元スレ武内P「結婚するなら、ですか」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
151 = 111 :
・ ・ ・
ちひろ「……それで、結局どうするんですか?」
武内P「行くしか、無いでしょうね」
ちひろ「でも……その様子じゃ」
武内P「はい。現在、引き継ぎを始めています」
ちひろ「……プロデューサーさん?」
武内P「引き継ぎが終わり次第、ご挨拶に伺う予定です」
ちひろ「あの……プロデューサーさん?」
武内P「千川さん、お世話になりました」
ちひろ「生きることを諦めないで下さい、プロデューサーさん!」
152 = 111 :
ちひろ「卯月ちゃんと、凛ちゃんの所だけでしょう!?」
ちひろ「持ちこたえられるかも知れないじゃないですか!」
武内P「いえ、メンバー全員のご家庭に伺う事になりました」
ちひろ「!? どうして!?」
武内P「話を聞きつけた皆さんが……私の所も、と」
ちひろ「……!」
武内P「お父様と、はい、電話でも会話をしました」
武内P「もっとも、基本的に会話にはなりませんでしたが……」
武内P「アナスタシアさんのお父様にロシア語でまくしたてられたのが、はい」
ちひろ「わかりました……わかりましたから……!」
武内P「……」
153 = 111 :
武内P「しかし……今回の事で、皆さんが愛されているのがわかりました」
武内P「彼女達の輝きの秘訣は、それもあるのかも知れませんね」
ちひろ「……でも」
武内P「努力は、してみます」
武内P「お話をすれば、わかっていただけると、そう、信じています」
武内P「男同士……分かり合えるはずです」
ちひろ「プロデューサーさん……!」
武内P「同じ笑顔を愛し、本当に大切に思っているだけだという事が」
ちひろ「それ駄目なやつです、プロデューサーさん!」
おわり
154 = 116 :
人は愛ゆえに争わなければならんのだ!
155 = 111 :
次は北斗の拳、把握
寝ます
おやすみなさい
156 :
最早このスレで言うアイドルの輝きが便所の100ワットと大差ない気がしてきた
157 :
むぅっ!あれは北斗神豊礼羅拳!
知っているのか、文香!
158 :
橘の拳 いちご味
159 :
男塾とかキン肉マンも見たい
160 :
ダイ大見てた世代にはこんな大きな子供がいるのか…
161 :
下品なやつで金玉マンでもいいよ
162 :
コメディ・シリアス・スカ○ロと閲覧者を飽きさせない見事なSSだな
163 :
ジョインジョイントトキィが見れるのか
楽しみだ
165 :
いちご味把握
武内P「他のプロデューサー、ですか?」
166 = 165 :
未央「うん、そういえば見たことないなと思ってさ」
武内P「そう、なのですか?」
卯月「はい。居るっていうのはわかるんですけど……」
武内P「そうですね。多くのプロデューサーが所属しています」
凛「なのに見たこと無いって、おかしくない?」
武内P「……」
未央・卯月・凛「……」
167 = 165 :
未央「あっ、プロデューサーに不満があるとかじゃなく、なんとなくね!?」
卯月「そ、そうです! ただ、なんとなく気になるな~と……」
凛「うん。なんとなく……」
武内P「……わかりました」
武内P「では、皆さんに他のプロデューサーをご紹介します」
未央・卯月・凛「おー!」
武内P「……頑張ってください」
未央・卯月・凛「……?」
168 = 165 :
・ ・ ・
武内P「この先が、年少組を担当するプロデューサーのオフィスです」
未央「年少組担当ってことは、優しい人?」
卯月「もしかして、クマさんみたいな感じだったりして」
凛「卯月の優しいイメージって、そんななの?」
武内P「実際に、見ていただいた方が早いと思います」
未央・卯月・凛「?」
ガラガラガラガラガラッ!
未央・卯月・凛「……何、この音?」
169 = 165 :
ガラガラガラガラガラッ!
未央「台車の音……だよね、これ」
「フフフ……ファーハハハハ―――!!」
卯月「なんだか……高笑いも聞こえてきます」
「む? 止まれい!」
「はーい!」
凛「ねえ待って、もしかして……」
サウザーP「ほう……きさまらは確か、シンデレラプロジェクトと言ったか」
年少組「言ったか!」
武内P「はい。この方が、年少組を担当するプロデューサーの方です」
未央・卯月・凛「……!?」
170 = 165 :
武内P「おはようございます。突然、申し訳ありません」
サウザーP「このおれに、何の用だ?」
武内P「彼女達が、他のプロデューサーの方にお会いしたい、と」
サウザーP「ほう」
未央・卯月・凛「お……おはようございます」
サウザーP「――はぁっ!!」
ヒュッ!
未央・卯月・凛「台車から、羽の様に飛び降りた!」
サウザーP「おもしろい」
ぽすんっ
未央・卯月・凛「……また、座り直した」
サウザーP「このおれが、直々に相手をしてやろう」
武内P「ありがとう、ございます」
未央・卯月・凛「……!?」
171 = 165 :
サウザーP「だが、その前に……お前達!」サッ!
年少組「お手手は消毒だ~!」
サウザーP「フフ……そうだ、逆らえば皆殺しだ!」
年少組「はーい!」
サウザーP「やはり女子供は逆らわぬから楽よ! フハハ~!」
未央「絶対ヤバい人じゃんあれ!」ボソボソッ
卯月「皆殺しとか言ってますよ!?」ボソボソッ
凛「ねえ、あの人、本当にプロデューサー!?」ボソボソッ
武内P「はい」
未央・卯月・凛「……!?」
172 = 165 :
薫「せんせぇ! 洗い終わったよ!」
サウザーP「小娘! おれはせんせぇではない!」
未央「ほら、めっちゃ感じ悪い!」ボソボソッ
武内P「いえ、違います」
薫「あっ、そうだった!……せいてぇ!」
サウザーP「そう! この俺は聖帝サウザー! 生まれついての帝王!」
年少組「おー!」
卯月「割と……と、いうか、かなり……」ボソボソッ
凛「……仲良し?」ボソッ
武内P「はい」
未央・卯月・凛「……!?」
173 = 165 :
サウザーP「極星はひとつ! 天に輝く天帝は南十字星!」
サウザーP「数多のアイドルの中で天をつかむは、きさまら!」
サウザーP「この聖帝サウザーの担当する小学生なのだ―――っ!!」
年少組「だーっ!」
サウザーP「フフハハハ!!」
年少組「ふふははは!」
武内P「良い、笑顔です」
未央「貴様とか言ってるけど!?」ボソボソッ
卯月「笑顔も、ちょっと方向性が違いませんか!?」ボソボソッ
凛「おかしい! 明らかにおかしいから!」ボソボソッ
174 = 165 :
ありす「あの……今日、作ってみたお料理があるんです」
ありす「それで、その……食べてほしくて」
サウザーP「ほう……でかくなったな小娘……」ウルッ
ありす「橘です」
サウザーP「よかろう! このおれが見届けてくれるわ!」ウルウルッ
未央・卯月・凛「涙もろい!!」
武内P「はい。とても、愛が深い方なのです」
未央・卯月・凛「……」
ありす「と、特製……いちごパスタです……///」
サウザーP「……ほう」
サウザーP「……」チラッチラッ
武内P「こちらを見ていますが、助けないで大丈夫です」
未央・卯月・凛「……」
175 :
武内P意外と薄情!
176 = 165 :
サウザーP「フフフ……いちごパスタか、おもしろい!」チラッチラッ
ありす「ど、どうぞ……///」
サウザーP「な!? なにィ!!」チラッチラッ
未央「めっちゃ目で助けを求めてるんだけど」
武内P「いえ、あの方は生まれついての帝王。助けは不要です」
サウザーP「……と、思いきや、助力を許さんでもない!」チラッチラッ
卯月「でも……食べて、あげるでしょうか?」
武内P「はい。あの方にあるのはただ、制圧前進のみです」
サウザーP「フ……フフフ……そんな事を言ったかな!」チラッチラッ
凛「食べそうにないんだけど」
武内P「大丈夫です。きっと、三口で平らげます」
サウザーP「三口…………」
177 = 165 :
年少組「……」ジッ
武内P「……」ジッ
未央・卯月・凛「……」ジッ
ありす「……」ジッ
サウザーP「おれは帝王! きさまらとはすべてがちがう!!」
サウザーP「神はこのおれに不死身の肉体までも与えたのだ!!」
サウザーP「三口、おもしろい! ならば、その三口数えてみろ!」
サウザーP「おりゃあ!! む! 臭いが甘い!! ぐあ!! ぬう!!」
武内P「ひと――――つ!」
サウザーP「!?」
178 = 175 :
武内P鬼過ぎワロス
これはきっとイイ笑顔してますわぁ……
179 = 165 :
サウザー「小僧、貴様――っ!!」
武内P「ひと――――つ!」
年少組「ひと――――つ!」
サウザーP「ぬう! あっ……」
サウザーP「……」パクッ
武内P「ふた――――つ!」
年少組「ふた――――つ!」
サウザーP「待っ、これ、きつ……」
サウザーP「……」パクッ
武内P「みい――――つ!!」
年少組「みい――――つ!!」
サウザーP「お……お師さん……!!」
サウザーP「……」パクッ
未央・卯月・凛「本当にいった!?」
180 = 165 :
サウザーP「……」モグモグ
サウザーP「……」ゴクンッ
サウザーP「……フフ……フハハハハ! 見たか!!」
サウザーP「いちごパスタでは、この帝王の血を絶やすことはできぬ!!」
武内P「……あのように、とても担当しているアイドルを愛しています」
未央「……ちょっと違わない?」
ありす「あの……おかわりも、まだあります///」
サウザーP「フフ……きかぬなあ。帝王、ちょっと用事を思い出した!!」
卯月「……逃げようとしてますよ?」
武内P「いえ、それは有り得ません」
サウザー「はぁ~~!! うっ、なっ!? と……翔べぬ!! あ……脚が!!」
武内P「引かぬ、媚びぬ、省みぬ。帝王に逃走はないのです」
凛「逃げられないだけじゃない、あれ」
181 :
ありす「さめない内に、どうぞ……///」
サウザーP「ぬくもり……」
サウザーP「フッフフフ……負けだ……完全におれの負けだ……」
武内P「おわかり頂けましたか、あの方のアイドルへの愛が」
未央・卯月・凛「……」
サウザーP「こんなに苦しいのなら、悲しいのなら……愛などいらぬ!!」
武内P「これ以上お邪魔するのも失礼です、行きましょう」
未央・卯月・凛「……はい」
サウザーP「いちごパスタ……おれのかなう相手ではなかった……」
ガチャッ…バタンッ
182 = 181 :
・ ・ ・
未央「……なんか、すごかったね」
卯月「……はい、すごかったです」
凛「……うん、すごかった」
未央・卯月・凛「……」
未央「ねえ、もしかして……他のプロデューサーも――」
卯月「未央ちゃん! これ以上この話はやめましょう!?」
凛「そうだね……考えると、頭が痛くなってきた」
未央「……私も」
卯月「……実は、私もです」
未央・卯月・凛「……」
183 = 181 :
・ ・ ・
未央「医務室なんて、初めて来たよ」
卯月「かなり、綺麗な所ですね」
凛「うん……本当、なんだか不思議な感じがする」
ガチャッ
未央・卯月・凛「失礼します」
未央「あのー……ちょっと頭が痛いんですけど」
卯月「お薬とか貰えないかな、って思って」
凛「お願いできますか?」
トキ「……ふむ。三人共、ですか?」
トキ「お薬の前に、少しお話を聞きましょうか」ニコリ
184 = 181 :
・ ・ ・
武内P「他のプロデューサー、ですか?」
未央「うん、そういえば見たことないなと思ってさ」
武内P「……見た事が無い、と」
卯月「はい。居るっていうのはわかるんですけど……」
武内P「……そうですね」
凛「なのに見たこと無いって、おかしくない?」
武内P「……やはり、秘孔を突かれましたか」
未央・卯月・凛「……秘孔?」
武内P「あ……いえ」
武内P「なんとも、不思議な話ですね」
おわり
185 = 181 :
バランス的に次は地の文で下品じゃないの書きます
寝ます
おやすみなさい
186 :
処女信仰ですか。おっつおっつ
187 :
乙
そこまでして守らないといけない秘密だったのかサウザーP
188 :
つまり……そのぅ……つまりは会話の中に?……フィヒ、フィーヒヒヒ!!
189 :
ターバンのガキもアイドル?
190 :
諸星のきらりの出番はなかったか
191 :
まだ死兆星をみるには早すぎたのさ…
192 :
>>190
お前のようなでかいアイドルがいるか
193 :
Gガンと来れば次はミスター味っ子だ!
194 = 181 :
気が変わったので肉書きます
キン肉マン「私、王子やめる!」
195 = 181 :
ミート「バカな事言ってないで、勉強してください王子」
キン肉マン「やだいやだい! 勉強なんてしたくないやい!」ジタバタ!
ミート「もーっ! あんまりワガママ言わないでください!」
キン肉マン「……」
キン肉マン「……ミートよ、聞くのだ」キリッ
ミート「!」
ミート(この王子の表情……! この眼差し……!)
ミート(これは、何か重大な決意をした時の目だ……!)
ミート「……はい! 王子!」
キン肉マン「ちょっと、おトイレ」
ミート「だああーっ!?」
ミート「も~っ! 早く行ってきて下さい! 戻ったら勉強ですよ!」
196 = 181 :
・ ・ ・
ミート「全く、王子のワガママには困っちゃうよ」
ミート「あの、王位継承戦を戦ってた時のカッコよさはどこへやら」
ミート「……はーっ」
ミート「だからこそ、僕がしっかりしなきゃ!」
ミート「今までも……そして、これからも王子を――」
ミート「――ううん、大王をしっかり支えていくんだ!」
ミート「……」
ミート「それにしても、王子遅いなぁ」
ミート「お腹壊しちゃってるのかな? 全く、食べ過ぎなんだよ!」
ミート「しょうがない、お薬を持って行ってあげるか!」
197 = 181 :
・ ・ ・
コンコン!
ミート「お~い、王子~っ!」
コンコン!
ミート「お腹を壊しちゃったんですか~っ! 王子ったら~っ!」
コンコン!
ミート「……おかしいなぁ、全然返事が無いや」
ミート「王子~」
…ガチャッ
ミート「あれ? 鍵がかかってない……」
ミート「! まさか――!」
『地球に息抜きに行ってきます、勉強は任せたぞミート。スグル』
ミート「……お……お……!」
ミート「王子のバカ~~~っ!!」
http://www.youtube.com/watch?v=xPfqyGtKcVo
198 = 181 :
キン肉マン「はひぃ……はふぅ……」
キン肉マン「なんとか地球には来たものの……」
キン肉マン「思いつきで飛び出してきたから、お金が無い!」
キン肉マン「おまけに雨も降ってきたし……」
キン肉マン「ヘーックショーン!」
キン肉マン「うう……こんな事なら、家出なんてするんじゃなかったわい」
キン肉マン「……いつまでここで雨宿りすればいいのかのう」
武内P「――あの、アナタは……」
キン肉マン「おわあああっ!?」
武内P「す、すみません……驚かせてしまいましたか」
キン肉マン「ミートの奴、私を捕まえるためにこんな凶悪そうな超人を雇うとは!」
キン肉マン「腹が空いているが良いだろう……かかってきなさい!」
武内P「……」
199 = 181 :
武内P「いえ……私は、超人ではありません」
キン肉マン「いいや、その体! そして、その顔つき!」
キン肉マン「私の勘が、ビンビンとうずきやがるぜ!」
ぐうう~っ!
キン肉マン「……だ、ダメだ……もうお腹がペコペコで……」ヘニャヘニャ
武内P「……良ければ、これをどうぞ」
武内P「牛丼でなくて、申し訳ありませんが……手持ちがこれしか……」
キン肉マン「それは……まあ、美味しそうなパン!」
キン肉マン「……いいや、いかんいかん!」
キン肉マン「私を騙そうとしているようだが、そうはいかんぞ!」
武内P「……こちらが、私の名刺になります」
キン肉マン「……へ? 名刺?」
200 = 181 :
・ ・ ・
キン肉マン「――おかげで助かりました、プロデューサーさん!」
キン肉マン「いや~はっは! 先程は申し訳ない!」
武内P「いえ……慣れて、いますから」
キン肉マン「しかし……何故、私にここまでしてくれたのですか……?」
武内P「笑顔です」
キン肉マン「笑顔?」
キン肉マン「確かに、私の笑顔はとっても可愛いと評判ですな!」
キン肉マン「はっはっは! にこ~っ!」ニンマリ
武内P「あ……いえ、そうではなく」
キン肉マン「?」
武内P「強敵に打ち勝った後の、アナタの勝利の笑顔」
武内P「私は、その笑顔を見た時から、キン肉マンさんのファンなのです」
キン肉マン「……」
みんなの評価 : ☆
類似してるかもしれないスレッド
- 武内P「ムラムラ、ですか」 (673) - [65%] - 2018/9/3 12:30 ☆
- 武内P「大人の魅力、ですか」 (1002) - [61%] - 2018/8/20 0:30 ☆
- 武内P「マッサージ…ですか?」 (748) - [60%] - 2016/3/28 7:00 ★
- 武内P「盲腸になりました」 (339) - [60%] - 2016/5/14 17:15 ★
- 武内P「犬になってしまいました」 (147) - [59%] - 2015/12/3 16:00 ☆
- 武内P「なにをしているんですか?」 (126) - [58%] - 2015/9/28 15:15 ☆
- 武内P「あだ名を考えてきました」 (1002) - [52%] - 2018/8/20 0:30 ○
- 武内P「一番好きなアイドルですか?」 (279) - [52%] - 2015/5/6 6:00 ★
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について