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元スレ武内P「あだ名を考えてきました」
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まゆP「おい、絶対コイツから目を離すなよ」
まゆP「七代目がビールまみれになっちまう」
武内P「ええ……さすがにそれは、見過ごせませんから」
友紀「いやいや! 今日はそこまで飲まないよ!?」
武内P・まゆP「えっ?」
友紀「えっ? ホラ、だってさ?」
友紀「飲みすぎて迷惑かけても悪いじゃん?」
武内P・まゆP「……」
まゆP「なーにくだらねぇ事気にしてんだ」
武内P「姫川さん。どうぞ、遠慮なさらず飲んでください」
友紀「えっ?」
まゆP「あのな、二十歳のガキがそんなん気にする必要はねえんだよ」
まゆP「飲みたいように飲む! そんで、吐きたいように吐く!」
まゆP「それが若者の飲み方ってもんだろ、なぁ?」
武内P「……吐かない程度で、お願いします」
まゆP「七代目がビールまみれになっちまう」
武内P「ええ……さすがにそれは、見過ごせませんから」
友紀「いやいや! 今日はそこまで飲まないよ!?」
武内P・まゆP「えっ?」
友紀「えっ? ホラ、だってさ?」
友紀「飲みすぎて迷惑かけても悪いじゃん?」
武内P・まゆP「……」
まゆP「なーにくだらねぇ事気にしてんだ」
武内P「姫川さん。どうぞ、遠慮なさらず飲んでください」
友紀「えっ?」
まゆP「あのな、二十歳のガキがそんなん気にする必要はねえんだよ」
まゆP「飲みたいように飲む! そんで、吐きたいように吐く!」
まゆP「それが若者の飲み方ってもんだろ、なぁ?」
武内P「……吐かない程度で、お願いします」
友紀「いや……でもさー」
まゆP「他人に遠慮して酒を控えるなんて、もっと歳取ってからで良いんだよ」
まゆP「それに安心しろ。ここにゃ、酔った女に手を出す馬鹿はいねえから」
まゆP「あ、かな子は別枠ね。俺は――アイツに酔ってるから」
武内P「……」
まゆP「ちょっとォォォ! 俺のキープしてた卵焼き食べないでくれるゥゥゥ!?」
まゆP「だし巻きじゃなく、珍しく甘い味付けの卵焼きだったのに!」
武内P「姫川さん、確かに飲み過ぎはよくありません」
武内P「ですが、これは飲み会です」
武内P「貴女が笑顔で、楽しくお酒を飲めること」
武内P「これが……私は、とても大切な事だと、そう、思います」
まゆP「……っつーことだ」
まゆP「ここにゃ、プロデューサーが二人も揃ってんだ」
まゆP「多少やらかした所で、何とかならぁな」
友紀「二人共……!」
まゆP「他人に遠慮して酒を控えるなんて、もっと歳取ってからで良いんだよ」
まゆP「それに安心しろ。ここにゃ、酔った女に手を出す馬鹿はいねえから」
まゆP「あ、かな子は別枠ね。俺は――アイツに酔ってるから」
武内P「……」
まゆP「ちょっとォォォ! 俺のキープしてた卵焼き食べないでくれるゥゥゥ!?」
まゆP「だし巻きじゃなく、珍しく甘い味付けの卵焼きだったのに!」
武内P「姫川さん、確かに飲み過ぎはよくありません」
武内P「ですが、これは飲み会です」
武内P「貴女が笑顔で、楽しくお酒を飲めること」
武内P「これが……私は、とても大切な事だと、そう、思います」
まゆP「……っつーことだ」
まゆP「ここにゃ、プロデューサーが二人も揃ってんだ」
まゆP「多少やらかした所で、何とかならぁな」
友紀「二人共……!」
・ ・ ・
まゆP「……と、思っていた時期が僕にもありましたー!」
友紀「あっはっは! 四番、ピッチャーあたし!」
友紀「第一球……飲みました!」
ゴッ…ゴッ…ゴッ…!
武内P「待ってください! その量は、あまりにも!」
武内P「今までもかなリ飲んでいますし……姫川さん!」
友紀「……っぷはぁー!」
友紀「……」
友紀「ゲフゥ! あっはは! ピッチャー返し! あっははは!」ケラケラ!
まゆP「球場で酔っ払ってるオッサンじゃねえか!」
まゆP「ねえ、大丈夫なのこれ!? 中継されてないよね!?」
まゆP「お茶の間が微妙な空気になっちゃうやつだよ!?」
まゆP「洋画見てたら、急に色っぽいシーンが流れて気まずくなる位微妙になるよ!?」
まゆP「……と、思っていた時期が僕にもありましたー!」
友紀「あっはっは! 四番、ピッチャーあたし!」
友紀「第一球……飲みました!」
ゴッ…ゴッ…ゴッ…!
武内P「待ってください! その量は、あまりにも!」
武内P「今までもかなリ飲んでいますし……姫川さん!」
友紀「……っぷはぁー!」
友紀「……」
友紀「ゲフゥ! あっはは! ピッチャー返し! あっははは!」ケラケラ!
まゆP「球場で酔っ払ってるオッサンじゃねえか!」
まゆP「ねえ、大丈夫なのこれ!? 中継されてないよね!?」
まゆP「お茶の間が微妙な空気になっちゃうやつだよ!?」
まゆP「洋画見てたら、急に色っぽいシーンが流れて気まずくなる位微妙になるよ!?」
まゆP「とりあえず水飲めって! なっ!?」
まゆP「水分補給大事だよ!? 高校球児だって知ってるよ!?」
武内P「姫川さん……! どうぞ、水です……!」
友紀「んぇー?」
友紀「シーガイアが……何だってぇ?」ケラケラ!
まゆP「誰もそんな事言ってねえェェェェェ!」
武内P「シーガイアは、今はセガサミーホールディングス関連です!」
武内P「バンダイナムコエンターテインメント関連の私達には、危険過ぎます!」
まゆP「お前も酔ってんの!? ツッコミおかしいぞ!?」
まゆP「どんだけ飲んで……良いからお前も水飲め! なっ!?」
友紀「――キャッツに!」
武内P「――笑顔に」
武内P・友紀「カンパイ!」
まゆP「してんじゃねェェェェェ!!」
まゆP「水分補給大事だよ!? 高校球児だって知ってるよ!?」
武内P「姫川さん……! どうぞ、水です……!」
友紀「んぇー?」
友紀「シーガイアが……何だってぇ?」ケラケラ!
まゆP「誰もそんな事言ってねえェェェェェ!」
武内P「シーガイアは、今はセガサミーホールディングス関連です!」
武内P「バンダイナムコエンターテインメント関連の私達には、危険過ぎます!」
まゆP「お前も酔ってんの!? ツッコミおかしいぞ!?」
まゆP「どんだけ飲んで……良いからお前も水飲め! なっ!?」
友紀「――キャッツに!」
武内P「――笑顔に」
武内P・友紀「カンパイ!」
まゆP「してんじゃねェェェェェ!!」
アイドル達「……」ジッ
まゆP「ほら、完全に浮いてるもの! 浮き上がっちゃってるもの!」
まゆP「浮いた球はアレだよ、かっとばされちゃうからね!?」
まゆP「だからお願い! もっと低目! 低目に集めてこ! ねっ!?」
友紀「うぁー……お箸持てないー、えへぁー!」ケラケラ!
武内P「何か、食べたいものが?」
友紀「唐揚げ! ほい、あーん♪」
武内P「……あーん」
友紀「んーっ! 美味しー♪」
アイドル達「……」ジッ
まゆP「何してんのォォォォォ!? お前らこの視線に気付かないの!?」
まゆP「……えっ、ちょっと待って」
まゆP「なんで俺が睨まれてるの!? 嘘でしょ!?」
まゆP「――嘘だと言ってよ、バーニィ!」
まゆP「ほら、完全に浮いてるもの! 浮き上がっちゃってるもの!」
まゆP「浮いた球はアレだよ、かっとばされちゃうからね!?」
まゆP「だからお願い! もっと低目! 低目に集めてこ! ねっ!?」
友紀「うぁー……お箸持てないー、えへぁー!」ケラケラ!
武内P「何か、食べたいものが?」
友紀「唐揚げ! ほい、あーん♪」
武内P「……あーん」
友紀「んーっ! 美味しー♪」
アイドル達「……」ジッ
まゆP「何してんのォォォォォ!? お前らこの視線に気付かないの!?」
まゆP「……えっ、ちょっと待って」
まゆP「なんで俺が睨まれてるの!? 嘘でしょ!?」
まゆP「――嘘だと言ってよ、バーニィ!」
ところがどっこい……嘘じゃありません……!
本当です……これは本当……!
本当です……これは本当……!
「――盛り上がってますねぇ」
まゆP「っ!? このキュートなプレッシャー……まゆか!?」
まゆP「いや、まゆがこの場に居るはずが無い!」
まゆP「それに、飲み会だって言ったし! 土下座して許可とったし!」
まゆP「ちいっ! 土下座するか!? ええい、どうする!?」
まゆP「じゅっ……十六歳が、飲み会は早いと僕は思う、なぁ~?」
菜々「ナナは十七歳なので、問題ないですよ」
まゆP「……あ、はい」
友紀「それじゃあ、今度はあたしがお礼に食べさせたげるっ!」
武内P「それでは……私も、唐揚げを」
友紀「オッケー! あ、手づかみでも良い?」
武内P「お箸が使えないのでしたら、当然の結果です」
菜々「……盛り上がってますねぇ」
まゆP「……」
まゆP(イヤアアアァァァァァ!!)
アイドル達「……」ジッ
まゆP(イヤアアアァァァァァ!!)
まゆP「っ!? このキュートなプレッシャー……まゆか!?」
まゆP「いや、まゆがこの場に居るはずが無い!」
まゆP「それに、飲み会だって言ったし! 土下座して許可とったし!」
まゆP「ちいっ! 土下座するか!? ええい、どうする!?」
まゆP「じゅっ……十六歳が、飲み会は早いと僕は思う、なぁ~?」
菜々「ナナは十七歳なので、問題ないですよ」
まゆP「……あ、はい」
友紀「それじゃあ、今度はあたしがお礼に食べさせたげるっ!」
武内P「それでは……私も、唐揚げを」
友紀「オッケー! あ、手づかみでも良い?」
武内P「お箸が使えないのでしたら、当然の結果です」
菜々「……盛り上がってますねぇ」
まゆP「……」
まゆP(イヤアアアァァァァァ!!)
アイドル達「……」ジッ
まゆP(イヤアアアァァァァァ!!)
菜々「キャハッ! ウサミン星人の登場ですよ☆」
武内P「安倍さん」
友紀「おーっ! いらっしゃーい!」
まゆP「……あっ、じゃあ僕はちょっと向こうの席に行きますね」
まゆP「ちょっとここの席じゃ狭すぎるっていうか何て言うか」
まゆP「心が狭い感じの視線で、息苦しいって言うか……苦しい」
まゆP「あっ、駄目! 苦しい! 助けて! お願い、シンデレラ!」
アイドル達「……」ジッ
まゆP「……あ、元気になった! アイドルの視線で元気になっちゃった!」
まゆP「いやー! シンデレラって、本当に良いものですね!」
まゆP(……駄目なの!? 俺もここに居なきゃ駄目なの!?)
まゆP(……かな子! 助けてかな子ォォォォォ!!)
武内P「安倍さん」
友紀「おーっ! いらっしゃーい!」
まゆP「……あっ、じゃあ僕はちょっと向こうの席に行きますね」
まゆP「ちょっとここの席じゃ狭すぎるっていうか何て言うか」
まゆP「心が狭い感じの視線で、息苦しいって言うか……苦しい」
まゆP「あっ、駄目! 苦しい! 助けて! お願い、シンデレラ!」
アイドル達「……」ジッ
まゆP「……あ、元気になった! アイドルの視線で元気になっちゃった!」
まゆP「いやー! シンデレラって、本当に良いものですね!」
まゆP(……駄目なの!? 俺もここに居なきゃ駄目なの!?)
まゆP(……かな子! 助けてかな子ォォォォォ!!)
菜々「それじゃ、ちょっと隣失礼します!」
武内P「はい」
友紀「おっ、両手に花だね! 二刀流だね!」
武内P「そう、ですね……はい」
武内P「とても魅力的な、輝く花だと、そう、思います」
アイドル達「……」ジッ
まゆP「いや、あの……皆さん?」
まゆP「飲み会ですよー、コレ。楽しーい飲み会ね、うん」
まゆP「だけど、おかしいなぁ~、静かだなぁ~」
まゆP「あっ、わかったー! サイレントトリートメントだ、そっかー!」
まゆP「なんでぇなんでぇ、そういう事か! あは、あはははは! あはっ!」
アイドル達「違います」
まゆP「……」
まゆP「……うん……うん」
武内P「はい」
友紀「おっ、両手に花だね! 二刀流だね!」
武内P「そう、ですね……はい」
武内P「とても魅力的な、輝く花だと、そう、思います」
アイドル達「……」ジッ
まゆP「いや、あの……皆さん?」
まゆP「飲み会ですよー、コレ。楽しーい飲み会ね、うん」
まゆP「だけど、おかしいなぁ~、静かだなぁ~」
まゆP「あっ、わかったー! サイレントトリートメントだ、そっかー!」
まゆP「なんでぇなんでぇ、そういう事か! あは、あはははは! あはっ!」
アイドル達「違います」
まゆP「……」
まゆP「……うん……うん」
友紀「それじゃ、とりあえず……あーん♪」
武内P「あー」
菜々「あーん! あーんですよ、あーんっ!」
友紀「おっ? 食べる?」
菜々「! はいっ!」
アイドル達「……」ホッ
まゆP「!」
まゆP(すげえェェェェェ!! 七代目すげえェェェェェ!!)
まゆP(流れをいい感じにぶった切る、絶妙なパスカット!)
まゆP(野球の流れを強引に違う競技にもっていきやがった!)
まゆP(空気が和らいだ……ああっ、空気美味しい!)
友紀「あーんっ♪」
菜々「……むぐむぐ」
友紀「それじゃあ次は、あたしの代わりに食べさせたげてよっ♪」
菜々「むぐっ!?」
アイドル達「っ……!?」
まゆP「……」
まゆP(……中継だったァァァァァ!!)
武内P「あー」
菜々「あーん! あーんですよ、あーんっ!」
友紀「おっ? 食べる?」
菜々「! はいっ!」
アイドル達「……」ホッ
まゆP「!」
まゆP(すげえェェェェェ!! 七代目すげえェェェェェ!!)
まゆP(流れをいい感じにぶった切る、絶妙なパスカット!)
まゆP(野球の流れを強引に違う競技にもっていきやがった!)
まゆP(空気が和らいだ……ああっ、空気美味しい!)
友紀「あーんっ♪」
菜々「……むぐむぐ」
友紀「それじゃあ次は、あたしの代わりに食べさせたげてよっ♪」
菜々「むぐっ!?」
アイドル達「っ……!?」
まゆP「……」
まゆP(……中継だったァァァァァ!!)
菜々「ゴホッ!……な、ナナがですか!?」
友紀「そだよ?」ペカー!
菜々「あっ、あーん!? あーんしろと!?」
友紀「そだよ?」ペカー!
武内P「安倍さんに食べさせて頂けるとは……はい、光栄です」
菜々「いやあのでも……ええっ……?///」
アイドル達「……」ジッ
まゆP「……うわぁ、すっごく見られてるやぁ」
まゆP「電波を受信っていうか……ビーム」
まゆP「レーザービームが突き刺さって穴だらけだぁ」
まゆP「穴だらけだし、チーズ餃子頼もー! 餃子食べたくなっちゃったー!」
菜々「あっ……あーん、します……?///」
武内P「お願い、出来ますか?」
菜々「おっ、お願いされちゃ……シンデレラ的には、こっ、断れないですね!///」
アイドル達「……」ジッ
まゆP「……わぁったよ、わぁったわぁった」
まゆP「天さん……ありがとう……」
友紀「そだよ?」ペカー!
菜々「あっ、あーん!? あーんしろと!?」
友紀「そだよ?」ペカー!
武内P「安倍さんに食べさせて頂けるとは……はい、光栄です」
菜々「いやあのでも……ええっ……?///」
アイドル達「……」ジッ
まゆP「……うわぁ、すっごく見られてるやぁ」
まゆP「電波を受信っていうか……ビーム」
まゆP「レーザービームが突き刺さって穴だらけだぁ」
まゆP「穴だらけだし、チーズ餃子頼もー! 餃子食べたくなっちゃったー!」
菜々「あっ……あーん、します……?///」
武内P「お願い、出来ますか?」
菜々「おっ、お願いされちゃ……シンデレラ的には、こっ、断れないですね!///」
アイドル達「……」ジッ
まゆP「……わぁったよ、わぁったわぁった」
まゆP「天さん……ありがとう……」
菜々「それじゃあ……その……///」
武内P「……」
菜々「あっ、あーん……///」
武内P「あっ」
菜々「……あっ?」
まゆP「……いやー、危なかった。マジで危なかったわ―」
まゆP「この歳になって飲みすぎるとは、俺もまだまだだわ」
まゆP「本当、失敗した! はい、ごめんなさーい! すみませんでしたー!」
菜々「あの……何が――」
まゆP「悪い悪い、ちょっとポジション間違えちゃったわ」
まゆP「でもさ、誰にだって間違う事くらいあるよな? うん、あるある」
まゆP「……まあ、ちょっと」
まゆP「ピッチャーが、キャッチャーになった」
…たぷんっ!
一同「……」
まゆP「……」
全員「……」
武内P「……」
菜々「あっ、あーん……///」
武内P「あっ」
菜々「……あっ?」
まゆP「……いやー、危なかった。マジで危なかったわ―」
まゆP「この歳になって飲みすぎるとは、俺もまだまだだわ」
まゆP「本当、失敗した! はい、ごめんなさーい! すみませんでしたー!」
菜々「あの……何が――」
まゆP「悪い悪い、ちょっとポジション間違えちゃったわ」
まゆP「でもさ、誰にだって間違う事くらいあるよな? うん、あるある」
まゆP「……まあ、ちょっと」
まゆP「ピッチャーが、キャッチャーになった」
…たぷんっ!
一同「……」
まゆP「……」
全員「……」
・ ・ ・
武内P「……本当に、すみませんでした」
まゆP「なぁに、良いってことよ」
武内P「ですが……」
まゆP「ちょっと吐いた所で、態度を変えるようなアイドルはウチにゃあいねえよ」
まゆP「むしろ、俺としちゃ吐き足りない位だぜ。主に愚痴とか」
武内P「……」
まゆP「ま、怪我の功名か、飲み会から離脱出来たし万々歳だろ」
まゆP「別に、お前は戻っても良いんだぜ? 俺は帰るけどね!」
武内P「いえ……私も、今日は帰ります」
まゆP「そうかい」
まゆP「綺麗な花に囲まれるのも悪くねえが、過ぎたるは及ばざるが如し、ってな」
まゆP「あーんなに花に囲まれてちゃ、花粉症になっちまう」
まゆP「――ブェックション!」
まゆP「……ああ、クソ! マジでクシャミが出やがった!」
武内P「……」
武内P「……本当に、すみませんでした」
まゆP「なぁに、良いってことよ」
武内P「ですが……」
まゆP「ちょっと吐いた所で、態度を変えるようなアイドルはウチにゃあいねえよ」
まゆP「むしろ、俺としちゃ吐き足りない位だぜ。主に愚痴とか」
武内P「……」
まゆP「ま、怪我の功名か、飲み会から離脱出来たし万々歳だろ」
まゆP「別に、お前は戻っても良いんだぜ? 俺は帰るけどね!」
武内P「いえ……私も、今日は帰ります」
まゆP「そうかい」
まゆP「綺麗な花に囲まれるのも悪くねえが、過ぎたるは及ばざるが如し、ってな」
まゆP「あーんなに花に囲まれてちゃ、花粉症になっちまう」
まゆP「――ブェックション!」
まゆP「……ああ、クソ! マジでクシャミが出やがった!」
武内P「……」
まゆP「……気が変わった」
武内P「えっ?」
まゆP「飲み直しだ、飲み直し! 腹ん中が空っぽなんだよ、こっちは!」
武内P「いえ、しかし……」
まゆP「あん? 男二人じゃ不満ってか?」
まゆP「だったらお前……綺麗なお姉ちゃん達に囲まれに行くか?」
まゆP「気分よく飲ませてくれて、愚痴も聞いてくれるプロのお姉ちゃん達の所によ」
武内P「……」
武内P「……キャバクラ、ですか」
まゆP「……どうだい、悪くねえ提案だろ?」ニヤァッ
武内P「……」
まゆP「うし! 決まりだ決まり! まゆには絶対言うなよ!?」
まゆP「言ったらどうなるかわかってんだろうな!? 俺が!」
武内P「……恐らく、k」
まゆP「言うんじゃねえよ馬鹿ヤロォォォ!」
武内P「えっ?」
まゆP「飲み直しだ、飲み直し! 腹ん中が空っぽなんだよ、こっちは!」
武内P「いえ、しかし……」
まゆP「あん? 男二人じゃ不満ってか?」
まゆP「だったらお前……綺麗なお姉ちゃん達に囲まれに行くか?」
まゆP「気分よく飲ませてくれて、愚痴も聞いてくれるプロのお姉ちゃん達の所によ」
武内P「……」
武内P「……キャバクラ、ですか」
まゆP「……どうだい、悪くねえ提案だろ?」ニヤァッ
武内P「……」
まゆP「うし! 決まりだ決まり! まゆには絶対言うなよ!?」
まゆP「言ったらどうなるかわかってんだろうな!? 俺が!」
武内P「……恐らく、k」
まゆP「言うんじゃねえよ馬鹿ヤロォォォ!」
・ ・ ・
まゆP「ウェーイ! カンパーイ!」
武内P「……カンパイ」
まゆP「はっはっは! おいおいどうした、テンション低いぞ!?」
まゆP「笑え笑え! 不器用でも何でも良いから、笑えって!」
まゆP「笑顔です! 俺は、お前の笑顔が見たいと、そう思いまーす!」
武内P「……」
まゆP「笑えつってんだろうがァァァァァ!! クソがァァァァァ!!」
武内P「……すみません」
まゆP「……まあ、そうだよな。笑顔なんて、無理に作るもんじゃねえからな」
武内P「……はい」
武内P・まゆP「……」
アイドル達「……」ニコリ
まゆP「……うん、知ってた。こうなることはわかってた」
まゆP「なあ、どんな表情してる? 花粉症で目が痒くて見れねえんだ」
武内P「……笑顔です」
アイドル達「……」ニコリ
武内P「その……ですね。何と言いますか……」
武内P「……笑顔です」
おわり
まゆP「ウェーイ! カンパーイ!」
武内P「……カンパイ」
まゆP「はっはっは! おいおいどうした、テンション低いぞ!?」
まゆP「笑え笑え! 不器用でも何でも良いから、笑えって!」
まゆP「笑顔です! 俺は、お前の笑顔が見たいと、そう思いまーす!」
武内P「……」
まゆP「笑えつってんだろうがァァァァァ!! クソがァァァァァ!!」
武内P「……すみません」
まゆP「……まあ、そうだよな。笑顔なんて、無理に作るもんじゃねえからな」
武内P「……はい」
武内P・まゆP「……」
アイドル達「……」ニコリ
まゆP「……うん、知ってた。こうなることはわかってた」
まゆP「なあ、どんな表情してる? 花粉症で目が痒くて見れねえんだ」
武内P「……笑顔です」
アイドル達「……」ニコリ
武内P「その……ですね。何と言いますか……」
武内P「……笑顔です」
おわり
笑顔…笑顔かぁ…
まゆはいったいどういう存在と化しているのかわからん、なんなの、生霊?
まゆはいったいどういう存在と化しているのかわからん、なんなの、生霊?
乙
オラプロのお姉ちゃんの店まで追いかけてしたりしないだけまゆの方が危険度が低い気がしてきたぞ
オラプロのお姉ちゃんの店まで追いかけてしたりしないだけまゆの方が危険度が低い気がしてきたぞ
武内P「しているつもりは……無いのですが」
凛「してるよ。プロデューサーが気付いてないだけ」
武内P「渋谷さん……?」
アーニャ「ニェート! そんな事は無い、です!」
アーニャ「プロデューサーは、いつも、アー、公平です!」
武内P「……アナスタシアさん」
凛「ほら、やっぱりしてる」
武内P「えっ?」
アーニャ「シトー?」
凛「してるよ。プロデューサーが気付いてないだけ」
武内P「渋谷さん……?」
アーニャ「ニェート! そんな事は無い、です!」
アーニャ「プロデューサーは、いつも、アー、公平です!」
武内P「……アナスタシアさん」
凛「ほら、やっぱりしてる」
武内P「えっ?」
アーニャ「シトー?」
凛「私の事を呼ぶ時は、何て呼んでる?」
武内P「渋谷さん、です」
凛「アーニャの事を呼ぶ時は?」
武内P「アナスタシアさん、です」
武内P「……」
武内P「っ!?」
凛「……」
凛「……えっ? もしかして、今気づいたの!?」
武内P「渋谷さん、です」
凛「アーニャの事を呼ぶ時は?」
武内P「アナスタシアさん、です」
武内P「……」
武内P「っ!?」
凛「……」
凛「……えっ? もしかして、今気づいたの!?」
武内P「私が……担当するアイドルの方を名前で……!?」
凛「そうだよ。他の皆は、名前で呼ぶのをあれだけ拒否してるのに」
武内P「そ、それは……!?」
凛「なのにさ、アーニャの事だけ名前で呼んでる」
武内P「で、ですが……!」
凛「納得できない。こんなえこひいき、認められない」
アーニャ「ニェート。リン、えこひいき、違いますね?」
アーニャ「プロデューサーは、アーニャが、特別♪」
アーニャ「ただの、ひいき、です」
凛「……は?」
武内P「待ってください! それは、大きな誤解を招きます!」
凛「そうだよ。他の皆は、名前で呼ぶのをあれだけ拒否してるのに」
武内P「そ、それは……!?」
凛「なのにさ、アーニャの事だけ名前で呼んでる」
武内P「で、ですが……!」
凛「納得できない。こんなえこひいき、認められない」
アーニャ「ニェート。リン、えこひいき、違いますね?」
アーニャ「プロデューサーは、アーニャが、特別♪」
アーニャ「ただの、ひいき、です」
凛「……は?」
武内P「待ってください! それは、大きな誤解を招きます!」
凛「ねえ、それってどういう意味」
アーニャ「シトー?」
凛「アーニャは黙ってて。今、プロデューサーに聞いてるから」
武内P「いっ、いえ! ひいきなどは、決して!」
凛「……こう言ってるけど?」
アーニャ「プロデューサーは、皆を導くズヴィズダー……星、です」
アーニャ「とっても、とっても眩しい!」
アーニャ「アーニャは、その横で、輝いていきたい、です♪」ニコッ
武内P「……良い、笑顔です」
凛「……」
アーニャ「シトー?」
凛「アーニャは黙ってて。今、プロデューサーに聞いてるから」
武内P「いっ、いえ! ひいきなどは、決して!」
凛「……こう言ってるけど?」
アーニャ「プロデューサーは、皆を導くズヴィズダー……星、です」
アーニャ「とっても、とっても眩しい!」
アーニャ「アーニャは、その横で、輝いていきたい、です♪」ニコッ
武内P「……良い、笑顔です」
凛「……」
・ ・ ・
凛「……という訳なんだけど、どう思う?」
奏「とりあえず、先にこっちの質問に答えてほしいかな」
文香「あの……何故、それを私達に聞くのでしょうか?」
ありす「私達、クローネのメンバーなんですけど」
凛「別に、深い意味は無いよ」
凛「別に、他の人に聞いたら変な誤解されて面倒そうなんて思ってないから」
凛「別に、三人なら口が固そうだからなんて思ってないから」
奏・文香・ありす「……はあ」
凛「……という訳なんだけど、どう思う?」
奏「とりあえず、先にこっちの質問に答えてほしいかな」
文香「あの……何故、それを私達に聞くのでしょうか?」
ありす「私達、クローネのメンバーなんですけど」
凛「別に、深い意味は無いよ」
凛「別に、他の人に聞いたら変な誤解されて面倒そうなんて思ってないから」
凛「別に、三人なら口が固そうだからなんて思ってないから」
奏・文香・ありす「……はあ」
奏「信頼してくれてる、って事かしら。ふーん、悪くないかな」
凛「……ねえ、からかうつもり?」
奏「ふふっ、それは今ので満足したわ」
凛「……」
文香「その……アナスタシアさんが、本当に特別、なのでは……?」
凛「ごめん、文香。真剣な話なの」
文香「いえ……あの……すみません」
凛「良いよ。でも、次から気をつけて」
ありす「名字で呼ぶのは、一人前の大人として扱ってるという事です!」
凛「……ふーん。なら、ちょっと考えてみてよ」
ありす「……えっ?」
凛「……ねえ、からかうつもり?」
奏「ふふっ、それは今ので満足したわ」
凛「……」
文香「その……アナスタシアさんが、本当に特別、なのでは……?」
凛「ごめん、文香。真剣な話なの」
文香「いえ……あの……すみません」
凛「良いよ。でも、次から気をつけて」
ありす「名字で呼ぶのは、一人前の大人として扱ってるという事です!」
凛「……ふーん。なら、ちょっと考えてみてよ」
ありす「……えっ?」
・ ・ ・
武内P『橘さん』
ありす『はい、何ですか?』
武内P『ここは……少し、人通りが多いので』
…スッ
ありす『……あの、その手は何ですか?』
武内P『手を繋いでおかないと、はぐれてしまう恐れが』
ありす『なっ!? 子供扱いしないでください!』
武内P『大人同士でも、手を繋ぐ事はありますが……』
ありす『っ!?///』
ありす『い、意味がわからないですけど……手くらい、良いですよ///』
ぎゅっ
ありす『それと、その……ありすで、良いです///』
武内P『……はい――』
武内P『橘さん』
ありす『はい、何ですか?』
武内P『ここは……少し、人通りが多いので』
…スッ
ありす『……あの、その手は何ですか?』
武内P『手を繋いでおかないと、はぐれてしまう恐れが』
ありす『なっ!? 子供扱いしないでください!』
武内P『大人同士でも、手を繋ぐ事はありますが……』
ありす『っ!?///』
ありす『い、意味がわからないですけど……手くらい、良いですよ///』
ぎゅっ
ありす『それと、その……ありすで、良いです///』
武内P『……はい――』
・ ・ ・
凛「――橘さん」
ありす「ちょっと! このタイミングなら、名前で呼ぶべきじゃないですか!?」
凛「呼ばないよ」
ありす「何で!? とっても素敵な雰囲気だったのに!」
凛「プロデューサーは、名前では呼ばないから」
凛「……アーニャ以外は」
ありす「ずっ、ずるい! えこひいきです、そんなの!」
ありす「ちゃんと平等に、皆名前で呼ぶべきだと思います!」
凛「だよね?」
ありす「はい! 誰か一人だけなんて、おかしいです!」
凛「やっぱり、そうだよね」
奏・文香「……」
凛「――橘さん」
ありす「ちょっと! このタイミングなら、名前で呼ぶべきじゃないですか!?」
凛「呼ばないよ」
ありす「何で!? とっても素敵な雰囲気だったのに!」
凛「プロデューサーは、名前では呼ばないから」
凛「……アーニャ以外は」
ありす「ずっ、ずるい! えこひいきです、そんなの!」
ありす「ちゃんと平等に、皆名前で呼ぶべきだと思います!」
凛「だよね?」
ありす「はい! 誰か一人だけなんて、おかしいです!」
凛「やっぱり、そうだよね」
奏・文香「……」
ありす「文香さんも、そう思いませんか!?」
文香「あ……ありすちゃん、落ち着いて……」
ありす「あっ、す、すみません……大声を出すなんて、私……」
凛「謝ること無いよ。だって、怒るのが当然だから」
ありす「……怒るのが、当然?」
凛「誰だって、ありすと同じように思うから、さ」
ありす「そう、ですか……? それと、橘です」
文香「あ、あの……ありすちゃん?」
凛「ねえ、文香も考えてみてよ」
文香「……えっ?」
文香「あ……ありすちゃん、落ち着いて……」
ありす「あっ、す、すみません……大声を出すなんて、私……」
凛「謝ること無いよ。だって、怒るのが当然だから」
ありす「……怒るのが、当然?」
凛「誰だって、ありすと同じように思うから、さ」
ありす「そう、ですか……? それと、橘です」
文香「あ、あの……ありすちゃん?」
凛「ねえ、文香も考えてみてよ」
文香「……えっ?」
・ ・ ・
武内P『鷺沢さん』
文香『? どうか……されましたか?』
武内P『こちらの本は、どこへ移動させれば良いのでしょうか?』
文香『あっ、それは……はい、ここへ、お願いします』
武内P『はい、わかりました』
文香『……本の整理を手伝っていただいて、何とお礼を言えばいいか……』
武内P『いえ、アイドルの方の手助けをするのは、当然の事です』
文香『……』
武内P『……それに……私は、とても大切な物だと思うからです』
文香『えっ?』
武内P『数々の文章を紡ぐインクと、優しい紙の香りが』
武内P『とても静かですが……はい、とても穏やかで、落ち着きます』
文香『……文章……文の、香り……』
武内P『……はい――』
武内P『鷺沢さん』
文香『? どうか……されましたか?』
武内P『こちらの本は、どこへ移動させれば良いのでしょうか?』
文香『あっ、それは……はい、ここへ、お願いします』
武内P『はい、わかりました』
文香『……本の整理を手伝っていただいて、何とお礼を言えばいいか……』
武内P『いえ、アイドルの方の手助けをするのは、当然の事です』
文香『……』
武内P『……それに……私は、とても大切な物だと思うからです』
文香『えっ?』
武内P『数々の文章を紡ぐインクと、優しい紙の香りが』
武内P『とても静かですが……はい、とても穏やかで、落ち着きます』
文香『……文章……文の、香り……』
武内P『……はい――』
・ ・ ・
凛「――鷺沢さん」
文香「? あの……ページが、戻ってしまったのですが」
凛「戻ってないよ」
文香「いえ、ですが……次の台詞は、文香……もしくは、文香さんでは?」
凛「プロデューサーは、名前では呼ばないから」
凛「……アーニャ以外は」
文香「それは……どこに抗議すれば、良いのでしょうか?」
凛「どこだと思う?」
文香「……タウンページ……タウンページは、どこに……」オロオロ
凛「直接抗議するのが、一番じゃないかな」
文香「……抗議文を作る必要が、あるかも知れませんね」
凛「うん、そういうのも良いと思う」
奏「……」
凛「――鷺沢さん」
文香「? あの……ページが、戻ってしまったのですが」
凛「戻ってないよ」
文香「いえ、ですが……次の台詞は、文香……もしくは、文香さんでは?」
凛「プロデューサーは、名前では呼ばないから」
凛「……アーニャ以外は」
文香「それは……どこに抗議すれば、良いのでしょうか?」
凛「どこだと思う?」
文香「……タウンページ……タウンページは、どこに……」オロオロ
凛「直接抗議するのが、一番じゃないかな」
文香「……抗議文を作る必要が、あるかも知れませんね」
凛「うん、そういうのも良いと思う」
奏「……」
文香「ありすちゃんも……一緒に考えてくれる?」
ありす「! はいっ、勿論です! どんな反論も、論破してみせます!」
凛「頼もしいね」
文香「はい……私だけでは、難しいでしょうが」
ありす「文香さんとだったら、何だって出来ます!」
凛「うん、期待してる」
奏「……凄いわね、もう二人も仲間を作るなんて」
凛「何言ってるの。元々、同じクローネのメンバーでしょ」
奏「……まあ、それもそうだけど」
凛「ねえ、奏も考えてみてよ」
奏「……私はやめておk」
凛「逃げないでよ」
奏「……」
ありす「! はいっ、勿論です! どんな反論も、論破してみせます!」
凛「頼もしいね」
文香「はい……私だけでは、難しいでしょうが」
ありす「文香さんとだったら、何だって出来ます!」
凛「うん、期待してる」
奏「……凄いわね、もう二人も仲間を作るなんて」
凛「何言ってるの。元々、同じクローネのメンバーでしょ」
奏「……まあ、それもそうだけど」
凛「ねえ、奏も考えてみてよ」
奏「……私はやめておk」
凛「逃げないでよ」
奏「……」
・ ・ ・
武内P『速水さん』
奏『……ねえ、ご褒美にキスしてくれる?』
武内P『いっ、いえ……それは、出来ません』
奏『あら、つれない人』
武内P『……申し訳、ありません』
奏『ふふっ、貴方って困った顔もチャーミングよね』
武内P『……』
奏『嫌がってるのに、変な事を言ってごめんなさい』
武内P『その……嫌がっている、わけでは』
奏『貴方はプロデューサーだもの、キスは無理よね』
武内P『……』
奏『それじゃあ、代わりに……二人っきりの時は……ね?』
奏『その……名前で呼んでくれる、っていうのは……どう、かな?』
武内P『……はい――』
武内P『速水さん』
奏『……ねえ、ご褒美にキスしてくれる?』
武内P『いっ、いえ……それは、出来ません』
奏『あら、つれない人』
武内P『……申し訳、ありません』
奏『ふふっ、貴方って困った顔もチャーミングよね』
武内P『……』
奏『嫌がってるのに、変な事を言ってごめんなさい』
武内P『その……嫌がっている、わけでは』
奏『貴方はプロデューサーだもの、キスは無理よね』
武内P『……』
奏『それじゃあ、代わりに……二人っきりの時は……ね?』
奏『その……名前で呼んでくれる、っていうのは……どう、かな?』
武内P『……はい――』
・ ・ ・
凛「――速水さん」
奏「うーん……ちょっと、難しいわね」
凛「何が?」
奏「私が、健気な感じでお願いしたのよ?」
凛「うん」
奏「なのに、そのお願いすら聞かないって、どう許すの?」
凛「プロデューサーは、名前では呼ばないから」
凛「……アーニャ以外は」
奏「えぇ、でも……だからこそ、燃えるわよね」
凛「何が?」
奏「熱い何かが。熱すぎて……やけちゃうわ」
凛「ふーん。良いんじゃない、そういうのも」
奏・文香・ありす「……!」
凛「……」
凛「――速水さん」
奏「うーん……ちょっと、難しいわね」
凛「何が?」
奏「私が、健気な感じでお願いしたのよ?」
凛「うん」
奏「なのに、そのお願いすら聞かないって、どう許すの?」
凛「プロデューサーは、名前では呼ばないから」
凛「……アーニャ以外は」
奏「えぇ、でも……だからこそ、燃えるわよね」
凛「何が?」
奏「熱い何かが。熱すぎて……やけちゃうわ」
凛「ふーん。良いんじゃない、そういうのも」
奏・文香・ありす「……!」
凛「……」
・ ・ ・
凛「……――って感じで、仲間を増やしてるから」
アーニャ「ハラショー♪ 数で対抗、ですね?」
武内P「待ってください! 何故、そんな大事に!?」
凛「プロデューサーは黙ってて」
アーニャ「ダー。プロデューサーは、アーニャの名前だけ、呼んでください」
凛「そういう意味で言ったんじゃない」
アーニャ「どういう意味ですか? アー……渋谷さん?」
凛「っ……!?」
武内P「お願いします! ケンカは! ケンカはやめてください!」
凛「……――って感じで、仲間を増やしてるから」
アーニャ「ハラショー♪ 数で対抗、ですね?」
武内P「待ってください! 何故、そんな大事に!?」
凛「プロデューサーは黙ってて」
アーニャ「ダー。プロデューサーは、アーニャの名前だけ、呼んでください」
凛「そういう意味で言ったんじゃない」
アーニャ「どういう意味ですか? アー……渋谷さん?」
凛「っ……!?」
武内P「お願いします! ケンカは! ケンカはやめてください!」
ちひろ「皆、特別っていうのに憧れてるだけなんです」
武内P「……千川さん」
ちひろ「ちょっと、他と違う事に気付かせてあげれば良いんですよ」
武内P「あの、それは……どういう……?」
ちひろ「ふふっ!」
武内P「……?」
ちひろ「凛ちゃん!」
凛「……何? ちひろさん」
ちひろ「凛ちゃんって、皆には何て呼ばれてる?」
凛「えっ? 凛とか、凛ちゃんとか……あとは、未央が、しぶりんって」
ちひろ「渋谷さん、って呼ぶ人の方が……珍しくない?」
凛「……」
凛「!?」
武内P「……千川さん」
ちひろ「ちょっと、他と違う事に気付かせてあげれば良いんですよ」
武内P「あの、それは……どういう……?」
ちひろ「ふふっ!」
武内P「……?」
ちひろ「凛ちゃん!」
凛「……何? ちひろさん」
ちひろ「凛ちゃんって、皆には何て呼ばれてる?」
凛「えっ? 凛とか、凛ちゃんとか……あとは、未央が、しぶりんって」
ちひろ「渋谷さん、って呼ぶ人の方が……珍しくない?」
凛「……」
凛「!?」
ちひろ「それって、ちょっとした特別感が無い?」
凛「えっ、いや……だけど、名字だよ!?」
ちひろ「ええ、そうよ」
凛「納得できない! 距離が遠い気がする!」
アーニャ「リン。気のせいじゃない、ですね?」
凛「ふうううぅぅぅん!」ジタバタ!
ちひろ「ねえ、考えてみて?」
凛「何を!?」
ちひろ「凛ちゃんは十五歳だから、早くて一年後かな?」
凛「だから、何が!?」
ちひろ「ねえ、考えてみて?」
凛「……!?」
凛「えっ、いや……だけど、名字だよ!?」
ちひろ「ええ、そうよ」
凛「納得できない! 距離が遠い気がする!」
アーニャ「リン。気のせいじゃない、ですね?」
凛「ふうううぅぅぅん!」ジタバタ!
ちひろ「ねえ、考えてみて?」
凛「何を!?」
ちひろ「凛ちゃんは十五歳だから、早くて一年後かな?」
凛「だから、何が!?」
ちひろ「ねえ、考えてみて?」
凛「……!?」
・ ・ ・
武内P『渋谷さん』
凛『えっ?』
武内P『あっ……す、すみません、つい』
凛『ふふっ……うん、私もそっちの方が、まだしっくりするかな』
武内P『……』
凛『私も、プロデューサーって呼ぼうか?』
武内P『……いえ、それは』
凛『冗談だよ。でも、もう渋谷さんはやめてよね?』
武内P『……はい、そうですね』
凛『……ずっと見ててよね』
武内P『ええ……約束です』
凛『誰かさんのおかげで、渋谷さんじゃなくなったんだから』
武内P『……はい――』
武内P『渋谷さん』
凛『えっ?』
武内P『あっ……す、すみません、つい』
凛『ふふっ……うん、私もそっちの方が、まだしっくりするかな』
武内P『……』
凛『私も、プロデューサーって呼ぼうか?』
武内P『……いえ、それは』
凛『冗談だよ。でも、もう渋谷さんはやめてよね?』
武内P『……はい、そうですね』
凛『……ずっと見ててよね』
武内P『ええ……約束です』
凛『誰かさんのおかげで、渋谷さんじゃなくなったんだから』
武内P『……はい――』
・ ・ ・
ちひろ「……」
凛「……」
ちひろ「……つまり、渋谷さん、って呼んでもらえるのは?」
凛「今だけ」
ちひろ「期間限定も?」
凛「悪くないかな!?」
武内P「えっ、あ……はい」
ちひろ「ねえ、これは皆に伝えるべきだと思わない?」
凛「思う……思うよ、ちひろさん!」
アーニャ「……」
ちひろ「……」
凛「……」
ちひろ「……つまり、渋谷さん、って呼んでもらえるのは?」
凛「今だけ」
ちひろ「期間限定も?」
凛「悪くないかな!?」
武内P「えっ、あ……はい」
ちひろ「ねえ、これは皆に伝えるべきだと思わない?」
凛「思う……思うよ、ちひろさん!」
アーニャ「……」
・ ・ ・
武内P「――ありがとう、ございます」
ちひろ「いえいえ、お安い御用です」
武内P「お陰で……助かりました」
ちひろ「とんでもない!」
ちひろ「まだ、助かってないですよ」
武内P「えっ?」
アーニャ「プロデューサー?」
武内P「あっ」
武内P「――ありがとう、ございます」
ちひろ「いえいえ、お安い御用です」
武内P「お陰で……助かりました」
ちひろ「とんでもない!」
ちひろ「まだ、助かってないですよ」
武内P「えっ?」
アーニャ「プロデューサー?」
武内P「あっ」
アーニャ「皆の呼び方は、アー、期間限定、ですね?」
武内P「その……よう、ですね」
アーニャ「私は……アーニャは、違いますね?」
武内P「……はい」
アーニャ「プロデューサー。アーニャは、悲しい、です」
武内P「……はい」
アーニャ「アーニャも、今だけの呼び方、されたいです」
武内P「それは……すみません、出来ません」
アーニャ「ニェート! どうして、ですか!?」
アーニャ「皆は、名字! アーニャも、名字で呼んでください!」
武内P「……」
武内P「……まさか、名前で呼んでいたことが、こんな形で――」
アーニャ「プロデューサー!」
武内P「あだになるとは考えませんでした」
おわり
武内P「その……よう、ですね」
アーニャ「私は……アーニャは、違いますね?」
武内P「……はい」
アーニャ「プロデューサー。アーニャは、悲しい、です」
武内P「……はい」
アーニャ「アーニャも、今だけの呼び方、されたいです」
武内P「それは……すみません、出来ません」
アーニャ「ニェート! どうして、ですか!?」
アーニャ「皆は、名字! アーニャも、名字で呼んでください!」
武内P「……」
武内P「……まさか、名前で呼んでいたことが、こんな形で――」
アーニャ「プロデューサー!」
武内P「あだになるとは考えませんでした」
おわり
こんなくだらないもん最後まで読んでくれてありがとう
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武内P「アイドル達に慕われて困っている?」
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