私的良スレ書庫
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元スレ男「ずっと前から好きでした!」 後輩「……誰?」
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男「ずるいよ。自分だけ安心するなんて」
後輩「先輩、開けてもいいですか?」
男「……ねえ、僕の話聞いてる?」
後輩「ああ、話していたのですか? ただ、ブヒブヒ鳴いているのかと」
男「はあ……。開けていいよ。たいしたものじゃないけど」
後輩「これは……」
男「後輩の趣味には合わないかもしれないけど……」
後輩「……なるほど、そういうことですか」
男「えっ……?」
後輩「どうでしょう。似合ってますか?」
男「う、うん。とっても似合ってるよ……」
後輩「ありがとうございます。ずっと肌身離さず身につけますね」
男「あのさ、なにが『そういうこと」なの?」
後輩「ブレスレットをプレゼントする意味を御存じですか?」
男「……ごめん、わからない」
後輩「『貴方を独占したい』という意味があるそうですよ」
男「なっ……!」
後輩「ありがとうございます。また、私だけ安心させてもらいました」
後輩「先輩、開けてもいいですか?」
男「……ねえ、僕の話聞いてる?」
後輩「ああ、話していたのですか? ただ、ブヒブヒ鳴いているのかと」
男「はあ……。開けていいよ。たいしたものじゃないけど」
後輩「これは……」
男「後輩の趣味には合わないかもしれないけど……」
後輩「……なるほど、そういうことですか」
男「えっ……?」
後輩「どうでしょう。似合ってますか?」
男「う、うん。とっても似合ってるよ……」
後輩「ありがとうございます。ずっと肌身離さず身につけますね」
男「あのさ、なにが『そういうこと」なの?」
後輩「ブレスレットをプレゼントする意味を御存じですか?」
男「……ごめん、わからない」
後輩「『貴方を独占したい』という意味があるそうですよ」
男「なっ……!」
後輩「ありがとうございます。また、私だけ安心させてもらいました」
後輩「先輩はなんと強欲なのでしょう」
男「悪かったね……」
後輩「まったくです。これ以上、先輩に独占されてしまっては、まともに日常生活が送れません」
男「そんなに!?」
後輩「ええ。既に授業に集中できなくなるなど、支障が出始めているのです。これ以上は本当に危険です。私が私でなくなってしまいます」
後輩「……ですが、こんな素敵なブレスレットを頂いたわけですし、ほんの少しくらい独占させてあげましょう」
後輩「どうぞ、私を思う存分抱きしめてください」
男「悪かったね……」
後輩「まったくです。これ以上、先輩に独占されてしまっては、まともに日常生活が送れません」
男「そんなに!?」
後輩「ええ。既に授業に集中できなくなるなど、支障が出始めているのです。これ以上は本当に危険です。私が私でなくなってしまいます」
後輩「……ですが、こんな素敵なブレスレットを頂いたわけですし、ほんの少しくらい独占させてあげましょう」
後輩「どうぞ、私を思う存分抱きしめてください」
男「だ、ダメだよ!」
後輩「なぜですか? 独占したいのでしょう?」
男「肉体的にじゃなくて、精神的にだよ!?」
後輩「これ以上、私の心に入り込む余地などありませんよ。残されているのは肉体だけです」
男「で、でも……」
後輩「そうやって躊躇していると、他の男性に私の身体を奪われてしまうかもしれませんよ?」
男「後輩がそんなことしないって信じてるもん!」
後輩「馬鹿ですね。確かに、誰も、私の心を侵すことはできないでしょう。ですが、力任せに私を肉体を犯すことは誰にだって可能なのですよ」
男「!」
後輩「他の男性によって滅茶苦茶にされてもいいのですか?」
男「ダメ! 絶対ダメ!」ギュウ
後輩「ええ。そうならないように、私を守ってくださいね」ナデナデ
後輩「なぜですか? 独占したいのでしょう?」
男「肉体的にじゃなくて、精神的にだよ!?」
後輩「これ以上、私の心に入り込む余地などありませんよ。残されているのは肉体だけです」
男「で、でも……」
後輩「そうやって躊躇していると、他の男性に私の身体を奪われてしまうかもしれませんよ?」
男「後輩がそんなことしないって信じてるもん!」
後輩「馬鹿ですね。確かに、誰も、私の心を侵すことはできないでしょう。ですが、力任せに私を肉体を犯すことは誰にだって可能なのですよ」
男「!」
後輩「他の男性によって滅茶苦茶にされてもいいのですか?」
男「ダメ! 絶対ダメ!」ギュウ
後輩「ええ。そうならないように、私を守ってくださいね」ナデナデ
後輩「ここまで言わないと、抱きしめることができないなんて、先輩は本当に根性なしですね」
男「ご主人様を抱きしめるなんて、畏れ多くて」
後輩「そんな軽口を叩いていると、引き剥がしますよ」
男「……後輩のこと、大切にしたいんだ」
後輩「わかってないですね。他の人に滅茶苦茶にされるくらいなら、先輩にされたほうがマシなのですよ」
男「そんなこと言っていいの? 後で後悔しない?」
後輩「私を後悔させないように頑張ってください」
男「ご主人様を抱きしめるなんて、畏れ多くて」
後輩「そんな軽口を叩いていると、引き剥がしますよ」
男「……後輩のこと、大切にしたいんだ」
後輩「わかってないですね。他の人に滅茶苦茶にされるくらいなら、先輩にされたほうがマシなのですよ」
男「そんなこと言っていいの? 後で後悔しない?」
後輩「私を後悔させないように頑張ってください」
後輩「はい。終わりです」
男「えー。もう終わりなの?」
後輩「これだけ抱きしめても、まだ物足りないとは……。本当に先輩は強欲です」
男「うん。もうそれでいいからさ、あと少しだけ抱きしめさせて」
後輩「ダメです。あと一秒でも抱きしめられたら、私の自我が崩壊してしまいます」
男「いいじゃん。たまに崩壊してるんだし」ギュ
後輩「ど、どういう意味ですか!?」バッ
男「えー。もう終わりなの?」
後輩「これだけ抱きしめても、まだ物足りないとは……。本当に先輩は強欲です」
男「うん。もうそれでいいからさ、あと少しだけ抱きしめさせて」
後輩「ダメです。あと一秒でも抱きしめられたら、私の自我が崩壊してしまいます」
男「いいじゃん。たまに崩壊してるんだし」ギュ
後輩「ど、どういう意味ですか!?」バッ
男「まあ、いいか。安心できたし」
後輩「私の質問に答えてください!」
男「後輩はいつも可愛いけど、物凄く可愛くなる瞬間があるよね、って話」
後輩「絶対に違いますよね!?」
男「それよりさ、こんな時間だけど大丈夫? 門限に間に合う?」
後輩「……今日は大丈夫なのです」
男「あ、そうか。今日はいいのか……」
後輩「私の質問に答えてください!」
男「後輩はいつも可愛いけど、物凄く可愛くなる瞬間があるよね、って話」
後輩「絶対に違いますよね!?」
男「それよりさ、こんな時間だけど大丈夫? 門限に間に合う?」
後輩「……今日は大丈夫なのです」
男「あ、そうか。今日はいいのか……」
男「じゃあ、どこかでご飯でも食べる?」
後輩「私はいいですけど、先輩は平気なのですか?」
男「うん。僕には門限ないしね」
後輩「そうですか。では行きましょう」スッ
男「えっ……?」
後輩「抱きしめさせてあげることはできませんが、手を繋ぐくらいならいいでしょう。それとも、手では不服ですか?」
男「ううん。手を繋げるだけでも充分だよ」ギュ
後輩「……先輩」
男「なに?」
後輩「私が必ず幸せにしてあげますからね」
後輩「私はいいですけど、先輩は平気なのですか?」
男「うん。僕には門限ないしね」
後輩「そうですか。では行きましょう」スッ
男「えっ……?」
後輩「抱きしめさせてあげることはできませんが、手を繋ぐくらいならいいでしょう。それとも、手では不服ですか?」
男「ううん。手を繋げるだけでも充分だよ」ギュ
後輩「……先輩」
男「なに?」
後輩「私が必ず幸せにしてあげますからね」
・
・
・
???(……誰だ、あの子と手を繋いで歩いている奴は)
???(俺の宝物を汚しやがって。許さねえ、絶対許さねえぞ)
???(ぶっ殺してやる……!)
・
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???(……誰だ、あの子と手を繋いで歩いている奴は)
???(俺の宝物を汚しやがって。許さねえ、絶対許さねえぞ)
???(ぶっ殺してやる……!)
>>315
余計にヤバイがな
余計にヤバイがな
>>320
ら、来週までにはなんとかしますから……(震え声)
ら、来週までにはなんとかしますから……(震え声)
休み時間 3年生教室
後輩姉「さっきから、熱心になに読んでるの?」
男友「お、お前には関係ないだろ!」
後輩姉「わたしだけ、仲間外れなんて酷いよ……」
男「いや、俺を仲間にいれんなよ。前の席に座ってるってだけだろ」
後輩姉「男くんは関係ないの?」
男「ああ。教室でエロ本読むような奴なんて知らないね」
男友「読んでねえし!」
後輩姉「友くん、溜まってるんだね……」
男友「だから、違うっての!」
後輩姉「さっきから、熱心になに読んでるの?」
男友「お、お前には関係ないだろ!」
後輩姉「わたしだけ、仲間外れなんて酷いよ……」
男「いや、俺を仲間にいれんなよ。前の席に座ってるってだけだろ」
後輩姉「男くんは関係ないの?」
男「ああ。教室でエロ本読むような奴なんて知らないね」
男友「読んでねえし!」
後輩姉「友くん、溜まってるんだね……」
男友「だから、違うっての!」
男友「お前らって奴は……!」
男「友は変態だからね。勘違いしても仕方ないね」
後輩姉「だね! ド変態だもんね!」
男友「はあ……。俺はただ、これを読んでるだけだよ」
後輩姉「……バイト情報誌?」
男「なにお前、バイトすんの?」
男友「悪いかよ!?」
男「悪くはないけど、お前のコミュ力じゃ、バイト先の女の子と親密になるなんて無理だと思うぞ」
男友「べ、別にそんなこと考えてねえし!」
男「友は変態だからね。勘違いしても仕方ないね」
後輩姉「だね! ド変態だもんね!」
男友「はあ……。俺はただ、これを読んでるだけだよ」
後輩姉「……バイト情報誌?」
男「なにお前、バイトすんの?」
男友「悪いかよ!?」
男「悪くはないけど、お前のコミュ力じゃ、バイト先の女の子と親密になるなんて無理だと思うぞ」
男友「べ、別にそんなこと考えてねえし!」
後輩姉「どんなバイトがいいとか希望はあるの?」
男友「コンビニがいいかな」
男「やめとけ。お前、客が女だったら、まともに接客できないだろ」
男友「で、できるし!」
男「じゃあ、姉を客だと思って接客してみろよ」
男友「いらっしゃいませ。温めますか?」
後輩姉「普通にできるじゃん」
男友「だろ? 男は俺を馬鹿にしすぎ」
男「ちゃんと、目を合わせて話せ」
男友「……いらしゃいましゅ。あたためらすか……?」
男「はい。不合格」
男友「コンビニがいいかな」
男「やめとけ。お前、客が女だったら、まともに接客できないだろ」
男友「で、できるし!」
男「じゃあ、姉を客だと思って接客してみろよ」
男友「いらっしゃいませ。温めますか?」
後輩姉「普通にできるじゃん」
男友「だろ? 男は俺を馬鹿にしすぎ」
男「ちゃんと、目を合わせて話せ」
男友「……いらしゃいましゅ。あたためらすか……?」
男「はい。不合格」
放課後 帰り道
後輩「友先輩がバイトですか」
男「実際にやるのかわかんないけどね。まだ、バイト先も決まってないし」
後輩「少なくとも、コンビニで働くのは避けたほうがいいでしょう」
男「だよね。あいつには忠告したんだよ。お前には接客業は向いてない、って」
後輩「その通りです。友先輩に接客された人は非常に不快な思いをされるでしょうから。もし、私が客で、友先輩にお釣りを手渡しされたら、触れられたところを除菌しますよ。それどころか、友先輩
が触った可能性があるその店の商品なんて、購入しようとも思いませんね」
男「あれ、僕が考えていた理由と全然違う……」
後輩「友先輩がバイトですか」
男「実際にやるのかわかんないけどね。まだ、バイト先も決まってないし」
後輩「少なくとも、コンビニで働くのは避けたほうがいいでしょう」
男「だよね。あいつには忠告したんだよ。お前には接客業は向いてない、って」
後輩「その通りです。友先輩に接客された人は非常に不快な思いをされるでしょうから。もし、私が客で、友先輩にお釣りを手渡しされたら、触れられたところを除菌しますよ。それどころか、友先輩
が触った可能性があるその店の商品なんて、購入しようとも思いませんね」
男「あれ、僕が考えていた理由と全然違う……」
男「それにしても、なんで友は、突然バイトする気になったんだろう? 今まで、バイトには興味なさそうだったのに」
後輩「3年生のこの時期にバイトを始めるわけですから、よほどの事情があるのでしょう」
男「親がリストラになったとか?」
後輩「それも考えられる要因ではありますね。ただ、親御さんが無職になったというのであれば、もっとお金を稼げるバイトを選ぶのではないでしょうか?」
男「あー。それもそうか」
後輩「私の推理では、女性関係かと」
男「あいつなら美人局に騙されてもおかしくないか……」
後輩「そうではなく、好きな人ができた、あるいは物好きな女性とお付き合いを始めたのでは?」
男「と、友に限ってそんなことあるわけないよ!」
後輩「美人局に騙されている確率のほうが低いと思いますよ」
後輩「3年生のこの時期にバイトを始めるわけですから、よほどの事情があるのでしょう」
男「親がリストラになったとか?」
後輩「それも考えられる要因ではありますね。ただ、親御さんが無職になったというのであれば、もっとお金を稼げるバイトを選ぶのではないでしょうか?」
男「あー。それもそうか」
後輩「私の推理では、女性関係かと」
男「あいつなら美人局に騙されてもおかしくないか……」
後輩「そうではなく、好きな人ができた、あるいは物好きな女性とお付き合いを始めたのでは?」
男「と、友に限ってそんなことあるわけないよ!」
後輩「美人局に騙されている確率のほうが低いと思いますよ」
後輩「おそらく友先輩は、想いを寄せている女性にプレゼントを贈るために、お金を稼ごうとしているのですよ」
男「そうかなあ……?」
後輩「ええ。間違いありませんよ」
男「どうしてそう思うの?」
後輩「私も同じ理由でバイトをしていたからです。ただ、私の場合は、友先輩と違って、相手から一方的に想いを寄せられているわけですが」
男「へっ……?」
後輩「本当は別れ間際に渡すつもりだったのですが、まあいいでしょう」」
後輩「どうぞ、受け取ってください。たいしたものではありませんけど」
男「そうかなあ……?」
後輩「ええ。間違いありませんよ」
男「どうしてそう思うの?」
後輩「私も同じ理由でバイトをしていたからです。ただ、私の場合は、友先輩と違って、相手から一方的に想いを寄せられているわけですが」
男「へっ……?」
後輩「本当は別れ間際に渡すつもりだったのですが、まあいいでしょう」」
後輩「どうぞ、受け取ってください。たいしたものではありませんけど」
男「これは……?」
後輩「プレゼントですよ。綺麗にラッピングされた箱を見ても、これがなんなのか悟ることができないほどの馬鹿なのですか?」
男「いや、それくらいはわかるけど……今日って、何かの記念日だっけ?」
後輩「交際記念日でも、誕生日でもありません」
男「……ごめん。どうして、プレゼントを貰えるのかわからないや」
後輩「なぜですか? 特別な日にプレゼントを贈るのは当然のことでしょう」
男「でも、記念日じゃないって……」
後輩「ええ。ですが、今日が特別な日であることに違いないでしょう? 私が隣にいるのですから」
男「……それもそうだね」
後輩「プレゼントですよ。綺麗にラッピングされた箱を見ても、これがなんなのか悟ることができないほどの馬鹿なのですか?」
男「いや、それくらいはわかるけど……今日って、何かの記念日だっけ?」
後輩「交際記念日でも、誕生日でもありません」
男「……ごめん。どうして、プレゼントを貰えるのかわからないや」
後輩「なぜですか? 特別な日にプレゼントを贈るのは当然のことでしょう」
男「でも、記念日じゃないって……」
後輩「ええ。ですが、今日が特別な日であることに違いないでしょう? 私が隣にいるのですから」
男「……それもそうだね」
後輩「納得していただけましたか?」
男「……うん。後輩の言う通りだよ。ありがたく、頂戴いたします」
後輩「なんですか、急に畏まって」
男「ちゃんとしたほうがいいかなって。……じゃあ、早速、開けさせてもらうね」
男「こ、この時計は……!」
後輩「以前、先輩が見ていたものですよ」
男「……うん。後輩の言う通りだよ。ありがたく、頂戴いたします」
後輩「なんですか、急に畏まって」
男「ちゃんとしたほうがいいかなって。……じゃあ、早速、開けさせてもらうね」
男「こ、この時計は……!」
後輩「以前、先輩が見ていたものですよ」
男「こ、こんな高価な物をどうやって買ったのさ!?」
後輩「バイトしたのです。この二か月間、土日を全て捧げました」
男「なんで、そこまで……」
後輩「先輩には非常に価値のあるものをもらっていますから、そのお礼です」
男「僕がいうのもなんだけど、そのブレスレットは安物だよ!?」
後輩「そういうことではありません」
後輩「バイトしたのです。この二か月間、土日を全て捧げました」
男「なんで、そこまで……」
後輩「先輩には非常に価値のあるものをもらっていますから、そのお礼です」
男「僕がいうのもなんだけど、そのブレスレットは安物だよ!?」
後輩「そういうことではありません」
後輩「いいから、受け取ってください。私の二か月間を無駄にしたいのですか?」
男「……ありがとう」
後輩「面倒な人ですね。素直に受け取ればいいのに」
男「どうかな……?」
後輩「とてもいいと思いますよ。その時計が」
男「……この時計が似合う男になります」
後輩「ええ。精進してください」
男「……ありがとう」
後輩「面倒な人ですね。素直に受け取ればいいのに」
男「どうかな……?」
後輩「とてもいいと思いますよ。その時計が」
男「……この時計が似合う男になります」
後輩「ええ。精進してください」
後輩「さて、先輩。時計を贈る意味をご存知ですか?」
男「……それもわからない」
後輩「まったく。本当に先輩は無知ですね。いいですか。時計を贈るというのは……」
後輩「『貴方の時間を束縛したい』という意味があるそうですよ」
男「なっ……」カァァ
後輩「まあ、私の場合は、『束縛したい』という願望ではなく、『束縛します』と宣告しているわけですけど」
男「……それもわからない」
後輩「まったく。本当に先輩は無知ですね。いいですか。時計を贈るというのは……」
後輩「『貴方の時間を束縛したい』という意味があるそうですよ」
男「なっ……」カァァ
後輩「まあ、私の場合は、『束縛したい』という願望ではなく、『束縛します』と宣告しているわけですけど」
後輩「そういうことですので、今週の土曜日からは、休日も私と共に過ごしていただきます」
男「いいんですか!?」
後輩「ええ。今まではバイトの為に会うことを控えていただけですから」
男「つ、遂にこの時がきたのか……! 任せて! 僕が完璧にエスコートするよ!」
後輩「結構です。先輩にエスコートされる筋合いはありません」
男「そんなこと言わないでさ、今回は僕に任せてよ!」
後輩「……わかりました。先輩にお任せします」
男「ありがと! さあ、これから忙しくなるぞー!」
後輩「あの……」
男「どうしたの? どこか行きたいところでもある?」
後輩「いえ、私はどこでも構いません。……そうではなく、たかが休日に会うだけなのですから、もう少し力を抜いてはどうかと。先輩は変に空回りするので」
男「大丈夫だって! 最高のデートにするからさ!」
後輩「……本当に大丈夫なのでしょうか」
男「いいんですか!?」
後輩「ええ。今まではバイトの為に会うことを控えていただけですから」
男「つ、遂にこの時がきたのか……! 任せて! 僕が完璧にエスコートするよ!」
後輩「結構です。先輩にエスコートされる筋合いはありません」
男「そんなこと言わないでさ、今回は僕に任せてよ!」
後輩「……わかりました。先輩にお任せします」
男「ありがと! さあ、これから忙しくなるぞー!」
後輩「あの……」
男「どうしたの? どこか行きたいところでもある?」
後輩「いえ、私はどこでも構いません。……そうではなく、たかが休日に会うだけなのですから、もう少し力を抜いてはどうかと。先輩は変に空回りするので」
男「大丈夫だって! 最高のデートにするからさ!」
後輩「……本当に大丈夫なのでしょうか」
>>347
Sageろks
Sageろks
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