私的良スレ書庫
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元スレ男「ずっと前から好きでした!」 後輩「……誰?」
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翌日 朝
男「おはよう! 爽やかな朝だね!」
後輩「すみません。待たせてしまって」
男「大丈夫だよ! 今来たところだから!」
後輩「……朝からうっとおしいテンションですね」
男「徹夜明けだからね! ナチュラル・ハイってやつだよ!」
後輩「今日は小テストでもあるのですか?」
男「小テストよりも重要な提出物があってね。それを書いてたんだ」
後輩「進路調査票ですか?」
男「ふふふ。土曜日のデートプランだよ!」
後輩「……」
男「後で感想を教えてね!」
後輩「歯を食いしばりなさい」
男「えっ」
後輩「この豚が!」バチン
男「○△□×……!!?」
男「おはよう! 爽やかな朝だね!」
後輩「すみません。待たせてしまって」
男「大丈夫だよ! 今来たところだから!」
後輩「……朝からうっとおしいテンションですね」
男「徹夜明けだからね! ナチュラル・ハイってやつだよ!」
後輩「今日は小テストでもあるのですか?」
男「小テストよりも重要な提出物があってね。それを書いてたんだ」
後輩「進路調査票ですか?」
男「ふふふ。土曜日のデートプランだよ!」
後輩「……」
男「後で感想を教えてね!」
後輩「歯を食いしばりなさい」
男「えっ」
後輩「この豚が!」バチン
男「○△□×……!!?」
後輩「言いましたよね。力を抜け、と。これで身体を壊したりしたら、どうするのですか」
男「だ、大丈夫だよ! 授業中に寝ればいいわけで……」
後輩「いいえ。貴方は学校を休み、自宅のベッドで眠るのです」
男「そこまでする必要ないって!」
後輩「その言葉、そっくりそのままお返しします」
男「だ、大丈夫だよ! 授業中に寝ればいいわけで……」
後輩「いいえ。貴方は学校を休み、自宅のベッドで眠るのです」
男「そこまでする必要ないって!」
後輩「その言葉、そっくりそのままお返しします」
男「後輩を一人で学校になんて行かせられないよ!」
後輩「私は幼稚園児ですか。一人で学校にくらい行けますよ」
男「だけど……」
後輩「今日無理をして、土曜日に会えなくなってもいいのですか?」
男「……わかったよ」
後輩「私は幼稚園児ですか。一人で学校にくらい行けますよ」
男「だけど……」
後輩「今日無理をして、土曜日に会えなくなってもいいのですか?」
男「……わかったよ」
男「あのさ、学校行く前にデートプランの感想を教えてくれないかな?」
後輩「後で読んで、明日お伝えしますから」
男「後輩の感想が気になって眠れない……」
後輩「……わかりました。その代わり、ちゃんと寝るのですよ?」
男「うん! ありがと!」
後輩「まったく。世話のかかる人です」
男「えへへ。だって、後輩がどんな反応するか楽しみなんだもん!」
後輩「はいはい。いま読みますから待っててください」
男「どうかな?」
後輩「……」
男「後輩?」
後輩「……」ビリビリ
男「な、なにしてんの!?」
後輩「先輩のご期待に沿って、デートプランが書かれた紙を引き裂いてあげたのです」
後輩「後で読んで、明日お伝えしますから」
男「後輩の感想が気になって眠れない……」
後輩「……わかりました。その代わり、ちゃんと寝るのですよ?」
男「うん! ありがと!」
後輩「まったく。世話のかかる人です」
男「えへへ。だって、後輩がどんな反応するか楽しみなんだもん!」
後輩「はいはい。いま読みますから待っててください」
男「どうかな?」
後輩「……」
男「後輩?」
後輩「……」ビリビリ
男「な、なにしてんの!?」
後輩「先輩のご期待に沿って、デートプランが書かれた紙を引き裂いてあげたのです」
男「いくらなんでも、これは酷いよ!」
後輩「すみません。引き裂いてほしくて、こんなふざけたものを書いてきたのかと思ったので」
男「なにが気に入らなかったのさ!?」
後輩「まず朝の集合が駅前というのが気に入りません。駅前まで一人で行けと?」
男「だって、後輩はバスでしょ? 僕は自転車で行くし……」
後輩「私の家に自転車を停めて、一緒にバスで移動すればいいでしょう。それ以外の選択肢なんて存在しませんよ」
後輩「すみません。引き裂いてほしくて、こんなふざけたものを書いてきたのかと思ったので」
男「なにが気に入らなかったのさ!?」
後輩「まず朝の集合が駅前というのが気に入りません。駅前まで一人で行けと?」
男「だって、後輩はバスでしょ? 僕は自転車で行くし……」
後輩「私の家に自転車を停めて、一緒にバスで移動すればいいでしょう。それ以外の選択肢なんて存在しませんよ」
後輩「電車で水族館に向かうことになっていますが、何をしに行くのですか?」
男「そりゃあ、観覧ですけど……」
後輩「魚は見るものではなく食べるものです」
男「それ言ったら、水族館なんていらないよね……」
後輩「会話の続かないカップルからは需要があるので、存在してもいいんじゃないですか」
男「そりゃあ、観覧ですけど……」
後輩「魚は見るものではなく食べるものです」
男「それ言ったら、水族館なんていらないよね……」
後輩「会話の続かないカップルからは需要があるので、存在してもいいんじゃないですか」
後輩「昼食のお店のチョイスにもセンスのなさが現れています」
男「そのお店はピザが美味しいって話題なんだよ? 後輩、ピザ好きでしょ?」
後輩「ええ。このお店のことは私も承知しています。いつか、一人で行ってみたいと思っています」
男「なんで僕とは行ってくれないのさ!」
後輩「貴方はブヒブヒ鳴きながら、私の料理を食べていればいいのです」
男「……」
男「そのお店はピザが美味しいって話題なんだよ? 後輩、ピザ好きでしょ?」
後輩「ええ。このお店のことは私も承知しています。いつか、一人で行ってみたいと思っています」
男「なんで僕とは行ってくれないのさ!」
後輩「貴方はブヒブヒ鳴きながら、私の料理を食べていればいいのです」
男「……」
男「さ、最後のタワーの展望台から夜景を眺めるのは譲れないからね!」
後輩「そうですか。では、私を一人にするということですね」
男「これもダメなの……」
後輩「当然です。私には夜景を眺める余裕なんてありません」
後輩「先輩だって、他に見なくてはならないものがあると思いますよ」
男「……確かに」
後輩「そうですか。では、私を一人にするということですね」
男「これもダメなの……」
後輩「当然です。私には夜景を眺める余裕なんてありません」
後輩「先輩だって、他に見なくてはならないものがあると思いますよ」
男「……確かに」
後輩「私を想ってデートプランを立ててくれたのは、充分伝わりました。ですが、先輩は大きな勘違いをしています。私を喜ばせたいのなら、どこかへ出掛ける必要なんてないのです」
後輩「私は、どんなものでも美味しいと感じるでしょうし、ありふれた景色だって綺麗に見えることでしょう」
後輩「先輩と一緒なら、ですが」
男「……僕も後輩が傍にいてくれるなら、そうかもしれない」
後輩「そうでしょうとも。先輩は私に夢中ですからね」
後輩「私は、どんなものでも美味しいと感じるでしょうし、ありふれた景色だって綺麗に見えることでしょう」
後輩「先輩と一緒なら、ですが」
男「……僕も後輩が傍にいてくれるなら、そうかもしれない」
後輩「そうでしょうとも。先輩は私に夢中ですからね」
男「デートプランを練り直してくるね」
後輩「ちゃんと睡眠をとって、すっきりした状態で考えてくださいね」
男「うん。そうするよ」
後輩「では、そろそろ学校へ行くので、歯を食いしばりなさい」
男「えっ?」
後輩「この豚が!」ギュウウウ
男「い、痛い! 締めすぎだよ!」
後輩「他に言うことがあるでしょう?」ギュウウウウウウ
男「……一人にさせて、ごめん」
後輩「誠意が足りません」ギュウウウウウウウウ
男「大好きだよ」ナデナデ
後輩「あと20分、この状態を維持したら、許してあげましょう」ギュウウウウウウウウウウウ
後輩「ちゃんと睡眠をとって、すっきりした状態で考えてくださいね」
男「うん。そうするよ」
後輩「では、そろそろ学校へ行くので、歯を食いしばりなさい」
男「えっ?」
後輩「この豚が!」ギュウウウ
男「い、痛い! 締めすぎだよ!」
後輩「他に言うことがあるでしょう?」ギュウウウウウウ
男「……一人にさせて、ごめん」
後輩「誠意が足りません」ギュウウウウウウウウ
男「大好きだよ」ナデナデ
後輩「あと20分、この状態を維持したら、許してあげましょう」ギュウウウウウウウウウウウ
>>354
ありがとう! これからもよろしく!
ありがとう! これからもよろしく!
土曜日 朝 男宅
妹「おはよう」
男「おう。今日は試合か?」
妹「うん。東高と練習試合。……お兄ちゃんはデートだよね?」
男「ああ。愛しの後輩とな」
妹「頑張ってね。あたしが後輩さんの義妹になれるように」
男「……そうだな。そうなれるように頑張るさ」
妹「頼むよー。あたしの娘と後輩さんの娘が恋人になって、そこで遂にあたしたちのDNAが混じりあうという、壮大な計画の成功の鍵はお兄ちゃんが握ってるんだからさ」
男「任せろ。そんな計画、握り潰してやる」
妹「おはよう」
男「おう。今日は試合か?」
妹「うん。東高と練習試合。……お兄ちゃんはデートだよね?」
男「ああ。愛しの後輩とな」
妹「頑張ってね。あたしが後輩さんの義妹になれるように」
男「……そうだな。そうなれるように頑張るさ」
妹「頼むよー。あたしの娘と後輩さんの娘が恋人になって、そこで遂にあたしたちのDNAが混じりあうという、壮大な計画の成功の鍵はお兄ちゃんが握ってるんだからさ」
男「任せろ。そんな計画、握り潰してやる」
妹「ってかさ、その服で行くつもりなの?」
男「なにか問題ある?」
妹「地味すぎ。デートに行く服装とは思えない」
男「でも、これは後輩のコーディネートなんだけどな。昨日、選んでもらったんだ」
妹「そうなの? うーん。あたしなら、もう少し明るい色を選ぶけどなあ……」
男「なんでも、俺は凝った服装をする必要がないそうだ。無難な服でいい、と」
妹「……ああ、そういうこと。最近、後輩さんがよくデレるようになったね」
男「遠回しすぎて、理解するのに時間がかかるけどな」
男「なにか問題ある?」
妹「地味すぎ。デートに行く服装とは思えない」
男「でも、これは後輩のコーディネートなんだけどな。昨日、選んでもらったんだ」
妹「そうなの? うーん。あたしなら、もう少し明るい色を選ぶけどなあ……」
男「なんでも、俺は凝った服装をする必要がないそうだ。無難な服でいい、と」
妹「……ああ、そういうこと。最近、後輩さんがよくデレるようになったね」
男「遠回しすぎて、理解するのに時間がかかるけどな」
男「そろそろ部活に行ったほうがいいんじゃねえの?」
妹「うーん。今日は休んじゃおうかなあ……」
男「……デートの邪魔をしたら、さすがにキレるぞ」
妹「違うよ。そうじゃなくて、純粋に部活に行きたくないんだ」
男「まあ、どうせ試合に出れないだろうし、チームに何も影響はないだろうが、顔は出しておいた方がいいと思うぞ」
妹「1年でレギュラー張ってるんですけど」
妹「うーん。今日は休んじゃおうかなあ……」
男「……デートの邪魔をしたら、さすがにキレるぞ」
妹「違うよ。そうじゃなくて、純粋に部活に行きたくないんだ」
男「まあ、どうせ試合に出れないだろうし、チームに何も影響はないだろうが、顔は出しておいた方がいいと思うぞ」
妹「1年でレギュラー張ってるんですけど」
男「なら、なおさら行けよ。レギュラーがサボっていいのかよ」
妹「そうなんだけどさあ、なんか副部長が変なんだよね。あたしにやけに優しいというか……」
男「1年でレギュラーのお前に気を遣ってくれてんだろ。いい先輩じゃねえか」
妹「だからってさ、事あるごとに抱きついてきて、キスしようとする? なんか気持ち悪いんだよね……」
男「それ、お前が後輩によくやってることじゃん」
妹「そうなんだけどさあ、なんか副部長が変なんだよね。あたしにやけに優しいというか……」
男「1年でレギュラーのお前に気を遣ってくれてんだろ。いい先輩じゃねえか」
妹「だからってさ、事あるごとに抱きついてきて、キスしようとする? なんか気持ち悪いんだよね……」
男「それ、お前が後輩によくやってることじゃん」
妹「お兄ちゃんから副部長に言ってくれない? 妹に変なことしないでくれ、って」
男「なんで俺が……。そもそも、バスケ部の副部長なんて知らねえし」
妹「いや、副部長とは中学から一緒でしょ? 話したことあるはずだよ。副部長にお兄ちゃんのこと訊かれたことあるし」
男「どんなやつ?」
妹「長身で……」
男「悪いな。身長の高い女なんて興味がないから、覚えてないわ」
妹「どんだけ身長にコンプレックス感じてんのよ……」
男「なんで俺が……。そもそも、バスケ部の副部長なんて知らねえし」
妹「いや、副部長とは中学から一緒でしょ? 話したことあるはずだよ。副部長にお兄ちゃんのこと訊かれたことあるし」
男「どんなやつ?」
妹「長身で……」
男「悪いな。身長の高い女なんて興味がないから、覚えてないわ」
妹「どんだけ身長にコンプレックス感じてんのよ……」
妹「まあ、もう少し我慢してみるよ」
男「そうそう。どうせ、そいつはもうじき引退なんだし、それまで辛抱しとけ。せっかく、一年でレギュラー入りしたんだ。頑張れよ」
妹「うん。ありがと。じゃあ、行ってくる」
男「なにかあったら、顧問に相談してみろ」
妹「うーん。今日、ナニかあるのは、お兄ちゃんの方じゃないかな。あ、うまくいかなかったら、あたしが相談に乗ってあげるからね!」
男「余計なお世話だ!」
男「そうそう。どうせ、そいつはもうじき引退なんだし、それまで辛抱しとけ。せっかく、一年でレギュラー入りしたんだ。頑張れよ」
妹「うん。ありがと。じゃあ、行ってくる」
男「なにかあったら、顧問に相談してみろ」
妹「うーん。今日、ナニかあるのは、お兄ちゃんの方じゃないかな。あ、うまくいかなかったら、あたしが相談に乗ってあげるからね!」
男「余計なお世話だ!」
後輩宅前
男「ど、どうしたの!?」
後輩「これからデートです。先輩もそのつもりで来たのではないのですか?」
男「そういうことではなくて! その服装のこと言ってるの!」
後輩「……似合っていませんか?」
男「似合ってるよ! そりゃあもう、その服は後輩の為にデザインされたんじゃないかって思うくらい似合っているけど!」
後輩「大袈裟ですね。でも、そんな風に褒めてもらえると嬉しいです。ありがとうございます」ニコッ
男「あ、うん……」カァァァ
後輩「では、行きましょう。バスに乗り遅れてしまいますよ」
男「……って、笑顔に騙されないから! なんで中学の制服を着てるのか説明してよ!」
男「ど、どうしたの!?」
後輩「これからデートです。先輩もそのつもりで来たのではないのですか?」
男「そういうことではなくて! その服装のこと言ってるの!」
後輩「……似合っていませんか?」
男「似合ってるよ! そりゃあもう、その服は後輩の為にデザインされたんじゃないかって思うくらい似合っているけど!」
後輩「大袈裟ですね。でも、そんな風に褒めてもらえると嬉しいです。ありがとうございます」ニコッ
男「あ、うん……」カァァァ
後輩「では、行きましょう。バスに乗り遅れてしまいますよ」
男「……って、笑顔に騙されないから! なんで中学の制服を着てるのか説明してよ!」
後輩「似合っているのであれば、問題ないでしょう?」
男「大有りだから! 問題しかないから!」
後輩「では、問題点を具体的に挙げてください」
男「周りに中学生とデートしてる変態とか思われちゃうじゃん! 僕は変態だけど、ロリコンじゃないから!」
後輩「変態であることを大声で公言してしまうような人は、周囲にどう思われようが気にすることありませんよ」
男「大有りだから! 問題しかないから!」
後輩「では、問題点を具体的に挙げてください」
男「周りに中学生とデートしてる変態とか思われちゃうじゃん! 僕は変態だけど、ロリコンじゃないから!」
後輩「変態であることを大声で公言してしまうような人は、周囲にどう思われようが気にすることありませんよ」
後輩「先輩がなにを言おうと、私はこの格好でデートに臨みます」
男「わかった。でも、せめて、理由を教えて?」
後輩「私がそうしたいからです」
男「そう思った理由を訊いてるんだけど」
後輩「……」
男「はぐらかさないで、ちゃんと教えて」
後輩「……中学生の頃に……先輩と……ので……してみたいんです」
男「聞こえない」
後輩「中学生の頃に先輩と制服デートすることに憧れていたのに、することができなかったので、今日してみたいんです!」
男「えっ」
後輩「先輩のばかぁ……」グスッ
男「わかった。でも、せめて、理由を教えて?」
後輩「私がそうしたいからです」
男「そう思った理由を訊いてるんだけど」
後輩「……」
男「はぐらかさないで、ちゃんと教えて」
後輩「……中学生の頃に……先輩と……ので……してみたいんです」
男「聞こえない」
後輩「中学生の頃に先輩と制服デートすることに憧れていたのに、することができなかったので、今日してみたいんです!」
男「えっ」
後輩「先輩のばかぁ……」グスッ
男「……」
後輩「もうやだぁ……」
男「ごめんな」
後輩「……先輩なんて知らないもん」
男「頭撫でてやるから」
後輩「やだ。ぎゅーしてくれないと許さない」
男「はいよ」ギュウ
後輩「なでなでは?」
男「わかったよ。甘えん坊さん」ナデナデ
後輩「もうやだぁ……」
男「ごめんな」
後輩「……先輩なんて知らないもん」
男「頭撫でてやるから」
後輩「やだ。ぎゅーしてくれないと許さない」
男「はいよ」ギュウ
後輩「なでなでは?」
男「わかったよ。甘えん坊さん」ナデナデ
男「……なんか懐かしいな」
後輩「なにが……?」
男「出会ったばかりの頃は、よくこうやって後輩が甘えてきたよな。さすがに抱きしめたことはなかったけど」
後輩「……」
男「今みたいになったのは確か―――」
後輩「刑務所に送られたくなければ、今すぐ離しなさい」
後輩「なにが……?」
男「出会ったばかりの頃は、よくこうやって後輩が甘えてきたよな。さすがに抱きしめたことはなかったけど」
後輩「……」
男「今みたいになったのは確か―――」
後輩「刑務所に送られたくなければ、今すぐ離しなさい」
後輩「……」
男「こ、後輩……」
後輩「先輩がなにを言おうと、私はこの格好で臨みます」
男「えっ?」
後輩「先輩がなにを言おうと、私はこの格好で臨みます」
男「……わかった。じゃあ、行こう」
後輩「バスの時間に間に合うといいのですが……」
男「時間が巻き戻ったわけじゃないからね。どうだろうね」
男「こ、後輩……」
後輩「先輩がなにを言おうと、私はこの格好で臨みます」
男「えっ?」
後輩「先輩がなにを言おうと、私はこの格好で臨みます」
男「……わかった。じゃあ、行こう」
後輩「バスの時間に間に合うといいのですが……」
男「時間が巻き戻ったわけじゃないからね。どうだろうね」
後輩ちゃん男が下手したら逮捕される可能性あるやんww
可愛いからいいけど
可愛いからいいけど
>>384
姉さんひでえww
姉さんひでえww
>>386
妹を出し抜けばええんやで(悪魔の囁き)
妹を出し抜けばええんやで(悪魔の囁き)
>>388
兄妹丼じゃなくて?
兄妹丼じゃなくて?
>>388
回れ右しなさい
回れ右しなさい
>>391
そろそろ苦いのでも飲む?
そろそろ苦いのでも飲む?
>>391に対しての作者の返しにワロタww
>>394
今しばらくお待ちくださいませ。
今しばらくお待ちくださいませ。
駅前
男「……本当にここでいいの?」
後輩「くどいですよ。私はここに行きたいのです」
男「後輩がいいなら、いいんだけどさ……」
後輩「さあ、参りましょう!」
男(……初デートで漫画喫茶に行くのは、何か間違っている気がする)
男「……本当にここでいいの?」
後輩「くどいですよ。私はここに行きたいのです」
男「後輩がいいなら、いいんだけどさ……」
後輩「さあ、参りましょう!」
男(……初デートで漫画喫茶に行くのは、何か間違っている気がする)
漫画喫茶
男「ごめん。待たせちゃったね」
後輩「大丈夫ですよ」
男「マットタイプの部屋しか空いてなかったけど平気?」
後輩「そのつもりでしたから問題ありません」
男「そ、そうなんだ。じゃあ、ブランケット持ってくるね」
後輩「ブランケット?」
男「いや、ほら……スカートが……」
後輩「だからなんですか? 先輩が見なければいいだけですよね?」
男「そうだけども……」
後輩「まあ、先輩の座る位置から、私の下着が見えることはないと思いますけど」
男「ごめん。待たせちゃったね」
後輩「大丈夫ですよ」
男「マットタイプの部屋しか空いてなかったけど平気?」
後輩「そのつもりでしたから問題ありません」
男「そ、そうなんだ。じゃあ、ブランケット持ってくるね」
後輩「ブランケット?」
男「いや、ほら……スカートが……」
後輩「だからなんですか? 先輩が見なければいいだけですよね?」
男「そうだけども……」
後輩「まあ、先輩の座る位置から、私の下着が見えることはないと思いますけど」
後輩「ふむ。なかなかの品揃えですね」
男「まあ、漫画喫茶だからね」
後輩「先輩はなにから読みますか?」
男「僕はそうだなあ……これにしようかな」
後輩「……却下です」
男「なんでよ!?」
後輩「こんなライトノベル原作の青春ラブコメ漫画など、読む価値はありません」
男「まあ、漫画喫茶だからね」
後輩「先輩はなにから読みますか?」
男「僕はそうだなあ……これにしようかな」
後輩「……却下です」
男「なんでよ!?」
後輩「こんなライトノベル原作の青春ラブコメ漫画など、読む価値はありません」
男「なんでそんなこと言うのさ! 後輩だって、読めばきっとハマるって!」
後輩「読みません! 水泳部を覗く為に陸上部に入部するような変態が主人公の作品なんて、ろくでもないに決まってます!」
男「……うん?」
後輩「そんな変態に想いを寄せる女の子が何人もいるなんて、リアリティがなさすぎます」
男「……あのさ、後輩って、この作品を読んだことあるの?」
後輩「な、なにを言って……」
男「だって、ライトノベルが原作って知ってるし、主人公が陸上部に所属していた理由を把握してるからさ」
後輩「それは……」
男「……」
後輩「……い、一般常識なのです!」
男「いくらなんでも無理があるよ」
後輩「読みません! 水泳部を覗く為に陸上部に入部するような変態が主人公の作品なんて、ろくでもないに決まってます!」
男「……うん?」
後輩「そんな変態に想いを寄せる女の子が何人もいるなんて、リアリティがなさすぎます」
男「……あのさ、後輩って、この作品を読んだことあるの?」
後輩「な、なにを言って……」
男「だって、ライトノベルが原作って知ってるし、主人公が陸上部に所属していた理由を把握してるからさ」
後輩「それは……」
男「……」
後輩「……い、一般常識なのです!」
男「いくらなんでも無理があるよ」
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