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レッド「俺だってもう立派な大人なんだよ」
ナツメ「わかってるわよ、それぐらい」
ナツメ「ばかにしてるわけじゃないの」
ナツメ「その…えっと…」
レッド「かわいい…」ぼそっ
ナツメ「え?何か言った?」
レッド「何も」
ナツメ「わかってるわよ、それぐらい」
ナツメ「ばかにしてるわけじゃないの」
ナツメ「その…えっと…」
レッド「かわいい…」ぼそっ
ナツメ「え?何か言った?」
レッド「何も」
ナツメ「私に隠し事できると思ってるの?」
レッド「思ってないよ」
ナツメ「じゃあ言ってくれてもいいじゃない」
レッド「いやー…別に大したことじゃないし…」
ナツメ「やっぱり言ったんじゃない、気になるでしょ、言ってよ」
レッド「あ、もうこんな時間だ、リーリエ迎えに行かなきゃー」
レッド「行ってきまーす」
ナツメ「あっ待ちなさい!私から逃げられると思ってるの!」
レッド「思ってないよ」
ナツメ「じゃあ言ってくれてもいいじゃない」
レッド「いやー…別に大したことじゃないし…」
ナツメ「やっぱり言ったんじゃない、気になるでしょ、言ってよ」
レッド「あ、もうこんな時間だ、リーリエ迎えに行かなきゃー」
レッド「行ってきまーす」
ナツメ「あっ待ちなさい!私から逃げられると思ってるの!」
マサキの家
レッド「ぜえ…ぜえ…」
ナツメ「はぁ…はぁ…」
レッド「ぜえ…ぜえ…」
ナツメ「はぁ…はぁ…」
レッド「なあ…」
ナツメ「なに…?」
レッド「ごほっ…なんでこんな疲れてるんだろ…」
ナツメ「…なんでだったかな」
レッド「ぜえ…ぜえ…」
ナツメ「はぁ…はぁ…」
レッド「ぜえ…ぜえ…」
ナツメ「はぁ…はぁ…」
レッド「なあ…」
ナツメ「なに…?」
レッド「ごほっ…なんでこんな疲れてるんだろ…」
ナツメ「…なんでだったかな」
マサキ「家の前に誰かおると思ったらレッドかいな」
マサキ「なんでそんな疲れとんや」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「わかんない…」
マサキ「……」
マサキ「まあ…それはええわ」
マサキ「リーリエちゃんのことやろ?」
レッド「……」こく
マサキ「なんでそんな疲れとんや」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「わかんない…」
マサキ「……」
マサキ「まあ…それはええわ」
マサキ「リーリエちゃんのことやろ?」
レッド「……」こく
レッド「引き取りに来た…」
マサキ「おっ…ってことは」
レッド「……」こく
マサキ「おお、よかったわ」
マサキ「ルザミーネさん、お前の返事聞かんと迎えが来たからって帰ってもたからな」
マサキ「もしお前に断られたらどうしようと思っとったわ」
マサキ「かなり無責任やで」
レッド「……」
マサキ「おーいリーリエちゃーん、レッド来たでー」
マサキ「おっ…ってことは」
レッド「……」こく
マサキ「おお、よかったわ」
マサキ「ルザミーネさん、お前の返事聞かんと迎えが来たからって帰ってもたからな」
マサキ「もしお前に断られたらどうしようと思っとったわ」
マサキ「かなり無責任やで」
レッド「……」
マサキ「おーいリーリエちゃーん、レッド来たでー」
リーリエ「おはようございますレッドさん」
リーリエ「それとたしかヤマブキジムのジムリーダーさんですよね」
ナツメ「あら、覚えててくれたの」
ナツメ「私はナツメ、よろしくね」
リーリエ「よろしくお願いします」
ナツメ「レッドはまじめに教えてくれてる?」
リーリエ「はい、とてもわかりやすいです」
ナツメ「意外…」
レッド「教えてるに決まってるじゃん」
レッド「じゃあとりあえず帰ろうか」
ナツメ「このままどこか行って教えてあげたら?」
レッド「うーん…」
レッド「今日はナツメもいるしいいか」
リーリエ「それとたしかヤマブキジムのジムリーダーさんですよね」
ナツメ「あら、覚えててくれたの」
ナツメ「私はナツメ、よろしくね」
リーリエ「よろしくお願いします」
ナツメ「レッドはまじめに教えてくれてる?」
リーリエ「はい、とてもわかりやすいです」
ナツメ「意外…」
レッド「教えてるに決まってるじゃん」
レッド「じゃあとりあえず帰ろうか」
ナツメ「このままどこか行って教えてあげたら?」
レッド「うーん…」
レッド「今日はナツメもいるしいいか」
レッド「じゃあ今日はポケモンを捕まえる」
レッド「…って伝えてほしいんだけど」
レッド「まだ慣れてなくて…」
ナツメ「うん…そうだと思ってた…」
ナツメ「今日はポケモンを捕まえるんだって」
ナツメ「ほらレッド、やり方教えてあげないと」
リーリエ「捕まえ方は前に教えていただいて、自分でもそれから勉強しました」
ナツメ「あ、ほんとに教えてるんだ」
レッド「だから真面目にやってるって」
レッド「…って伝えてほしいんだけど」
レッド「まだ慣れてなくて…」
ナツメ「うん…そうだと思ってた…」
ナツメ「今日はポケモンを捕まえるんだって」
ナツメ「ほらレッド、やり方教えてあげないと」
リーリエ「捕まえ方は前に教えていただいて、自分でもそれから勉強しました」
ナツメ「あ、ほんとに教えてるんだ」
レッド「だから真面目にやってるって」
5番道路
VSナゾノクサ
リーリエ「レッドさん、見ててくださいね」
リーリエ「お願いしますロコン!」
ロコン「コーン(*^▽^*)」ボウッ
リーリエ「……」ぷすぷす
リーリエ「あの…何度も言いますけど私じゃなくてあっちです…」
ロコン「コフゥ(´・ω・`)」
VSナゾノクサ
リーリエ「レッドさん、見ててくださいね」
リーリエ「お願いしますロコン!」
ロコン「コーン(*^▽^*)」ボウッ
リーリエ「……」ぷすぷす
リーリエ「あの…何度も言いますけど私じゃなくてあっちです…」
ロコン「コフゥ(´・ω・`)」
リーリエ「火の粉です!」
ロコン「コンッ」ボッ
ナゾノクサ「ナジョ~」
リーリエ「レッドさん、これぐらいダメージを与えていればいいのでしょうか?」
レッド「今日のご飯なに?」
ナツメ「そうねー…リーリエちゃんが来るし、ちょっと豪華なものにしようかな」
リーリエ「レッドさん?あの…」
ロコン「コンコン」つんつん
リーリエ「どうしましたロコン?」
リーリエ「ってあれ!?ナゾノクサがいない…」
ロコン「コンッ」ボッ
ナゾノクサ「ナジョ~」
リーリエ「レッドさん、これぐらいダメージを与えていればいいのでしょうか?」
レッド「今日のご飯なに?」
ナツメ「そうねー…リーリエちゃんが来るし、ちょっと豪華なものにしようかな」
リーリエ「レッドさん?あの…」
ロコン「コンコン」つんつん
リーリエ「どうしましたロコン?」
リーリエ「ってあれ!?ナゾノクサがいない…」
ナツメ「見てなかったのは悪かったわ、ごめんね」
レッド「ごめん…」
リーリエ「ちゃんと見ててくださいよ」
リーリエ「逃げられたなんてどんな顔すればいいかわからないじゃないですか」
レッド「笑えばいいと思うよ…」
リーリエ「笑えません」
ナツメ「つ、次からレッドも私もしっかり見てるから」
リーリエ「お願いしますよ…」
レッド「ごめん…」
リーリエ「ちゃんと見ててくださいよ」
リーリエ「逃げられたなんてどんな顔すればいいかわからないじゃないですか」
レッド「笑えばいいと思うよ…」
リーリエ「笑えません」
ナツメ「つ、次からレッドも私もしっかり見てるから」
リーリエ「お願いしますよ…」
VSプリン
リーリエ「サンド!みだれひっかきです!」
サンド「サンサンサンサンサンサン!」
プリン「プリプリプリプリプリ」
サンド「サンサンサンサンサンサン!」
プリン「プリプリプリプリプリ」
サンド「オラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
プリン「ムダムダムダムダムダムダムダムダムダ」
リーリエ「サンド!みだれひっかきです!」
サンド「サンサンサンサンサンサン!」
プリン「プリプリプリプリプリ」
サンド「サンサンサンサンサンサン!」
プリン「プリプリプリプリプリ」
サンド「オラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
プリン「ムダムダムダムダムダムダムダムダムダ」
リーリエ「負けないでくださいサンド!」
サンド「サンッ」ザシュ
プリン「プリッ!?」
リーリエ「今です!毒針!」
サンド「プッ」
リーリエ「サンドとどめです!」
テレッテー
サンド「アタタタタタタタタタタタ」
リーリエ「えっ…や、やりすぎじゃ…」
サンド「オワッタア!」K.O.
サンド「サンッ」ザシュ
プリン「プリッ!?」
リーリエ「今です!毒針!」
サンド「プッ」
リーリエ「サンドとどめです!」
テレッテー
サンド「アタタタタタタタタタタタ」
リーリエ「えっ…や、やりすぎじゃ…」
サンド「オワッタア!」K.O.
プリン「プリ~…」
リーリエ「今KOってどこからか…」
レッド「何してるの、ボール投げないと…」
リーリエ「あ…はい!」
リーリエ「モンスターボール!えいっ」ぽわーん
リーリエ「あ、あれ?」
リーリエ「それっ!ほいっ!うりゃっ!」ぷーん ぽへーん ぽろっ
リーリエ「全然当たらない…」
ナツメ「もう直接手で当てたら?」
リーリエ「そうします…」カチッ
リーリエ「今KOってどこからか…」
レッド「何してるの、ボール投げないと…」
リーリエ「あ…はい!」
リーリエ「モンスターボール!えいっ」ぽわーん
リーリエ「あ、あれ?」
リーリエ「それっ!ほいっ!うりゃっ!」ぷーん ぽへーん ぽろっ
リーリエ「全然当たらない…」
ナツメ「もう直接手で当てたら?」
リーリエ「そうします…」カチッ
リーリエ「……」
レッド「……」
ナツメ「あなたの言いたいことはわかるわ、まかせて」
ナツメ「どうしたの、もっと喜ばないの?初めてのゲットなんでしょ」
リーリエ「うれしいですけど…ゲットの方法が…」
ナツメ「コントロールはそのうちよくなるわよ…きっと」
ナツメ「今大事なのは過程より結果よ」
ナツメ「あなたは無事ポケモンをゲットできた、それでいいじゃない」
リーリエ「…そうですね」
リーリエ「うん、私やりました!」
リーリエ「プリンゲットです!」
サンド「ピッピカチュウ」
レッド「……」
ナツメ「あなたの言いたいことはわかるわ、まかせて」
ナツメ「どうしたの、もっと喜ばないの?初めてのゲットなんでしょ」
リーリエ「うれしいですけど…ゲットの方法が…」
ナツメ「コントロールはそのうちよくなるわよ…きっと」
ナツメ「今大事なのは過程より結果よ」
ナツメ「あなたは無事ポケモンをゲットできた、それでいいじゃない」
リーリエ「…そうですね」
リーリエ「うん、私やりました!」
リーリエ「プリンゲットです!」
サンド「ピッピカチュウ」
テンテンテレテン
リーリエ「回復もさせましたし…」
リーリエ「出て来てくださいプリン」
プリン「プリプリ~」
リーリエ「これからよろしくお願いしますね」
プリン「プリ」
リーリエ「レッドさん、これでどうですか?」
レッド「うん、オッケー…」
ナツメ「オッケーだってさ、がんばったわね」
リーリエ「回復もさせましたし…」
リーリエ「出て来てくださいプリン」
プリン「プリプリ~」
リーリエ「これからよろしくお願いしますね」
プリン「プリ」
リーリエ「レッドさん、これでどうですか?」
レッド「うん、オッケー…」
ナツメ「オッケーだってさ、がんばったわね」
レッド「これで手持ちは3匹…」
レッド「明日はジムに挑戦させてみようかな」
ナツメ「いいんじゃない」
レッド「じゃあそれ…」
ナツメ「…やっぱりだけど、少しぐらい話せるようにしといた方がいいわよ」
ナツメ「さっき声かけれてたじゃない」
レッド「うん…」
レッド「どうすれば話せるようになるかな…」
ナツメ「やってみたら意外と…」
ナツメ「グリーンも一人となら話せると思って用意してくれた仕事なんだし、あなたならできるわよ」
レッド「明日はジムに挑戦させてみようかな」
ナツメ「いいんじゃない」
レッド「じゃあそれ…」
ナツメ「…やっぱりだけど、少しぐらい話せるようにしといた方がいいわよ」
ナツメ「さっき声かけれてたじゃない」
レッド「うん…」
レッド「どうすれば話せるようになるかな…」
ナツメ「やってみたら意外と…」
ナツメ「グリーンも一人となら話せると思って用意してくれた仕事なんだし、あなたならできるわよ」
ナツメ「リーリエちゃん」
リーリエ「はい」
レッド「……」
リーリエ「?」
レッド「……」
ナツメ「黙ってちゃだめでしょ、言わなきゃ」
レッド「えと…ぽ…ポケモン…」
レッド「……」
リーリエ「??」
レッド「……」
リーリエ「???」
リーリエ「はい」
レッド「……」
リーリエ「?」
レッド「……」
ナツメ「黙ってちゃだめでしょ、言わなきゃ」
レッド「えと…ぽ…ポケモン…」
レッド「……」
リーリエ「??」
レッド「……」
リーリエ「???」
ナツメ「一言だけ言えただけマシかな…ほんとにポケモンってしか言ってないけど…」
ナツメ「ポケモンが3匹になったから明日はジムに挑戦してみようかって言いたかったの」
リーリエ「ジ…ジムですか…」
リーリエ「……」
ナツメ「あれ?嫌だった?」
リーリエ「いえ、やります」
リーリエ「あの人に少しでも近づくために」
リーリエ「がんばリーリエです!」
ナツメ「……」
レッド「……」
ナツメ「うん、がんばって」
ナツメ「ポケモンが3匹になったから明日はジムに挑戦してみようかって言いたかったの」
リーリエ「ジ…ジムですか…」
リーリエ「……」
ナツメ「あれ?嫌だった?」
リーリエ「いえ、やります」
リーリエ「あの人に少しでも近づくために」
リーリエ「がんばリーリエです!」
ナツメ「……」
レッド「……」
ナツメ「うん、がんばって」
ナツメの家
リーリエ「ここがお二人のお家ですか」
ナツメ「うん、そんなに広くはないけど、今日から自分の家だとおもって遠慮しなくていいからね」
ナツメ「あなたの部屋も用意してあるから自由に使ってね」
リーリエ「ありがとうございます」
ナツメ「ごはんできるまでここでもあなたの部屋ででも自由にしてていいからね」
リーリエ「あ、私も手伝います」
リーリエ「こう見えても料理は得意なんですよ」
リーリエ「ここがお二人のお家ですか」
ナツメ「うん、そんなに広くはないけど、今日から自分の家だとおもって遠慮しなくていいからね」
ナツメ「あなたの部屋も用意してあるから自由に使ってね」
リーリエ「ありがとうございます」
ナツメ「ごはんできるまでここでもあなたの部屋ででも自由にしてていいからね」
リーリエ「あ、私も手伝います」
リーリエ「こう見えても料理は得意なんですよ」
リーリエ「そういえばお家についてからレッドさんを見ませんけど、どうしたんですか?」
ナツメ「レッドならトレーニングに行ったと思う」
ナツメ「いつも帰ってきたと思ったらまたすぐ行っちゃうの」
ナツメ「ごはんができるころには帰ってくるから気にしなくていいわよ」
リーリエ「いつもって毎日やってるんですか?」
ナツメ「そう、もう習慣なんだろうね」
リーリエ「でもレッドさんって相当強いんですよね、なのにトレーニングですか」
ナツメ「強いからトレーニングを続けてるんだと思う…」
ナツメ「それとレッドは相当強いんじゃなくて世界一強いの」
ナツメ「レッドならトレーニングに行ったと思う」
ナツメ「いつも帰ってきたと思ったらまたすぐ行っちゃうの」
ナツメ「ごはんができるころには帰ってくるから気にしなくていいわよ」
リーリエ「いつもって毎日やってるんですか?」
ナツメ「そう、もう習慣なんだろうね」
リーリエ「でもレッドさんって相当強いんですよね、なのにトレーニングですか」
ナツメ「強いからトレーニングを続けてるんだと思う…」
ナツメ「それとレッドは相当強いんじゃなくて世界一強いの」
リーリエ「…やっぱりナツメさんとレッドさんって仲がいいんですね」
ナツメ「悪くはないわね、そう思われるのはうれしいけど」
リーリエ「悪くはないどころじゃないでしょう」
リーリエ「だってレッドさんの話をするときのナツメさんすごくうれしそうですから」
リーリエ「ククイ博士とバーネット博士みたいだなと思いまして」
リーリエ「あ、ククイ博士とバーネット博士というのは私がアローラにいた時にお世話になっていた方たちです」
リーリエ「二人ともお互いのことが大好きで、ナツメさんとレッドさんもそうじゃないですか」
ナツメ「そそそそんなこと…」
リーリエ「どうしたらそんな仲のいいご夫婦になれるんですか」
ナツメ「いやその…私たちそういうのじゃなくて…」
ナツメ「悪くはないわね、そう思われるのはうれしいけど」
リーリエ「悪くはないどころじゃないでしょう」
リーリエ「だってレッドさんの話をするときのナツメさんすごくうれしそうですから」
リーリエ「ククイ博士とバーネット博士みたいだなと思いまして」
リーリエ「あ、ククイ博士とバーネット博士というのは私がアローラにいた時にお世話になっていた方たちです」
リーリエ「二人ともお互いのことが大好きで、ナツメさんとレッドさんもそうじゃないですか」
ナツメ「そそそそんなこと…」
リーリエ「どうしたらそんな仲のいいご夫婦になれるんですか」
ナツメ「いやその…私たちそういうのじゃなくて…」
リーリエ「そういうのじゃないとはどういうことですか?」
ナツメ「普通にそのまま…私たちまだ夫婦じゃない…」
リーリエ「あっそうだったんですか、てっきりそうかと…」
リーリエ「でも仲のいいってことには変わりないじゃないですか」
リーリエ「私もそういう恋人同士になりたいですよ」
ナツメ「えっと…そういうのでもー…ない」
リーリエ「えっ!?でも…えッ!?」
リーリエ「さっきまだ夫婦じゃないっておっしゃったじゃないですか、それってもうちょっとで結婚って意味なんじゃないんですか」
ナツメ「!」
ナツメ「そ、そんなこと言ってたっけ?まだとかそういうのよくわかんないなー」
ナツメ「普通にそのまま…私たちまだ夫婦じゃない…」
リーリエ「あっそうだったんですか、てっきりそうかと…」
リーリエ「でも仲のいいってことには変わりないじゃないですか」
リーリエ「私もそういう恋人同士になりたいですよ」
ナツメ「えっと…そういうのでもー…ない」
リーリエ「えっ!?でも…えッ!?」
リーリエ「さっきまだ夫婦じゃないっておっしゃったじゃないですか、それってもうちょっとで結婚って意味なんじゃないんですか」
ナツメ「!」
ナツメ「そ、そんなこと言ってたっけ?まだとかそういうのよくわかんないなー」
リーリエ「ではお二人はどういうご関係なんですか?」
ナツメ「と、友達ー…かな、うんただの友達」
リーリエ「友だち…本当ですか?」
ナツメ「嘘ついてどうすんのよ」
リーリエ「ですがとてもそうは思えません…」
リーリエ「もしお二人で歩いていれば誰が見てもご夫婦、もしくはカップルですよ」
ナツメ「そんなの男女で歩いてたらそう思われることもあるでしょ」
リーリエ「私にはわかります、ナツメさんがレッドさんを、レッドさんがナツメさんを大好きなことぐらい」
ナツメ「…コトネと同じようなこと言うのね」
ナツメ「と、友達ー…かな、うんただの友達」
リーリエ「友だち…本当ですか?」
ナツメ「嘘ついてどうすんのよ」
リーリエ「ですがとてもそうは思えません…」
リーリエ「もしお二人で歩いていれば誰が見てもご夫婦、もしくはカップルですよ」
ナツメ「そんなの男女で歩いてたらそう思われることもあるでしょ」
リーリエ「私にはわかります、ナツメさんがレッドさんを、レッドさんがナツメさんを大好きなことぐらい」
ナツメ「…コトネと同じようなこと言うのね」
ナツメ「そんな簡単な話じゃないのよ、これは…」
リーリエ「すいません…つい…」
ナツメ「いいのよ、無理やりなコトネに比べたら全然マシ」
ナツメ「それにレッドの方はわからないけど、私の方は間違ってないし…」
リーリエ「何が間違ってないんですか?」
ナツメ「……」
ナツメ「……//」
ナツメ「そんなことはいいの…」
リーリエ「すいません…でも気になっちゃって…」
リーリエ「すいません…つい…」
ナツメ「いいのよ、無理やりなコトネに比べたら全然マシ」
ナツメ「それにレッドの方はわからないけど、私の方は間違ってないし…」
リーリエ「何が間違ってないんですか?」
ナツメ「……」
ナツメ「……//」
ナツメ「そんなことはいいの…」
リーリエ「すいません…でも気になっちゃって…」
リーリエ「ナツメさんとレッドさんの出会いって何だったんですか?」
ナツメ「それは私がジムリーダーをしてて、レッドが挑戦者で来たの」
リーリエ「もっと詳しくお願いします」
ナツメ「詳しくって…」
ナツメ「そんなこと聞いてどうするのよ」
リーリエ「参考のために」
ナツメ「参考…なんの参考にもならないと思うけど…」
リーリエ「お願いします」
ナツメ「……」
ナツメ「わかった…」
ナツメ「それは私がジムリーダーをしてて、レッドが挑戦者で来たの」
リーリエ「もっと詳しくお願いします」
ナツメ「詳しくって…」
ナツメ「そんなこと聞いてどうするのよ」
リーリエ「参考のために」
ナツメ「参考…なんの参考にもならないと思うけど…」
リーリエ「お願いします」
ナツメ「……」
ナツメ「わかった…」
ナツメ「その前に私のこと教えとかないとね」
ナツメ「そこのスプーンとってもらえる」
リーリエ「はい」
ナツメ「ありがと」
ナツメ「……」グニュイ
リーリエ「!」
リーリエ(スプーンが曲がった!?一体どういう…)
ナツメ「スプーンが曲がった!?一体どういう…」
リーリエ「えっ…」
ナツメ「……」
ナツメ「そこのスプーンとってもらえる」
リーリエ「はい」
ナツメ「ありがと」
ナツメ「……」グニュイ
リーリエ「!」
リーリエ(スプーンが曲がった!?一体どういう…)
ナツメ「スプーンが曲がった!?一体どういう…」
リーリエ「えっ…」
ナツメ「……」
ナツメ「次、あそこのコップ見て」
ふわふわ
リーリエ「う、浮いてる…」
リーリエ「ナツメさん、これは…あれ」
ナツメ「こっちよ」
リーリエ「!…いつの間に」
ナツメ「こんな風に私は普通の人とはちょっと違うの、超能力者だから…」
リーリエ「超能力…」
ナツメ「タネも仕掛けもないわよ…世の中にはこういうことができる人が何人かいるの、私もその一人…」
ナツメ「でも人ってのは自分と違うものに対しては冷たい…私もこの力のせいで恐れられ避けられてた…」
ナツメ「こんな私の過去だけど、まだ聞きたい?」
リーリエ「はい」
ナツメ「怖くないの?」
リーリエ「まだ少ししか話してませんがナツメさんはお優しい方だってよくわかります」
リーリエ「超能力も驚きはしましたし、すごいとは思いますが、怖いとは思いません」
ナツメ「…じゃあ、ちょっと長いけど」
ふわふわ
リーリエ「う、浮いてる…」
リーリエ「ナツメさん、これは…あれ」
ナツメ「こっちよ」
リーリエ「!…いつの間に」
ナツメ「こんな風に私は普通の人とはちょっと違うの、超能力者だから…」
リーリエ「超能力…」
ナツメ「タネも仕掛けもないわよ…世の中にはこういうことができる人が何人かいるの、私もその一人…」
ナツメ「でも人ってのは自分と違うものに対しては冷たい…私もこの力のせいで恐れられ避けられてた…」
ナツメ「こんな私の過去だけど、まだ聞きたい?」
リーリエ「はい」
ナツメ「怖くないの?」
リーリエ「まだ少ししか話してませんがナツメさんはお優しい方だってよくわかります」
リーリエ「超能力も驚きはしましたし、すごいとは思いますが、怖いとは思いません」
ナツメ「…じゃあ、ちょっと長いけど」
約10年前・ヤマブキシティ
棗父「ほー、ロケット団がシルフカンパニーから撤退か」
棗父「しかも少年がやったのか、すごいな」
棗父「ほらテレビ見てみろ」
ナツメ「……」
ナツメ「興味ない…」
棗父「あ、おいどこ行くんだ」
ナツメ「ジム…」
棗父「お、おう…そうか」
棗父「ほー、ロケット団がシルフカンパニーから撤退か」
棗父「しかも少年がやったのか、すごいな」
棗父「ほらテレビ見てみろ」
ナツメ「……」
ナツメ「興味ない…」
棗父「あ、おいどこ行くんだ」
ナツメ「ジム…」
棗父「お、おう…そうか」
棗父「あの子から感情というものが全く感じられん…」
棗父「我が子ながら気味が悪い…」
棗母「そういうこと言うもんじゃありませんよ」
棗父「しかしな…」
棗父「いや、すまん…」
ナツメ(……)
ナツメ(感情を見せたら見せたで気味悪がるくせに…)
ナツメ(二人とも私のことをよく思ってないことなんてもう何年も前からわかってる…)
ナツメ(誰も信用できない…)
棗父「我が子ながら気味が悪い…」
棗母「そういうこと言うもんじゃありませんよ」
棗父「しかしな…」
棗父「いや、すまん…」
ナツメ(……)
ナツメ(感情を見せたら見せたで気味悪がるくせに…)
ナツメ(二人とも私のことをよく思ってないことなんてもう何年も前からわかってる…)
ナツメ(誰も信用できない…)
外
ナツメ(まだジムなら…ポケモンたちといる空間なら…)
ナツメ「……」ぴくっ
男(うわっ、あれはジムの…無視したら何されるか…)
男「おはようございます」
ナツメ「……」ぺこ
ナツメ(別に何もしないって…無理やりあいさつされても…)
ナツメ(そもそも他人に興味がないんだから何かするわけないのに…)
ナツメ(あの人も、あの人も、あんな小さな子まで…)
ナツメ(みんな私のこと…何にもしてないのに…)
ナツメ(まだ親は子どもってことで少しは情があるだろうけど、外の人にはそんなものはない…)
ナツメ(この移動時間はつらい…)
ナツメ(まだジムなら…ポケモンたちといる空間なら…)
ナツメ「……」ぴくっ
男(うわっ、あれはジムの…無視したら何されるか…)
男「おはようございます」
ナツメ「……」ぺこ
ナツメ(別に何もしないって…無理やりあいさつされても…)
ナツメ(そもそも他人に興味がないんだから何かするわけないのに…)
ナツメ(あの人も、あの人も、あんな小さな子まで…)
ナツメ(みんな私のこと…何にもしてないのに…)
ナツメ(まだ親は子どもってことで少しは情があるだろうけど、外の人にはそんなものはない…)
ナツメ(この移動時間はつらい…)
ヤマブキジム
ナツメ「おめでとう…これが私に勝った証のゴールドバッジ」
挑戦者「ありがとうございます!」
ナツメ「……」
ナツメ(私のことをよく知らない挑戦者と戦うことだけが唯一の楽しみ…)
ナツメ(純粋に私に勝ちたいということだけ考えてる…)
ナツメ(そのせいで作戦は筒抜けだけど…まあそれは無視して…)
ジムトレ(当時)「ナツメ、また挑戦者だ」
ナツメ「わかった…」
ナツメ「おめでとう…これが私に勝った証のゴールドバッジ」
挑戦者「ありがとうございます!」
ナツメ「……」
ナツメ(私のことをよく知らない挑戦者と戦うことだけが唯一の楽しみ…)
ナツメ(純粋に私に勝ちたいということだけ考えてる…)
ナツメ(そのせいで作戦は筒抜けだけど…まあそれは無視して…)
ジムトレ(当時)「ナツメ、また挑戦者だ」
ナツメ「わかった…」
ナツメ「ようこそ…」
レッド「……」
ナツメ(あれ、この子たしか…)
ナツメ(そうだ、今朝ニュースでやってた…)
ナツメ(こんな子がロケット団を…?)
ナツメ(そもそもなんでそんなことを?ロケット団と戦って何か得があるの?)
レッド「……」
ナツメ(見れば見るほど不思議な子…)
ナツメ(私が他人に興味を持つなんて…)
レッド「……」
ナツメ(あれ、この子たしか…)
ナツメ(そうだ、今朝ニュースでやってた…)
ナツメ(こんな子がロケット団を…?)
ナツメ(そもそもなんでそんなことを?ロケット団と戦って何か得があるの?)
レッド「……」
ナツメ(見れば見るほど不思議な子…)
ナツメ(私が他人に興味を持つなんて…)
ナツメ(ちょっと何を考えてるか見てみよ)
ナツメ「……」
レッド(ジム戦ポケモン図鑑グリーンエスパータイプジムポケモンリーグヤマブキシティグルメエヴァまだロケット団おこづかい格闘道場エスパー対策チャンピオンマサラタウン悪即斬マスターボールきずぐすりシルフカンパニー自転車…」
ナツメ「…っ」
ナツメ(いろいろ考えすぎ)
ナツメ(私の頭がパンクするところだった…)
ナツメ(もっと頭の中スッキリさせればいいのに…)
ナツメ「……」
レッド(ジム戦ポケモン図鑑グリーンエスパータイプジムポケモンリーグヤマブキシティグルメエヴァまだロケット団おこづかい格闘道場エスパー対策チャンピオンマサラタウン悪即斬マスターボールきずぐすりシルフカンパニー自転車…」
ナツメ「…っ」
ナツメ(いろいろ考えすぎ)
ナツメ(私の頭がパンクするところだった…)
ナツメ(もっと頭の中スッキリさせればいいのに…)
一瞬メタ的な情報読んでるのかと思ってビビった
セーブとか見たらどう思うんだろ…
セーブとか見たらどう思うんだろ…
ナツメ(あの子の頭の中見ながらだと集中しにくいな)
ナツメ(でもまだ上手く超能力をコントロールできないし、一度見ちゃったから勝手に…)
レッド「あの、大丈夫ですか…」
ナツメ「あっ…うん」
ナツメ(やっぱり変に思われるよね…)
ナツメ(私が普通じゃないって気づかれる前に終わらそう)
ナツメ「!?」
ナツメ(汗がこんなに…)
ナツメ(なんで…超能力の使い過ぎ…?)
ナツメ(頭が痛い…あの子の頭の中を見たから?)
ナツメ(ってあれ…前が…きゅう…に…)
ナツメ(でもまだ上手く超能力をコントロールできないし、一度見ちゃったから勝手に…)
レッド「あの、大丈夫ですか…」
ナツメ「あっ…うん」
ナツメ(やっぱり変に思われるよね…)
ナツメ(私が普通じゃないって気づかれる前に終わらそう)
ナツメ「!?」
ナツメ(汗がこんなに…)
ナツメ(なんで…超能力の使い過ぎ…?)
ナツメ(頭が痛い…あの子の頭の中を見たから?)
ナツメ(ってあれ…前が…きゅう…に…)
―――――――――
ナツメ「……」ぱちっ
レッド「……」
ナツメ「!」びくっ
レッド「…!」びくっ
レッド「びっくりした…」
ナツメ「それ私のセリフ…」
ナツメ「…ここどこ?ジムじゃないみたいだけど」
レッド「病院…」
ナツメ「病院?どうして…?」
レッド「急に倒れたから…」
ナツメ「……」
ナツメ「……」ぱちっ
レッド「……」
ナツメ「!」びくっ
レッド「…!」びくっ
レッド「びっくりした…」
ナツメ「それ私のセリフ…」
ナツメ「…ここどこ?ジムじゃないみたいだけど」
レッド「病院…」
ナツメ「病院?どうして…?」
レッド「急に倒れたから…」
ナツメ「……」
ナツメ(そうだ思い出した…)
ナツメ(この子の考えを読もうとしたら…)
ナツメ「……」キョロキョロ
ナツメ(期待はしてなかったけど親はどっちも来てないか…)
ナツメ(子どもが倒れたってのに…)
ナツメ(あれ…)
ナツメ(今思ったけどどうしてこの子がいるの?)
ナツメ「……」
ナツメ(超能力が使えない…?)
ナツメ(この子の考えを読もうとしたら…)
ナツメ「……」キョロキョロ
ナツメ(期待はしてなかったけど親はどっちも来てないか…)
ナツメ(子どもが倒れたってのに…)
ナツメ(あれ…)
ナツメ(今思ったけどどうしてこの子がいるの?)
ナツメ「……」
ナツメ(超能力が使えない…?)
レッド「どうかしました…?」
レッド「どこか痛みます?」
ナツメ「いや、もう平気」
ナツメ「ごめんなさいね、心配かけて」
ナツメ「ジム戦の途中だったよね、戻ってやりましょうか」
レッド「いや今日はやめた方がいい…」
ナツメ「どうして?」
レッド「今日は安静にしてなきゃ…」
レッド「心配だし」
ナツメ「心配…?私のことが…?」
レッド「どこか痛みます?」
ナツメ「いや、もう平気」
ナツメ「ごめんなさいね、心配かけて」
ナツメ「ジム戦の途中だったよね、戻ってやりましょうか」
レッド「いや今日はやめた方がいい…」
ナツメ「どうして?」
レッド「今日は安静にしてなきゃ…」
レッド「心配だし」
ナツメ「心配…?私のことが…?」
ナツメ「……」
ナツメ(この子の考えてることがわからない…)
ナツメ(一時的ではあるだろうけど超能力が使えなくなっているためではない…)
ナツメ(今まで私のことを心配した人間なんていなかった)
ナツメ(もちろん親でさえ…)
ナツメ(なのに今日初めて会ったこんな子に心配されるなんて)
ナツメ(いや、私のことをちゃんと人として考えてくれるなんて…)
ナツメ「……」
ナツメ(ああそうか…この子は私が人と違うってことをまだ知らないんだ…)
ナツメ(それでやさしいだけなんだ)
ナツメ(超能力者だって知られたら…)
ナツメ(この子の考えてることがわからない…)
ナツメ(一時的ではあるだろうけど超能力が使えなくなっているためではない…)
ナツメ(今まで私のことを心配した人間なんていなかった)
ナツメ(もちろん親でさえ…)
ナツメ(なのに今日初めて会ったこんな子に心配されるなんて)
ナツメ(いや、私のことをちゃんと人として考えてくれるなんて…)
ナツメ「……」
ナツメ(ああそうか…この子は私が人と違うってことをまだ知らないんだ…)
ナツメ(それでやさしいだけなんだ)
ナツメ(超能力者だって知られたら…)
レッド「ねえ…」
レッド「あのー…」
レッド「おーい…」
ナツメ「あっ…な、なに?」
レッド「飲み物買ってくるけど、何か飲みたいものある?」
ナツメ「ああ、私はいいわよ」
レッド「飲んだ方がいいよ、元気出るし」
レッド「いろいろ考えてるみたいだけど、そういうときこそリラックスした方がいいよ」
レッド「じゃあ買ってくるね」
レッド「あのー…」
レッド「おーい…」
ナツメ「あっ…な、なに?」
レッド「飲み物買ってくるけど、何か飲みたいものある?」
ナツメ「ああ、私はいいわよ」
レッド「飲んだ方がいいよ、元気出るし」
レッド「いろいろ考えてるみたいだけど、そういうときこそリラックスした方がいいよ」
レッド「じゃあ買ってくるね」
レッド「ミックスオレでいいかな…」
ポチッ ガコンッ ポチッ ガコンッ
レッド「よし…」
看護師A「ねえ聞いた、あのジムリーダー」
看護師B「知ってる知ってる、あんな超能力者、いや化け物を病院に連れてきたりして、暴れられたらどう責任とってくれるんだか」
看護師A「なんでもジムの挑戦者の子が連れてきたんだって」
看護師A「いくらあのジムリーダーのこと知らないからって、ほんと困ったことしてくれたもんね」
看護師B「もう無事なんだったらとっとと出て行ってくれないかしら」
レッド「……」
ポチッ ガコンッ ポチッ ガコンッ
レッド「よし…」
看護師A「ねえ聞いた、あのジムリーダー」
看護師B「知ってる知ってる、あんな超能力者、いや化け物を病院に連れてきたりして、暴れられたらどう責任とってくれるんだか」
看護師A「なんでもジムの挑戦者の子が連れてきたんだって」
看護師A「いくらあのジムリーダーのこと知らないからって、ほんと困ったことしてくれたもんね」
看護師B「もう無事なんだったらとっとと出て行ってくれないかしら」
レッド「……」
レッド「買ってきた…」
ナツメ「あ、ありがとう…」
レッド「もう平気なの?」
ナツメ「うん、大丈夫」
レッド「じゃあここから出ましょう、送るから」
ナツメ「あ…うん…」
ナツメ「あ、ありがとう…」
レッド「もう平気なの?」
ナツメ「うん、大丈夫」
レッド「じゃあここから出ましょう、送るから」
ナツメ「あ…うん…」
外
ナツメ「……」
ナツメ(やっぱりまだ超能力が使えない…)
ナツメ(でも、そのおかげで聞きたくもない他人の声を聞かなくて済む…)
ナツメ(聞こえないことがこんなにも快適だなんて…)
レッド「ねえジムリーダーさん…」
ナツメ「なに?」
レッド「ジムリーダーさんって超能力者なの?」
ナツメ「えっ」ドキッ
ナツメ「ど、どうしてそれを…」
レッド「さっき看護師さんたちが話してた…」
ナツメ「……」
ナツメ(やっぱりまだ超能力が使えない…)
ナツメ(でも、そのおかげで聞きたくもない他人の声を聞かなくて済む…)
ナツメ(聞こえないことがこんなにも快適だなんて…)
レッド「ねえジムリーダーさん…」
ナツメ「なに?」
レッド「ジムリーダーさんって超能力者なの?」
ナツメ「えっ」ドキッ
ナツメ「ど、どうしてそれを…」
レッド「さっき看護師さんたちが話してた…」
レッド「どうなの?」
ナツメ「……」
ナツメ「そうよ」
ナツメ「私は超能力者、あなたやここにいる人たちの誰とも違う化け物よ…」
レッド「化け物…?」
ナツメ「そう…いるだけで嫌われる存在よ」
ナツメ「少しでも認めてもらおうと思って、この街のジムリーダーになったの…」
ナツメ「でもその逆…」
レッド「そんないるだけで嫌われるって誰かに何かしたの?」
ナツメ「何もしてない…」
ナツメ「……」
ナツメ「そうよ」
ナツメ「私は超能力者、あなたやここにいる人たちの誰とも違う化け物よ…」
レッド「化け物…?」
ナツメ「そう…いるだけで嫌われる存在よ」
ナツメ「少しでも認めてもらおうと思って、この街のジムリーダーになったの…」
ナツメ「でもその逆…」
レッド「そんないるだけで嫌われるって誰かに何かしたの?」
ナツメ「何もしてない…」
レッド「何もしてないんだったらおかしいじゃん」
レッド「それに特におかしなことはされてなかったし…」
ナツメ「……」
ナツメ「普通だったらそんな人間排除しようってなるでしょうけど」
ナツメ「超能力者に何かしたら、自分たちがどうなるかわからないってことで何もされない」
ナツメ「超能力を使えることでこんな扱いを受けるけど超能力を使えることで守られてるの」
ナツメ「こんなんだから私と関わったってろくなことはないわ」
ナツメ「それなのにあなたは優しかった…」
ナツメ「ありがとう…」
ナツメ「これはお礼よ」
ナツメ「ヤマブキジムのジムバッジ、ゴールドバッジよ」
レッド「それに特におかしなことはされてなかったし…」
ナツメ「……」
ナツメ「普通だったらそんな人間排除しようってなるでしょうけど」
ナツメ「超能力者に何かしたら、自分たちがどうなるかわからないってことで何もされない」
ナツメ「超能力を使えることでこんな扱いを受けるけど超能力を使えることで守られてるの」
ナツメ「こんなんだから私と関わったってろくなことはないわ」
ナツメ「それなのにあなたは優しかった…」
ナツメ「ありがとう…」
ナツメ「これはお礼よ」
ナツメ「ヤマブキジムのジムバッジ、ゴールドバッジよ」
レッド「それは受け取れない…」
ナツメ「えっどうして?」
レッド「だってまだ俺勝ってないから」
ナツメ「ジムバッジってのはジムリーダーが認めさえすればどんな条件であろうと渡していいのよ」
ナツメ「ジムバトルはその認める方法の一つってだけ」
ナツメ「だからリーダーが認めなかったら勝ったのにもらえなかったり、逆に負けたのにもらえることもある」
ナツメ「それは稀だけど」
ナツメ「わかった?ほら受け取って」
レッド「嫌です…」
ナツメ「えっどうして?」
レッド「だってまだ俺勝ってないから」
ナツメ「ジムバッジってのはジムリーダーが認めさえすればどんな条件であろうと渡していいのよ」
ナツメ「ジムバトルはその認める方法の一つってだけ」
ナツメ「だからリーダーが認めなかったら勝ったのにもらえなかったり、逆に負けたのにもらえることもある」
ナツメ「それは稀だけど」
ナツメ「わかった?ほら受け取って」
レッド「嫌です…」
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