私的良スレ書庫
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元スレ男「ずっと前から好きでした!」 後輩「……誰?」
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男「そうだ。連絡先交換しようよ」
後輩「調子に乗らないでください。先輩の電話番号を登録するなんて、絶対に嫌です」
男「でもさ、今回みたいに待ち合わせに遅れたりするときとか必要だと思うんだ」
後輩「人との約束を踏みにじる前提で提案してくる、その根性」
男「……」
後輩「まず、遅刻しない努力をするべきではないですかね」
男「……」
後輩「……黙ってないで、なんとか言ったらどうです」
男「あ、ごめん。頭を撫でられながら罵ってくる後輩さんに興奮しちゃって」
後輩「離してください!」
後輩「調子に乗らないでください。先輩の電話番号を登録するなんて、絶対に嫌です」
男「でもさ、今回みたいに待ち合わせに遅れたりするときとか必要だと思うんだ」
後輩「人との約束を踏みにじる前提で提案してくる、その根性」
男「……」
後輩「まず、遅刻しない努力をするべきではないですかね」
男「……」
後輩「……黙ってないで、なんとか言ったらどうです」
男「あ、ごめん。頭を撫でられながら罵ってくる後輩さんに興奮しちゃって」
後輩「離してください!」
男「ああ、至福の時間だった……」
後輩「良かったですね。冥途の土産ができて」
男「うん。いまなら、俺は世界一幸せな男として三途の川を渡ることができる」
後輩「そうですか。なら、もっと長生きしてもらわないといけませんね。幸せな気分であの世に行くなんて認めませんよ」
男「でも、後輩さんと付き合っている限り、僕は幸せだからなあ……」
後輩「だから、長生きしてもらうんです。私が天寿を全うした後、先輩はひとり絶望した生活を送り、地獄に落ちるのです」
男「そんなの耐えられないって!」
後輩「あら。お仕置きされたいのでしょう?」
男「そんな何十年もかけた大掛かりなお仕置きなんて望んでないよ……」
後輩「良かったですね。冥途の土産ができて」
男「うん。いまなら、俺は世界一幸せな男として三途の川を渡ることができる」
後輩「そうですか。なら、もっと長生きしてもらわないといけませんね。幸せな気分であの世に行くなんて認めませんよ」
男「でも、後輩さんと付き合っている限り、僕は幸せだからなあ……」
後輩「だから、長生きしてもらうんです。私が天寿を全うした後、先輩はひとり絶望した生活を送り、地獄に落ちるのです」
男「そんなの耐えられないって!」
後輩「あら。お仕置きされたいのでしょう?」
男「そんな何十年もかけた大掛かりなお仕置きなんて望んでないよ……」
後輩「そろそろ行きましょうか。私、駅前のショッピングモールに用事があるんです」
男「なにか買い物?」
後輩「はい。マグカップを買いに行こうかと」
男「マグカップ?」
後輩「ええ。私のお気に入りのマグカップが豚に舐められてしまったので」
男「なにか買い物?」
後輩「はい。マグカップを買いに行こうかと」
男「マグカップ?」
後輩「ええ。私のお気に入りのマグカップが豚に舐められてしまったので」
ショッピングモール 雑貨屋
男「ねえ、これって後輩さんのお気に入りのマグカップと同じやつじゃない?」
後輩「いりません。そのマグカップを見るたび、朝の光景がフラッシュバックしそうなので」
男「……ごめん。知らなかったとはいえ、後輩さんが大切にしているものをダメにしてしまって」
後輩「いいですよ。母が私のマグカップに淹れて、先輩に出したんでしょうから」
男「新しく買うマグカップの代金は、僕に支払わせてくれないかな?」
後輩「お断りします。ここで支払うことを許されないほうが、罪悪感が残るでしょう?」
男「ねえ、これって後輩さんのお気に入りのマグカップと同じやつじゃない?」
後輩「いりません。そのマグカップを見るたび、朝の光景がフラッシュバックしそうなので」
男「……ごめん。知らなかったとはいえ、後輩さんが大切にしているものをダメにしてしまって」
後輩「いいですよ。母が私のマグカップに淹れて、先輩に出したんでしょうから」
男「新しく買うマグカップの代金は、僕に支払わせてくれないかな?」
後輩「お断りします。ここで支払うことを許されないほうが、罪悪感が残るでしょう?」
後輩「……先輩?」
男「お会計終わったの?」
後輩「すみません。レジが混んでいて、時間がかかってしまいました」
男「いいよ。大した時間じゃないし」
後輩「先輩はなに見ていたんですか?」
男「腕時計見てたんだ。いま使っているやつの調子がイマイチだからさ」
後輩「そうなんですか。でも、こんな高価なものを買うんですか?」
男「まさか! これはただ見てるだけ。欲しいけど、さすがに手は出せないよ」
男「お会計終わったの?」
後輩「すみません。レジが混んでいて、時間がかかってしまいました」
男「いいよ。大した時間じゃないし」
後輩「先輩はなに見ていたんですか?」
男「腕時計見てたんだ。いま使っているやつの調子がイマイチだからさ」
後輩「そうなんですか。でも、こんな高価なものを買うんですか?」
男「まさか! これはただ見てるだけ。欲しいけど、さすがに手は出せないよ」
男「そうだ。心理テストしてもいい?」
後輩「嫌です」
男「そんな即答で拒否しなくても……」
後輩「私は通俗心理学など信じませんので」
男「お願い! 一回でいいから!」
後輩「……仕方ないですね」
男「ありがとう! じゃあ、質問するね。後輩さんにとって腕時計とはどういう存在?」
後輩「なくてはならないもの、です」
男「!」
後輩「先輩と違って、私は時間に厳しいので、常に身につけていないと不安になってしまうんです。先輩と違って」
男「!!」
後輩「意中の男性に告白された少女漫画のヒロインみたいな顔をしないでくれますか。気持ち悪いです」
後輩「嫌です」
男「そんな即答で拒否しなくても……」
後輩「私は通俗心理学など信じませんので」
男「お願い! 一回でいいから!」
後輩「……仕方ないですね」
男「ありがとう! じゃあ、質問するね。後輩さんにとって腕時計とはどういう存在?」
後輩「なくてはならないもの、です」
男「!」
後輩「先輩と違って、私は時間に厳しいので、常に身につけていないと不安になってしまうんです。先輩と違って」
男「!!」
後輩「意中の男性に告白された少女漫画のヒロインみたいな顔をしないでくれますか。気持ち悪いです」
後輩「それで、テストの結果はどうなんですか?」
男「聞かないほうがいいと思う……」
後輩「自分からしておいて、それはないでしょう」
男「だけど……」
後輩「もういいです。携帯で調べます」
男「やめておいたほうがいいって!」
後輩「どうせ、卑猥なことなんでしょう?」
男「違うよ! そういう内容じゃない!」
後輩「なら、調べてもいいでしょう?」
男「うっ……」
後輩「先輩がなんと言おうが調べますからね」
男「……僕は止めたからね」
・
・
・
後輩「な、なんですかこれは!?」
男「だから言ったのに……」
男「聞かないほうがいいと思う……」
後輩「自分からしておいて、それはないでしょう」
男「だけど……」
後輩「もういいです。携帯で調べます」
男「やめておいたほうがいいって!」
後輩「どうせ、卑猥なことなんでしょう?」
男「違うよ! そういう内容じゃない!」
後輩「なら、調べてもいいでしょう?」
男「うっ……」
後輩「先輩がなんと言おうが調べますからね」
男「……僕は止めたからね」
・
・
・
後輩「な、なんですかこれは!?」
男「だから言ったのに……」
後輩「こんなの嘘です! 事実無根です! 私はこんなこと思ってません!」
男「わかってるって。大丈夫だよ」
後輩「嘘です! 顔がにやついています!」
男「ごめんごめん。もともと、こういう顔なんだよ」
後輩「そうですか。なら、顔のつくりを変えましょうね」バシッ
男「痛い! ごちそうさまです!」
後輩「おかわりならたくさんありますよ」
男「もうお腹一杯です!」
男「わかってるって。大丈夫だよ」
後輩「嘘です! 顔がにやついています!」
男「ごめんごめん。もともと、こういう顔なんだよ」
後輩「そうですか。なら、顔のつくりを変えましょうね」バシッ
男「痛い! ごちそうさまです!」
後輩「おかわりならたくさんありますよ」
男「もうお腹一杯です!」
男「ふぅ……。次はどうしようか? 何時まででも付き合うよ。僕は後輩さんを守る騎士だからね」
後輩「なんで叩かれたのに、すっきりした顔をしているんですかね……。この後はどこにも寄りませんよ」
男「もう帰るの?」
後輩「当初の予定では映画を観るつもりだったのですが、誰かさんが私を校門の前に2時間も放置したおかげで、その時間はないようです」
男「ご、ごめん……」
後輩「なんで叩かれたのに、すっきりした顔をしているんですかね……。この後はどこにも寄りませんよ」
男「もう帰るの?」
後輩「当初の予定では映画を観るつもりだったのですが、誰かさんが私を校門の前に2時間も放置したおかげで、その時間はないようです」
男「ご、ごめん……」
後輩「先生に頼まれた正当な用事ですし、今回は見逃してあげます。また今度行きましょう」
男「ちなみになんの映画を観る予定だったの?」
後輩「言いたくありません」
男「えー。後輩さんがどんな映画が好きなのか後学のためにも知っておきたいし、観る前に予習しておきたいんだけどなあ……」
後輩「……ホラー映画です」
男「へ……?」
後輩「……」
男「……そ、そういうことか!」
後輩「どういうことですかね?」
男「うん! 絶対、観に行こう! なんなら、そのあと俺の家に泊まっていってよ!」
後輩「なにを勘違いしているのか知りませんが、卑猥な妄想をやめないと警察に突きだしますよ」
男「ちなみになんの映画を観る予定だったの?」
後輩「言いたくありません」
男「えー。後輩さんがどんな映画が好きなのか後学のためにも知っておきたいし、観る前に予習しておきたいんだけどなあ……」
後輩「……ホラー映画です」
男「へ……?」
後輩「……」
男「……そ、そういうことか!」
後輩「どういうことですかね?」
男「うん! 絶対、観に行こう! なんなら、そのあと俺の家に泊まっていってよ!」
後輩「なにを勘違いしているのか知りませんが、卑猥な妄想をやめないと警察に突きだしますよ」
男「他に用事ないならさ、あそこのカフェで奢らせてくれないかな?」
後輩「先輩には、マグカップの件以外にも詫びてほしいことがありすぎるので、コーヒー一杯くらいでは割に合いません」
男「僕、そんなに後輩さんに迷惑かけたかな……」
後輩「自覚ないとは、さすが豚。神経が図太いですね」
後輩「先輩には、マグカップの件以外にも詫びてほしいことがありすぎるので、コーヒー一杯くらいでは割に合いません」
男「僕、そんなに後輩さんに迷惑かけたかな……」
後輩「自覚ないとは、さすが豚。神経が図太いですね」
後輩「今日は帰りましょう。20時までには帰宅したいので」
男「まだ1時間くらい余裕あるけど……」
後輩「でも、カフェでコーヒーを飲むには時間が足りません」
男「コーヒー一杯なんて、あっという間に飲み終わるよ。ここから後輩さんの家まで、二人乗りをすれば10分くらいで着くし、コーヒー飲んでから帰ろう?」
後輩「二人乗りなんてしませんよ。道路交通法違反です」
男「でも、朝はしたじゃない」
後輩「ネズミが馬となって牽引した馬車に、私は乗っただけです。法律違反にはなりません」
男「そんな無茶苦茶な……」
後輩「よく言いますよ。『シンデレラ、私が無事にお城まで送り届けます』なんて、三文芝居をしていたくせに」
男「まだ1時間くらい余裕あるけど……」
後輩「でも、カフェでコーヒーを飲むには時間が足りません」
男「コーヒー一杯なんて、あっという間に飲み終わるよ。ここから後輩さんの家まで、二人乗りをすれば10分くらいで着くし、コーヒー飲んでから帰ろう?」
後輩「二人乗りなんてしませんよ。道路交通法違反です」
男「でも、朝はしたじゃない」
後輩「ネズミが馬となって牽引した馬車に、私は乗っただけです。法律違反にはなりません」
男「そんな無茶苦茶な……」
後輩「よく言いますよ。『シンデレラ、私が無事にお城まで送り届けます』なんて、三文芝居をしていたくせに」
本音.いいぞもっとやれ!(建前.イチャイチャしやがって爆せろ!)
帰り道
後輩「寒いですね」
男「そうだね。4月になって暖かくなったけど、さすがに夜になると寒いね」
後輩「男子っていいですよね。脚を晒さないで済むんですから。なんか不平等な気がします」
男「でもさ、男がスカート穿いている姿なんて気持ち悪くない?」
後輩「女子がズボンを穿けばいいじゃないですか」
男「そんなもったいないよ! 他のボンレスハムみたいな脚の女はともかく、後輩さんの美脚を見ることができないなんて、人類にとって重大な損失だよ!」
後輩「いまの発言を学校に告発すれば、私はズボンを穿くことを認めてもらえると思います。退学してもお元気で」
後輩「寒いですね」
男「そうだね。4月になって暖かくなったけど、さすがに夜になると寒いね」
後輩「男子っていいですよね。脚を晒さないで済むんですから。なんか不平等な気がします」
男「でもさ、男がスカート穿いている姿なんて気持ち悪くない?」
後輩「女子がズボンを穿けばいいじゃないですか」
男「そんなもったいないよ! 他のボンレスハムみたいな脚の女はともかく、後輩さんの美脚を見ることができないなんて、人類にとって重大な損失だよ!」
後輩「いまの発言を学校に告発すれば、私はズボンを穿くことを認めてもらえると思います。退学してもお元気で」
男「でも、後輩さんの生脚を、性欲を持てあましている猿どもに見せるのも嫌だな……」
後輩「先輩もその猿の一人にカウントされているんですよね?」
男「いや、僕は豚だからね」
後輩「どうしたら、自分が豚であると勝ち誇ることができるんですか……」
男「他の男とは違うってことさ」
後輩「まあ、雄豚の性欲は底なしらしいですけどね」
男「えっ」
後輩「先輩は、誰よりも変態ですもんね。確かに他の男性とは違いますね」
後輩「先輩もその猿の一人にカウントされているんですよね?」
男「いや、僕は豚だからね」
後輩「どうしたら、自分が豚であると勝ち誇ることができるんですか……」
男「他の男とは違うってことさ」
後輩「まあ、雄豚の性欲は底なしらしいですけどね」
男「えっ」
後輩「先輩は、誰よりも変態ですもんね。確かに他の男性とは違いますね」
男「はあ……」
後輩「男子高校生なんて、木の股を見て発情するような動物ですし、自分が変態であるからといって、落ちこむことはありませんよ」
男「それで落ちこんでるわけじゃないんだけどね……」
後輩「なら、他の男性たちとの違いが表現できなかったことが原因ですか?」
男「……うん」
後輩「はあ……。回りくどい表現で例えるのが悪いんです。率直に言えばいいでしょう? 自分は彼氏だと」
男「……自信ないんだ」
後輩「えっ……?」
男「背も低いし、顔も特別整っているわけじゃない。後輩さんのように優しくもない」
後輩「……」
男「そんな僕が、後輩さんの彼氏を名乗っていいのかわからないんだ……」
後輩「男子高校生なんて、木の股を見て発情するような動物ですし、自分が変態であるからといって、落ちこむことはありませんよ」
男「それで落ちこんでるわけじゃないんだけどね……」
後輩「なら、他の男性たちとの違いが表現できなかったことが原因ですか?」
男「……うん」
後輩「はあ……。回りくどい表現で例えるのが悪いんです。率直に言えばいいでしょう? 自分は彼氏だと」
男「……自信ないんだ」
後輩「えっ……?」
男「背も低いし、顔も特別整っているわけじゃない。後輩さんのように優しくもない」
後輩「……」
男「そんな僕が、後輩さんの彼氏を名乗っていいのかわからないんだ……」
後輩「正直言って、先輩と交際していることを周囲に自慢しようとは思いません」
男「だよね……」
後輩「しかし、貴方は私の彼氏なのです」
後輩「愚かで低俗な人ではありますが、私が傍に居ることを許した唯一の人間。その時点で他の男性たちとは違います。だから……」
後輩「……もっと自信を持ってください。先輩は特別な地位にいるのですから」
男「だよね……」
後輩「しかし、貴方は私の彼氏なのです」
後輩「愚かで低俗な人ではありますが、私が傍に居ることを許した唯一の人間。その時点で他の男性たちとは違います。だから……」
後輩「……もっと自信を持ってください。先輩は特別な地位にいるのですから」
男「後輩さん……」
後輩「さん付けで呼ぶのもやめてください。私より年上なんですから」
男「いいの……? 呼び捨てで呼ばれるのは嫌なんでしょう?」
後輩「……特別に許可します。これで他人との違いが明確になって、先輩も少しは周囲との違いを実感できるでしょう?」
男「……ありがとう、後輩」
後輩「……先輩に、そう呼ばれると気持ち悪いです。先輩の制服に吐いてもいいですか?」ギュ
男「うん。ウエルカムだよ」ナデナデ
後輩「……本当に変な人」ギュウ
後輩「さん付けで呼ぶのもやめてください。私より年上なんですから」
男「いいの……? 呼び捨てで呼ばれるのは嫌なんでしょう?」
後輩「……特別に許可します。これで他人との違いが明確になって、先輩も少しは周囲との違いを実感できるでしょう?」
男「……ありがとう、後輩」
後輩「……先輩に、そう呼ばれると気持ち悪いです。先輩の制服に吐いてもいいですか?」ギュ
男「うん。ウエルカムだよ」ナデナデ
後輩「……本当に変な人」ギュウ
後輩「……先輩。お聞きしたいことがあります」
男「なにかな?」
後輩「……中学のころから私に想いを寄せていたんですよね?」
男「うん。後輩が陸上部に入部したその日から好きだったよ」
後輩「……っ!」
男「どうしたの?」
後輩「え、えっと……」
男「……」
後輩「先輩のせいでなにを聞きたかったのか忘れてしまったじゃないですか!」
男「んーと、とりあえず、落ち着こう?」ナデナデ
後輩「やめてください! 先輩に撫でられると、余計に心が乱れます!」
男「なにかな?」
後輩「……中学のころから私に想いを寄せていたんですよね?」
男「うん。後輩が陸上部に入部したその日から好きだったよ」
後輩「……っ!」
男「どうしたの?」
後輩「え、えっと……」
男「……」
後輩「先輩のせいでなにを聞きたかったのか忘れてしまったじゃないですか!」
男「んーと、とりあえず、落ち着こう?」ナデナデ
後輩「やめてください! 先輩に撫でられると、余計に心が乱れます!」
男「まあ、思い出したら聞いてよ。先は長いんだしさ」
後輩「それはどうですかね!」
男「でも、後輩さんが天に召されるまで、僕は傍にいてもいいんでしょう?」
後輩「……さっきは嫌だって言ったくせに」
男「僕を残して逝こうとするからだよ。僕を置いていかないでよ」
後輩「ダメです。これはお仕置きなんです。私がいなくなった後は、先輩は孤独な生活を送らねばなりません」
後輩「……それに先輩だって、私を置いていったじゃないですか」
男「えっ?」
後輩「なんでもないです。とにかく、このお仕置きの内容は変えませんからね」
後輩「それはどうですかね!」
男「でも、後輩さんが天に召されるまで、僕は傍にいてもいいんでしょう?」
後輩「……さっきは嫌だって言ったくせに」
男「僕を残して逝こうとするからだよ。僕を置いていかないでよ」
後輩「ダメです。これはお仕置きなんです。私がいなくなった後は、先輩は孤独な生活を送らねばなりません」
後輩「……それに先輩だって、私を置いていったじゃないですか」
男「えっ?」
後輩「なんでもないです。とにかく、このお仕置きの内容は変えませんからね」
男「そろそろ行こうか」
後輩「……私の体調は回復していないのですが」ギュウ
男「少し歩いたほうが、気分もよくなるよ。それに、時間も遅いし」
後輩「もうこんな時間なんですか!?」
男「また、ネズミになろうか?」
後輩「だ、大丈夫です! 今日はこの辺でお別れしましょう!」
男「えっ、でも……」
後輩「そうだ。帰る前にこれを渡しておきます」
男「……マグカップ?」
後輩「先輩が舐めまわしたものと同じものです。これを見て罪悪感に苛まれてください。ちなみに、私は今日購入したものを使いますので、お揃いにはなりませんから」
男「ありがとう。大事にするよ」
後輩「ええ。家宝にしてください」
後輩「……私の体調は回復していないのですが」ギュウ
男「少し歩いたほうが、気分もよくなるよ。それに、時間も遅いし」
後輩「もうこんな時間なんですか!?」
男「また、ネズミになろうか?」
後輩「だ、大丈夫です! 今日はこの辺でお別れしましょう!」
男「えっ、でも……」
後輩「そうだ。帰る前にこれを渡しておきます」
男「……マグカップ?」
後輩「先輩が舐めまわしたものと同じものです。これを見て罪悪感に苛まれてください。ちなみに、私は今日購入したものを使いますので、お揃いにはなりませんから」
男「ありがとう。大事にするよ」
後輩「ええ。家宝にしてください」
後輩「帰りに車に轢かれないように気をつけてくださいね」
男「大丈夫だよ。それじゃあ、また明日ね」
後輩「はい。お疲れ様でした!」タッタッタ
・
・
・
男「後輩―!」
後輩「はい?」
男「愛してるぞー!」
後輩「!」
・
・
・
男「あれ? どうして引き返してきたの?」
後輩「先輩が変なことを言うから、気持ち悪くなってしまったんですよ! 責任とってください!」ギュウ
男「わかったわかった。落ち着くまで、こうしてようね」ナデナデ
男「大丈夫だよ。それじゃあ、また明日ね」
後輩「はい。お疲れ様でした!」タッタッタ
・
・
・
男「後輩―!」
後輩「はい?」
男「愛してるぞー!」
後輩「!」
・
・
・
男「あれ? どうして引き返してきたの?」
後輩「先輩が変なことを言うから、気持ち悪くなってしまったんですよ! 責任とってください!」ギュウ
男「わかったわかった。落ち着くまで、こうしてようね」ナデナデ
みんなが想像する後輩の容姿を教えてくれると助かる。特に設定はしてないから、今後の参考にしたい。
陸上ってことはやっぱボーイッシュな感じ
短髪でピンドメしてるとか
短髪でピンドメしてるとか
黒髪セミロング
身長165
ぺったんこ
変猫のあの娘みたいな感じかなぁ
身長165
ぺったんこ
変猫のあの娘みたいな感じかなぁ
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