかし、アイドルの皆さんが聞き続けるのは大変危険です」
武内P「数々のLIVEやレッスンをこなしてきたアイドルの皆さん」
武内P「その感受性は、一般の方と比較になりません」
武内P「なので、『みんなのきもち』を聞き続けてはいけない」
武内P「……そう、皆さんには通達があった筈です」
アイドル達「ごめんなせー」
武内P「謝って済む問題ではなくなっています」
29 = 1 :
武内P「皆さんがここに呼ばれた理由は、わかりますね」
アイドル達「?」
武内P「はい、今の皆さんでは、今までのイメージを壊してしまうからです」
アイドル達「おー」
武内P「おわかりいただけて何よりです」
アイドル達「はーい!」
武内P「とても元気ですね。それに、良い笑顔です」
30 = 1 :
武内P「皆さん、今後はこういった事の無いようにしてください」
アイドル達「はいでごぜーます!」
武内P「素直な、良い返事です」
アイドル達「えへへ!」
武内P「……もう、このままでも良い気がしてきました」
アイドル達「?」
武内P「そういうわけにもいきませんね。悲しいですが」
31 = 1 :
夏樹「おっと! ちょっと待ってくれ!」
武内P「木村さん?」
夏樹「アタシは平気だよ、プロデューサーさん」
武内P「……確かに、他の方に比べて平気そうですね」
夏樹「だろ? アタシには、熱いロックの血が流れてるからね!」
武内P「そう、でしょうか?」
夏樹「アタシの演奏を聞きな!――わん、つー、さん、し!」
武内P「はい、もう結構です」
32 = 1 :
李衣菜「ロック!」
夏樹「どうした、だりー?」
李衣菜「さすロック! ローックック!」
夏樹「おっ、だりーにはわかるか?」
李衣菜「ロック!」
武内P「私には微塵もわかりません」
みく「にゃー! にゃんにゃがにゃん!」
武内P「前川さん、貴女もです」
33 = 1 :
菜々「キャハッ! お困りのようですね!」
武内P「安部さん」
菜々「ナナは元々うさぴょん星人なので大丈夫ですよ!」
武内P「いえ、少しやられていますよ」
菜々「ピョンピョンピョピョン!?」
武内P「すみません、かなりやられていますね」
みく「にゃー! にゃにゃにゃんにゃ、にゃにゃー!」
武内P「はい、良い子だから落ち着いてください前川さん」
34 = 1 :
奏「ふふっ、貴方も大変ね」
武内P「速水さん」
奏「私は平気だから、ご褒美を貰っても良いと思わない?」
武内P「いえ、そもそも聞いてはいけない、という話でしたので」
奏「ちゅー、ほら、ちゅー」チュパチュパ
武内P「今の姿を動画に取って、後日貴女に見せたい位です」
奏「ちゅーうー! ちゅー! はやくー! ちゅーっ!」チュパチュパ
武内P「……立ち直れ無さそうなので、やめておきましょう」
35 = 1 :
文香「……」
武内P「鷺沢さん、本を読む時はもっと顔を離してください」
文香「……」ジッ
武内P「? どうかしましたか?」
文香「……ご本……読んでくだせ―」
武内P「すみません。それは、出来ません」
文香「……」シュン
武内P「その……少女漫画を音読は、はい」
36 = 1 :
莉嘉「Pくんドーン☆」
どんっ
武内P「っ、城ヶ崎さん、飛びつくのはやめてください」
美嘉「アタシもドーン★」
どんっ!
武内P「っぐ、姉妹でタックルをしないでください」
茜「ボンバー!」
ズドムッ!
武内P「おうっぐ!? 日野さんはシャレになりませんから!」
38 = 1 :
蘭子「わたしのともだち!」
武内P「神崎さん?」
蘭子「くらいところはこわい! のまれたくない!」
武内P「え、あ、はい」
蘭子「……うぅ、わたしのともだちー」
武内P「大丈夫です、明日には元に戻っていると思いますから」
蘭子「ほんと!?」
武内P「はい、恐らくは、ですが」
39 = 1 :
瑞樹「キミも大変ね」
武内P「そう思うのでしたら、川島さんは聞かないで頂きたかったです」
瑞樹「わかるわ」
武内P「言うタイミングがおかしいです」
早苗「そんな事言うと、逮捕しちゃうわよ!」
武内P「官憲横暴にも程があります」
早苗「?」
武内P「ええと……はい、悪いことをしてない人は、捕まえてはいけませんよ」
41 = 1 :
楓「うふふ、皆可愛らしくなっちゃいましたね」
武内P「高垣さん」
楓「……虎穴に入らずんば虎子を得ず」
武内P「高垣さん?」
楓「危険な曲を聞かずして、可愛いトラさんは得られねーですよ」
武内P「最高にひどい事になっていますよ、高垣さん!?」
楓「トラさんは取らさん……ふふ、うふふっ!」
武内P「はい、向こうで川島さんと片桐さんと遊んでいましょうね」
42 :
なんだ、楓さんは無事だな!
43 = 1 :
美波「でも、どうしてここに皆集められたんですか?」
武内P「このプロジェクトルームの広さが丁度……と、新田さんは平気のようですね」
美波「はい。一回しか聞きませんでしたから」
武内P「本当に良かったです」
美波「おかげで、例のセーターを下に着てますけどね♪」
武内P「それは平気と……いえ、考えるのはやめておきます」
44 = 1 :
卯月「頑張ります頑張ります頑張ります頑張ります」
武内P「島村さーん!」
卯月「頑張ります、頑張りますから、頑張って、頑張って、頑張って……?」
武内P「笑顔! 笑顔を忘れずにいきましょう!」
卯月「はい、笑顔を頑張ります! 笑顔笑顔笑顔!」
武内P「今後、島村さんは絶対に『みんなのきもち』を聞かないでください」
卯月「笑顔笑顔笑顔笑顔笑顔笑顔」ブツブツ…
武内P「……」
45 = 1 :
凛「プロデューサー」
武内P「はい、渋谷さん……どうかしましたか?」
凛「ちゃんと、見ててくだせー」
武内P「……はい、お約束します」
凛「それじゃあ、ぎゅっとしてくだせー!」
武内P「それじゃあ、の意味がわかりません」
凛「ふーん!」
武内P「はい、向こうで島村さんの様子を見ていてあげてください」
46 = 1 :
武内P「本当に……どうして、『みんなのきもち』を聞いてしまったんですか」
武内P「事務所に禁止されているにも関わらず……」
アイドル達「ごめんなせー」
武内P「ああいえ、責めているわけではなく、疑問に思っただけです」
武内P「危険だと言われているのに、何故……」
ちひろ「それはきっと、プロデューサーさんが居るからですよ。課金してください」
武内P「千川さん? あの、運営の気持ちになっていますよ?」
47 :
千川さんはどうなってるんだろうか…
48 = 47 :
よし!千川さんは平常運転だな!
49 = 1 :
ちひろ「皆、自分に自信があったんだと思います。課金してください」
武内P「あの、千川さんは……そういえば、おねシンを歌っていましたね」
ちひろ「自分なら、きっと大丈夫。課金して」
武内P「しかし……」
ちひろ「もし駄目だったとしても、プロデューサーさんが居るから大丈夫、って課金」
武内P「何ですかその語尾は」
ちひろ「私の課金がおかしい課金?」
武内P「千川さんは何を聞いたんですか!?」
50 :
やべーやつ多すぎてどれが平常かわからんな
みんなの評価 : ○
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