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元スレ武内P「あだ名を考えてきました」
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蘭子「こ、この状況は一体……!?」
武内P「! 神崎さん、これは……誤解です!」
美波「ああんっ♡ 蘭子ちゃん、見ない……見てぇっ♡」
武内P「見てはいけません、神崎さん!」
蘭子「我が友よ!? 何故、このような宴が催されているのか!?」
アーニャ「蘭子! 美波が、こんな写真を撮っていました!」
蘭子「ふむ……っ!? こ、これは!?」
アーニャ「パジャールスタ、お願い、です!」
アーニャ「消すのを手伝って、ください!」
蘭子「――ゲート・オブ・バビロン!」
武内P「……! いけません、携帯を渡しては――!」
武内P「! 神崎さん、これは……誤解です!」
美波「ああんっ♡ 蘭子ちゃん、見ない……見てぇっ♡」
武内P「見てはいけません、神崎さん!」
蘭子「我が友よ!? 何故、このような宴が催されているのか!?」
アーニャ「蘭子! 美波が、こんな写真を撮っていました!」
蘭子「ふむ……っ!? こ、これは!?」
アーニャ「パジャールスタ、お願い、です!」
アーニャ「消すのを手伝って、ください!」
蘭子「――ゲート・オブ・バビロン!」
武内P「……! いけません、携帯を渡しては――!」
アーニャ「……プロデューサー?」
蘭子「これはまさしく、王の財宝!」たぷたぷ
アーニャ「蘭子? 自分の携帯を出して、何をしていますか?」
蘭子「財宝を我が物に! ふふふ、薄桃色の魔力が高まっていくわ」たぷたぷ
アーニャ「蘭子? 蘭子蘭子、蘭子?」
蘭子「――見よ! 我が使い魔は、数多の財を得た!」ビシッ!
蘭子「グリモワールに記された姿は、これで輝きをます!」ビシッ!
アーニャ「ニェ――ット! どうして、絵にしていますか!?」
武内P「データを移動させると思っていましたよ!」
美波「あっ♡ また、またいきますっ♡」
蘭子「これはまさしく、王の財宝!」たぷたぷ
アーニャ「蘭子? 自分の携帯を出して、何をしていますか?」
蘭子「財宝を我が物に! ふふふ、薄桃色の魔力が高まっていくわ」たぷたぷ
アーニャ「蘭子? 蘭子蘭子、蘭子?」
蘭子「――見よ! 我が使い魔は、数多の財を得た!」ビシッ!
蘭子「グリモワールに記された姿は、これで輝きをます!」ビシッ!
アーニャ「ニェ――ット! どうして、絵にしていますか!?」
武内P「データを移動させると思っていましたよ!」
美波「あっ♡ また、またいきますっ♡」
・ ・ ・
アーニャ「……これで、全部、だと思います」
武内P「お疲れ様でした、アナスタシアさん」
美波・蘭子「……」ションボリ
美波「二人とも……ひどい。本当に、全部消しちゃうなんて」ションボリ
蘭子「……我が得た財宝は、泡沫の夢と消えたか」ションボリ
武内P「神崎さん、スケッチブックを出してください」
蘭子「……我が友?」
武内P「黒く、塗りつぶさせていただきます」
蘭子「ぴっ!?」
アーニャ「……これで、全部、だと思います」
武内P「お疲れ様でした、アナスタシアさん」
美波・蘭子「……」ションボリ
美波「二人とも……ひどい。本当に、全部消しちゃうなんて」ションボリ
蘭子「……我が得た財宝は、泡沫の夢と消えたか」ションボリ
武内P「神崎さん、スケッチブックを出してください」
蘭子「……我が友?」
武内P「黒く、塗りつぶさせていただきます」
蘭子「ぴっ!?」
蘭子「そ、それは……悪魔の所業に他ならない!」
武内P「神崎さん」
蘭子「グリモワールに記されたその姿に、漆黒の魔力を流すと!?」
武内P「神崎さん、スケッチブックを」
蘭子「そ、それは出来ない! せ……せっかく上手に塗れてるのに!」
武内P「だからです、神崎さん」
蘭子「我が友は、堕天を望むと!?」
蘭子「無垢なる白き妖精が、黒乳首になっても構わないと!?」
アーニャ「……そう、なのですか?」
武内P「待ってください! それは誤解です!」
武内P「神崎さん」
蘭子「グリモワールに記されたその姿に、漆黒の魔力を流すと!?」
武内P「神崎さん、スケッチブックを」
蘭子「そ、それは出来ない! せ……せっかく上手に塗れてるのに!」
武内P「だからです、神崎さん」
蘭子「我が友は、堕天を望むと!?」
蘭子「無垢なる白き妖精が、黒乳首になっても構わないと!?」
アーニャ「……そう、なのですか?」
武内P「待ってください! それは誤解です!」
武内P「……神崎さん」
蘭子「や……やーあー! 綺麗に描けたとー!」イヤイヤ
武内P「熊本弁で駄々をこねないでください、神崎さん!」
蘭子「ホント綺麗に描けたっちゃもん! ダメー!」イヤイヤ
武内P「それが駄目なのです、神崎さん!」
蘭子「自信あるとよ! 頑張って描いたとよ!」イヤイヤ
アーニャ「……」
アーニャ「プロデューサー、蘭子を……許してあげて、ください」
武内P「……アナスタシアさん?」
蘭子「や……やーあー! 綺麗に描けたとー!」イヤイヤ
武内P「熊本弁で駄々をこねないでください、神崎さん!」
蘭子「ホント綺麗に描けたっちゃもん! ダメー!」イヤイヤ
武内P「それが駄目なのです、神崎さん!」
蘭子「自信あるとよ! 頑張って描いたとよ!」イヤイヤ
アーニャ「……」
アーニャ「プロデューサー、蘭子を……許してあげて、ください」
武内P「……アナスタシアさん?」
アーニャ「蘭子? 頑張って、描いてくれたのですね?」
蘭子「……うん」
アーニャ「私のニィーペン、乳首は、プリクラースヌイ……良い、ですか?」
蘭子「……うん、凄く綺麗」
アーニャ「スパシーバ♪ ありがとう、ございます♪」
蘭子「えっ?」
アーニャ「そんなに想ってくれて、嬉しい、です」ニコッ
蘭子「……我が友!」ニコッ
…ひしっ!
美波「二人共……とっても、いい笑顔をしてますね」
武内P「……そう、ですね」
蘭子「……うん」
アーニャ「私のニィーペン、乳首は、プリクラースヌイ……良い、ですか?」
蘭子「……うん、凄く綺麗」
アーニャ「スパシーバ♪ ありがとう、ございます♪」
蘭子「えっ?」
アーニャ「そんなに想ってくれて、嬉しい、です」ニコッ
蘭子「……我が友!」ニコッ
…ひしっ!
美波「二人共……とっても、いい笑顔をしてますね」
武内P「……そう、ですね」
・ ・ ・
武内P「……それでは、絵は、セーフという事で」
アーニャ「ダー。問題ない、です」
蘭子「……ふふふ、我が魔力の高まりは、未だ留まる事を知らず!」
美波「ほんと、凄く描き込んであって、ビックリしちゃった!」
蘭子「これも、我が友の真実の姿を記すため」
美波「ねえ、蘭子ちゃん。写真に撮って、待受にしても良いかしら?」
蘭子「良かろう! 共に、愛でようではないか!」
武内P「……セーフですか?」
アーニャ「……アー……アー……わからない、です」
武内P「……それでは、絵は、セーフという事で」
アーニャ「ダー。問題ない、です」
蘭子「……ふふふ、我が魔力の高まりは、未だ留まる事を知らず!」
美波「ほんと、凄く描き込んであって、ビックリしちゃった!」
蘭子「これも、我が友の真実の姿を記すため」
美波「ねえ、蘭子ちゃん。写真に撮って、待受にしても良いかしら?」
蘭子「良かろう! 共に、愛でようではないか!」
武内P「……セーフですか?」
アーニャ「……アー……アー……わからない、です」
武内P「しかし、ここまで取り乱すような事……なのでしょうか?」
美波・蘭子「はいっ!」
美波「もう、本当にアーニャちゃんの乳首って綺麗なんですよ!」
蘭子「天界からこの世に権限した、美の結晶!」
美波「プロデューサーさんも、見たら絶対こうなります!」
蘭子「然り! あの美しさからは、逃れる術は無い!」
武内P「……いえ、結構です」
武内P「私は、アナスタシアさんの……を見ようとは思いません」
アーニャ「……」
美波・蘭子「はいっ!」
美波「もう、本当にアーニャちゃんの乳首って綺麗なんですよ!」
蘭子「天界からこの世に権限した、美の結晶!」
美波「プロデューサーさんも、見たら絶対こうなります!」
蘭子「然り! あの美しさからは、逃れる術は無い!」
武内P「……いえ、結構です」
武内P「私は、アナスタシアさんの……を見ようとは思いません」
アーニャ「……」
美波「見たくない、って事ですか?」
武内P「はい。見たいとは、思いません」
アーニャ「……」
蘭子「真実の美! それを目にしたいと望まない、と?」
武内P「その通りです」
アーニャ「……」
美波・蘭子「少しも?」
武内P「少しもです」
武内P「私は、アナスタシアさんの……を見たいと思ったことは――」
武内P「一度もありません」
アーニャ「……」
武内P「はい。見たいとは、思いません」
アーニャ「……」
蘭子「真実の美! それを目にしたいと望まない、と?」
武内P「その通りです」
アーニャ「……」
美波・蘭子「少しも?」
武内P「少しもです」
武内P「私は、アナスタシアさんの……を見たいと思ったことは――」
武内P「一度もありません」
アーニャ「……」
武内P「皆さんが、夢中になるのは、仕方ないと諦めます」
武内P「ですが、私は――」
アーニャ「プロデューサー?」
スルスルッ…
武内P「っ!? アナスタシアさん!? 何故、服を!?」
武内P「待ってください! あの、何をするつもりですか!?」
アーニャ「イズヴィニーチェ、すみません、プロデューサー」
アーニャ「そこまで嫌がられるのは、とても、悲しい、です」
スルスルッ…
武内P「お、お二人とも! 彼女を止めてください!」
美波・蘭子「ふああ……めっちゃ綺麗な乳首……!」
武内P「ですよね!」
武内P「ですが、私は――」
アーニャ「プロデューサー?」
スルスルッ…
武内P「っ!? アナスタシアさん!? 何故、服を!?」
武内P「待ってください! あの、何をするつもりですか!?」
アーニャ「イズヴィニーチェ、すみません、プロデューサー」
アーニャ「そこまで嫌がられるのは、とても、悲しい、です」
スルスルッ…
武内P「お、お二人とも! 彼女を止めてください!」
美波・蘭子「ふああ……めっちゃ綺麗な乳首……!」
武内P「ですよね!」
武内P「お願いします! 服を着てください!」
アーニャ「ダー、着ました♪ だから、目を開けても大丈夫ですよ?」
武内P「新田さん! 神崎さん!」
美波「もっと近くで見たい……! ああ、綺麗!」
蘭子「グリモワール! 描かなきゃ! 描かなきゃ!」
武内P「嘘じゃないですか!」
アーニャ「ダヴァイ♪ ダヴァイ♪」
グイグイッ!
武内P「手を離しっ……!? 待ってください! やめてください!」
アーニャ「アーニャは、プロデューサーにも、ニィーペンを褒められたい♪」
アーニャ「……そう思うのは、当たり前ですね?」ニコッ
武内P「……良い、笑顔をしているのでしょうね」
武内P「ですが、褒められた事ではありません!」
おわり
アーニャ「ダー、着ました♪ だから、目を開けても大丈夫ですよ?」
武内P「新田さん! 神崎さん!」
美波「もっと近くで見たい……! ああ、綺麗!」
蘭子「グリモワール! 描かなきゃ! 描かなきゃ!」
武内P「嘘じゃないですか!」
アーニャ「ダヴァイ♪ ダヴァイ♪」
グイグイッ!
武内P「手を離しっ……!? 待ってください! やめてください!」
アーニャ「アーニャは、プロデューサーにも、ニィーペンを褒められたい♪」
アーニャ「……そう思うのは、当たり前ですね?」ニコッ
武内P「……良い、笑顔をしているのでしょうね」
武内P「ですが、褒められた事ではありません!」
おわり
ミナミィのビーチクは
フレイ姉様に叱られてるレナスみたいな評価なのか、私気になります!
フレイ姉様に叱られてるレナスみたいな評価なのか、私気になります!
乙
一度見てしまえば楽になれるぞ武内P
落ちてしまえば後は転がるだけさ
一度見てしまえば楽になれるぞ武内P
落ちてしまえば後は転がるだけさ
転がるどころか見た瞬間に両思い(強制)だから結納不可避なんだよなぁ…
半年なので、今日は1レスだけ挨拶しようと思います
俺が書き続けていた目的には、
ルパン三世 美しき薔薇乙女/セブンドールズ
http://punpunpun.blog107.fc2.com/blog-entry-685.html
「ルパン三世 嵐を呼ぶ子供!」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52071400.html
ドモン「お茶を淹れろ? おいおい」
http://slpy.blog.fc2.com/blog-entry-2143.html
この三つに並べても遜色のないものを書く、というのがありました
自分じゃイマイチわからないので、もしも達成出来ていたとしたら嬉しい限りです
半年という、長いようで短い間ですが、お付き合いくださっている読み手の方に、感謝を
いつ気まぐれで終了するかわかりませんが、今後ともよろしくお願いします
俺が書き続けていた目的には、
ルパン三世 美しき薔薇乙女/セブンドールズ
http://punpunpun.blog107.fc2.com/blog-entry-685.html
「ルパン三世 嵐を呼ぶ子供!」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52071400.html
ドモン「お茶を淹れろ? おいおい」
http://slpy.blog.fc2.com/blog-entry-2143.html
この三つに並べても遜色のないものを書く、というのがありました
自分じゃイマイチわからないので、もしも達成出来ていたとしたら嬉しい限りです
半年という、長いようで短い間ですが、お付き合いくださっている読み手の方に、感謝を
いつ気まぐれで終了するかわかりませんが、今後ともよろしくお願いします
「ねえ、話があるんだけど」
休憩スペースで、椅子に座り一人でコーヒーを飲んでる所を捕まえた。
誰かが居たら聞きにくいことだから、ラッキーだったかな。
だってさ、他に人が居たら、言えないって。
――最近、妙に奈緒と仲良くない?
……なんて。
「北条さん?……はい、少しの間でしたら」
腕の時計に目をやり時間を確認する、シンデレラプロジェクトのプロデューサーさん。
アタシ達、トライアドプリムスのメンバーの……凛の担当の人。
直接的な関わりは無いんだけど、元から間接的には関わりがあったんだよね。
だけど、最近はその距離感が……おかしい。
「隣、良い?」
そう、担当である凛だけじゃなく、最近は奈緒とも仲が良さそうに見える。
見える、っていうか、明らかに距離感が近くなってる。
奈緒ったら、この人を見かけたら駆け寄って挨拶とかするんだよ?
絶対、変、おかしい。
「はい、どうぞ」
ちょっと刺々しい言い方になっちゃったけど、全然気にしてないみたい。
アタシみたいな小娘がちょっとばかりすごんだ所で、何ともないってこと?
……ああ、でも、凛が前に怒鳴った時は、凄く驚いてたって言ってたっけ。
ってことは、鈍感で、伝わってない?
「何か、飲み物を買ってきましょうか?」
あー……これは、伝わってないな。
ちょっとした雰囲気の変化には、動じないっていうか、気付かないタイプね。
だから、奈緒みたいに感情表現が豊かなタイプとは相性が良いのかも。
……じゃなくて!
「ううん、大丈夫」
ニッコリと笑って、拒絶する。
アタシもアイドルとしての活動期間は短いけど、密度だけは高いつもり。
だから、こうやって笑顔を作るのもお手の物、ってわけ。
それなのに、
「……そう、ですか」
この人は、右手を首筋にやって、困った顔をしている。
……いけないいけない。
この人って、笑顔が口癖だって言われるくらい、笑顔には敏感なんだっけ。
「うん」
でも、アタシは笑顔を向けるのをやめない。
笑顔がこの人に対しての武器になるのなら、それをつきつけていよう。
奈緒に――女子高生に手を出してる……かもしれない、この人に。
「だけど、気を遣ってくれて、ありがとうございます」
最近、いい大人が自分よりも凄く歳下の女の子に手を出して……ってよく聞く。
昔からそういうニュースとかは多かったけど、あんまり意識してなかった。
だけど、この業界に入ってからは、嫌でも意識せざるを得ないんだよね。
プロデューサーがアイドルに手を出す、なんて、本当にありそうな話じゃない?
「……それで、話……とは?」
さすがにアタシの放つ空気を感じ取ったのか、それとも、
アイドルが話があるから真剣に聞こうとしてるのかは、わからない。
ま、そのどっちでも、関係ないか。
重要なのは、この人が奈緒によからぬ事をしてるか、そうでないか。
そして、今後そういう事をする可能性があるか、ないか。
「ちょっと、気になってるんだけどさ」
問い詰めて、正直に白状するとは思えない。
嘘がつけないタイプだって凛に聞いてるけど、それも、
凛がこの人に良いように騙されてるだけ、って可能性もあるからね。
凛って、ツンツンしてるように見えるけど、お人好しだから。
奈緒なんか、からかってくださいって言わんばかりに騙されやすいし。
「はい」
だから、ハッキリさせておかないと。
そのために、しっかりとシミュレーションはしてきた。
笑顔は絶やさず、淀みの無いように。
この人から、本当の事を聞き出すために。
「プロデューサーさんって、歳下は恋愛対象になる?」
隣に座り、下から覗き込むように、言う。
元々身長差があるから、自然とそうなるんだけどね。
シャツの胸元も少し開けての……色仕掛け、なんてね。
前はヤバいくらい白かったけど、最近は動くようになって肌にツヤが出てきたんだよ。
「……」
って、全然見てないし!?
アタシ、スタイルは悪くないと思うんだけど、そんなのアリ?
恥ずかしいのを我慢してやったのに、無反応だと、ムカっとするんだけど。
……っと、いけない、笑顔笑顔。
「……すみません。よく、わかりません」
顎に手を当てて考えてると思ったら、また、右手を首筋にやって困った顔。
そこには、質問にうまく答えられなかった、っていう申し訳無さしかない。
「……」
その状態で、見つめ合う。
ふーん……わからない、ねぇ。
「わからないって……年齢は関係ない、って事で良いのかな?」
切り込む。
そうだとするなら、危ないって思っても良いよね。
流石に物凄く歳下を相手にする事は無いと思うけど。
だけど、アタシが疑ってるのは、女子高生が対象かどうか。
「その、今は仕事が恋人といった感じで、その……ですね」
少し、たどたどしく言葉を続けていく、プロデューサーさん。
話す言葉を選んでいるその様子は、疑いを深めるには十分。
逃さないように、視線でしっかりと捕まえておく。
無理に話を切って逃げようと思われたら、アタシの力じゃ敵わないから。
「恋愛に関して考える事が全く無かったので、あの……すみません」
わかりません、と、頭を下げられた。
その姿が妙に可哀想に見えて、
物凄く悪いことしてるんじゃないかとすら思えてくる。
「へー、そうなんだ」
だけど、ここで追及の手を休める訳にはいかないんだよね。
アタシの大事な友達の、ピンチかもしれないんだから。
「アイドルのプロデューサーなんてしてるから、実は女好きかと思ってた」
また、切り込む。
冗談めかして言ってるけど、これ、当たってると思うんだよね。
こういう、何を考えてるかわからないタイプの人ほど……、
「実は、あるでしょ? 可愛いアイドルに囲まれてるんだもん」
切り込む。
「ちょっと位――手を出そうかな……って思ったり」
切り込む。
「いえ、それは、一度もありません」
誘導尋問とも言えるその会話をバッサリと切り捨てられた。
さっきまでオドオドとしてた様子はまるでなく、
座ったまま姿勢を正し、真っ直ぐにこちらを見つめる、黒い瞳。
どこまでも誠実なその視線に、アタシはちょっとだけ、たじろいだ。
「私は、プロデューサーですから」
この言葉に、嘘は無い。
少なくとも、アタシはそう感じたし……信じたいと、思った。
だって、こんな真剣な顔で嘘をつける人間は居てほしくないと思う程度には、アタシは子供だから。
「へー、女好きじゃないんだ?」
安心した。
この人は、奈緒に手を出したりはしてないし、今後もその可能性は無い。
奈緒が妙に懐いてるのは、片思い? それとも、まだそこまでいってない感じ?
……これは、直接本人に問いただしてみる必要がありそうかな。
「だったら、どうしてプロデューサーに?」
張り詰めてた緊張の糸がほぐれて、自然と笑みが溢れる。
アタシの感情の変化を流石に察したのか、プロデューサーさんも、
少しリラックスしてるように見える……けど、姿勢良いね。
それにしても、下から覗き込むような体勢で座ってたから、疲れちゃった。
体勢を変えて、背中を伸ばそっかな。
「笑顔です」
あっ、ちょっと笑ってる?
へー、プロデューサーさんって、そういう顔で笑うんだ。
大柄で、顔が怖くて、聞いた話では不審者と間違われて何度も捕まってるのに。
笑うと、案外可愛いじゃん。
「今の北条さんのような、輝く笑顔」
……今のアタシ?
「その笑顔の手助けが出来ればと思い、プロデューサーを志ざしました」
そう言って、深くなる笑み。
低く、優しい声が耳を通って、じんわりと胸の奥に届き、広がっていく。
安堵して緊張から開放されたはずなのに、それとはまた別の、
今まで感じたことのない、なんとも言えない衝動が胸を突き抜ける。
……苦しい。
「……北条さん?」
鼓動が早くなっていくのがわかる。
貧血の時とは違う、頭に血が上っていく感覚に戸惑う。
胸を抑えてみると、ドクリドクリと、心臓が早鐘を打つように動いてるのを感じる。
……もう、駄目。
なんとか、うまい事椅子に横になろうと体を傾けるけど、失敗したかな。
斜めになっちゃってて、椅子からずり落ちちゃう。
「北条さん!」
……そう思ってたのに、いつの間にか、アタシの体は支えられていた。
しっかりと、強く。
けれど、壊れないように、優しく。
「……あ、りがと」
顔が、近い。
間近で見ると、本当に怖い顔つきをしてると思う。
心配なんだろうけど、アタシ、慣れてるから。
そんな怖い顔しなくても、平気だよ?
「っ……!」
そう言って、支えてる方とは反対の手が額に当てられる。
さっきまで冷たい缶コーヒーを持っていたからか、ヒンヤリとして、気持ちいい。
オデコ出してるから、手、当てやすかったでしょ?
またこんな機会があったら、手が当てやすいように、オデコは出すようにしてよっかな。
「そんなに心配しないで……いつもの事だし」
っていうか、あんまりくっついてると、駄目だと思う。
さっきまで疑ってたアタシが言うのも何だけど、問題になるんじゃない?
だからさ、早く離れて。
……でないと――
「北条さん」
離れて欲しく……なくなっちゃうよ?
「――失礼します」
浮遊感を感じたと思ったら、両の腕で抱え上げられていた。
力強い腕の感触を背中と脚に感じながら、プロデューサーさんの顔を見る。
そして、すぐに見るのをやめる。
だって、今は、本当に駄目だから。
「このまま、医務室に」
そう言うと、アタシを抱えたままプロデューサーさんは歩き出した。
いくら力が強いと言っても、一歩踏み出す度に体は揺れ、不安になる。
だからアタシは、落ちないように、腕を伸ばす。
「……うん」
腕を輪のようにして、プロデューサーさんの右の首筋の上に、両手で結び目を作る。
落ちないように。
落ちているのに。
このまま引っ張ったら――落とせるかな?
……なんてね。
おわり
おつー こちらこそ毎日ありがとう 本当に楽しませてもらってます
今日のナイトスクープの見出しが「乳首が怖い」でダメだった
今日のナイトスクープの見出しが「乳首が怖い」でダメだった
宵乙女の高垣メンバーがJKに飲酒を強要したってマジなのですか?
想像以上に清いのきた
控えめに言って最高
毎日このスレを見るのがとても楽しみなので無理しない程度で続けて欲しい
控えめに言って最高
毎日このスレを見るのがとても楽しみなので無理しない程度で続けて欲しい
セブンドールズと並んでるかと言われれば、それは無いと言わざるを得ない。
が、それはジャンルが違うからであって比較するもんじゃない。
あれや、秒速勇次郎や、メタルギアしんのすけは一品物だからこそ完成度が高いんだ。
しかし即興性、継続性、ジャンルの書き分けのトータル技術はこれらの作者に決して劣らないよ。自信持っていい。
が、それはジャンルが違うからであって比較するもんじゃない。
あれや、秒速勇次郎や、メタルギアしんのすけは一品物だからこそ完成度が高いんだ。
しかし即興性、継続性、ジャンルの書き分けのトータル技術はこれらの作者に決して劣らないよ。自信持っていい。
大人気ない常務ください(直球)
ハスハス(というかLiPPS)との絡みも見てみたい
アニデレでは絡んでないから武内Pだとダメな人もいるかもしれないけど、この作者さんが書くとどうなるのか気になるんだ
ハスハス(というかLiPPS)との絡みも見てみたい
アニデレでは絡んでないから武内Pだとダメな人もいるかもしれないけど、この作者さんが書くとどうなるのか気になるんだ
ケバ目メイクとあの言動はキャラ作りでプライベートは別人だった常務
あるいは若き日の常務がしぶりんにそっくりだったとか
島村さんでもいいけど
島村さんでもいいけど
一瞬大人気な常務に見えたけどここではあんまり間違えてなかった
常務は大人気やぞ
あんなにいいデキる熟女はウス=異本ではいい役になる
あんなにいいデキる熟女はウス=異本ではいい役になる
武内Pが30代半ばくらいの設定なはずだから、40代前半くらいじゃね
明確な設定は無いよ、30代くらいとかってのも出演声優が雑誌インタビューで質問された時の予想で他にも既婚者とか子どもいそうとか色々面白おかしく予想してた
アルスラーンのキャラについて語ったのが武内Pと誤解された説もあった気が
ちょっと前に聞いたんだけど健康なひとのうんこを食べるだったか腸に入れるだったかすると便秘が良くなるって話なかったっけ?武内pのうんことか健康に良さそうだよね
CPアイドル達「えっ?」
ちひろ「はっ?」
武内P「あっ」
専務「……」
武内P「あ、あの……すみません、専務!」
専務「……」
専務「何か、言ったかね?」
一同「……!?」
ちひろ「はっ?」
武内P「あっ」
専務「……」
武内P「あ、あの……すみません、専務!」
専務「……」
専務「何か、言ったかね?」
一同「……!?」
武内P「いえ、あの……」
専務「……」
ちひろ「……」
CPアイドル達「……」
武内P「……かあs」
専務「あー! あー!」
一同「!?」
専務「何か、言ったかね?」
一同「……!」
専務「……」
ちひろ「……」
CPアイドル達「……」
武内P「……かあs」
専務「あー! あー!」
一同「!?」
専務「何か、言ったかね?」
一同「……!」
専務「君達の耳には、何か聞こえたか?」
CPアイドル達「……!」フルフル
専務「君には?」
ちひろ「……いえ、何も」フルフル
専務「君は、何か、言ったかね?」
武内P「……」
武内P「いえ、何も」
専務「よろしい」
一同「……」
CPアイドル達「……!」フルフル
専務「君には?」
ちひろ「……いえ、何も」フルフル
専務「君は、何か、言ったかね?」
武内P「……」
武内P「いえ、何も」
専務「よろしい」
一同「……」
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