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    元スレ武内P「アイドル達に慕われて困っている?」

    SS+覧 / PC版 /
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    51 :

    今掲示板内のスレッド数が9,700件を超えてるけど
    下手したらスレッド件数が10,000を超えたらこれ以上スレを立てられない状態になるかもしれない

    少し怖い

    52 :

    次はここだな?
    アーニャの煽りスキルの高さに笑ったよ。相変わらずと言っていいのか、とにかく毎度すごく面白い。

    …それだけに凄く刹那的なのが心配になる。まさか余命僅かとか言わんよね

    53 :

    クローネの子たちもよく出るけど
    唯はあまり出てないぽいので
    がっつりからんだ話が見てみたいです

    54 :

    短編とはいえ短編なだけにすごい量になってきてるな
    個人的には茜ちゃんのタックル対策にぴょんぴょんするやつが一番好き
    やればいいんでしょやればのしぶりんの迫真のキレ顔がBGM付きで目に浮かぶ様だった

    55 :

    アレがめちゃくちゃ面白かったのはわかる
    下品宣言しないのは信頼されてるのか…うれしいやら悲しいやら

    56 :

    >>53
    書きます


    武内P「待ち合わせ、ですか」

    57 = 56 :

    美嘉「そっ★ 午後はオフだし、遊びに行くんだ★」

    武内P「成る程。楽しんで、来てください」

    美嘉「モチ!★ やっぱり、カリスマJKアイドルとしては――」


    「どーんっ!」

    ぎゅっ!

    武内P「っ!? 貴女は……お、大槻さん!?」

    「おおっ! シンデレラプロジェクトのプロデューサーちゃんじゃん!」

    武内P「わからずに……飛びついたのですか?」

    「へへへ、美嘉ちゃんが楽しそうに話してる人だから、大丈夫かなって!」


    美嘉「……」

    美嘉「大丈夫じゃないよ!?」

    58 = 56 :

    「美嘉ちゃん? どしたの?」

    ぎゅっ!

    武内P「あ、あの……大槻さん、離れていただけますか……!?」

    「あれ~? もしかして、プロデューサーちゃん照れてるの~?」

    ぎゅうっ!

    武内P「そ、そうではなく!」

    武内P「た……助けてください城ヶ崎さん!」


    美嘉「」


    武内P「城ヶ崎さん!?」

    59 = 56 :

    「あれ? おーい、美嘉ちゃーん?」

    武内P「城ヶ崎さん! しっかりしてください、城ヶ崎さん!」


    美嘉「……」

    美嘉「――★」

    美嘉「っ!? 一体、何が……!?」


    「ねね、プロデューサーちゃんも一緒に行くの?」

    ぎゅっ!

    武内P「いっ、いけません大槻さん!」

    「え~っ!? やっぱり、午後もお仕事?」

    ぎゅうっ!

    武内P「そうではなく……!?」


    美嘉「」


    武内P「城ヶ崎さ――んっ!?」

    60 = 56 :

      ・  ・  ・

    美嘉「……」

    美嘉「――★」

    美嘉「っ!? アタシ、どうして……っていうか、ここって……」


    「あっ、気がついた」

    武内P「あの……城ヶ崎さん、大丈夫ですか?」

    美嘉「……ねえ、どうしてシンデレラプロジェクトのルームに居るの?」

    「覚えてないの?」


    「助けてみりあちゃ~ん……って走って来たんだよ?」


    美嘉「……マジ?」

    「マジマジ! チョーマジだよ!」

    美嘉「……マジ?」

    武内P「……はい」

    61 = 56 :

    武内P「赤城さんは、今日は休みなのでいらっしゃいませんでしたが……」


    「ねえ……何かあったの?」

    美嘉「……ま、まあ……あった、かな」

    「ゆいで良ければ、話してみてよ!」

    美嘉「えっ?」

    「美嘉ちゃんのあんな姿、初めて見たし!」

    美嘉「えっと、ここで?」

    「うんっ! 良いよね、プロデューサーちゃん?」

    武内P「はい、勿論です」

    武内P「城ヶ崎さん。一体、何があったのですか?」


    美嘉「……」

    美嘉「……!?」

    62 = 56 :

    美嘉「え、っと……マジでここで話すの?」


    「早めに原因がわかんないと、困っちゃうかもだよ!」

    武内P「はい。大槻さんの、言う通りだと思います」

    「おーっ! 話がわかるね、プロデューサーちゃんっ☆」

    ぎゅっ!

    武内P「おっ、大槻さん!? ですから、離れてください!」

    「え~っ? こんなの、軽いスキンシップだよ~!」ケラケラ!

    ぎゅううっ!

    武内P「や、やめ……彼女を止めてください、城ヶ崎さん!」


    美嘉「」


    武内P「城ヶ崎さん!? 城ヶ崎さ――んっ!?」

    63 = 56 :

    美嘉「」

    「美嘉ちゃん! おーい、しっかりしてよ!」

    ゆさゆさっ!

    美嘉「――はっ!?」

    「良かった、気がついた!」

    美嘉「アタシ……また、意識が飛んでた?」


    「っていうか……白目むいてたよ?」


    美嘉「……マジ?」

    「マジマジ」

    美嘉「……見た?」

    武内P「……申し訳、ありません」

    64 = 56 :

    「でも……何が原因なんだろ? わかる~?」

    武内P「いえ……私には、見当がつきません」

    美嘉「ね、ねえっ! とりあえずさ!」

    武内P・「……?」


    美嘉「唯は、ソイツにくっつくのやめときな? ねっ?」

    美嘉「アイドルとプロデューサーだし、問題になったら困るっしょ?」

    美嘉「ホラ! アンタもそう思うでしょ!?」


    武内P「は、はい。私も、そう思いま――」


    「え~っ? 腕組む位なら大丈夫じゃない?」

    「それにホラ、照れてるプロデューサーちゃんカワイクない?☆」


    武内P「お、大槻さ――」


    美嘉「あっ! それマジチョーわかる★」


    武内P「!?」

    65 = 56 :

    「でしょでしょー! ヤッパ、美嘉ちゃん話わかるー!☆」

    美嘉「トーゼン★ アタシ、カリスマJKアイドルだしっ★」

    「いぇーい☆ テンションアゲアゲー☆」

    美嘉「イエーイ★」

    パンッ!


    武内P「……あ……あの」


    美嘉「あっ」

    「美嘉ちゃん? ホラ、アゲアゲー☆」

    美嘉「あっ、うん……あ、あげ……あげ」


    武内P「……」


    美嘉「……」

    「?」

    66 = 56 :

    「美嘉ちゃん……やっぱり、元気なくない?」

    美嘉「そっ、そんなコトないよ!? いっ、イエーイ☆」

    「……やっぱり元気ないよ! ☆になってる!」

    美嘉「そ、それは……!?」


    美嘉「……とっ、とにかくさ! もう行かない!?」

    美嘉「唯、見たいショップがあるって言ってたし!」

    美嘉「それに、コイツも仕事があるだろうし!」


    「ゆい、美嘉ちゃんの方が心配だよ!」

    「プロデューサーちゃんも、そうだよね!?」


    武内P「えっ!? あっ、その……はい」


    美嘉「……」


    「……?」

    67 = 56 :

    「プロデューサーちゃんは、美嘉ちゃんが心配じゃないの?」

    武内P「いっ、いえ! そんな事は、決して!」

    「だったら、一緒にテンションアゲるの手伝って! ねっ、お願い!」

    武内P「その……私に出来る事でしたら、はい」

    「キャハ~ッ! アリガトっ、プロデューサーちゃんっ♪」

    ぎゅっ!

    武内P「っ!? で、ですから……その、いけません!」

    「おっ? おっ? ゆいの魅力にメロメロ~? んふっ、うりうり~!」

    ぎゅうっ!

    武内P「で、ですから――」


    美嘉「」


    武内P「……城ヶ崎さ――んっ!?」

    68 = 56 :

    美嘉「」

    「美嘉ちゃん!? おーい! ハロー!?」

    ゆさゆさっ!

    美嘉「――はっ!?」

    「あの……美嘉ちゃん、もしかして」

    美嘉「なっ、何?」


    「美嘉ちゃんも、プロデューサーちゃんとスキンシップしたいの?」


    美嘉「……マジ?」

    「へっ? 何が?」

    美嘉「……マジ!?」

    武内P「わ……私に聞かないでください……!」

    69 = 56 :

    「ゆいがくっついたら変な感じなるから、そうなのかなー、って」

    美嘉「待って! ちょっと待って、唯!」

    武内P「……申し訳、ありません」

    美嘉・「……?」


    武内P「私は、プロデューサーです」

    武内P「そして、貴女達は、アイドルなのです」

    武内P「過度なスキンシップは、問題になる可能性が非常に高いです」


    美嘉「う、うん。アタシも、そう思――」


    「え~っ? 考え過ぎだよ~! 腕組む位フツーフツー!」

    「それに、ここなら誰にも見られないから大丈夫だよ~!」

    「だからさ、問題になるなら、三人のヒ・ミ・ツって事でヨロ~☆」


    武内P「お、大槻さ――」


    美嘉「うーっわ!★ 唯、それってチョー良いアイディアじゃん!★」


    武内P「――城ヶ崎さん!?」

    70 = 56 :

    「アハッ! 良いねっ、テンションアゲてきたね~☆」

    美嘉「ヒミツってさ、小悪魔ってカンジでチョーイケイケだよね★」

    「オトナってカンジだよね! オトナの階段もアゲアゲしちゃう?」

    美嘉「ヤバーイ!★ 唯、その言い方エーローイー★」

    「いや~ん! でもでも、だ・け・ど? 美嘉ちゃんも階段をー?」

    美嘉「モチ、アゲアゲっしょ★ だってアタシ、カリスマだし★」

    美嘉・「イエーイ♪」

    パンッ!


    武内P「……」


    美嘉「あっ」


    武内P「……」


    美嘉「違うの! 待って! ちょっ、話聞いて!?」

    「……?」

    71 :

    美嘉「なんか……なんか、テンションあがっちゃうの!」

    武内P「そ、そう……なのです、ね」

    美嘉「そうなの! 二人だと、その……エスカレートしちゃうの!」

    武内P「は……はい」

    美嘉「だから、その――」


    「いえーいっ☆ こうやって、もっとアゲアゲでいこっ♪」

    ぎゅっ!

    武内P「っ!? あっ、あの――」


    美嘉「オッケー★ アタシと唯で、サービスしちゃおっか★」

    ぎゅっ!

    武内P「――えっ!?」


    「いや~ん! サービスとか、ドキドキしちゃうよ~☆」

    美嘉「別にエロいサービスじゃないってー! あっ、期待した?★」

    ぎゅうっ!

    武内P「……!?……!?」

    72 = 71 :

    「ねぇねぇ、ゆいと美嘉ちゃんに挟まれてどう? どう?」

    ぎゅっ!

    武内P「あ、あの……本当に、離れてください!」

    美嘉「とか言って、ホントは嬉しいくせに★ 照れんな照れんなー★」…ツーッ

    ぎゅっ!

    武内P「じょ、城ヶ崎さん! 落ち着いて――」


    美嘉「えーっ? イケイケで、楽しもうよっ★」…ポタッ

    ぎゅうっ!


    武内P「――鼻血……?」


    「ゆい達が揃ったら、マジサイキョー! ってカンジだよね、いぇい☆」

    美嘉「イ゙エ゙ーイ゙ッ゙! っぶふっ、テンショ……あ、ぶふうっ!」ポタッ…ポタッ…!

    ぎゅううっ!


    武内P「待ってください!」

    武内P「体が! 城ヶ崎さんの体が、ついていけていません!」

    73 = 71 :

    「体ごとついて来いってこと? え~? どういうイミ~?」

    美嘉「ぁぅぶっふっ……お、え、エ゙ーロ゙ーイ゙ー★゙」ポタッポタッポタッ…!

    ぎゅうっ!


    武内P「カリスマまで濁っていますよ!?」

    武内P「お願いします! どうか、離れてください!」


    「プロデューサーちゃん、照れなくてもいいじゃ~ん☆ うりうり~!」

    美嘉「照れ……お……あぁ……顔……赤ーい」ポタッポタッポタッポタッ…!

    ぎゅうっ!


    武内P「城ヶ崎さん、真っ赤なのは貴女です!」

    武内P「真紅に染まっています、城ヶ崎さん!」


    美嘉「……や……ばーい」ポタッポタッ…ポロッ★…ポタッポタッ…!


    武内P「っ……!?」

    74 = 71 :

    「えっへへー☆」

    美嘉「おっぶふぅ」ポタポタポタポタッ…!

    ぎゅううっ!


    武内P「お願いします! 誰か! 誰か、助けてください!」

    武内P「このままでは、城ヶ崎さんが!」

    武内P「お願いします! 誰か――」


    ガチャッ!


    武内P「――!」

    美嘉「……?」ポタポタポタポタポタポタッ!

    「……あっ」


    「……ねえ、この状況は何なの?」


    武内P「――渋谷さん!」

    76 = 71 :

    武内P「お願いします! 助けてください!」

    武内P「城ヶ崎さんは、もう限界です!」

    美嘉「げんか……うー?」ポタポタポタポタポタッ!


    「……私、ずっと待ってたんだけど」


    武内P「……渋谷さん?」

    「ゴッメーン! テンションアゲすぎて、忘れちゃってた!」

    武内P「……大槻さん?」

    「ほら、ゆいと美嘉ちゃんは仲良いでしょ?」

    「それで、凛ちゃんも同じクローネで、美嘉ちゃんと仲良いらしいからさ」

    武内P「まさか……あの……!?」


    「三人で、遊ぶ約束だったんだよねー」タハー!


    武内P「……!?」


    「……」

    77 :

    あ、名前でもあだ名でも呼んでもらえない人だ

    78 = 71 :

    武内P「ま、待ち合わせは……三人、だったのですね」

    「うんっ! ね、凛ちゃん!」


    「うん」

    「……それで? この状況は、何なの?」

    「説明して」


    武内P「そ、それは――」


    「美嘉ちゃんと、プロデューサーちゃんの三人で遊んでたんだ☆」

    「いい反応するから、楽しくってさ~! ホントウケるの!」


    「へえ、そうなんだ」


    武内P「……!?」

    79 = 71 :

    武内P「し、渋谷さん! 誤解です!」

    「えー? チョー楽しかったよ! ねっ、美嘉ちゃん♪」

    美嘉「……ぁー」…ポタッ

    ぎゅっ!


    「アンタ、私のプロデューサーでしょ?」


    武内P「は、はい!」


    「うん、そうだよね」

    「……」

    「ふざけ――」


    「あっ、凛ちゃんも、プロデューサーちゃんをギューってしちゃう?」


    「な――……あ……」

    「……」

    「えっ?」

    80 = 71 :

    「今の、チョーナイスアイディアじゃない? ねっ? ねっ?」

    「ちょっ……ちょっと待って! どうしてそうなるの!?」

    「えっ? プロデューサーちゃんをからかうの、楽しいから?」

    「楽しいからって……!?」

    「腕組んだだけで照れて、カワイイんだよー☆ ねー、やろうよー!」

    「だけど……待って! その、無理! 無理だから!」


    「へっ? 何で?」


    「何で!?」

    「何でって……ぷ、プロデューサー! 何で!?」


    武内P「あ、アイドルと、プロデューサーだからです!」


    「……だから!」


    「……んー?」

    美嘉「」

    81 = 71 :

    「これくらいなら、良いと思うけどなー?」

    武内P「しっ……シンデレラプロジェクトでは!」

    武内P「プロデューサーとのスキンシップは、その……!」

    「! そ、そう! あんまり、良くないかなって!」

    「だから、恥ずか……出来ないから!」

    「……」

    武内P・凛「……!」


    「それなら、仕方ないかなぁ」

    …パッ!


    武内P「……わかって……いただけましたか……!」

    「凛ちゃんも一緒に出来ないなら、仲間はずれになっちゃうもんね!」

    「そ、そうだね! ごめんね、気を遣わせちゃって!」

    「ううん! 皆でアゲアゲじゃないと、楽しくないしね!」

    美嘉「」

    82 = 71 :

      ・  ・  ・

    ちひろ「……それは……大変でしたね」

    武内P「……はい」

    ちひろ「唯ちゃんは……クローネ唯一のパッションですもんね」

    武内P「はい……とても強い、輝きを放っている方だと、そう、思います」

    ちひろ「フレデリカちゃんも、唯一のキュートですしねぇ」

    武内P「……彼女も、かなりの個性を持っていますね」

    ちひろ「周囲がクールだらけでも埋もれない、とても強い輝き……ですよね」

    武内P「……はい」

    武内P「専務が彼女達を選んだ理由は、まさにそれかと」

    武内P「なので、こういう事態にならないよう……気をつけて、いたのですが」

    ちひろ「……」


    武内P「鉢合わせ、でした」



    おわり

    83 :


    Pa弾けてるわ

    84 :

    凛がいたってノーマルな反応で別人かと
    俺も脱糞Pに毒されてきたようだ…

    85 :

    お姉ちゃん最初いい雰囲気だったのにバグっちゃった…

    86 = 83 :

    カリスマだからバグることもある(カリスマってなんだよ)

    87 = 77 :

    肝心な所でヘタれるしぶりん

    88 :

    これは素行調査案件ですね

    89 :

    お姉ちゃんに普通の幸せが訪れますようにと祈らずにはいられない

    90 = 71 :

    書きます


    武内P「卯月さんは、とても頑張られています」

    91 = 71 :

    武内P「歌やダンス、レッスンにも真剣に取り組んでいます」

    武内P「その姿は、他のメンバーの方達にも良い影響を与えています」

    武内P「卯月さんの、一番魅力的な所、ですか?」

    武内P「笑顔です」

    武内P「……申し訳、ありません」

    武内P「やはり、卯月さんの一番の魅力は、笑顔だと思いますので」


    卯月・凛・美嘉「……!?」

    卯月・凛・美嘉「……!!?」

    92 = 71 :

    武内P「はい……はい……ええ、勿論です」

    武内P「卯月さんに? はい、わかりました」


    武内P「――島村さん」


    卯月「……」


    武内P「あの……島村さん?」

    武内P「お母様が、話したいことがあるので代わって欲しいと……」


    卯月「……」


    武内P「あの……島村さん?」


    卯月「っ!? はっ、はい! はいっ、島村卯月です!」

    美嘉・凛「……」


    武内P「……?」

    93 = 71 :

    武内P「どうか……されましたか?」

    卯月「いっ、いえ! 何でも! 何でもありません!」

    武内P「……?」

    卯月「あ、あははは……!」


    卯月「も、もしもしママ? 話って何?」


    武内P「……島村さんは……具合でも悪いのでしょうか……?」


    美嘉・凛「……」


    卯月「……えっ?」

    卯月「ねっ、ねえ……それ、本当? 本当なの、ママ?」

    卯月「――うんっ! うん! うんっ!」

    卯月「ありがとう、ママ! ママ、だ~い好き!」


    武内P「本当に……仲が良いのですね」


    美嘉・凛「……」

    94 = 71 :

      ・  ・  ・

    美嘉・凛「録音!?」

    卯月「えへへっ……はいっ♪」

    美嘉「録音って……さっきの通話を――」

    「卯月さん、って言ってたのを……?」

    卯月「そうなんです!」


    卯月「ママが、何度も聞けたら喜ぶかも、って思ったみたいで!」

    卯月「そうしたら、卯月さんって……卯月さん……あうぅ……///」


    美嘉・凛「……」

    95 = 71 :

    美嘉「そっか……アイツ、親との会話だと名前で呼ぶんだ」

    卯月「みたいですね! 卯月さんって……うふふっ!」

    「そうみたいだね。うん、親子だから同じ名字だし」

    卯月「はいっ♪ 卯月さん……えへへ~///」

    美嘉「つまりさ、アイツと親に話をさせる事が出来たら?」

    卯月「名前で呼んでる所が聞けるみたいですっ♪」

    「名前で読んでる所が聞けるみたいだね」

    卯月「?……あれ? ふ、二人共……?」

    美嘉「……凛、アタシ、良いコト思いついちゃった★」

    卯月「美嘉ちゃん? あのっ、美嘉ちゃん!?」

    「奇遇だね。私も、多分同じ事考えてた」

    卯月「凛ちゃん? ね、ねえ……二人共!?」

    96 = 71 :

    美嘉「面と向かってじゃ、あんまり言ってくれないようなコトとか★」

    「親との会話なら、ああやって言ってくれるみたいだし」


    卯月「うぅ……二人共、無視するなんてひどいですよ~!」

    卯月「――あっ! そうだ! こういう時こそ……」


    美嘉「……ヤバくない? ねえ、凛! マジでチョーヤバくない!?★」

    「まあ、悪くないかな……というか、良い……凄く良いと思う……!」


    卯月「……はい、はい……う、卯月さん……///」

    卯月「はいっ/// 笑顔……卯月さんの一番魅力……えが、えへへ~///」

    卯月「……もう一回……! もう一回、最初から……!」フンス!


    美嘉・凛「……」

    美嘉・凛「……!」グッ…!


    卯月「卯月さん……はいっ、卯月さん、頑張ります///」

    97 = 71 :

      ・  ・  ・

    武内P「城ヶ崎さんの、お母様が私に?」

    美嘉「そっ★ なんか、聞きたいコトがあるんだってさ★」

    武内P「私に、ですか?」

    美嘉「さぁー?★ アタシも、ちょっとわかんないかなー?★」

    武内P「わかりました、ありがとうございます」

    美嘉「それじゃ、はい★」

    武内P「すみません、お電話、お借りします」


    武内P「――お待たせしました」


    美嘉「……キタ……キタよコレ……!?」

    「録音は?」

    美嘉「モチ★ バッチリ頼んである★」

    美嘉・凛「……!」ワクワク

    98 :

    これはあれですわ姉妹なのが裏目に出るやつですわ

    99 = 71 :

    武内P「はい……はい、その通りだと思います」

    武内P「そうですね……私には、とても輝いて見えます」


    美嘉「凛――っ!/// 聞いた――っ!?///」

    「落ち着いて、美嘉。アレくらいなら、普段でも言うでしょ」

    美嘉「担当じゃないから! 担当違うから! チガウヨー! タントウチガウヨー!」

    「……ああ、担当じゃないから、普段言われてないもんね」

    美嘉「うんっ……!/// うんっ……!///」


    武内P「そうですね……お母様としては、少し過激だと思う所もあるでしょう」

    武内P「しかし、私は、本人が望んだ……らしさ、というものも、大切だと思っています」

    武内P「私の目から見て?……はい、当然、とても魅力的なアイドルです」


    美嘉「凛――っ!/// 助けて凛――っ!///」ワタワタ!

    「しっ! 大声を出すと、録音に入るよ?」

    美嘉「……!///」コクコク

    100 = 71 :

    武内P「これからも、ずっと見続けていきたいと、そう、思います」


    美嘉「はぶっ……ふ!?★」


    武内P「シンデレラプロジェクトの、大事なメンバーの――」


    美嘉・凛「……ん?」


    武内P「――莉嘉さんを」


    美嘉「……凛?」

    「……何?」

    美嘉「アタシって……シンデレラプロジェクト、だよね?」

    「待って! 美嘉、待って!」

    美嘉「あっ、カブトムシ! シール……シールシール!」

    「美嘉!? 姉として、莉嘉へのイメージがそれだけで良いの!?」


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