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レッド(そうか…さっきのコトネって子とは違ってナツメとは一緒に住んでんだよな…)
レッド(別に変なことはない)
レッド(むしろ血縁関係があるわけじゃないのに、なんとなく同居してますってのはおかしいよな)
ナツメ(記憶喪失といっても一時的なはず…)
ナツメ(すぐに治るだろうし、今嘘をついてそういう関係になったところで元に戻ればすぐばれる…)
ナツメ(嘘ついてもやっぱり意味ないか…)
ナツメ(でも一時的にでもレッドとそういう…いやいや)
ナツメ(そうなると早く治した方がいいよね…)
ナツメ(催眠術とかで無理やりやるのもアリかもしれないけど、私記憶とかそういうのは素人だし、下手にやると…)
レッド(別に変なことはない)
レッド(むしろ血縁関係があるわけじゃないのに、なんとなく同居してますってのはおかしいよな)
ナツメ(記憶喪失といっても一時的なはず…)
ナツメ(すぐに治るだろうし、今嘘をついてそういう関係になったところで元に戻ればすぐばれる…)
ナツメ(嘘ついてもやっぱり意味ないか…)
ナツメ(でも一時的にでもレッドとそういう…いやいや)
ナツメ(そうなると早く治した方がいいよね…)
ナツメ(催眠術とかで無理やりやるのもアリかもしれないけど、私記憶とかそういうのは素人だし、下手にやると…)
コトネ「二人とも固まって何やってるんだろ」
リーリエ「やっぱりやめましょうよ覗きなんて…」
リーリエ「ナツメさんに見つかったら…」
コトネ「覗きに命をかけれないようじゃ最初から覗きなんかやらないんだよ!」
コトネ「覗きなめんな!!」
リーリエ「こ、声が大きいです…!バレちゃいますよ」
コトネ「…そう言いながらリーリエだって見てるじゃん」
リーリエ「私はナツメさんからコトネさんを監視するように言われてますから」
コトネ「じゃあ見てる方向違うじゃないの」
リーリエ「ま、窓からぶら下がってると正面以外は見にくいですから…」
リーリエ「別に私はナツメさんとレッドさんが何をしようとしているかとかは興味ないんですよ」
コトネ「あーはいはい…そういうことにしとく」
リーリエ「やっぱりやめましょうよ覗きなんて…」
リーリエ「ナツメさんに見つかったら…」
コトネ「覗きに命をかけれないようじゃ最初から覗きなんかやらないんだよ!」
コトネ「覗きなめんな!!」
リーリエ「こ、声が大きいです…!バレちゃいますよ」
コトネ「…そう言いながらリーリエだって見てるじゃん」
リーリエ「私はナツメさんからコトネさんを監視するように言われてますから」
コトネ「じゃあ見てる方向違うじゃないの」
リーリエ「ま、窓からぶら下がってると正面以外は見にくいですから…」
リーリエ「別に私はナツメさんとレッドさんが何をしようとしているかとかは興味ないんですよ」
コトネ「あーはいはい…そういうことにしとく」
ナツメ「……」ぴく
コトネ「やばっ」サッ
リーリエ「あっずるっ…」サッ
ナツメ「……」じーっ
ナツメ「気のせいか…」
リーリエ「……」
コトネ「……」
リーリエ「自分だけ見つからないように隠れるなんて…教えてくれたってよかったじゃないですか」
コトネ「見つかってないからいいでしょ、それに私は口より行動で示すタイプだから」
コトネ「やばっ」サッ
リーリエ「あっずるっ…」サッ
ナツメ「……」じーっ
ナツメ「気のせいか…」
リーリエ「……」
コトネ「……」
リーリエ「自分だけ見つからないように隠れるなんて…教えてくれたってよかったじゃないですか」
コトネ「見つかってないからいいでしょ、それに私は口より行動で示すタイプだから」
レッド「どうしたの?」
ナツメ「いや、なんでも…」
ナツメ「そうだレッド、何か食べたい物とか飲みたい物ない?」
レッド「んー…お茶」
ナツメ「わかった、待ってて」
コトネ「……」
リーリエ「いいんですか?ナツメさん向こうの部屋行きましたよ」
リーリエ「部屋にコトネさんがいないってなると」
コトネ「たしかに私がいないとおかしいけど、リーリエも監視ができてないってことであんたも」
リーリエ「コトネさんってそういうとこありますよね…」
リーリエ「っていない!?また自分だけ」
ナツメ「いや、なんでも…」
ナツメ「そうだレッド、何か食べたい物とか飲みたい物ない?」
レッド「んー…お茶」
ナツメ「わかった、待ってて」
コトネ「……」
リーリエ「いいんですか?ナツメさん向こうの部屋行きましたよ」
リーリエ「部屋にコトネさんがいないってなると」
コトネ「たしかに私がいないとおかしいけど、リーリエも監視ができてないってことであんたも」
リーリエ「コトネさんってそういうとこありますよね…」
リーリエ「っていない!?また自分だけ」
ナツメ「お茶お茶♪」
コトネ「……」
リーリエ「……」
ナツメ「二人ともどうしたの?そんな汗かいて」
コトネ「Wiiスポーツ…」
ナツメ「そんなものないわよ」
コトネ「ある体でやってたんです」
ナツメ「なんか悲しい、それぐらいなら買ってあげるから」
コトネ「……」
リーリエ「……」
ナツメ「二人ともどうしたの?そんな汗かいて」
コトネ「Wiiスポーツ…」
ナツメ「そんなものないわよ」
コトネ「ある体でやってたんです」
ナツメ「なんか悲しい、それぐらいなら買ってあげるから」
翌日
レッド「……」
ナツメ「おはよう、よく眠れ…てなさそうだけど大丈夫?」
レッド「うん、大丈夫…」
レッド(俺ほんとにちゃんと同じ部屋で寝れてたのか…?)
レッド(全然眠れねえし、何度理性が飛びそうになったことか…)
ナツメ「レッド?」
レッド「ん?」
ナツメ「記憶は…どう?」
レッド「ああ…まだみたい…」
レッド「……」
ナツメ「おはよう、よく眠れ…てなさそうだけど大丈夫?」
レッド「うん、大丈夫…」
レッド(俺ほんとにちゃんと同じ部屋で寝れてたのか…?)
レッド(全然眠れねえし、何度理性が飛びそうになったことか…)
ナツメ「レッド?」
レッド「ん?」
ナツメ「記憶は…どう?」
レッド「ああ…まだみたい…」
レッド「どうやったら戻るのかな」
ナツメ「んー…やっぱりそういうのは一度専門家に聞いた方がいいよ」
レッド「そうか…」
レッド「……」
レッド「記憶喪失って何科なんだ?」
ナツメ「記憶だから脳…脳外科?あ、でも…精神なのかな?心療内科とかも…どれだろ」
レッド「受付行ったら教えてくれるかな」
ナツメ「んー…やっぱりそういうのは一度専門家に聞いた方がいいよ」
レッド「そうか…」
レッド「……」
レッド「記憶喪失って何科なんだ?」
ナツメ「記憶だから脳…脳外科?あ、でも…精神なのかな?心療内科とかも…どれだろ」
レッド「受付行ったら教えてくれるかな」
ナツメ「そうと決まったら早速」
コトネ「レッドさんの付き添いはこの私に任せてください!」ぴょーん
ナツメ「コトネ!?一体どこから…」
コトネ「秘密です」
コトネ「ナツメさんはジムがあるんですから、レッドさんの付き添いは暇な私とリーリエで行きますよ」
コトネ「ね、リーリエ、入ってきなさい」
リーリエ「コトネさんはまた勝手に話を進めて…」
コトネ「いいじゃない、レッドさんがこんな状態じゃどうせ暇でしょ」
リーリエ「たしかにそうですけど…」
コトネ「ってことなんで、いつも通りナツメさんはジムでがんばってください」
ナツメ「…いいけど、終わったらすぐ教えてよね」
コトネ「レッドさんの付き添いはこの私に任せてください!」ぴょーん
ナツメ「コトネ!?一体どこから…」
コトネ「秘密です」
コトネ「ナツメさんはジムがあるんですから、レッドさんの付き添いは暇な私とリーリエで行きますよ」
コトネ「ね、リーリエ、入ってきなさい」
リーリエ「コトネさんはまた勝手に話を進めて…」
コトネ「いいじゃない、レッドさんがこんな状態じゃどうせ暇でしょ」
リーリエ「たしかにそうですけど…」
コトネ「ってことなんで、いつも通りナツメさんはジムでがんばってください」
ナツメ「…いいけど、終わったらすぐ教えてよね」
外
コトネ「……」
リーリエ「……」
レッド「……」
コトネ「何か話しなさいよ」
リーリエ「私がですか?」
コトネ「あんた以外誰がいんのよ」
リーリエ「いつもならコトネさんがよく話てるじゃないですか」
コトネ「今から病院行くのに何話せばいいか思い浮かばないもん」
リーリエ「コトネさんが思い浮かばないなら私だって思い浮かびませんよ」
コトネ「……」
リーリエ「……」
レッド「……」
コトネ「何か話しなさいよ」
リーリエ「私がですか?」
コトネ「あんた以外誰がいんのよ」
リーリエ「いつもならコトネさんがよく話てるじゃないですか」
コトネ「今から病院行くのに何話せばいいか思い浮かばないもん」
リーリエ「コトネさんが思い浮かばないなら私だって思い浮かびませんよ」
レッド「なあ…」
コトネ「はい、なんでしょう?」
レッド「どうしてナツメは…」
レッド「いや、ナツメだけじゃない、君たちもだ」
レッド「どうしてそんなに俺にやさしいんだ?」
レッド「俺は今記憶がないってのに…」
コトネ「……」
リーリエ「……」
コトネ「記憶があろうとなかろうと関係ありませんよ」
コトネ「私はレッドさんのことが好きでいろんなことやってるんです」
コトネ「ナツメさんもきっとそうですよ」
コトネ「はい、なんでしょう?」
レッド「どうしてナツメは…」
レッド「いや、ナツメだけじゃない、君たちもだ」
レッド「どうしてそんなに俺にやさしいんだ?」
レッド「俺は今記憶がないってのに…」
コトネ「……」
リーリエ「……」
コトネ「記憶があろうとなかろうと関係ありませんよ」
コトネ「私はレッドさんのことが好きでいろんなことやってるんです」
コトネ「ナツメさんもきっとそうですよ」
レッド「そう…なのか…?」
コトネ「そうですよ」
レッド「……」
レッド「俺は」
女「あの、すみません」
レッド「?」
女「レッドさん、ですよね?」
レッド「そうですけど」
コトネ「!?」
コトネ(レッドさんが初対面の人と話した!?)
女「なるほど…」
レッド「あの…なんなんですか?」
女「ああ、失礼しました」
女「本日はお願いがありあなたにお願いがあり参りました」
レッド「なんですか?」
女「今後一切ナツメお姉さまに関わらないでいただきたいのです」
レッド「え?」
コトネ「そうですよ」
レッド「……」
レッド「俺は」
女「あの、すみません」
レッド「?」
女「レッドさん、ですよね?」
レッド「そうですけど」
コトネ「!?」
コトネ(レッドさんが初対面の人と話した!?)
女「なるほど…」
レッド「あの…なんなんですか?」
女「ああ、失礼しました」
女「本日はお願いがありあなたにお願いがあり参りました」
レッド「なんですか?」
女「今後一切ナツメお姉さまに関わらないでいただきたいのです」
レッド「え?」
あ、翌日ってなる前少し話が飛んでる…
別に大した内容じゃないんでちょっとおかしいけど気にしないでください。
コトネ「あなた一体何なんですか!」
コトネ「名乗りもせずいきなりレッドさんにナツメさんと関わるなって」
女「それは失礼しました、ですが事情によりアタクシは名乗るわけにはいかないのです」
コトネ「じゃあそんな名乗れもしないような人の言うことなんて聞くわけないでしょ!」
レッド「まあまあコトネちゃん」
コトネ「まあまあじゃないですよ」
コトネ「このアマがふざけたことぬかしてるんですよ」
レッド「一応どういうことか聞いてみないと」
レッド「お姉さまとか言ってるような関係みたいだし」
コトネ「ナツメさんって妹さんいましたっけ?」
コトネ「名乗りもせずいきなりレッドさんにナツメさんと関わるなって」
女「それは失礼しました、ですが事情によりアタクシは名乗るわけにはいかないのです」
コトネ「じゃあそんな名乗れもしないような人の言うことなんて聞くわけないでしょ!」
レッド「まあまあコトネちゃん」
コトネ「まあまあじゃないですよ」
コトネ「このアマがふざけたことぬかしてるんですよ」
レッド「一応どういうことか聞いてみないと」
レッド「お姉さまとか言ってるような関係みたいだし」
コトネ「ナツメさんって妹さんいましたっけ?」
女「どういうことか…ということでしたね」
女「当然の疑問です」
女「何の説明もなしにあのようなことを言って失礼でしたね」
女「一言で言うとあなたがナツメお姉さまに関わるとナツメお姉さまが不幸になるからです」
レッド「ナツメが不幸に?」
女「はい」
女「実はアタクシもナツメお姉さまほどではありませんが超能力が使えます」
女「アタクシの未来予知の結果、ナツメお姉さまが不幸になることがわかったのです」
女「原因を探ったところレッドさん、全てあなたにあります」
レッド「俺が原因?」
女「はい」
女「当然の疑問です」
女「何の説明もなしにあのようなことを言って失礼でしたね」
女「一言で言うとあなたがナツメお姉さまに関わるとナツメお姉さまが不幸になるからです」
レッド「ナツメが不幸に?」
女「はい」
女「実はアタクシもナツメお姉さまほどではありませんが超能力が使えます」
女「アタクシの未来予知の結果、ナツメお姉さまが不幸になることがわかったのです」
女「原因を探ったところレッドさん、全てあなたにあります」
レッド「俺が原因?」
女「はい」
コトネ「だから勝手なこと言ってんじゃねえって」
コトネ「ナツメさんがレッドさんといると不幸になるなんて、そんなことありえない!」
女「未来は不確定なもの、石ころ一つで大きく変わってしまうことがあるほどに」
女「しかもアタクシの超能力はまだまだ未熟…超能力自体完璧なものではありませんしね…」
女「ですがアタクシの見た未来はナツメお姉さまの近くにあなたがいるだけで起こってしまうこと」
女「今回のアタクシの見た通りになる確率は99.5%以上…」
女「ナツメお姉さまを不幸にしないようにするにはあなたが二度とナツメお姉さまに近づかないということしかありません」
女「未来を変えるためにも」
レッド「……」
女「もしあなたにバチュルの涙ほどでもナツメお姉さまを思う気持ちがあるのであれば関わらないようにしていただきたいのです」
コトネ「ナツメさんがレッドさんといると不幸になるなんて、そんなことありえない!」
女「未来は不確定なもの、石ころ一つで大きく変わってしまうことがあるほどに」
女「しかもアタクシの超能力はまだまだ未熟…超能力自体完璧なものではありませんしね…」
女「ですがアタクシの見た未来はナツメお姉さまの近くにあなたがいるだけで起こってしまうこと」
女「今回のアタクシの見た通りになる確率は99.5%以上…」
女「ナツメお姉さまを不幸にしないようにするにはあなたが二度とナツメお姉さまに近づかないということしかありません」
女「未来を変えるためにも」
レッド「……」
女「もしあなたにバチュルの涙ほどでもナツメお姉さまを思う気持ちがあるのであれば関わらないようにしていただきたいのです」
レッド「そうだな…あんたの言うことももっともだ…」
レッド「わかった、もうナツメに関わらないようにしよう」
コトネ「レッドさん!?」
女「ありがとうございます」
コトネ「ちょ、ちょっ…レッドさん、何言ってるんですか」
コトネ「こんなわけのわからない女の言う通りにするなんて」
レッド「わけはわからないけど、けっこうお嬢様って見た目じゃん、悪い人じゃなさそうだし」
コトネ「何の根拠もありませんよそれ」
コトネ「それにレッドさんとナツメさんの仲を裂こうとしてるんだから十分悪人です、ギルティです」
レッド「そうかなぁ…」
コトネ「そうです!」
レッド「わかった、もうナツメに関わらないようにしよう」
コトネ「レッドさん!?」
女「ありがとうございます」
コトネ「ちょ、ちょっ…レッドさん、何言ってるんですか」
コトネ「こんなわけのわからない女の言う通りにするなんて」
レッド「わけはわからないけど、けっこうお嬢様って見た目じゃん、悪い人じゃなさそうだし」
コトネ「何の根拠もありませんよそれ」
コトネ「それにレッドさんとナツメさんの仲を裂こうとしてるんだから十分悪人です、ギルティです」
レッド「そうかなぁ…」
コトネ「そうです!」
レッド「でもさ、考えてみてよ」
レッド「俺みたいにろくに仕事してないのが家にいたら邪魔だろ?」
レッド「そのうえ記憶がないんだ」
レッド「迷惑以外の何物でもないだろ」
コトネ「そんなこと…」
レッド「記憶がないのもちょうどいい…」
レッド「もし記憶があったら未練もあっただろうけど、素直にあきらめられる」
レッド「二人ともごめんな、ついてきてもらってたのに」
レッド「記憶戻さなくていいや」
レッド「俺みたいにろくに仕事してないのが家にいたら邪魔だろ?」
レッド「そのうえ記憶がないんだ」
レッド「迷惑以外の何物でもないだろ」
コトネ「そんなこと…」
レッド「記憶がないのもちょうどいい…」
レッド「もし記憶があったら未練もあっただろうけど、素直にあきらめられる」
レッド「二人ともごめんな、ついてきてもらってたのに」
レッド「記憶戻さなくていいや」
コトネ「本気で言ってるんですか…?」
レッド「うん」
レッド「そりゃ好きな人には幸せでいてほしいじゃん」
レッド「自分といることで不幸になるぐらいならナツメが何と言おうと俺は一緒にいるべきじゃないんだよ」
レッド「しかも二度と関わるなとまで言われてるぐらいだしな」
コトネ「でもこんな女の言うこと聞くなんて…」
コトネ「あっ、超能力者って…もしかしてレッドさんに何か術でも」
女「かけてません」
女「アタクシは先ほども言いましたとおり、まだまだ未熟なため人に術をかけることはできません」
レッド「うん」
レッド「そりゃ好きな人には幸せでいてほしいじゃん」
レッド「自分といることで不幸になるぐらいならナツメが何と言おうと俺は一緒にいるべきじゃないんだよ」
レッド「しかも二度と関わるなとまで言われてるぐらいだしな」
コトネ「でもこんな女の言うこと聞くなんて…」
コトネ「あっ、超能力者って…もしかしてレッドさんに何か術でも」
女「かけてません」
女「アタクシは先ほども言いましたとおり、まだまだ未熟なため人に術をかけることはできません」
女「そのため、それは間違いなくレッドさんの本心です」
女「アタクシもレッドさんもナツメお姉さまには笑顔でいてもらいたいというのは同じです」
女「そのためには何でもします」
コトネ「レッドさん…」
レッド「もう決めたの、ナツメのためならそれでいい」
レッド「俺も今からどこか遠くへ行くよ」
女「……」
女「コクラン、行きますわよ」
女「アタクシもレッドさんもナツメお姉さまには笑顔でいてもらいたいというのは同じです」
女「そのためには何でもします」
コトネ「レッドさん…」
レッド「もう決めたの、ナツメのためならそれでいい」
レッド「俺も今からどこか遠くへ行くよ」
女「……」
女「コクラン、行きますわよ」
コトネ「ナツメさんになんて言えば…」
レッド「何も言わなくていいよ」
レッド「……」
レッド「その代わり、コトネちゃん、ナツメをよろしくな」
レッド「何にも覚えてないけど、君はいい子だから頼むよ」
レッド「それとリーリエ」
レッド「俺の弟子だったみたいだけど、最後まで面倒見れなくてごめんな」
リーリエ「……」
レッド「明日からはコトネちゃんが見てくれるから」
コトネ「えっ!?」
レッド「何も言わなくていいよ」
レッド「……」
レッド「その代わり、コトネちゃん、ナツメをよろしくな」
レッド「何にも覚えてないけど、君はいい子だから頼むよ」
レッド「それとリーリエ」
レッド「俺の弟子だったみたいだけど、最後まで面倒見れなくてごめんな」
リーリエ「……」
レッド「明日からはコトネちゃんが見てくれるから」
コトネ「えっ!?」
ヤマブキジム
ナツメ「おかえりー、待ってたわよ」
ナツメ「レッドは?」
コトネ「それがそのー…」
コトネ「ねえ」
リーリエ「こっちにふらないでください」
ナツメ「なによ、レッドはどうしたのって聞いてるだけなのに」
コトネ「実は…」
ナツメ「おかえりー、待ってたわよ」
ナツメ「レッドは?」
コトネ「それがそのー…」
コトネ「ねえ」
リーリエ「こっちにふらないでください」
ナツメ「なによ、レッドはどうしたのって聞いてるだけなのに」
コトネ「実は…」
ナツメ「え…レッドが…」
ナツメ「……」
ナツメ「誰?そんなこと言ったの」ギロッ
コトネ「ナツメさんの妹さん…ですかね?」
ナツメ「妹?」
ナツメ「私一人っ子だけど」
ナツメ「どうして妹だって思ったの?」
リーリエ「その女性の方がナツメさんのことをお姉さまと言っいたので、姉妹かと…」
ナツメ「お姉さま…あ、もしかして」
コトネ「心あたりがあるんですか?」
ナツメ「うん、一人…私のことそういう呼び方してるのがいる」
ナツメ「……」
ナツメ「誰?そんなこと言ったの」ギロッ
コトネ「ナツメさんの妹さん…ですかね?」
ナツメ「妹?」
ナツメ「私一人っ子だけど」
ナツメ「どうして妹だって思ったの?」
リーリエ「その女性の方がナツメさんのことをお姉さまと言っいたので、姉妹かと…」
ナツメ「お姉さま…あ、もしかして」
コトネ「心あたりがあるんですか?」
ナツメ「うん、一人…私のことそういう呼び方してるのがいる」
コトネ「それは誰なんですか?」
コトネ「ボコボコにしてやりますよ」
ナツメ「ボコボコにはしないで、ほんとはいい子だから」
ナツメ「でも会って直接聞く必要があるわね」
ナツメ「この街というかカントーに来たってことはたぶん私に会いに来るはず」
ナツメ「……」
ナツメ「今日はもう家に帰って待つことにしましょう」
ナツメ「来るのは夜になると思うけど」
コトネ「ボコボコにしてやりますよ」
ナツメ「ボコボコにはしないで、ほんとはいい子だから」
ナツメ「でも会って直接聞く必要があるわね」
ナツメ「この街というかカントーに来たってことはたぶん私に会いに来るはず」
ナツメ「……」
ナツメ「今日はもう家に帰って待つことにしましょう」
ナツメ「来るのは夜になると思うけど」
タマムシシティ
レッド「うーん…」
レッド「うーん…」
レッド「うーん…」
レッド「どうしよう…金とポケモンがない」
レッド「隣街に来るのがやっとだ」
レッド「野生のポケモンや野生のトレーナーから逃げるだけで体力かなり使っちゃったし…」
レッド「疲れた…」
レッド「お腹すいた…」
レッド「うーん…」
レッド「うーん…」
レッド「うーん…」
レッド「どうしよう…金とポケモンがない」
レッド「隣街に来るのがやっとだ」
レッド「野生のポケモンや野生のトレーナーから逃げるだけで体力かなり使っちゃったし…」
レッド「疲れた…」
レッド「お腹すいた…」
グリーン「おっレッドじゃねえか」
グリーン「何やってんだ?買い物か?」
レッド「……」
レッド「どうも…」
グリーン「なんだよテンション低いなー」
グリーン「ま、それはいつものことか」
レッド「う、うん…」
グリーン「あん?なんかおかしいぞ、お前」
レッド「そうですかね、普段通りだと思うんですけど」
グリーン「お前に敬語使われると気持ち悪い、普通に話せ」
グリーン「何やってんだ?買い物か?」
レッド「……」
レッド「どうも…」
グリーン「なんだよテンション低いなー」
グリーン「ま、それはいつものことか」
レッド「う、うん…」
グリーン「あん?なんかおかしいぞ、お前」
レッド「そうですかね、普段通りだと思うんですけど」
グリーン「お前に敬語使われると気持ち悪い、普通に話せ」
レッド「いや、ほんといつも通り、うん」
グリーン「……」
グリーン「俺にそんなウソが通用すると思ってんのか」
グリーン「俺たちこんな小さいときからの親友だろ、何かあったら言えよ」
レッド「親友…」
レッド「……」
レッド(嘘…じゃなさそうだな…)
レッド「わかった、じゃあ聞いてくれ」
グリーン「おう、最初っからそう言ってりゃいいんだよ」にこっ
グリーン「……」
グリーン「俺にそんなウソが通用すると思ってんのか」
グリーン「俺たちこんな小さいときからの親友だろ、何かあったら言えよ」
レッド「親友…」
レッド「……」
レッド(嘘…じゃなさそうだな…)
レッド「わかった、じゃあ聞いてくれ」
グリーン「おう、最初っからそう言ってりゃいいんだよ」にこっ
レッド「実は俺…記憶喪失になっちゃったんだ…」
グリーン「え、マジで」
レッド「そう、だから悪いけど君のこと覚えてないんだ」
グリーン「なんだと、このグリーンのことを覚えてないと」
レッド「すまん…」
グリーン「まあいいや、そのうち思い出してくれりゃ」
グリーン「記憶がなくなって困ってたのか」
グリーン「俺の友達の知り合いがたしかそういうの詳しかったはずだ」
グリーン「記憶がねえといろいろ不便だろ、そいつに今時間があるか聞いてやるから行こうぜ」
レッド「ああいや…それはいい…」
グリーン「え、マジで」
レッド「そう、だから悪いけど君のこと覚えてないんだ」
グリーン「なんだと、このグリーンのことを覚えてないと」
レッド「すまん…」
グリーン「まあいいや、そのうち思い出してくれりゃ」
グリーン「記憶がなくなって困ってたのか」
グリーン「俺の友達の知り合いがたしかそういうの詳しかったはずだ」
グリーン「記憶がねえといろいろ不便だろ、そいつに今時間があるか聞いてやるから行こうぜ」
レッド「ああいや…それはいい…」
グリーン「え?なんでだよ」
グリーン「そんなのはできるだけ早く戻った方がいいじゃねえか」
レッド「それがもう一つ問題があって…」
グリーン「お前はいつも問題ばっかだな」
グリーン「言ってみろ」
レッド「あのー…ヤマブキジムのナツメって知ってる?」
グリーン「俺は別に記憶なくしてねえから、知ってるけど」
グリーン「俺が知ってそうなことは省いていいから」
レッド「わかった」
レッド「ナツメに関わらないようにしたんだ」
グリーン「省きすぎだろ、何があった!?」
グリーン「そんなのはできるだけ早く戻った方がいいじゃねえか」
レッド「それがもう一つ問題があって…」
グリーン「お前はいつも問題ばっかだな」
グリーン「言ってみろ」
レッド「あのー…ヤマブキジムのナツメって知ってる?」
グリーン「俺は別に記憶なくしてねえから、知ってるけど」
グリーン「俺が知ってそうなことは省いていいから」
レッド「わかった」
レッド「ナツメに関わらないようにしたんだ」
グリーン「省きすぎだろ、何があった!?」
レッド「省けだの省きすぎだの、ちょうどいいとこがわからんな、ややこしいやつだ」
グリーン「お前は極端すぎんだよ」
グリーン「省けって言ったのは俺だけど…」
グリーン「最初から順番に話せ」
レッド「わかった」
レッド「ヤマブキジムってところにそれはそれは美しいジムリーダーのナツメっていう女がいるんだ」
グリーン「やっぱそこからじゃないとだめなのか」
レッド「一番やりやすいかな…」
グリーン「まあいいわ…」
グリーン「てか、美しいってどれだけ言っても一番はエリカだからな、それを踏まえて話せよ」
レッド「エリカ…?」
グリーン「お前は極端すぎんだよ」
グリーン「省けって言ったのは俺だけど…」
グリーン「最初から順番に話せ」
レッド「わかった」
レッド「ヤマブキジムってところにそれはそれは美しいジムリーダーのナツメっていう女がいるんだ」
グリーン「やっぱそこからじゃないとだめなのか」
レッド「一番やりやすいかな…」
グリーン「まあいいわ…」
グリーン「てか、美しいってどれだけ言っても一番はエリカだからな、それを踏まえて話せよ」
レッド「エリカ…?」
―――――――――
グリーン「ほーん…で、お前はそのわけのわからん女の子の言うこと聞いたんだ」
レッド「うん…」
グリーン「なんでだよ、わけわからん」
レッド「俺聞いたところによるとろくに仕事してないそうじゃん」
レッド「しかも記憶がない」
レッド「それなのにナツメは何にも言わず俺の身の回りのことまで全部やってくれる」
レッド「なんて言うか申し訳なくてな…」
レッド「ナツメは若くて綺麗なんだし俺にそんなことするより…」
グリーン「お前らはそういう関係だってことじゃねえの」
グリーン「ほーん…で、お前はそのわけのわからん女の子の言うこと聞いたんだ」
レッド「うん…」
グリーン「なんでだよ、わけわからん」
レッド「俺聞いたところによるとろくに仕事してないそうじゃん」
レッド「しかも記憶がない」
レッド「それなのにナツメは何にも言わず俺の身の回りのことまで全部やってくれる」
レッド「なんて言うか申し訳なくてな…」
レッド「ナツメは若くて綺麗なんだし俺にそんなことするより…」
グリーン「お前らはそういう関係だってことじゃねえの」
レッド「ん?どういうこと?」
グリーン「ナツメからした別にお前の世話をすることを苦に思ってねえんだろ」
レッド「うー…ん?」
グリーン「なんでわかんねえんだよ」
グリーン「えーそうだな…ナツメはお前とはどういう関係って言ってたんだ」
レッド「妻」
グリーン「えっあれ!?そ、そうだっけ…俺聞いてないけど…」
レッド「いや、これはたぶん違う…」
グリーン「あ、そうなんだ」
グリーン「ナツメからした別にお前の世話をすることを苦に思ってねえんだろ」
レッド「うー…ん?」
グリーン「なんでわかんねえんだよ」
グリーン「えーそうだな…ナツメはお前とはどういう関係って言ってたんだ」
レッド「妻」
グリーン「えっあれ!?そ、そうだっけ…俺聞いてないけど…」
レッド「いや、これはたぶん違う…」
グリーン「あ、そうなんだ」
レッド「元々できたのか、記憶がなくなってからなのか相手の言ってることが本当かそうじゃないかわかるんだ」
グリーン「あん?なんだそれ」
レッド「一番俺の信用のあるナツメが言ったことはなぜか違うと思った」
レッド「なのに初対面のお前の言うことは本当だと思った」
グリーン「当たり前だろ、俺は本当のこと言ってんだから、てか初対面じゃねえ」
レッド「そうだよな…今言った女の子が俺に言ったことも全部本当だと思った」
グリーン「だからナツメに関わらないようにするってか」
レッド「うん」
グリーン「……」
グリーン「おい行くぞ」
レッド「行くってどこに」
グリーン「お前の記憶を戻しに行くんだよ」
グリーン「あん?なんだそれ」
レッド「一番俺の信用のあるナツメが言ったことはなぜか違うと思った」
レッド「なのに初対面のお前の言うことは本当だと思った」
グリーン「当たり前だろ、俺は本当のこと言ってんだから、てか初対面じゃねえ」
レッド「そうだよな…今言った女の子が俺に言ったことも全部本当だと思った」
グリーン「だからナツメに関わらないようにするってか」
レッド「うん」
グリーン「……」
グリーン「おい行くぞ」
レッド「行くってどこに」
グリーン「お前の記憶を戻しに行くんだよ」
レッド「おぉい、聞いてなかったの?」
レッド「ナツメに関わらないようにするためにもう記憶はこのままでって言ったじゃん」
グリーン「今までのお前ならどれだけ確率が低くてもあきらめないはずだ」
グリーン「お前ナツメのことが好きだって何回も言ってただろ」
グリーン「だったら俺が何とかしてやるよ」
レッド「いや、でも…」
グリーン「99.5%以上でそうなるっていっても残りの0.5%があるじゃねえか」
レッド「いや、違うぞ、それだと0.5%以下だ、だから0.5%ぴったりとは限らねえ」
グリーン「そこはどうでもいいよ」
グリーン「俺が言いてえのはだな、お前の望まねえ未来に縛られるなってことだ」
グリーン「無理やりにでも変えりゃいいんだよ」
レッド「ナツメに関わらないようにするためにもう記憶はこのままでって言ったじゃん」
グリーン「今までのお前ならどれだけ確率が低くてもあきらめないはずだ」
グリーン「お前ナツメのことが好きだって何回も言ってただろ」
グリーン「だったら俺が何とかしてやるよ」
レッド「いや、でも…」
グリーン「99.5%以上でそうなるっていっても残りの0.5%があるじゃねえか」
レッド「いや、違うぞ、それだと0.5%以下だ、だから0.5%ぴったりとは限らねえ」
グリーン「そこはどうでもいいよ」
グリーン「俺が言いてえのはだな、お前の望まねえ未来に縛られるなってことだ」
グリーン「無理やりにでも変えりゃいいんだよ」
夜 ナツメの家
女「……」
ピンポーン
ガチャ
ナツメ「やっぱり来たわねカトレア」
カトレア「はい、お久しぶりです、ナツメお姉さま」
ナツメ「あれ、コクランさんは?」
カトレア「今日はアタクシ一人です」
ナツメ「ふーん…」
ナツメ「ま、入んなさい」
女「……」
ピンポーン
ガチャ
ナツメ「やっぱり来たわねカトレア」
カトレア「はい、お久しぶりです、ナツメお姉さま」
ナツメ「あれ、コクランさんは?」
カトレア「今日はアタクシ一人です」
ナツメ「ふーん…」
ナツメ「ま、入んなさい」
カトレア「……」
カトレア「ナツメさんおひとりですか?」
ナツメ「ええそうよ」
カトレア「あの二人もいるかと思ったのですが」
ナツメ「とりあえず、あなたと二人で話したかったからコトネの家に行ってもらったの」
ナツメ「……」
カトレア「レッドさんのことですか」
ナツメ「そう」
ナツメ「どうしてレッドにあんなこと言ったのか、直接聞かないと」
ナツメ「レッドはどういうわけかあなたの言うことを信じたみたいだけど、レッドに何かしたのかも聞かないとね」
カトレア「ナツメさんおひとりですか?」
ナツメ「ええそうよ」
カトレア「あの二人もいるかと思ったのですが」
ナツメ「とりあえず、あなたと二人で話したかったからコトネの家に行ってもらったの」
ナツメ「……」
カトレア「レッドさんのことですか」
ナツメ「そう」
ナツメ「どうしてレッドにあんなこと言ったのか、直接聞かないと」
ナツメ「レッドはどういうわけかあなたの言うことを信じたみたいだけど、レッドに何かしたのかも聞かないとね」
ナツメ「私に嘘をついても無駄だってことはわかってるはず」
ナツメ「正直に答えてほしい」
カトレア「わかりました」
カトレア「まずアタクシはレッドさんに何もしていません」
カトレア「アタクシが視たこのままだと起こるであろうナツメお姉さまの未来をそのまま伝えただけです」
ナツメ「……」
ナツメ「それだけ?」
カトレア「はい」
ナツメ「……」
ナツメ「正直に答えてほしい」
カトレア「わかりました」
カトレア「まずアタクシはレッドさんに何もしていません」
カトレア「アタクシが視たこのままだと起こるであろうナツメお姉さまの未来をそのまま伝えただけです」
ナツメ「……」
ナツメ「それだけ?」
カトレア「はい」
ナツメ「……」
ナツメ「わかった、じゃあ次」
ナツメ「私に起こるであろう未来とは何?」
カトレア「いいのですか…?」
ナツメ「聞かないままだとレッドをどうすることもできないから…」
カトレア「アタクシの見た限りではどうしてナツメお姉さまがあのような方を…」
カトレア「わかりません…」
ナツメ「たしかにレッドの良さはちょっと見たぐらいじゃわかんないかもね…」
ナツメ「でもあの人は私にとっては…」
ナツメ「ってこのことは私の質問とズレてるわね」
ナツメ「質問にちゃんと答えてもらわないと」
ナツメ「私に起こるであろう未来とは何?」
カトレア「いいのですか…?」
ナツメ「聞かないままだとレッドをどうすることもできないから…」
カトレア「アタクシの見た限りではどうしてナツメお姉さまがあのような方を…」
カトレア「わかりません…」
ナツメ「たしかにレッドの良さはちょっと見たぐらいじゃわかんないかもね…」
ナツメ「でもあの人は私にとっては…」
ナツメ「ってこのことは私の質問とズレてるわね」
ナツメ「質問にちゃんと答えてもらわないと」
カトレア「…わかりました」
カトレア「といっても見えたのは断片的で途切れ途切れですが」
ナツメ「かまわないわ」
カトレア「一つ屋根の下にナツメお姉さまとレッドさんの二人がいます…」
カトレア「ナツメお姉さまが掃除、洗濯、料理…いろいろな家事をしています…」
カトレア「毎日…毎日…」
カトレア「暗い部屋…場面が変わってますね…」
カトレア「ここにもナツメお姉さまとレッドさんのお二人」
カトレア「痛みの表情のナツメお姉さま…そして血…」
カトレア「刺されたのでしょうか…犯人はおそらく、そこにいるレッドさん…」
カトレア「といっても見えたのは断片的で途切れ途切れですが」
ナツメ「かまわないわ」
カトレア「一つ屋根の下にナツメお姉さまとレッドさんの二人がいます…」
カトレア「ナツメお姉さまが掃除、洗濯、料理…いろいろな家事をしています…」
カトレア「毎日…毎日…」
カトレア「暗い部屋…場面が変わってますね…」
カトレア「ここにもナツメお姉さまとレッドさんのお二人」
カトレア「痛みの表情のナツメお姉さま…そして血…」
カトレア「刺されたのでしょうか…犯人はおそらく、そこにいるレッドさん…」
カトレア「……」
ナツメ「……」
カトレア「どうですか…もうわかったはずです…」
カトレア「レッドさんはナツメお姉さまに不幸を」
ナツメ「私の未来はそこで終わってるの?」
カトレア「…いえ、まだ終わっていません」
ナツメ「続けて」
カトレア「ですがもうわかったじゃないですか」
ナツメ「いいから」
カトレア「……」
カトレア「はい…ここから先はまだ視ていないので今から視ます…」
ナツメ「……」
カトレア「どうですか…もうわかったはずです…」
カトレア「レッドさんはナツメお姉さまに不幸を」
ナツメ「私の未来はそこで終わってるの?」
カトレア「…いえ、まだ終わっていません」
ナツメ「続けて」
カトレア「ですがもうわかったじゃないですか」
ナツメ「いいから」
カトレア「……」
カトレア「はい…ここから先はまだ視ていないので今から視ます…」
カトレア「……」
カトレア「どうやら数か月たっているようです…」
カトレア「病院のベッド…」
カトレア「ナツメお姉さまはそこで横になっています…」
カトレア「ナツメお姉さまの横に何か小さな…」
カトレア「あ、あれ?…あっ」
カトレア「……」
カトレア「申し訳ありません…アタクシの超能力ではこれ以上先を視ることは出来ないでようで…
ナツメ「……」
カトレア「どうやら数か月たっているようです…」
カトレア「病院のベッド…」
カトレア「ナツメお姉さまはそこで横になっています…」
カトレア「ナツメお姉さまの横に何か小さな…」
カトレア「あ、あれ?…あっ」
カトレア「……」
カトレア「申し訳ありません…アタクシの超能力ではこれ以上先を視ることは出来ないでようで…
ナツメ「……」
ナツメ「全部本当のことみたいね…」
ナツメ「嘘をついてるような目じゃないし…」
ナツメ「……」
カトレア「すみません…ナツメお姉さま…」
ナツメ「あなたは何も悪くないわ、謝ることなんてない…」
ナツメ「……」
ナツメ「ねえあなたが視たものを私にも見せてもらっていいかな」
ナツメ「私が刺される…そのタイミングをわかれば…」
ナツメ「もしくはその原因がわかったら回避できるかも…」
ナツメ「嘘をついてるような目じゃないし…」
ナツメ「……」
カトレア「すみません…ナツメお姉さま…」
ナツメ「あなたは何も悪くないわ、謝ることなんてない…」
ナツメ「……」
ナツメ「ねえあなたが視たものを私にも見せてもらっていいかな」
ナツメ「私が刺される…そのタイミングをわかれば…」
ナツメ「もしくはその原因がわかったら回避できるかも…」
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