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    元スレ武内P「『次はお前だ』」

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    1 :

    武内P「『三村かな子に気をつけろ』……?」

    武内P「覚えの無いメモ書きがデスクに入っていましたが……」

    武内P「……」

    武内P「疲れて、いるのかもしれませんね」

    武内P「このメモも、恐らく以前三村さんの体重管理をした時のものでしょう」

    武内P「……」

    武内P「……――さて、そろそろキャンディアイランドの皆さんを送り届ける時間ですね」

    SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1509609178

    2 :

    ダイエットの恨みでヤられたらたまったもんじゃない

    3 = 1 :

      ・  ・  ・

    かな子「智絵里ちゃんが遅れるなんて、珍しいですね~」

    武内P「先程連絡が取れ、今、こちらに向かっているそうです」

    「ふわ~ぁ、智絵里ちゃんも来てないし、今日はお休みで良いよね?」

    武内P「双葉さん、それは、その……困ります」

    「冗談だよ、冗~談」

    武内P「……」


    かな子「――そうだ!」

    パンッ!


    武内P「? 三村さん?」

    かな子「智絵里ちゃんを待ってる間、クッキーでもどうですか?」

    「おおっ、良いねぇかな子ちゃん。でも、杏は飴の方が嬉しかったかな~」

    武内P「三村さん、以前も申し上げましたが、間食は出来るだけ控えてください」


    かな子「おいしいから大丈夫ですよ~」

    4 = 1 :

    智絵里「はぁ……! はぁ……! お、遅れてすみません~!」


    武内P「! 緒方さん、おはようございます」

    かな子「おはよう、智絵里ちゃん」

    「おはよ~」


    智絵里「ふぅ……おはようございます。待たせちゃって、ごめんなさい」


    武内P「いえ、まだ時間には余裕がありますので」

    武内P「それと、今日の髪型はサイドテールなのですね。とても、よく似合っています」

    武内P「しかし、収録の際にはツインテールに戻しておいて頂けると――」


    智絵里「えっ? わ、私……髪型はいつもサイドテールですけど……?」


    武内P「……」

    武内P「えっ?」


    かな子「うふふ、クッキーおいしいですぅ」

    5 = 1 :

    武内P「あの、緒方さんはいつも大きなツインテールをしていたはずですが……」

    智絵里「えっ? えっ?」

    「もー、馬鹿な事言ってないでさっさと行こうよ」

    武内P「いえ、ですが……」

    智絵里「わ、私……この髪型じゃ駄目でしょうか?」

    武内P「い、いえ、そういう訳ではありません」

    智絵里「サイドテールの私じゃ、見捨てられちゃいますか……?」

    武内P「……」


    武内P「そんな事はありません。私は、貴女を見捨てる事は絶対にありませんよ」


    智絵里「……良かった」

    「んじゃ、話もまとまった事だし、はよ! 早く帰って寝たいんだからさ~」


    かな子「うふふ、おいしい~♪」

    6 = 1 :

       ・  ・  ・

    武内P「――収録、お疲れ様でした」

    智絵里「ありがとうございます。終わるまで、待っててくれたんですね」

    武内P「はい。今日は、皆さんの収録が最後でしたので」

    かな子「それにしても、杏ちゃん遅いですね~」

    武内P「楽屋にぬいぐるみを忘れたので取りに行ってくる、と」


    かな子「――そうだ!」

    パンッ!


    智絵里「? かな子ちゃん?」

    かな子「杏ちゃんを待ってる間、飴でもどうですか?」

    智絵里「飴……ふふっ、杏ちゃんの分を残しておかないとだね」

    武内P「三村さん、収録前の移動中にもクッキーを食べていましたし、その」


    かな子「おいしいから大丈夫ですよ~」

    7 :

    こいついつもなにか食ってんな

    8 = 1 :

    「お待たせ~。あー、余計に疲れちゃったよ」


    武内P「双葉さん、捜し物は見つかりましたか?」

    かな子「はい、杏ちゃん。飴あるよー」

    「おおっ、サンキューかな子ちゃん!」


    「それで……捜し物って、何の事?」


    武内P「え、いえ、いつも持っているウサギのぬいぐるみを忘れた、と」

    智絵里「えっ?」

    「もー、何言ってるのさプロデューサー」


    「いくら杏が小さいからって、さすがにぬいぐるみは持ち歩かないよ」


    武内P「……」

    武内P「えっ?」


    かな子「うふふ、飴おいしいな~」

    9 = 1 :

    智絵里「……プロデューサー、今日は何だかおかしい気がします」

    「うんうん。智絵里ちゃんがツインテールとか言ったりさ」

    武内P「いえ……ですが…・…」

    「働きすぎたらこうなっちゃうみたいだし、やっぱり働くべきじゃないね」

    智絵里「あ、杏ちゃん!?」

    「休むのも大事だよ、プロデューサー。最近、ずっと働いてるじゃん。疲れてるんだよ」


    武内P「疲れている……そうですね、そうなのかもしれません」


    「ってわけで、杏は週休八日でヨロシク~」

    智絵里「えーっと、えーっと、な、なんでやねん!」


    かな子「おいしいおいしい♪」

    10 = 1 :

      ・  ・  ・

    武内P「おはようございます、島村さん、渋谷さん」


    卯月「おはようございます、プロデューサーさん♪」

    「おはよう……って、どうしたの? 凄い顔してるけど」

    卯月「うわわわ! 本当、顔色が悪いですよ!?」


    武内P「……いえ、大丈夫です」

    武内P「ところで、そのケーキは……?」


    卯月「あ、これ、かな子ちゃんが持ってきてくれたんですよ」

    「かな子、お菓子作るの本当に好きだよね。食べるのもだけど」


    武内P「……そう、ですか」

    11 :

    ちゃんみおの存在が消されてる

    12 = 1 :

    武内P「ニュージェネレーションズのミニライブも近いですし、間食する場合は程々に……」

    卯月「でも……おいしくて、つい、その……えへへ」

    「これだけおいしいと、食べ過ぎちゃうのが怖いかな」

    武内P「……」

    武内P「それにしても、本田さんはまだ来ていないようですが……?」


    卯月「えっ? 本田さん?」


    武内P「? 島村さんは、いつも本田さんの事を『未央』と呼んでいたと思うのですが……?」


    「それじゃあ、本田……未央さん? ねえ、プロデューサー」


    卯月「それ……誰の事ですか?」


    武内P「!?」

    13 :

    >>11
    消されてるって…ただまだ来てないだけとは思わないのか

    14 = 1 :

    武内P「ま、待ってください! ニュージェネレーションズの一員の、本田さんです!」

    卯月「ええっ!? ええと、その、本田さん? 未央ちゃん? が……一員?」

    「何言ってるの。ニュージェネレーションズは、元々私と卯月二人のユニットでしょ」

    武内P「!?」

    武内P「……お二人共、さすがに冗談にしても、少し悪質だと――」


    かな子「あ、プロデューサーさん、おはようございまーす」


    卯月「あっ、かな子ちゃん!」

    「かな子、なんだかプロデューサーの様子がおかしいんだけど」

    かな子「えー?」


    かな子「おいしいから大丈夫だよ~」

    15 = 1 :

    卯月「おいしいからって、もー! かな子ちゃん!」

    「……真面目に話してたのに、その顔を見てたら気が抜けちゃったよ」

    かな子「あ、今日のケーキはどうだった?」


    かな子「今回のは、自信作なんだー♪」


    卯月「あ、はい。とってもおいしかったです♪」

    「かな子はアイドルとしても、パティシエとしてもやっていけるよね」

    かな子「でも、私……作りながらつまみ食いしちゃうからなぁ」


    かな子「――ねえ、プロデューサーさん」


    武内P「っ!?」


    かな子「プロデューサーさんも、一口どうですか?」

    武内P「わ、私は……その、遠慮しておきます……!」


    かな子「えー、おいしいのにー」

    16 :

    ちゃんみおの価値は智絵里のツインテール1本やぬいぐるみ1個と同等なのか……

    17 = 1 :

    武内P「……兎に角、話を戻しましょう。本田さんに関して――」


    かな子「――そうだ!」

    パンッ!


    武内P「っ!?」

    かな子「今日は、ケーキだけじゃなくスコーンもあるんですよ♪」

    武内P「あの、三村さん、今はその話をしている場合では――」


    卯月「あーっ! もうこんな時間! レッスンに遅れちゃいます!」

    「これは、急がないと間に合わないね」


    武内P「ま、待ってください!」

    18 :

    ちゃんみおは不憫

    19 = 1 :

    武内P「お二人とも、話しを――……!」

    卯月「ごめんなさい! 終わったら、絶対聞きますから!」

    「そうだね。私も、その本田未央さん? の事は何か気になるし」

    武内P「……お願いします。後ほど、必ず」

    「もう、いつも変だけど、今日は特別変だよ、プロデューサー」

    武内P「……レッスン、頑張ってください」

    卯月「はい♪」


    卯月「島村卯月、なんかその……なんというか、えへへ、うーん、ふふっ♪」


    武内P「……!?」


    かな子「スコーンもおいしいな~♪」

    20 :

    おかしいから大丈夫

    21 = 1 :

    武内P「……」

    かな子「? どうしたんですか、プロデューサーさん?」

    武内P「……いえ、何でもありません」

    かな子「あの、スコーン食べますか?」

    武内P「今は……少し、食欲がないので」

    かな子「ちゃんと食べないと駄目ですよ。私みたいに、倒れちゃいます」

    武内P「……」


    かな子「……」

    スッ……


    武内P「っ!?」ビクッ

    かな子「それじゃあ、私もそろそろレッスンに行きますね」

    武内P「……はい、頑張ってください」


    かな子「はい♪ 三村かな子、頑張ります♪」


    武内P「……!」


    かな子「うふふ」

    22 = 1 :

      ・  ・  ・

    武内P(あれから一週間……シンデレラプロジェクトのメンバーは変わっていった)


    美波「おはようございます、プロデューサーさん」

    武内P「……新田さん、おはようございます」


    武内P(新田さんは――プロジェクトルームでは服を着なくなった)

    武内P(その事を不思議に思う人間は、私一人だけだった)

    武内P(……三村さんは、おいしそうにホットケーキを頬張っていた)


    アーニャ「おはようございますプロデューサー。今日も一日宜しくお願います」

    武内P「アナスタシアさん、おはようございます」


    武内P(アナスタシアさんは――生粋の日本人になっていた)

    武内P(だというのに、名前等の違和感には誰も気付かない)

    武内P(……三村さんは、メトヴィグというロシアのケーキを頬張っていた)


    かな子「おはようございます、プロデューサーさん」

    武内P「……おはよう、ございます」

    23 = 1 :

    蘭子「どうしたんですかプロデューサー? 顔色が悪いですよ?」

    武内P「……すみません、少し、休憩します」

    武内P(神崎さん……貴女の熊本弁は、恐らくビスケットに)


    智絵里「後で……何か持っていきますね」

    武内P「……ありがとう、ございます」

    武内P(緒方さん……貴女はショートカットでは無かったはずです)


    かな子「――そうだ!」

    パンッ!


    武内P「っ!?」

    かな子「疲れには、飴が良いんですよ~」

    武内P「……」

    24 = 11 :

    個性を食われてるのか?

    25 = 1 :

    武内P「……お気遣い頂き、ありがとうございます、三村さん」

    かな子「いえいえ~」

    智絵里「それじゃあ……私達もレッスンに行きますね」

    武内P「はい……今日は、キャンディアイランド三人でのレッスンでしたね」

    智絵里「えっ?」

    武内P「……――まさか」


    かな子「はい、飴ですよ~プロデューサーさん♪」


    武内P「ん……ぐっ」

    智絵里「はうう、あ~ん、だなんてかな子ちゃん大胆……!」

    かな子「うふふ、おいしいですかプロデューサーさん?」

    武内P「……!」


    かな子「おいしいから大丈夫ですよ~」

    26 = 16 :

    >武内P(新田さんは――プロジェクトルームでは服を着なくなった)

    個性をお菓子に変えるのなら美波の場合は露出が下がって厚着になるのでは?

    27 = 1 :

       ・  ・  ・

    武内P「……」

    カサッ……

    武内P「この、メモを見つけてから、おかしくなってしまった」

    武内P「……おかしくなっている事に気づくようになったのか」

    武内P「それとも……私がおかしくなってしまったのだろうか」

    武内P「……」

    武内P「しかし、私はシンデレプロジェクトの、全員のプロデューサーだ」

    武内P「誰か一人が欠けてもいけない、絶対に」

    武内P「……だから、出来るだけの事はしておかなくては」

    カキカキ……

    武内P「……」


    コンコン!


    武内P「千川さんですか? どうぞ――」


    ガチャッ


    かな子「すみません、忘れ物を取りに来ました~」


    武内P「……三村……さん」

    28 = 1 :

    武内P「……忘れ物、ですか?」

    かな子「はい、レッスンが終わった後のオヤツが無いなぁ、って」

    武内P「……成る程」

    かな子「はい。ケーキなんか良いですよね、大きい、ケーキ」

    武内P「……」


    武内P「三村さん、貴女はアイドルとしてとても魅力的です」

    武内P「しかし、今のペースで間食をしていてはせっかくのカロリー制限も無駄になってしまいます」

    かな子「……」

    武内P「……ですので、次からは」


    パンッ!


    かな子「おいしいから大丈夫ですよ~」

    29 = 1 :

      ・  ・  ・

    ちひろ「あっ、おはようございますプロデューサーさん」

    ちひろ「その顔……昨日も飲みに付き合わされたんですか?」

    ちひろ「シャキッとしてください! アイドルの子達に笑われちゃいますよ?」

    ちひろ「はい、スタミナドリンクです」

    ちひろ「……書類の位置がわからない?」

    ちひろ「もー、デスクの中に入ってないんですか?」

    ちひろ「……メモ書き? いえ、私はプロデューサーさんの机はいじってないですけど……」


    ちひろ「何て、書いてあるんですか?」

    30 = 1 :


    『次はお前だ』



    『三村かな子に気をつけろ』



    『シンデレラプロジェクトを頼む』




    おわり

    31 = 1 :

    HTML化依頼出しておきます

    32 :

    最初に消えたのはCPの三村かな子だったのかもしれない

    33 :

    乙乙

    一体何が「元の」姿だったのかな…

    35 :

    おっつおっつ
    こういうホラー大好き

    36 :


    最近Pが武内君のSSが急に増えたけど、同じ人?
    だとしたら色んなジャンルを書けててすごい

    38 :

    何か規則性あるのか?よくわからん

    39 :

    こういうホラー系好きだよ

    40 :

    一瞬スタンドの攻撃を受けてるのかと思ったわ

    41 :

    >>40
    受けてるんじゃない?かな子のスタンドから

    42 :

    個性を代償にお菓子を錬成したんでしょ
    つまりは糖菓交換

    43 :

    だれうま

    44 :

    『次はこのスレだ』

    45 :

    書いて埋めます
    埋め順は、


    武内P「大人の魅力、ですか」
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1510490903/

    武内P「便秘、ですか」
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1513243315/

    武内P「起きたらひどい事になっていました」
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1510316855/

    武内P「結婚するなら、ですか」
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1510232193/

    武内P「クローネの皆さんに挨拶を」
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1509970245/

    武内P「あだ名を考えてきました」
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1510055875/

    武内P「アイドル達に慕われて困っている?」
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1509802732/

    武内P「今日はぁ、ハピハピするにぃ☆」
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1509708830/


    自分でも何を書いたかかなり忘れてるので、ネタ被りしたら申し訳ない

    46 :

    綺麗な美波に感動した

    47 :

    アーニャと杏の道産子コンビが訛って喋るのとか見たいなー
    杏はふとした時に出て、アーニャはよく分からずに訛りを使いそう

    48 :

    なまら
    めんこい
    ~しささる
    じょっぴん
    はっちゃきこく
    投げる

    ぐらいかね、他にもいっぱいあったと思うけど

    49 :

    最初にきらりと美波が一緒に来たのは美波が脱ぎだした時に止める役だと思ってしまった…ごめん美波…

    50 :

    アオカンを青看と変換できるか


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