元スレ武内P「『次はお前だ』」
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101 = 93 :
夏樹「誰が真っ赤だって?///」モジモジッ
武内P「いえ……あの」
夏樹「見てみろよ/// 全然平然としてるぜ///」モジモジッ
夏樹「さすがに、手を繋いだだけで照れるわけないだろ///」モジモジモジモジッ
李衣菜「な――つき――~~ちっ!?」
みく「あっ、駄目にゃ!/// 見てるこっちが照れるにゃ!///」
夏樹「おいおい、だらしないぜみく///」ソワソワッ
夏樹「そんなんじゃ、この先困る事も出てくるぞ///」ソワソワソワソワッ
…ちょんっ
武内P「あ……あの」
李衣菜「もうやめて――っ! やめてよ、なつき――~~ちっ!」
みく「手を繋ぐのが恥ずかしいのか、指でつまむだけになったにゃああ!///」
菜々「……」
102 = 93 :
武内P「……」
夏樹「――と、まあ……」ソワソワッ
…パッ!
夏樹「……こんな所かな」
李衣菜「どんな所!? 全然わかんないよ、なつきち!」
夏樹「? アタシと菜々、どっちがこの人と仲が良いか、って話だろ?」
李衣菜「そうだったけど、また違う話が出てきたよ!」
夏樹「おいおい……最後まで貫くのがロック、だろ」
李衣菜「ロックって言うか、ショックだよ!」
夏樹「ははーん? 妬いてるのか、だりー?」
みく「……夏樹チャンの、意外な一面を見たにゃ」
菜々「……」
103 = 93 :
みく「ナナチャン! あれなら、楽勝だよ!」
菜々「えっ!?」
みく「どうしたの、ボーッとして?」
菜々「いっ、いえ! 別に、ボーッとなんてしてませんよ!?」
みく「ナナちゃん! こっちも、ボディタッチで対抗にゃ!」
菜々「対抗!? ど、どうやって!?」
みく「? 腕でも組めば良いんじゃない?」
菜々「腕を組む!? 前でですか!? 後ろでですか!?」
みく「へっ? そうじゃなく、普通に……」
みく「――いや、待つにゃ」
みく「前! 前で、おしとやか~な感じで!」
一同「……?」
104 = 93 :
菜々「え、えっと……こう、でしょうか?」
みく「そう! それで……Pチャン!」
武内P「えっ!?」
みく「ナナチャンの後ろに立って! 早く!」
武内P「はっ、はい!」
みく「そう! それで、ナナチャンの肩に両手を置いて!」
武内P「こう……でしょうか」
…そっ
菜々「えっ、っと……これは……?」
みく「どうにゃ! この、二人の姿を見てどう思う!?」
李衣菜・夏樹「……できてるっぽい……!」
武内P・菜々「!?」
105 = 93 :
みく「――そのまま! 二人共、そのまま動かないで!」
武内P・菜々「っ!?」ビクッ!
みく「笑って笑って~……はい、チーズ!」
菜々「キャハッ☆」ニコッ!
武内P「……」ニゴォッ
ピピッ、カシャッ!
みく「……あー……Pチャンは笑顔をせず、もう一枚お願いしまーす」
みく「ナナチャンは、穏やかに笑って~……はい、チーズ!」
菜々「……」ニコリ
武内P「……」
ピピッ、カシャッ!
みく「……くう~っ! カンッペキ! 完璧な写真にゃ!」
李衣菜・夏樹「……確かに……!」
106 :
蒼の「私は!?」
107 = 93 :
李衣菜「なんで……!? 私と同い年な筈なのに……!?」
菜々「あっ、いえあのっ……!?」
みく「しっくりくるでしょー!? これが、仲が良い事の証明だよ!」
菜々「そのしっくり感は、ちょっと違うやつと言うか、あのですね……!?」
みく「結論! 夏樹チャンより、菜々チャンの方がPチャンと仲良しにゃ!」
菜々「こっ、構図! 構図が良いからですよ! ねっ!?」
武内P「えっ!?」
菜々「ジェネレーションじゃなく、シチュエーションです!」
菜々「だから、皆も同じポーズで写真を撮ってみましょう! ねっ!?」
菜々「ねっ!?」
みく・李衣菜・夏樹「は……はあ」
108 = 93 :
菜々「そもそもですね!?」
菜々「どうして、ナナとなつきちさん、どっちの方が仲が良いかなんて話に!?」
みく・李衣菜「へっ?」
夏樹「あぁ、そういえば聞いてなかったな」
みく・李衣菜「どうして、って……あれ?」
武内P「次に撮られる方は、誰でしょうか?」
みく「えっ?」
李衣菜「あっ、じゃあ……なつきちで」
夏樹「アタシか?……まあ、構わないけどさ」
菜々「……」
109 = 93 :
・ ・ ・
みく「全員、撮ってみた……けど」
李衣菜「うーん……やっぱり、菜々ちゃんがしっくりくるね」
夏樹「なあ、なんかアタシの顔だけ夕日が当たってないか?」
菜々「きっ、気のせいですよ! 色々と!」
武内P「では……皆さん。そろそろ――」
みく・李衣菜「あっ」
武内P「――仕事……に」
みく・李衣菜「思い出した!」
武内P「っ!?」
夏樹「思い出したって……」
菜々「……何をですかね?」
110 = 93 :
みく「Pチャン!」
李衣菜「プロデューサー!」
みく「ネコミミと!」
李衣菜「ロックの!」
みく・李衣菜「どっちが好きなの!?」
夏樹「それが……アタシ達と、どう関係あるんだよ」
武内P「頑張って、話を逸らし誤魔化していたら……はい」
菜々「丁度ナナ達が来て、動物成分とロックの対決に……なったんですね」
武内P「申し訳、ありません……それしか、方法が」
みく・李衣菜「どっち!?」
武内P・夏樹・菜々「……」
111 = 93 :
みく「! そうだ! さっき撮った写真!」
李衣菜「私とみくちゃんのを比べてみれば!」
みく・李衣菜「どっちの方が好きかわかるかも!」
みく・李衣菜「……」
みく・李衣菜「何この写真!?」
みく「李衣菜ちゃん、デレデレしすぎにゃ! 微塵もロックを感じないよ!」
李衣菜「みくちゃん、ネコミミ外してるじゃん! 前川さんだよ、これじゃ!」
みく・李衣菜「はあっ!?」
武内P・夏樹・菜々「……」
112 = 93 :
みく「ネコミミは常に付けてるわけじゃないもん!」
李衣菜「そうだけど! これじゃ、参考にならないよ!」
みく「ムッカーッ! それを言うなら、李衣菜ちゃんだって!」
李衣菜「しょうがないでしょ!? だって、手が肩に乗ったんだよ!?」
みく「わかるけど! Pチャンの手、大きくてドキッとしたけど!」
李衣菜「だよね!? みくちゃんも、ドキッとしたよね!?」
みく「こう、肩に後から手が乗せられた時の感触が、こう……」
李衣菜「わかるわかる! こっそり後ろに体重をかけて……」
みく「したした! やっぱり、李衣菜ちゃんもした!?」
李衣菜「するに決まってるって! 誰だってするよ!」
夏樹・菜々「……うんうん」コクコク
武内P「……」
113 = 93 :
みく「まあ、その……Pチャンの事は、頼りにしてるし」
李衣菜「そんなの……私だって、そうだよ」
みく「あっ、でも……みくの方が頼っちゃってるかも」
李衣菜「そう? 私も、かなり頼っちゃってると思うな」
みく・李衣菜「……」
みく・李衣菜「いやいやいやいや」
みく「ストライキの件もあるし? Pチャンを大分頼っちゃってるにゃ~」
李衣菜「何がロックかの答えを見つらたのは、プロデューサーのおかげかな~」
みく・李衣菜「……」
みく・李衣菜「いやいやいやいや!」
武内P「あ、あの……お二人とも……?」
夏樹「なんだか、話が……」
菜々「変な方向にいってませんか……?」
114 = 93 :
誤)>李衣菜「何がロックかの答えを見つらたのは、プロデューサーのおかげかな~」
正)>李衣菜「何がロックかの答えを見つけられたのは、プロデューサーのおかげかな~」
で
115 :
みく「李衣菜ちゃん、この写真を見るにゃ」
みく「この、みくの安心しきった顔!」
李衣菜「みくちゃんこそ、この写真を見なって」
李衣菜「この、私の穏やかな顔!」
みく「よく見て! ほら、なんか『♡』が見える気がしない!?」
李衣菜「そんなの私もだよ! 『♡』が一つ、二つ……そっちより多く見える!」
みく「にゃあ~っ!? 李衣菜ちゃんの方が、Pチャンを好きって言いたいの!?」
李衣菜「じゃあ、みくちゃんの方がプロデューサーを好きだとでも!?」
みく・李衣菜「う~っ……!」
みく・李衣菜「解散!」
武内P「……!」ホッ!
夏樹・菜々「……」
116 = 115 :
武内P「それでは……皆さん、仕事に――」
夏樹「写真だけで判断するなら……みく、だな」
李衣菜「なつきち!?」
菜々「いえいえ、この写真を見る限りでは……李衣菜ちゃん、ですね」
みく「ナナチャン!?」
夏樹「いや、だってこれ……メスの顔って感じだぞ?」
菜々「これが、リアルJK……17歳の乙女の顔ですよ」
みく・李衣菜「~~っ!?」
みく「みくの方が――」
李衣菜「私の方が――」
みく・李衣菜「好きだもんっ!」
武内P「っ……!?」
みく・李衣菜「……」
みく・李衣菜「あれっ!?」
おわり
117 :
おつ
ニヨニヨした
118 :
あれ?だりーなって、プロデューサーさん呼びじゃなかったっけ?
119 :
なつきちかわいい
120 :
蒼い人「ふーん」
121 :
蒼い人なら「ふぅぅううううんっ!」ジタバタではないだろうか
122 :
そのネタ毎回同じやつが書き込みしてんの?
つまらないんだけど
123 :
ふと思ったんだが恥部やりーんとか下股うづくみたいなパロディオナホみたいなのは法務部が対応してんのかな?
武内Pやちっひが対応してるとこ見てみたい気もするが
124 = 119 :
新田さんが同席します
125 :
今日丑の日か
みくは、ウナギ大丈夫なのか?
126 :
アイドルにご褒美として手料理を要求されるPをください!
あ、もちろんみくにゃんには魚料理を中心に
127 = 115 :
「「ケンカ?」」
正直に言いなさい、って言われたから、本当の事を言ったのに。
早苗さんも、瑞樹さんも、信じられないという顔でこっちを見てる。
一度顔を見合わせたと思ったら、また、私に視線を向ける。
缶コーヒーの縁を指でなぞりながら、同じことを言う。
「はい。彼と……些細なことで、ケンカを」
普段は、ほとんどそういう事は無いのだけど。
……でも、やっぱり駄目ね。
一緒に生活するとなると、それにあたって、考え方の違いが出てくる。
今回のケンカの原因も、それ。
「二人がケンカ……って」
「……想像出来ないわ」
これでも、ちょっとした事での言い合いはするんですよ?
どれも、小さな事で……すぐ、仲直りしますけど。
だって、彼ったら、すぐに私を優先しようとするんですもの。
支え合っていくって、そういう事じゃないと思うんです。
「長引きそうなの?」
早苗さんが、横に座りながら、聞いてくる。
その表情は心配そうで、それが、ちょっと心苦しい。
だって、きっとケンカの原因は、人から見たら大した事じゃないんですもの。
言ったら、そんな事でケンカしたらタイホ、って怒られちゃうかも。
「どうでしょう……わかりません」
これに関しては、お互い譲るつもりがないんです。
だから、余計に話がこじれちゃって。
お仕事中、顔や態度に出さないように気を遣っていたつもり。
でも、この二人には、バレちゃうのね。
「良ければ、話してみない?」
瑞樹さんが、早苗さんとは反対側に座りながら、聞いてくる。
その表情は優しげで、それが、ちょっと嬉しい。
だって、こんな風に気兼ねなく接してくれる人は、とっても少ないから。
そんな、素敵なお友達が居る事は、とても幸せだと、そう、思う。
「……居酒屋で?」
なんて言ったら、
「「んっ!」」
と、両側から、肩で小突かれた。
「……ふふっ!」
そのせいで……ううん、おかげで、笑みがこぼれた。
128 = 115 :
・ ・ ・
「これなんか、どうですか?」
「いえ、二つに分けましょう」
当然、受け入れられると思った提案が、却下された。
彼の発言に驚いて、カタログに向けていた顔を上げる。
向けた視線の先には、平然とした、彼の顔がある。
自分の発言が、当り前の事だと思っている時の表情で。
「? どうか、されましたか?」
キョトンと、こっちを見ている。
私の指は、まだ、二人が一緒に寝られる大きなサイズのベッドから、動いていない。
今は、どんな家具にしようかと、カフェで相談中。
とっても楽しい時間だったのに、どうして、そんな事を言うのかしら。
「そのお話、お受け出来ません」
絶対に、ベッドは一つです。
見てください、このベッド。
二人で寝ても十分に広いし、背の高い貴方も、ゆっくり出来ますよ。
シーツを替えるのがちょっと大変そうだけど……でも、それだけです。
「……」
彼は、困ったような顔をして、右手を首筋にやった。
そして、ビシッと人差し指をカタログに突き立ててる私の左手を取り、優しく持ち上げた。
そのまま、ツイッと横に滑らせて――トスリ。
隣のページの、シングルサイズだけど、大きめなベッドの位置に、置き換えた。
「……むー」
カタログに接した指先を支点に、左手をグリグリと動かして、抗議。
すると彼は、また、私の左手を包み込み、さっきと同じ様に移動させていく。
ふふっ! 寝具にシングルベッドは使いません……うふふっ!
トスリ。
指先が、さっきの場所のすぐ近く……シングルベッドの位置に、置かれた。
「……むーっ!」
今度は、指を動かさずに、目で抗議する。
子供っぽいとは思うけれど、少し、ほっぺたも膨らませて。
だって、こういう風にした方が、私の意見を聞いてくれるんですもの。
……下手に口を開いたら、説得されちゃうかもしれないでしょう?
「その……ですね」
彼は、ベッドを分ける理由を語りだした。
帰りが遅くなった時、先に眠っている貴女を起こしてしまうかも知れない。
眠る時は、一人の方がゆっくり眠れるだろう。
そうやって、色々と、ベッドを分けるメリットを言ってくる。
「一緒が、良いです」
お互いお仕事があるから、一緒に居られる時間が少ないんだもの。
寝る時くらい一緒で……目が覚めたら、すぐ近く、手の触れられる所に居て欲しいの。
129 = 115 :
・ ・ ・
「お兄さ――ん! 生! 大ジョッキで!」
「二つで! 飲まなきゃやってられないわ!」
早苗さんと瑞樹さんが、大声で注文する。
二人は、さっき来たばかりの唐揚げを自分のお皿に取り、
早苗さんはそのままで、瑞樹さんはレモンを絞って、パクリと一口で頬張った。
やっぱり熱かったのか、ちょっとだけ顔を歪めた後、
半分ほど残っていたジョッキの残りを盛大に飲み干し、
「「――ノロケか!」」
口を揃えて、言った。
私としては……そんなつもりは無かったんですけど。
だって、ベッドを分けようなんて言われたんですよ?
それが、どうしてノロケになるんですか、もうっ。
ちょっとムッとしちゃって、お猪口に残っていた日本酒をクイッと飲み干す。
「まあ、そうは言っても、重要な事よね」
「わかるわ。ノロケなのは、置いておいて」
二人が、うんうんと、頷いてる。
……てっきり、そんな事でケンカするなと言われると、思ってたんですけど。
もしかして……このまま、彼を説得するのを手伝ってくれるのかしら?
ふふっ! 強力な、協力者ね……うふふっ!
「ベッド、分けるべきよ」
「ええ、その方が良いわ」
えっ?
「えっ……と、待ってください」
もしかして、早苗さんも瑞樹さんも……彼の味方をするんですか?
「だって、ねえ? 帰りが遅くなった時、起こしちゃ悪いじゃないの」
私は、むしろ起こして欲しいです。
美容のために夜更かしは出来ないけれど、せめて、「おかえりなさい」は言いたい。
その位なら何の苦にもなりませんし、全く問題ありませんから。
「眠る時は、一人の方がよく眠れるもの。むしろ、寝室も分ける?」
寝室も分ける!?
瑞樹さんは、どうしてそんな怖い事を言うんですか!?
あぁ……ビックリしちゃった。
「だって……」
「……ねえ?」
目を見開いて、固まる私に、
「「ゆっくり、休んで欲しいじゃない?」」
二人は、笑いながら言った。
その言葉の意味を理解して、私は、ベッドを分ける事に決めた。
寝室を分けるのは、さすがに……寂しいから、嫌です。
130 :
・ ・ ・
「……」
カチャリ。
寝室のドアを開けて、ベッドに向かう。
今日は、彼は帰りが遅くなると、前から聞いていた。
だから、今日は先に寝ておくの。
「……」
ベッドに腰掛け、枕元に置かれた時計に手を伸ばす。
私は、明日の仕事は午後からだけど、彼はいつも通り、朝早くに起きる。
その時間に合わせて、アラームをセット。
彼ったら、食には関心があると言っておきながら、朝ご飯を抜いたりするんですもの。
「明日は、トーストにしようかしら」
ご飯とお味噌汁が続いたから、少し、気分を変えて。
冷蔵庫には、えっと……レタスを千切って、トマトもあったわね。
目玉焼きかスクランブルエッグかは……うん、明日聞いてから決めれば良いわ。
何にせよ、ちゃんと食べて、元気を出して貰わないと!
「……」
トースト、トースト……トースト……通すと。
トースト、食べる、通すと……トーストを食べるまで、通すと……思わないでくださいね?
……ふふっ! うふふっ!
ダジャレの仕込みも、バッチリ。
「……うん」
ボフリと、横になる。
ベッドのシーツは、白。
枕カバーは、青と緑で、どちらも淡い色合い。
これを決める時にも、彼は、私が顔を赤くするような事を言ったのよね。
「……ふふっ」
そんな、ちょっとした一幕を思い出しながら、布団に潜り込む。
イメージカラーという事で、私の枕カバーは、緑色。
だけど私は、青いカバーがかかっている枕に、顔を沈めた。
「……うふふっ!」
きっと彼は、帰って来て、仕方の無い人だと、右手を首筋にやるのだろう。
その姿を見られないのは残念だけど……でも、良いの。
早く寝た分、私の方が、寝起きはハッキリしてますから。
可愛らしい、寝ぼけた顔をゆっくり見られるんだから、ベッドを分けて正解だったわ。
「おやすみなさい」
彼のベッドは、私のもの。
私のベッドは、彼のもの。
ベッドを分ける事には同意したけど、一緒に寝たいとは、思ってるのよ?
だから、こうする事くらいは、許してくださいますよね。
ふふっ! 眠りにね、無理、は禁物……うふふっ!
おわり
131 :
甘ーーーい!
甘いよ楓さん、甘すぎるよ
132 :
こういうのを見るたびにしぶりんは敗北者なんやなあって痛感するわ
133 :
持ってるクマのぬいぐるみにPの名前付けて、聞かれちゃった小日向さんをください!
134 :
ここの楓さんつよぉい
135 :
何故かベッドに人がいるが結局一番怖い説を思い出した
136 :
これはラスボス・タカガキ
137 = 130 :
>>133
書きます
武内P「何も聞いていません」
138 = 130 :
美穂「ほっ、本当ですか!?」
武内P「はい、本当です」
美穂「本当に、本当に、本当ですか!?」
武内P「本当に、本当に、本当です」
美穂「……ふぅ~、良かったですぅ」
美穂「ぬいぐるみに、プロデューサーさんの名前をつけてるなんて……」
美穂「はぁ……聞かれて無くて、本当に良かったぁ~」ニコッ!
武内P「……」
139 = 130 :
武内P「それでは……私は、これで」
美穂「はいっ、お疲れ様でしたぁ~」
武内P「お疲れ様でした」
美穂「……」
美穂「本当は、聞いてましたよね?」
美穂「私が、この子に話しかけるの、聞いてましたよね?」
武内P「……」
武内P「……はい、すみません」
140 = 130 :
美穂「呼んでた名前に、聞き覚えもありますよね?」
武内P「……小日向さんの担当プロデューサーの名前、ですね」
美穂「ふええっ! やっぱり、全部聞かれちゃってたんですね!?」
武内P「……申し訳、ありません」
美穂「絶対! 絶対、誰にも言わないでくださいねっ!?」
武内P「はい、勿論です」
美穂「二人だけの、約束ですよっ!」
卯月「……二人だけの、約束?」
武内P「っ!? 島村さん!?」
美穂「うっ、卯月ちゃん!?」
141 = 130 :
美穂「いっ、いつからそこに……!?」
卯月「全部聞かれちゃってた……からだよ、美穂ちゃん」
卯月「それで……ええと」
卯月「二人だけの約束って、何ですか?」
美穂「なっ、何でも無い! 何でも無いですよね、ねっ!?」
武内P「え、ええ……はい」
卯月「えっ? えっ? あれあれっ?」
卯月「隠し事……ですか?」
武内P・美穂「……」
142 = 130 :
卯月「二人だけ、って……他の誰にも言わない、って事ですよね?」
武内P「……そ、そう……ですね」
卯月「美穂ちゃんとプロデューサーさんは、そういう約束をしたんだ?」
美穂「うっ……うん」
卯月「……えへへっ!」ニコッ!
美穂「……あ、あははっ!」ニコッ!
武内P「……」
卯月「そっ、そういうの! 良くないと思います!」
武内P・美穂「っ!?」
143 = 130 :
美穂「うっ、卯月ちゃん!?」
卯月「美穂ちゃん! そういう、内緒事って良くないよっ!?」
武内P「待ってください、島村さん!」
卯月「美穂ちゃんだけ、何か新しい事を始めるんですか!?」
美穂「えっ、えっ!? どうしてそう思うの!?」
卯月「だって! 未央ちゃんと、凛ちゃんの時もそうだったもん!」
武内P「っ!?」
卯月「それとも! 担当さんの事が好きだってバレたとかですか!?」
美穂「っ!?」
武内P「待ってください! 島村さん、止まってください!」
144 = 130 :
卯月「違うなら、何なんですか!?」
美穂「すっすすすす、すきすきすきききっ!?///」
武内P「し、島村さんも小日向さんも、落ち着いてください!」
卯月「それとも!」
卯月「ぬいぐるみに名前を付けて、おやすみのチューしてる事が!?」
卯月「服選びのセンスが無いからって、担当さんを買い物デートに誘おうか迷ってるとか!?」
卯月「――そういう事が、バレたんですか!?」
美穂「は――っ!?/// ほわぁ――っ!?///」
武内P「お願いです、島村さん! 追加情報は流さないでください!」
145 :
美穂かわいい
146 = 130 :
武内P「聞かなかった事に、出来なくなりますから!」
卯月「ねえ、どうなの美穂ちゃん!」
美穂「どっ、どうなのって、何が!?///」
卯月「何を内緒にするって、プロデューサーさんと約束したの!?」
美穂「え、えっと……ぬ、ぬいぐるみ……///」
卯月「っ!? 担当さんにあげたぬいぐるみに、カメラを仕込んでるのが!?」
美穂「そっ、そっちは大丈夫! 全然気づいてないよ!」
武内P「小日向さ――んっ!?」
147 = 130 :
卯月「そっ、そうだよね! プロデューサーさんも、気づいてないもん!」
武内P「えっ?」
美穂「あっ、この前話してたように、ぬいぐるみ渡したんだ?」
武内P「確かに、先日……小さなぬいぐるみをいただきましたが」
卯月「あっ」
武内P「……島村さん?」
卯月「――美穂ちゃん、帰りにどこか寄って帰ろうっ♪」ニコッ!
美穂「――うんっ! お仕事頑張ったし、甘い物が食べたいよね♪」ニコッ!
武内P「……良い、笑顔――では、ありませんよ!?」
武内P「笑い事ではないと、そう、思います!」
148 :
すみませんある意味とても笑えます
149 = 130 :
武内P「小日向さんは、担当を盗撮されているのですか!?」
美穂「そ、その……えっと、顔を合わせて見続けるのが、恥ずかしくて……///」
卯月「ふふっ! 美穂ちゃん、可愛いなぁ~!」
美穂「もっ、も~っ!/// からかわないで、卯月ちゃん!///」
武内P「ほんわか出来る話ではありませんよ!?」
美穂「それに……それを言うなら、卯月ちゃんだって!」
卯月「ああっ、お返し~!?/// 美穂ちゃんったら、もうっ!///」
卯月・美穂「……えへへっ♪」ニコニコッ
武内P「……!?」
150 = 132 :
畜むーすこ
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