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    元スレ武内P「アイドル達に慕われて困っている?」

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    251 :

    もう一人セクシーが残ってるな。しかも武内Pとの薄い本があるセクシーが

    252 = 227 :

    書きます



    キン肉マン「何~っ!? アスタリスクが解散!?」

    253 = 227 :

    ミート「そうなんです!」

    キン肉マン「こうしちゃおれん! ミート!」

    ミート「ハイ、王子!」


    キン肉マン「今日のお昼の牛丼は、特盛にしてくれい!」

    キン肉マン「私、お腹ペコペコなの! うふ!」


    ミート「ハイ! わかりました!」

    ミート「……って、アスタリスクの話はどうするんですか!?」

    キン肉マン「どうもこうも、いつもの事ではないか」

    ミート「違いますよ!」

    キン肉マン「何?」


    ミート「今回ばかりは、本当の事みたいなんですよ!」


    キン肉マン「ええーっ!?」

    キン肉マン「なっ……なな……!?」


    キン肉マン「何だって~~~っ!?」


    http://www.youtube.com/watch?v=UTSEe0NiWSs

    254 = 227 :

      ・  ・  ・

    みく「――本日は、お集まり頂きありがとうございます」


    パシャパシャパシャパシャッ!


    李衣菜「……ふんだ、優等生ぶっちゃってさ」

    みく「……うるさい」

    李衣菜「……はいはい」

    みく「……」


    記者「アスタリスクが解散するというのは、本当なんですか!?」

    パシャパシャパシャパシャッ!


    李衣菜「はい、本当です。音楽性の違い、ってやつですね」


    パシャパシャパシャパシャツ!


    みく「……にわかが何か言ってるにゃ」

    李衣菜「……何?」

    みく「……別に」

    李衣菜「……」


    記者「しかし! それはもう、今更の話では!?」

    パシャパシャパシャパシャッ!


    みく・李衣菜「……」

    255 = 227 :

    みく「……今更、というか、今だから、です」

    みく「元々、みく達はまるで方向性が違うアイドルでした」

    みく「Pチャンに言われてユニットを組んでたけど……」


    みく「――もう、ここが限界だと思いました」


    パシャパシャパシャパシャッ!


    李衣菜「……」


    李衣菜「……みくちゃ……前川さんの言う通りです」

    李衣菜「個別の活動も増えて、ユニットとしての活動も減りました」

    李衣菜「だから、プロデューサーには悪いけど……」


    李衣菜「――別々にやっていくのが、一番だと思ってます」


    パシャパシャパシャパシャッ!


    みく「……」

    256 = 227 :

    記者「解散の決定が覆ることは無い、と!?」

    パシャパシャパシャパシャッ!


    みく「……」


    李衣菜「……」


    みく・李衣菜「……」


    みく・李衣菜「――はい」


    みく「アスタリスクは、本日をもって――」


    李衣菜「――解散します」


    パシャパシャパシャパシャッ!


    みく「……」


    李衣菜「……」

    257 = 227 :

      ・  ・  ・

    みく「あ~あ、本当に解散しちゃったね!」

    李衣菜「そうだね……案外、あっけなかったね」

    みく「何度も解散って口にしてはいたけど……ね」

    李衣菜「……うん。いざ本当に解散してみると……」

    みく「……」

    李衣菜「……」


    みく「――でも! これが一番だったにゃ!」


    李衣菜「――うん。二人で話して、決めた事だからね」


    みく「李衣菜ちゃんは、ずっとギターの練習を頑張ってきたにゃ!」

    みく「そして、夏木チャン達との、ロックなお仕事も増えてきて!」

    みく「李衣菜ちゃんの、望んでたアイドルの道が見えてきたにゃ!」


    李衣菜「みくちゃんも、最近では声のお仕事が増えてきたもんね」

    李衣菜「凄いじゃん! アニメのレギュラーの役も貰えたし!」

    李衣菜「猫関係のお仕事の依頼も増えて……順調そのものって感じ!」


    みく・李衣菜「……」

    258 = 227 :

    みく「だから……ね」

    李衣菜「……うん」


    みく「李衣菜ちゃんの、邪魔はしたくないにゃ」


    李衣菜「みくちゃんの、足は引っ張れないよ」


    みく・李衣菜「……」


    みく「……あーっ、もう! やめやめ!」

    李衣菜「……あははっ! うん、そうだね!」

    みく「こ~んな辛気臭いのは――」

    李衣菜「――私達らしくない!」


    みく・李衣菜「ねっ!」


    みく「……李衣菜ちゃん」

    みく「お互い別々の道になるけど……頑張るにゃ!」


    李衣菜「……みくちゃん」

    李衣菜「ま、同じシンデレラプロジェクトだから顔を合わせるけどね」


    みく「……でも」

    李衣菜「……うん、だけど」


    みく・李衣菜「――う~っ! 解散!」


    みく・李衣菜「……あははははっ!」


    みく・李衣菜「……」

    259 = 227 :

      ・  ・  ・

    みく「……あれから一週間、か」

    みく「……」


    みく(お仕事は……うん、とっても順調)

    みく(みくが、前からやりたかった仕事のスケジュールも入れられた)

    みく(……アスタリスクが解散して、お仕事自体は増えたにゃ)


    みく「……だけど」

    みく「……」

    みく「……お買い物に来たけど、なんだか食欲が無い」



    キン肉マン「じゃあ、このお菓子買って~!」

    キン肉マン「このあんま~いの、私のお気に入りなの!」



    みく「ダメに決まってるでしょ!」

    みく「お菓子じゃなく、ゴハンを食べないと力が出ない――」



    キン肉マン「だったら、牛丼でも食べに行くかい?」



    みく「――って、キン肉マン!?」

    260 :

    声のお仕事(意味深)

    261 = 227 :

      ・  ・  ・

    李衣菜「……あれから一週間、か」

    李衣菜「……」


    李衣菜(ギターの練習は……うん、凄く順調)

    李衣菜(この分だと、次の次くらいにはステージで披露出来そう)

    李衣菜(……アスタリスクが解散して、ロックな毎日が送れてる)


    李衣菜「……なのに」

    李衣菜「……」


    トラック「!」

    パーッ! パパーッ!


    李衣菜「っ!? しまっ――赤だっ――」

    李衣菜(――みくちゃんっ!)


    ガシイイイイッ!


    ?????「ヘイ、ガール! 横断歩道を渡る時は、注意しなきゃいけないぜ!」


    李衣菜「っ……!?」

    李衣菜「私……トラックに轢かれて……」



    テリーマン「ないだろう?」



    李衣菜「貴方は……テリーマンっ!?」

    262 = 227 :

    李衣菜「そんな……どうして、テリーマンがここに!?」


    テリーマン「なあに、そんなのは簡単さ」

    テリーマン「そこのバーガーショップで好物を食べていたら――」

    ちょいちょい

    テリーマン「――コイツのヒモが切れちまってね」


    李衣菜「……」


    テリーマン「嫌な予感がしてみれば、キュートなガールの大ピンチさ!」

    テリーマン「だったら、飛び出すのが男ってもんだろう?」


    李衣菜「きゅ、キュートって……///」


    テリーマン「……とりあえず、どこか落ち着ける場所で話さないか?」


    李衣菜「えっ?」


    パーッ! パパーッ!


    テリーマン「ここは……さすがに五月蝿すぎる」

    テリーマン「それに、ハンバーガーがすっかり冷めちまったからね!」


    李衣菜「……はい」

    263 = 227 :

      ・  ・  ・

    キン肉マン「う~ん! やっぱり牛丼は最高だのう!」

    みく「……」

    キン肉マン「ん? じぇ~んじぇん箸が進んでないではないか」

    みく「……良かったら、みくの分も食べて良いよ」

    キン肉マン「えっ!? 良いの!?」


    みく「……最近、なんだか食欲が無くて」

    みく「それに、元々キン肉マンがお金を出してるんだから」


    キン肉マン「確かに! それじゃあ遠慮なく~!」

    キン肉マン「はぐはぐむしゃむしゃ! うむ、ちょいと冷めても美味い!」

    キン肉マン「すみませ~ん! 牛丼を二杯おかわり~!」


    みく「……」


    キン肉マン「おっ、もうきた!」

    http://www.youtube.com/watch?v=NXG5cmCusrE

    キン肉マン「あっ、一杯は私の分だが――」


    キン肉マン「――もう一杯は、こちらの彼女に」


    みく「……えっ?」

    264 = 227 :

    みく「み、みくは良いよ!」

    キン肉マン「いいや、良くないさ」

    みく「だからっ! 食欲が――」


    キン肉マン「だからこそ!」


    みく「っ!?」


    キン肉マン「だからこそ……今のキミは、食べなきゃいけない」

    キン肉マン「熱々の、一番美味し~い牛丼をだ」


    みく「……キン肉マン」


    キン肉マン「栄養バランスが気になるようなら、サラダもつけるぜ!」

    キン肉マン「お新香だって野菜さ! 好きなだけ食べなさい!」


    みく「……ふふっ、塩分摂りすぎになっちゃうよ」ニコッ


    キン肉マン「んふっ! そいつは失敬!」

    キン肉マン「……さあ、冷めない内に、牛丼をやっつけようぜ! みくちゃん!」


    みく「うんっ!」

    みく「はふっ……あっつ! うえぇ……猫舌だったの忘れてたにゃ!」


    キン肉マン「あらら!」

    265 = 227 :

      ・  ・  ・

    テリーマン「――なるほど、そういう事だったのか」

    李衣菜「はい」

    テリーマン「だから、あれっぽっちしかステーキが食べられなかったんだな」

    李衣菜「い、いやいや! かなり食べましたよ!?」

    テリーマン「そうかい? 何なら、おかわりしてもミーは構わないぜ?」

    李衣菜「大丈夫です!」


    李衣菜「あんまり食べすぎると、みくちゃんに怒られ――」


    テリーマン「……」


    李衣菜「――は……もうしないんだった」

    李衣菜「アスタリスクは、もう解散しましたからね、あははは!」

    李衣菜「……はぁ」


    テリーマン「なるほど、君はパートナーと随分仲が良かったんだね」


    李衣菜「とんでもない! いつも、ケンカばかりでしたよ!」


    テリーマン「そ、そうなのかい?」


    李衣菜「はい! 私はロックなアイドルを目指してて!」

    李衣菜「なのに、みくちゃんはネコミミネコミミって!」

    李衣菜「全っ然! 違うタイプだったんです、本当に!」


    テリーマン「……」

    266 = 227 :

    テリーマン「……それで?」


    李衣菜「最初に組まされた時も、なんでこの子と、って思ったんです!」

    李衣菜「それからも、ずっとケンカ続きで! もう、ずっとですよ!」

    李衣菜「最初のライブの時だって、本当に運良く成功したようなものです!」


    テリーマン「なんだ! やっぱり上手くいってたんじゃないか!」


    李衣菜「でも……だけど……」

    李衣菜「やっぱり、方向性の違いが出てきちゃって……へへ」

    李衣菜「そ、そりゃそうですよ! だって、ネコミミとロックですよ!?」

    李衣菜「いつかは……こうなる運命だったんです」


    テリーマン「……なるほど」

    テリーマン「そいつは――そこのキャットガールも同じ気持ちなのかな?」


    李衣菜「……えっ?」


    みく「……」


    李衣菜「みっ、みくちゃん!? どうしてここに!?」


    キン肉マン「す、すまんテリ~~っ!」

    キン肉マン「もう一度話すべきだと思って連れてきただけなんだーっ!」

    キン肉マン「だからお願い! 怒らないで!? ねっ、ねっ!?」

    テリーマン「ハァ……キン肉マン、お前ってやつは」

    267 = 227 :

    みく「キン肉マンが……もう一度話すべきだ、って」

    李衣菜「そう……なんだ」

    みく「だけど……やっぱり、もう話す事は無いよね」

    李衣菜「……うん、十分に話し合って決めたんだもん」


    みく・李衣菜「……」


    キン肉マン・テリーマン「……」


    テリーマン「――ヘイ! キン肉マン、一体どういうつもりだ!」

    どんっ!

    キン肉マン「おわあっ!? 急に何をするんじゃ、テリー!」

    テリーマン「お前のせいで、色々と台無しだ!」

    キン肉マン「私のせいだと!? さすがにそれは言い過ぎだぞ、テリー!」

    どんっ!

    テリーマン「オウッ!? なんだ、やる気か!?」

    がしいっ!

    キン肉マン「それはこっちの台詞だぜ!」

    ぐぐぐぐっ!

    キン肉マン・テリーマン「ぐむむむっ……!」


    みく「ちょっ、ちょっと二人共!?」

    李衣菜「なんで二人がケンカしてるわけ!?」

    268 = 227 :

    みく「みく達のせいでケンカなんてダメだよっ!」

    李衣菜「とにかく、落ち着いて話し合おうよ!」


    キン肉マン・テリーマン「そいつは無理だ!」

    ぐぐぐぐっ!


    みく・李衣菜「何で!?」


    キン肉マン「私達も、みくちゃんや李衣菜ちゃんと同じ様に……!」

    テリーマン「ああ……タッグを組んで戦った事があってね……!」

    ぐぐぐぐっ!…ぱっ!


    キン肉マン「最高のタッグと言われちゃいるが……」


    テリーマン「……こんな風に、衝突ばっかりしていたのさ!」


    みく・李衣菜「……!」


    キン肉マン「だが……ここじゃあ、店の人に迷惑になる」

    テリーマン「おやおや、ちょっとは大人になったじゃないか」

    キン肉マン「うるさいわい! 私だって、成長してるんだもんね!」

    テリーマン「だが、その意見には賛成だ……場所を移そう」


    キン肉マン・テリーマン「彼女達が所属する事務所――」


    キン肉マン・テリーマン「――346プロダクションに!」

    269 = 227 :

      ・  ・  ・

    ザアア――ッ!


    みく「なんで……なんでこんな事になっちゃったの!?」

    李衣菜「わかんない! 私にだって、わかんないよ!」

    みく・李衣菜「……!」


    キン肉マン「……フッ! 急な大雨とは、ついてないな!」

    テリーマン「ノー・プロブレム! ミー達のファイトが行われるリングは――」


    ゴゴゴゴゴゴゴッ…!


    キン肉マン「――ああ! 遙か古来より、正義の在り処を決める場!」


    テリーマン「346プロダクション――本来の名は、Missing law(ミッシング・ロウ)プロダクション!」


    キン肉マン「見ろ! 屋上に現れた、あのドームを!」


    テリーマン「大観衆とまではいかないが、何人かは雨に濡れず観戦出来そうだな」


    みく・李衣菜「……」

    270 = 227 :

    休憩

    271 :

    そういやこの二人も結構頻繁に喧嘩してたな

    272 = 227 :

      ・  ・  ・

    吉貝「さあて! 遂に始まります、友情のマシンガンデスマッチ!」

    中野「この試合を見るためなら、女房なんてこうですわ! こう!」

    吉貝「実況は私、吉貝と」

    中野「解説は、おまたせシマウマ~! 世界に羽ばたくアデランスの中野さんです~!」

    吉貝「――で、お送りします!」


    キン肉マン「……フフ! まさか、こんな形でお前とファイトするとはな!」

    ぐっ…ぐっ…!


    テリーマン「大王の座に着いて、体がなまってたなんて言い訳はナシだぜ!」

    ぐるんっ……ぐるんっ…!


    キン肉マン「――おうともよ! 私達の間に、そんなつまらんものはいらんわい!」


    テリーマン「そいつを聞いて安心した! 遠慮なく、お前さんをぶちのめせるぜ!」


    みく・李衣菜「……!?」

    273 = 227 :

    みく「ほっ、本当にやる気!? 今ならまだやめられるにゃ!」

    キン肉マン「やめる? おいおい、みくちゃん! 冗談はよしてくれ!」

    みく「冗談なんかじゃないよ! みくたちのせいで戦うなんてダメ!」

    ぐいっ!

    キン肉マン「おわあっ!? パンツを引っ張っちゃダメ~!?」


    李衣菜「どうしてこんな事する必要があるんですか!?」

    テリーマン「どうしてかって? ハハハ! 面白い事を言うな!」

    李衣菜「えっ?」


    テリーマン「ただのケンカだよ!」

    ダダダダダッ!


    吉貝「ああ――っと! テリーマン、キン肉マンに猛ダッシュしていく――っ!」


    テリーマン「どうしたキン肉マン! 隙だらけだぜ!」

    キン肉マン「あっ、ずるい!?」

    テリーマン「ソラァ――ッ!」

    ドガアッ!

    キン肉マン「うぐえっ!?」


    カ――ンッ!


    吉貝「テリーマンのナックルパートを合図に、開始のゴングが鳴った――っ!!」

    274 = 260 :

    ミッシング・ロウプロダクションほんますこ

    275 = 227 :

    テリーマン「どうしたどうした! キン肉マン!」

    ガッ! ガッ! ドガァッ!

    キン肉マン「うぐっ!? おわっ!? ぐあっ!?」

    テリーマン「やっぱりなまってるんじゃないか!? ええーっ!?」

    ガッ! ドガッ! ドガァッ!

    キン肉マン「うぐうっ!? い、いかん……このままではっ!? ぐあっ!?」ヨロヨロッ…


    吉貝「いった! いった! テリーがいった――っ!」

    吉貝「まさに嵐! 嵐のような、ナックルパートの連打! 連打! 連打――っ!」

    中野「開幕から凄い気迫ですね~っ」


    テリーマン「こいつをくらいな! キン肉マンッ!」

    ぐるんっ…ぐるんっ…!


    吉貝「テリーマン、左手を振り回しとどめの一撃の体勢に入る――っ!」

    中野「あのぐるぐる、何か意味があるんですかね?」


    キン肉マン「い、いかんっ!?」

    キン肉マン「――肉のカーテン!」

    ガキィンッ!


    吉貝「キン肉マン! それに対し、肉のカーテンで防御を固めたーっ!」

    中野「肉のカーテンは、打撃はほとんど無効にしてしまいますからねぇ」

    中野「女房に小言を言われた時、耳を塞ぐようなもんです、はい」

    276 = 227 :

    キン肉マン「どうだ、テリー! これでナックルパートは意味をなさないぜ!」

    ガキィンッ!

    テリーマン「キン肉マン! ガードを固めたくらいで――」

    ぐるんっ…ぐるんっ…!

    テリーマン「ミーのテキサス魂は、止められないぜ――っ!」

    ドガァッ!

    キン肉マン「っ!? おおおっ――!?」ヨロヨロッ…!


    吉貝「テリーマン! 関係無いとばかりに、テキサスブロンコをうちこんだーっ!」

    吉貝「キン肉マン、たまらずその場から弾き飛ばされる――っ!」

    中野「いやー! 私の頭皮と同じで、ダメージは無さそうですね!」

    吉貝「……」

    中野「何か?」


    …バウンッ!

    キン肉マン「!? ロープに弾かれ――まさかっ!?」

    テリーマン「そのまさかさ! キン肉マン!」


    吉貝「ああ――っと! まさか! まさか、こんな試合の序盤で出てしまうのか!?」

    中野「あれは、テリーマンのフィニッシュ・ホールドの一つ!」


    テリーマン「くらいなっ、キン肉マン!」

    ガシイッ!

    テリーマン「カーフ・ブランディング(仔牛の焼印押し)――ッ!!」

    ガガァンッ!

    キン肉マン「……!?」

    キン肉マン「ゲハァッ!」

    277 = 227 :

    みく「本気……!? テリーマン、本気でキン肉マンに技を!?」

    李衣菜「あっ、あんなの! あんなのケンカじゃないよ!」

    みく「うん! みく達が止めないと!」

    李衣菜「そうじゃないと、大変な事に――」


    キン肉マン「……大変な事……?」ヨロヨロッ…

    キン肉マン「フフ……そいつぁ面白い……!」

    ググッ…!


    みく・李衣菜「っ!?」


    吉貝「キン肉マン、立ち上がった――ッ! しかし、そのダメージは大きそうだ!」


    テリーマン「気が合うな、キン肉マン!」

    テリーマン「ミーも……楽しくて仕方がない!」

    テリーマン「……そして、わかっていたぜ!」

    テリーマン「キン肉マン! お前が、この程度でおねんねしない事くらいはな――ッ!」


    キン肉マン「……さすがテリー、わかっておるではないか!」

    キン肉マン「お前のおかげで、ようやく体が温まってきたぜ!」

    キン肉マン「おお、イテテ! よくもまあ、やってくれたな!」

    キン肉マン「この借り、きっちりとお返しさせて貰う!」


    キン肉マン・テリーマン「……ハッハッハ――ッ!!」


    吉貝「笑っている……笑っています! ファイトの最中にも関わらず!」

    吉貝「キン肉マン、テリーマン……両者ともに、笑っています!」


    みく・李衣菜「……」

    278 = 227 :

    テリーマン「……だが、そう簡単にはいかないぜ! キン肉マン――ッ!」

    ヒュッ――!


    吉貝「テリーマン! 高く、高く跳ぶ! いや、飛び上がる――ッ!」

    中野「あそこから放つテリーマンの技と言えば――」


    テリーマン「くらえいっ! テキサス――」


    キン肉マン「! 今だ――!」

    ヒュッ――!


    テリーマン「何ィッ!?」


    吉貝「ああ――っと!? キン肉マン、テリーマン目掛けて跳躍――っ!」

    中野「しかし、あの勢いでは、二人仲良く天井に激突ですよ~っ!?」

    中野「あこりゃ仲良し、こよし、氷川きよし~っ!」


    キン肉マン「そうりゃっ!!」

    ガシィッ!

    テリーマン「うおおっ!? こ、これは――!?」


    吉貝「キン肉マン! テリーマンを空中でホールド――ッ!」


    キン肉マン「天井に激突?……それが狙いさ! くらえいっ、テリ――ッ!」

    テリーマン「うおおおおっ!?」

    キン肉マン「ネオキン肉バスタ――ッ!!」

    ガッシャァンッ!

    テリーマン「……!?」

    テリーマン「グハァッ!」


    吉貝「キン肉マンの、天井を利用し放つネオキン肉バスターが炸裂した――っ!」

    279 = 227 :

    キン肉マン「う……おおっ……!」

    フワッ…

    テリーマン「な、中々の攻撃だが……甘かったな、キン肉マン……!」

    テリーマン「この程度じゃ、借りは返したとは言えんぜ……!」

    キン肉マン「テリー……!」


    吉貝「テリーマン、ネオキン肉バスターを受けてなお健在!」

    中野「恐らく、キン肉マンもかなりのダメージを負っていたからでしょうねぇ」


    テリーマン「――さあ! お前はまだまだ、こんなもんじゃないはずだ!」

    テリーマン「このオレに! お前の全てをぶつけて来いッ!」

    テリーマン「その全てを! 全力で受けきってやるぜ――ッ!」


    みく・李衣菜「……!」


    キン肉マン「言われなくとも、そのつもりじゃ――いッ!」

    キン肉マン「テリー! いや、テリーマンッ!」

    キン肉マン「この私が、お前に遠慮なんぞをするはずが無いだろうが――ッ!」


    みく・李衣菜「……!!」

    280 = 227 :

    キン肉マン「おうりゃっ!」

    ガシィッ!

    テリーマン「ぐおっ!?」


    吉貝「おおっ、キン肉マン! 落下しながらテリーマンの首を両足でフック!」

    吉貝「同時に両腕を捕らえたーっ! あれは! あの体勢は――ッ!」


    キン肉マン「超人!」

    グワギシィッ!

    キン肉マン「絞殺刑――ッ!」

    テリーマン「……!」

    テリーマン「ウグォハァッ!」


    テリーマン「……ぐあっ……!?」

    …ドサアッ!


    吉貝「テリーマン! たまらずダウ――ンッ! このまま勝負が決まってしまうのか――っ!?」

    中野「しかし、おかしいですねぇ? テリーマンは、あえて技を受けたように見えましたよ?」


    テリーマン「……フフフ……!」

    テリーマン「中々、きくじゃないか……!」ヨロヨロッ…

    ググッ…!


    キン肉マン「……フッ! テリー、お前ならまだ立つと思っていたぜッ!」


    テリーマン「ああ! まだまだ、勝負はここからだぜ、キン肉マンッ!」


    吉貝「ああ――っと! テリーマン、立ち上がった――ッ!」

    281 = 227 :

    吉貝「なんというファイティング・スピリット! これぞテキサス魂だ――ッ!」

    中野「キン肉マンも、凄い気迫ですねーっ! 親友同士のファイトとは思えませんよ、ええ!」


    みく「……違う」

    李衣菜「……うん」


    中野「ななっ、何ですかチミ達は!? 私の解説に、ケチをつける気ですか!?」

    吉貝「お二人とも! 一体、どういう事でしょうか!?」


    みく「キン肉マンも、テリーマンも……親友同士だからこそ、にゃ!」

    李衣菜「親友同士だからこそ、お互い、本気でぶつかり合えるんだよ!」


    みく「相手に遠慮なんて、一切しない!」


    李衣菜「自分の全力で、ぶつかっていける!」


    みく・李衣菜「――本当の、全力のケンカが出来るっ!」


    キン肉マン・テリーマン「……フッ!」


    キン肉マン・テリーマン「――その通りッ!」


    吉貝「……だ、そうですが?」

    中野「いやね!? 私も、そう言おうと思ってたんですよ! あははは!」

    282 = 227 :

    みく「二人共、その事を教えるために戦ってくれたんでしょ!?」

    李衣菜「私達、もうわかったから! 二人が戦う必要は無いんだよ!」


    キン肉マン「ん? な~にを言っとるんだ、みくちゃんも李衣菜ちゃんも」

    キン肉マン「私達は、私達の事情でケンカしてるだけだもんね~!」


    みく・李衣菜「!?」

    みく「てっ、テリーマンなら、もう戦わなくて良いってわかるでしょ!?」

    李衣菜「もうやめてくださいって! もう、十分ですよね!?」


    テリーマン「ハッハハハ! ガールズ、おとなをからかっちゃいけないよ!」

    テリーマン「ゴングが鳴った時から、そんな事は頭からふっとんでるさ!」


    みく・李衣菜「はいっ!?」


    テリーマン「そうだろう、キン肉マン! 今、試合を止めるって選択肢は無いよな!」


    キン肉マン「当り前じゃい! お前の全力、まだまだ見ておらんからな!」


    みく・李衣菜「……」


    中野「……だ、そうですか?」

    吉貝「中野さん、そういうのはやめましょう」


    みく・李衣菜「もう……本当、バカ!」


    キン肉マン・テリーマン「おお――ッ!」

    283 = 227 :

    テリーマン「今度はこっちから行くぜ、キン肉マン――ッ!」

    キン肉マン「おおっ! かかって来い、テリーマン――ッ!」


    吉貝「少女達の制止も虚しく、試合続行――ッ!」

    中野「全くもう! 小娘が、余計な口出しをするんじゃありませんよ!」


    みく・李衣菜「……」

    みく・李衣菜「……はぁ」

    …スタスタ


    吉貝「……おや? 二人は、どこへ行くのでしょうか?」

    中野「あー、気にしない気にしない! ほら、実況に戻りなさい!」

    吉貝「そ、そうですね!」


    テリーマン「うおおおおっ!」

    ダダダダダッ…ガシィッ!

    キン肉マン「ううおっ!?」

    …ズダーンッ!


    吉貝「テリーマン、強ー烈なタックル! キン肉マン、リングに背中から叩きつけられた――ッ!」

    中野「グラウンドに持ち込むつもりでしょうか?」


    テリーマン「……ここから、何をするかはわかってるだろう?」

    キン肉マン「ああ、わかっているさ! だからやめて! 痛いのイヤなの~っ!」

    テリーマン「……」

    キン肉マン「……うふっ!」

    284 = 227 :

    テリーマン「……はぁ、全く……お前という奴は」

    ガシィッ!

    キン肉マン「ああっ!? テリー、やめてって言ってるのに!」

    テリーマン「フンッ!」

    グルンッ!

    キン肉マン「お、おお、おおおおっ!?」


    吉貝「テリーマン! キン肉マンの両足を腕でフック!」

    吉貝「そのまま体を返し――」


    テリーマン「テキサス・クローバー・ホールドッ!!」

    ガキィ! ギリギリギリギリッ!

    キン肉マン「ああ~~~っ!? 痛い痛いの~~~っ!?」


    吉貝「完全に極まっています! これは、脱出不可能かーっ!?」

    中野「ひええ……! 見た目の派手さはありませんが、威力は超一級ですよ、あれは!」


    テリーマン「そうら! どうしたキン肉マン! ギブ・アップか!?」

    ギリギリギリギリッ!

    キン肉マン「うぐぐぐぐっ……!? な、何を言うか、テリー……!」


    キン肉マン「私の全力も、まだ見せちゃいないぜ――ッ!」


    キン肉マン「火事場のクソ力――ッ!!」

    285 = 227 :

      ・  ・  ・

    みく「ホーント! キン肉マンもテリーマンもおバカさんにゃ!」

    李衣菜「みくちゃんの言う通りだよ! 心配して損した!」


    みく・李衣菜「……」


    みく「……うん、おバカさんだったね」

    李衣菜「……心配なんて、いらなかったんだよね」


    みく・李衣菜「……へへっ!」ニコッ!


    みく「李衣菜ちゃん! 今日は、クールにロックにぶちかますにゃ!」


    李衣菜「みくちゃん! 今日は、キュートなネコさんでいこうか!」


    みく・李衣菜「えっ!?」

    みく「ロック!」

    李衣菜「ネコミミ!」

    みく「んもーっ! 今日は、ロックな気分なの!」

    李衣菜「私は、今日はネコミミで可愛くいく気分!」


    みく・李衣菜「む~っ……!」


    みく・李衣菜「とにかく! まずは衣装!」


    コンコンッ!


    みく・李衣菜「すみませ――ん!」

    286 :

    大人をからかっちゃいけないよくっそすき
    アスタリスクの二人を足蹴にして欲しい

    287 = 227 :

      ・  ・  ・

    キン肉マン「お、おおおおっ……!」

    グ……グググッ……!

    テリーマン「むうっ!?」


    吉貝「ああ――っと! キン肉マン、両腕の力だけで二人分の体重を持ち上げるーっ!」


    キン肉マン「そうりゃっ!」

    ダンッ!


    吉貝「そのまま、テリーマンごと宙に跳び上がり――」


    キン肉マン「おりゃあっ!」

    グルンッ……ガツーンっ!

    テリーマン「うおっ!?」


    吉貝「鍛え上げられた腹筋の力で、上半身を曲げ、そのままヘッドバッド――ッ!」

    中野「あんな脱出方法、超人レスリングならではですよ~っ!」


    ――スタッ!

    テリーマン「……あのまま決まるとは思っちゃいなかったが……」

    テリーマン「フィニッシュ・ホールドを外されると、さすがにクルものがあるな!」


    ――スタッ!……ドテーンッ!

    キン肉マン「アイタッ!?」

    キン肉マン「……だが、両足へのダメージは深刻だぜ、テリー!」


    キン肉マン・テリーマン「……ハッハァ!」

    288 = 227 :

    吉貝「笑っている! 笑っています! キン肉マン、テリーマン! 笑っています!」

    中野「お互い、力を認めあった者同士の笑顔ですね~っ」

    中野「いや~っ! この試合、見に来てよかった!」


    キン肉マン「行くぜ、テリ――ッ!」

    ダダダ…ダダッ!

    テリーマン「来い、キン肉マンッ!」


    吉貝「キン肉マン、痛めているはずの足でテリーマンへ猛ダッシュ!」

    吉貝「そして、そのまま――」


    キン肉マン「48の殺人技! No.3――ッ!」

    ガキィ!

    テリーマン「うおおっ!?」

    キン肉マン「疾きこと風の如く――っ!」

    ギュルンギュルンギュルンッ!


    吉貝「ダブルアームの体勢のとらえて大回転――っ!」


    キン肉マン「そりゃああっ!」

    テリーマン「ぐああっ!?」

    ズダーンッ!


    吉貝「その勢いのまま、テリーマンをリングに叩きつけた――っ!」

    289 = 227 :

    キン肉マン「まだまだ――ッ!」

    ガキィ!


    吉貝「キン肉マン、ダウンしたテリーマンの体を両足でとらえ――」


    キン肉マン「静かなること林の如く!」

    テリーマン「……!?」

    ゴゴゴゴゴゴゴ


    吉貝「ドームの天井へと、ローリングクレイドルで登っていく――っ!」


    キン肉マン「侵略すること火の如く――ッ!」

    ドォゴォ!

    テリーマン「っぐうううおっ!?」


    吉貝「そしてっ! 強烈なパイルドライバーで一気に下降!」


    キン肉マン「動かざること――」

    グワァキィ!

    キン肉マン「――山の如し!」

    テリーマン「……!?」

    テリーマン「グハァッ!」


    吉貝「連続技の締めは、空中でのロメロ・スペシャルだ――っ!」

    中野「これ、どうして最後は空中に浮くんでしょうかねぇ?」

    290 = 227 :

      ・  ・  ・

    キン肉マン「……ハァ……ハァ……!」ヨロヨロッ…


    テリーマン「……ハァ……ハァ……!」ヨロヨロッ…


    キン肉マン「ど、どうしたテリーよ……ふらついとるではないか……!」ヨロヨロッ…


    テリーマン「それはノーだぜ……お前が揺れてるから、そう見えるだけさ……!」ヨロヨロッ…


    吉貝「死闘! この二人が、ここまでの死闘を繰り広げると、誰が予想出来たでしょうか!」

    吉貝「この私ですら、今、目の前で起こっているにも関わらず信じられません!」

    中野「これは、次の一撃で勝負が付きそうですねぇ」


    キン肉マン・テリーマン「……ハァ……ハァ……!」ヨロヨロッ

    …グッ!

    キン肉マン・テリーマン「おおおおりゃああっ!」

    ―ドゴォッ!

    キン肉マン・テリーマン「うぐうっ!?」

    …ドサアッ!


    吉貝「だ……ダウン! ダウ――ンッ! ナックルパートの相打ちだ――っ!」

    中野「これは、両者ともに立ち上がる力は残っていないでしょうねぇ」


    キン肉マン・テリーマン「……ハァ……ハァ……!」



    みく・李衣菜「ちょっと待った――っ!」



    キン肉マン・テリーマン「っ……!?」

    291 = 227 :

    キン肉マン「ふ……二人共……」

    テリーマン「その……格好は……?」


    みく「その格好は? じゃないにゃ! 二人共、男でしょー!?」

    李衣菜「まさか、二人共このまま倒れて終わるつもり!?」


    キン肉マン「……だとさ、テリー」

    テリーマン「……ああ、キン肉マン」


    キン肉マン・テリーマン「――うおおおおおっ!!」

    グ……グググッ……!


    吉貝「ああ――っと!? 満身創痍の二人が、立ち上がっていきます!」

    中野「信じられません! そんな力は、残っていなかったはずですよ!?」


    キン肉マン「へ……へへ……! 私も、そう思ってたさ……!」

    テリーマン「ああ……! だが、あんな事を言われちゃあな……!」

    …グアッ!


    キン肉マン・テリーマン「――だがっ!」

    ガシィッ!

    キン肉マン・テリーマン「この続きは――お互い、万全の状態で!」


    カンカンカンカ――ンッ!


    吉貝「ここでゴング!? 一体誰が――」


    みく・李衣菜「……」


    中野「……なんだか、今回の私は良い所を取られっぱなしな気がしますです、はい」

    292 = 227 :

    キン肉マン「テリーよ……お前さん、足を痛めてただろう?」

    テリーマン「フッ……やはり、わかっていたか」

    キン肉マン「ああ。でなければ、テキサス・コンドルキックの上昇は捉えられなかった」

    テリーマン「それを言うならキン肉マン……お前も、旅の疲れが抜けてないだろう」

    キン肉マン「急いで地球に来たものだからのう、しょうがないわい」

    テリーマン「お互い万全なら、こうやって立って話をするのもままならなかったさ」

    キン肉マン・テリーマン「……」

    キン肉マン・テリーマン「ハッハッハッハ!」


    みく「ほんっ……っと! 二人共おバカさんにゃ!」

    李衣菜「心配して損しちゃいましたよ! 全く、もう!」


    キン肉マン「……なあに、バカでなければ、全力のケンカは出来んものだ」

    テリーマン「相手の心配をするのは結構だが、気の遣い過ぎは良くないぜ」


    キン肉マン「お互い、全力でぶつかるからこそ、見えるものがある!」


    テリーマン「相手の事ばっかり気にしてちゃ、自分も全力なんか出せっこないぜ、ガールズ!」



    みく・李衣菜「ニャ――――ッ!!!」



    キン肉マン・テリーマン「おおうっ!?」

    293 = 227 :

    みく「二人に言われなくても、もうわかってるにゃ!」

    李衣菜「もうっ! この格好を見て、わからないんですか!?」


    キン肉マン「テリーはわかる? 私、じぇんじぇんわかんな~い!」

    テリーマン「ミーにもサッパリだ! 格好だけなら、何とでも言える!」


    みく・李衣菜「むむむむむっ……!」

    みく・李衣菜「――マイクッ!」


    吉貝・中野「は、はいっ!」


    みく「わからないなら、耳かっぽじってよ~く聞くにゃ!」

    李衣菜「そっちが超人でも、こっちはアイドルですから!」

    みく「そっちがファイトで証明するなら!」

    李衣菜「こっちはLIVEで証明するよ!」


    テリーマン「――なら、聞かせてもらおうかっ!」

    パチィンッ!


    ゴゴゴゴゴゴッ…!


    みく「! ドームの天井が開いて……!」

    李衣菜「でも、雨はやんでるけど……まだ、曇ってるね」


    キン肉マン「――だったら、こいつはサービスだぜ!」

    キン肉マン「フェイス・フラッシュ!」

    ピカアアアア……パアッ!


    みく・李衣菜「……!」


    キン肉マン・テリーマン「――さあ、聞かせてくれ、お二人さん!」

    キン肉マン・テリーマン「……そして、何と呼べば良いのかな?」ニヤリ


    みく・李衣菜「……勿論!」


    みく・李衣菜「――アスタリスクで!」


    http://www.youtube.com/watch?v=MJ7XAx8LWJo


    おわり

    294 :

    完璧かよ…乙

    295 = 250 :

    グロロ…

    296 :


    結局衣装はどっちに寄せたんだろう

    297 :

    どっちにも寄せないからアスタリスクだよ
    みくが青いのでりーながピンクの着てたよ

    298 :

    アイドルに温い正義超人の試合じゃなくてシルバーマンの試合見せてみたいわ

    299 :

    キャベツ畑やコウノトリを信じてるような少女に無修正のポルノを見せつけることで下卑た快感を得たいんですね、わかります

    300 :

    武内Pときらりが結婚したら子供は将来トップモデルとかになるんだろうな


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